JPH05234628A - 同軸コネクタのケーブル接続構造 - Google Patents

同軸コネクタのケーブル接続構造

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Publication number
JPH05234628A
JPH05234628A JP4031940A JP3194092A JPH05234628A JP H05234628 A JPH05234628 A JP H05234628A JP 4031940 A JP4031940 A JP 4031940A JP 3194092 A JP3194092 A JP 3194092A JP H05234628 A JPH05234628 A JP H05234628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coaxial connector
coaxial cable
cable
coaxial
outer conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4031940A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Matsuura
政弘 松浦
Yoshio Doi
良夫 土井
Tomoyoshi Oonishi
知芳 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4031940A priority Critical patent/JPH05234628A/ja
Publication of JPH05234628A publication Critical patent/JPH05234628A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同軸コネクタのケーブル接続部において、シ
ースや外導体の断裂を防止し、これらの断裂による特性
低下を回避する。 【構成】同軸コネクタAの口金12内に同軸ケーブル3
の接続端を挿入するとともに、口金12を前記接続端の
外周に圧着する接続構造であって、同軸ケーブル3の接
続端側の絶縁体5と外導体6との間に、銅製の筒体から
なる補強部材8を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸コネクタと同軸ケ
ーブルとの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルが接続される同軸コネクタ
では、ハウジングの一部にケーブル挿入用の口金が一体
的に形成されており、この口金内に同軸ケーブルの接続
端が挿入固定される。
【0003】その接続構造の従来例を図3および図4に
示す。この従来例の同軸コネクタBは、結合部軸とケー
ブル挿入軸とが直交するL形の同軸コネクタであって、
符号1は、外導体を兼ねるハウジングである。ハウジン
グ1は、内部にセンターソケット2を有する本体部11
と、ケーブル挿入用の口金12とからなる。口金12
は、本体部11から直交方向に突出した形で本体部11
に連成されており、図4に明示するように、本体部11
の蓋11aに連なる根元部12aと、先端部12bと、
根元部12aに対向する受座12cとからなる。また、
符号3は、同軸コネクタBの口金12内に挿入固定され
る同軸ケーブルで、周知のように、中心導体4と、絶縁
体5と、編組線の外導体6と、最外周のシース7とから
なる。
【0004】両者の接続に当たっては、まず、同軸ケー
ブル3の接続端で少なくとも中心導体4と外導体6とが
露出される。そして、中心導体4の先端部が同軸コネク
タBのセンターソケット2に接続され、口金12側で
は、その根元部12aと受座12cとが外導体6の露出
部分を包み込む形でカシメられ、先端部12bがシース
7の外側から同軸ケーブル3にカシメられる。
【0005】これで、同軸ケーブル3の接続端が同軸コ
ネクタBの口金12内に固定されるとともに、同軸ケー
ブル3の中心導体4がセンターソケット2に、また同軸
ケーブル3の外導体6がハウジング1にそれぞれ電気的
に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な接続構造では、同軸コネクタBの口金12に対して同
軸ケーブル3が上下左右に動くと、口金12の先端個所
(図3の矢印Aの個所)で、口金12のエッジが同軸ケ
ーブル3に深く食い込み、シース7が裂けたり、外導体
6が断線することがある。このような断裂が発生する
と、反射特性が悪化するほか、損失が増大し、また耐候
性が低下する。
【0007】本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、ケ
ーブル接続部でのシースや外導体の断裂を防止し、これ
らの断裂による特性低下を回避することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
達成するために、同軸コネクタの口金内に同軸ケーブル
の接続端を挿入するとともに、前記口金を前記接続端の
外周に圧着する接続構造であって、前記同軸ケーブルの
接続端側の絶縁体と外導体との間に、補強部材を設けた
構成とした。なお補強部材は、筒体が好ましく、さらに
は、導電性を有しているものが好ましい。
【0009】
【作用】上記の構成において、同軸コネクタの口金の内
周側には補強部材が介在し、この補強部材により同軸ケ
ーブルの挿入部分が補強され、シースや外導体の断裂が
防止される。
【0010】このとき、補強部材を導電性のものとする
と、補強部材を設けたことによる同軸ケーブル接続端の
誘電率変動は最小限に押さえられることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1および図2に示す
一実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施
例に係る同軸コネクタの要部を破断して示した側面図、
図2は、その接続前の状態を示す側面図である。
【0012】この実施例に係る同軸コネクタAは、L形
の同軸コネクタであって、前記した従来例と同様に、外
導体を兼ねるハウジング1を備え、このハウジング1
は、内部にセンターソケット2を有する本体部11と、
本体部11から直交方向に突出したケーブル挿入用口金
12とからなる。また、口金12が、本体部11の蓋1
1aに連なる根元部12aと、先端部12bと、根元部
12aに対向する受座12cとからなる点も、従来例と
同じである。
【0013】同軸コネクタAの口金12内に挿入固定さ
れる同軸ケーブル3は、中心導体4と、絶縁体5と、編
組線の外導体6と、最外周のシース7とからなるもので
あるが、本発明の特徴とするところは、同軸ケーブル3
の接続端において、絶縁体5と外導体6との間に導電性
の筒体(補強部材)8が挿入されていることである。こ
の筒体8は、若干の柔軟性を有するよう、銅系の材料で
構成され、その一部が外部に露出する形で外導体6の内
周側に挿入される。
【0014】そして、同軸ケーブル3の中心導体4の先
端部が同軸コネクタAのセンターソケット2に接続さ
れ、同軸コネクタAの口金12側では、口金12の根元
部12aと受座12cとが外導体6および筒体8のそれ
ぞれの露出部分を包み込む形で例えばカシメによって圧
着され、先端部12bが筒体8の位置でシース7の外側
から同軸ケーブル3にカシメられる。
【0015】これで、同軸ケーブル3の接続端が同軸コ
ネクタの口金12内に固定されるとともに、同軸ケーブ
ル3の中心導体4がセンターソケット2に、また同軸ケ
ーブル3の外導体6がハウジング1にそれぞれ電気的に
接続される。
【0016】この場合、同軸ケーブル3の挿入部分で
は、外導体6が筒体8により大径に押し広げられるが、
その内周側には導電性の筒体8があり、この筒体8が外
導体6の延長部として中心導体4の周りに位置するか
ら、中心導体4と外導体6との間の誘電率は、筒体8が
挿入されない場合とほとんど変わらない。
【0017】同軸コネクタAの口金12の内周側には導
電性の筒体8が介在するから、この筒体8により同軸ケ
ーブル3の挿入部分が補強されることになり、口金12
に対して同軸ケーブル3が上下左右に動いても、口金1
2のエッジが同軸ケーブル3に深く食い込むようなこと
がなく、シース7や外導体6の断裂が防止される。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、同
軸ケーブルに装着した補強部材により、同軸コネクタの
口金先端でのシースや外導体の断裂が防止され、これら
断裂に起因する反射特性の悪化、損失の増大、耐候性の
悪化等の特性低下を回避することができる。
【0019】さらに、補強部材として導電性を有したも
のとすると、補強部材を挿入したことによって同軸ケー
ブル接続端における誘電率が大幅に変動するといった不
都合を起こすこともなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る同軸コネクタの要部を
破断して示した側面図。
【図2】上記実施例の接続前の状態を示す側面図。
【図3】従来例に係る同軸コネクタの要部を破断して示
した側面図。
【図4】上記従来例の接続前の状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 同軸コネクタのハウジング 11 本体部 12 口金 3 同軸ケーブル 4 中心導体 5 絶縁体 6 外導体 7 シース 8 導電性筒体(補強部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸コネクタの口金内に同軸ケーブルの接
    続端を挿入するとともに、前記口金を前記接続端の外周
    に圧着する接続構造であって、 前記同軸ケーブルの接続端側の絶縁体と外導体との間
    に、補強部材を設けたことを特徴とする同軸コネクタの
    ケーブル接続構造。
  2. 【請求項2】前記補強部材は筒体からなっていることを
    特徴とする請求項1記載の同軸コネクタのケーブル接続
    構造。
  3. 【請求項3】前記補強部材は導電性を有していることを
    特徴とする請求項1、もしくは請求項2記載の同軸コネ
    クタのケーブル接続構造。
JP4031940A 1992-02-19 1992-02-19 同軸コネクタのケーブル接続構造 Pending JPH05234628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4031940A JPH05234628A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 同軸コネクタのケーブル接続構造

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JP4031940A JPH05234628A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 同軸コネクタのケーブル接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05234628A true JPH05234628A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12344970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4031940A Pending JPH05234628A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 同軸コネクタのケーブル接続構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH05234628A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5569049A (en) * 1993-10-06 1996-10-29 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Coaxial connector plug having sheath penetrating contacts and receptacle for receiving the same
KR100351584B1 (ko) * 2000-07-05 2002-09-05 주식회사 팔만시스템 한자의 일자대조에 의한 교정 시스템
JP2008282556A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100351584B1 (ko) * 2000-07-05 2002-09-05 주식회사 팔만시스템 한자의 일자대조에 의한 교정 시스템
JP2008282556A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールドコネクタ

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