JPH05235615A - ミリ波信号変換装置 - Google Patents

ミリ波信号変換装置

Info

Publication number
JPH05235615A
JPH05235615A JP3182392A JP3182392A JPH05235615A JP H05235615 A JPH05235615 A JP H05235615A JP 3182392 A JP3182392 A JP 3182392A JP 3182392 A JP3182392 A JP 3182392A JP H05235615 A JPH05235615 A JP H05235615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
line
semiconductor chip
signal transmission
wave signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3182392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Uchino
晃彦 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP3182392A priority Critical patent/JPH05235615A/ja
Publication of JPH05235615A publication Critical patent/JPH05235615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Connection Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】導波管と互いに結合される半導体チップを含む
ミリ波信号伝送線路の入、出力側に夫々変換部を導波管
内に直接組み付け加工して接続工数を廃し、特性上のバ
ラツキのない小形のミリ波信号変換装置とする。 【構成】導波管100の一部をチップマウント基台7と
して封止した半導体チップ8を、その両側一線上に入、
出力信号伝送線路を敷設したセラミック支持板91、9
2一対で配線して挟持配置し、その少なくとも一面で半
導体チップの入、出力信号伝送線路にフィンライン・マ
イクロストリップライン51又はフィンライン・コプレ
ナライン52による変換部若しくは導波管マイクロスト
リップライン53又はコプレナライン変換部を備えしめ
て成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミリ波帯においてフィン
ライン・マイクロストリップライン又はフィンライン・
コプレナラインと導波管との間で信号変換を行うミリ波
信号変換装置に関し、導波管の一部導電性部材を半導体
チップのマウント基台として兼用して半導体装置、信号
伝送線路と導波管とを一体に組み立て、接続を排し特性
上のバラツキを払拭したインピーダンス整合のとれたミ
リ波信号変換装置を得るにある。
【0002】
【従来の技術】従来からマイクロ波やミリ波の半導体装
置例えばトランジスタ等を用いる信号伝送線路としてマ
イクロストリップライン導電薄帯を導波管内に組み込ん
で損失の少ない信号変換を行うために、予め別個に用意
した半導体モジュールと信号伝送線路を導波管内に複数
工程毎に別々に組み立て接続したものを信号変換装置と
している。
【0003】
【従来技術の課題】従って半導体チップを接続した入出
力側の信号伝送線路と導波管との組み立て接続の際、接
続加工の都度、半導体の特性が変化し、半導体装置単体
の各種公称特性値を設計上に利用することができず、し
かも別個に接続加工を施すことになるため、組み立て工
数が増え、特性の測定時にもバラツキが生じて性能が安
定せず生産能率を著しく阻害するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明は如上の
ような従来のミリ波信号変換装置が信号伝送線路を含む
半導体チップの導波管への組み込み並びに接続工程を削
減するために、導波管の一部構成部材上にマウントされ
るべき気密封止したミリ波半導体チップの両側一線上
に、セラミック支持板上に夫々敷設した入、出力信号伝
送線路を接続配置して、上記一方のセラミック支持板の
少なくとも一面で、信号の入力端から半導体チップに至
る上記信号伝送線路としてフィンライン・マイクロスト
リップライン変換部又は導波管マイクロストリップライ
ン変換部を、他方のセラミック支持板上の上記半導体チ
ップからの信号伝送線路にフィンライン・コプレナライ
ン変換部を夫々、組み立て構成せんとするものである。
【0005】
【実施例】本発明の実施例について図1乃至図3を用い
て以下に説明する。ここに全図を通じて同一該当部には
同一符号を付し、セラミック支持板上の一面に敷設した
マイクロストリップラインは、他面に接地薄導体を備
え、コプレナラインは少なくとも一面上に1つの信号伝
送線路を挟んで接地薄導体を並列に敷設した構成となっ
ている。又、信号変換装置として信号の入力が導波管又
は同軸ケーブルを介して行われ、半導体チップに至るセ
ラミック支持板上の信号伝送線路を入力側として夫々変
換部が設けられている。そして半導体チップから出力側
へも信号伝送線路に変換部を備えている。
【0006】先ず、図1(A)において、導波管100
の一部導電体を気密に封止部11を有する半導体チップ
8のチップマウント基台7に固定され、この半導体チッ
プを挟んで両側一線上で信号入力側セラミック支持板9
1と出力側にセラミック支持板92が配置され、上記両
セラミック支持板に夫々ボンディングワイヤ6により接
続されている。そして上記セラミック支持板91及び9
2の一面上にフィンライン31及び32が施され、信号
入、出力端が上記導波管のフランジ21、22に夫々接
続されている。
【0007】上記導波管の開口部より入力されるミリ波
信号は、上記フィンライン31に導入され、点線円にて
示すフィンライン・マイクロストリップライン変換部5
1を通過してマイクロストリップライン系として変換さ
れるが、上記セラミック支持板91の表面のメタライズ
パターン(図示せず)は、信号入力端から半導体チップ
に近づくに従ってその全幅長が放物線状に漸減するよう
に敷設され、裏面は半導体チップ側から信号入力端に近
づくにつれて幅長が放物線状に漸減するように、上記と
反対方向に敷設されている。そして上記入力信号はボン
ディングワイヤを介して半導体チップを経てセラミック
支持板92上のマイクロストリップライン系に変換され
る。図1(B)は上記図(A)の外観斜視図を表してい
る。
【0008】次に図2は図1(A)と異なる実施例で、
図1(B)と同様に実装される。金属プローブは同軸ケ
ーブル41、42の導体が導波管マイクロストリップラ
イン変換部として機能している。上記同軸ケーブルの芯
線導体は、導波管内の金属枠体の起立壁からλ/4隔て
られて夫々位置付けされており、このプローブの長さを
所望のミリ波周波数帯域での反射を払拭し得るように設
計される。
【0009】又図3(A)は異なった実施例の縦断側面
図で、同図(B)は導波管に内装した斜視外観図である
が、導波管の開口部を介して入力されるミリ波信号は、
導波管マイクロストリップライン変換部53において変
換後、セラミックフィールドスルー43を経て金属枠体
15内に伝送され、マイクロストリップライン33、半
導体チップ8へ入力し、更にマイクロストリップライン
34、セラミックフィールドスルー44、金属枠体1
5、マイクロストリップライン導波管変換の後、ミリ波
進行方向と垂直に導波管内を進行して、リードピン60
を経てマイクロストリップライン系で出力される。ここ
に短絡板50までの隔たりを加減すれば所望の周波数帯
域での反射波を無視し得る程度とすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明した通り、ミリ波信号の導波管
開口部又は同軸ケーブルの金属プローブへの入力に伴っ
て、導波管の一部をなすチップマウント基台上の半導体
チップに至る信号伝送線路及び該半導体チップから出力
側に伝送される信号伝送線路に、夫々フィンライン変換
部又は導波管系を介した変換部を導波管内に構成したこ
とにより、インピーダンス整合がよく、低損失のミリ波
信号変換器とすることができるとともに、組み立て工程
毎に変動する信号の伝送条件にバラツキが無くなり、そ
の結果、特性上のバラツキが払拭される。又、導波管と
して機能するその一部材上に半導体チップ並びに変換部
を含む信号伝送線路が一度に組み立てられるので、接続
加工が一切不要となるので装置の加工工数及び全体の寸
法縮減と組み立て能率を格段に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミリ波信号変換装置の縦断側面図
(A),導波管内に装備した斜視外観図(B)。
【図2】本発明の異なる実施例の縦断側面図。
【図3】本発明の他の実施例の縦断側面図(A)、導波
管内に装備した斜視外観図(B)。
【符号の説明】
6 ボンディングワイヤ 7 チップマウント基台 8 半導体チップ 91、92 セラミック支持板 11 封止部 31、32 フィンライン 33、34 マイクロストリップライン 41、42 同軸ケーブル 43、44 セラミックフィールドスルー 51 フィンライン・マイクロストリップ
ライン変換部 52 フィンライン・コプレナライン変換
部 53 導波管マイクロストリップライン変
換部 60 リードピン 10 シールキャップ 15 金属枠体 21、22 フランジ 50 短絡板 100 導波管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導波管と互いに結合される半導体チップを
    含むセラミック支持板上に敷設したミリ波信号伝送線路
    とを備えて成るミリ波信号変換装置において、上記導波
    管の一部導電体上にマウントされるべき気密封止を施し
    た上記ミリ波半導体チップが、その両側一線上で上記セ
    ラミック支持板上に形成されて夫々接続し挟持配置した
    入、出力信号伝送路一対と、上記半導体チップの入、出
    力信号伝送線路の少なくとも一面に、フィンライン・マ
    イクロストリップライン又はフィンライン・コプレナラ
    インによる変換部若しくは導波管マイクロストリップラ
    イン又はコプレナラインによる変換部とを導波管内に一
    体に組付けて成ることを特徴とするミリ波信号変換装
    置。
JP3182392A 1992-02-19 1992-02-19 ミリ波信号変換装置 Pending JPH05235615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182392A JPH05235615A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 ミリ波信号変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182392A JPH05235615A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 ミリ波信号変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05235615A true JPH05235615A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12341810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182392A Pending JPH05235615A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 ミリ波信号変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05235615A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414394A (en) Microwave frequency device comprising at least a transition between a transmission line integrated on a substrate and a waveguide
US4636753A (en) General technique for the integration of MIC/MMIC'S with waveguides
CN100344028C (zh) 电介质波导管的输入输出结合结构
JP2000252711A (ja) 導波管/マイクロストリップ結合装置
CN114188686B (zh) H面波导/微带探针转换装置
CN107275735B (zh) 一种新型的同轴微带转换器
US5801528A (en) Semiconductor element evaluating apparatus
JP2928154B2 (ja) 導波管−マイクロストリップ線路変換器
JP3923891B2 (ja) 空洞導波管と誘電体導波管の接続構造
JP3537626B2 (ja) 高周波用パッケージ
JP4013851B2 (ja) 導波管平面線路変換装置
JP7129263B2 (ja) 変換器
JP3208607B2 (ja) 導波管・平面線路変換器
JPH05235615A (ja) ミリ波信号変換装置
CN216698694U (zh) 一种毫米波波导同轴微带转换结构
US5742257A (en) Offset flared radiator and probe
JPS5830763B2 (ja) 同軸−導波管変換器
US5175522A (en) Ground plane choke for strip transmission line
JPH07202524A (ja) マイクロストリップ導波管変換回路
CN112886169B (zh) 一种矩形波导到同轴的转换器
JPS642281B2 (ja)
KR100502981B1 (ko) 엔알디가이드와 구형도파관의 직접접속방법과 이를 위한엔알디가이드
JPS5919441Y2 (ja) 導波管−マイクロストリップ線路変換回路
JP4821391B2 (ja) 回路基板の接続構造
US20070040629A1 (en) Nrd guide converter and connected structure of dielectric and conductor