JPH05233946A - カップ式レギュラーコーヒー自動販売機 - Google Patents
カップ式レギュラーコーヒー自動販売機Info
- Publication number
- JPH05233946A JPH05233946A JP4075404A JP7540492A JPH05233946A JP H05233946 A JPH05233946 A JP H05233946A JP 4075404 A JP4075404 A JP 4075404A JP 7540492 A JP7540492 A JP 7540492A JP H05233946 A JPH05233946 A JP H05233946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- pack
- raw material
- cup
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 かす排出のための複雑な機構を必要とせず、
かすの残留しない抽出機構を備えたレギュラーコーヒー
用自動販売機を得る。 【構成】 コーヒー原料箱１と、１杯部のコーヒー原料
を帯状のフィルター材７、８により順次密封してパック
９を生成するパッキング機構３と、パッキング機構３に
より作られた帯状のパック列を抽出機構１５へ搬送する
搬送機構１４、１６とを備える。
かすの残留しない抽出機構を備えたレギュラーコーヒー
用自動販売機を得る。 【構成】 コーヒー原料箱１と、１杯部のコーヒー原料
を帯状のフィルター材７、８により順次密封してパック
９を生成するパッキング機構３と、パッキング機構３に
より作られた帯状のパック列を抽出機構１５へ搬送する
搬送機構１４、１６とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レギュラーコーヒーを
カップにより供する自動販売機に関する。
カップにより供する自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動販売機の利用者の嗜好の高級化と共
にレギュラーコーヒー自動販売機に対する需要が増大し
ている。このレギュラーコーヒー自動販売機にも種々の
ものがあり、コーヒー原料メーカーより供給された挽き
豆を用い、コーヒーを抽出するもの、焙煎されたコーヒ
ー豆を用い、販売の都度自動販売機内のミルでコーヒー
豆を粉砕して挽き豆とし、コーヒーを抽出するもの、さ
らに、コーヒー生豆を用い、自動販売機内の焙煎機で焙
煎し、自動販売機内のミルで粉砕して抽出するもの等が
あるが、いずれも香り、味共に良好で好評を得ている。
しかしながら、そのいずれの型の自動販売機も抽出機構
は挽き豆に湯沸しタンクから湯を供給してコーヒー飲料
を抽出するものであり、抽出後かすを分離排出しなけれ
ばならない。このコーヒーブリュアからのかすの排出に
は複雑な機構が用いられ、また完全に除去できずブリュ
アの内壁に若干付着し、このかすが時間の経過と共に変
質して次回の抽出時に味を悪くする原因となる。
にレギュラーコーヒー自動販売機に対する需要が増大し
ている。このレギュラーコーヒー自動販売機にも種々の
ものがあり、コーヒー原料メーカーより供給された挽き
豆を用い、コーヒーを抽出するもの、焙煎されたコーヒ
ー豆を用い、販売の都度自動販売機内のミルでコーヒー
豆を粉砕して挽き豆とし、コーヒーを抽出するもの、さ
らに、コーヒー生豆を用い、自動販売機内の焙煎機で焙
煎し、自動販売機内のミルで粉砕して抽出するもの等が
あるが、いずれも香り、味共に良好で好評を得ている。
しかしながら、そのいずれの型の自動販売機も抽出機構
は挽き豆に湯沸しタンクから湯を供給してコーヒー飲料
を抽出するものであり、抽出後かすを分離排出しなけれ
ばならない。このコーヒーブリュアからのかすの排出に
は複雑な機構が用いられ、また完全に除去できずブリュ
アの内壁に若干付着し、このかすが時間の経過と共に変
質して次回の抽出時に味を悪くする原因となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かす
排出のための複雑な機構を必要とせず、かすの残留しな
い抽出機構を備えた自動販売機を得ることにある。
排出のための複雑な機構を必要とせず、かすの残留しな
い抽出機構を備えた自動販売機を得ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明においては、コーヒー原料箱と、コーヒー原
料箱より供給される１杯分のコーヒー原料を帯状のフィ
ルター材により順次密封してパックを生成するパッキン
グ機構と、パッキング機構により作られた帯状のパック
列を抽出機構へ搬送する搬送機構とを備えるものであ
る。
め、本発明においては、コーヒー原料箱と、コーヒー原
料箱より供給される１杯分のコーヒー原料を帯状のフィ
ルター材により順次密封してパックを生成するパッキン
グ機構と、パッキング機構により作られた帯状のパック
列を抽出機構へ搬送する搬送機構とを備えるものであ
る。
【０００５】
【作用】本発明においては、コーヒー原料箱より１杯分
のコーヒー原料がパッキング機構に供給され、このコー
ヒー原料はパッキング機構において帯状のフィルター材
により挟み込まれ密封され１杯分のパックが形成され
る。このパックは帯状のフィルター材そのものがコンベ
アの作用をして搬送機構により抽出機構へ運ばれ、湯を
注ぐことによりコーヒー飲料が抽出される。
のコーヒー原料がパッキング機構に供給され、このコー
ヒー原料はパッキング機構において帯状のフィルター材
により挟み込まれ密封され１杯分のパックが形成され
る。このパックは帯状のフィルター材そのものがコンベ
アの作用をして搬送機構により抽出機構へ運ばれ、湯を
注ぐことによりコーヒー飲料が抽出される。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
【０００７】図１において、１はコーヒー原料箱、２は
コーヒー原料箱１の出口に開口する案内シュータ、３は
案内シュータ２の出口に対向して配置されたパッキング
機構である。パッキング機構３は、帯状のフィルター材
を巻いた２つのロール４、５とヒートシール部６とを備
え、両ロール４、５よりほどかれたフィルター材７、８
はヒートシール部６で僅かな間隙を置いて対向し、両フ
ィルター材７、８間に原料箱１より案内シュータ２を介
して供給された１杯分のコーヒー原料が注入されるとヒ
ートシール部６が矢印で示すように内側に移動して両フ
ィルター材７、８を挟み付け、ヒートシール部６により
両フィルター材の周辺がヒートシールされ、１杯分のパ
ック９が作られる。このようにして両ロール４、５から
ほどかれた帯状のフィルター材７、８上に１杯分ずつの
パックが順次作られる。図２はこのようにして作られた
パック９〜１１の連続体１２を示し、各パックの外周部
分１３はヒートシールされている。
コーヒー原料箱１の出口に開口する案内シュータ、３は
案内シュータ２の出口に対向して配置されたパッキング
機構である。パッキング機構３は、帯状のフィルター材
を巻いた２つのロール４、５とヒートシール部６とを備
え、両ロール４、５よりほどかれたフィルター材７、８
はヒートシール部６で僅かな間隙を置いて対向し、両フ
ィルター材７、８間に原料箱１より案内シュータ２を介
して供給された１杯分のコーヒー原料が注入されるとヒ
ートシール部６が矢印で示すように内側に移動して両フ
ィルター材７、８を挟み付け、ヒートシール部６により
両フィルター材の周辺がヒートシールされ、１杯分のパ
ック９が作られる。このようにして両ロール４、５から
ほどかれた帯状のフィルター材７、８上に１杯分ずつの
パックが順次作られる。図２はこのようにして作られた
パック９〜１１の連続体１２を示し、各パックの外周部
分１３はヒートシールされている。
【０００８】パックの連続体１２はそれ自体がコンベア
のように搬送機構の一部をなし、案内ロール１４を介し
てコーヒー抽出機構１５に導かれ、ここでパックに湯が
通されることによりコーヒー飲料が注出される。抽出を
終えたパック連続体１２は搬送機構の一部をなすロール
１６に巻き取られる。
のように搬送機構の一部をなし、案内ロール１４を介し
てコーヒー抽出機構１５に導かれ、ここでパックに湯が
通されることによりコーヒー飲料が注出される。抽出を
終えたパック連続体１２は搬送機構の一部をなすロール
１６に巻き取られる。
【０００９】図３はコーヒー抽出機構の一例を示すもの
である。３１は抽出容器で、上部にシリンダ室３２、そ
の下方にパック支持部３３を有し、下部には弁３４を有
し、また給湯管３５、ポンプ３６が接続されている。今
パック連続体１２がコーヒー抽出機構に導かれ、パック
支持部３３内に１つのパック９が静止すると、弁３４を
閉じ給湯管３５より湯が供給され同時にポンプ３６が吐
出動作し、湯はパック９を通してシリンダ室３２に抽出
される。さらにポンプ３６を吐出動作させエアによるむ
らしを行った後、ポンプを吸引動作させると湯は下方へ
下がりその際パック９を通過する。再びポンプを吐出動
作させることにより湯は再びシリンダ室３２へ上昇しパ
ック９を通過する。このようにしてポンプにより湯を上
下に移動させることにより濃く抽出させることができ
る。抽出が終了すると弁３を開き、抽出されたコーヒー
飲料は飲料ノズルへ供給される。
である。３１は抽出容器で、上部にシリンダ室３２、そ
の下方にパック支持部３３を有し、下部には弁３４を有
し、また給湯管３５、ポンプ３６が接続されている。今
パック連続体１２がコーヒー抽出機構に導かれ、パック
支持部３３内に１つのパック９が静止すると、弁３４を
閉じ給湯管３５より湯が供給され同時にポンプ３６が吐
出動作し、湯はパック９を通してシリンダ室３２に抽出
される。さらにポンプ３６を吐出動作させエアによるむ
らしを行った後、ポンプを吸引動作させると湯は下方へ
下がりその際パック９を通過する。再びポンプを吐出動
作させることにより湯は再びシリンダ室３２へ上昇しパ
ック９を通過する。このようにしてポンプにより湯を上
下に移動させることにより濃く抽出させることができ
る。抽出が終了すると弁３を開き、抽出されたコーヒー
飲料は飲料ノズルへ供給される。
【００１０】コーヒー原料箱に収蔵するコーヒー原料
は、コーヒー原料メーカーより供給される挽き豆を用い
てもよいが、焙煎されたコーヒー豆を用いて自動販売機
内のミルで挽き豆にしてもよく、或はコーヒー生豆を用
いて自動販売機内の焙煎器で焙煎し、ミルで挽くように
してもよい。フィルター材としては例えば不織布製フィ
ルター材を用いることができる。
は、コーヒー原料メーカーより供給される挽き豆を用い
てもよいが、焙煎されたコーヒー豆を用いて自動販売機
内のミルで挽き豆にしてもよく、或はコーヒー生豆を用
いて自動販売機内の焙煎器で焙煎し、ミルで挽くように
してもよい。フィルター材としては例えば不織布製フィ
ルター材を用いることができる。
【００１１】コーヒー原料箱は１個に限ることなく複数
個設け、かつ複数種類のコーヒー原料を収蔵して顧客の
多様な嗜好に対応できるようにすることも可能である。
個設け、かつ複数種類のコーヒー原料を収蔵して顧客の
多様な嗜好に対応できるようにすることも可能である。
【００１２】フィルター材は空気を透過するから長期間
パックの状態で置くことは品質が低下するので好ましく
ない。それ故基本的には販売の都度パッキングするのが
好ましい。しかし原料が一種類の場合は若干数事前にパ
ッキングしておいた方が販売時間が短縮され有利であ
る。
パックの状態で置くことは品質が低下するので好ましく
ない。それ故基本的には販売の都度パッキングするのが
好ましい。しかし原料が一種類の場合は若干数事前にパ
ッキングしておいた方が販売時間が短縮され有利であ
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば以下に示すような効果を
得ることができる。 自動販売機内でコーヒー原料をパックするものであ
るから、任意のコーヒー原料を多種類使用することがで
きる。 パックするコーヒー原料の量を変えることにより飲
料の濃薄を調整することができるから、顧客の好みによ
り多様に対応することができる。 抽出機構においてかすが出ないから、かすの清掃を
必要とせず、抽出機構の構造が簡単となり、何度使用し
ても飲料の味が低下することはない。 抽出を終了したパックはそのまま巻き取ることがで
きるから、使用済パックの後処理が簡単である。
得ることができる。 自動販売機内でコーヒー原料をパックするものであ
るから、任意のコーヒー原料を多種類使用することがで
きる。 パックするコーヒー原料の量を変えることにより飲
料の濃薄を調整することができるから、顧客の好みによ
り多様に対応することができる。 抽出機構においてかすが出ないから、かすの清掃を
必要とせず、抽出機構の構造が簡単となり、何度使用し
ても飲料の味が低下することはない。 抽出を終了したパックはそのまま巻き取ることがで
きるから、使用済パックの後処理が簡単である。
【図１】本発明の実施例の構成配置図である。
【図２】本発明で使用するパックの一例の斜視図であ
る。
る。
【図３】本発明で使用する抽出機構の一例の断面図であ
る。
る。
１ コーヒー原料箱 ２ 案内シュータ ３ パッキング機構 ４、５ フィルター材ロール ６ ヒートシール部 ７、８ フィルター材 ９、１０、１１ パック １２ パック連続体 １３ ヒートシール １４ 案内ロール １５ コーヒー抽出機構 １６ 巻取りロール
Claims (1)
- 【請求項１】 コーヒー原料箱と、コーヒー原料箱より
供給される１杯分のコーヒー原料を帯状のフィルター材
により順次密封してパックを生成するパッキング機構
と、パッキング機構により作られた帯状のパック列を抽
出機構へ搬送する搬送機構とを備えたことを特徴とする
カップ式レギュラーコーヒー自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4075404A JPH05233946A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | カップ式レギュラーコーヒー自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4075404A JPH05233946A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | カップ式レギュラーコーヒー自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05233946A true JPH05233946A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=13575209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4075404A Pending JPH05233946A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | カップ式レギュラーコーヒー自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05233946A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009183700A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-20 | Kraft Foods Research & Development Inc | コーヒーメーカー、およびそのネットワークによる方法および装置 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP4075404A patent/JPH05233946A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009183700A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-20 | Kraft Foods Research & Development Inc | コーヒーメーカー、およびそのネットワークによる方法および装置 |
| JP2014012189A (ja) * | 2008-01-29 | 2014-01-23 | Kraft Foods Research & Development Inc | コーヒーメーカー、およびそのネットワークによる方法および装置 |
| US9119505B2 (en) | 2008-01-29 | 2015-09-01 | Kraft Foods R & D, Inc. | Coffee brewer and a corresponding network-based method and apparatus |
| US10548430B2 (en) | 2008-01-29 | 2020-02-04 | Koninklijke Douwe Egberts B.V. | Coffee brewer and a corresponding network-based method and apparatus |
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