JPH0523419U - ヒータの接続構造 - Google Patents

ヒータの接続構造

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JPH0523419U
JPH0523419U JP7679891U JP7679891U JPH0523419U JP H0523419 U JPH0523419 U JP H0523419U JP 7679891 U JP7679891 U JP 7679891U JP 7679891 U JP7679891 U JP 7679891U JP H0523419 U JPH0523419 U JP H0523419U
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JP
Japan
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heater
insulator
connection terminal
connection
wall
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JP7679891U
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進 市川
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 器具壁を解体したりすることなくヒータの取
付け、メインテナンス、交換等の作業を簡単且つ容易に
行なうことができ、機器の取扱性を向上させる。 【構成】 器具壁2の碍子取付孔11に取付部碍子23
を嵌合固定する。2分割形成された第1、第2接続端子
21、22で接続端子20を構成する。第1接続端子2
1を取付部碍子23の中心孔28に挿通してナット13
により取付部碍子23に固定し、器具壁2の外部に突出
する突出端部にリード線4の圧力端子14を接続する。
第2接続端子22の一端部をヒータ3に固定する。第
1、第2接続端子21、22の接続部27、33をボル
ト35とナット36によって分離可能に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オーブン、グリドル、暖房器具、乾燥炉等に適用して好適なヒータ の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、オーブン、グリドル、暖房器具、乾燥炉等の電気機器におけるヒータの 接続構造としては図4および図5に示すように構成されたものが一般的である。 すなわち、このヒータの接続構造は電気機器筐体1内に配設した箱型の器具壁2 内に2本のパイプヒータ3を横設し、その両端部をリード線4に接続端子5を介 して接続したものである。パイプヒータ3は、ステンレス等からなる発熱体保護 管6と、発熱体保護管6内に絶縁特殊粉末7を介して配設された発熱体8と、碍 子9、10を介して発熱体保護管6の開口端部に配設され、内端が発熱体8に接 続された前記接続端子5とを備え、この接続端子5の外端部は雄螺子部5aを形 成して前記器具壁2に設けられた碍子取付孔11から器具壁2の外部に突出し、 ナット13によって器具壁2に締結固定されている。そして、接続端子5の外端 部には前記リード線4に取付けられた圧力端子14がワッシャ15、16を介し て嵌着され、ナット17によって締結固定されている。 パイプヒータ3の取付けに際しては、先ず碍子9の小径部を碍子取付孔11に 嵌合して接続端子5の外端部を器具壁2の外部に突出させ、しかる後ナット13 を接続端子5の外端部に螺合し、パイプヒータ3を器具壁2に固定する。次いで 、ワッシャ15、圧力端子14およびワッシャ16を接続端子5の外端部に順次 嵌着した後、ナット17を螺合して圧力端子14を接続端子5に締結固定する。 なお、パイプヒータ3のメインテナンス、交換等に際しては、上記と逆の操作 を行なうことで、器具壁2からパイプヒータ3を取り外せばよい。ヒータの種類 としては上記パイプヒータ3の他、ストレートヒータ、フィンヒータ、U型ヒー タ等各種のものがあるが、ヒータの接続構造はヒータの種類に関係なく上記と同 一構造を採用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のヒータの接続構造にあっては、ヒータの取付け 、メインテナンス、交換等を行なう度に、ナット13、17を締め付けたり、緩 めたり、あるいはまた接続端子5を器具壁2の外部に突出させて圧力端子14お よびワッシャ15、16を接続端子5に嵌着したり、取り外したりしなければな らないため、その作業が面倒で、時間を要し、しかも器具壁2の構造によっては 器具壁2の一部を解体しなければならないという問題があった。
【0004】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、器具壁を解体したりすることなくヒータの取付け、メ インテナンス、交換等の作業を簡単且つ容易に行なうことができ、機器の取扱性 を向上させるようにしたヒータの接続構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、器具壁に碍子を介して貫設され、ヒータと リード線を接続する接続端子を備え、この接続端子は、2分割形成されることに より前記器具壁に固定されて一端部が前記器具壁の外部に突出し、且つその突出 端部に前記リード線の一端が接続される第1接続端子と、一端部が前記ヒータに 固定された第2接続端子とを備え、前記第1および第2接続端子を締結手段によ って分離可能に接続したものである。
【0006】
【作用】
本考案において、第1接続端子は常時器具壁に碍子を介して固定されており、 リード線の接続端部を形成する。第2接続端子はヒータに取付けられており、締 結手段は第1及び第2接続端子を着脱可能に接続固定する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るヒータの接続構造の一実施例を示す一部破断側面図、図2 は第1、第2接続端子の要部斜視図、図3は取付部碍子と碍子取付孔の斜視図で ある。なお、図中図4および第5図と同一構成部材のものに対しては同一符号を 以て示し、その説明を省略する。
【0008】 これらの図において、パイプヒータ3とリード線4を接続する接続端子20は 、長手方向中央にて2分割されることにより、器具壁2側に固定される第1接続 端子21と、ヒータ3に接続固定される第2接続端子22とで構成されている。
【0009】 前記第1接続端子21は、取付部碍子23を介して前記器具壁2に貫設されて おり、器具壁2側端部の周面には雄螺子部24が形成され、ヒータ3側端部は図 2に示すように半円柱状で、その平坦面25の中央にボルト挿通孔26が形成さ れることにより、前記第2接続端子22との接続部27とされている。そして、 第1接続端子21は、前記取付部碍子23の中心孔28に貫通して配置され、外 端部が器具壁2の外部に突出して前記雄螺子部24にナット13が螺合されるこ とにより、器具壁2に取付部碍子23と共に固定され、前記接続部27が中心孔 28の内側開口端から器具壁2の内部に突出している。
【0010】 前記第2接続端子22は、反器具壁側端部がヒータ3の発熱体保護管6にヒー タ碍子30を介して挿入固定され、発熱体8の一端に接続されている。一方、前 記ヒータ碍子30の外部に突出する前記第2接続端子22の器具壁2側端部は、 図2に示すように半円柱状で、一側縁中央部に径方向のU字状溝32が前記ボル ト挿通孔26に対応して形成されることにより、前記第1接続端子21との接続 部33を構成している。第1及び第2接続端子21、22を接続する際には、第 1、第2接続端子21、22の接続部27、33の平坦面25と34を互いに密 接してボルト挿通孔26とU字状溝32を一致させ、しかる後これらにボルト3 5(締結手段)を挿通してナット36をボルト35に螺合し、前記両接続部27 、33を締結固定すればよい。 なお、第1、第2接続端子21、22の接続方法としては、クリップ式、圧着 式等も考えられるが、電気容量の高い(例えば3A以上)場合は、接続部27、 33を強固に接続しないと、その部分が発熱し破損する虞れがあるため、好まし くない。
【0011】 前記器具壁2の碍子取付孔11は、図3に示すように周縁部に一対のウイング 嵌合用凹部40A、40Bが180°の位相差をもって形成されることにより異 形丸孔とされている。またウイング嵌合用凹部40A、40B間の周縁部は、正 面視円弧状に湾曲した細長い三角形で点対称形状となるように、且つ側面視にお いても同じく三角形となるよう器具壁2の外側に適宜角度を以て折曲されること により、前記取付部碍子23の回転および軸線方向のガタ付きを防止するストッ パ部41A、41Bを形成している。
【0012】 前記碍子取付孔11に取付けられる前記取付部碍子23は、図3に示すように 器具壁2の内側面に密接される大径の第1円板部23Aと、器具壁2の外側面に 密接される小径の第2円板部23Bと、第1および第2円板部23A、23B間 に設けられ前記碍子取付孔11に嵌合される小径部23C(図1)と、第1円板 部23Aの前記小径部23C側とは反対側の面に突設された円錐部23Dとを一 体に備え、中心に前記第1接続端子21が貫通する中心孔28を有している。前 記第2円板部23Bの外周面には前記器具壁2のウイング嵌合用凹部40A、4 0Bに嵌合し得る一対のウイング44A、44Bが180°の位相差を以て一体 に突設されており、またこれら両ウイング44A、44Bの裏面、すなわち前記 第1円板部23Aと対向する面にはV字状の凹部45が前記ストッパ部41A、 41Bに対応してそれぞれ凹設されている。取付部碍子23の器具壁2への取付 けに際しては、器具壁2の内側より第2円板部23Bを碍子取付孔11に、ウイ ング44A、44Bをウイング嵌合用凹部40A、40Bにそれぞれ嵌合し、し かる後取付部碍子23を図3反時計方向に180°以内の範囲で回動させればよ い。この時、取付部碍子23を反時計方向に回動させていくと、ストッパ部41 A、41Bは各ウイング44A、44Bの凹部45に徐々に進入していき、該凹 部45との間の摩擦力を強め、第2円板部23Bをリード線4方向に付勢し、第 1円板部23Aを器具壁2の内側面に圧接する。したがって、取付部碍子23は 回転および軸方向のガタ付きを防止される。 前記円錐部23Dの外周面にはテーパねじ50が形成されており、このテーパ ねじ50にはカバー碍子51(図1)が螺合されている。カバー碍子51は、円 筒状に形成されて、前記第1、第2接続端子21、22の接続部27、33を通 常覆っており、ヒータ3のメインテナンス、交換時等においてテーパねじ50か ら外されて図1二点鎖線位置に移動されることにより、前記ボルト35による接 続部27、33の接続、分離作業を可能にしている。 なお、リード線4の圧力端子14は、ワッシャ15、16を介して第1接続端 子21の外端部に嵌挿され、ナット17により常時締結固定されており、パイプ ヒータ3のメインテナンス、交換作業時等において上記した通り第1、第2接続 端子21、22が接続、分離されるのみで、第1接続端子21から取り外される ことはない。
【0013】 かくして上記構成からなるヒータの接続構造にあっては、接続端子20を2分 割形成された第1、第2接続端子21、22とで構成し、その接続部27と33 をボルト35とナット36によって締結固定するようにしたので、ヒータ3のメ インテナンス、交換作業等において、リード線4を第1接続端子21から外した り、器具壁2の一部を解体したりする必要がなく、ヒータ3のメインテナンス、 交換作業等が著しく簡単且つ容易で短時間に行なうことができ、素人でもヒータ 3の交換を行なうことが可能である。
【0014】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば第1、第2接続 端子21、22の接続部27、33の形状(ボルト挿通孔26、U字状溝32等 )、取付部碍子23の器具壁2への取付構造等を種々変更、変形することが可能 であることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るヒータの接続構造は、接続端子を2分割形成 し、第1接続端子を器具壁に碍子を介して貫設し、その外端にリード線を接続し 、第2接続端子をヒータに固定し、第1、第2接続端子を締結手段によって着脱 可能に接続するように構成したので、ヒータのメインテナンス、交換作業等にお いて、前記締結手段を外すだけでよく、第1接続端子を器具壁から取り外したり 、リード線を第1接続端子から外したり、あるいはまた器具壁の一部を解体する 必要がなく、メインテナンス、交換作業等の手間を大幅に削減することができ、 器具の取扱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヒータの接続構造の一実施例を示
す一部破断側面図である。
【図2】第1接続端子と第2接続端子の要部斜視図であ
る。
【図3】取付部碍子と碍子取付孔の斜視図である。
【図4】ヒータの接続構造の従来例を示す概略平面図で
ある。
【図5】ヒータの接続構造の要部断面図である。
【符号の説明】 2 器具壁 3 パイプヒータ 4 リード線 5 接続端子 8 発熱体 9 碍子 11 碍子取付孔 13 ナット 14 圧力端子 17 ナット 20 接続端子 21 第1接続端子 22 第2接続端子 23 取付部碍子 27 接続部 30 ヒータ碍子 33 接続部 35 ボルト 36 ナット 51 カバー碍子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具壁に碍子を介して貫設され、ヒータ
    とリード線を接続する接続端子を備え、この接続端子
    は、2分割形成されることにより前記器具壁側に固定さ
    れて一端部が前記器具壁の外部に突出し、且つ突出端部
    に前記リード線の一端が接続される第1接続端子と、一
    端部が前記ヒータに固定された第2接続端子とを備え、
    前記第1および第2接続端子は締結手段によって分離可
    能に接続されていることを特徴とするヒータの接続構
    造。
JP7679891U 1991-08-30 1991-08-30 ヒータの接続構造 Pending JPH0523419U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520305A (ja) * 2002-03-14 2005-07-07 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気機械とコンタクティングするための接続装置、接続装置を備えた電気機械ならびに接続装置を有する電気機械を備えた、内燃機関に用いられる始動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520305A (ja) * 2002-03-14 2005-07-07 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電気機械とコンタクティングするための接続装置、接続装置を備えた電気機械ならびに接続装置を有する電気機械を備えた、内燃機関に用いられる始動装置

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