JPH05238008A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH05238008A
JPH05238008A JP7604692A JP7604692A JPH05238008A JP H05238008 A JPH05238008 A JP H05238008A JP 7604692 A JP7604692 A JP 7604692A JP 7604692 A JP7604692 A JP 7604692A JP H05238008 A JPH05238008 A JP H05238008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink jet
nozzle
supplied
ejection nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7604692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nishigaki
秀雄 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7604692A priority Critical patent/JPH05238008A/ja
Publication of JPH05238008A publication Critical patent/JPH05238008A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧電素子の動作音が静かで、しかも適度の大
きさのインク滴により印字品質を損なわれることのない
インクジェットヘッドを提供すること。 【構成】 クロック発振子が発する駆動周波数16kH
zのクロック信号の立ち上がりを検出して、圧力室へイ
ンクが供給されるインク噴射ノズルと圧力室へインクが
供給されないインク非噴射ノズルとが交互に駆動され
る。即ち、インク噴射ノズル及びインク非噴射ノズルは
駆動周波数8kHzにて交互に駆動される。従って、イ
ンクジェットヘッドは全体として16kHzにて駆動さ
れることになり、その動作音が靜かになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非衝撃型プリンタとし
て知られるインクジェットプリンタのインクジェットヘ
ッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固形インクを加熱溶融し、これを
インクジェットヘッドに供給し、このインクジェットヘ
ッドの噴射ノズルより印字情報に基づいてインクを噴射
し、印字媒体面に印字情報を記録するインクジェットプ
リンタが知られている。
【0003】図5は、このインクジェットヘッドを説明
するための断面図である。この図に示すように、インク
ジェットヘッド60は、圧電素子12と、ノズル14
と、圧力室15とで構成され、ノズル14と圧力室15
はインク16によって満たされている。
【0004】また、インクジェットヘッド60の表面に
おいてインク16は、表面張力によってインクジェット
ヘッド60のノズル14から外部に出ることはない。
【0005】このインクジェットヘッド60は、CPU
17からの記録命令によりドライバ18が圧電素子12
に電圧を印加したとき、圧電素子12が変形し、圧力室
15内のインク16を圧迫する。
【0006】そして図6に示すように圧迫されたインク
16は、ノズル14よりインクジェットヘッド60の外
部へ飛出し用紙20に付着する。
【0007】図7は、インクジェットヘッド60を、ノ
ズル14を正面にして見た概略図である。
【0008】従来、上記のように構成されたインクジェ
ットヘッド60において、圧電素子12に数kHzの駆
動周波数を印加して、任意のノズル14から出るインク
滴によって印字を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のインクジェットヘッドでは、駆動周波数が数k
Hzのため、圧電素子の動作音が人間の可聴音域(20
Hzから20kHz)の中では耳に障る音として感じら
れた。
【0010】これを改善するため、人間の耳には聞き取
り難い10数kHz以上の高い駆動周波数を用いて圧電
素子を駆動しようとすると、インク滴の大きさが小さく
なり、さらにはインク粒子が作成できなくなるという不
都合が生じた。
【0011】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、圧電
素子の動作音が静かで、しかも適度の大きさのインク滴
により印字品質も損なわれることのないインクジェット
ヘッドを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインクジェットヘッドは、インク噴射ノズル
と、インク非噴射ノズルと、駆動周波数源と、前記駆動
周波数源より発振されるパルス信号に基づいて前記イン
ク噴射ノズルとインク非噴射ノズルとのいずれを駆動さ
せるかを選択する手段と、前記選択手段に基づいて前記
インク噴射ノズルと非噴射ノズルとを選択的に駆動制御
する手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明のインクジェットヘ
ッドは、印字動作において駆動周波数源より発振される
パルス信号に基づいてインク噴射ノズルとインク非噴射
ノズルとのいずれを駆動させるかが選択手段により選択
されると、それに基づいて駆動制御手段によりインク噴
射ノズルとインク非噴射ノズルとが選択的に駆動され
る。したがって駆動周波数源より発振されるパルス信号
の周波数は人間に耳障りとはならない高周波の非可聴音
域のものを採用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明を具体化したインクジ
ェットヘッド10を、インク噴射ノズル14を正面にし
て見た概略図である。
【0015】ヘッド内部には圧力室15へインク16を
供給するための流路21が設けられ、チューブ24を介
してインクタンク26とつながっている。また、圧力室
15へインク16を供給されないインク非噴射ノズル2
2も設けられている。
【0016】インク噴射ノズル14とインク非噴射ノズ
ル22は、従来の技術にて説明したインクジェットヘッ
ド60と同様に図5に示すようにそれぞれ1つずつ圧電
素子12を有し、任意の順番で圧電素子12を駆動する
ことができる。
【0017】図2は本発明を具体化したインクジェット
ヘッド10における圧電素子12を駆動するための制御
ブロック図である。
【0018】図示されるように、CPU30にシリアル
I/F32を介してホストコンピュータ34が接続さ
れ、一方CPU30にはROM36及びRAM38が接
続されると共にクロック発振子40が接続される。
【0019】またCPU30にはDCコントローラ回路
42が接続され、該DCコントローラ回路42には印字
ヘッドドライバ44を介して前記各ノズルの圧電素子1
2が接続されると共に、ドライバ46あるいは48を介
してCR用モータ50あるいはLF用モータ52が接続
されている。
【0020】図3はこのインクジェットヘッドの駆動制
御のフローチャートを示す。印字処理制御スタートの初
期状態から、初めにフラグが0にセットされ(ステップ
1)、次に前記クロック発振子40からの発振クロック
立上がり信号か否かが判断される(ステップ2)。
【0021】クロックの立上がり信号と判断されれば、
次にフラグが0に設定されているか否かが判断され(ス
テップ3)、フラグが0に設定されておれば、インク噴
射ノズル14の圧電素子が駆動される(ステップ4)。
【0022】今この状態ではフラグは0に設定されてい
るからインク噴射ノズル14の圧電素子が駆動されるこ
ととなる。
【0023】そして次にフラグが1にセットされ(ステ
ップ5)、印字データがあるか否かが判断されて(ステ
ップ6)、印字データがないと判断されればこのフロー
は終了するが、あると判断されればステップ2へ戻る。
【0024】そして次のクロックの立上がり信号を待
ち、立上がり信号と判断されれば前述のステップ3へ進
む。ステップ3ではフラグは1にセットされているので
NOと判断され、この場合にはインク非噴射ノズル22
の圧電素子が駆動される(ステップ7)。
【0025】そして次にフラグが0にセットされ(ステ
ップ8)、印字データがあるか否かが判断されて(ステ
ップ6)、印字データがなければこのフローは終了する
が、あれば再びステップ2へ戻る。
【0026】したがってこのフローチャートによれば、
インク噴射ノズル14とインク非噴射ノズル22とが交
互に駆動されることとなり、例えば前記クロック発振子
40の駆動周波数として16kHzのものを採用すれ
ば、その半分の8kHz周期でインク噴射ノズル14が
駆動され、残りの発振クロックではインク非噴射ノズル
22が駆動されることとなる。
【0027】図4はこのインクジェットヘッド10にお
ける圧電素子12の駆動周波数のタイミングチャートで
ある。図4は(a)は、圧力室15へインク16を供給
されるインク噴射ノズル14が駆動周波数8kHzで駆
動される時のタイミングチャートであり、図4(b)
は、圧力室15へインク16を供給されないインク非噴
射ノズル22が駆動周波数8kHzで駆動される時のタ
イミングチャートである。
【0028】図4(c)に示すように圧力室15へイン
ク16を供給されるインク噴射ノズル14と、圧力室1
5へインク16を供給されないインク非噴射ノズル22
を交互に駆動することによって、全体として圧電素子1
2の駆動周波数は、16kHzで駆動することができ
る。
【0029】なお、圧力室15へインク16を供給され
るインク噴射ノズル14の圧電素子12の駆動のタイミ
ングは、正確でなければ印字品質を保つことができない
が、圧力室15へインク16が供給されないインク非噴
射ノズル22の圧電素子12の駆動のタイミングが、イ
ンク16が供給されるノズル14の圧電素子12の駆動
のタイミングを正確に等分している必要はない。
【0030】このことは、インク16を供給されるイン
ク噴射ノズル14の圧電素子12の駆動のタイミングの
間に、インク16が供給されないインク非噴射ノズル2
2の圧電素子12の駆動を2回以上行うことも圧電素子
12の応答性能によっては可能であることを意味してい
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインクジェットヘッドによれば、印字動作におい
てインク噴射ノズルを人間の非可聴音領域の駆動周波数
にて駆動することで雑音を回避でき、しかも印字品質を
落とすこともない。したがって、オペレータの使用環境
の改善に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるインクジェットヘッド
の概略構成図である。
【図2】本実施例のインクジェットヘッドの駆動制御ブ
ロック図である。
【図3】このインクジェットヘッドの駆動制御のフロー
チャートである。
【図4】このインクジェットヘッドの駆動制御における
圧電素子の駆動周波数のタイミングチャートである。
【図5】従来のインクジェットヘッドの概略構成を示す
断面図である。
【図6】図5に示した従来のインクジェットヘッドの駆
動状態を説明する図である。
【符号の説明】
10 インクジェットヘッド 12 圧電素子 14 インク噴射ノズル 15 圧力室 16 インク 22 インク非噴射ノズル 40 クロック発振子 44 印字ヘッドドライバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるインクジェットヘッド
の概略構成図である。
【図2】本実施例のインクジェットヘッドの駆動制御ブ
ロック図である。
【図3】このインクジェットヘッドの駆動制御のフロー
チャートである。
【図4】このインクジェットヘッドの駆動制御における
圧電素子の駆動周波数のタイミングチャートである。
【図5】従来のインクジェットヘッドの概略構成を示す
断面図である。
【図6】図5に示した従来のインクジェットヘッドの駆
動状態を説明する図である。
【図7】従来のインクジェットにおけるノズルの正面概
略図である。
【符号の説明】 10 インクジェットヘッド 12 圧電素子 14 インク噴射ノズル 15 圧力室 16 インク 22 インク非噴射ノズル 40 クロック発振子 44 印字ヘッドドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク噴射ノズルと、 インク非噴射ノズルと、 駆動周波数源と、 前記駆動周波数源より発振されるパルス信号に基づいて
    前記インク噴射ノズルとインク非噴射ノズルとのいずれ
    を駆動させるかを選択する手段と、 前記選択手段に基づいて前記インク噴射ノズルと非噴射
    ノズルとを選択的に駆動制御する手段とを備えることを
    特徴とするインクジェットヘッド。
JP7604692A 1992-02-27 1992-02-27 インクジェットヘッド Pending JPH05238008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7604692A JPH05238008A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 インクジェットヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7604692A JPH05238008A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 インクジェットヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05238008A true JPH05238008A (ja) 1993-09-17

Family

ID=13593855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7604692A Pending JPH05238008A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 インクジェットヘッド

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JP (1) JPH05238008A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6905184B2 (en) 2001-09-27 2005-06-14 Seiko Epson Corporation Liquid jetting apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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