JPH0523607A - ローラミル加圧装置の油圧回路 - Google Patents

ローラミル加圧装置の油圧回路

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JPH0523607A
JPH0523607A JP18482591A JP18482591A JPH0523607A JP H0523607 A JPH0523607 A JP H0523607A JP 18482591 A JP18482591 A JP 18482591A JP 18482591 A JP18482591 A JP 18482591A JP H0523607 A JPH0523607 A JP H0523607A
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hydraulic
hydraulic circuit
roller
accumulator
pressure
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JP18482591A
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English (en)
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Hiroshi Obana
博 尾花
Katsuhiko Yoshimoto
勝彦 吉本
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Kobe Steel Ltd
Taiheiyo Cement Corp
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Kobe Steel Ltd
Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラミルの運転を停止したりすることな
く、被粉砕原料の性状の変化に対応させる。 【構成】 被破砕原料54を粉砕する粉砕ローラ1を上下
移動自在に支持する油圧シリンダ4の第2油圧室4bに圧
油を供給する第2油圧回路5bに、電磁開閉弁13と13a と
をそれぞれ介して封入ガス圧の相違する第1アキュムレ
ータ14と第2アキュムレータ15とを介装し、被破砕原料
54の性状の相違に伴う操業条件の相違に応じて上記電磁
開閉弁13と13a の一方を開くと共に他方を閉じることに
よって、被破砕原料54の性状の相違により発生する第2
油圧回路5b内の圧油の脈動を吸収することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローラミル加圧装置の油
圧回路の改良に関し、より詳しくは被粉砕原料の性状に
応じて粉砕ローラの押圧力を容易に変更し得るようにし
たローラミル加圧装置の油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被粉砕原料(以下、原料という)を粉砕
するために、従来より粉砕ミルが使用されているが、こ
のような粉砕ミルの中にローラミルと呼ばれるものがあ
る。このようなローラミルは周知の構成になるものであ
って、縦軸廻りに回転される粉砕テーブル(以下、テー
ブルという)と、このテーブルの上に設けられる粉砕ロ
ーラ(以下、ローラという)を有してなる構成になって
おり、テーブル上に供給された原料はこのテーブルの上
面とローラとで挟圧されて粉砕される。
【0003】ところで、ローラはローラミル加圧装置を
構成する油圧シリンダにより上下移動自在に支持されて
いる。故に、原料を大きい力で挟圧するために、この油
圧シリンダの第1油圧室と第2油圧室のうち、ローラを
下方に移動させる第2油圧室に圧油を供給してローラを
テーブルに押圧し、また第1油圧室に圧油を供給してテ
ーブルに対するローラの押圧力を解除する構成にしてい
る。
【0004】ローラミル加圧装置の油圧シリンダの第1
油圧室と第2油圧室とに圧油を供給する油圧回路として
は、例えばこの特許出願人の出願に係る特開昭62−3
3556号公報において開示されてなるものがある。
【0005】以下、上記従来例に係るローラミル加圧装
置の油圧回路の例を、その明細書に添付された図面中に
用いられている符号の一部を用いて、その油圧回路図の
図2を参照しながら説明すると、ローラ9を上下移動自
在に支持する油圧シリンダ10のピストン13で仕切られた
第1油圧室14と第2油圧室15とに油を供給する後述する
構成になる圧油供給切換手段18が設けられている。
【0006】上記油圧供給切換手段18の概要は、上記第
2油圧室15に連通し、かつガス封入式アキュムレータ
(以下、アキュムレータという)22が連結されてなる第
2油圧回路18b と、また第1油圧室14に連通し、第1油
圧室14へのみ圧油を流通させるパイロット式チェック弁
29b が介設されると共に、この第1油圧室14内の圧油の
圧力が所定圧以上になったときに開弁するリリーフ弁28
a を備えた第1油圧回路18a とからなる構成になってい
る。
【0007】従って、第1油圧回路18a により第1油圧
室14に圧油が供給されるとローラ9が上方移動し、また
第2油圧回路18b により第2油圧室15に圧油が供給され
るとローラ9が下方に作動してこれがテーブル3の上面
に押圧されるので、このテーブル3の上に供給された原
料は押圧粉砕される。
【0008】そして、原料の粉砕中にローラ9が上下す
ることにより油圧シリンダ10の各油圧室内の圧油にロー
ラの上下動が伝わり圧油に圧力の高低、つまり脈動が生
じるが、この脈動はアキュムレータ22によって吸収され
ることになる。
【0009】また、例えば特開昭63−51956号公
報において開示されてなるものもあるが、このローラミ
ル加圧装置の場合も上記従来例と同様に、油圧シリンダ
の第2油圧室に連通する第2油圧回路にアキュムレータ
が介装されており、上記従来例と同様の働きをさせてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記構成になるローラ
ミル加圧装置の油圧回路はそれなりに有用であるが、被
粉砕原料の性状が変化すると操業条件が変化するにも係
わらず、このような構成になる油圧回路によっては操業
条件の変化に対応し得なくなるという解決すべき課題が
生じてくる。
【0011】つまり、原料を粉砕するローラミルの操業
条件は含水率、被粉砕性、化学成分等のその性状によっ
て、また粉砕後の製品の必要粒度、必要粉砕量等によっ
て変化するが、このような原料の性状変化に対応するた
めには、テーブルにローラを押圧する油圧シリンダの第
2油圧室に圧油を供給する第2油圧回路の圧油の圧力を
操業条件に対応させて変更しなければならない。
【0012】しかしながら、上記従来例では何れも第2
油圧回路に接続されているアキュムレータの封入ガス圧
が一定であるため、この封入ガス圧に対応した第2油圧
回路の圧油の圧力脈動の範囲を越えた操業条件に対応す
ることができなかった。
【0013】特に、原料の性状が大幅に相違するために
操業条件を変更しなければならなくなったときには、ロ
ーラミルの運転を一端停止した後にアキュムレータの封
入ガス圧を変更して再度操業運転を開始するという方法
が採用されている。このような方法による場合には、3
〜4時間に及ぶアイドルタイムを要し、原料の粉砕生産
性の大幅な低下をきたすことになる。
【0014】勿論、第2油圧回路に2つ以上のアキュム
レータが接続されてなる加圧装置もあるが、それらのア
キュムレータの何れも封入ガス圧が同圧であるために、
アキュムレータが1つの場合と同様に原料の性状の大幅
な変化に対応し得なかった。
【0015】従って、本発明はローラミルの運転を停止
することなく原料の性状の変化に容易に対応し得るロー
ラミル加圧装置の油圧回路の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
みてなされたものであって、従ってその特徴とするとこ
ろは、縦軸廻りに回転する粉砕テーブルの上方に複数の
粉砕ローラが油圧シリンダにより上下移動自在に支持さ
れ、前記粉砕ローラを上方に作動させる前記油圧シリン
ダの第1油圧室に第1油圧回路が連通し、粉砕ローラを
下方に作動させる該油圧シリンダの第2油圧室に第2油
圧回路が連通すると共に、途中にアキュムレータが連通
してなるローラミル加圧装置の油圧回路において、前記
第2油圧回路とアキュムレータとの間に開閉弁を介装す
ると共に、該第2油圧回路に、前記アキュムレータと相
違する圧力のガスが封入されてなる1つ以上の他のアキ
ュムレータを開閉弁を介して連通させる構成にしたとこ
ろにある。
【0017】
【作用】本発明に係るローラミル加圧装置の油圧回路に
よれば、粉砕ローラを下方に作動させる該油圧シリンダ
の第2油圧室とアキュムレータとの間に開閉弁を介装す
ると共に、この第2油圧回路に、前記アキュムレータと
相違する圧力のガスが封入されてなる1つ以上の他のア
キュムレータを開閉弁を介して連通させる構成にしたの
で、これらの開閉弁のうちの一方を閉じると共に、他方
を開くことにより第2油圧回路の圧油の圧力を容易に変
更することができる。
【0018】
【実施例】本発明に係るローラミル加圧装置の油圧回路
の1実施例を、その油圧回路図の図1に基づいて以下に
説明する。先ず、ローラミル51は、同図に示すように、
縦軸廻りに回動自在に駆動されるテーブル53が基台52の
上に支持されてなり、そしてこのテーブル53はモータ
(図示省略)によって回転される構成になっている。
【0019】次に、ローラミル加圧装置は上記テーブル
53の側方位置に設けられている。詳しくは、このテーブ
ル53の上に供給された原料54を加圧して粉砕する4台の
加圧装置a〜dが、上記テーブル53に対して周方向等間
隔に設けられており、それらは何れも一つの油圧供給切
替手段によって作動可能な構成になっている。
【0020】なお、このようなローラミル加圧装置は4
台以外に、例えば2台や3台であっても支障がなく、ま
たそれらは互いに同構成であるから、そのうちの一つの
加圧装置aを例として以下に説明する。
【0021】即ち、上記加圧装置aはローラ1を有して
おり、このローラ1は基台52の側方において上下揺動自
在に枢支されている。より詳しくは、枢支軸2により支
持体3が揺動自在に枢支され、この支持体3の上部回動
端に上記ローラ1が支承されると共に、上記支持体3の
下部回動端と基台52との間には複動片ロッド式の油圧シ
リンダ4が架設されている。
【0022】この油圧シリンダ4は周知の構成になるも
のであって、ピストン4cで仕切られたボトム側の第1油
圧室4aとロッド側の第2油圧室4bとを有し、かつピスト
ン4cに連結されるロッド4dの先端は前記支持体3の下部
端に枢着されている。また、上記油圧シリンダ4には油
溜部21の油を供給する圧油供給切替え手段5が接続され
ている。
【0023】上記圧油供給切替え手段5は、油圧シリン
ダ4の第1油圧室4aに圧油を給排する第1油圧回路5a
と、第2油圧室4bとに圧油を給排する第2油圧回路5bと
を備えており、これらは第1〜第3位置U、D、Nを任
意にとり得る電磁式4ポート3位置の方向制御弁6に連
通している。そして、この方向制御弁6には油圧ポンプ
7によって油溜部21から圧油が供給されるようになって
いる。
【0024】つまり、この方向制御弁6が第1位置Uを
とる場合には、油圧ポンプ7の吐出側が方向制御弁6よ
り油圧シリンダ4側の第1油圧回路5aが第1油圧室4aに
連通する一方、第2油圧室4bからの第2油圧回路5bが油
溜部21に連通するので、ローラ1が上方に移動してテー
ブル53から避退する。
【0025】また、この方向制御弁6が第2位置Dをと
る場合には、油圧ポンプ7の吐出側が第2油圧回路5bを
介して第2油圧室4bに連通する一方、この方向制御弁6
の油圧シリンダ4側に逆止弁8が介装されているために
方向制御弁6による第1油圧室4aと油溜部21との連通が
遮断されるが、第1油圧室4aと油溜部21とはパイロット
式逆止弁10が介装されてなる戻管路12により連通するよ
うになっているのでローラ1が下方に移動してテーブル
53を押圧する。
【0026】つまり、このパイロット式逆止弁10には第
2油圧室4b側とパイロット回路9で連通しており、そし
てパイロット回路9にはこれを閉じる第1位置Cと、こ
れを開く第2位置Oの2位置をとることができる4ポー
ト2位置の電磁切替弁11が介装されており、従って、こ
の電磁切替弁11を操作することによりパイロット式逆止
弁10が開状態になると、第1油圧室4aと油溜部21とが連
通する。
【0027】さらに、上記方向制御弁6が第3位置Nを
とる場合は、通電しない時の中立位置であって、油圧シ
リンダ4と油溜部21との間における油の流通は遮断さ
れ、第2油圧回路5bは閉回路となる。
【0028】第2油圧回路5bには50 Kgf/cm2 の窒
素ガスを封入した第1アキュムレータ14が常時閉の電磁
開閉弁13を介して連通させる他、40 Kgf/cm2 の窒
素ガスを封入した第2アキュムレータ15を遠隔操作によ
り閉じる常時開の電磁開閉弁13a を介して連通させた。
【0029】そして、上記電磁開閉弁13,13a と各アキ
ュムレータ14,15との間の管路にはそれぞれ圧力発信器
19,20が介装されてなる分岐管路を分岐させると共に、
常時閉の電磁開閉弁13b と可変絞り弁16とが直列に介装
されてなる並列圧油供給管路17がアキュムレータ側にの
み圧油を通す逆止弁8aを介して前記油圧ポンプ7から方
向制御弁6に連通する管路の途中に連通させた。
【0030】電磁開閉弁13b は、後述する運転中に使用
していない側のアキュムレータ内の圧油が不足している
場合に、これを開き圧油を油圧ポンプ7により補うもの
であり、このアキュムレータが運転中に使用される直後
に生じる圧油の変動を小さくするためのものである。
【0031】そして、前記並列圧油供給管路17と並列
に、可変絞り弁16と、常時閉の電磁開閉弁13c とが直列
に介装されてなる並列戻り管路18を油溜部21に連通させ
てなる構成とした。勿論、この可変絞り弁16は電磁開閉
弁13の操作に起因する圧油の圧力の急激な変動を防止す
る働きをするものであり、電磁開閉弁13c はアキュムレ
ータ14,15内の圧油の圧力が高過ぎる場合に、これを開
き圧油を抜いて圧力を下げるためのものである。
【0032】なお、上記したそれぞれの圧力発信器19,
20はアキュムレータの封入ガス圧を検出する働きをする
ものであり、また前記方向制御弁6から油溜部21に連通
する管路の間に介装されてなる符号22で示すものは油圧
シリンダ4等に供給する圧油の圧力を調整するリリーフ
弁である。
【0033】次に、上記構成になるローラミル加圧装置
の油圧回路の作用態様を以下に説明すると、ローラミル
51の運転を開始する場合、テーブル53の駆動用モータの
起動トルクを低減させる為、一旦このローラ1をテーブ
ル53から避退させる。
【0034】このようにローラ1を避退させる場合に
は、上記方向制御弁6を第1位置Uに切替える。さすれ
ば、油圧ポンプ7から第1圧油室4aに圧油が供給される
一方第2圧油室4bから圧油が油溜部21に排出されるの
で、ローラ1が上方に避退する。
【0035】このようにして、ローラ1の避退が完了す
れば、方向制御弁6は中立の第3位置Nに戻されるの
で、このローラ1は上方に避退した位置で保持される。
次いで、このテーブル53を回転させると共に、方向制御
弁6を第2位置Dに切替えると、油圧ポンプ7から第2
油圧室4bに第2油圧管路5bを通して圧油が供給され、ロ
ーラ1が下方に移動しようとする。
【0036】このとき、上記したように第1油圧室4aの
圧油の排出は方向制御弁6の吐出側に介装されている逆
止弁8によって阻止されることになるが、電磁切替弁11
を遠隔操作することにより第2油圧回路5bの圧油の圧力
がパイロット回路9をとおってパイロット式逆止弁10を
開いて戻り管路12を連通させる。故に、第1油圧室4aの
圧油が所定圧に達すると、第1油圧室4a内の圧油は戻り
管路12をとおして油溜部21に排出されることになる。
【0037】これに伴いピストン4cが下降するので、ロ
ーラ1がテ−ブル53上に向かって徐々に下方に移動して
テーブル53上の原料54をローラ1が押圧し始めると共
に、原料54の粉砕が開始される。
【0038】この場合には、第2アキュムレータ15によ
りローラ1に、テーブル53に対して所定範囲の押圧力を
付与しながら粉砕中においてローラ1を介して油圧シリ
ンダ4の第2油圧室4b内の圧油に生じる脈動が吸収さ
れ、ローラ1やテーブル53に対する支障は勿論、所期の
粒度の粉砕製品が得られる。
【0039】次いで、性状が相違する原料54、例えば破
砕抵抗が大きい原料54に変更されて第2アキュムレータ
15では脈動を吸収し得なくなった場合、常時開の電磁開
閉弁13a が操作されて第2アキュムレータ15が遮断され
ると共に、常時閉の電磁開閉弁13が操作されて第1アキ
ュムレータ14の遮断が開放される。さすれば、ローラミ
ル51の運転を停止するまでもなく、第2油圧室4b内の圧
油は破砕抵抗が大きい原料54の破砕によって生じる脈動
を吸収し得る状態となる。
【0040】一方、所定の原料54の粉砕運転継続中の間
に、休止中のアキュムレータには次の原料の性状に対応
した窒素ガスが封入される。そして、性状の相違する次
の原料を粉砕する場合には、上記と同様の開閉操作によ
り電磁開閉弁が開閉される。
【0041】従って、従来のようにローラミル51の運転
を一端停止すると共に、アキュムレータの封入ガス圧を
変更する必要がなくなる結果、各種の性状を有する原料
を順次粉砕する場合の粉砕生産能力を大幅に向上させる
ことが可能になった。
【0042】以上の説明から良く理解されるように、第
2油圧回路5bに介装するアキュムレータの数は3つ以上
であっても良いが、ある性状の原料を破砕している間
に、休止中のアキュムレータに所定の圧力のガスを封入
することができるので、2つのアキュムレータを介装す
ることが経済上有利になるので好ましい。
【0043】なお、上記した実施例は本発明の一具体例
に過ぎず、従ってこの実施例によって本発明の技術的思
想の範囲が限定されるものではなく、しかも本発明の技
術思想を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由自
在である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るロー
ラミル加圧装置の油圧回路によれば、粉砕ローラを下方
に作動させる該油圧シリンダの第2油圧室とアキュムレ
ータとの間に開閉弁を介装すると共に、この第2油圧回
路に、前記アキュムレータと相違する圧力のガスが封入
されてなる少なくとも1以上の他のアキュムレータを開
閉弁を介して連通させる構成とした。
【0045】従って、開閉弁を開閉することによって第
2油圧回路の圧油の圧力を容易に変更することができる
ので、原料を粉砕するローラミルの操業条件が変化して
も、開閉弁を開閉するだけで操業条件の変化に対応し得
るため、従来のように原料の性状の相違による操業条件
が変化する都度ローラミルの運転を停止する必要がなく
なり、性状が相違する原料を順次粉砕する場合の粉砕製
品の生産性の向上に対して極めて多大な効果を期待する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るローラミル加圧装置の油
圧回路図である。
【図2】従来例に係るローラミル加圧装置の油圧回路図
である。
【符号の説明】
1…ローラ、2…枢支軸、3…支持体、4…油圧シリン
ダ、4a…第1油圧室、4b…第2油圧室、5…圧油供給切
替手段、5a…第1油圧回路、5b…第2油圧回路、6…方
向制御弁、7…油圧ポンプ、8,8a…逆止弁、9…パイ
ロット回路、10…パイロット式逆止弁、11…電磁切替
弁、12…戻り管路、13,13a ,13b ,13c…電磁開閉
弁、14…第1アキュムレータ、15…第2アキュムレー
タ、16…可変絞り弁、17…並列圧油供給管路、18…並列
戻り管路、19,20…圧力発信器、21…油溜部、22…リリ
ーフ弁、51…ローラミル、52…基台、53…テーブル、54
…原料、a〜d…加圧装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 縦軸廻りに回転する粉砕テーブルの上方
    に複数の粉砕ロ−ラが油圧シリンダにより上下移動自在
    に支持され、前記粉砕ローラを上方に作動させる前記油
    圧シリンダの第1油圧室に第1油圧回路が連通し、粉砕
    ローラを下方に作動させる該油圧シリンダの第2油圧室
    に第2油圧回路が連通すると共に、途中にアキュムレー
    タが連通してなるローラミル加圧装置の油圧回路におい
    て、前記第2油圧回路とアキュムレータとの間に開閉弁
    を介装すると共に、該第2油圧回路に、前記アキュムレ
    ータと相違する圧力のガスが封入されてなる1つ以上の
    他のアキュムレータを開閉弁を介して連通させることを
    特徴とするローラミル加圧装置の油圧回路。
JP18482591A 1991-07-24 1991-07-24 ローラミル加圧装置の油圧回路 Pending JPH0523607A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000035004A (ja) * 1998-07-06 2000-02-02 Caterpillar Inc ライド制御装置
CN1307002C (zh) * 2005-04-28 2007-03-28 沈阳重型机械集团有限责任公司 辊盘式磨煤机液压变加载系统
CN104074817A (zh) * 2014-07-04 2014-10-01 江苏鹏飞集团股份有限公司 四辊矿渣立磨磨辊的液压控制系统

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