JPH05237895A - 射出圧縮成形装置の油圧回路 - Google Patents

射出圧縮成形装置の油圧回路

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JPH05237895A
JPH05237895A JP7868292A JP7868292A JPH05237895A JP H05237895 A JPH05237895 A JP H05237895A JP 7868292 A JP7868292 A JP 7868292A JP 7868292 A JP7868292 A JP 7868292A JP H05237895 A JPH05237895 A JP H05237895A
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JP
Japan
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mold
pipe
die plate
valve
cylinder
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Application number
JP7868292A
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Inventor
Nobuaki Inaba
信昭 稲葉
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 金型開閉装置により高速で型開き型閉じを行
い、型締装置により低速で型締閉じ型締開きを行う射出
圧縮成形装置の油圧回路の改良を提供する。 【構成】 金型開閉シリンダのボトム側31aおよびロ
ッド側31bのそれぞれの配管32、37に接続し、か
つ、ポンプからの配管42に並列に接続して圧油を制御
するロジック弁33、43と、前記ポンプからのロジッ
ク弁33、43に接続し、かつ、金型開閉シリンダのボ
トム側31aおよびロッド側31bのそれぞれの配管3
2、37に並列に接続して油圧シリンダの戻り室側から
タンク200への戻り油を制御するロジック弁34、4
4と、一方をポンプからの配管42にロジック弁33、
34と並列に接続し、他方の一端を金型開閉シリンダの
ボトム側31aの前記配管32に、および他方の他端を
金型開閉シリンダのロッド側31bの前記配管37に接
続した電磁切換弁36とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出圧縮成形装置の油
圧回路に係わり、特には、金型開閉装置により高速で型
開き、型閉じを行い、また、型締装置により低速で型締
閉じ、型締開きを行う射出圧縮成形装置の油圧回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機による成形品の大型化
が要望されて射出成形機の大型化が進む中、型締装置に
ついては強力な型締力が求められる一方、生産性向上の
要請から動作速度の向上が求められるとともに、大型化
に伴い据え付け場積の削減も重要なニーズとなってい
る。このため、金型開閉には小径長尺シリンダによって
駆動力は低いながらも高速で型開き、型閉じの進退を行
い、両金型が非常に近接した型閉じ状態において型締反
力を係止装置でタイバーに係止したうえ、大径短尺シリ
ンダで強力に型締閉じ、あるいは型締開きをする方法
(例えば、特開平1−232005等の出願)が主流と
なりつつある。このとき、タイバーに係止装置で係止す
る方法として、割りナット、あるいは、油圧締着機によ
り行い、この構造の簡素化、あるいは金型の型閉じ作動
と型締閉じ作動を連続的に実施する方法(特開平1−2
22917)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平1−232005では、型締装置が射出成形
機に用いられているために大型の成形品を成形する場合
には、キャビテイ部内の隅々に樹脂を供給するために射
出圧力が千数百キログラムの射出圧力が必要となり、こ
のため反力を受ける型締装置が非常に大型になる。
【0004】また、特開平1−222917では、割り
ナットを使用しているために構造が複雑になるととも
に、金型の型閉じ作動と型締閉じ作動を連続的に実施す
るために噛み合いの同期化が難しく、衝撃が発生すると
いう欠点がある。近年では大型化に伴い可動ダイプレー
トの重量が増し、特に、小径長尺シリンダによる高速で
の型閉じから大径短尺シリンダによる低速での型締閉じ
の減速時に衝撃が大きくなっている。また、大型化に伴
い装置が小型で油圧抵抗の少ない油圧回路が望まれると
ともに、原価の安い簡単な油圧装置、および操作、取扱
の容易な装置が望まれている。さらに、近年では成形品
の大型化とともに貼合せ成形および深い形状の成形方法
が望まれ、特に、均一な肉厚精度、均一な密度および表
面品質の向上等が望まれ、その装置に適する油圧回路の
開発が望まれている。
【0005】本発明は上記問題点に着眼し、射出圧縮成
形装置の油圧回路に係わり、特には、金型開閉装置によ
り高速で型開き、型閉じを行い、また、型締装置により
低速で型締閉じ、型締開きを行う射出圧縮成形装置の油
圧回路の改良を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の発
明では、固定金型を保持する固定ダイプレートと、可動
金型を保持する可動ダイプレートと、前記可動ダイプレ
ートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動作させる
金型開閉シリンダと、可動ダイプレートに挿通されたタ
イバーを介して型締を行う型締シリンダと、固定金型と
可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給する射出装置と
からなる射出圧縮成形装置の油圧回路において、金型開
閉シリンダのボトム側31aおよびロッド側31bのそ
れぞれの配管32、37に接続し、かつ、ポンプからの
配管42に並列に接続して圧油を制御するロジック弁3
3、43と、前記ポンプからのロジック弁33、43に
接続し、かつ、金型開閉シリンダのボトム側31aおよ
びロッド側31bのそれぞれの配管32、37に並列に
接続して油圧シリンダの戻り室側からタンク200への
戻り油を制御するロジック弁34、44と、一方をポン
プからの配管42にロジック弁33、34と並列に接続
し、他方の一端を金型開閉シリンダのボトム側31aの
前記配管32に、および他方の他端を金型開閉シリンダ
のロッド側31bの前記配管37に接続した電磁切換弁
36とからなる。
【0007】第2の発明では、固定金型を保持する固定
ダイプレートと、可動金型を保持する可動ダイプレート
と、前記可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し速
やかに進退動作させる金型開閉シリンダと、可動金型に
挿通されたタイバーを介して型締を行う型締シリンダ
と、固定金型と可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給
する射出装置とからなる射出圧縮成形装置の油圧回路に
おいて、ポンプからの配管42に並列に接続して圧油を
制御するロジック弁33、43と、金型開閉シリンダの
ボトム側31aおよびロッド側31bのそれぞれの配管
32、37に接続し、油圧シリンダの戻り室側からタン
ク200への戻り油を制御するロジック弁34、44と
により高速型開きを行ない、また、一方をポンプからの
配管42にロジック弁33、34と並列に接続し、他方
の一端を金型開閉シリンダのボトム側31aの前記配管
32に、および他方の他端を金型開閉シリンダのロッド
側31bの前記配管37に接続した電磁切換弁36によ
り低速型開きを行う。
【0008】また、第2の発明を主体とする第3の発明
では、一方をロッド側31bのロジック弁43、44と
並列に接続する配管41に、かつ、他方をポンプからの
配管42に接続する電磁切換弁36に接続し、金型開閉
シリンダ31の戻り油とポンプの吐出油により高速型開
き(E)を行う電磁切換弁45を配設する。
【0009】さらに、第1あるいは第2の発明を主体と
する第4の発明では、高速型開きから低速型開きに移行
するときに減速する絞りをボトム側31aの前記配管3
2、および他方の他端を金型開閉シリンダのロッド側3
1bの前記配管37と電磁切換弁との間の配管に設けて
いる。
【0010】第5の発明では、固定金型を保持する固定
ダイプレートと、可動金型を保持する可動ダイプレート
と、前記可動ダイプレートを固定ダイプレートに対し速
やかに進退動作させる金型開閉シリンダと、可動金型に
挿通されたタイバーを介して型締を行う型締シリンダ
と、固定金型と可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給
する射出装置とからなる射出圧縮成形装置の油圧回路に
おいて、複数のタイバーに型締シリンダを配設するとと
もに、各型締シリンダと油圧源との間に電気油圧式サー
ボ弁電磁切換弁を配設している。
【0011】また、第5の発明を主体とする第6の発明
では、可動金型11と固定金型の間に設けた距離センサ
ーにより固定金型8に対する可動金型11の平行度が所
定量の基準から外れたとき、その速く進んだ型締シリン
ダ35の電気油圧式サーボ弁36を中立位置に戻し停止
させて平行度を補正する。
【0012】
【作用】上記構成によれば、可動ダイプレートが固定ダ
イプレートに接近し所定位置まで到達するまでの進退は
油量が多いため金型開閉シリンダに配設した油圧抵抗の
少ないロジック弁により行い、所定位置に到達した後か
ら可動金型が固定金型に当接するまでの間は油量が少な
いため、原価が安く、構造、制御が簡単な電磁切換弁で
実施している。このため、回路構成が単純になるととも
に、安価にできる。また、高速から低速にするときに油
圧抵抗の多い電磁切換弁を用いるとともに、絞りを挿入
しているため減速が速くなり、しかも、メータアウトで
制御しているために衝撃を少なくすることができる。さ
らに、高速から低速にするときに、ロジック弁の作動を
停止することにより実施でき、制御が単純になるととも
に作動が迅速になる。
【0013】可動ダイプレートに装着された金型を予め
所定量開いてキャビティ部を大きく取った所に可塑物を
射出するので射出圧力は低圧で射出することができるの
で、射出しながら可動金型の型締閉じを低圧で実施でき
る。また、このとき、タイバーに配設した型締シリンダ
の移動をそれぞれ単独に制御しているので、型締反力に
バラツキがあっても可動金型を固定金型に平行に移動で
きるため、均一な肉厚精度、均一な密度および表面品質
の良い大型の成形品が得られる。また、広いキャビティ
部を可塑物が圧縮・展延され流れるため、流動性を補う
ことが可能となり材料の物性を損なうことなく成形がで
きる。また、このとき可動金型の移動を可変に調整でき
るので、可塑物にかかる圧力が均一になり、密度も均一
となることから歪み、ソリが少ない成形ができる。この
ように、射出成形しながらプレス成形を加えることで流
動性の悪い材料、薄肉成形が可能となる。
【0014】
【実施例】次に本発明に係わる実施例につき図面を参照
して詳細に説明する。図1から図4は本発明の射出圧縮
成形機の油圧回路図であり、図5は本発明の油圧回路を
用いる射出圧縮成形装置の概略側面図である。
【0015】図5において、射出圧縮成形装置1は圧縮
成形装置2と射出装置3からなる。圧縮成形装置2は固
定金型を保持する固定ダイプレート部10および可動金
型を保持する可動ダイプレート部20と、前記可動ダイ
プレートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動作さ
せる金型進退装置30と、前記可動ダイプレートが固定
ダイプレートに接近し所定位置まで到達した後に可動ダ
イプレートが固定ダイプレートに対し進行動作させ可塑
物を圧縮・展延しながら型締を行う型締装置60とから
なる。また、射出装置3は圧縮成形装置2に可塑物を射
出する射出シリンダ部90が配設され、射出シリンダ部
90は加熱シリンダ91に固設した図示しないスライド
シリンダにより圧縮成形装置2の固定金型11方向に滑
動可能に装着されている。射出シリンダ部90の加熱シ
リンダ91内にはスクリュー92が密接して挿入されて
おり、図示しない油圧シリンダの駆動によりスクリュー
が金型方向に滑動し可塑物を射出する。
【0016】圧縮成形装置2には、ベッド7の一端上に
固定ダイプレート部10が固設され、固定ダイプレート
部10は固定金型11と、固定金型11を保持する固定
ダイプレート12とからなる。また、固定ダイプレート
部10には、金型進退装置30の取付け部30aと型締
装置60とが配設されている。また、ベッド7には、ガ
イドレール8が固設され、ガイドレール8には地面に垂
直に立設する可動ダイプレート部20が固設され、可動
ダイプレート部20は可動金型21と、可動金型21を
保持する可動ダイプレート22と、可動ダイプレート2
2を保持するリニアガイドベアリング23とからなり、
ガイドレール8にはリニアガイドベアリング23が慴動
自在に枢密に取着されている。また、可動ダイプレート
部20には、係止装置210とエジェクタ装置220と
金型進退装置30の取付け部30bが配設されている。
さらに、ベッド7の他端には、後述するタイバー61を
慴動自在にガイドする支持板9が固設されている。固定
ダイプレート12には、可動ダイプレート22を慴動自
在にガイドするとともに、形締時に可動ダイプレート2
2を引っ張る型締装置60のタイバー61が配設されて
いる。さらに、固定ダイプレート12のほぼ中央部で
は、キャビティ部14に樹脂等の可塑物を射出する射出
装置3の可塑物を加熱するシリンダ91(以下、加熱シ
リンダ91という。)が固定金型11に当接している。
【0017】図2において、電動機100にて駆動され
る可変容量形油圧ポンプ101、102(以下、可変ポ
ンプ101、102という。)は配管103にて合流
し、負荷感応形流量制御弁104(以下、流量制御弁1
04という。)と、チェック弁105と、および電磁リ
リーフ弁106に接続している。可変ポンプ101、1
02には、それぞれ吐出量を可変にするアクチュエータ
101a、102aと、電気ー油圧サーボバルブ101
b、102bとからなる流量レギュレータが配設されて
いる。また、可変ポンプ101には、必要に応じて吐出
量を増すために可変ポンプ102の吐出量を増加させる
方向切換弁101cが配設されている。さらに、電動機
100にて駆動される定容量形油圧ポンプ107には配
管108を介して射出装置3をスライドする図示しない
スライドシリンダ(W)に接続している。また、配管1
08より可変ポンプ101、102へ減圧弁109を介
して圧油を供給する配管110と、電磁リリーフ弁11
1とが接続されている。
【0018】図1において、固定ダイプレート12と可
動ダイプレート22とは速やかに進退動作させる金型進
退装置30により連結され、金型進退装置30の金型開
閉油圧シリンダ31(以下、開閉シリンダ31とい
う。)はロッド側を可動ダイプレート22に、シリンダ
側を固定ダイプレート12に搖動自在に結合して、開閉
シリンダ31の伸縮により可動ダイプレート部20は固
定ダイプレート12に対する進退動作の駆動が行われ
る。開閉シリンダ31のボトム側31aには配管32が
接続され、また、配管32には流量制御弁104に接続
されるロジック弁33と、タンク200に接続するロジ
ック弁34と、および配管32aの絞り35bを介して
電磁切換弁36と、が並列に接続されている。ロッド側
31bには配管37を介してロジック弁38が接続さ
れ、ロジック弁38には図示しないドアーの開閉を検知
して安全を制御する方向制御弁39に接続するパイロッ
ト圧用の配管40と、配管41と、が接続している。ま
た、ロジック弁38に接続された配管41には、配管4
2を介して流量制御弁104に接続されるロジック弁4
3と、タンク200に接続するロジック弁44と、およ
び電磁切換弁45と、が並列に接続されている。電磁切
換弁45はさらに配管46により、絞り35aを経て電
磁切換弁36に接続されている。電磁切換弁36は配管
42から分岐した配管42b(図2の(P)から図1の
(P)へ)により流量制御弁104に接続され、また、
配管42から分岐した配管42aにはロジック弁33と
ロジック弁43との入口が並列に接続されている。ボト
ム側31aに接続されるロジック弁33のパイロット圧
は配管33aによりパイロット圧用電磁切換弁47に、
また、ロジック弁34のパイロット圧も配管34aによ
りパイロット圧用電磁切換弁47にそれぞれ接続されて
いる。また、電磁切換弁47の配管48(図2の(Q)
から図1の(Q)へ)はシャトル弁49、50を経て、
分岐した配管51により流量制御弁104に接続されて
いる。ロッド側31bにロジック弁38を介して接続す
るロジック弁43のパイロット圧は配管43aによりパ
イロット圧用電磁切換弁52に接続され、また、ロジッ
ク弁44のパイロット圧も配管44aによりパイロット
圧用電磁切換弁52に接続されている。さらに、電磁切
換弁52の配管53は配管48と合流してシャトル弁4
9、50を経て、分岐した配管51により流量制御弁1
04に接続されている。さらに、ドアーの開閉を検知し
て安全を制御するローラ方式の方向制御弁39に接続す
るパイロット管56はロジック弁33の配管33aに接
続している。また、配管37とシャトル弁49とは配管
57(図2の(R)から図1の(R)へ)により接続さ
れている。固定ダイプレート12と可動ダイプレート2
2との間には、固定ダイプレート12に対する可動ダイ
プレート22の図示の左右方向の距離および可動ダイプ
レート22が固定ダイプレート12とに対して平行に移
動しているか否かを検出する距離センサー250が配設
されている。
【0019】図5において、型締装置60は、固定ダイ
プレート12に複数の油圧シリンダ室62が削成され、
これに両ロッド形中空穴付ピストン63(以下、ピスト
ン63という。)が枢密に挿入され、さらにピストンカ
バー64が挿入されており、このピストンカバー64が
固定ダイプレート12に固定されて、シリンダ室62
a、62bが形成されている。図3において、この上記
構成の型締シリンダ65は固定ダイプレート12の外周
部近傍に4個、65a、65b、65c、65d配設さ
れている。各型締シリンダ65には、電気油圧式サーボ
弁66a、66b、66c、66dが配管67に並列に
接続され、可動金型21が固定金型11に平行に移動す
るよう各電気油圧式サーボ弁66が独立して図示しない
制御装置からの指令を受けて作動する。配管67(図2
(S)から図1の(S)へ)には、可変形流量調整弁6
8、チェック弁69を介して可変容量形油圧ポンブ70
に接続されている。また、配管67には電磁バイロット
付リリーフ弁71が、可変形流量調整弁68とチェック
弁69との間にはアキュムレータ72が配設されてい
る。また、シリンダ室62bにはリリーフ弁73が配設
されている。また配管67から配管201が分岐してお
り、配管201にはエジェクタ用電気油圧式サーボ弁2
02を介してエジェクタ装置220のシリンダ223が
配設されている。さらに、配管67から配管211が分
岐しており、配管211には係止用電磁切換弁212を
介して係止装置210の油圧定着機213が配管214
(図2(T)から図1の(T)へ)により接続されてい
る。上記実施例において、係止用電磁切換弁212とチ
ェック弁69の間にブースター弁を配設して、可変容量
形油圧ポンブ70よりの圧力を増加させて、油圧定着機
213に供給して、係止力を増しても良い。
【0020】上記構成においてつぎに作動について説明
する。まず、図示しないスライドシリンダに圧油を送
り、加熱シリンダ61を固定金型11に当接させる。つ
ぎに、図示しないドアーが閉じており、安全が維持され
ていることが確認されたとき、切換弁39は位置(イ)
にありロジック弁38のパイロット圧はタンク200に
接続し、ロジック弁38は開いている。
【0021】高速型閉じ(A)を行うために、開閉シリ
ンダ31のロッド側31bのロジック弁43、44用の
電磁切換弁52を位置(イ)に、ボトム側31aのロジ
ック弁33、34用の電磁切換弁47を位置(ハ)に、
切り換える。これにより、ロッド側31bのロジック弁
43のパイロット圧を配管43aを介してタンク200
にドレンさせ、ロジック弁43を開くとともに、ロジッ
ク弁44のパイロット圧に流量制御弁104からの圧油
を配管44aを介して送り、ロジック弁44を閉じる。
また、同様に、ボトム側のロジック弁34のパイロット
圧を配管34aを介してタンク200にドレンさせ、ロ
ジック弁43を開き配管32とタンク200を接続する
とともに、ロジック弁33のパイロット圧に流量制御弁
104からの圧油を配管33aを介して送り、ロジック
弁44を閉じる。さらに、電磁切換弁36を位置(イ)
に切り換える。このとき、可変ポンプ101、102の
流量レギュレータの切換弁101b、101cおよび1
02bが作動しポンプの吐出量は両ポンプから吐出され
増加している。この可変ポンプ101、102の圧油
は、配管103、流量制御弁104、配管42、配管4
2a、ロジック弁43、配管41、および、配管42か
ら分岐して配管42b、電磁切換弁36、配管46、絞
り35a、電磁切換弁45を経て配管41に合流し、合
流した圧油がロジック弁38および配管37を経て開閉
シリンダ31のロッド側31bに送られる。反対のボト
ム側31aの油は配管32、ロジック弁34からタンク
200に、および配管32a、電磁切換弁36を経てタ
ンク200に戻る。これにより、開閉シリンダ31は高
速に作動し、可動金型11の高速型閉じが行われる。
【0022】次に、低速型閉じ(B)を行うために、開
閉シリンダ31のロッド側31bのロジック弁43、4
4用の電磁切換弁52およびボトム側31aのロジック
弁33、34用の電磁切換弁47をそのままの位置
(ロ)、すなわち、中立の位置にして置く。これによ
り、ロッド側31bのロジック弁43、44のパイロッ
ト圧に流量制御弁104からの圧油を配管43a、44
aを介して送り、ロジック弁43、44を閉じる。ま
た、同様に、ボトム側31aのロジック弁33、34の
パイロット圧に流量制御弁104からの圧油を配管33
a、34aを介して送り、ロジック弁43、44を閉じ
る。さらに、電磁切換弁36を位置(イ)に切り換え
る。このとき、可変ポンプ101の流量レギュレータの
切換弁101bが作動しポンプの吐出量は一個のポンプ
から吐出されている。この可変ポンプ101の圧油は、
配管103、流量制御弁104、配管42、配管42
b、電磁切換弁36、配管46、絞り35a、電磁切換
弁45、配管41、ロジック弁38および配管37を経
て開閉シリンダ31のロッド側31bに送られる。反対
のボトム側31aの油は配管32、配管32a、絞り3
5b、および電磁切換弁36を経てタンク200に戻
る。これにより、開閉シリンダ31は低速に作動し、可
動金型11の低速型閉じが行われる。
【0023】ポンプの吐出油により強力に高速型開き
(C)を行う。このために、開閉シリンダ31のボトム
側31aのロジック弁33、34用の電磁切換弁47を
位置(イ)に、ロッド側31bのロジック弁43、44
用の電磁切換弁52を位置(ハ)に、切り換える。これ
により、ボトム側のロジック弁33のパイロット圧を配
管33aを介してタンク200にドレンさせ、ロジック
弁33を開くとともに、ロジック弁34のパイロット圧
に流量制御弁104からの圧油を配管34aを介して送
り、ロジック弁34を閉じる。また、同様に、ロッド側
のロジック弁44のパイロット圧を配管44aを介して
タンク200にドレンさせ、ロジック弁44を開き配管
41とタンク200を接続するとともに、ロジック弁4
3のパイロット圧に流量制御弁104からの圧油を配管
43aを介して送り、ロジック弁43を閉じる。さら
に、電磁切換弁36を位置(ハ)に切り換える。このと
き、可変ポンプ101、102の流量レギュレータの切
換弁101b、101cおよび102bが作動しポンプ
の吐出量は両ポンプから吐出され増加している。この可
変ポンプ101、102の圧油は、配管103、流量制
御弁104、配管42、配管42a、ロジック弁33、
配管32、および、配管42から分岐して配管42b、
電磁切換弁36、配管32a、絞り35b、ロジック弁
33を経て配管32に合流し、合流した圧油が配管32
により開閉シリンダ31のボトム側31aに送られる。
反対のロッド側31bの油は配管37、ロジック弁3
8、配管41、ロジック弁44からタンク200に、お
よび配管41、電磁切換弁45、配管46、絞り35
a、電磁切換弁36を経てタンク200に戻る。これに
より、開閉シリンダ31は高速に作動し、可動金型11
の油圧により強力に高速型開きが行われる。
【0024】次に、ポンプの吐出油により強力に低速型
開き(D)を行う。このために、開閉シリンダ31のボ
トム側31aのロジック弁33、34用の電磁切換弁4
7およびロッド側のロジック弁43、44用の電磁切換
弁52をそのままの位置(ロ)、すなわち、中立の位置
にして置く。これにより、ボトム側31aのロジック弁
33、34のパイロット圧に流量制御弁104からの圧
油を配管33a、34aを介して送り、ロジック弁3
3、34を閉じる。また、同様に、ロッド側31bのロ
ジック弁33、34のパイロット圧に流量制御弁104
からの圧油を配管33a、34aを介して送り、ロジッ
ク弁43、44を閉じる。さらに、電磁切換弁36を位
置(ハ)に切り換える。このとき、可変ポンプ101の
流量レギュレータの切換弁101bが作動しポンプの吐
出量は一個のポンプから吐出されている。この可変ポン
プ101の圧油は、配管103、流量制御弁104、配
管42、配管42b、電磁切換弁36、配管32a、お
よび配管32を経て開閉シリンダ31のボトム側31a
に送られる。反対のロッド側31bの油は配管37、ロ
ジック弁38、配管41、電磁切換弁45、配管46、
絞り35a、電磁切換弁36を経てタンク200に戻
る。これにより、開閉シリンダ31は低速に作動し、可
動金型11の油圧により強力に低速型開きが行われる。
【0025】開閉シリンダ31の戻り油とポンプの吐出
油により高速型開き(E)を行う。このために、開閉シ
リンダ31のボトム側31aのロジック弁33、34用
の電磁切換弁47を位置(イ)に、ロッド側31bのロ
ジック弁43、44用の電磁切換弁52を位置(イ)
に、切り換える。これにより、ボトム側のロジック弁3
3のパイロット圧を配管33aを介してタンク200に
ドレンさせ、ロジック弁33を開くとともに、ロジック
弁34のパイロット圧に流量制御弁104からの圧油を
配管34aを介して送り、ロジック弁34を閉じる。ま
た、同様に、ロッド側のロジック弁43のパイロット圧
を配管43aを介してタンク200にドレンさせ、ロジ
ック弁43を開き配管44と配管42a接続するととも
に、ロジック弁44のパイロット圧に流量制御弁104
からの圧油を配管44aを介して送り、ロジック弁44
を閉じる。さらに、電磁切換弁36を位置(ハ)および
電磁切換弁45を位置(ロ)に切り換える。このとき、
可変ポンプ101、102の流量レギュレータの切換弁
101b、101cおよび102bが作動しポンプの吐
出量は両ポンプから吐出され増加している。この可変ポ
ンプ101、102の圧油は、配管103、流量制御弁
104、配管42、配管42a、ロジック弁33、配管
32、および、配管42から分岐して配管42b、電磁
切換弁36、配管32a、絞り35b、ロジック弁33
を経て配管32に合流し、合流した圧油が配管32によ
り開閉シリンダ31のボトム側31aに送られる。反対
のロッド側31bの油は配管37、ロジック弁38から
配管41にもどるが、このとき、一方では電磁切換弁4
5で遮断されているため、配管41からロジック弁43
を経て配管42aに行き、前記可変ポンプ101、10
2からの吐出油と配管42aで合流し、ロジック弁3
3、配管32を経て開閉シリンダ31のボトム側31a
に送られる。これにより、開閉シリンダ31は開閉シリ
ンダ31の戻り油とポンプの吐出油との合流により、前
記ポンプのみによる高速型開きよりも、さらに高速で可
動金型11の高速型開きを行うことができる。
【0026】次に、型締閉じ(F)工程では、前記の樹
脂を射出する工程で射出シリンダによりスクリユーを前
進させながら、型締装置60の電気油圧式サーボ弁66
a、66b、66c、66dを各々位置(イ)に切換て
各型締シリンダ65a、65b、65c、65dのシリ
ンダ室62aにアキュムレータ72からの圧油を可変形
流量調整弁68、配管67を経て送り、可動金型11を
固定金型側に移動させる。可動金型11が固定金型に当
接すると電磁リリーフ弁71が作動してそのままの状態
(可動金型11と固定金型の当接)が保持される。
【0027】型締開き(G)工程では、型締装置60の
電気油圧式サーボ弁66a、66b、66c、66dを
各々位置(ハ)に切換て各型締シリンダ65a、65
b、65c、65dのシリンダ室62bにアキュムレー
タ72からの圧油を可変形流量調整弁68、配管67を
経て送り、可動金型11を固定金型から離間させる。こ
のときの圧力はリリーフ弁73が作動する。
【0028】次に、可塑物の射出圧縮成形方法の作動に
ついて、一例を説明する。型打ちを開始するために、後
退している可動ダイプレート22を開閉シリンダ31に
より高速型閉じ(A)で固定ダイプレート12方向に接
近させる。このとき、電磁切換弁47、電磁切換弁52
を切換てロジック弁34、ロジック弁44を開き、可変
ポンプ101、102の吐出量は開閉シリンダ31のロ
ッド側31bに送られる。また、このとき、電磁切換弁
36も切り換えられ、ポンプの吐出量を開閉シリンダ3
1のロッド側31bに送っている。
【0029】可動ダイプレート22が固定ダイプレート
12に対して所定位置まで到達したら、タイロッドと可
動ダイプレート22を係止装置により固定するため、可
動ダイプレート22を停止、あるいは、減速する。この
ために、可動ダイプレート22を高速型閉じ(A)から
低速型閉じ(B)に切り換える。そして、低速型閉じ
(B)で固定ダイプレート12方向に接近させる。これ
は、電磁切換弁47、電磁切換弁52を中立位置(ロ)
に戻し、ロジック弁34、ロジック弁44を閉じるとと
もに、ポンプの吐出量を可変ポンプ101だけにして、
メータイン・メータアウトの絞り35a、35bで制御
することにより容易に減速・ブレーキが行われ高速から
低速にかわる。また、この減速・ブレーキにより可動ダ
イプレート22の停止時の衝撃が小さくできる。さら
に、可動ダイプレートの移動距離に合わせて移動速度を
可変にしたい場合には、可変ポンプ101からの圧油を
流量制御弁104により供給量を多段階に増減して開閉
シリンダ31のロッド側31bに送り、移動速度を変更
する。また、このとき、可変ポンプ101、102の吐
出量の組合せ、あるいは、それぞれの吐出量の変化によ
り行っても良い。
【0030】可動プレート22が停止あるいは減速した
ら、係止装置を作動させタイロッドと可動ダイプレート
22を固定し、可動プレートを型締装置の作動により移
動するよう低速型閉じ(B)を解除するため、電磁切換
弁36を図示の中立の位置(ロ)に戻す。また、このと
き減速しながら係止装置を作動させるときには、リリー
フ弁73を作動させて係止装置を確実にするようにして
も良い。
【0031】係止装置40による係止が終了したら、型
締装置60の電気油圧式サーボ弁66を切換てシリンダ
室62aにアキュムレータ72からの圧油を送り、可動
金型11を固定金型側に移動させて型締閉じ(F)工程
を行う。このとき、図示のように移動金型と固定金型が
当接しない状況にあり、所定量(Y)開いている状態か
ら型締閉じ(F)工程を行うとともに、溶融樹脂を射出
する。また、例えば、可動金型21が型締閉じ(F)工
程により所定の位置に達したとき一時停止し、射出装置
3から可塑物を大きなキャビティ部10に射出し、射出
圧力を低圧で射出するようにしても良い。
【0032】型締閉じ(F)工程では、可動金型11と
固定金型の間の各タイバー近傍に設けた距離センサー2
50により固定金型8に対する可動金型11の平行度が
確認され、平行度が所定量の基準から外れたときには、
その速く進んだ型締シリンダ35の電気油圧式サーボ弁
36を中立位置に戻し停止させる。停止時に生ずる油圧
の衝撃は速やかにアクチュエータ42により吸収する。
遅れていた他の型締シリンダ35が進み平行度が基準内
に入ったら速やかに電気油圧式サーボ弁36を位置
(イ)に切換て型締を続行する。また、可動ダイプレー
トの移動距離に合わせて移動速度を可変にしたい場合に
は、アキュムレータ72からの圧油を可変形流量調整弁
68により供給量を増減して型締装置のシリンダ室62
aに送り、移動速度を変更する。これにより、広いキャ
ビティ部10を可塑物が所定流速で圧縮・展延されるた
め、流動性を補うことが可能となり材料の物性を損なう
ことなく成形ができる。また、可塑物にかかる圧力が均
一になり、密度も均一となることから歪み、ソリが少な
い成形ができる。このように、射出成形しながらプレス
成形を加えることで流動性の悪い材料、薄肉成形が可能
となる。
【0033】成形品に見合った所定量の可塑物が射出さ
れ、移動金型21は所定の速度、圧力で閉じ、可塑物を
キャビティ部10の隅々に圧縮・展延し密度をあげる。
可動金型11が固定金型に当接したら型締シリンダ55
は停止し、可塑物樹脂が冷却するまでそのままの状態が
維持され、電磁リリーフ弁71が作動して可塑物に保圧
をかけている。
【0034】成形品が冷却したら、前記と逆の作動、即
ち、型締装置60のシリンダ室62bにアキュムレータ
72からの圧油を可変形流量調整弁68、配管67を経
て送り、可動金型11を固定金型から型締開き(G)工
程により低速に離間させる。
【0035】可動ダイプレート22が固定ダイプレート
12に対して所定位置まで後退したら、型締装置60の
シリンダ室62bへの送油を停止し可動プレートを停止
するとともに、係止装置への送油も停止し、タイロッド
と可動ダイプレート22の固定を解除する。
【0036】タイロッドと可動ダイプレート22の固定
が解除したら、開閉シリンダ31の戻り油とポンプの吐
出油により高速型開き(E)を行ない、可動プレートを
当初の位置まで戻す。また、あるいは、ポンプの吐出油
により強力に高速型開き(C)を行う。
【0037】上記、射出圧縮成形工程の外に、例えば、
金型の合わせ状況の確認など、金型の移動距離が少なく
て、低速に移動したいときには、電気油圧式サーボ弁6
6を位置(イ)あるいは位置(ハ)に切り換えて型締シ
リンダ65を作動させることにより、金型が容易に接近
・離間する。さらに、金型の交換など、金型の移動距離
が比較的大きくて、低速に移動したいときには、電磁切
換弁36のみを位置(イ)あるいは位置(ハ)に切り換
えることにより、金型が容易に接近・離間する。
【0038】また、上記実施例は射出圧縮成形機の油圧
回路として説明したが、射出成形機、あるいは型締装置
の油圧回路に使用できることは言うまでもない。
【0039】図6は前記の工程と各電磁切換弁の作動状
態を示す図であり、図中○印はバルブが作動して切り替
わっている状態を示す。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可動ダイプレートが固定ダイプレートの所定位置までに
接近しするまでの進退は金型開閉シリンダに配設した油
圧抵抗の少ないロジック弁により行い、所定位置に到達
した後可動金型が固定金型に当接するまでの間は油量が
少ないために電磁切換弁で実施するため、原価が安く、
構造、制御が簡単で、回路構成が単純になるとともに、
抵抗が少ないため迅速に作動する。また、高速から低速
にするときに油圧抵抗の多い電磁切換弁と絞りを挿入し
ているために減速が速くなり、しかも、メータアウトで
制御しているために衝撃を少なくできる。また、可動ダ
イプレートに装着された金型を予め所定量開いてキャビ
ティ部を大きく取った所に可塑物を射出するので射出圧
力は低圧で射出することができ、かつ、射出しながら可
動金型の型締閉じを低圧で実施できるので型締装置を小
さくできる。さらに、タイバーに配設した型締シリンダ
の移動をそれぞれ単独に制御しているので、型締反力に
バラツキがあっても可動金型を固定金型に平行に移動で
き、均一な肉厚精度、均一な密度および表面品質の良い
大型の成形品が得られる。また、広いキャビティ部を可
塑物が圧縮・展延され流れるため、流動性を補うことが
可能となり材料の物性を損なうことなく成形ができると
ともに、可動金型の移動を可変に調整できるので、可塑
物にかかる圧力が均一になり、密度も均一となることか
ら歪み、ソリが少ない成形ができるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出圧縮成形装置の金型開閉シリンダ
の油圧回路図である。
【図2】本発明の射出圧縮成形装置の金型開閉シリンダ
の油圧回路図である。
【図3】本発明の射出圧縮成形装置の型締装置の油圧回
路図である。
【図4】本発明の射出圧縮成形装置の型締装置の油圧回
路図である。
【図5】射出圧縮成形装置の側面図である。
【図6】本発明の成形工程とロジック弁、電磁切換弁の
作動状況を説明する図である。
【符号の説明】
1 射出圧縮成形装置 2 圧縮成形装置 3 射出装置 10 固定ダイプレート部 11 固定金型 12 固定ダイプレート 14 キャビティ部 20 可動ダイプレート部 21 可動金型 22 可動ダイプレート 30 金型進退装置 31 金型開閉油圧シリンダ 32 ボトム側配管 33、43 ロジック弁(ポンプ側) 34、44 ロジック弁(タンク側) 35a、35b 絞り 36、45 電磁切換弁 37、41 ロッド側配管 42 配管(ポンプから) 47、52 パイロット圧用電磁切換弁 60 型締装置 65 型締シリンダ 66 電気油圧式サーボ弁 68 可変形流量調整弁 72 アキュムレータ 90 射出シリンダ部 101、102 可変容量形油圧ポンプ 104 負荷感応形流量制御弁 200 タンク 210 係止装置 220 エジェクタ装置 250 距離センサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、前記可動
    ダイプレートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動
    作させる金型開閉シリンダと、可動ダイプレートに挿通
    されたタイバーを介して型締を行う型締シリンダと、固
    定金型と可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給する射
    出装置とからなる射出圧縮成形装置の油圧回路におい
    て、金型開閉シリンダのボトム側31aおよびロッド側
    31bのそれぞれの配管32、37に接続し、かつ、ポ
    ンプからの配管42に並列に接続して圧油を制御するロ
    ジック弁33、43と、前記ポンプからのロジック弁3
    3、43に接続し、かつ、金型開閉シリンダのボトム側
    31aおよびロッド側31bのそれぞれの配管32、3
    7に並列に接続して油圧シリンダの戻り室側からタンク
    200への戻り油を制御するロジック弁34、44と、
    一方をポンプからの配管42にロジック弁33、34と
    並列に接続し、他方の一端を金型開閉シリンダのボトム
    側31aの前記配管32に、および他方の他端を金型開
    閉シリンダのロッド側31bの前記配管37に接続した
    電磁切換弁36とからなることを特徴とする射出圧縮成
    形装置の油圧回路。
  2. 【請求項2】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、前記可動
    ダイプレートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動
    作させる金型開閉シリンダと、可動金型に挿通されたタ
    イバーを介して型締を行う型締シリンダと、固定金型と
    可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給する射出装置と
    からなる射出圧縮成形装置の油圧回路において、ポンプ
    からの配管42に並列に接続して圧油を制御するロジッ
    ク弁33、43と、金型開閉シリンダのボトム側31a
    およびロッド側31bのそれぞれの配管32、37に接
    続し、油圧シリンダの戻り室側からタンク200への戻
    り油を制御するロジック弁34、44とにより高速型開
    きを行ない、また、一方をポンプからの配管42にロジ
    ック弁33、34と並列に接続し、他方の一端を金型開
    閉シリンダのボトム側31aの前記配管32に、および
    他方の他端を金型開閉シリンダのロッド側31bの前記
    配管37に接続した電磁切換弁36により低速型開きを
    行うことを特徴とする射出圧縮成形装置の油圧回路。
  3. 【請求項3】 一方をロッド側31bのロジック弁4
    3、44と並列に接続する配管41に、かつ、他方をポ
    ンプからの配管42に接続する電磁切換弁36に接続
    し、金型開閉シリンダ31の戻り油とポンプの吐出油に
    より高速型開き(E)を行う電磁切換弁45を配設する
    請求項2記載の射出圧縮成形装置の油圧回路。
  4. 【請求項4】 高速型開きから低速型開きに移行すると
    きに減速する絞りをボトム側31aの前記配管32、お
    よび他方の他端を金型開閉シリンダのロッド側31bの
    前記配管37と電磁切換弁との間の配管に設けた請求項
    1あるいは2記載の射出圧縮成形装置の油圧回路。
  5. 【請求項5】 固定金型を保持する固定ダイプレート
    と、可動金型を保持する可動ダイプレートと、前記可動
    ダイプレートを固定ダイプレートに対し速やかに進退動
    作させる金型開閉シリンダと、可動金型に挿通されたタ
    イバーを介して型締を行う型締シリンダと、固定金型と
    可動金型のキャビテイ部に可塑物を供給する射出装置と
    からなる射出圧縮成形装置の油圧回路において、複数の
    タイバーに型締シリンダを配設するとともに、各型締シ
    リンダと油圧源との間に電気油圧式サーボ弁電磁切換弁
    を配設することを特徴とする射出圧縮成形装置の油圧回
    路。
  6. 【請求項6】 可動金型11と固定金型の間に設けた距
    離センサーにより固定金型8に対する可動金型11の平
    行度が所定量の基準から外れたとき、その速く進んだ型
    締シリンダ35の電気油圧式サーボ弁36を中立位置に
    戻し停止させて平行度を補正する請求項5記載の射出圧
    縮成形装置の油圧回路。
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