JPH05239400A - 車両下部コーティング組成物 - Google Patents

車両下部コーティング組成物

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JPH05239400A
JPH05239400A JP32823592A JP32823592A JPH05239400A JP H05239400 A JPH05239400 A JP H05239400A JP 32823592 A JP32823592 A JP 32823592A JP 32823592 A JP32823592 A JP 32823592A JP H05239400 A JPH05239400 A JP H05239400A
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JP32823592A
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Keyzer Noel Raymond Maurice De
ノエル・レモン・モリス・ドウ・ケゼル
Freddy Maria Armand Vervoort
フレデイ・マリア・アルマンド・ベルボールト
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D153/00Coating compositions based on block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D153/02Vinyl aromatic monomers and conjugated dienes

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モノアルケニル芳香族化合物のブロックと任
意に水添されていてもよいポリ共役ジエンのブロックを
含むブロック共重合体と、ポリ(モノアルケニル芳香
族)ブロック変性用樹脂と、任意のポリ(共役ジエン)
ブロック変性用樹脂、可塑剤、充填剤、安定化剤、及び
/又は防火剤を含む、車両下部コーティング組成物。 【効果】 チッピング、熱、腐食に対し非常に良好な耐
性を示し、毒性化合物、その他の危険性のある化合物を
形成することなく十分に再利用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両下部(underbody ca
r )コーティング組成物、特に熱溶融性車両下部コーテ
ィング組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニル(PVC)プラスチゾル
を主成分とする熱溶融性車両下部コーティング組成物は
この10年間、自動車下部構造用のチッピング耐性があ
り、錆び止め効果のあるコーティング及びシーラントと
して広く使用されている。
【0003】しかし、例えば米国特許第4,966,9
36号よりわかるように、このような自動車車両下部コ
ーティングが魅力的な特性を持つにもかかわらず、環境
的圧力の増加により要請されている、できる限り多くの
自動車部品を再利用することが、自動車部品の再利用時
に前記組成物を燃焼すると、前記組成物に含まれるPV
Cや他の成分が、塩酸や他の毒性のある及び/又は環境
に負荷をかける(environmental cha
rging)化合物(例えばダイオキシン)を形成する
ため、不可能である。
【0004】更に、現在、ポリプロピレン(PP)など
のような他の熱可塑性素材もいくつか既に自動車に使用
されているが、このような重合体はPVCのゲル化(g
elification)又は塗装に必要な高温に耐え
られないという難点を持っている。
【0005】従って、例えばPPを主成分とする素材
は、PVCゲル化以後自動車製造ラインの任意の工程に
取り入れなければならなかった。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は下記の
要件: −現在高水準のチッピング耐性; −現在高水準の腐食耐性; −現在使用されているPVC−バライト組成物に比べて
改良された防音効果; −毒性又は他の危険性のある化合物を生成する危険性な
く十分に再利用可能; −低温、すなわち160℃以下で使用可能; −有機溶剤を除いた融成物として使用可能(環境に負荷
をかけるため有機溶剤の使用を避けることが要求されて
いる); −自動車1台あたりのコストが現在使用されているPV
C−プラスチゾル下塗り組成物より低いコスト; −適用後の下塗り層の十分な耐熱性; −車体継ぎ目におけるシーラント性; を同時に満たす車両下部コーティング組成物を提供する
ことである。
【0007】車両下部コーティング組成物は通常使用さ
れるプライマーコーティングによく付着しなければなら
ない。これらのプライマーコーティングは金属下地に、
電気泳動又は亜鉛メッキのような電着法によって付着さ
れる。車両下部コーティングのプライマーコーティング
への付着を最適にするため、該プライマーコーティング
はエポキシ樹脂を主成分とするのが好ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】広範な研究と実験の結
果、驚いたことに、前記の要件を満たす組成物を発見し
た。
【0009】本発明は、少なくとも (a)主にモノアルケニル芳香族化合物から誘導される
見掛け分子量5,000〜125,000、好ましくは
6,000〜60,000のブロック(A)1以上と、
主に共役ジエンから誘導される任意に水添されていても
よい、見掛け分子量10,000〜300,000、好
ましくは20,000〜150,000で、共役ジエン
分子に対して5〜50モル%のビニル基を含むブロック
(B)1以上とを含む線状又は星型ブロック共重合体で
あって、結合したモノアルケニル芳香族を30〜70重
量%、好ましくは35〜60重量%含み、見掛け分子量
が25,000〜350,000、好ましくは35,0
00〜300,000であるブロック共重合体100重
量部; (b)主にポリ(モノアルケニル芳香族)ブロック変性
用樹脂100〜200重量部; (c)主にポリ(共役ジエン)ブロック変性用樹脂0〜
100重量部; (d)可塑剤0〜50重量部; (e)充填剤0〜200重量部; (f)安定化剤及び/又は防火剤0〜5重量部; を含む車両下部コーティング組成物に関する。
【0010】本明細書で使用する“主にアルケニル芳香
族”及び“主に共役ジエン”という言葉は、出発物質の
モノアルケニル芳香族単量体1以上が、任意に少量(2
0重量%未満)の共役ジエン共単量体を混合していても
良く、好ましくは該単量体1以上がポリ(共役ジエン)
ブロックに組み入れられていること、及び、出発物質の
共役ジエン単量体1以上が、任意に少量(20重量%未
満)のモノアルケニル芳香族共単量体を混合していても
良く、好ましくは該単量体1以上がポリ(モノアルケニ
ル芳香族)ブロックに組み入れられていることを意味す
る。
【0011】本明細書で使用する“見掛け分子量”とい
う言葉は、ポリスチレン標準を使用してゲル浸透クロマ
トグラフィの検量線より求めた分子量を意味する。
【0012】ポリ(アルケニル芳香族)ブロックはスチ
レン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
メチルスチレン又はそれらの混合物から誘導され、その
うちスチレンが好適な単量体である。
【0013】ポリ(共役ジエン)ブロックは1,3−ブ
タジエン、2−エチル−1,3−ブタジエン(イソプレ
ン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン又はそれらの混
合物から誘導され、そのうち1,3−ブタジエン、イソ
プレン又はそれらの混合物が好適な単量体である。
【0014】成分(a)として好適に使用されるブロッ
ク共重合体は、単一の実質的に純粋なモノアルケニル芳
香族モノマーから誘導されるブロックと、単一の実質的
に純粋な共役ジエンから誘導されるブロックを含む。
【0015】成分(a)として使用される線状トリブロ
ック共重合体は、シーケンシャル重合、又は出発リビン
グジブロック共重合体のカップリングにより得られるこ
とがわかるであろう。
【0016】更に好ましくは、KRATON D112
2のようなAB腕を少なくとも3本持つ水添もしくは非
水添星型ブロック共重合体、又は、CARIFLEX
TR−KX 139のような非水添線状トリブロック共
重合体が使用される。該ブロック共重合体はKRATO
N G 1701のような選択的に水添されたジブロッ
ク共重合体及び/又は少量、即ち総ブロック共重合体の
10重量%以下の、水添ポリ(共役ジエン)ブロックが
マレイン酸又はビニルトリエトキシシランなどでグラフ
トされている水添変性ブロック共重合体(例 KRAT
ON FK−1901X)と混合されていてもよい(K
RATON及びCARIFLEXは商標である)。
【0017】成分(a)として使用されるブロック共重
合体は、米国特許第3,265,765号、第3,23
1,635号、第4,033,888号、第4,07
7,893号、第3,030,346号、第3,25
1,905号、第3,281,383号、第3,63
9,521号に開示されているような当業界で周知の方
法で製造できる。
【0018】成分(a)として使用される完全ブロック
共重合体の各構成ブロックの特定分子量は、該完全ブロ
ック共重合体の特定の構造によって決まる。
【0019】更に、ブロック共重合体に含まれるブロッ
ク(B)は、線状ブロック共重合体及び好適にはトリブ
ロック共重合体A−B−Aの場合には、中間リビングジ
ブロック共重合体AB−Me(Meはアルカリ金属及び
好適にはリチウム)を多機能カップリング剤とカップリ
ングさせて得た星型ブロック共重合体の場合より、比較
的高い分子量を示さなければならないことがわかった。
【0020】本組成物の成分(b)として使用されるポ
リ(モノアルケニル芳香族)ブロック変性用樹脂の例に
は、クマロン−インデン樹脂、ポリフェニレンエーテル
及び特にポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニルエ
ーテル)、ポリスチレン樹脂、ビニルトルエン−α−メ
チルスチレン共重合体樹脂、又はポリインデン樹脂、α
−メチルスチレン共重合体、ポリ(メチルインデン)樹
脂が包含される。市販のこのような樹脂の例には、He
rcures HM−100、Endex 160、K
ristalex 120、Kristalex 51
40、Nevchem NL 140、Piccote
x 120がある(Hercures、Endex、K
ristalex、Nevchem、Piccotex
は商標である)。
【0021】ブロック共重合体100重量部につき12
0〜180重量部使用するのが好ましい。好適な変性用
樹脂は、置換されていてもよいポリスチレン樹脂及び/
又はポリフェニレンエーテルである。更に好適には、置
換されたポリスチレン及び/又はポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)が使用される。
【0022】本発明で有用な線状又は放射状テレブロッ
ク共重合体のポリ(共役ジエン)ブロックと相溶性の変
性用樹脂には、通常固形の変性及び非変性ロジン及び多
価アルコールのロジンエステル、通常固形の重合ロジン
のエステル、ポリテルペン樹脂、脂肪族及び/又は脂環
式オレフィンや高融点ポリオレフィン又はそれらの混合
物から誘導される樹脂状ポリオレフィン、特にC5 及び
9 ポリオレフィン樹脂の混合物が包含される。これら
の重合体はどれも芳香族でない。
【0023】これらのポリ(共役ジエン)ブロック相溶
性樹脂の特別な例は、ポリテルペン樹脂(例 Picc
olyte A140)(Piccolyteは商標で
ある)、水添ロジンエステル(例 Stabilite
ester 10,Foral 105)(Stab
ilite及びForalは商標である)、任意に変性
された炭化水素樹脂(例 Piccotac 95,W
ing Tack 95,Regalite S14
0,Escorez 5480)(Piccotac,
Wing Tack,Regalite,Escore
zは商標である)である。
【0024】使用する場合、これらのポリ(共役ジエ
ン)ブロック相溶性樹脂はブロック共重合体100重量
部につき30〜80重量部の範囲の量で使用する。
【0025】ゴム、接着剤、シーラント業界で可塑剤と
して周知の材料を、本組成物において可塑剤として使用
できる。特に、使用できる可塑剤には、ポリブテンやポ
リイソブテンのような低分子量ポリオレフィン、ナフテ
ン油、パラフィン油などの油、又はそれらの混合物があ
る。
【0026】好ましくは、例えばNapvis、Hyv
isのような(Napvis、Hyvisは商標であ
る)分子量500〜6000のポリオレフィンが使用さ
れる。
【0027】成分(e)としては、当業界で周知の無機
及び有機の充填剤が使用できる。このような充填剤の例
には、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、粘土、滑
石、ベントナイト、カオリン、バライト、硫酸バリウ
ム、雲母、シリカ及びそれらの混合物があり、そのうち
車両下部コーティングの防音性に関しては硫酸バリウム
が最も好適であることが知られている。
【0028】該充填剤は平均粒径が50μ以下でなけれ
ばならないことがわかっている。
【0029】他の充填剤の例には、ポリマー繊維(ポリ
エチレン、ポリプロピレン、アラミド)又はガラス繊維
があり、それらはもし使用するのなら、噴霧又は押し出
しコーティングにより使用される車両下部組成物に少量
だけ加える。無機充填剤の好適な量はブロック共重合体
100重量部につき80〜150重量部、有機繊維の好
適な量はブロック共重合体100重量部につき0〜5重
量部である。
【0030】特別な目的のためには、本発明の組成物に
色素、安定化剤及び防火剤を含有させるのが好ましい
が、その量を従来の組成物と比べて有意に減少できるこ
とがわかった。このような安定化剤には、再利用条件下
で、環境に負荷をかける化合物又は毒性のある化合物を
生成しない、公知の抗酸化剤、オゾン割れ防止剤、及び
/又は紫外線安定化剤がある。更に特別な例には、ヒン
ダードフェノール、置換された亜リン酸塩、フェノール
性亜リン酸塩など、及びそれらの混合物がある。
【0031】本発明の組成物に使用される好適な安定化
剤は、Irganox 1010(フェノール系抗酸化
剤)(Irganoxは商標である)である。使用する
場合、最も好適な防火剤は、水酸化マグネシウム、水酸
化アルミニウム又はその混合物である。
【0032】本発明の他の一面によると、本発明の組成
物は噴霧又は押し出しコーティングによって使用できる
が、溶融した組成物を噴霧するのが好ましい。
【0033】本発明の組成物は、ブランクの金属又は油
で汚れた金属の表面、好適には通常自動車製造に使用す
る前処理した金属表面、たとえば、亜リン酸のような無
機酸で前処理した金属表面や電気泳動によってプライマ
ー層で覆った金属表面上に厚さ100〜1000μ、好
ましくは厚さ350〜600μの層として使用される。
【0034】上記した層の厚さの範囲は、現在一般に使
用されているPVCプラスチゾル車両下部コーティング
組成物に比べて有利であることがわかるであろう。
【0035】本発明の組成物は、例えば、その原則が米
国特許第4,883,834号に開示された方法によっ
て測定すると、優れた耐熱性及びチッピング耐性を示す
コーティング層を形成すると思われる。
【0036】本発明の組成物は、そのような組成物につ
いて当業界で周知の方法によって調製できる。
【0037】更に特に、組成物はシグマ形回転羽根付き
混練機のようなバッチ式混合機でバッチ式に、又は、エ
クストルーダーのような連続式混合機で連続的に調製で
きる。最初にブロック共重合体と安定化剤及び/又は防
火剤を混合機に導入し、次に末端ブロック(endbl
ock)相溶性樹脂と中間ブロック(midbloc
k)相溶性樹脂を導入し、最後に可塑剤及び/又は充填
剤及び/又は防火剤を導入する。
【0038】好適なバッチ式方法は、シグマ形回転羽根
付き混練機を用いたホットメルト法である。この方法で
は、ある量(通常、添加する樹脂の総量の1/3)のポ
リ(モノアルケニル芳香族)ブロック変性用樹脂と抗酸
化剤を予め加熱したシグマ形回転羽根付き混練機に入
れ、樹脂が完全に溶融するまで混練する。運転温度は調
製する組成物によるが、通常、100〜200℃の範囲
である。この温度は少なくともポリ(モノアルケニル芳
香族)ブロック変性用樹脂を溶融するのに十分に高くな
ければならない。次に、ゴム状のブロック共重合体と充
填剤を、好適には最適に均質化するために数回に分けて
少量ずつ加え、混合物を混練し、均質な混合物を得る。
その後、残り量の樹脂及び任意に可塑剤を減摩し過ぎな
いように徐々に加える。
【0039】全工程を30〜60分で行い、ブロック共
重合体の分解を避けるため、及び/又は工程中に他の各
材料が分解するのを制限するため、窒素ブランケット下
で行う。
【0040】好適な連続混合法では、混合装置としてエ
クストルーダーを使用する。工業用2本の同方向回転軸
を有するエクストルーダーを通常、ホットメルト混合に
使用する。
【0041】この好適な連続法では、乾燥した原料を、
重量及び/又は容量計量供給機によってエクストルーダ
ーに供給する。バッチ法と同様に、最適な品質の生成物
を得るためには、一定の供給順序に従う必要がある。こ
の場合、ゴムと安定化剤(例えば抗酸化剤)をエクスト
ルーダーの先端部分に導入し、次いで樹脂を該エクスト
ルーダーの中間部分に導入する。このように、得られた
混合物を均質に成るまで混練し、その後、可塑剤及び任
意に充填剤を該エクストルーダーの末端部分に導入す
る。
【0042】生成物の均一性(uniformity)
は供給機及び供給順序、より一般的には供給システムに
よって制御される。最終組成物の均質性(homoge
neity)は、根本的に、エクストルーダー内の滞留
時間だけでなく、温度設定、単位時間当たりのスクリュ
ーの回転数、スクリューの形状、背圧、エクストルーダ
ーの内容積などの機械的変数によって決まる。
【0043】たとえば日本国特許出願第49−1700
7号、日本国特許出願第57−139143号、日本国
特許出願第63−43968号、欧州特許出願第023
8135号、米国特許第4,883,834号などのい
くつかの先行刊行物に、ブロック共重合体含有組成物の
考えられる用途として、錆止め及び自動車下部シーリン
グについて記載されている。
【0044】しかし、これらの刊行物の知識から、当業
者が本発明の特別の組成物を想到することは間違いなく
不可能である。
【0045】日本国特許出願第49−17007号は、
以前使用していたSBSブロック共重合体に対し、特定
の構造を持つブロック共重合体SBSBのペレットを1
50〜160℃の温度範囲で溶解することによる、簡易
に製造及び加工できる瀝青組成物を開示している。
【0046】日本国特許出願第57−139143号
は、分子内に窒素原子及び硫黄原子を1以上持つ安定化
剤を1以上又はこのような安定化剤とラジカル重合阻害
剤の混合物を、ブロック共重合体100重量部につき3
0重量部以下含む、瀝青ブロック共重合体組成物を開示
している。該安定化剤は好適には、フェノチアジン及び
その誘導体である。
【0047】このような安定化剤は、再利用条件下にお
いて、環境に負荷をかける、又は、毒性のある生成物を
確実に形成し得ることがわかるであろう。
【0048】欧州特許出願第0238135号は、選択
的に水添したブロック共重合体混合物と、生ずる組成物
を室温で柔軟性の状態に維持しかつ組成物のガラス転移
温度を10℃以下にするのに十分な量の水添ポリ(共役
ジエン)中間ブロック相溶性成分と、クマロン−インデ
ン樹脂、ポリスチレン樹脂、ビニルトルエン−α−メチ
ルスチレン共重合体、ポリインデン樹脂から選択される
末端ブロック相溶性樹脂から成る熱溶融性シーラント組
成物を開示している。
【0049】熱溶融性シーラント組成物には、充填剤、
色素、紫外線安定化剤、抗酸化剤、接着促進剤、チキソ
トロープ剤も含むことができる。
【0050】該組成物について、ブロック共重合体が1
0〜40%のモノアルケニルアレンを含むのが好ましい
ことが明らかにされた。
【0051】なお、車両下部コーティング、抗腐食、又
は錆止めについては全く言及されてない。
【0052】日本国特許出願第63−43968号は、
紫外線照射により硬化可能な、特に鋼板切断端部の錆止
めに適当な、抗腐食用熱溶融性組成物について開示して
いる。
【0053】この組成物は (a)スチレン含有ブロック共重合体樹脂; (b)粘着性付与樹脂; (c)金属のスルホン酸塩; (d)ラジカル反応性オリゴマー; (e)放射線重合開始剤; から成る。
【0054】この組成物については、別の架橋操作ステ
ップが必要であるうえに、比較的高価な化学物質を含ま
なければならないことがわかる。
【0055】米国特許第4,883,834号からは、
本質的に、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共
重合体もしくはその水添重合体をα,β−不飽和カルボ
ン酸もしくはその無水物でグラフト重合して得られた樹
脂(成分A)、自己反応性化合物、ポリイソシアネート
化合物と活性水素を含有する官能基を持つ樹脂の組み合
わせとからなる群より選択される架橋剤(成分B)、エ
ポキシ化合物(成分C)から成り、成分Aと成分Bの固
形物含量の重量比が99/1〜60/40、(成分A+
成分B)と成分Cの固形物含量の重量比が100/1〜
10/50であり、該α,β−不飽和カルボン酸もしく
はその無水物が該成分A中に0.05〜10重量%含ま
れるプライマー組成物が、車体の鋼板や可塑性シートに
通常用いられることがわかる。
【0056】該組成物についても、更に別の架橋操作ス
テップが必要であるうえに、高価なカルボン酸をグラフ
トしたブロック共重合体及び高価な化学物質を使用しな
ければならない。
【0057】更に、例えば米国特許第4,781,98
8号は、内部にモルホリン、及び球状に対称なリン、ケ
イ素、もしくはホウ素のアルキルエステルから選択され
る転換剤(convertant)1〜15重量%を分
散した、アスファルト、石油樹脂、又はその混合物のア
スファルト質マトリックスを含む鉄表面用錆止めコーテ
ィングを開示するが、その残部が鉄表面に対し粘着性を
有しかつ転換剤と相溶性のマトリックスであり、ESC
A分析により測定すると転換剤は、コーティングを機械
的に及び溶剤で除去した後の鉄表面に残っていた。
【0058】詳細には、転換剤は亜リン酸トリメチルで
あり、マトリックスがプロパン洗浄アスファルト、プロ
パン洗浄石油樹脂、又はそれらの混合物を含み、更に、
メタクリル酸エステル共重合体を含む。
【0059】上記の先行技術は、当業者を、更に複雑及
び/又は高価な成分(ブロック共重合体の変性又はさら
なる架橋成分の使用)を含む組成物、又はブロック共重
合体を全く含まなく、その成分が、再利用条件下で環境
に負荷をかけるもしくは毒性の生成物を形成し得る組成
物に導いていたことがわかる。
【0060】更に、例えば、PCT出願WO 91/0
2039の1頁16〜25行目及び2頁1〜9行目か
ら、当業者は、例えばポリスチレンとポリ(共役ジエ
ン)のブロック共重合体を含む熱溶融性組成物のいくつ
かの特定の用途に関する興味深い性質が、他の特定の用
途については予期し得ないことを、はっきりと知ること
ができた。
【0061】従って、モノアルケニル芳香族−共役ジエ
ンブロック共重合体を含む熱溶融性車両下部コーティン
グ組成物の性質は、ブロック共重合体を含む接着剤組成
物の性質からは明らかに予期できない。
【0062】
【実施例】本発明を以下の実施例により例証するが、本
発明の範囲はこれらの実施例に限られるものではない。
【0063】実施例1 シグマ形回転羽根付き混練機中で、ポリ(モノアルケニ
ル芳香族)ブロック変性用樹脂(Hercures H
M 100)50重量部と抗酸化剤(Irganox
1010)3重量部を予備加熱し、樹脂が完全に溶融す
るまで混練した。次に、ゴム状ブロック共重合体(Ca
riflex TR−KX 139)100重量部と炭
酸カルシウム充填剤50重量部を加え、完全に均質にな
るまで混合物を混練した。混練を続けながら、更に10
0重量部のHercures HM 100を数回に分
けて少量ずつ加えた。最後に可塑剤(Napvis−
7)35重量部を徐々に加えた。
【0064】混練は全部で約45分間、窒素ブランケッ
ト下で行った。
【0065】実施例2〜5 実施例2と5では充填剤を使用しなかった以外は、実施
例1に記載したのと同じ方法で、実施例2〜5の組成物
を調製した。
【0066】実施例1〜5の組成物を表Iに示す。量は
重量部で示す。
【0067】
【表1】表I 組成物 実施例 1 2 3 4 5 CARIFLEX TR-KX 139 100 100 100 100 100 Hercures HM-100 150 150 150 Nevchem NL-140 150 150 Shellflex 4510 25 Napvis-7 35 25 35 Napvis-10 35 Durcal 5 (CaCO3 ) 50 100 100Irganox 1010 3 3 3 3 3 表Iに示した組成物について、チッピング耐性試験及び
熱安定性試験を行った。チッピング耐性は、その原理が
ASTM法D3170−87に開示されたチッピング耐
性試験を少し改変した方法で測定した。ここで使用した
試験では、プライマーコーティングの上に車両下部コー
ティング組成物の層(厚さ500μm又は1000μ
m)を噴霧したテストプレートを試験機に置き、硬質鋳
鋼粒子をテストプレートに対し30°の角度で2.6k
g/min±0.05kg/minの量で吹き付けた。
【0068】時効していないテストプレートと温度70
℃、湿度100%で11日間時効したテストプレートに
ついて、室温で試験をおこなった。
【0069】チッピング耐性は2つのパラロータ、すな
わち時間と評点で表わされる。パラメータ:時間は、硬
質鋳鋼粒子がコーティング層に穴を開けるまでの時間を
表わし、秒で示す。許容値は: −時効していないテストプレート :時間≧300
(s); −時効したテストプレート :時間≧210
(s); である。
【0070】パラメータ:評点は、硬質鋳鋼粒子を60
秒間吹き付けたとき損傷した表面を示す。評点は整数で
表し、この整数と損傷した表面(S,単位cm2 )との関
係は以下の通りである。
【0071】 評点 0 1 2 3 4 S <1 1〜2 2〜3 3〜4 >4 許容値は: −時効していないテストプレート :評点≦1; −時効したテストプレート :評点≦2; である。
【0072】熱安定性はテストプレートを130℃に6
0分間置くことにより測定した。
【0073】テストプレートをオーブン中に45°の角
度に縦に置き、テストプレートに沿って垂下したコーテ
ィングの程度を、熱安定性の測定値とした。垂下するコ
ーティング量が多いほど、耐熱性が悪い。耐熱性を−、
±、+で表わし、それらはそれぞれ不良、普通、良好な
耐熱性を示す。
【0074】チッピング耐性、熱安定性のほかに、この
コーティング組成物の粘度と滴下温度を測定した。
【0075】結果を表IIに示す。
【0076】
【表2】
【0077】表IIより、実施例4の組成物は、耐熱性、
チッピング耐性、粘度、滴下温度の全部が優れており、
最良の組合せの特性を示すことがわかる。
【0078】実施例6 実施例1に記載したのと同じ方法で、以下の組成物を調
製した。
【0079】
【表3】 前述のパラメータによると、この組成物は良好なチッピ
ング耐性を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデイ・マリア・アルマンド・ベルボー ルト ベルギー国、ベー−1348・オテイニ・ルー バン−ラ−ヌーブ、アブニユ・ジヤン・モ ネ・1

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも (a)主にモノアルケニル芳香族化合物から誘導される
    見掛け分子量5,000〜125,000のブロック
    (A)1以上と、主に共役ジエンから誘導される任意に
    水添されていてもよい、見掛け分子量10,000〜3
    00,000で、共役ジエン分子に対して5〜50モル
    %のビニル基を含むブロック(B)1以上とを含む線状
    又は星型ブロック共重合体であって、結合したモノアル
    ケニル芳香族を30〜70重量%含み、見掛け分子量が
    25,000〜350,000であるブロック共重合体
    100重量部; (b)主にポリ(モノアルケニル芳香族)ブロック変性
    用樹脂100〜200重量部; (c)主にポリ(共役ジエン)ブロック変性用樹脂0〜
    100重量部; (d)可塑剤0〜50重量部; (e)充填剤0〜200重量部; (f)安定化剤及び/又は防火剤0〜5重量部; を含む車両下部コーティング組成物。
  2. 【請求項2】 少なくとも (a)主にモノアルケニル芳香族化合物から誘導される
    見掛け分子量6,000〜60,000のブロック
    (A)1以上と、主に共役ジエンから誘導される任意に
    水添されていてもよい、見掛け分子量20,000〜1
    50,000で、共役ジエン分子に対して5〜50モル
    %のビニル基を含むブロック(B)1以上とを含む線状
    又は星型ブロック共重合体であって、結合したモノアル
    ケニル芳香族を35〜60重量%含むブロック共重合体
    100重量部; (b)主にポリ(モノアルケニル芳香族)ブロック変性
    用樹脂100〜200重量部; (c)主にポリ(共役ジエン)ブロック変性用樹脂0〜
    100重量部; (d)可塑剤0〜50重量部; (e)充填剤0〜200重量部; (f)安定化剤及び/又は防火剤0〜5重量部; を含む車両下部コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 成分(b)の量が120〜180重量部
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両下
    部コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 成分(b)が任意に置換されたポリスチ
    レン樹脂及び/又はポリフェニレンエーテルである請求
    項1〜3に記載の車両下部コーティング組成物。
  5. 【請求項5】 成分(b)が置換されたポリスチレン及
    び/又はポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン
    エーテル)であることを特徴とする請求項4に記載の車
    両下部コーティング組成物。
  6. 【請求項6】 成分(c)の量が30〜80重量部であ
    ることを特徴とする請求項1〜5に記載の車両下部コー
    ティング組成物。
  7. 【請求項7】 成分(d)の可塑剤が低分子量ポリオレ
    フィン、ナフテン油、パラフィン油又はそれらの混合物
    であることを特徴とする請求項1〜6に記載の車両下部
    コーティング組成物。
  8. 【請求項8】 成分(d)が低分子量ポリオレフィンで
    あることを特徴とする請求項7に記載の車両下部コーテ
    ィング組成物。
  9. 【請求項9】 低分子量ポリオレフィンがポリイソブテ
    ン又はポリブテンであることを特徴とする請求項8に記
    載の車両下部コーティング組成物。
  10. 【請求項10】 低分子量ポリオレフィンの分子量が5
    00〜6000であることを特徴とする請求項8又は9
    に記載の車両下部コーティング組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載の車両下部コー
    ティング組成物を前処理した金属表面に、厚さ100〜
    1000μの層に噴霧又は押し出しコーティングする車
    両下部コーティング組成物の使用。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の使用により得られ
    る車両下部コーティング組成物の形成された層。
JP32823592A 1991-12-10 1992-12-08 車両下部コーティング組成物 Pending JPH05239400A (ja)

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CN1073191A (zh) 1993-06-16
BR9204927A (pt) 1993-06-15
EP0546635A1 (en) 1993-06-16
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EP0546635B1 (en) 1995-07-19
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