JPH05236933A - 巨大核酸試料調製装置 - Google Patents

巨大核酸試料調製装置

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JPH05236933A
JPH05236933A JP4525892A JP4525892A JPH05236933A JP H05236933 A JPH05236933 A JP H05236933A JP 4525892 A JP4525892 A JP 4525892A JP 4525892 A JP4525892 A JP 4525892A JP H05236933 A JPH05236933 A JP H05236933A
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JP
Japan
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nucleic acid
acid sample
giant
recess
preparation device
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Application number
JP4525892A
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English (en)
Inventor
Katsuji Murakawa
克二 村川
Kazuhiko Kawasaki
川崎  和彦
Hideki Kanbara
秀記 神原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】染色体あるいは、染色体の一部をなす、蛋白質
等との複合体を含む巨大核酸試料を迅速に分取する。 【構成】固体表面1に目的とする核酸試料を包含する形
状の凹部2を設け、この固体表面上で核酸試料を含む液
を緩やかに揺動,撹拌して目的とする核酸試料を選択的
に凹部2の内部に捕捉する。 【効果】染色体あるいは、染色体の一部をなす、蛋白質
等との複合体を含む巨大核酸試料を、高価な装置を使用
することなく、熟練を必要とせずに、迅速に分取するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は巨大核酸試料の分離をお
こなう巨大核酸試料調製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】細胞から目的とする染色体あるいは、染
色体の一部をなす巨大核酸試料を分取するには、顕微鏡
下で観察しながらマイクロマニュピレータを用いて、染
色体を一つずつ分離する方法の他、細胞分取用装置(セ
ルソータ)を用い、蛍光色素で標識した染色体を、その
形状の差による蛍光強度等の違いを利用して分離する方
法(文献1:サイトメトリ11(1990年)540頁か
ら542頁(Cytometry11(1990)、pp540−
542))、あるいは、顕微鏡下で目的とする染色体の
領域を残し、そのほかの領域をレーザ光で焼き切るレー
ザマイクロダイセクション法(文献2:ジエノミックス
10(1990年)1053頁から1054頁(GENOM
ICS 10(1990)pp1053−1054))
などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のいずれの方法
も、巨大核酸試料の作業操作を試料一個ずつ行うため、
処理速度が極めて遅い。例えば、最も処理速度が速いセ
ルソータを用いる方法でも、制限酵素による分析に必要
とされる百万個の染色体を得るのに、約1週間の時間が
必要であった。
【0004】また、顕微鏡下で巨大核酸試料を観察する
場合、巨大核酸試料の分子の方向が一定でないため、目
視による巨大核酸試料の同定は容易でなく熟練が必要で
あった。巨大核酸試料の同定を自動的に行なうには高価
な画像処理装置が必要であった。
【0005】本発明の目的は、染色体あるいは、染色体
の一部に代表される、蛋白質等との複合体を含む巨大核
酸試料を簡便,迅速に分取,分別分析することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的のために、固
体表面上に設けられ、巨大核酸試料の少なくとも一部を
包含する形状を有する凹部の内部に巨大核酸試料の少な
くとも一部を捕捉する。この凹部は、複数のほぼ平行な
直線状をなす溝、2本の直線状の溝とこれを連結する複
数の短い溝から形成される梯子状の溝、ほぼ平行な複数
の直線状の溝が異なる二つの方向に形成されこれら2群
の溝が交差して形成される斜めの格子状をなす溝等によ
って一定の規則をもった配置で形成される。また、異な
る種類の巨大核酸試料を捕捉するために異なる形状の凹
部が複数個形成され、凹部の底部に固体を貫通する細孔
を有している。さらに巨大核酸試料をフロー系で捕捉,
回収するために、凹部を固体表面に設けた流路の底部に
形成する。このように巨大核酸試料分子が選択的に入り
うる凹部を有する固体を用いて目的試料を捕捉する。
【0007】
【作用】固体表面に目的とする巨大核酸試料を包含する
形を有する複数の凹部を設け、目的とする巨大核酸試料
を含む試料を緩衝液等の液体とともに凹部の上に注ぎ緩
やかに揺動し撹拌することにより、目的とする巨大核酸
試料が選択的に凹部に捕捉できる。凹部を多数設けるこ
とにより、同時に多数の巨大核酸試料を凹部に捕捉する
ことができる。また、固体表面に、異なる形状の凹部を
複数個設け、これにより異なる種類の巨大核酸試料を各
々選択的に凹部に捕捉することができる。さらに、凹部
を流路中に設け、目的とする巨大核酸試料をフロー系で
捕捉,回収することができる。凹部は一定の規則をもっ
た配置で形成されるので、巨大核酸試料は一定の配向で
凹部に捕捉される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例1を図1から図4を用いて説
明する。染色体あるいは、染色体の一部をなす、蛋白質
等との複合体を含む巨大核酸試料(以下実施例では単に
核酸試料と略記する)を分取,分別分析する巨大核酸試
料調製装置は、シリコンウエハ1の表面上に、エッチン
グにより凹部2を設け構成される。凹部はシリコンウエ
ハ1の表面上に2次元的に一定の規則をもって区画され
配列されて形成され、一つの区画には一つの凹部が存在
する。凹部の形状はその長さ,幅,深さを任意にするこ
とができる。
【0009】図1,図2では凹部2の形状はX字状であ
り、長さは3.8μm、幅は3.4μmである。核酸試料
4aが凹部2に捕捉された状態の拡大平面図を図2に示
す。図2のAB部の拡大断面図を図3に示す。溝の深さ
は1.5μm、溝の幅は1.5μmである。
【0010】この巨大核酸試料調製装置を用いた試料調
製の手順を図4に示す。図1に示すような複数の凹部2
を有するシリコンウエハ1を細胞培養用カルチャープレ
ート3の底に固定する。細胞より調製した形状の異なる
複数の核酸試料4a,4b…(図4では単純化して核酸
試料4a,4bをそれぞれ1個のみを示してある)を含
む緩衝液5をシリコンウエハ1上に注ぐ。核酸試料中の
目的とする核酸試料4aの数はこの核酸試料4aを包含
する形状を有する凹部2の数よりも大過剰になるように
加える(図4(A))。シェーカ上にカルチャープレー
ト3をのせ緩やかに核酸試料を含む緩衝液を揺動させ撹
拌する。撹拌操作中に凹部2には、図2及び図3に示す
ように核酸試料中の目的とする核酸試料4aが凹部の内
部に捕捉される(図4(B))。一定時間の撹拌の後に
凹部2に捕捉されなかった核酸試料4bを緩衝液5と共
に除去する(図4(C))。
【0011】以上の手順により目的とする核酸試料4a
が2次元的に規則をもって区画され配列された凹部2の
内部に捕捉され、この状態の核酸試料4aを顕微鏡を用
いた観察,制限酵素反応,プローブのハイブリダイズ等
の目的に使用することが可能である。必要があれば捕捉
された核酸試料4aの回収は、シリコンウエハ1上にあ
らたに緩衝液を加え、捕捉時よりも撹拌を激しく行なう
か、または、緩衝液中でシリコンウエハ1の凹部を有す
る面を下にして撹拌を行い、凹部2から核酸試料4aを
遊離させて回収する。
【0012】本実施例では、凹部2の形状に近い小型の
ヒト染色体21番,22番,Y染色体を選択的に捕捉で
きる。形成した凹部2の数に応じて、同時に多数の核酸
試料が得られる。得られた核酸試料は、シリコンウエハ
上の凹部に捕捉された状態で、顕微鏡を用いた観察,制
限酵素反応,プローブのハイブリダイズ等を行なうこと
が可能であり、これらに関連する種々の作業(たとえ
ば、核酸試料が凹部に捕捉されたシリコンウエハを直
接、顕微鏡の観察台に搭載したり、種々の反応液中に入
れ核酸試料に反応を生じさせる等)の操作性が向上す
る。
【0013】顕微鏡を用いた観察の場合、さらに具体的
にいえば、2次元的に規則をもって区画され配列されて
形成された凹部2の内部に核酸試料を捕捉できるので、
レーザによる核酸試料の一部の切り出し等の物理的操作
に必要な位置決めに関する操作性が向上する。
【0014】本発明の実施例2を図5を用いて説明す
る。本実施例の巨大核酸試料調製装置は、シリコンウエ
ハ10上に、エッチングにより異なる形状を持つ凹部1
1,12をそれぞれ複数ずつ設ける。凹部11の長さは
19μm、幅は4.0μm 、凹部12の長さは3.8μ
m、幅は3.4μmである。溝の幅は1.6μm、深さは
1.6μmである。凹部11,12はそれぞれ2次元的
に規則をもって区画され配列されて形成される。
【0015】本実施例による巨大核酸試料調製装置の使
用により、異なる種類,形状の核酸試料を同時に分取で
きる。すなわち、凹部11で小型のヒト染色体21番,
22番,Y染色体,凹部12で大型の染色体1番,2番
をそれぞれ同時に選択的に異なる凹部の内部に捕捉でき
る。
【0016】以上の実施例は主として核酸試料の分取を
目的とするものである。核酸試料の分析など以下で説明
する他の目的に対しては、次に説明する実施例3から実
施例5に示す形状の凹部を使用できる。
【0017】本発明の実施例3を図6を用いて説明す
る。本実施例では、シリコンウエハ15上に、複数のほ
ぼ平行な直線状の溝からなる凹部16を設ける。凹部1
6の溝の幅は1.8μm、深さは1.6μm、2本の溝の
間隔は0.6μmである。図7は図6のAB部の断面図
である。
【0018】核酸試料17の交差している部分(セント
ロメア)は溝17の内部に捕捉されないが、核酸試料1
7の少なくともその一部は、図6および図7に示すよう
に凹部16に捕捉される。その結果、核酸試料17は溝
の長手方向に配向させることができ、本実施例では、核
酸試料の向きを溝の長手方向に揃えることができる。
【0019】本発明の実施例4を図8を用いて説明す
る。本実施例では、シリコンウエハ20上に2本の直線
状の溝21とこれを連結する複数の溝22から構成され
る梯子状の溝である凹部23を設ける。凹部23の溝2
1の幅は1.6μm、深さは1.6μm、溝22の長さは
1.0μm、幅は2.0μm、深さは1.6μm である。二
つの凹部23の間隔は20μmである。本実施例では、
核酸試料24は凹部23に捕捉される。このとき、核酸
試料24の交差している部分(セントロメア)24aは
溝21を連結する溝22の位置に固定される。その結
果、交差している部分を持つ核酸試料を凹部の特定位
置、溝21を連結する溝22の位置にセントロメアを包
含して捕捉できる。
【0020】本発明の実施例5を図9を用いて説明す
る。本実施例はシリコンウエハ30上に、ほぼ平行な複
数の直線状の溝が、異なる二つの方向に形成され、これ
ら2群の溝が交差して形成される、斜めの格子状をなす
溝で形成した凹部31を設ける。凹部31の溝の幅は
1.6μm、深さは1.6μm、隣あう溝の間隔は10μm
である。本実施例では、核酸試料32は凹部31に捕捉
される。核酸試料32の交差している部分(セントロメ
ア)32aを、溝がなす格子の交差している位置33に
包含することができる。その結果、交差している部分を
持つ核酸試料を凹部の特定位置,溝がなす格子の交差し
ている位置33で捕捉できる。
【0021】以上の実施例3から実施例5では、任意の
核酸試料を溝の配置される形状にしたがって捕捉するこ
とができ、このような核酸試料の捕捉状態で、任意の核
酸試料の顕微鏡下での観察を容易にできる。核酸試料の
大きさの測定や、レーザによる核酸試料の一部の切り出
し等の物理的操作に必要な位置決めに関する操作性が向
上する。
【0022】本発明の実施例6を図10を用いて説明す
る。本実施例は、底部に凹部をもつ流路を有する巨大核
酸試料調製装置を示し、凹部が流路中に形成されている
ものである。
【0023】目的とする小型の染色体を包含しうる形状
を持つ凹部40をシリコンウエハ41の表面に設けた流
路42の底部に設ける。流路42に異なる種類の染色体
の混合物である核酸試料を緩衝液と共に導入する。シリ
コンウエハ41上の凹部40には混合物試料中の小型の
核酸試料43aが捕捉される。その他の染色体43bは
捕捉されない。流路42に緩衝液を流して捕捉されなか
ったその他の染色体43bを通過させた後、流路42に
緩衝液を流速をあげて流し凹部40から捕捉されている
小型の染色体43aを回収する。なお、説明のため図1
0中の凹部40一個の大きさは図1と同様に実際よりも
大きく描いてある。
【0024】本実施例における凹部は、実施例2と同様
に異なる形状の凹部の組合せ、実施例3から実施例5で
説明した形状の凹部でもよい。本実施例では、核酸試料
の供給,回収等の操作を流路を利用して行うことができ
る。
【0025】実施例1から実施例6では、凹部を設ける
担体としてシリコンウエハを使用したが、凹部を設ける
担体の材料,形状を限定するものではなく、シリコンウ
エハのかわりにセラミックス等の多孔質材料を用いても
よい。あるいは、図11に示す実施例7のように凹部5
0の底部に緩衝液を抜くための細孔51を担体52を貫
通して設け、核酸試料を緩衝液と共に流路に導入し、細
孔51を通過する緩衝液の流れに核酸試料をのせて凹部
50に核酸試料を捕捉しやすくするようにしてもよい。
【0026】目的とする核酸試料よりもサイズの小さな
核酸試料がサイズの大きい凹部に捕捉されることがある
が、目的とする核酸試料を十分濃縮することができる。
【0027】また、凹部を必ずしもシリコンウエハのよ
うな平板上に形成する必要はなく、たとえば、凹部を粒
子表面上に設けてもよい。この粒子をカラムに充填し、
核酸試料を緩衝液と共にカラムに導入し、カラムクロマ
トグラフィーの手法を用いて試料を展開することによ
り、たとえば染色体の大小が分離されてカラムから溶出
して、染色体の大小を分別する分離分析ができる。
【0028】核酸試料の形状は、試料を細胞から調製す
る時期(細胞分裂の時期),試料の周囲の水素イオン濃
度,共存するイオン等の条件により大きく変化する。し
たがって、試料調製時の条件によって核酸試料の形状は
異なるので、試料調製時の条件のもとで予め目的とする
核酸試料の形状を確認しておき、この形状を包含するよ
うに凹部の形状を巨大核酸試料調製装置に形成してお
く。したがって、試料調製時の条件と目的とする核酸試
料の形状が同じである場合には同じ凹部の形状を有する
巨大核酸試料調製装置を再使用することができる。逆
に、核酸試料の周囲の水素イオン濃度、共存するイオン
等の条件を変化させることにより核酸試料の形状を変化
させ、特定の条件下で核酸試料を凹部に捕捉し、凹部よ
り核酸試料を回収することも可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、染色体あるいは、染色
体の一部をなす、蛋白質等との複合体を含む巨大核酸試
料を、簡便に、大量かつ迅速に分取,分別することがで
きる。また、試料調製に際し高価な装置が不要であり、
熟練を要する顕微鏡下の作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の巨大核酸試料調製装置の平
面図。
【図2】本発明の実施例1の巨大核酸試料調製装置の凹
部に試料が捕捉された状態を示す平面図。
【図3】本発明の実施例1の巨大核酸試料調製装置の凹
部に試料が捕捉された状態を示す断面図。
【図4】本発明の実施例1の巨大核酸試料調製装置を用
いた試料調製の手順を示す説明図。
【図5】本発明の実施例2の異なる形状の凹部を有する
巨大核酸試料調製装置の平面図。
【図6】本発明の実施例3の直線上の溝からなる凹部を
有する巨大核酸試料調製装置の凹部に試料が捕捉された
状態を示す平面図。
【図7】本発明の実施例3の巨大核酸試料調製装置の凹
部に試料が捕捉された状態を示す断面図。
【図8】本発明の実施例4の梯子状の溝からなる凹部を
有する巨大核酸試料調製装置の凹部に試料が捕捉された
状態を示す平面図。
【図9】本発明の実施例5の斜めの格子状の溝からなる
凹部を有する巨大核酸試料調製装置の凹部に試料が捕捉
された状態を示す平面図。
【図10】本発明の実施例6の底部に凹部をもつ流路を
有する巨大核酸試料調製装置の平面図。
【図11】本発明の実施例7の凹部の底部に担体を貫通
する細孔を有する巨大核酸試料調製装置の断面図。
【符号の説明】
1…シリコンウエハ、2…凹部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体表面上に設けられ、巨大核酸試料の少
    なくとも一部を包含する形状を有する凹部の内部に前記
    巨大核酸試料の少なくとも一部を捕捉することを特徴と
    する巨大核酸試料調製装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数のほぼ平行な直線
    状をなす溝により前記凹部が形成されている巨大核酸試
    料調製装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、2本の直線状の溝とこ
    れを連結する複数の溝から形成される梯子状の溝により
    前記凹部が形成され、前記梯子状の溝を複数個有する巨
    大核酸試料調製装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、ほぼ平行な複数の直線
    状の溝が異なる二つの方向に形成されこれら2群の溝が
    交差して形成される斜めの格子状をなす溝により前記凹
    部が形成されている巨大核酸試料調製装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記凹部が一定の規則
    をもって前記固体表面上に複数個の区画に設けられ、こ
    の一区画にある凹部の形状が巨大核酸試料の1個の形状
    を包含する形状であり、前記凹部がこの巨大核酸試料の
    1個を捕捉する巨大核酸試料調製装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、異なる形状の凹部を複
    数個有する巨大核酸試料調製装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記凹部の底部に前記固体を貫通する細孔を有する
    巨大核酸試料調製装置。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8において、前記凹部を前記固体表面に設けた流路の底
    部に形成する巨大核酸試料調製装置。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8において、前記固体がシリコンウエハである巨大核酸
    試料調製装置。
JP4525892A 1992-03-03 1992-03-03 巨大核酸試料調製装置 Pending JPH05236933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519367A (ja) * 2000-01-04 2003-06-17 ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド 単分散状態の粒子を採用するキャピラリカラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519367A (ja) * 2000-01-04 2003-06-17 ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド 単分散状態の粒子を採用するキャピラリカラム
JP4773663B2 (ja) * 2000-01-04 2011-09-14 ウォーターズ・テクノロジーズ・コーポレーション 単分散状態の粒子を採用するキャピラリカラム

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