JPH05236161A - 電話端末システム - Google Patents
電話端末システムInfo
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- JPH05236161A JPH05236161A JP4037471A JP3747192A JPH05236161A JP H05236161 A JPH05236161 A JP H05236161A JP 4037471 A JP4037471 A JP 4037471A JP 3747192 A JP3747192 A JP 3747192A JP H05236161 A JPH05236161 A JP H05236161A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回線種別情報や使用回線情報の設定値をユー
ザに負担をかけることなくチェックすることができ、し
かも、使用回線等の相異に応じて各システム毎にダイヤ
ル情報を登録し直すといった不便を解消すること。 【構成】 ユーザがシステムバックアップメモリに設定
した回線種別情報や使用回線情報に基づいて予めシステ
ムに定めた通信先に自動ダイヤル処理し(ステップS1
〜S6)、次いで、その自動ダイヤル処理時に前記モデ
ムのキャリアディテクト信号のオン・オフパターンを監
視することにより(ステップS9)、前記システムバッ
クアップメモリに設定した情報が適正であるか否かを判
別して利用者に通知する回線設定値判定処理機能を装備
する。
ザに負担をかけることなくチェックすることができ、し
かも、使用回線等の相異に応じて各システム毎にダイヤ
ル情報を登録し直すといった不便を解消すること。 【構成】 ユーザがシステムバックアップメモリに設定
した回線種別情報や使用回線情報に基づいて予めシステ
ムに定めた通信先に自動ダイヤル処理し(ステップS1
〜S6)、次いで、その自動ダイヤル処理時に前記モデ
ムのキャリアディテクト信号のオン・オフパターンを監
視することにより(ステップS9)、前記システムバッ
クアップメモリに設定した情報が適正であるか否かを判
別して利用者に通知する回線設定値判定処理機能を装備
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線へ接続する網
制御装置と、データ通信用のモデムとを具備して、記憶
手段に登録された通信先のダイヤル情報に基づいて自動
ダイヤル処理を実行する電話端末システムに関するもの
で、詳しくは、当該電話端末システムを利用する場合の
回線種別の設定等を容易にするとともに、通信先のダイ
ヤル情報を複数台の電話端末システムで共通に利用でき
るようにするための改良に係るものである。
制御装置と、データ通信用のモデムとを具備して、記憶
手段に登録された通信先のダイヤル情報に基づいて自動
ダイヤル処理を実行する電話端末システムに関するもの
で、詳しくは、当該電話端末システムを利用する場合の
回線種別の設定等を容易にするとともに、通信先のダイ
ヤル情報を複数台の電話端末システムで共通に利用でき
るようにするための改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、ファームバンキング専用の電
話端末システムとして、ファームバンキングシステムが
開発されている。このファームバンキングシステムは、
電話回線へ接続する網制御装置と、データ通信用のモデ
ムとを具備して、記憶手段に登録された通信先のダイヤ
ル情報に基づいて自動ダイヤル処理を実行する機能を有
している。
話端末システムとして、ファームバンキングシステムが
開発されている。このファームバンキングシステムは、
電話回線へ接続する網制御装置と、データ通信用のモデ
ムとを具備して、記憶手段に登録された通信先のダイヤ
ル情報に基づいて自動ダイヤル処理を実行する機能を有
している。
【0003】ところで、自動ダイヤル処理を実行するに
は、当システムを接続する電話回線がプッシュボタン回
線かダイヤルパルス回線かを示す回線種別情報や内線発
信を使うのか外線発信を使うのかを示す使用回線情報が
必要で、従来のファームバンキングシステムでは、前記
回線種別情報は当システムの本体背面に装備したディッ
プスイッチによって設定し、前記使用回線情報は、フロ
ッピーディスク等の記憶手段に格納する通信先のダイヤ
ル情報の先頭に付加する方式としていた。
は、当システムを接続する電話回線がプッシュボタン回
線かダイヤルパルス回線かを示す回線種別情報や内線発
信を使うのか外線発信を使うのかを示す使用回線情報が
必要で、従来のファームバンキングシステムでは、前記
回線種別情報は当システムの本体背面に装備したディッ
プスイッチによって設定し、前記使用回線情報は、フロ
ッピーディスク等の記憶手段に格納する通信先のダイヤ
ル情報の先頭に付加する方式としていた。
【0004】この使用回線情報の付加について詳述する
と次の如くである。内線発信を使用する場合には、フロ
ッピーディスク等に記録される各ダイヤル情報の先頭
に、内線発信番号(例えば「0」)と、局線切替えを行
う際の待ち時間を確保するためのポーズ文字(例え
ば「:」)とを記述しておく。
と次の如くである。内線発信を使用する場合には、フロ
ッピーディスク等に記録される各ダイヤル情報の先頭
に、内線発信番号(例えば「0」)と、局線切替えを行
う際の待ち時間を確保するためのポーズ文字(例え
ば「:」)とを記述しておく。
【0005】また、従来のファームバンキングシステム
の場合、回線種別情報や使用回線情報の設定値が適正か
否かの判別は、ユーザ自身がハンドセット(電話機)を
使って手動で使用回線情報を付加した相手先のダイヤル
情報を入力し、ダイヤル後の相手先の応答を自分の耳で
確認することにより行う。そして、相手先の応答結果か
ら回線種別情報や使用回線情報の設定値が「適正でな
い」と判断した場合には、ディップスイッチの設定の確
認、入力した相手先のダイヤル情報の確認、ハンドセッ
トによる相手先発呼操作等を繰り返して、設定値を適正
化する。
の場合、回線種別情報や使用回線情報の設定値が適正か
否かの判別は、ユーザ自身がハンドセット(電話機)を
使って手動で使用回線情報を付加した相手先のダイヤル
情報を入力し、ダイヤル後の相手先の応答を自分の耳で
確認することにより行う。そして、相手先の応答結果か
ら回線種別情報や使用回線情報の設定値が「適正でな
い」と判断した場合には、ディップスイッチの設定の確
認、入力した相手先のダイヤル情報の確認、ハンドセッ
トによる相手先発呼操作等を繰り返して、設定値を適正
化する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
ファームバンキングシステムでは、次のような問題があ
った。
ファームバンキングシステムでは、次のような問題があ
った。
【0007】(1)回線種別情報等の設定値の判別処理
時には、フロッピーディスク等に記述した相手先ダイヤ
ル情報を使用しないため、このフロッピーディスク等に
記述した相手先ダイヤル情報に不備があっても、設定値
の判別処理を実行する際にユーザがハンドセットから直
接入力する相手先ダイヤル情報が正しければ、この不備
が発見されず、後にフロッピーディスクのダイヤル情報
を使って通信する時に、通信不可といった不都合が発生
する虞れがあった。
時には、フロッピーディスク等に記述した相手先ダイヤ
ル情報を使用しないため、このフロッピーディスク等に
記述した相手先ダイヤル情報に不備があっても、設定値
の判別処理を実行する際にユーザがハンドセットから直
接入力する相手先ダイヤル情報が正しければ、この不備
が発見されず、後にフロッピーディスクのダイヤル情報
を使って通信する時に、通信不可といった不都合が発生
する虞れがあった。
【0008】(2)また、内線発信するか外線発信する
かを示す使用回線情報がフロッピーディスク等に保存さ
れる相手先のダイヤル情報に付加した状態で設定されて
いるため、ユーザが複数台のファームバンキングシステ
ムを所有し、各ファームバンキングシステム毎で設定す
べき使用回線情報が異なるような場合には、各ファーム
バンキングシステム毎にダイヤル情報を記録したフロッ
ピーディスク等を作成しなければならないという不便が
あった。
かを示す使用回線情報がフロッピーディスク等に保存さ
れる相手先のダイヤル情報に付加した状態で設定されて
いるため、ユーザが複数台のファームバンキングシステ
ムを所有し、各ファームバンキングシステム毎で設定す
べき使用回線情報が異なるような場合には、各ファーム
バンキングシステム毎にダイヤル情報を記録したフロッ
ピーディスク等を作成しなければならないという不便が
あった。
【0009】(3)また、ファームバンキング処理にお
いては、ハンドセットは必須ではないが、前述した従来
のファームバンキングシステムでは、回線種別情報の設
定値が適正であるか否かの判別のために、ハンドセット
が不可欠となるというハードウェア上の負担が生じてい
た。
いては、ハンドセットは必須ではないが、前述した従来
のファームバンキングシステムでは、回線種別情報の設
定値が適正であるか否かの判別のために、ハンドセット
が不可欠となるというハードウェア上の負担が生じてい
た。
【0010】(4)また、回線種別情報や使用回線情報
の設定値が適正であるか否かの判別を、ユーザ自身が手
動操作によって行わなければならず、ユーザに負担がか
かるという問題があった。
の設定値が適正であるか否かの判別を、ユーザ自身が手
動操作によって行わなければならず、ユーザに負担がか
かるという問題があった。
【0011】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、回線種別情報や使用回線情報の設定値が適正である
か否かの判別をハンドセットを使わずに自動処理するこ
とができ、従って、回線種別情報や使用回線情報の設定
値をユーザに負担をかけることなくチェックすることが
できると同時に、ハンドセットの削除等によってシステ
ムの装備を軽減することができ、また、使用回線等が異
なった複数台のシステムが混在するユーザ環境でも使用
回線等の相異に応じて各システム毎にダイヤル情報を登
録し直すといった不便を解消することもできる電話端末
システムを提供することを目的とする。
で、回線種別情報や使用回線情報の設定値が適正である
か否かの判別をハンドセットを使わずに自動処理するこ
とができ、従って、回線種別情報や使用回線情報の設定
値をユーザに負担をかけることなくチェックすることが
できると同時に、ハンドセットの削除等によってシステ
ムの装備を軽減することができ、また、使用回線等が異
なった複数台のシステムが混在するユーザ環境でも使用
回線等の相異に応じて各システム毎にダイヤル情報を登
録し直すといった不便を解消することもできる電話端末
システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話端末シ
ステムは、電話回線へ接続する網制御装置と、データ通
信用のモデムとを具備して、記憶手段に登録された通信
先のダイヤル情報に基づいて自動ダイヤル処理を実行す
るもので、システムバックアップメモリを具備し、この
システムバックアップメモリには、自動ダイヤル処理時
に必要な情報として、当電話端末システムを接続する電
話回線がプッシュボタン回線かダイヤルパルス回線かを
示す回線種別情報と、内線発信を使用する設置環境の場
合にはその内線発信番号を設定して内線発信を使うのか
外線発信を使うのかを示す使用回線情報とを格納する。
ステムは、電話回線へ接続する網制御装置と、データ通
信用のモデムとを具備して、記憶手段に登録された通信
先のダイヤル情報に基づいて自動ダイヤル処理を実行す
るもので、システムバックアップメモリを具備し、この
システムバックアップメモリには、自動ダイヤル処理時
に必要な情報として、当電話端末システムを接続する電
話回線がプッシュボタン回線かダイヤルパルス回線かを
示す回線種別情報と、内線発信を使用する設置環境の場
合にはその内線発信番号を設定して内線発信を使うのか
外線発信を使うのかを示す使用回線情報とを格納する。
【0013】また、プログラム処理による機能として自
動ダイヤル処理機能と、回線設定値判定処理機能とを具
備する。ここに、自動ダイヤル処理機能は、前記システ
ムバックアップメモリとは別の記憶手段に格納された通
信先のダイヤル情報と、前記システムバックアップメモ
リに格納されている情報とに基づいて、指定の通信先に
自動ダイヤル処理する機能である。
動ダイヤル処理機能と、回線設定値判定処理機能とを具
備する。ここに、自動ダイヤル処理機能は、前記システ
ムバックアップメモリとは別の記憶手段に格納された通
信先のダイヤル情報と、前記システムバックアップメモ
リに格納されている情報とに基づいて、指定の通信先に
自動ダイヤル処理する機能である。
【0014】また、回線設定値判定処理機能は、前記シ
ステムバックアップメモリに設定されている情報を使っ
て予め定めた通信先に自動ダイヤル処理し、その自動ダ
イヤル処理時に前記モデムのキャリアディテクト信号の
オン・オフパターンを監視することにより、前記システ
ムバックアップメモリに設定した情報が適正であるか否
かを判別して利用者に通知する機能である。
ステムバックアップメモリに設定されている情報を使っ
て予め定めた通信先に自動ダイヤル処理し、その自動ダ
イヤル処理時に前記モデムのキャリアディテクト信号の
オン・オフパターンを監視することにより、前記システ
ムバックアップメモリに設定した情報が適正であるか否
かを判別して利用者に通知する機能である。
【0015】
【作用】本発明に係る電話端末システムでは、ユーザが
設定した回線種別情報や使用回線情報の設定値は、シス
テムのプログラム処理による回線設定値判定処理によっ
て自動的に適正であるか否かを判別することができ、ユ
ーザに負担をかけることなく回線種別情報や使用回線情
報の設定値をチェックすることができる。また、設定値
をチェックする回線設定値判定処理は、プログラム処理
による自動処理であるため、ユーザの手動操作で判定処
理を行った従来の場合と比較すると、ユーザの誤操作に
よって誤った判定結果を得てその後の運用時に支障をき
たすといった不都合も生じない。
設定した回線種別情報や使用回線情報の設定値は、シス
テムのプログラム処理による回線設定値判定処理によっ
て自動的に適正であるか否かを判別することができ、ユ
ーザに負担をかけることなく回線種別情報や使用回線情
報の設定値をチェックすることができる。また、設定値
をチェックする回線設定値判定処理は、プログラム処理
による自動処理であるため、ユーザの手動操作で判定処
理を行った従来の場合と比較すると、ユーザの誤操作に
よって誤った判定結果を得てその後の運用時に支障をき
たすといった不都合も生じない。
【0016】また、回線種別情報や使用回線情報の設定
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
【0017】また、回線種別情報や使用回線情報はシス
テムバックアップメモリに設定しておいて、自動ダイヤ
ル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロッピ
ーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報にはこれ
ら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなくな
る。従って、使用回線等が異なった複数台のシステムが
混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各シ
ステム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を解
消することもできる。
テムバックアップメモリに設定しておいて、自動ダイヤ
ル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロッピ
ーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報にはこれ
ら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなくな
る。従って、使用回線等が異なった複数台のシステムが
混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各シ
ステム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を解
消することもできる。
【0018】
【実施例】図2は本発明に係る電話端末システムの一実
施例の概略構成図である。この一実施例は、ファームバ
ンキング専用端末として開発されたファームバンキング
システムであり、本体1と、必要に応じて本体1に接続
される電話機(またはFAX)2と、キーボード3と、
専用テンキーパッド4とで構成されている。図3は一実
施例の外観図であり、本体1にキーボード3と専用テン
キーパッド4が接続された状態を示している。
施例の概略構成図である。この一実施例は、ファームバ
ンキング専用端末として開発されたファームバンキング
システムであり、本体1と、必要に応じて本体1に接続
される電話機(またはFAX)2と、キーボード3と、
専用テンキーパッド4とで構成されている。図3は一実
施例の外観図であり、本体1にキーボード3と専用テン
キーパッド4が接続された状態を示している。
【0019】前記本体1は、図2に示すように、CPU
(中央処理装置)6と、該CPU6がメインメモリとし
て管理するRAM(ランダムアクセスメモリ)7と、処
理内容等を表示する液晶ディスプレイ(LCD)8と、
処理結果等を印字出力する内蔵プリンタ9と、漢字デー
タを格納した漢字ROM10と、不揮発メモリとして前
記CPU6が活用するシステムバックアップメモリ(シ
ステムBBM)11と、フロッピーディスクドライブ
(FDD)12と、電話回線13へ接続する網制御装置
(NCU)14と、データ通信用のモデム15とを具備
した構成となっている。ここに、前記モデム15は、C
CITTのV26bis規格のものであり、文字同期方
式による2400bpsの半二重通信が可能となってい
る。
(中央処理装置)6と、該CPU6がメインメモリとし
て管理するRAM(ランダムアクセスメモリ)7と、処
理内容等を表示する液晶ディスプレイ(LCD)8と、
処理結果等を印字出力する内蔵プリンタ9と、漢字デー
タを格納した漢字ROM10と、不揮発メモリとして前
記CPU6が活用するシステムバックアップメモリ(シ
ステムBBM)11と、フロッピーディスクドライブ
(FDD)12と、電話回線13へ接続する網制御装置
(NCU)14と、データ通信用のモデム15とを具備
した構成となっている。ここに、前記モデム15は、C
CITTのV26bis規格のものであり、文字同期方
式による2400bpsの半二重通信が可能となってい
る。
【0020】前記CPU6は、ファームバンキングに必
要な各種の処理をプログラム処理によって実行するが、
この一実施例では、その他に、回線情報設定処理や、自
動ダイヤル処理や、回線設定値判定処理などをプログラ
ム処理する。
要な各種の処理をプログラム処理によって実行するが、
この一実施例では、その他に、回線情報設定処理や、自
動ダイヤル処理や、回線設定値判定処理などをプログラ
ム処理する。
【0021】回線情報設定処理は、自動ダイヤル処理時
に必要な情報として、回線種別情報と使用回線情報とを
前記システムバックアップメモリ11に設定する機能で
ある。ここに、回線種別情報は、当電話端末システムを
接続する電話回線13がプッシュボタン回線(以下、P
B回線と呼ぶ)かダイヤルパルス回線(以下、DP回線
と呼ぶ)かを示すものである。また、使用回線情報は、
内線発信を使うのか外線発信を使うのかを示す情報で、
内線発信を使用する設置環境の場合にはその内線発信番
号を設定する。
に必要な情報として、回線種別情報と使用回線情報とを
前記システムバックアップメモリ11に設定する機能で
ある。ここに、回線種別情報は、当電話端末システムを
接続する電話回線13がプッシュボタン回線(以下、P
B回線と呼ぶ)かダイヤルパルス回線(以下、DP回線
と呼ぶ)かを示すものである。また、使用回線情報は、
内線発信を使うのか外線発信を使うのかを示す情報で、
内線発信を使用する設置環境の場合にはその内線発信番
号を設定する。
【0022】図4は、この回線情報設定処理時の液晶デ
ィスプレイ8上の表示画面である。回線種別情報を設定
するフィールド17では、画面に表示している「PB回
線」、「DP回線(10P)」、「DP回線(20
P)」等の回線種別の中から該当する回線種別をカーソ
ル移動によって選択する。また、使用回線情報を設定す
るフィールド18では、まず直通(外線発信)するのか
内線発信するのかをカーソル移動によって選択し、内線
発信の場合には、内線発信番号を指定する。使用回線と
して直通(即ち、外線発信)を選択した場合には、内線
発信番号の記入欄は空白となる。また、内線発信を選択
した場合には、内線発信番号として、‘0’から‘9’
のいずれかの数値を指定することになる。
ィスプレイ8上の表示画面である。回線種別情報を設定
するフィールド17では、画面に表示している「PB回
線」、「DP回線(10P)」、「DP回線(20
P)」等の回線種別の中から該当する回線種別をカーソ
ル移動によって選択する。また、使用回線情報を設定す
るフィールド18では、まず直通(外線発信)するのか
内線発信するのかをカーソル移動によって選択し、内線
発信の場合には、内線発信番号を指定する。使用回線と
して直通(即ち、外線発信)を選択した場合には、内線
発信番号の記入欄は空白となる。また、内線発信を選択
した場合には、内線発信番号として、‘0’から‘9’
のいずれかの数値を指定することになる。
【0023】図4の表示例は、「DP回線(20P)」
を使って内線発信(‘0’発信)する場合を示してい
る。この回線情報設定処理で設定した回線種別情報およ
び使用回線情報は、いずれも、前述のシステムバックア
ップメモリ11に登録する。使用回線情報のシステムバ
ックアップメモリ11の登録は、内線発信番号を登録す
るかスペース(空白)を登録するかによって、内線発信
をするのか外線発信をするのかを区別する。
を使って内線発信(‘0’発信)する場合を示してい
る。この回線情報設定処理で設定した回線種別情報およ
び使用回線情報は、いずれも、前述のシステムバックア
ップメモリ11に登録する。使用回線情報のシステムバ
ックアップメモリ11の登録は、内線発信番号を登録す
るかスペース(空白)を登録するかによって、内線発信
をするのか外線発信をするのかを区別する。
【0024】前記自動ダイヤル処理は、フロッピーディ
スクに格納されている通信先のダイヤル情報を前記フロ
ッピーディスクドライブ12によって読み出して通信先
毎に一覧表示し、一覧表示したダイヤル情報の内のユー
ザが指定した通信先に対して、前記システムバックアッ
プメモリ11に格納されている情報に基づいて、発呼処
理する。発呼処理する場合に、PB回線として発呼処理
するかDP回線として処理するかという判断は、ユーザ
がシステムバックアップメモリ11に設定した回線種別
情報に基づいて実行し、また、内線発信を使うのか外線
発信を使うのかという判断は、同様にユーザがシステム
バックアップメモリ11に設定した使用回線情報に基づ
いて実行する。したがって、フロッピーディスクに格納
する通信先のダイヤル情報には、回線種別情報や使用回
線情報を付加しておく必要がない。
スクに格納されている通信先のダイヤル情報を前記フロ
ッピーディスクドライブ12によって読み出して通信先
毎に一覧表示し、一覧表示したダイヤル情報の内のユー
ザが指定した通信先に対して、前記システムバックアッ
プメモリ11に格納されている情報に基づいて、発呼処
理する。発呼処理する場合に、PB回線として発呼処理
するかDP回線として処理するかという判断は、ユーザ
がシステムバックアップメモリ11に設定した回線種別
情報に基づいて実行し、また、内線発信を使うのか外線
発信を使うのかという判断は、同様にユーザがシステム
バックアップメモリ11に設定した使用回線情報に基づ
いて実行する。したがって、フロッピーディスクに格納
する通信先のダイヤル情報には、回線種別情報や使用回
線情報を付加しておく必要がない。
【0025】前記回線設定値判定処理は、ユーザが前記
回線情報設定処理によってシステムバックアップメモリ
11に設定した値が適正か否かを、前記CPU6のプロ
グラム処理によって、自動的に判定し、その判定結果を
液晶ディスプレイ8に表示するものである。
回線情報設定処理によってシステムバックアップメモリ
11に設定した値が適正か否かを、前記CPU6のプロ
グラム処理によって、自動的に判定し、その判定結果を
液晶ディスプレイ8に表示するものである。
【0026】図1は、一実施例における回線設定値判定
処理の概略を示したものである。以下、図1に基づい
て、一実施例の回線設定値判定処理を説明する。
処理の概略を示したものである。以下、図1に基づい
て、一実施例の回線設定値判定処理を説明する。
【0027】ユーザが前記回線情報設定処理で設定を行
った後に実行キーを押すと、該回線設定値判定処理が開
始し、まず、システムバックアップメモリ11の設定値
を読出し(ステップS1)、そして、使用回線情報の設
定値が、‘空白’か‘0’から‘9’までの数値かによ
って、内線発信か外線発信(直通)かを判断し(ステッ
プS2)、当システムで予め定めた通信先(この一実施
例では、NTT(日本電信電話株式会社)の時報サービ
ス)のダイヤル番号を判断結果に応じて、当該回線設定
値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メインメモ
リ=RAM7)にセットする(ステップS3,S4)。
った後に実行キーを押すと、該回線設定値判定処理が開
始し、まず、システムバックアップメモリ11の設定値
を読出し(ステップS1)、そして、使用回線情報の設
定値が、‘空白’か‘0’から‘9’までの数値かによ
って、内線発信か外線発信(直通)かを判断し(ステッ
プS2)、当システムで予め定めた通信先(この一実施
例では、NTT(日本電信電話株式会社)の時報サービ
ス)のダイヤル番号を判断結果に応じて、当該回線設定
値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メインメモ
リ=RAM7)にセットする(ステップS3,S4)。
【0028】前記ステップS3は、直通の場合で、ダイ
ヤル番号として‘117’をセットする。ステップS4
は、内線発信の場合で、「117」の直前に内線発信番
号(通常、0〜9の内の1桁が使われている)とポーズ
文字「:」とを付加した値、例えば、内線発振番号が
「0」の場合には、‘0:117’をダイヤル番号とし
てセットする。なお、前記ステップS2で、使用回線情
報の設定値が‘空白’および‘0’〜‘9’の数値以外
であると判断した場合には、エラーとして扱い、表示ル
ーチンへ戻る。また、この一実施例の場合、システムバ
ックアップメモリ11に設定された回線種別情報は、ハ
ードウェアによって監視しており、当回線設定値判定処
理では、意識していない。
ヤル番号として‘117’をセットする。ステップS4
は、内線発信の場合で、「117」の直前に内線発信番
号(通常、0〜9の内の1桁が使われている)とポーズ
文字「:」とを付加した値、例えば、内線発振番号が
「0」の場合には、‘0:117’をダイヤル番号とし
てセットする。なお、前記ステップS2で、使用回線情
報の設定値が‘空白’および‘0’〜‘9’の数値以外
であると判断した場合には、エラーとして扱い、表示ル
ーチンへ戻る。また、この一実施例の場合、システムバ
ックアップメモリ11に設定された回線種別情報は、ハ
ードウェアによって監視しており、当回線設定値判定処
理では、意識していない。
【0029】そして、ステップS3またはS4によっ
て、通信先のダイヤル番号のセットが完了すると、オフ
フックやバイアス極性の検出によって、電話回線接続の
有無をチェックする(ステップS5)。このステップS
5では、オフフックしない場合、ハンドセットで既に通
話中の場合、または、システムバックアップメモリ11
の障害の場合は、エラーとして扱い、表示ルーチンに戻
る。
て、通信先のダイヤル番号のセットが完了すると、オフ
フックやバイアス極性の検出によって、電話回線接続の
有無をチェックする(ステップS5)。このステップS
5では、オフフックしない場合、ハンドセットで既に通
話中の場合、または、システムバックアップメモリ11
の障害の場合は、エラーとして扱い、表示ルーチンに戻
る。
【0030】表示ルーチンでは、エラー発生の原因が推
測できるように、予め当回線設定値判定処理のプログラ
ム上で定めたリターンステータス(表示コード)と、エ
ラー修正のための案内文とを液晶ディスプレイ8に表示
する。図5は表示ルーチンにおける液晶ディスプレイ8
への表示の一例を示したものであり、また、図6は一実
施例における回線設定値判定処理プログラム上に設定し
たリターンステータスを示したものである。
測できるように、予め当回線設定値判定処理のプログラ
ム上で定めたリターンステータス(表示コード)と、エ
ラー修正のための案内文とを液晶ディスプレイ8に表示
する。図5は表示ルーチンにおける液晶ディスプレイ8
への表示の一例を示したものであり、また、図6は一実
施例における回線設定値判定処理プログラム上に設定し
たリターンステータスを示したものである。
【0031】図5に示したように、画面の右肩に表示し
た4桁(4バイト)の数字列が、リターンステータス列
20である。リターンステータス列20の4桁の数字列
は、図6に示すように、最上位の1桁(1バイト目)が
正常終了か異常終了かを示し、次の1桁(2バイト目)
が前記システムバックアップメモリ11に設定されてい
る使用回線情報の値を示し、さらに次の1桁(3バイト
目)が極性反転の検出の有無を示し、最後の1桁(4バ
イト目)が該当したエラー項目等を示す。
た4桁(4バイト)の数字列が、リターンステータス列
20である。リターンステータス列20の4桁の数字列
は、図6に示すように、最上位の1桁(1バイト目)が
正常終了か異常終了かを示し、次の1桁(2バイト目)
が前記システムバックアップメモリ11に設定されてい
る使用回線情報の値を示し、さらに次の1桁(3バイト
目)が極性反転の検出の有無を示し、最後の1桁(4バ
イト目)が該当したエラー項目等を示す。
【0032】リターンステータス列20の設定例を、具
体例で説明する。例えば、図1のステップS5で、オフ
フックしない、あるいは、ハンドセットで既に通話中、
あるいは、システムバックアップメモリ11の障害等で
表示ルーチンに戻った場合、リターンステータス列20
の1バイト目および3バイト目は、何れも‘9’とな
り、また、4バイト目は、オフフックしない場合につい
ては‘1’、ハンドセットで既に通話中の場合について
は‘2’、システムバックアップメモリ11の障害の場
合については‘8’となる。
体例で説明する。例えば、図1のステップS5で、オフ
フックしない、あるいは、ハンドセットで既に通話中、
あるいは、システムバックアップメモリ11の障害等で
表示ルーチンに戻った場合、リターンステータス列20
の1バイト目および3バイト目は、何れも‘9’とな
り、また、4バイト目は、オフフックしない場合につい
ては‘1’、ハンドセットで既に通話中の場合について
は‘2’、システムバックアップメモリ11の障害の場
合については‘8’となる。
【0033】図1のステップS5で、オフフックした場
合には、次のステップS6でダイヤリング(発呼処理)
を実行し、ステップS6が終了すると、前記モデム15
のキャリアディテクト(CD)信号を監視可能にするた
めに、受信線接続ビットをオンにする(ステップS
7)。このとき、直にキャリアディテクト信号の検出を
開始すると、相手先が応答した瞬間にノイズが入るた
め、約500msecのタイムディレイを設定し(ステ
ップS8)、その後に、前記キャリアディテクト信号を
監視する検出ルーチンに移行する(ステップS9)。
合には、次のステップS6でダイヤリング(発呼処理)
を実行し、ステップS6が終了すると、前記モデム15
のキャリアディテクト(CD)信号を監視可能にするた
めに、受信線接続ビットをオンにする(ステップS
7)。このとき、直にキャリアディテクト信号の検出を
開始すると、相手先が応答した瞬間にノイズが入るた
め、約500msecのタイムディレイを設定し(ステ
ップS8)、その後に、前記キャリアディテクト信号を
監視する検出ルーチンに移行する(ステップS9)。
【0034】図7は前記ステップS9の検出ルーチンの
詳細を示したものである。検出ルーチンでは、まず、相
手先応答時に交換機より上がってくる極性反転(ライン
・リバース)の有無をチェックする(ステップS1
0)。ライン・リバース機能を備えた交換機の場合には
極性反転が上がってくるが、ライン・リバース機能を備
えていない交換機の場合には、極性反転が上がってこな
い。ステップS10では、このような交換機の特性を利
用し、極性反転が上がってきた時には前記リターンステ
ータス列20の3バイト目の値として‘1’を、極性反
転が上がってこない時には前記リターンステータス列2
0の3バイト目の値として‘0’を、それぞれ、当該回
線設定値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メイ
ンメモリ=RAM7)にセットする。
詳細を示したものである。検出ルーチンでは、まず、相
手先応答時に交換機より上がってくる極性反転(ライン
・リバース)の有無をチェックする(ステップS1
0)。ライン・リバース機能を備えた交換機の場合には
極性反転が上がってくるが、ライン・リバース機能を備
えていない交換機の場合には、極性反転が上がってこな
い。ステップS10では、このような交換機の特性を利
用し、極性反転が上がってきた時には前記リターンステ
ータス列20の3バイト目の値として‘1’を、極性反
転が上がってこない時には前記リターンステータス列2
0の3バイト目の値として‘0’を、それぞれ、当該回
線設定値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メイ
ンメモリ=RAM7)にセットする。
【0035】次に、モデム信号の監視時間(この一実施
例では、45sec)を設定し(ステップS11)、こ
の監視時間のタイムアウトと処理のキャンセル指示(キ
ーボード3からの「CTRL+A」の入力)の有無とを
監視しながら(ステップS12,13)、前記ステップ
S11で設定した監視時間内でモデム15のキャリアデ
ィテクト信号チェックを実行する(ステップS14)。
ステップS14におけるキャリアディテクト信号チェッ
クは、前記モデム15のキャリアディテクト信号のオン
・オフパターンを監視して、一定時間(ステップS11
で設定した監視時間=45秒)内に適正な時報パターン
を一定回数(この一実施例では、3回)検出できたか否
かによって、前記システムバックアップメモリ11に設
定した情報が適正であるか否かを判別して利用者に通知
する。
例では、45sec)を設定し(ステップS11)、こ
の監視時間のタイムアウトと処理のキャンセル指示(キ
ーボード3からの「CTRL+A」の入力)の有無とを
監視しながら(ステップS12,13)、前記ステップ
S11で設定した監視時間内でモデム15のキャリアデ
ィテクト信号チェックを実行する(ステップS14)。
ステップS14におけるキャリアディテクト信号チェッ
クは、前記モデム15のキャリアディテクト信号のオン
・オフパターンを監視して、一定時間(ステップS11
で設定した監視時間=45秒)内に適正な時報パターン
を一定回数(この一実施例では、3回)検出できたか否
かによって、前記システムバックアップメモリ11に設
定した情報が適正であるか否かを判別して利用者に通知
する。
【0036】前記ステップS12でタイムアウトを検出
した場合、あるいはステップS13でキャンセルの指示
を検出した場合は、いずれも表示ルーチンに戻る。ま
た、前記ステップS10の極性反転チェックおよび、ス
テップS14のキャリアディテクト信号チェックは、そ
れぞれ、サブルーチン処理として実行している。
した場合、あるいはステップS13でキャンセルの指示
を検出した場合は、いずれも表示ルーチンに戻る。ま
た、前記ステップS10の極性反転チェックおよび、ス
テップS14のキャリアディテクト信号チェックは、そ
れぞれ、サブルーチン処理として実行している。
【0037】図8は、前記ステップS10における極性
反転チェックの処理の詳細を示したものである。まず、
チェック処理期間として767msecをタイマーセッ
トする(ステップS101)。767msecのセット
は、1/60secのインターバルタイマーで、カウン
ト値を46に設定することによって行う。また、ステッ
プS101のタイマセット時には、極性反転カウンタの
計数値を初期値‘0’に設定する。
反転チェックの処理の詳細を示したものである。まず、
チェック処理期間として767msecをタイマーセッ
トする(ステップS101)。767msecのセット
は、1/60secのインターバルタイマーで、カウン
ト値を46に設定することによって行う。また、ステッ
プS101のタイマセット時には、極性反転カウンタの
計数値を初期値‘0’に設定する。
【0038】次いで、バイアス極性の検出間隔時間とし
て、33.3msecをタイマーセットし(ステップS
102)、33.3msecが経過したらバイアス極性
の検出を行い(ステップS103,S104)、検出し
たバイアス極性に対しては極性反転が発生しているか否
かを判断し(ステップS105)、極性反転が発生して
いる場合には、極性反転カウンタの値を+1加算する
(ステップS106)。以上のステップS102〜S1
06までの処理は、ステップS101で設定した767
msecがタイムアウトとなるまで繰り返し(ステップ
S107)、767msecがタイムアウトとなった場
合には、前記極性反転カウンタの値が15以上であるか
否かを判断し、極性反転カウンタの値が15以上の場合
には極性反転ありとして判定し、極性反転カウンタの値
が15未満の場合には極性反転無しとして判定する(ス
テップS108)。
て、33.3msecをタイマーセットし(ステップS
102)、33.3msecが経過したらバイアス極性
の検出を行い(ステップS103,S104)、検出し
たバイアス極性に対しては極性反転が発生しているか否
かを判断し(ステップS105)、極性反転が発生して
いる場合には、極性反転カウンタの値を+1加算する
(ステップS106)。以上のステップS102〜S1
06までの処理は、ステップS101で設定した767
msecがタイムアウトとなるまで繰り返し(ステップ
S107)、767msecがタイムアウトとなった場
合には、前記極性反転カウンタの値が15以上であるか
否かを判断し、極性反転カウンタの値が15以上の場合
には極性反転ありとして判定し、極性反転カウンタの値
が15未満の場合には極性反転無しとして判定する(ス
テップS108)。
【0039】即ち、一実施例における極性反転チェック
の処理は、767msecの期間にバイアス極性の検出
を23回実行し、その内、反転の検出回数が15回以上
になれば、極性反転ありと判定して、前記リターンステ
ータス列20の3バイト目の値として‘1’を、当該回
線設定値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メイ
ンメモリ=RAM7)にセットする。また、反転の検出
回数が15回未満の時には、極性反転無しと判定して、
前記リターンステータス列20の3バイト目の値として
‘0’を、当該回線設定値判定処理で使用する所定のメ
モリエリア(メインメモリ=RAM7)にセットする。
の処理は、767msecの期間にバイアス極性の検出
を23回実行し、その内、反転の検出回数が15回以上
になれば、極性反転ありと判定して、前記リターンステ
ータス列20の3バイト目の値として‘1’を、当該回
線設定値判定処理で使用する所定のメモリエリア(メイ
ンメモリ=RAM7)にセットする。また、反転の検出
回数が15回未満の時には、極性反転無しと判定して、
前記リターンステータス列20の3バイト目の値として
‘0’を、当該回線設定値判定処理で使用する所定のメ
モリエリア(メインメモリ=RAM7)にセットする。
【0040】前記図7のステップS14のキャリアディ
テクト信号チェックは、図1のステップS6のダイヤル
処理後に、モデム15のキャリアディテクト信号のオン
・オフパターンを監視し、予め当該回線設定値判定処理
プログラムの管理している基準のオン・オフパターンと
照合することによって、NTTの117番(時報サービ
ス)に正常接続できたか否かを判断する。
テクト信号チェックは、図1のステップS6のダイヤル
処理後に、モデム15のキャリアディテクト信号のオン
・オフパターンを監視し、予め当該回線設定値判定処理
プログラムの管理している基準のオン・オフパターンと
照合することによって、NTTの117番(時報サービ
ス)に正常接続できたか否かを判断する。
【0041】図9の(a)〜(f)は、それぞれ、当該
回線設定値判定処理プログラムが管理している基準のオ
ン・オフパターンである。図9の(a)は、NTTの1
17番(時報サービス)に正常接続できた場合のキャリ
アディテクト信号のオン・オフパターンを示している。
NTTの時報サービスは、呼び出し音無しでつながり、
ピッピッピッピーンという時報音が10秒間隔で発生す
る。この「ピーン」という音は、図に符号Pで示した箇
所で、オン状態の継続時間が1391msec〜139
9msecである。この「ピーン」という音の箇所以外
は、オン状態の継続時間が1秒未満となる。
回線設定値判定処理プログラムが管理している基準のオ
ン・オフパターンである。図9の(a)は、NTTの1
17番(時報サービス)に正常接続できた場合のキャリ
アディテクト信号のオン・オフパターンを示している。
NTTの時報サービスは、呼び出し音無しでつながり、
ピッピッピッピーンという時報音が10秒間隔で発生す
る。この「ピーン」という音は、図に符号Pで示した箇
所で、オン状態の継続時間が1391msec〜139
9msecである。この「ピーン」という音の箇所以外
は、オン状態の継続時間が1秒未満となる。
【0042】図9の(b)は、オフフック後、ダイヤル
無し、あるいはダイヤル無効の際のキャリアディテクト
信号のオン・オフパターンを示している。オフフックす
ると、キャリアディテクト信号はオンとなり、ブーン
(またはプーン)という連続音を発生するが、20秒経
過すると、「ピピ」、「ピピ」という断続音が990m
sec毎に繰り返される。「ピピ」という断続音を発生
する時の、各パターンの継続時間T1,T2,T3,T
4は、T1=T3=195msecであり、T2=20
1msecであり、T4=399msecである。この
ようなパターンは、オフフックしたあとダイヤルしてい
ない場合とか、市外局番+αでNTTの交換機が無効と
見なした場合が該当する。
無し、あるいはダイヤル無効の際のキャリアディテクト
信号のオン・オフパターンを示している。オフフックす
ると、キャリアディテクト信号はオンとなり、ブーン
(またはプーン)という連続音を発生するが、20秒経
過すると、「ピピ」、「ピピ」という断続音が990m
sec毎に繰り返される。「ピピ」という断続音を発生
する時の、各パターンの継続時間T1,T2,T3,T
4は、T1=T3=195msecであり、T2=20
1msecであり、T4=399msecである。この
ようなパターンは、オフフックしたあとダイヤルしてい
ない場合とか、市外局番+αでNTTの交換機が無効と
見なした場合が該当する。
【0043】図9の(c)は、ダイヤル後の呼び出し中
の場合のキャリアディテクト信号のオン・オフパターン
を示している。呼び出し中の場合は、図示のように、規
則的にオン・オフが繰り返される。オンの継続時間T5
は約1秒であり、オフの継続時間T6は約2秒である。
の場合のキャリアディテクト信号のオン・オフパターン
を示している。呼び出し中の場合は、図示のように、規
則的にオン・オフが繰り返される。オンの継続時間T5
は約1秒であり、オフの継続時間T6は約2秒である。
【0044】図9の(d)は、ダイヤル後の相手話中の
場合のキャリアディテクト信号のオン・オフパターンを
示している。相手話中の場合は、図示のように、規則的
にオン・オフが繰り返される。オンの継続時間T7およ
びオフの継続時間T8は、それぞれ、約500msec
である。
場合のキャリアディテクト信号のオン・オフパターンを
示している。相手話中の場合は、図示のように、規則的
にオン・オフが繰り返される。オンの継続時間T7およ
びオフの継続時間T8は、それぞれ、約500msec
である。
【0045】また、図示はしないが、当該電話端末シス
テムを設置するユーザ環境でPBX(構内交換機)を利
用する場合には、そのPBX利用時におけるキャリアデ
ィテクト信号のオン・オフパターンも、基準パターンと
して考慮する。
テムを設置するユーザ環境でPBX(構内交換機)を利
用する場合には、そのPBX利用時におけるキャリアデ
ィテクト信号のオン・オフパターンも、基準パターンと
して考慮する。
【0046】図10は、前記ステップS14におけるキ
ャリアディテクト信号チェックの処理の詳細を示したも
のである。まず、キャリアディテクト信号のパターンを
判断中(即ち、検出したキャリアディテクト信号のパタ
ーンを図9に示した基準のオン・オフパターンと照合
中)であるか否かを判断中フラグのオン・オフによって
判断する(ステップS141)。
ャリアディテクト信号チェックの処理の詳細を示したも
のである。まず、キャリアディテクト信号のパターンを
判断中(即ち、検出したキャリアディテクト信号のパタ
ーンを図9に示した基準のオン・オフパターンと照合
中)であるか否かを判断中フラグのオン・オフによって
判断する(ステップS141)。
【0047】前記ステップS141で判断中フラグがオ
フであった時には、キャリアディテクト信号がオンであ
るか否かを判断する(ステップS142)。そして、キ
ャリアディテクト信号がオフならば、直ちに、図7で示
したステップS12に戻る。また、キャリアディテクト
信号がオンの時には、1.8秒カウンタをスタートさせ
(ステップS143)、前記判断中フラグをオンに切替
えて図7のステップS12に戻る(ステップS14
4)。
フであった時には、キャリアディテクト信号がオンであ
るか否かを判断する(ステップS142)。そして、キ
ャリアディテクト信号がオフならば、直ちに、図7で示
したステップS12に戻る。また、キャリアディテクト
信号がオンの時には、1.8秒カウンタをスタートさせ
(ステップS143)、前記判断中フラグをオンに切替
えて図7のステップS12に戻る(ステップS14
4)。
【0048】前記ステップS141で判断中フラグがオ
ンであった時には、キャリアディテクト信号がオフであ
るか否かを判断する(ステップS145)。そして、キ
ャリアディテクト信号がオンならば、直ちに、図7で示
したステップS12に戻る。また、キャリアディテクト
信号がオフの時には、1.8秒カウンタのカウント値が
1.6秒〜2.0秒の範囲内であるか否かを判断し(ス
テップS146)、範囲外の時には、直ちにステップS
152に進み、判断中フラグをオフに切替えて図7のス
テップS12に戻る。
ンであった時には、キャリアディテクト信号がオフであ
るか否かを判断する(ステップS145)。そして、キ
ャリアディテクト信号がオンならば、直ちに、図7で示
したステップS12に戻る。また、キャリアディテクト
信号がオフの時には、1.8秒カウンタのカウント値が
1.6秒〜2.0秒の範囲内であるか否かを判断し(ス
テップS146)、範囲外の時には、直ちにステップS
152に進み、判断中フラグをオフに切替えて図7のス
テップS12に戻る。
【0049】前記ステップS146で、範囲内であると
判断した場合には、最初のパターン検出か否かを判断し
(ステップS147)、最初のパターン検出の場合に
は、ステップS149に移行してパターン検出回数を+
1加算し、次のステップS150では、パターン検出回
数が3回に達したか否かを判断し、達していれば、正常
接続として、表示ルーチンに戻る。
判断した場合には、最初のパターン検出か否かを判断し
(ステップS147)、最初のパターン検出の場合に
は、ステップS149に移行してパターン検出回数を+
1加算し、次のステップS150では、パターン検出回
数が3回に達したか否かを判断し、達していれば、正常
接続として、表示ルーチンに戻る。
【0050】前記ステップS147で最初のパターン検
出ではないと判断した場合には、10秒カウンタの値が
9秒〜11秒の範囲内であるか否かを判断し(ステップ
S148)、範囲内であれば次のステップS149に移
行してパターン検出回数を+1加算し、さらに次のステ
ップS150ではパターン検出回数が3回に達したか否
かを判断し、達していれば、正常接続として、表示ルー
チンに戻る。
出ではないと判断した場合には、10秒カウンタの値が
9秒〜11秒の範囲内であるか否かを判断し(ステップ
S148)、範囲内であれば次のステップS149に移
行してパターン検出回数を+1加算し、さらに次のステ
ップS150ではパターン検出回数が3回に達したか否
かを判断し、達していれば、正常接続として、表示ルー
チンに戻る。
【0051】前記ステップS148において範囲外とし
て判断した場合には、直ちにステップS152に移行
し、判断中フラグをオフに切替えて図7のステップS1
2に戻る。
て判断した場合には、直ちにステップS152に移行
し、判断中フラグをオフに切替えて図7のステップS1
2に戻る。
【0052】また、前記ステップS150において、パ
ターン検出回数が2以下の場合には、10秒カウンタを
スタートさせ(ステップS151)、次のステップS1
52で判断中フラグをオフに切替えて図7のステップS
12に戻る。
ターン検出回数が2以下の場合には、10秒カウンタを
スタートさせ(ステップS151)、次のステップS1
52で判断中フラグをオフに切替えて図7のステップS
12に戻る。
【0053】以上の図10に示した処理(即ち、図7の
ステップS14)は、図7で説明したようにステップS
11で設定した監視時間45秒の範囲で繰り返し、この
監視時間内で図9の(a)に示した適正な時報パターン
を3回検出できた場合に限って、前記システムバックア
ップメモリ11に設定した情報が適正であると判定して
表示ルーチンにおいてその旨を表示する。
ステップS14)は、図7で説明したようにステップS
11で設定した監視時間45秒の範囲で繰り返し、この
監視時間内で図9の(a)に示した適正な時報パターン
を3回検出できた場合に限って、前記システムバックア
ップメモリ11に設定した情報が適正であると判定して
表示ルーチンにおいてその旨を表示する。
【0054】図11は、前記キャリアディテクト信号チ
ェックで、システムバックアップメモリ11の設定値が
適正であると判断した場合の表示画面を示したもので、
画面の右肩に表示したリターンステータス列20の1バ
イト目および4バイト目のリターンステータスは‘0’
となっている。
ェックで、システムバックアップメモリ11の設定値が
適正であると判断した場合の表示画面を示したもので、
画面の右肩に表示したリターンステータス列20の1バ
イト目および4バイト目のリターンステータスは‘0’
となっている。
【0055】また、以上の如きキャリアディテクト信号
チェックで、図9の(b)〜(d)等をオン・オフパタ
ーンを検出し、適正な時報パターンを3回検出できずに
規定の監視時間をタイムアウトした場合は、システムバ
ックアップメモリ11に設定した情報が不適であったと
みなし、前述のリターンステータス列20の1バイト目
のリターンステータスとして‘9’を、また4バイト目
のリターンステータスとしてタイムアウトの原因となっ
たリターンステータス‘3’〜‘7’を選択し、選択し
たリターンステータスを当該回線設定値判定処理で使用
する所定のメモリエリアにセットした後、表示ルーチン
に戻ってエラーを表示する。また、表示ルーチンにおけ
る表示の際、リターンステータス列20の2バイト目に
は、システムバックアップメモリ11に設定していた使
用回線情報の設定値を表示する。
チェックで、図9の(b)〜(d)等をオン・オフパタ
ーンを検出し、適正な時報パターンを3回検出できずに
規定の監視時間をタイムアウトした場合は、システムバ
ックアップメモリ11に設定した情報が不適であったと
みなし、前述のリターンステータス列20の1バイト目
のリターンステータスとして‘9’を、また4バイト目
のリターンステータスとしてタイムアウトの原因となっ
たリターンステータス‘3’〜‘7’を選択し、選択し
たリターンステータスを当該回線設定値判定処理で使用
する所定のメモリエリアにセットした後、表示ルーチン
に戻ってエラーを表示する。また、表示ルーチンにおけ
る表示の際、リターンステータス列20の2バイト目に
は、システムバックアップメモリ11に設定していた使
用回線情報の設定値を表示する。
【0056】前述の図5は、検出したキャリアディテク
ト信号のオン状態の継続時間が図9の(a)のPの時間
(約1.3秒)よりも短く、タイムアウトしてしまった
場合(例えば、図9の(c),(d)の場合)のエラー
表示を示している。エラー表示した状態では、図4に示
した回線情報設定を再選択可能にされている。
ト信号のオン状態の継続時間が図9の(a)のPの時間
(約1.3秒)よりも短く、タイムアウトしてしまった
場合(例えば、図9の(c),(d)の場合)のエラー
表示を示している。エラー表示した状態では、図4に示
した回線情報設定を再選択可能にされている。
【0057】処理途中でユーザが処理のキャンセルを指
示した場合にも、図7のステップS13に示したよう
に、表示ルーチンに戻ってエラーを表示するが、この場
合は、リターンステータス列20の1バイト目のリター
ンステータスとしては‘9’を設定するが、4バイト目
のリターンステータスとしては‘9’が設定される。
示した場合にも、図7のステップS13に示したよう
に、表示ルーチンに戻ってエラーを表示するが、この場
合は、リターンステータス列20の1バイト目のリター
ンステータスとしては‘9’を設定するが、4バイト目
のリターンステータスとしては‘9’が設定される。
【0058】以上に説明した一実施例の電話端末システ
ムでは、ユーザが設定した回線種別情報や使用回線情報
の設定値は、システムのプログラム処理による回線設定
値判定処理によって自動的に適正であるか否かを判別す
ることができ、ユーザに負担をかけることなく回線種別
情報や使用回線情報の設定値をチェックすることができ
る。また、設定値をチェックする回線設定値判定処理
は、プログラム処理による自動処理であるため、ユーザ
の手動操作で判定処理を行った従来の場合と比較する
と、ユーザの誤操作によって誤った判定結果を得てその
後の運用時に支障をきたすといった不都合も生じない。
ムでは、ユーザが設定した回線種別情報や使用回線情報
の設定値は、システムのプログラム処理による回線設定
値判定処理によって自動的に適正であるか否かを判別す
ることができ、ユーザに負担をかけることなく回線種別
情報や使用回線情報の設定値をチェックすることができ
る。また、設定値をチェックする回線設定値判定処理
は、プログラム処理による自動処理であるため、ユーザ
の手動操作で判定処理を行った従来の場合と比較する
と、ユーザの誤操作によって誤った判定結果を得てその
後の運用時に支障をきたすといった不都合も生じない。
【0059】また、回線種別情報や使用回線情報の設定
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
【0060】また、回線種別情報や使用回線情報はシス
テムバックアップメモリ11に設定しておいて、自動ダ
イヤル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロ
ッピーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報には
これら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなく
なる。従って、使用回線等が異なった複数台のシステム
が混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各
システム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を
解消することもできる。
テムバックアップメモリ11に設定しておいて、自動ダ
イヤル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロ
ッピーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報には
これら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなく
なる。従って、使用回線等が異なった複数台のシステム
が混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各
システム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を
解消することもできる。
【0061】さらに、一実施例の場合は、NTTの時報
サービスにおけるキャリアディテクト信号を利用して回
線設定値判定処理を実行するため、24時間いつでも回
線設定値判定処理が可能となる。
サービスにおけるキャリアディテクト信号を利用して回
線設定値判定処理を実行するため、24時間いつでも回
線設定値判定処理が可能となる。
【0062】さらに、回線設定値判定処理でユーザの設
定値が不適と判定される場合には、その判定の元となっ
たリターンステータスが通知されるため、リターンステ
ータスの解析から設定値の不備を推測することが可能
で、設定値の修正を容易にすることができる。
定値が不適と判定される場合には、その判定の元となっ
たリターンステータスが通知されるため、リターンステ
ータスの解析から設定値の不備を推測することが可能
で、設定値の修正を容易にすることができる。
【0063】なお、前述の一実施例では、通信先のダイ
ヤル情報を格納しておく記憶手段として、フロッピーデ
ィスクを利用する場合を示したが、通信先のダイヤル情
報を格納する記憶手段としてはICカードや固定ディス
クなどを利用することも可能であり、また、不揮発RA
Mを利用することも考えられる。したがって、通信先の
ダイヤル情報の記憶手段は、一実施例に限定するもので
はない。
ヤル情報を格納しておく記憶手段として、フロッピーデ
ィスクを利用する場合を示したが、通信先のダイヤル情
報を格納する記憶手段としてはICカードや固定ディス
クなどを利用することも可能であり、また、不揮発RA
Mを利用することも考えられる。したがって、通信先の
ダイヤル情報の記憶手段は、一実施例に限定するもので
はない。
【0064】また、一実施例は、ファームバンキングシ
ステムであったが、本発明は一実施例に限らず、ユーザ
が回線種別情報や使用回線情報を設定し、その設定値に
基づいて自動ダイヤル処理を実行するような電話端末に
対して、広く応用することができる。
ステムであったが、本発明は一実施例に限らず、ユーザ
が回線種別情報や使用回線情報を設定し、その設定値に
基づいて自動ダイヤル処理を実行するような電話端末に
対して、広く応用することができる。
【0065】また、一実施例では、回線設定値判定処理
にはNTTの時報サービスを利用することとしたが、自
動ダイヤル処理によって接続できて一定のキャリアディ
テクト信号が得られるような通信先であれば、前述した
NTTの時報サービスの代りに利用してもよい。
にはNTTの時報サービスを利用することとしたが、自
動ダイヤル処理によって接続できて一定のキャリアディ
テクト信号が得られるような通信先であれば、前述した
NTTの時報サービスの代りに利用してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電話端末システムでは、ユーザが設定した回線種
別情報や使用回線情報の設定値は、システムのプログラ
ム処理による回線設定値判定処理によって自動的に適正
であるか否かを判別することができ、ユーザに負担をか
けることなく回線種別情報や使用回線情報の設定値をチ
ェックすることができる。また、設定値をチェックする
回線設定値判定処理は、プログラム処理による自動処理
であるため、ユーザの手動操作で判定処理を行った従来
の場合と比較すると、ユーザの誤操作によって誤った判
定結果を得てその後の運用時に支障をきたすといった不
都合も生じない。
に係る電話端末システムでは、ユーザが設定した回線種
別情報や使用回線情報の設定値は、システムのプログラ
ム処理による回線設定値判定処理によって自動的に適正
であるか否かを判別することができ、ユーザに負担をか
けることなく回線種別情報や使用回線情報の設定値をチ
ェックすることができる。また、設定値をチェックする
回線設定値判定処理は、プログラム処理による自動処理
であるため、ユーザの手動操作で判定処理を行った従来
の場合と比較すると、ユーザの誤操作によって誤った判
定結果を得てその後の運用時に支障をきたすといった不
都合も生じない。
【0067】また、回線種別情報や使用回線情報の設定
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
値の判別にハンドセットを必要としないため、ハンドセ
ットの削除等によってシステムの装備を軽減することも
できる。
【0068】また、回線種別情報や使用回線情報はシス
テムバックアップメモリに設定しておいて、自動ダイヤ
ル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロッピ
ーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報にはこれ
ら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなくな
る。従って、使用回線等が異なった複数台のシステムが
混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各シ
ステム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を解
消することもできる。
テムバックアップメモリに設定しておいて、自動ダイヤ
ル処理時に利用する構成であるため、ユーザがフロッピ
ーディスク等に登録する通信先のダイヤル情報にはこれ
ら回線種別情報や使用回線情報を含める必要がなくな
る。従って、使用回線等が異なった複数台のシステムが
混在するユーザ環境でも使用回線等の相異に応じて各シ
ステム毎にダイヤル情報を登録し直すといった不便を解
消することもできる。
【図1】本発明に係る電話端末システムの一実施例の処
理の説明図である。
理の説明図である。
【図2】本発明の一実施例のハードウェア構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の回線情報設定処理時の表示
画面の説明図である。
画面の説明図である。
【図5】本発明の一実施例の回線設定値判定処理におけ
るエラー表示の説明図である。
るエラー表示の説明図である。
【図6】本発明の一実施例のリターンステータスの説明
図である。
図である。
【図7】本発明の一実施例の検出ルーチンの詳細図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例の極性反転チェックルーチン
の詳細図である。
の詳細図である。
【図9】本発明の一実施例で基準値として管理している
キャリアディテクト信号のオン・オフパターンである。
キャリアディテクト信号のオン・オフパターンである。
【図10】本発明の一実施例のキャリアディテクト信号
チェックルーチンの詳細図である。
チェックルーチンの詳細図である。
【図11】本発明の一実施例の回線設定値判定処理にお
ける表示の説明図である。
ける表示の説明図である。
1 本体 2 電話機(またはFAX) 3 キーボード 6 CPU 7 RAM 8 液晶ディスプレイ 9 内蔵プリンタ 10 漢字ROM 11 システムバックアップメモリ 12 フロッピーディスクドライブ 13 電話回線 14 網制御装置 15 モデム 20 リターンステータス列
Claims (1)
- 【請求項1】 電話回線へ接続する網制御装置と、デー
タ通信用のモデムとを具備して、記憶手段に登録された
通信先のダイヤル情報に基づいて自動ダイヤル処理を実
行する電話端末システムであって、 自動ダイヤル処理時に必要な情報として、当電話端末シ
ステムを接続する電話回線がプッシュボタン回線かダイ
ヤルパルス回線かを示す回線種別情報と、内線発信を使
用する設置環境の場合にはその内線発信番号を設定して
内線発信を使うのか外線発信を使うのかを示す使用回線
情報とを格納するシステムバックアップメモリと、 前記システムバックアップメモリとは別の記憶手段に格
納された通信先のダイヤル情報と前記システムバックア
ップメモリに格納されている情報とに基づいて、指定の
通信先に自動ダイヤル処理する自動ダイヤル処理機能
と、 前記システムバックアップメモリに設定されている情報
を使って予め定めた通信先に自動ダイヤル処理し、その
自動ダイヤル処理時に前記モデムのキャリアディテクト
信号のオン・オフパターンを監視することにより、前記
システムバックアップメモリに設定した情報が適正であ
るか否かを判別して利用者に通知する回線設定値判定処
理機能とを備えたことを特徴とする電話端末システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03747192A JP3202056B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電話端末システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03747192A JP3202056B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電話端末システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236161A true JPH05236161A (ja) | 1993-09-10 |
JP3202056B2 JP3202056B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=12498446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03747192A Expired - Fee Related JP3202056B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電話端末システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202056B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7106466B2 (en) | 1999-12-28 | 2006-09-12 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for effectively controlling use of specific communications service |
JP2022502888A (ja) * | 2018-10-02 | 2022-01-11 | キャピタル・ワン・サービシーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーCapital One Services, LLC | 非接触カードの暗号化認証のためのシステムおよび方法 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP03747192A patent/JP3202056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7106466B2 (en) | 1999-12-28 | 2006-09-12 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for effectively controlling use of specific communications service |
JP2022502888A (ja) * | 2018-10-02 | 2022-01-11 | キャピタル・ワン・サービシーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーCapital One Services, LLC | 非接触カードの暗号化認証のためのシステムおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3202056B2 (ja) | 2001-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |