JPH05235118A - 半導体素子 - Google Patents
半導体素子Info
- Publication number
- JPH05235118A JPH05235118A JP3656392A JP3656392A JPH05235118A JP H05235118 A JPH05235118 A JP H05235118A JP 3656392 A JP3656392 A JP 3656392A JP 3656392 A JP3656392 A JP 3656392A JP H05235118 A JPH05235118 A JP H05235118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passivation film
- semiconductor element
- marking
- defective
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体素子のP/Wにおいて、針を使用して不
良マーキングを実施する際の、パッシベーション膜に依
る適用可能な半導体素子の制限解除。 【構成】半導体素子のパッシベーション膜9,17の上
に、このパッシベーション膜下の半導体素子の部分とは
接続しないP/W不良マーキング用のアルミニウムパタ
ーン10,18を形成する。 【効果】パッシベーション膜の膜質に制限されることな
くP/W不良マーキングを実施することが可能となる。
良マーキングを実施する際の、パッシベーション膜に依
る適用可能な半導体素子の制限解除。 【構成】半導体素子のパッシベーション膜9,17の上
に、このパッシベーション膜下の半導体素子の部分とは
接続しないP/W不良マーキング用のアルミニウムパタ
ーン10,18を形成する。 【効果】パッシベーション膜の膜質に制限されることな
くP/W不良マーキングを実施することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体素子に係わり、特
に半導体素子をウエハー状態で電気的に良品、不良品の
判定する試験(以下、P/W、と略す)において、不良
品にその旨のマーキングを行なう半導体素子に関する。
に半導体素子をウエハー状態で電気的に良品、不良品の
判定する試験(以下、P/W、と略す)において、不良
品にその旨のマーキングを行なう半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板上に設けられた半導体
素子の構造としては、パッシベーション膜は最上層の膜
であり、その上に導電膜等は形成されていないのが一般
的である。従って、P/W不良品のマーキングはレーザ
ー光線もしくは針を用いてパッシベーション膜を破り半
導体素子を破壊する方法、またはパッシベーション膜上
にインクを付着させる方法が採られている。
素子の構造としては、パッシベーション膜は最上層の膜
であり、その上に導電膜等は形成されていないのが一般
的である。従って、P/W不良品のマーキングはレーザ
ー光線もしくは針を用いてパッシベーション膜を破り半
導体素子を破壊する方法、またはパッシベーション膜上
にインクを付着させる方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のレーザー光
線を用いてP/Wマーキングを行なう場合は、マーキン
グ時の飛散物が隣接する半導体素子に付着したり、ある
いはP/W測定針に付着するという問題点があった。
線を用いてP/Wマーキングを行なう場合は、マーキン
グ時の飛散物が隣接する半導体素子に付着したり、ある
いはP/W測定針に付着するという問題点があった。
【0004】また、針を用いてP/Wマーキングを行な
う場合は、パッシベーション膜の種類に依って針では破
れないパッシベーション膜があり、適用できる半導体素
子が限定されてしまう問題点があった。
う場合は、パッシベーション膜の種類に依って針では破
れないパッシベーション膜があり、適用できる半導体素
子が限定されてしまう問題点があった。
【0005】さらにインクを用いてP/Wマーキングを
行なう場合は、インク打点の大きさが限定されている
為、ある一定サイズ以下のは動態素子には適用できない
問題点があった。
行なう場合は、インク打点の大きさが限定されている
為、ある一定サイズ以下のは動態素子には適用できない
問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、電極の
所定表面を除き半導体基板上を被覆したパッシベーショ
ン膜を有した半導体素子において、P/Wの結果、不良
品と判定された場合に不良品であることのマーキングを
付けるアルミニウムパターンを前記パッシベーション膜
上に形成した半導体素子にある。
所定表面を除き半導体基板上を被覆したパッシベーショ
ン膜を有した半導体素子において、P/Wの結果、不良
品と判定された場合に不良品であることのマーキングを
付けるアルミニウムパターンを前記パッシベーション膜
上に形成した半導体素子にある。
【0007】
【実施例】次に図面を参照して本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例のMOSトランジスタの断面図であ
る。半導体基板1にソース3、ドレイン2を形成し、両
者間にゲート酸化膜4を介してゲート電極6が形成され
ている。半導体基板1の表面の絶縁膜8に形成された開
口を通してソース電極5およびドレイン電極7がソース
3およびドレイン2にそれぞれ接続されている。さらに
ゲート電極6、ソース電極5およびドレイン電極7のリ
ードやボンディングワイヤーと接続する表面部分あるい
は測定針が接触する表面部分を除き全体にパッシベーシ
ョン膜9が付着形成している。本発明ではパッシベーシ
ョン膜9上に、電極、配線等の他の部分と電気的に接続
しないP/W不良マーキング用のアルミニウムパターン
10が島状に形成されている。この半導体素子が不良の
場合には、このアルミニウムパターン10に針を用いて
マーキングマークを付ける。
は本発明の一実施例のMOSトランジスタの断面図であ
る。半導体基板1にソース3、ドレイン2を形成し、両
者間にゲート酸化膜4を介してゲート電極6が形成され
ている。半導体基板1の表面の絶縁膜8に形成された開
口を通してソース電極5およびドレイン電極7がソース
3およびドレイン2にそれぞれ接続されている。さらに
ゲート電極6、ソース電極5およびドレイン電極7のリ
ードやボンディングワイヤーと接続する表面部分あるい
は測定針が接触する表面部分を除き全体にパッシベーシ
ョン膜9が付着形成している。本発明ではパッシベーシ
ョン膜9上に、電極、配線等の他の部分と電気的に接続
しないP/W不良マーキング用のアルミニウムパターン
10が島状に形成されている。この半導体素子が不良の
場合には、このアルミニウムパターン10に針を用いて
マーキングマークを付ける。
【0008】図2は本発明の他の実施例のバイポーラト
ランジスタの断面図である。半導体基板11にベース1
2、エミッタ13を形成し、半導体基板11の表面の絶
縁膜16に形成された開口を通してベース電極14およ
びエミッタ電極15がベース12およびエミッタ13に
それぞれ接続されている。さらにベース電極14および
エミッタ電極15のリードやボンディングワイヤーと接
続する表面部分あるいは測定針が接触する表面部分を除
き全体にパッシベーション膜17が付着形成している。
本発明ではパッシベーション膜17上に、電極、配線等
の他の部分と電気的に接続しないP/W不良マーキング
用のアルミニウムパターン18が島状に形成されてい
る。この半導体素子が不良の場合には、このアルミニウ
ムパターン18に針を用いてマーキングマークを付け
る。
ランジスタの断面図である。半導体基板11にベース1
2、エミッタ13を形成し、半導体基板11の表面の絶
縁膜16に形成された開口を通してベース電極14およ
びエミッタ電極15がベース12およびエミッタ13に
それぞれ接続されている。さらにベース電極14および
エミッタ電極15のリードやボンディングワイヤーと接
続する表面部分あるいは測定針が接触する表面部分を除
き全体にパッシベーション膜17が付着形成している。
本発明ではパッシベーション膜17上に、電極、配線等
の他の部分と電気的に接続しないP/W不良マーキング
用のアルミニウムパターン18が島状に形成されてい
る。この半導体素子が不良の場合には、このアルミニウ
ムパターン18に針を用いてマーキングマークを付け
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体基
板上にパッシベーション膜を形成した後に、パッシベー
ション膜下の半導体素子の部分とは接続しない、P/W
不良マーキングを実施する為だけのアルミニウムパター
ンをパッシベーション膜上に形成する。これによりパッ
シベーション膜を破って不良マークとする必要がなくな
り、パッシベーション膜の膜質に制限されることなく針
を用いてP/W不良マーキングを実施することが可能に
なるという効果を有する。
板上にパッシベーション膜を形成した後に、パッシベー
ション膜下の半導体素子の部分とは接続しない、P/W
不良マーキングを実施する為だけのアルミニウムパター
ンをパッシベーション膜上に形成する。これによりパッ
シベーション膜を破って不良マークとする必要がなくな
り、パッシベーション膜の膜質に制限されることなく針
を用いてP/W不良マーキングを実施することが可能に
なるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図。
1,11 半導体基板 2 ドレイン 3 ソース 4 ゲート酸化膜 5 ソース電極 6 ゲート電極 7 ドレイン電極 8,16 絶縁膜 9,17 パッシベーション膜 10,18 P/W不良マーキング用のアルミニウム
パターン 12 ベース 13 エミッタ 14 ベース電極 15 エミッタ電極
パターン 12 ベース 13 エミッタ 14 ベース電極 15 エミッタ電極
Claims (1)
- 【請求項1】 電極の所定表面を除き半導体基板上を被
覆したパッシベーション膜を有した半導体素子におい
て、電気的試験で不良品と判定された場合に不良品であ
ることのマーキングを付けるアルミニウムパターンを前
記パッシベーション膜上に形成したことを特徴とする半
導体素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3656392A JPH05235118A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 半導体素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3656392A JPH05235118A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 半導体素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05235118A true JPH05235118A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12473231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3656392A Withdrawn JPH05235118A (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 半導体素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05235118A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1984002354A1 (en) * | 1982-12-09 | 1984-06-21 | Univ California | High strength, low carbon, dual phase steel rods and wires and process for making same |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP3656392A patent/JPH05235118A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1984002354A1 (en) * | 1982-12-09 | 1984-06-21 | Univ California | High strength, low carbon, dual phase steel rods and wires and process for making same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |