JPH0523514U - トロイダルコイル用絶縁キヤツプ - Google Patents

トロイダルコイル用絶縁キヤツプ

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JPH0523514U
JPH0523514U JP7772791U JP7772791U JPH0523514U JP H0523514 U JPH0523514 U JP H0523514U JP 7772791 U JP7772791 U JP 7772791U JP 7772791 U JP7772791 U JP 7772791U JP H0523514 U JPH0523514 U JP H0523514U
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JP
Japan
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winding
lead end
toroidal coil
partition plate
insulating cap
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JP7772791U
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和弘 菅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トロイダルコイルの巻始めリード端と巻終わ
りリード端が交差する端子構造で、高電圧で使用される
場合の巻始めリード端と巻終わりリード端の絶縁を確保
できるトロイダルコイル用絶縁キャップを提供するこ
と。 【構成】 巻始めリード端4と巻終わりリード端5が交
差する仕切板11を有するトロイダルコイル用絶縁キャ
ップ10において、巻始めリード端4と巻終わりリード
端5の絶縁を確保する同相内仕切板12を設けたトロイ
ダルコイル用絶縁キャップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトロイダルコイルの絶縁キャップの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のトロイダルコイルの構造を示す斜視図である。図4は従来のトロ イダルコイルのコイル交差部の拡大斜視図である。すなわち図3及び図4におい て絶縁キャップ1に仕切板2を設け巻線3を巻き回してなるトロイダルコイルで あって、巻線3は巻始めリード端4は絶縁キャップを巻き回し、巻終わりリード 端5に至るリード線を形成する。図4に示すように中央の仕切板2を有する絶縁 キャップ1の巻線の巻始めリード端4と巻終わりリード端5とは交差部6を形成 する。このため従来、巻始めリード端と巻終わりリード端が交差する端子構造の トロイダルコイルにおいて、特に高電圧で使用する場合、線材の被覆だけでは絶 縁が得られず、巻始めリード端と巻終わりリード端が交差部においてショートし てしまい、本来の特性が得られないという欠点があった。また、これを避ける為 に、巻線を片寄らせたり、巻終わりリード端を複雑に成型しなければならない、 作業上の欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、トロイダルコイルの巻始めリード端と巻終わりリード端が交差する 端子構造で、高電圧で使用される場合の巻始めリード端と巻終わりリード端の絶 縁を確保できるトロイダルコイル用絶縁キャップを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、巻始めリード端と巻終わりリード端が交差して端子構造をなしてい るトロイダルコイル用絶縁キャップにおいて、巻始めリード端と巻終わりリード 端の絶縁を確保する同相内仕切板を設けたことを特徴とするトロイダルコイル用 絶縁キャップである。
【0005】
【作用】
本考案は、トロイダルコイル用絶縁キャップにおいて同相内の巻始めリード端 と巻終わりリード端の交差部分に同相内仕切板を設けることにより巻始リード端 と巻終わりリード端がショートすることを防止する。
【0006】
【実施例】
図3及び図4は、従来のコイルの構造を示した斜視図である。巻始めリード端 4と巻終わりリード端5が交差して端子を形成しているコイルで、交差部6での 巻始めリード端4と巻終わりリード端5の絶縁確保は線材の被覆だけである。図 1は、本考案のトロイダルコイル用絶縁キャップの構造を示した斜視図である。 図2は本考案の実施例を示した同相内仕切板12の拡大斜視図である。図1は中 央に仕切板11を有するトロイダルコイル用絶縁キャップ10であって、巻始め リード端と巻終わりリード端が交差してショートしないよう同相内仕切板12を 設ける。即ち一次側巻線と二次側巻線の絶縁を確保する仕切板11の外に同相内 仕切板12を設けた構造にする。図2は中央に仕切板11を有するトロイダルコ イル用絶縁キャップ10であって、中央の仕切板11に同相内仕切板12を設け る。即ち図2に示すとおり巻始めリード端4と巻終わりリード端5は同相内仕切 板12で確実に絶縁される。
【0007】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、同相内仕切板を設けることにより 、巻始めリード端と巻終わりリード端の絶縁が確保され、高電圧に耐えるトロイ ダルコイルの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトロイダルコイル用絶縁キャップの構
造を示した斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示した同相内仕切板の拡大斜
視図である。
【図3】図3は従来のトロイダルコイルの構造を示した
斜視図である。
【図4】図4は従来のトロイダルコイルのコイル交差部
の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1,10 絶縁キャップ 2,11 仕切板 3 巻線 4 巻始めリード端 5 巻終わりリード端 6 交差部 12 同相内仕切板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻始めリード端と巻終わりリード端が交
    差して端子構造をなしているトロイダルコイル用絶縁キ
    ャップにおいて、巻始めリード端と巻終わりリード端の
    絶縁を確保する同相内仕切板を設けたことを特徴とする
    トロイダルコイル用絶縁キャップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010311A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nec Tokin Corp インダクタンス素子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61174733U (ja) * 1985-04-22 1986-10-30
JPS6251720U (ja) * 1985-09-18 1987-03-31

Patent Citations (2)

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JPS61174733U (ja) * 1985-04-22 1986-10-30
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JP2010010311A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Nec Tokin Corp インダクタンス素子

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