JPH05238120A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
- Publication number
- JPH05238120A JPH05238120A JP693491A JP693491A JPH05238120A JP H05238120 A JPH05238120 A JP H05238120A JP 693491 A JP693491 A JP 693491A JP 693491 A JP693491 A JP 693491A JP H05238120 A JPH05238120 A JP H05238120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink
- ink ribbon
- cassette
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来に較べてインクリボンのインクを有効に
使用することができ、インクリボン寿命を延ばして経済
性の向上を図ることのできるプリンタ装置を提供する。 【構成】 リボン駆動軸18が回動すると、ギヤ19、
ギヤ15を介して、傾きを持った回転円板14が回転す
る。回転円板14が回転すると突起13を介してスプリ
ング12によって付勢されたリボンカセット6aが回転
軸11を中心として周期的に往復回転運動を行い、イン
クリボンの印字ヘッド1との当接部が周期的に上下動す
る。
使用することができ、インクリボン寿命を延ばして経済
性の向上を図ることのできるプリンタ装置を提供する。 【構成】 リボン駆動軸18が回動すると、ギヤ19、
ギヤ15を介して、傾きを持った回転円板14が回転す
る。回転円板14が回転すると突起13を介してスプリ
ング12によって付勢されたリボンカセット6aが回転
軸11を中心として周期的に往復回転運動を行い、イン
クリボンの印字ヘッド1との当接部が周期的に上下動す
る。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、OA機器等に使用され
るプリンタ装置に関する。
るプリンタ装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、OA機器等に使用されるプリ
ンタ装置においては、印刷を行うためのインクリボンの
取り扱いを容易にし、交換を容易に実施できるよう、イ
ンクリボンをカセットケース内に収容したいわゆるリボ
ンカセットが多く用いられている。
ンタ装置においては、印刷を行うためのインクリボンの
取り扱いを容易にし、交換を容易に実施できるよう、イ
ンクリボンをカセットケース内に収容したいわゆるリボ
ンカセットが多く用いられている。
【0004】このようなリボンカセットを搭載した従来
のプリンタ装置を、図4ないし図6に示す。ドットイン
パクト式のプリンタ装置では、図4および図5に示すよ
うに、印字ヘッド1の印字ピン群2がインクリボン3を
介して、プラテン4に巻いた用紙5に接することによ
り、インクリボン3に含まれたインクが用紙5に付着し
て印字がなされる。
のプリンタ装置を、図4ないし図6に示す。ドットイン
パクト式のプリンタ装置では、図4および図5に示すよ
うに、印字ヘッド1の印字ピン群2がインクリボン3を
介して、プラテン4に巻いた用紙5に接することによ
り、インクリボン3に含まれたインクが用紙5に付着し
て印字がなされる。
【0005】図6に示すように、リボンカセット6は、
ケース7内に、A部において裏返しに捩れ、いわゆるメ
ビウスの輪のようになったインクリボン3を移動可能に
収納し、ケース7の外部に設けられたピン8および位置
決め用ピン9により、リボンホルダ10に固定される。
この場合、図5に示すように、インクリボン3のうち上
部および下部の帯状の領域3a、3bの部分に含まれた
インクのみが印字により用紙5に転写される。したがっ
て、これらの帯状の領域3a、3bの間の部分のインク
は使用されないまま廃棄される。
ケース7内に、A部において裏返しに捩れ、いわゆるメ
ビウスの輪のようになったインクリボン3を移動可能に
収納し、ケース7の外部に設けられたピン8および位置
決め用ピン9により、リボンホルダ10に固定される。
この場合、図5に示すように、インクリボン3のうち上
部および下部の帯状の領域3a、3bの部分に含まれた
インクのみが印字により用紙5に転写される。したがっ
て、これらの帯状の領域3a、3bの間の部分のインク
は使用されないまま廃棄される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のプリンタ装置では、インクリボンのうち一部のインク
しか使用することができず、インクの無駄が多いという
問題があった。
のプリンタ装置では、インクリボンのうち一部のインク
しか使用することができず、インクの無駄が多いという
問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べてインクリボンのインクを有
効に使用することができ、インクリボン寿命を延ばして
経済性の向上を図ることのできるプリンタ装置を提供し
ようとするものである。
されたもので、従来に較べてインクリボンのインクを有
効に使用することができ、インクリボン寿命を延ばして
経済性の向上を図ることのできるプリンタ装置を提供し
ようとするものである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のプリン
タ装置は、所定長さ、所定幅に設定された環状のインク
リボンを収容するリボンカセットと、前記インクリボン
のインクを被転写材に転写するヘッドと、前記インクリ
ボンを長さ方向に駆動するリボン駆動機構と、前記リボ
ン駆動機構と連動して、前記リボンカセットを周期的に
動かし、前記インクリボンの前記ヘッドとの当接部を該
インクリボンの幅方向に周期的に変化させる機構とを具
備したことを特徴とする。
タ装置は、所定長さ、所定幅に設定された環状のインク
リボンを収容するリボンカセットと、前記インクリボン
のインクを被転写材に転写するヘッドと、前記インクリ
ボンを長さ方向に駆動するリボン駆動機構と、前記リボ
ン駆動機構と連動して、前記リボンカセットを周期的に
動かし、前記インクリボンの前記ヘッドとの当接部を該
インクリボンの幅方向に周期的に変化させる機構とを具
備したことを特徴とする。
【0010】
【作 用】上記構成の本発明のプリンタ装置では、イン
クリボンを長さ方向に駆動するリボン駆動機構と連動し
てリボンカセットを周期的に動かし、インクリボンのヘ
ッドとの当接部を該インクリボンの幅方向に周期的に変
化させる機構を具備している。したがって、従来に較べ
てインクリボンを幅方向に有効に使用することができ、
インクリボン寿命を延ばして経済性の向上を図ることが
できる。
クリボンを長さ方向に駆動するリボン駆動機構と連動し
てリボンカセットを周期的に動かし、インクリボンのヘ
ッドとの当接部を該インクリボンの幅方向に周期的に変
化させる機構を具備している。したがって、従来に較べ
てインクリボンを幅方向に有効に使用することができ、
インクリボン寿命を延ばして経済性の向上を図ることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0012】図1および図2は、本発明の一実施例のプ
リンタ装置の要部構成を示すものである。リボンカセッ
ト6aは、図4に示した従来のプリンタ装置と同様に印
字ヘッド1とプラテン4との間に、インクリボンを介在
させる如く、リボンホルダ10aに固定されている。な
お、本実施例においては、リボンカセット6a内に設け
られた図示しないインクリボンは、環状(エンドレス)
とされており、メビウスの輪状には構成されていない。
リンタ装置の要部構成を示すものである。リボンカセッ
ト6aは、図4に示した従来のプリンタ装置と同様に印
字ヘッド1とプラテン4との間に、インクリボンを介在
させる如く、リボンホルダ10aに固定されている。な
お、本実施例においては、リボンカセット6a内に設け
られた図示しないインクリボンは、環状(エンドレス)
とされており、メビウスの輪状には構成されていない。
【0013】また、このリボンカセット6aは、回転軸
11を中心として、回動可能に構成されており、リボン
カセット6aの下面には、リボンホルダ10aに設けら
れたスプリング12が当接され、リボンカセット6aは
図示矢印Bの方向に付勢されている。また、リボンカセ
ット6aの下面には、突起13が設けられており、この
突起13はスプリング12の付勢力により、常にリボン
ホルダ10aに設けられた回転円板14に当接するよう
構成されている。
11を中心として、回動可能に構成されており、リボン
カセット6aの下面には、リボンホルダ10aに設けら
れたスプリング12が当接され、リボンカセット6aは
図示矢印Bの方向に付勢されている。また、リボンカセ
ット6aの下面には、突起13が設けられており、この
突起13はスプリング12の付勢力により、常にリボン
ホルダ10aに設けられた回転円板14に当接するよう
構成されている。
【0014】上記回転円板14は、ギヤ15と一体的に
構成されており、リボンホルダ10a上にほぼ垂直に立
設された支柱16に、傾きをもって回動可能に取り付け
られている。この支柱16の先端には、回転円板14の
抜けを防止するためのEリング17が設けられている。
また、ギヤ15は、リボン駆動軸18に設けられたギヤ
19と歯合しており、リボン駆動軸18が回動すると、
ギヤ19、ギヤ15を介して、回転円板14が回転する
よう構成されている。なお、リボン駆動軸18の先端部
は、リボンカセット6a内の図示しないリボン送りロー
ラと噛み合っており、リボン駆動軸18の回転によって
リボン送りローラを回転させ、インクリボンを移動させ
るよう構成されている。
構成されており、リボンホルダ10a上にほぼ垂直に立
設された支柱16に、傾きをもって回動可能に取り付け
られている。この支柱16の先端には、回転円板14の
抜けを防止するためのEリング17が設けられている。
また、ギヤ15は、リボン駆動軸18に設けられたギヤ
19と歯合しており、リボン駆動軸18が回動すると、
ギヤ19、ギヤ15を介して、回転円板14が回転する
よう構成されている。なお、リボン駆動軸18の先端部
は、リボンカセット6a内の図示しないリボン送りロー
ラと噛み合っており、リボン駆動軸18の回転によって
リボン送りローラを回転させ、インクリボンを移動させ
るよう構成されている。
【0015】上記構成のプリンタ装置では、リボンカセ
ット6a内のインクリボンを移動させるため、リボン駆
動軸18が回動すると、ギヤ19、ギヤ15を介して、
回転円板14が回転する。この回転円板14は、傾きを
持っているので、回転円板14が回転すると突起13を
介してリボンカセット6aが回転軸11を中心として周
期的に往復回転運動を行い、図示しないインクリボンの
印字ヘッド1との当接部が周期的に上下動する。
ット6a内のインクリボンを移動させるため、リボン駆
動軸18が回動すると、ギヤ19、ギヤ15を介して、
回転円板14が回転する。この回転円板14は、傾きを
持っているので、回転円板14が回転すると突起13を
介してリボンカセット6aが回転軸11を中心として周
期的に往復回転運動を行い、図示しないインクリボンの
印字ヘッド1との当接部が周期的に上下動する。
【0016】図3は、本実施例のプリンタ装置における
インクリボン23上の使用跡を示すもので、本実施例の
プリンタ装置では、使用跡23a、23b、23cが波
状となり、ギヤ19、15のギヤ比、インクリボン23
の長さ、回転円板14の傾き等を適切に定めることによ
り、インクリボン23の幅W全体を使用することができ
る。すなわち、使用跡の波長をλ、インクリボン23の
長さをLとして、L/Nλ (Nは整数)が、整数とな
らないよう設定する。
インクリボン23上の使用跡を示すもので、本実施例の
プリンタ装置では、使用跡23a、23b、23cが波
状となり、ギヤ19、15のギヤ比、インクリボン23
の長さ、回転円板14の傾き等を適切に定めることによ
り、インクリボン23の幅W全体を使用することができ
る。すなわち、使用跡の波長をλ、インクリボン23の
長さをLとして、L/Nλ (Nは整数)が、整数とな
らないよう設定する。
【0017】なお、図3において使用跡23a、23
b、23cは、例えば1 周目、2 周目、3 周目の使用跡
であり、mはn周目と(n+1 )周目の使用跡の位相の
ずれである。
b、23cは、例えば1 周目、2 周目、3 周目の使用跡
であり、mはn周目と(n+1 )周目の使用跡の位相の
ずれである。
【0018】このように、本実施例のプリンタ装置によ
れば、従来に較べてインクリボン23のインクを有効に
使用することができ、インクリボン寿命を延ばして経済
性の向上を図ることができる。
れば、従来に較べてインクリボン23のインクを有効に
使用することができ、インクリボン寿命を延ばして経済
性の向上を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
装置によれば、従来に較べてインクリボンのインクを有
効に使用することができ、インクリボン寿命を延ばして
経済性の向上を図ることができる。
装置によれば、従来に較べてインクリボンのインクを有
効に使用することができ、インクリボン寿命を延ばして
経済性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例のプリンタ装置の要部構成を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】図1のプリンタ装置の要部構成を示す背面図で
ある。
ある。
【図3】図1のプリンタ装置におけるインクリボン上の
使用跡を示す図である。
使用跡を示す図である。
【図4】従来のプリンタ装置の構成を示す図である。
【図5】図4のプリンタ装置の要部構成を示す図であ
る。
る。
【図6】図4のプリンタ装置の要部構成を示す図であ
る。
る。
1 印字ヘッド 4 プラテン 6a リボンカセット 10a リボンホルダ 11 回転軸 12 スプリング 13 突起 14 回転円板 15 ギヤ 16 支柱 17 Eリング 18 リボン駆動軸 19 ギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定長さ、所定幅に設定された環状のイ
ンクリボンを収容するリボンカセットと、 前記インクリボンのインクを被転写材に転写するヘッド
と、 前記インクリボンを長さ方向に駆動するリボン駆動機構
と、 前記リボン駆動機構と連動して、前記リボンカセットを
周期的に動かし、前記インクリボンの前記ヘッドとの当
接部を該インクリボンの幅方向に周期的に変化させる機
構とを具備したことを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP693491A JPH05238120A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP693491A JPH05238120A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238120A true JPH05238120A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=11652086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP693491A Withdrawn JPH05238120A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05238120A (ja) |
-
1991
- 1991-01-24 JP JP693491A patent/JPH05238120A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |