JPH05238398A - ステアリング装置のデテント機構 - Google Patents

ステアリング装置のデテント機構

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JPH05238398A
JPH05238398A JP4323142A JP32314292A JPH05238398A JP H05238398 A JPH05238398 A JP H05238398A JP 4323142 A JP4323142 A JP 4323142A JP 32314292 A JP32314292 A JP 32314292A JP H05238398 A JPH05238398 A JP H05238398A
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detent
stub shaft
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output member
tubular stub
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Application number
JP4323142A
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Inventor
Jeffrey J Roethlisberger
ジェフリー・ジェイ・ロースリスバーガー
Jr Stanley R Goodrich
スタンリー・ロバート・グッドリッチ,ジュニアー
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/08Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
    • B62D5/083Rotary valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液圧的な平衡と機械的な平衡とを同時に許容
する、液圧弁とデテント機構とを備えたステアリング装
置を提供する。 【構成】 ステアリング装置(10)の液圧弁(32)
は、デテント機構とは別個の平衡を可能にするようにデ
テント機構(34)から回転的に独立している。液圧弁
は入力部材(22)と一体である。デテント機構は、入
力部材と同心でこれとは独立に回転できる管状のスタブ
シャフト(36)と一体になっている。液圧弁及びデテ
ント機構が共に平衡したとき、管状のスタブシャフト及
び入力部材は相互に回転しない状態で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば米国特許第4,
759,420号明細書に開示された如き、第1端部及
び第2端部を有し、ステアリング装置の軸線のまわりで
回転可能で、操舵ハンドルに連結された入力部材と;ス
テアリング装置の軸線のまわりで回転可能で、一対の操
舵車輪に接続し、入力部材の第2端部の近傍に位置する
出力部材と;この出力部材と一緒にユニットとして回転
可能な弁スリーブ及び入力部材と一緒にユニットとして
回転可能な弁スプール部分を有し、弁スリーブと弁スプ
ール部分との間で液圧的に平衡する位置を備えた回転弁
と;出力部材と一緒に回転し、ソケットにより出力部材
内に収容されたデテント係合素子と;ステアリング装置
の軸線に整合し、入力部材の第1端部内に位置した第1
端部及び入力部材の第2端部に取り付けられた第2端部
を有するトーションロッドと;を有する型式の自動車の
液圧アシストステアリング装置における、デテント機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】車速が増大するにつれて、デテント機構
は、対応した増大する力で、出力部材を入力部材に機械
的に係合させて、出力部材と入力部材とを機械的に平衡
した位置へ機械的に位置決めするようになっている。機
械的に平衡した位置での入力部材と出力部材との間の相
対方位は、出力部材と一緒に回転するプランジャ又は球
体を入力部材のデテントみぞ内に押し込むことにより、
決定される。
【0003】デテント機構が入力部材に関して出力部材
を位置決めしようとするのと同時に、この液圧弁は入力
部材に関して出力部材を位置決めしようとする。弁のス
プール部分が弁のスリーブに関して液圧的な「オン・セ
ンター」位置即ち液圧的に平衡した位置にない場合、弁
が双方向アクチュエータへ流体を供給し、このアクチュ
エータが出力部材従って弁スリーブを液圧的に平衡した
位置の方へ逆回転させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】弁のスプール部分及び
入力部材のデテントみぞは入力部材と一体なので、デテ
ントみぞに関して弁のスプール部分を回転させることに
より、液圧的に平衡した位置を機械的に平衡した位置に
選択的に整合させることができない。
【0005】本発明の目的は、デテントみぞを備えた管
状のスタブシャフトを有し、弁のスプール部分を備えた
入力部材を有し、出力部材に関する入力部材の回転位置
により制御される液圧的に平衡した位置を有し、出力部
材に関する管状のスタブシャフトの回転位置により制御
される機械的に平衡した位置を有し、液圧的に平衡した
位置を機械的に平衡した位置に整合させるために入力部
材を管状のスタブシャフトに選択的に固定できるように
したパワーステアリング装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明の
ステアリング装置におけるデテント機構の特徴とすると
ころは、第1端部及び第2端部を有し、ステアリング装
置の軸線に整合した管状のスタブシャフトであって、第
2端部上にデテントみぞを有し、第1端部が入力部材の
第1端部とトーションロッドとの間で半径方向に位置し
ており、第2端部がデテントみぞを出力部材のソケット
に対して整合可能とするように入力部材の第2端部を越
えて延びているようなスタブシャフトと;この管状のス
タブシャフトを出力部材に関してこれらの間の機械的に
平衡した位置へ回転整合させるように、デテント係合素
子をデテントみぞ内へ押圧するバネと;機械的に平衡し
た位置において管状のスタブシャフトを回転させて出力
部材に整合させ、これと同時に回転弁を液圧的に平衡し
た位置へ移動させ、かつ、これと同時にトーションロッ
ドをニュートラル位置へ移動させるように、入力部材、
管状のスタブシャフトの第1端部及びトーションロッド
の第1端部を貫通してこれらを一緒に回転可能な状態で
リンクするピンと;を備えたことである。
【0007】本発明は、入力部材の弁部分から入力部材
のデテントみぞを回転的に分離することにより、機械的
に平衡した位置に対する弁の液圧的に平衡した位置の相
対的な再位置決めを許容する。従来入力部材上に位置し
ていたデテントみぞは、管状のスタブシャフトの端部に
位置させる。この管状のスタブシャフトは、入力部材を
越えて延びデテントみぞを有する端部を除いて、大半が
入力部材内に位置している。弁のスプール部分は入力部
材と一体のままである。
【0008】入力部材及び管状のスタブシャフトは機械
的に平衡した位置へ最初に方位付けられる。次いで、入
力部材を液圧的に平衡した位置へ回転させる。次いで、
管状のスタブシャフト及び入力部材を相互に回転しない
ように固定する。
【0009】
【実施例】ラック/ピニオン式の液圧アシストステアリ
ング装置(ステアリングギヤ)10は円筒状の回転弁部
分14と、一体のラック支持部分16とを備えた主ハウ
ジング12有する。ステアリング装置10は操舵ハンド
ル18と一対の操舵車輪(図示せず)との間のリンクを
提供する。操舵ハンドル18は入力部材22の第1端部
20に回転可能な状態で連結している。出力部材24は
主ハウジング12の一体のラック支持部分16内に位置
したステアリングギヤラック26を介して一対の操舵車
輪に接続している。入力部材22及び出力部材24はハ
ウジングの円筒状回転弁部分14内に位置し、主ハウジ
ング12の円筒状回転弁部分14の中心線30に一致し
たステアリング装置の軸線28のまわりで回転できる。
回転弁32は出力部材24と入力部材22との間に位置
する。適当な回転弁については、米国特許第3,02
2,772号明細書に記載されている。
【0010】デテント機構34は出力部材24と管状の
スタブシャフト36との間に位置する。ステアリング装
置の軸線28のまわりで回転可能な管状のスタブシャフ
ト36は入力部材22内に位置する。入力部材22は第
1端部20及び第2端部40を有し、管状のスタブシャ
フト36は第1端部38及び第2端部42を有する。管
状のスタブシャフト36の第1端部38は入力部材22
の第1端部20内に位置する。管状のスタブシャフト3
6の第2端部42は入力部材22の第2端部40を越え
て延びている。
【0011】出力部材と入力部材との間に直接位置した
デテント機構を有する同様なステアリング装置の詳細な
説明は米国特許第4,768,604号及び同第4,7
59,420号各明細書に記載されている。
【0012】保持リング44は管状のスタブシャフト3
6と入力部材22との間に位置する。リング44は一定
の直径47を有するワイヤ46でできている。図2に明
示するように、ワイヤ46の中心48は管状のスタブシ
ャフト36の外径50に等しい直径Dを形成する。リン
グ44は割り型となっていて半径方向への膨張、収縮が
可能である。管状のスタブシャフト36は、ワイヤの直
径47に等しい最小深さを有し管状スタブシャフトの外
径50のまわりに設けた保持リング溝(グルーブ)52
内へリング44を収容する。入力部材22はワイヤ直径
47の約半分の深さを有し入力部材22の内径56のま
わりに設けた保持リング溝54内へリング44を収容す
る。
【0013】第1端部60及び第2端部62を有するト
ーションロッド58は、このトーションロッドの第1端
部60が入力部材22の第1端部20及び管状のスタブ
シャフト36の第1端部38に整合するような状態で、
管状のスタブシャフト36内に位置する。トーションロ
ッド58の第1端部60及び第2端部62の直径はトー
ションロッド58の中央部分64の直径より大きい。
【0014】トーションロッド58の第2端部62は管
状のスタブシャフト36の第2端部42を越えて出力部
材24内へ延びている。トーションロッド58の第2端
部62は出力部材24に固定してある。トーションロッ
ド58は管状のスタブシャフト36の第2端部42を回
転支持する。
【0015】図3に明示するように、管状のスタブシャ
フト36の第2端部42は半径方向のスプライン68間
にデテントみぞ66を有する。図3に明示するように、
管状のスタブシャフト36の第2端部42はデテントみ
ぞ66を越えて管状のスタブシャフト36の第1端部3
8の方へ延びるブロック歯70を有する。入力部材22
はブロック歯70を収容するブロック歯溝穴(グルー
ブ)72を有する。ブロック歯70をブロック歯溝穴7
2内へ挿入すると、入力部材22とスタブシャフト36
の第2端部42との間の相対回転は7°の角度に制限さ
れる。
【0016】入力部材22の第2端部40の近傍の入力
部材22の弁スプール部分74はこれを取り囲む弁スリ
ーブ76と共働し、回転弁32としての機能を果たす。
弁スリーブ76は出力部材24に固定してある。弁スリ
ーブ76及び出力部材24は軸方向で重なり、弁スリー
ブ76と出力部材24との間を通る駆動ピン77を収容
する。ハウジング12の円筒状回転弁部分14は回転弁
32の弁ハウジングとして作用し、弁32と操舵アクチ
ュエータとの間の流体の循環を補助するか又はシリンダ
(図示せず)内へのピストンの運動を案内する。
【0017】弁スリーブ76及び弁スプール部分74
は、相互に関して液圧的に平衡した位置を有し、この位
置では、流体は操舵ピストンの両側へ等しく供給され
る。トーションロッド58がその第1端部60で入力部
材22の第1端部20に固定されたとき、トーションロ
ッドは、操舵ハンドルのトルクが無い場合に、弁スプー
ル部分74及び弁スリーブ76を液圧的に平衡した位置
に維持させる。車両の運転手が操ハンドル18にトルク
を加えると、トーションロッド58の中央部分64がね
じれてたわみ、弁スリーブ76と弁スプール部分74と
の間に相対変位を生じさせる。中央部分64のねじり剛
性は車輪を操舵するのに運転手にとって必要な操舵力を
制御する。
【0018】液圧的に平衡した位置からの変位により、
流体は操舵ピストンの選択した側へ主として流入する。
これにより、操舵ピストンが移動変位する。次いで、操
舵ピストンがラック26を軸方向に変位させ、これによ
り、液圧的に平衡した位置が再確立されるまで、出力部
材24及び弁スリーブ76を回転させる。液圧的に平衡
した位置に対応する出力部材24に関する入力部材22
の方位の決定は、ピストンの両側への流体の流れが等し
くなるまで、フローベンチ上で出力部材24に関する入
力部材22の方位を変化させることにより行われる。
【0019】出力部材24はラック26に係合する歯8
0を備えたピニオン部分78を有する。出力部材24は
ピニオン部分78の近傍にフランジ82を有する。フラ
ンジ82はハウジング12の円筒状回転弁部分14によ
り円周方向でシールされている。ピニオン部分78とは
反対のフランジ82側には、出力部材24のデテント部
分88が位置する。出力部材24のデテント部分88は
入力部材22の第2端部40の近傍に位置する。
【0020】出力部材24はデテント部分88内にキャ
ビティ92を有し、このキャビティはステアリング装置
の回転軸線28のまわりでセンタリングされている。キ
ャビティ92は管状のスタブシャフト36の第2端部4
2の挿入を許容するに十分な大きさを有する。キャビテ
ィ92の底部96に設けた盲穴94は出力部材24内へ
のトーションロッド58の第2端部62の挿入を許容す
る。キャビティ92は、入力部材22とスタブシャフト
36との間の相対回転を3°の角度に制限するため、ス
タブシャフト36のスプライン68に適合する半径方向
のスプライン97を有する。
【0021】出力部材24のデテント部分88は、管状
のスタブシャフト36のデテントみぞ66に対して数及
び位置が対応するソケット98を有する。ソケット98
はステアリング装置の回転軸線28に垂直な平面内に位
置し、ステアリング装置の回転軸線28のまわりで半径
方向に指向している。球体(スフェロイド)100即ち
デテント係合素子は、ソケット98内に位置し、球体1
00がデテントみぞ66内へ押し込まれた場合でさえ
も、ソケット98を越えて突出する。ソケット98が管
状のスタブシャフト36のみぞ66に整合したとき、球
体100は出力部材24のデテント部分88を越えて同
時に均一に突出する。
【0022】環状ピストン102は皿状部分106に結
合したパイロット部分104を有する。パイロット部分
104は出力部材24のデテント部分88上を摺動す
る。環状ピストン102のパイロット部分104はソケ
ット98と出力部材のフランジ82との間で摺動自在に
位置している。パイロット部分104は出力部材24に
対してシールされている。皿状部分106はハウジング
12の円筒状回転弁部分14に対してシールされてい
る。環状ピストン102の皿状部分106はソケット9
8に対面する面取り側部112を有する。面取り側部1
12は球体100に接触する。
【0023】出力部材のフランジ82と環状ピストン1
02との間に位置したバネ114は球体100に接する
ように環状ピストン102の面取り側部112を押圧す
るバネ力を提供し、これにより、球体100はデテント
みぞ66内へ押し込まれる。環状ピストン102に対す
るバネ114からの力は球体100をデテントみぞ66
内に着座させ、管状のスタブシャフト36を出力部材2
4に関して機械的に平行した位置へ回転させる。出力部
材のフランジ82と環状ピストン102との間のデテン
ト適用室116には、車速の増大につれて増大する圧力
での流体が供給される。この圧力は環状ピストン102
に対する力を増大させ、球体100に対する力を増大さ
せる。車速の増大につれて増大する圧力での流体を供給
する手段は、米国特許第4,768,604号明細書に
開示されているように、デテント圧力ポート117を介
して室116へ連通する補助ポンプ115により提供さ
れる。
【0024】液圧的に平衡した位置に関する機械的に平
衡した位置の整合は次の方法で達成される。すなわち、
入力部材22、スタブシャフト36及びトーションロッ
ド58のそれぞれの第1端部20、38、60を一緒に
固定しない状態で、ステアリング装置10を完全に組立
てる。整合操作期間中、出力部材24を適所に保持す
る。環状ピストン102に対して作用するバネ114が
デテント機構34、従ってスタブシャフト36及び出力
部材24を機械的に平衡した位置へ押圧する。
【0025】スタブシャフト36及び出力部材24を機
械的に平衡した位置に維持させた状態でステアリング装
置10をフローベンチに装着した後、出力部材24に関
して入力部材22を回転させ、液圧的に平衡した位置を
達成させる。第2端部において出力部材24に固定され
たトーションロッド58は、その第1端部60が未結合
状態のニュートラル位置に維持される。トーションロッ
ド58はニュートラル位置において内部に残留ねじれを
有さない。このように、スタブシャフト36、入力部材
22及びトーションロッド58が同時に整合すると、こ
れらの第1端部38、20、60は、これらの部材2
2、36、58の第1端部20、38、60を一緒に固
定する係止ピン118を半径方向で収容する。これが生
じると、出力部材24に関する第1端部20、38、6
0の回転変位によりトーションロッド58内に誘起され
たトルクは、操舵ハンドル18を解放したときにステア
リング装置10を液圧的に平衡した位置及び機械的に平
衡した位置へ同時に回復させる。
【0026】以上、特定の実施例につき説明したが、本
発明の要旨内で種々の修正、変形が可能であることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング装置の縦断面図であ
る。
【図2】図1の一部の拡大図で、保持リングによりステ
アリング装置の入力部材及び管状のスタブシャフトを軸
方向でリンクした状態を示す図である。
【図3】入力部材、管状のスタブシャフト及びトーショ
ンロッドの部分破断分解部品斜視図である。
【符号の説明】
10 ステアリング装置 20、38、60 第1端部 22 入力部材 24 出力部材 28 ステアリング装置の軸線 32 回転弁 34 デテント機構 36 管状のスタブシャフト 40、42、62 第2端部 44 保持リング 52、54 保持リング溝穴 58 トーションロッド 66 デテントみぞ 68、97 スプライン 74 弁スプール部分 70 ブロック歯 72 ブロック歯溝穴 76 弁スリーブ 88 デテント部分 92 キャビティ 98 ソケット 100 デテント係合素子 102 環状ピストン 112 面取り側部 114 バネ 115 補助ポンプ 118 ピン
フロントページの続き (72)発明者 スタンリー・ロバート・グッドリッチ,ジ ュニアー アメリカ合衆国ミシガン州48757,リーズ, カーン 1680

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1端部(20)及び第2端部(40)
    を有し、ステアリング装置の軸線(28)のまわりで回
    転可能で、操舵ハンドル(18)に連結された入力部材
    (22)と;前記ステアリング装置の軸線のまわりで回
    転可能で、一対の操舵車輪に接続し、前記入力部材の第
    2端部の近傍に位置する出力部材(24)と;この出力
    部材と一緒にユニットとして回転可能な弁スリーブ(7
    6)及び当該入力部材と一緒にユニットとして回転可能
    な弁スプール部分(74)を有し、前記弁スリーブと前
    記弁スプール部分との間で液圧的に平衡する位置を備え
    た回転弁(32)と;当該出力部材と一緒に回転し、ソ
    ケット(98)により同出力部材内に収容されたデテン
    ト係合素子(100)と;前記ステアリング装置の軸線
    に整合し、上記入力部材の第1端部内に位置した第1端
    部(60)及び該入力部材の第2端部に取り付けられた
    第2端部(62)を有するトーションロッド(58)
    と;を有する型式の自動車の液圧アシストステアリング
    装置における、デテント機構(10)において、 第1端部(38)及び第2端部(42)を有し、前記ス
    テアリング装置の軸線(28)に整合した管状のスタブ
    シャフト(36)であって、前記第2端部(42)上に
    デテントみぞ(66)を有し、前記第1端部(38)が
    前記入力部材(22)の第1端部(20)と前記トーシ
    ョンロッド(58)との間で半径方向に位置しており、
    前記第2端部(42)が前記デテントみぞを前記出力部
    材(24)の前記ソケット(98)に対して整合可能と
    するように当該入力部材の第2端部(42)を越えて延
    びているようなスタブシャフトと;前記管状のスタブシ
    ャフト(36)を前記出力部材(24)に関してこれら
    の間の機械的に平衡した位置へ回転整合させるように、
    前記デテント係合素子(100)を前記デテントみぞ
    (66)内へ押圧するバネ(114)と;機械的に平衡
    した位置において前記管状のスタブシャフト(36)を
    回転させて前記出力部材(24)に整合させ、これと同
    時に前記回転弁(32)を液圧的に平衡した位置へ移動
    させ、かつ、これと同時に前記トーションロッド(5
    8)をニュートラル位置へ移動させるように、前記入力
    部材(22)、当該管状のスタブシャフト(36)の第
    1端部(38)及び当該トーションロッド(58)の第
    1端部(60)を貫通してこれらを一緒に回転可能な状
    態でリンクするピン(118)と;を備えたことを特徴
    とするステアリング装置におけるデテント機構。
  2. 【請求項2】 前記出力部材(24)のデテント部分
    (88)に設けた複数個のソケット(98)と、対応す
    る数のデテント係合素子(100)と、前記管状のスタ
    ブシャフト(36)に設けた対応する数のデテントみぞ
    (66)とを更に有することを特徴とする請求項1のス
    テアリング装置(10)におけるデテント機構(3
    4)。
  3. 【請求項3】 前記管状のスタブシャフト(36)と前
    記入力部材(22)との間の相対回転を制限するため
    に、当該管状のスタブシャフトの第2端部(42)の近
    傍で当該入力部材の第2端部(40)にブロック歯溝穴
    (72)を設け、該入力部材の前記ブロック歯溝穴に軸
    方向で係合するブロック歯(70)を該管状のスタブシ
    ャフトに設けたことを特徴とする請求項2のステアリン
    グ装置(10)のデテント機構(34)。
  4. 【請求項4】 前記管状のスタブシャフト(36)がこ
    の管状のスタブシャフトの外径(D)を取り巻く保持リ
    ング溝穴(52)を有し;前記入力部材(22)がこの
    入力部材の内径を取り巻く保持リング溝穴(54)を有
    し;半径方向の膨張及び収縮を可能にするように割り型
    となった保持リング(44)を当該入力部材の保持リン
    グ溝穴及び当該管状のスタブシャフトの保持リング溝穴
    内に同時に配置したことを特徴とする請求項2又は3の
    ステアリング装置(10)のデテント機構(34)。
  5. 【請求項5】 車速の増大につれて増大する圧力で流体
    を供給する手段を備え、この流体がそれぞれの前記デテ
    ント係合素子(100)を対応する前記デテントみぞ
    (66)内へ押入れることを特徴とする請求項2ないし
    4のいずれかに記載のステアリング装置(10)のデテ
    ント機構(34)。
  6. 【請求項6】 前記デテント係合素子が前記出力部材
    (24)の対応するソケット(98)内に位置した球体
    (100)で構成されており、当該ソケットが対応する
    前記デテントみぞ(66)に対する前記球体の出し入れ
    を許容するようになっていることを特徴とする請求項5
    のステアリング装置(10)のデテント機構(34)。
  7. 【請求項7】 前記出力部材(24)を取り囲む環状ピ
    ストン(102)が前記バネ(114)及び車速の増大
    につれて増大する圧力の流体によりステアリング装置の
    軸線(28)に沿って前記球体(100)に対して押圧
    せしめられ、当該環状ピストンが、前記管状のスタブシ
    ャフト(36)を当該出力部材(24)に関して機械的
    に整合した位置に整合させるように、当該球体を対応す
    る前記デテントみぞ(66)内へ押圧することを特徴と
    する請求項5のステアリング装置(10)のデテント機
    構(34)。
  8. 【請求項8】 前記管状のスタブシャフト(36)のデ
    テントみぞ(66)が半径方向のスプライン(68)間
    に形成されており;前記出力部材(24)のデテント部
    分(88)が、ステアリング装置の軸線(28)のまわ
    りでセンタリングされ当該管状のスタブシャフトの第2
    端部(42)の挿入収容を許容するキャビティ(92)
    を有し、このキャビティがその内部に形成した複数個の
    半径方向に指向したソケット(98)を有し、前記デテ
    ント部分が更に、該管状のスタブシャフトと当該出力部
    材との間の相対回転を制限するため、同管状のスタブシ
    ャフトの前記半径方向のスプライン(68)に適合する
    半径方向のスプライン(97)を有し;該管状のスタブ
    シャフトの第2端部(42)が当該出力部材の前記キャ
    ビティ(92)内に位置していることを特徴とする請求
    項7のステアリング装置(10)のデテント機構(3
    4)。
  9. 【請求項9】 前記環状ピストン(102)が前記球体
    (100)に接触する面取り側部(112)を有するこ
    とを特徴とする請求項8のステアリング装置(10)の
    デテント機構(34)。
JP4323142A 1991-12-02 1992-12-02 ステアリング装置のデテント機構 Pending JPH05238398A (ja)

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US07/801,200 US5189941A (en) 1991-12-02 1991-12-02 Power steering gear permitting separate mechanical and hydraulic balancing
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EP0545462A2 (en) 1993-06-09
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AU2859192A (en) 1993-06-03

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