JPH05235776A - 情報変換方式及び記録再生装置 - Google Patents

情報変換方式及び記録再生装置

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JPH05235776A
JPH05235776A JP3207792A JP3207792A JPH05235776A JP H05235776 A JPH05235776 A JP H05235776A JP 3207792 A JP3207792 A JP 3207792A JP 3207792 A JP3207792 A JP 3207792A JP H05235776 A JPH05235776 A JP H05235776A
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JP3207792A
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Kihei Ido
喜平 井戸
Masako Yamada
まさ子 山田
Hideaki Kosaka
英明 小坂
Masayuki Ota
雅之 太田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル信号を伝送路に適した信号に情報
変換して、上記信号を記録再生する際、復号時の誤り伝
播が小さく、かつ、狭トラック化時に必須となるトラッ
キングパイロット信号生成が可能な情報変換方法及び装
置を提供する。 【構成】 lビットの第一情報語をmビット(l<m)
の第二情報語にワード変換し、上記ワード変換されたm
ビットの第二情報語をn(m<n)ビットの符号語に変
換する情報変換方法であって、l/mワード変換するに
際して、l,mビットの最小公倍数となるxビット毎に
第一情報語を区分する手段と、上記区分されたx/l個
の第一情報語群の内、任意の1情報語をx/m分割する
手段と、上記x/m分割したl/(x/m)ビットの情
報を分割しなかった他の各々の第一情報語のLSB(も
しくはMSB)側に付加してmビットの第二情報語を生
成する手段を備えていることを特徴とする情報変換方
式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルデータを磁気
テープに記録または伝送する際に、その記録系または伝
送系に適した信号に当該ディジタルデータを変換する情
報変換方法及び上記情報変換方式を適用した磁気記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報変換方式として例えば、“T
HE DAT CONFERERCESTANDAR
D”(1978年6月発行)に示された8/10変調方式が
ある。8/10変調方式とは、8ビット単位に区分され
たディジタル情報を10ビットの符号語に変換する情報変
換方式であり、図29は動作を説明する図、図30は情
報変換表の一部を示した表である。図29において、1
は8ビットのディジタル情報とlビットのテーブルを選
択信号(Q’)を入力とし、10ビットの符号語と次の符
号語のテーブルを選択する信号(Q)の合計11ビットを
出力する符号器、2は符号語のテーブル選択信号を1情
報語分ディレーする為のフリップフロップである。な
お、1の符号器には図30に示した情報変換表の内容が
例えばROM(Read On Memory)等にて格納されてお
り、16進表現で“00”から“FF”までの256 の情報
語に対して、CDS(Codeword Digital Sum)=0の符
号語は情報語と1対1で対応づけ、CDS≠0の符号語
に対してはCDSが+2と−2の符号語をペアとして1
情報語に対応づけられており、テーブルQ’=−1の方
はCDS=+2で、テーブルQ’=+1の方はCDS=
−2の符号語で構成されている。尚、テーブルを選択す
る信号Qは符号語列における電荷の発散を抑圧する方向
のCDS(テーブル)選択を行うものである。
【0003】次に動作について説明する。図において、
まず、符号器1に入力された“FF”なる8ビットの情
報語はテーブル選択信号Q’が−1であり、Q’=−1
の“FF”に対応したCDS=+2なる“111110
1010”の10ビットの符号語が出力される。また、同
時に、次の符号語のテーブルを選択する信号Qが−1で
出力される。なお、上記10ビットの並列信号はMSBを
先頭とした直列信号に変換された後、NRZI変調され
る。その結果、符号語終端におけるDSV値は+2とな
る。次に符号器1に“00”が入力されると、符号語の
出力は前記直前に出力されたQの−1が1シンボルディ
レーしたQ’=−1の“00”対応したCDS=0なる
“0101010101”の10ビットの信号とQが1で
出力される。その結果、NRZI変調後の符号語終端に
おけるDSV値は+2のままとなる。さらに、符号器1
に“11”が入力されると、符号器1の出力はQ’=1
の“11”に対応したCDS=−2の10ビット信号とQ
が−1で出力される。その結果、NRZI変調後の符号
語終端におけるDSV値は0となる。以下、同様の手段
により、符号器1に入力された8ビットの情報語は、直
前に出力されたテーブル選択信号に基づき、各情報語に
対応したQ’=−1またはQ’=1のいづれかのテーブ
ルの符号語が選択されて出力される。その結果、NRZ
I変調後の各符号語終端におけるDSV値は0もしくは
±2の値に限定される。このことは、DSVの発散が抑
圧されていることを示すものであり、結果として直流成
分を含まないDCフリーの情報変換が実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報変換方式は
以上のように、8ビットのデータをCDS=0もしくは
CDS=±2の10ビットの符号語に変換し、DSVの発
散を抑圧する事により直流成分の有さない信号に変換し
て、伝送路上での符号間干渉を改善し、高線密度化を図
るものであった。ところが、最近の回転ヘッド式ディジ
タル磁気記録再生装置では、数μm2 /bit にも達する
高密度記録が求められており、高線密度化とともに数μ
mトラック幅の狭トラック化が必要となる。このような
装置を実現するには、回転ヘッドにて記録したメイント
ラック上にトラッキング用のパイロット信号を記録して
おき、再生時、記録時のトラック曲がりに再生ヘッドを
追従させるDTF(Dynamic Tracking Followig )制御
が必須となる。このような装置に従来の情報変換方式を
適用してパイロット信号を多重記録した場合、記録信号
成分として直流は存在しないものの極低減にまでディジ
タル信号のスペクトラムが必要であり、再生時、パイロ
ット信号が外乱となりディジタル信号の検出誤りが多く
なる問題があった。
【0005】なお、パイロッイト信号がディジタル信号
の外乱となる問題を解決する一手段として、ディジタル
信号に同期したパイロット信号を生成することが考えら
れる。ところが、従来の情報変換方式はDSVの発散を
抑圧するのみであり、DSVをアクティブに制御出来
ず、もって、ディジタル信号に同期したパイロット信号
生成が実現出来ない問題があった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、従来の情報変換方式と同様に低域
成分を抑圧することにより伝送路上での符号間干渉が起
こりにくく、高線密度化が図れるとともに、従来の情報
変換方式では不可能であったディジタル信号に同期した
パイロット信号生成が可能であり、狭トラック化による
高密度化が実現出来る情報変換方式を得ることを第一の
目的とする。
【0007】さらに、本発明は上記ディジタル信号に同
期したパイロット信号が生成出来る情報変換方式を採用
した際に最も適した磁気記録再生装置を得ることを第二
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、lビットの第一情報語をm
ビット(l<m)の第二情報語にワード変換し、上記ワ
ード変換されたmビットの第二情報語をn(m<n)ビ
ットの符号語に変換する情報変換方法であって、l/m
ワード変換するに際して、l,mビットの最小公倍数と
なるxビット毎に第一情報語を区分する手段と、上記区
分されたx/l個の第一情報語群の内、任意の1情報語
をx/m分割する手段と、上記x/m分割したl/(x
/m)ビットの情報を分割しなかった他の各々の第一情
報語のLSB(もしくはMSB)側に付加してmビット
の第二情報語を生成する手段を備えている。
【0009】さらに、ワード変換されたmビットの第二
情報語をnビットの符号語に変換するに際して、上記n
ビットの各符号語は符号列においてビット“1”と次の
ビット“1”との間のビット“0”の個数が4個以下と
なるように制限し、CDSが+1と−1の2つの符号語
を1組として上記mビットの第2情報語に対応させ、D
SVの制御信号指令に従って上記2つの符号語を選択的
に使用する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項第2の発明は、請求項第1記
載の情報変換方法を磁気記録再生装置に適用するに際し
て、同期信号毎に誤り訂正や誤り検出符号が付加された
情報群の第一情報語数をx/lの整数倍に設定したこと
を特徴とする。
【0011】また、請求項第4の発明は、請求項第1記
載の情報変換方法を記録再生装置に適用し、再生時にn
ビットの符号語をmビットの第二情報語に復号するに際
して、nビットの符号語をn1 ビットとn2 ビットに分
割して、n1 をlビットに復号する復号手段と、n2
l/(x/m)ビットに復号する復号手段と、nビット
をmビットに復号する復号手段と、上記nビットの符号
語内の所定ビットの種類を判別しそれを示す判別信号を
発生し出力する判別手段とを備え、上記判別手段からの
判別信号により上記それぞれの復号手段による復号情報
を選択して復号後の第二情報語を出力する手段を備えた
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】このように、請求項1記載の発明によればlビ
ットの第一情報語をmビットの第二情報語にワード変換
するに際して、l,mビットの最小公倍数となるxビッ
ト毎に第一情報語を区分する手段と、上記区分されたx
/l個の第一情報語群の内、任意の1情報語をx/m分
割する手段と、上記x/m分割したl/(x/m)ビッ
トの情報を分割しなかった他の各々の第一情報語のLS
B(もしくはMSB)側に付加してmビットの第二情報
語を生成する手段を備えているので、mビットの第二情
報語をl+(l/(x/m))(もしくは、(l/(x
/m))+1)として取り扱うことが可能となる。もっ
て、m/n変換の際、nビットの符号語を分割してn1
とn2 のビットより構成するようにした場合、lをn1
に、l/(x/m)をn2 に対応づけるよう情報変換す
ることが可能となり、逆情報変換の際、ビット誤りにた
いして、誤り伝播が改善される。
【0013】さらに、ワード変換されたmビットの第二
情報語をnビットの符号語に変換するに際して上記nビ
ットの各符号語は符号列においてビット“1”と次のビ
ット“1”との間のビット“0”の個数が4個以下とな
るように制限し、CDSが+1と−1の2つの符号語を
1組として上記mビットの第二情報語に対応させ、DS
Vの制御信号指令に従って上記2つの符号語を選択的に
使用する手段を備えているので、DSVの制御が符号語
単位毎に任意におこなえ、比較的低域におけるスペクト
ラムの抑圧を実現できる。さらに、DSV制御信号にし
たがってCDSの極性をコントロールすることによりデ
ィジタルデータのパワースペクトラムが急峻に減衰した
低周波の帯域にディジタルデータに同期したDSV変動
周期のパイロット信号を生成することができる。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、同期
信号にて区分される情報語群の情報語数をx/lの整数
倍とすることにより、冗長ビットを必要としない効率の
良い符号構成を実現した磁気記録再生装置が得られる。
【0015】また、請求項4記載の発明によれば、nビ
ットの符号語をmビットの第二情報語に復号するに際し
て、nビットの符号語をn1 ビットとn2 ビットに分割
して、n1 をlビットに復号する復号手段と、n2 をl
/(x/m)ビットに復号する復号手段と、nビットを
mビットに復号する復号手段と、上記nビットの符号語
内の所定ビットの種類を判別しそれを示す判別信号を発
生し出力する判別手段とを備え、上記判別手段からの判
別信号により上記それぞれの復号手段による復号情報を
選択して復号後の第二情報語を出力する手段を備えてい
るので、符号化されたnビット中の1ビットのランダム
誤りに対して発生する復号後の第一情報語間の誤り伝播
が改善される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。いま、第一情報語長l=8、ワード変換した第二
情報語長m=12、情報変換した符号語長n=15とし、変
調パラメータとしてTmax/Tmin=5となる符号
を構成するとする。この時、d(任意の“1”と次の
“1”の間の最小の“0”の個数)=0、k(任意の
“1”と次の“1”の間の最大の“0”の個数)=4と
なる。但し、符号はNRZI(F)則を用いる。このよ
うな情報変換を実現するには、各符号語において“0”
の連続の最大数をMSB端側で3、LSB端側で1と
し、符号語内では4とする。このとき、MSBが“0”
で始まる符号語で“0”ランレングス条件を満たす符号
語数は図2に示すものが得られる。
【0017】ここでDCフリーとなる符号を構成するに
は、CDSの極性が異なる符号語をペアとして212
(4096組)準備すれば良い。なお、図2に表わされてい
る符号語数はMSBが“0”の符号のみであり、MSB
を“1”に変換することにより、“0”ランレングスを
満たした条件でCDSの極性が反転したものが得られ
る。よって、上記図2で示された符号語の内、CDSが
±1の符号語のみで第二情報語数=212(4096<符号語
数=4650)分が得られており、MSBが“0”でCCS
が±1の符号語のみを用いて、MSBを“0”または
“1”にコントロールすることにより、DSVの発散を
抑圧する事が可能となる。
【0018】図3は上記図2に示されたCDS=±1の
符号語をn1 =10ビットとしてMSB側10ビット、n2
=5ビットとしてLSB側5ビットに分割した際に組み
合わせ得るn1 とn2 の関係を求めたものである。図3
において、A群はn1 のCDSが0、B群はn1 のCD
Sが+2、C群はn1 のCDSが−2、D群はn1 のC
DSが+4、E群はn1 のCDSが−4である。尚、A
〜E群の各符号群はさらにn1 とn2 の符号語を接続す
る際生ずる符号語端の“0”ランレングス毎に細分類し
ている。
【0019】まず、A群に着目するとA1と対になり得
るn2 の符号語の種類は18であり、A2では符号語“0
2”をのぞいたA1と同一の17種類ある。従って、A群
においては符号語“02”と“05”を除いた16種類を
用いて、m/n変換時、m=12ビットをm1 =8ビッ
ト、m2 =4ビットに分割し、m1 /n1 (8/10)
変換、m2 /n2 (4/5)変換に対応付ける。このよ
うな符号化により、復号時に分割した符号語間での誤り
伝播が回避できる。この事を利用して、誤り訂正回路部
からの8ビット単位の第一情報語(l)を12ビット単位
の第二情報語(m)にワード変換する際、8ビットから
分割した4ビットをm2 に対応させ、分割しない8ビッ
トをm1 に対応させる。その結果、再生過程でnビット
中の1ビットがランダムに誤った場合において、復号後
の第一情報語に対する誤りは1情報語のみであり、誤り
が情報語間に伝播することはない。
【0020】上記符号化方法が256 組存在すれば、再生
過程でnビット中の1ビットが誤った場合において、復
号後の第一情報語に対する誤り伝播は発生しない。しか
し、図3からも分かるように本発明の情報変換方法によ
る変調パラメータを満たす条件では上記符号化方法が適
用出来るのはA群のみであり、他のB〜E群に対しては
適用出来ない。そこで、図4〜図6に示すように、m1
/n1 、m2 /n2 符号化方法を3種類に大別し、第一
情報語のm1 =“00”〜“73”に対応付られるA群
のみで構成される第一符号群、第一情報語のm1 =“7
4”〜“BA”に対応付けられるBとC群で構成される
第二符号化群、第一情報語のm1 =“BB”〜“FF”
に対応付けられるB及びC群の残りとその他で構成され
ている第三符号化群に分類した符号化を考えた。
【0021】まず、図4に示す第一符号化群はA群のみ
にて構成されており、再生過程ではnビット中の1ビッ
トが誤った場合において、復号後の第一情報語に対する
誤りは1情報語のみであり、誤りが情報語間に伝播する
ことはない。次に、図5に示す第二符号化群は、m2
2 変換にたいしては第一符号化群と同様に1対1で対
応付けられているが、m1 /n1 変換は一つのm1 に対
して2種類のn1 に対応付けられている。従って、符号
化された15ビットの内、n1に対応する10ビットの内1
ビットが誤った場合においては復号後の第一情報語に対
する誤りは1情報語のみであり、誤りが情報語間に伝播
することはない。しかし、n2 に対応する5ビットの内
1ビットが誤った場合は、復号後の第一情報語において
確率的に誤り伝播が発生する。さらに、図6に示す第三
符号化群は、m1 /n1 変換では一つのm1 に対して複
数種のn1 が対応付けられるとともに、m2 /n2 変換
においては一つのn2が複数種のm2 に対応付けられて
いる。従って、符号化されたn1,2 側にかかわらず任
意の1ビット誤りに対して復号後の第一情報語は確率的
に誤り伝播が発生する。
【0022】以上の符号化方法を適用することにより、
8ビット単位の第一情報語を12ビット単位の第二情報語
にワード変換した後、さらに、上記12ビット単位の第二
情報語を15ビットの符号語に変換する情報変換方式にお
いて、符号化されている15ビット中の1ビットの検出誤
りに対して発生する復号後の第一情報語間の誤り伝播が
改善出来る。
【0023】このようにして構成された符号変換表を図
7〜図22に示す。なお、図7〜図22の数値は2値の
ディジタル信号を16進で示しており、12ビットの入力情
報語(第二情報語)に対して、符号語の16ビットはMS
BがQ信号(符号語のMSBを“0”とした時の符号語
内におけるNRZI変調後の符号語の終端レベルを示
し、ハイ・レベルで“1”、ロー・レベルで“0”)、
15ビット目がCDS情報(+1で“1”、−1で
“0”)、残り14ビット目からLSBに対応する。な
お、m/n(12/15)情報変換にて上記符号語の出
力を16ビットにする理由は、符号のMSBコントロール
が、情報変換レートの信号をさらに分周したデューティ
ー50%のDSV制御信号に基づき、変換しようとする符
号語のCDS情報と直前に変換されたNRZI変調後の
符号語の終端レベルを照らし合わせて行われるためであ
る。
【0024】図1は本発明の一実施例を実現するための
回路構成の一例を示した図であり、3はクロック生成回
路であり、情報変換された符号を伝送するためのチャン
ネルクロックから、第一情報語(l)を伝送するfCH/
10のシンボルクロックと、第一情報語から第二情報語
(m)にワード変換するためのfch/30(l,mの最小
公倍数24にn/m(10/8)を乗じた値)のクロック
(fMW/2)と、変換されたnビットの符号語をパラレ
ル伝送するクロック(fMW)と、DSVの変動周波数決
定するDSV制御信号(i)を生成する。
【0025】4はシンボルクロック(fsym )で8ビッ
ト単位の第一情報語を並列で伝送するフリップフロップ
(F/F)3段にて構成されているシフトレジスタ、5
はシフトレジスタ4から出力される24ビットの並列信号
をクロック(fMW/2)でラッチするラッチ回路、6は
3バイトの第一情報語をクロック(fMW/2)を選択S
Wとして2ワードの第二情報語にワード変換するための
セレクタ、7は12ビット単位の第二情報語を図7〜図2
2に示した符号語に情報変換する符号器、8は符号器7
より出力されたQ及びCDS情報とクロック生成回路3
より出力されたDSV制御信号(i)により、符号語の
MSBを出力するMSBコントローラであり、クロック
(fMW)により直前に変換された符号語のNRZI変調
後の符号語終端レベルを1符号化周期分ディレーさせる
1ワードディレーとA〜Dの4つのEXOR回路にて構
成されている。9は符号化された15ビットの並列信号を
クロック(fMW)でロードし、チャンネルクロック(f
CH)で伝送される直列信号に変換する並直列変換器、10
は入力される信号が“1”のとき状態反転(ハイからロ
ー、ローからハイ)をおこすNRZI変調器である。
【0026】図23は図1の回路動作の説明を補足する
ためのタイミング図であり、図中(a)〜(n)の記号
は図1に示す各回路部の入出力部に記載している同一記
号のポイントに対応する。
【0027】次に、動作について詳しく説明する。誤り
訂正符号化回路部からの8ビット単位の第一情報語
(l)は、シンボルクロック(fsym )にて伝送されシ
フトレジスタ4にて3バイト分の24ビットの並列信号と
して出力される。上記24ビットの並列信号はラッチ回路
4にて3シンボル周期のクロック(fMW/2)にてラッ
チする。つまり、図23のクロック(fMW/2)にて、
時刻3と4の境界の立ち上がりエッヂでシフトレジスタ
4の信号“08”“1A”“93”の3バイトをラッチ
回路5にてラッチする。上記3バイトの並列信号は“0
8”の1バイト(8ビット)をセレクタ6のDH11 〜D
H4に入力し、2バイト目のMSB側4ビット“1”をD
H3〜DH0に入力する。さらに“93”の1バイト(8ビ
ット)をセレクタ6のDL11 〜DL4に入力し、2バイト
目のLSB側4ビット“A”をDH3〜DHOに入力する。
その結果、図23の時刻4〜時刻5の前半まではセレク
タ6から“081”の12ビット並列信号を出力する。ま
た、時刻5の後半〜時刻6では“93A”の12ビット並
列信号を出力する。
【0028】以上の動作により、8ビット単位の3バイ
トの第一情報語“08”、“1A”、“93”を、第1
情報語の2バイト目“1A”を2分割して第一情報語の
1,3バイト目のLSB側に付加した“081”、“9
3A”の12ビット単位の2ワードの第二情報語にワード
変換出来る。以下、同様に図23のクロック(fMW/
2)にて時刻6と7の境界の立ち上がりエッヂでラッチ
回路5にラッチされた“41”、“DE”,“F2”の
3バイトの第一情報語はセレクタ6により“41D”,
“F2E”の2ワードの第二情報語にワード変換され
る。
【0029】次に、12ビット単位の第二情報語を15ビッ
ト単位の符号語に情報変換する動作について詳しく説明
する。尚、説明の都合上、図23の時刻4において、M
SBコントローラ8内の1ワードディレーの出力Q’が
ローであり、“081”の直前に変換された第二情報語
までの符号語列のDSV値が0であるとする。
【0030】この状態でセレクタ6より、時刻4〜時刻
5の前半の間“081”の第二情報語が符号器7に入力
されると、符号器7からはLSBから14ビット目までの
符号語と、上記符号語に対応したCDS信号1ビットと
Q信号1ビットの合計16ビットの信号として、図7〜図
22に示した変換表に従って8BC9と出力される。
尚、信号の内訳は“8”の“1000”の4ビットの
内、MSBビットがQ信号であり“0”はローレベル、
“1”はハイレベルである。更に“8”の“1000”
のMSBの直前ビットが符号語のCDS信号であり、
“0”はCDSが−1でありローレベル、“1”はCD
Sが+1でありハイレベルである。そして、“8”の
“1000”の残り2ビットと“BC9”の12ビットの
合計14が情報変換された符号語の14ビット目からLSB
の“00101111001001”に相当する。
【0031】このような形態で出力された信号の内、Q
信号、CDS信号はDSV制御信号(i)とともにMS
Bコントローラ8に入力され、以下の動作により符号語
のMSBを決定してMSBコントローラ8より出力す
る。尚、DSV制御信号(i)はDSVの発散を+方向
にしたい場合は“1”(ハイレベル)、−方向に発散さ
せたい場合は“0”(ローレベル)にセットする。本実
施例では図6の時刻4、5、6にかけてハイレベル、時
刻7、8、9にかけてローレベルにセットされており、
“081”“93A”の第二情報語に対する符号化はC
DSが+1、また、“41D”“F2E”の第二情報語
に対する符号化はCDSが−1となるようにコントロー
ルされる。
【0032】なお、MSBコントローラ8の動作を詳述
と以下の通りである。まず、現在出力している符号語の
CDS値とDSVを発散させたい方向が一致しているか
をAのEXOR回路でチェックし、一致していれば、
“0”、不一致であれば“1”を出力し、符号語のCD
S値をDSV発散方向に一致させる。但し、上記出力条
件はNRZI変調時、符号語始端がローレベルから符号
化されるとしたものであり、さらに直前に変換された符
号語のNRZI変調後の終端レベルを示すQ’信号(ロ
ーレベルの時は“0”、ハイレベルの時は“1”)を参
照しながらMSBを決定する必要がある。よって、Aの
EXOR回路の出力はQ’信号とともにBのEXOR回
路に入力され、Q’信号が“0”(直前の符号語終端の
NRZI変調語レベルがローレベル)のときはAのEX
OR回路の出力レベルがそのまま、また、Q’信号が
“1”(直前の符号語終端のNRZI変調語レベルがハ
イレベル)の時は符号語のCDSがNRZI変調後では
極性反転する為、AのEXOR回路の出力レベルが反転
されて出力され、符号語のMSBとして並直列変換回路
9に出力される。
【0033】以上の動作を一実施例に当てはめると図2
3からもわかるように、第二情報語“081”が符号器
7入力された時、符号器から出力されるCDS信号は
“0”で、DSV制御信号(i)はDSVを+方向に発
散させるハイレベル(“1”)であり、AのEXOR回
路の出力はハイレベル(“1”)となる。尚、この時、
直前に変換された符号語のNRZI変調後の終端レベル
を示す信号Q’はローレベル(“0”)であり、もっ
て、BのEXOR回路から出力される符号語のMSBは
“1”が出力される。その結果、直並列変換器9には
“10010111001”の15ビット並列信号が時刻
5の半ばでクロック(fMW)がローレベル間にロードさ
れ、チャンネルクロック(fCH)でMSBを先頭にした
直列に変換された符号列として並直列変換器9より出力
される。上記並直列変換器9より出力された符号列はN
RZI変調器10にて信号“1”で反転を繰り返す処理が
なされ、図23の(k)に示す信号となる。ここで、ハ
イレベルを+1、ローレベルを−1としてCDSを計算
すると+1となり、符号列のDSVは+発散方向になっ
ている。
【0034】以上の動作で12ビットの第二情報語をDS
V制御信号に従った15ビットの符号語に情報変換出来る
が、さらに、先ほど説明したNRZI変調後の符号語の
終端レベルをチェックしておく必要があり、以下の動作
でおこなっている。MSBコントローラ8のCのEXO
R回路に、符号器7からのQ信号とBのEXOR回路か
らMSB信号が入力されており、MSBが“0”の時は
Q信号をそのまま出力する。一方、MSBが“1”の時
は符号語の“1”が1個増加するのに合わせてNRZI
変調で反転が1回増加するため、Q信号を反転して出力
する。尚、NRZI変調では接続する信号レベルにより
極性が正負反転する。よって、CのEXOR回路の出力
は直前までのNRZI変調後の符号語終端レベルを示す
Q’信号とともにDのEXOR回路に入力され、Q’が
“0”(NRZI変調後の終端がローレベル)の時はC
のEXOR回路の出力信号をそのまま出力しする。一
方、Q’が“1”(NRZI変調後の終端がハイレベ
ル)の時はCのEXOR回路の出力を反転して出力す
る。上記DのEXOR回路の出力は、次に情報変換する
際の、直前までのNRZI変調後の符号語終端レベルを
示す信号として1ワードディレー回路に入力される。
【0035】以上の動作を一実施例に当てはめると図2
3からもわかるように、第二情報語“081”が符号器
7入力された時、符号器から出力されるQ信号は“1”
であり、BのEXOR回路から出力されるMSBも
“1”であり、DのEXOR回路の出力はローレベル
(“0”)となる。尚、この時、直前に変換された符号
語のNRZI変調後の終端レベルを示す信号Q’はロー
レベル(“0”)であり、もって、DのEXOR回路か
らはNRZI変調後の符号語終端レベルがローせあるこ
とを示す“0”の信号が出力され、クロック(fMW)で
上記信号を1符号化周期分ディレーさせる1ワードディ
レー回路に入力される。以上の動作をm/n情報変換毎
に繰り返し、1ワードディレーしていけば連続した符号
語列に対しても符号語の終端レベルチェックが正しく行
える。
【0036】以上のようにして、セレクタ6で8ビット
単位の第一情報語から12ビット単位の第二情報語にワー
ド変換された情報は符号器7で一旦16ビットの符号語に
変換され、さらに、符号語のMSB側2ビットをMSB
コントロール回路8にてCDSの極性を決定する1ビッ
トの信号に変換されることにより、DSV制御信号
(i)にてDSVの発散方向が任意に決定できる15ビッ
トの符号語に情報変換できる。よって、以下、同様の動
作により符号器7に入力される第二情報語“93A”
“41D”“F2E”はDSV制御信号(i)に従って
CDSの制御が行われつつ、図23の(j)に示す信号
に情報変換される。よって、NRZI変調器10の出力に
おける符号語終端でのDSV値は図23の(k)に示す
ように4情報変換周期でp−p2の変動幅となり、上記
DSV制御信号に同期した信号として得られる。
【0037】尚、ディジタル信号のパワースペクトラム
は状態遷移確率に依存するものであり、DSV変動周期
を一定化することによりDSV変動周期の状態遷移が高
くなり、DSV変動周期に対応した周波数に強いスペク
トラムが得られる。よって、上記実施例ではDSV制御
信号の周期をm/n情報変換周期の4倍としたが、例え
ば10倍程度に設定すれば、ディジタルデータに同期した
DSV変動周期に対応する比較的低周波の信号が得ら
れ、狭トラックの際必要となるトラッキング用パイロッ
ト信号として用いることが出来る。図24は本発明の一
実施例に基づきDSV制御信号の周期をm/n情報変換
周期の10倍とした回路を構成し、X23+X5 +1にて示
されるM系列のランダム信号を8ビット単位に区分した
第一情報語を入力して得られたパワースペクトラムの図
である。図からもわかるように、直流成分を有さないD
Cフリーを実現しつつ、DSV制御信号の周期に対応し
た周波数のみに強いスペクトラムが得られていることが
わかる。
【0038】次に、この様な情報変換方式を適用した
際、最も良好なシステムが構築出来るディジタル磁気記
録再生装置について説明する。
【0039】DATやディジタルVTR等のディジタル
磁気記録再生装置では伝送路上でS/N劣化が生じても
“1”“0”の判別がつけば再生音声や再生映像の性能
劣化は生じず、システム変動に強い性質を有している。
しかし、反面、膨大な情報量の内のたった1ビットが誤
っただけでも、全く性質の異なった情報に変わってしま
う危険性を多分に含んでいる。そこで、ディジタル磁気
記録再生装置では伝送路上での符号誤りを訂正するため
の誤り訂正符号が必須になっており、図25に示すよう
な同期信号により区分される誤り訂正の符号群として記
録されるのが一般的である。図25において、21は誤り
訂正の符号群を区分するための同期信号、22はトラック
番号や同期信号で区分されているブロックの番号等のI
D信号、23はID信号が正しく再生されているか否かを
判定するパリティー、24は音声や映像等の情報、25は誤
り訂正符号である。なお、回転ヘッド式ディジタル磁気
記録再生装置では、上記同期信号で区分されるブロック
が1本のトラック上に100ブロック程度で構成されるの
が一般的である。
【0040】次に、ブロック内の情報量の設定について
説明する。同期信号21は誤り訂正の符号群を区分する信
号で有るとともに、今まで説明してきた情報変換して記
録した符号語を元の情報語に復号すためのワード同期を
とるための信号でもある。この様に、同期信号は非常に
重要な信号であり、誤検出を極力抑える目的で、通常記
録されている信号列には現れない特異信号を対応付る方
法がよく用いられる。この特異信号を生成するには情報
変換された符号語を再変換することにより得るより方法
は無い。尚、本発明の情報変換方法のように8ビット単
位の第一情報語を一旦12ビット単位の第二情報語にワー
ド変換し、その後15ビットの符号語に変換する方法で
は、同期信号長が元の第一情報語の1.5バイト分に対応
する。よって、同期信号部を1バイトの同期信号用情報
と第一情報語を分割した0.5 バイトが固定誤りとなり、
もって、同期信号用情報の直後の1バイトの情報語が固
定誤りとなる。この問題を無くすには同期信号用の第一
情報語(固定パターンでよい)直後にダミー情報語を1
バイト設ければよい。
【0041】しかし、限られたパッケージの中でダミー
を設けるのは効率的でない。そこで、図26に示すよう
に、本発明の情報変換方法を採用した記録再生装置では
同期信号用の第一情報語として1バイト分の固定パター
ンと、その直後の第一情報語にはMSB側4ビットが固
定パターンで、LSB側は4ビット以下で情報が完結す
る(例えば、曲頭信号やトラックアドレス)情報を対応
付ける。尚、その後の3バイト目の第一情報語からは通
常の8ビット単位の情報語を対応付ければよい。ここ
で、上記同期信号部のパターンは通常の情報変換後の再
変換を行う際、好都合なパターンに設定しておけばよ
い。
【0042】次に、同期信号で区分されるブロックの第
一情報語数の設定について説明する。本発明の情報変換
方法は1ビット単位の第一情報語をmビット単位の第二
情報語にワード変換した後、nビットの符号語に情報変
換するものであり、lとmの最小公倍数のxビット毎に
ワード同期をとる必要がある。例えば、本発明の一実施
例の場合、l=8,m=12であり最小公倍数は24ビット
となり、第一情報語に対して3バイト毎ワード同期がと
られる。尚、上述している様に、各ブロックは同期信号
によってワード同期がとられるため、ブロック内の第一
情報語数が3の整数倍でない場合、端数の第一情報語が
固定誤りとなる。よって、本発明の情報変換方法を採用
した記録再生装置では、1ブロックの第一情報語数をx
/lの整数倍に設定すればよい。
【0043】次に、上記のような情報変換方法を適用し
た記録再生装置において、再生信号を15ビットの符号語
から12ビットの第二情報語に逆変換し復号する方式につ
いて説明する。
【0044】図27は本発明の情報変換方法を採用した
記録再生装置において、再生された15ビットの情報を元
の12ビットの第2情報語(m)に復号するための一構成
例を示す図であり、11は再生チャンネルクロックにより
伝送される再生信号をNRZI復調するNRZI復調
器、12は上記NRZI復調器11から送られるNRZI復
調された信号を、ブロックの先頭に付けた同期信号によ
りワード同期がとられた再生ワードクロックを用いて、
直列信号から15ビットの並列信号に変換する直並列変換
器、13は上記直並列変換器12から出力される15ビットの
符号語(n)のうちMSB側の10ビット(n1 )が入力
され、上記n1 を第二情報語のMSB側8ビットの情報
語となるよう復号する第1の復号器、14は上記直並列変
換器12からの15ビットの符号語nのうちLSB側の5ビ
ット(n2 )が入力され、上記n2を第二情報語のLS
B側4ビットの情報語となるよう復号する第2の復号器
である。15は上記直並列変換器12からの15ビットの符号
語を12ビットの復号情報に復号する第3の復号器であ
り、LSB側5ビットの符号が所定の符号の場合におい
て1対1で復号するように構成されている。
【0045】16は上記直並列変換器12からの15ビットの
符号語のうちLSB側5ビットが送られ、その符号語の
種類を判別し、その分類を示す制御信号を発生し出力す
るLSB判別回路、17は第1の復号器13および第2の復
号器14から送られる復号情報から成る12ビットの情報語
と、第3の復号器15から送られる12ビットの情報語を、
LSB判別回路17からの制御信号を選択SWとして選択
し、復号後の第二の情報語mを生成するセレクタであ
る。
【0046】次に、動作について説明する。再生信号は
NRZI復調器11でNRZI復調され、直並列変換器12
に送られて直列信号から並列信号へと変換されて15ビッ
ト単位の符号語nとして出力される。そして、上記15ビ
ットの符号語nのうちのMSB側10ビットn1 が第1の
復号器13へ、LSB側5ビットn2 が第2の復号器14、
及びLSB判別回路16へと送られ、また15ビットがその
まま第3の復号器15へと送られる。
【0047】ここで、それぞれの復号器において15ビッ
トの符号語を12ビットの第二情報語に逆変換し復号する
時の動作について詳しく説明する。図4〜図6から符号
語のLSB側5ビットの符号語n2 は復号後の4ビット
の情報語m2 に対して図28に示されるように分類する
ことができる。つまり、図28の第一LSB符号群は図
4〜図6の第一、第二符号化群および第三符号化群のm
1 =“BB”〜“E7”に対応する第1n1 群における
LSB符号語n2 に対応しており、その時のn1 群中の
それぞれのn1 は、第一LSB符号群内においてのみ一
つのn1 に対して一つの復号情報m1 に対応付けられ
る。そして、第二LSB符号群は第三符号化群での第2
1 群およびm1 =“EE”〜“FF”に対応する第4
1 群におけるLSB符号語に対応し、第三LSB符号
群は第3n1 群、第四LSB符号群はm1 =“E8”〜
“FF”での第1n1 群におけるLSB符号語にそれぞ
れ対応している。但し、上記第二〜第四LSB符号群で
は、n1 群が上記第一LSB符号群のn1 群と重なって
いる場合があり、また、LSB符号語n2 が複数のm2
に対応付けられている場合がある。
【0048】以上のことから、まず、第1の復号器13で
は、MSB側10ビットの符号語を8ビットの情報語に復
号するのであるが、このとき、MSBの先頭ビットは変
調時DSVをコントロールするために設けたコントロー
ルビットであり、復号時は無視してよい。よって、先頭
ビットを除く9ビットにより復号を行なう。そして、そ
の復号は、図4〜図6に示した第一符号化群、第二符号
化群および第三符号化群のm1 =“BB”〜“E7”に
対応する第一n1 群について行なうようにし、復号後の
8ビットの情報語は、第二情報語のMSB側8ビットの
情報としてセレクタ17のV11〜V4 へと入力される。第
2の復号器14においてはLSB側5ビットの符号語を4
ビットの情報に復号し、この時の復号は図28中の第一
LSB符号群における符号語n2 について行なう。そし
て、その復号後の4ビットの情報語は、第二情報語のL
SB側4ビットの情報としてセレクタ17のV3 〜V0
入力する。次に、第3の復号器15では入力された15ビッ
トの符号語を12ビットの情報語に復号するのであるが、
このとき上記第1の復号器13と同様にMSBの先頭ビッ
トを除く14ビットにより復号を行なう。そして、復号は
LSB側5ビットの符号語が図28における第二〜第四
LSB符号群である場合について行ない、復号後の12ビ
ット情報語はセレクタ17のW11〜W0 に入力される。
【0049】上記セレクタ17では第1の復号器13および
第2の復号器14からの情報語と第3の復号器15からの情
報語を選択し切換え、復号後の第二情報語を出力するの
であるが、その切換はLSB判別回路16からの制御信号
により行なう。LSB判別回路16では直並列変換器12か
らの15ビット符号語のうちのLSB側5ビットn2 が入
力され、そのLSB符号語の種類を判別する。例えば、
上記LSB符号語nが図28における第二〜第四LS
B符号群に含まれる符号語である場合には、それを示す
制御信号(o)を出力し、セレクタ17の選択SWへと
おくる。そして、セレクタ17において、制御信号(o)
が入力されない場合は、第一の復号器13からのMSB8
ビット情報語V11〜V4 と第2の復号器14からのLSB
4ビット情報語V3 〜V0 から成る12ビットの情報語V
を選択して出力し、制御信号(o)が入力された場合
は、第3の復号器15により復号された12ビットの情報語
Wを選択するように切り換える。
【0050】したがって、セレクタ17からは、図4〜図
6のように対応させて符号化した符号語を逆変換した12
ビットの第二情報語mが出力されることになり、復号す
る際にLSB5ビット符号語n2 の種類により、図28
の第二〜第四LSB符号群に属するn2 である場合のみ
15ビットの符号語を12ビットの情報語に1対1で復号
し、それ以外の場合はMSB側10ビットとLSB側5ビ
ットを分割して復号するように構成したので、15ビット
の符号語中の1ビットの検出誤りに対して発生する復号
後の第一情報語間の誤り伝播が改善できる。
【0051】なお、上記実施例の復号方法では、LSB
5ビットの符号語の判別を第一LSB符号群と第二〜第
四LSB符号群の2つに分類する場合について説明して
いるが、分類の仕方はこれに限らず、例えば第一LSB
符号群、第二LSB符号群および第三〜四LSB符号群
の3つに分類し、復号器を第1〜第4まで設け、LSB
判別回路からの制御信号でこれらの復号器出力を選択す
るよう構成してもよく、上記実施例と比較して回路規模
は多少増加するが、復号後の第一情報語間の誤り伝播を
改善することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、8ビッ
ト単位の第一情報語を12ビット単位の第二情報語にワー
ド変換の後、CDS=±1のみで構成される15ビットの
符号語に変換する際、第一情報語と第二情報語の最小公
倍数となる第二情報語の2ワード単位でワード同期をと
りながら、2ワードの第二情報語の前半ワードは第一情
報語の1バイト目をMSB側8ビットに、第一情報語の
2バイト目のMSB側4ビットをLSB側4ビットに対
応付ける。続く後半ワードは第一情報語の3バイト目を
MSB側8ビットに、第一情報語の2バイト目のLSB
側4ビットをLSB側4ビットに対応付けて8/12ワ
ード変換する。その後、12/15情報変換する。以上
の符号化方法により、分割しない第一情報語の8/10
符号化と分割した第一情報語の4/5符号化が可能とな
り、復号時の逆変換時、符号語中の1ビット誤りに対し
て、第一情報語への復号誤り伝播が改善できる。更に、
記録再生装置に上記情報変換方式を適用した際、同期信
号にて区分される1ブロックの第一情報語数をl/x倍
に、また、ブロックの先頭の同期信号用の第一情報語と
して1バイト分の固定パターンと、その直後の第一情報
語にはMSB側4ビットが固定パターンで、LSB側は
4ビット以下で情報が完結する(例えば、曲頭信号やト
ラックアドレス)情報を対応付けるようシステム構成す
ることにより冗長ビットのない効率的な記録が可能とな
る。
【0053】また、再生時に15ビットの符号語を12ビッ
トの第二情報語に復号するに際して、15ビットの符号語
をMSB側10ビットとLSB側5ビットに分割して、10
ビットを8ビットに復号する復号手段と、5ビットを4
ビットに復号する復号手段と、15ビットを12ビットに復
号する復号手段と、上記15ビットの符号語内のLSB5
ビットの種類を判別しそれを示す制御信号を発生し出力
する判別手段とを備え、上記判別手段からの制御信号に
より上記それぞれの復号手段による復号情報を選択して
復号後の第二情報語を出力する手段を備えているので、
ある条件のLSB符号である場合を除き、10/8、5
/4の逆変換により復号され、符号語中の検出誤りに対
して発生する復号後の第一情報語間の誤り伝播が改善さ
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報変換方法を実現するための情報変
換装置の一実施例を示す図
【図2】上記実施例の符号語を導出するための符号語の
個数を示す図
【図3】上記実施例の符号語を導出するための符号語の
個数を示す図
【図4】上記実施例の符号変換表を導出するための図
【図5】上記実施例の符号変換表を導出するための図
【図6】上記実施例の符号変換表を導出するための図
【図7】上記実施例の符号変換表示す図
【図8】上記実施例の符号変換を示す図
【図9】上記実施例の符号変換を示す図
【図10】上記実施例の符号変換を示す図
【図11】上記実施例の符号変換を示す図
【図12】上記実施例の符号変換を示す図
【図13】上記実施例の符号変換を示す図
【図14】上記実施例の符号変換を示す図
【図15】上記実施例の符号変換を示す図
【図16】上記実施例の符号変換を示す図
【図17】上記実施例の符号変換を示す図
【図18】上記実施例の符号変換を示す図
【図19】上記実施例の符号変換を示す図
【図20】上記実施例の符号変換を示す図
【図21】上記実施例の符号変換を示す図
【図22】上記実施例の符号変換を示す図
【図23】上記実施例の情報変換装置の動作を補足説明
するための図
【図24】上記実施例の効果を示すためのパワースペク
トラム図
【図25】上記実施例の情報変換方法を適用した記録再
生装置によって構成される第一情報語のブロック構成図
【図26】上記実施例の情報変換方法を適用した記録再
生装置によって構成される第一情報語のブロック構成と
ブロック先頭部の第一情報語の構成を示す図である
【図27】上記実施例の情報変換方法を適用した記録再
生装置において復号方法の一実施例を示す図
【図28】上記実施例の符号語におけるLSB側5ビッ
トの符号の分類を示す図
【図29】従来の情報変換装置の一実施例を示す図
【図30】従来の情報変換装置の符号変換表を示す図
【符号の説明】
3 クロック生成回路 4 シフトレジスタ 5 ラッチ 6 セレクタ 7 符号器 8 MSB制御回路 9 並直列変換回路 10 NRZI変調器 11 NRZI復調器 12 直並列変換器 13 第1の復号器 14 第2の復号器 15 第3の復号器 16 LSB判別回路 17 セレクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】まず、A群に着目するとA1と対になり得
るn2 の符号語の種類は18であり、A2では符号語“0
2”をのぞいたA1と同一の17種類ある。従って、A群
においては符号語“02”と“05”を除いた16種類を
用いて、m/n変換時、m=12ビットをm1 =8ビッ
ト、m2 =4ビットに分割し、m1 /n1 (8/10)
変換、m2 /n2 (4/5)変換に対応付ける。このよ
うな符号化により、復号時に分割した符号語間での誤り
伝播が回避できる。この事を利用して、誤り訂正回路部
からの8ビット単位の第一情報語(1)を12ビット単位
の第二情報語(m)にワード変換する際、8ビットから
分割した4ビットをm2 に対応させ、分割しない8ビッ
トをm1 に対応させる。その結果、再生過程でnビット
中の1ビットがランダムに誤った場合において、復号後
の第一情報語に対する誤りは1情報語のみであり、誤り
が情報語間に伝播することはない。尚、本発明におい
て、1ビット単位の信号に対して用いている“1”
“0”は“1”がハイレベル、“0”がローレベルであ
る2進数であり、情報語、符号語または並列の複数ビッ
トを表現する際の“0”〜“F”は16進数である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記符号化方法が 256組存在すれば、再生
過程でnビット中の1ビットが誤った場合において、復
号後の第一情報語に対する誤り伝播は発生しない。しか
し、図3からも分かるように本発明の情報変換方法によ
る変調パラメータを満たす条件では上記符号化方法が適
用出来るのはA群のみであり、他のB〜E群に対しては
適用出来ない。そこで、図4〜図6に示すように、m1
/n1 、m2 /n2 符号化方法を3種類に大別し、第一
情報語のm1 =“00”〜“73”に対応付られるA群
のみで構成される第一符号化群、第一情報語のm1
“74”〜“BA”に対応付けられるBとC群で構成さ
れる第二符号化群、第一情報語のm1 =“BB”〜“F
F”に対応付けられるB及びC群の残りとその他で構成
されている第三符号化群に分類した符号化を考えた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】このようにして構成された符号変換表を図
7〜図22に示す。なお、図7〜図22の数値は2値の
ディジタル信号を16進で示しており、上辺の“00”〜
“FF”が12ビットの入力情報語のLSB側4ビット分
に対応し、左辺の“00”〜“FF”が12ビットの入力
情報語のMSB側8ビット分に対応し、その交点となる
“XXXX”が変換される16ビットの符号語である。例
えば、12ビットの入力情報語が“15A”の場合、図8の
上辺が“A”で左辺が“15”の交点となる“9539”
で符号語が求められる。ここで、12ビットの入力情報語
(第二情報語)に対して、符号語の16ビットはMSBが
Q信号(符号語のMSBを“0”とした時の符号語内に
おけるNRZI変調後の符号語の終端レベルを示し、ハ
イ・レベルで“1”、ロー・レベルで“0”)、15ビッ
ト目がCDS情報(+1で“1”、−1で“0”)、残
り14ビット目からLSBまでがNRZI変調される15ビ
ットの符号語の14ビットからLSBまでに対応する。な
お、m/n(12/15)情報変換にて上記符号語の出
力を16ビットにする理由は、符号のMSBコントロール
が、情報変換レートの信号をさらに分周したデューティ
ー50%のDSV制御信号に基づき、変換しようとする符
号語のCDS情報と直前に変換されたNRZI変調後の
符号語の終端レベルを照らし合わせて行われるためであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】以上の動作により、8ビット単位の3バイ
トの第一情報語“08”、“1A”、“93”を、第一
情報語の2バイト目“1A”を2分割して第一情報語の
1,3バイト目のLSB側に付加した“081”、“9
3A”の12ビット単位の2ワードの第二情報語にワード
変換出来る。以下、同様に図23のクロック(fMW/
2)にて時刻6と7の境界の立ち上がりエッヂでラッチ
回路5にラッチされた“41”、“DE”、“F2”の
3バイトの第一情報語はセレクタ6により“41D”,
“F2E”の2ワードの第二情報語にワード変換され
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】なお、MSBコントローラ8の動作を詳述
すると以下の通りである。まず、現在出力している符号
語のCDS値とDSVを発散させたい方向が一致してい
るかをAのEXOR回路でチェックし、一致していれ
ば、“0”、不一致であれば“1”を出力し、符号語の
CDS値をDSV発散方向に一致させる。但し、上記出
力条件はNRZI変調時、符号語始端がローレベルから
符号化されるとしたものであり、さらに直前に変換され
た符号語のNRZI変調後の終端レベルを示すQ’信号
(ローレベルの時は“0”、ハイレベルの時は“1”)
を参照しながらMSBを決定する必要がある。よって、
AのEXOR回路の出力はQ’信号とともにBのEXO
R回路に入力され、Q’信号が“0”(直前の符号語終
端のNRZI変調語レベルがローレベル)のときはAの
EXOR回路の出力レベルがそのまま、また、Q’信号
が“1”(直前の符号語終端のNRZI変調語レベルが
ハイレベル)の時は符号語のCDSがNRZI変調後で
は極性反転する為、AのEXOR回路の出力レベルが反
転されて出力され、符号語のMSBとして並直列変換回
路9に出力される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】以上の動作を一実施例に当てはめると図2
3からもわかるように、第二情報語“081”が符号器
7入力された時、符号器から出力されるQ信号は“1”
であり、BのEXOR回路から出力されるMSBも
“1”であり、DのEXOR回路の出力はローレベル
(“0”)となる。尚、この時、直前に変換された符号
語のNRZI変調後の終端レベルを示す信号Q’はロー
レベル(“0”)であり、もって、DのEXOR回路か
らはNRZI変調後の符号語終端レベルがローであるこ
とを示す“0”の信号が出力され、クロック(fMW)で
上記信号を1符号化周期分ディレーさせる1ワードディ
レー回路に入力される。以上の動作をm/n情報変換毎
に繰り返し、1ワードディレーしていけば連続した符号
語列に対しても符号語の終端レベルチェックが正しく行
える。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】次に、ブロック内の情報量の設定について
説明する。同期信号21は誤り訂正の符号群を区分する信
号で有るとともに、今まで説明してきた情報変換して記
録した符号語を元の情報語に復号するためのワード同期
をとるための信号でもある。この様に、同期信号は非常
に重要な信号であり、誤検出を極力抑える目的で、通常
記録されている信号列には現れない特異信号を対応付る
方法がよく用いられる。この特異信号を生成するには情
報変換された符号語を再変換することにより得るより方
法は無い。尚、本発明の情報変換方法のように8ビット
単位の第一情報語を一旦12ビット単位の第二情報語にワ
ード変換し、その後15ビットの符号語に変換する方法で
は、同期信号長が元の第一情報語の1、5 バイト分に対応
する。よって、同期信号部を1バイトの同期信号用情報
と第一情報語を分割した0.5 バイト分にて構成すると、
復号時分割されて同期信号部に入れられた0.5 バイトが
固定誤りとなり、もって、同期信号用情報の直後の1バ
イトの情報語が固定誤りとなる。この問題を無くすには
同期信号用の第一情報語(固定パターンでよい)直後に
ダミー情報語を1バイト設ければよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】図27は本発明の情報変換方法を採用した
記録再生装置において、再生された15ビットの情報を元
の12ビットの第二情報語(m)に復号するための一構成
例を示す図であり、11は再生チャンネルクロックにより
伝送される再生信号をNRZI復調するNRZI復調
器、12は上記NRZI復調器11から送られるNRZI復
調された信号を、ブロックの先頭に付けた同期信号によ
りワード同期がとられた再生ワードクロックを用いて、
直列信号から15ビットの並列信号に変換する直並列変換
器、13は上記直並列変換器12から出力される15ビットの
符号語(n)のうちMSB側の10ビット(n1 )が入力
され、上記n1 を第二情報語のMSB側8ビットの情報
語となるよう復号する第1の復号器、14は上記直並列変
換器12からの15ビットの符号語nのうちLSB側の5ビ
ット(n2 )が入力され、上記n2を第二情報語のLS
B側4ビットの情報語となるよう復号する第2の復号器
である。15は上記直並列変換器12からの15ビットの符号
語を12ビットの復号情報に復号する第3の復号器であ
り、LSB側5ビットの符号が所定の符号の場合におい
て1対1で復号するように構成されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】以上のことから、まず、第1の復号器13で
は、MSB側10ビットの符号語を8ビットの情報語に復
号するのであるが、このとき、MSBの先頭ビットは変
調時DSVをコントロールするために設けたコントロー
ルビットであり、復号時は無視してよい。よって、先頭
ビットを除く9ビットにより復号を行なう。そして、そ
の復号は、図4〜図6に示した第一符号化群、第二符号
化群および第三符号化群のm1 =“BB”〜“E7”に
対応する第1n1 群について行なうようにし、復号後の
8ビットの情報語は、第二情報語のMSB側8ビットの
情報としてセレクタ17のV11〜V4 へと入力される。第
2の復号器14においてはLSB側5ビットの符号語を4
ビットの情報に復号し、この時の復号は図28中の第一
LSB符号群における符号語n2 について行なう。そし
て、その復号後の4ビットの情報語は、第二情報語のL
SB側4ビットの情報としてセレクタ17のV3 〜V0
入力する。次に、第3の復号器15では入力された15ビッ
トの符号語を12ビットの情報語に復号するのであるが、
このとき上記第1の復号器13と同様にMSBの先頭ビッ
トを除く14ビットにより復号を行なう。そして、復号は
LSB側5ビットの符号語が図28における第二〜第四
LSB符号群である場合について行ない、復号後の12ビ
ット情報語はセレクタ17のW11〜W0 に入力される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】上記実施例の符号変換を示す図
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 雅之 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機エンジ ニアリング株式会社京都事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 lビットの第一情報語をmビット(l<
    m)の第二情報語にワード変換し、上記ワード変換され
    たmビットの第二情報語をn(m<n)ビットの符号語
    に変換する情報変換方法であって、l/mワード変換す
    るに際して、l,mビットの最小公倍数となるxビット
    毎に第一情報語を区分する手段と、上記区分されたx/
    1個の第一情報語群の内、任意の1情報語をx/m分割
    する手段と、上記x/m分割したl/(x/m)ビット
    の情報を分割しなかった他の各々の第一情報語のLSB
    (もしくはMSB)側に付加してmビットの第二情報語
    を生成する手段を備えていることを特徴とする情報変換
    方式。
  2. 【請求項2】 lビットの第一情報語をmビット(l<
    m)の第二情報語にワード変換し、上記ワード変換され
    たmビットの第二情報語をn(m<n)ビットの符号語
    に変換する際、第二情報語が任意の1バイトの第一情報
    語と、他の第一情報語を(l,mビットの最小公倍数
    x)/m分割した内の1分割分のビットを加えて構成さ
    れる情報変換方式を適用した記録再生装置であって、同
    期信号にて区分されるブロックサイズがx/lの整数倍
    の第一情報語数で構成されるようフォーマット化できる
    手段を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 lビットの第一情報語をmビット(l<
    m)の第二情報語にワード変換し、上記ワード変換され
    たmビットの第二情報語をn(m<n)ビットの符号語
    に変換する際、第二情報語が任意の1バイトの第一情報
    語と、他の第一情報語を(l,mビットの最小公倍数
    x)/m分割した内の1分割分のビットを加えて構成さ
    れる情報変換方式を適用した記録再生装置であって、同
    期信号に対応する第二情報語としてlビットとlビット
    を(x/m)分割した内の1分割分のビットを対応付る
    手段と、前記分割される第一情報語を同期信号部以外と
    して残るビットだけで情報となりえる信号を対応付けた
    ことを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 lビットの第一情報語をmビット(l<
    m)の第二情報語にワード変換し、上記ワード変換され
    たmビットの第二情報語をn(m<n)ビットの符号語
    に変換する際、第二情報語が任意の1バイトの第一情報
    語と、他の第一情報語を(l,mビットの最小公倍数
    x)/m分割した内の1分割分のビットを加えて構成さ
    れる情報変換方式を適用した記録再生装置であって、再
    生時にnビットの符号語をmビットの第二情報語に逆変
    換して復号するに際して、nビットの符号語を分割して
    1 ビットとn2 ビットとし、n1 をlビットに復号す
    る復号手段と、n2 を1/(x/m)ビットに復号する
    復号手段と、nビットをmビットに復号する復号手段
    と、上記nビットの復号語内の所定ビットの種類を判別
    しそれを示す判別信号を発生し出力する判別手段とを備
    え、上記判別手段からの判別信号により上記それぞれの
    復号手段による復号情報を選択して復号後の第二情報語
    を出力する手段を備えたことを特徴とする記録再生装
    置。
JP3207792A 1992-02-19 1992-02-19 情報変換方式及び記録再生装置 Pending JPH05235776A (ja)

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SG9600801A SG85049A1 (en) 1992-02-19 1993-02-19 Data conversion method and recording/reproducing apparatus using the same
DE69328642T DE69328642T2 (de) 1992-02-19 1993-02-19 Datenumsetzungsverfahren und Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät zur Durchführung desselben
EP93301251A EP0557130B1 (en) 1992-02-19 1993-02-19 Data conversion method and recording/reproducing apparatus using the same
US08/121,528 US5627694A (en) 1992-02-19 1993-09-16 Recording/reproducing apparatus for recording and reproducing multiple kinds of digital signals having different data amounts per unit time
US08/592,588 US5633632A (en) 1992-02-19 1996-01-17 Data conversion method and apparatus imbedding pilot signal into converted data and reducing error propagation between datawords

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