JPH05233445A - キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ - Google Patents

キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

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JPH05233445A
JPH05233445A JP4029848A JP2984892A JPH05233445A JP H05233445 A JPH05233445 A JP H05233445A JP 4029848 A JP4029848 A JP 4029848A JP 2984892 A JP2984892 A JP 2984892A JP H05233445 A JPH05233445 A JP H05233445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
cache
microprocessor
bus
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP4029848A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kawamoto
恭彦 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4029848A priority Critical patent/JPH05233445A/ja
Publication of JPH05233445A publication Critical patent/JPH05233445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサにお
いて、読み込むデータをバスサイクル単位にキャッシュ
に登録するか否かを指定できるようにする。 【構成】キャッシュメモリにデータを登録するか否かを
指定する信号線112をマイクロプロセッサに設ける。
外部データバス110から取込まれたデータは登録信号
線112の値にしたがって、有効ビット制御回路223
がキャッシュメモリ222の有効ビットを制御すること
で、データの登録/非登録を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプロセッサに関
し、特にマイクロプロセッサが冗長情報を含んだ命令ま
たはデータを外部メモリより受け取り内蔵したキャッシ
ュメモリへ転送した後の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャッシュメモリ内蔵マイクロプ
ロセッサには、フレーム・バッファや外部バスの先に接
続されている他のCPU、あるいは周辺LSI用のロー
カル・メモリなどマイクロプロセッサ内にキャッシュし
てはならない領域に対するアクセスを行うため、キャッ
シュメモリのキャッシュ機能を動的に禁止する手段がい
くつか提供されている。代表的なキャッシュ機能の禁止
手段は次の3種類である。
【0003】1.専用の命令による方法 2.アドレス変換時の付加情報による方法 3.データの有効性を後から通知する方法 専用の命令による方法は、キャッシュメモリに記憶させ
ないアクセスを行う命令の前後にキャッシュ機能を不活
性化する命令と活性化する命令を配置するものである。
この方法は1回のメモリ・アクセスごとに余分に2命令
が必要になり、プロセッサの実行性能が低下する。
【0004】アドレス変換時の付加情報による方法は、
仮想記憶管理を行っているマイクロプロセッサにおい
て、仮想アドレスから実アドレスへアドレス変換を行う
ためのテーブル情報の一部として、キャッシュ機能を禁
止するための情報を与えておくものである。この方法だ
と仮想記憶管理を行うメモリ領域の単位でしかキャッシ
ュ機能を禁止することができない。仮想記憶管理を行う
単位は通常2〜4Kバイト以上であり、細かい領域ごと
にキャッシュ機能を禁止するのには向いていない。
【0005】データの有効性を後から通知する方法は、
アクセスしたアドレスを監視し、アクセスしたアドレス
がキャッシュ機能を禁止する領域であったら、それを割
込みなどの手段によってマイクロプロセッサに通知する
方法である。このとき割込み処理プログラムではキャッ
シュの内容を無効化する処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャッ
シュ機能の禁止方法では、ある細かい領域ごとに、たと
えばバスサイクルごとに、キャッシュメモリに記憶させ
るか否かを指定できないという欠点を有している。
【0007】またデータの有効性を割り込み等で後から
通知する方式では、データまたは命令が間違って送られ
たとき、マイクロプロセッサが間違いを知るタイミング
がずれ、間違ったデータをもとに命令の実行またはデー
タの処理を行うか、既に蓄えられた有効なデータを含め
てすべてをクリアする以外になく大幅な性能低下が発生
するという欠点を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はデータ処理対象
の命令またはデータと前記命令、または前記データに付
加する冗長情報を提供する外部メモリまたは外部生成手
段に接続されたマイクロプロセッサにおいて、前記外部
メモリより命令またはデータを受け取り保持するデータ
保持回路と、前記命令またはデータに付加されている冗
長データを前記マイクロプロセッサ外部より受け取り保
持する冗長データ保持回路と、前記データ保持回路より
送られてきた転送データを記憶し、かつ前記転送データ
毎に有効性を示す有効ビットが付加されているキャッシ
ュメモリとを具備し、前記冗長データ保持回路の値にし
たがって前記有効ビットを有効にするか否かを決定する
回路を有する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例のマイクロプロセッサを
使用したシステム構成例である。101は本発明を実施
したマイクロプロセッサ、102は命令またはデータを
記憶するメモリ、103はアドレスの値をデコードして
そのアドレスの内容をキャッシュに記憶するか否かを決
定するための制御回路、110は命令またはデータを転
送するデータバス、111はメモリ102やパリティビ
ットメモリの記憶されている番地を指定するアドレスバ
ス、112はデータバス110上のデータをキャッシュ
に記憶するか否かの情報をマイクロプロセッサ101に
転送するための登録信号、113はリード/ライトや制
御タイミングを示す制御信号線群である。
【0010】図2は、本発明を用いたマイクロプロセッ
サの一実施例である。
【0011】101は図1で示したマイクロプロセッ
サ、210は、データ処理またはオペランドのアドレス
などを計算する実行部、211は命令コードやデータの
一部を記憶するキャッシュメモリ、212は外部から提
供されるキャッシュメモリへの登録情報をラッチするた
めの登録情報ラッチ、213は内部データバス231と
外部データバスを結ぶためのデータラッチ、214は内
部アドレスバスの情報を外部アドレスバスへ出力するた
めのアドレスラッチ、220はキャッシュメモリ211
内の1つのデータを選択するためのアドレスデコーダ、
221はデータを記憶するためのデータ記憶部、222
はアドレスデコーダ220によって選択されたデータ記
憶部221の1つに記憶されているデータが有効である
か否かを示すデータを記憶する有効ビット部、223は
有効ビット部の各ビットを有効にするか否かを決定する
有効ビット制御回路、230は実行部210から出力さ
れる内部アドレスバス、231はデータラッチ213と
キャッシュメモリ211の間を結ぶ内部データバス、2
32は有効ビット制御回路と登録情報ラッチ212の値
を有効ビット制御回路に送る登録信号線、233は実行
部、有効ビット制御回路を含むキャッシュメモリとの間
で情報を相互にやり取りする内部制御信号線群、234
はキャッシュメモリ211と実行部210と間の実行デ
ータバスである。
【0012】次に図1、図2を用いて動作を説明する。
まず、実行部210は命令を読み出すために内部アドレ
スバス230を使用してアドレス情報を出力する。この
時点でキャッシュメモリ211に対応する命令が存在す
るかチェックされる。キャッシュメモリ211は入力さ
れたアドレス情報をデコーダ220でデコードしデータ
記憶部221および有効ビット222の1つを選択す
る。この時点で選択された有効ビット222の1つがア
クティブならばデータ記憶部221のデータを実行バス
234を使用して実行部210に送る。
【0013】もしこの時点で有効ビットがインアクティ
ブならば、外部メモリ102に命令を参照にいく。以下
有効ビットがインアクティブのときの動作を示す。
【0014】アドレスラッチ214は、内部アドレスバ
ス230のアドレスをラッチしその結果を外部アドレス
バス111に出力する。この時点で外部制御信号群11
3は、メモリのリードであることを読み出しのタイミン
グ情報を出力する。同時に、図1で示したデータメモリ
102はメモリの内容を外部データバス110に出力す
る。
【0015】マイクロプロセッサ101はこの時点でこ
れらをデータラッチ213に保持する。このとき、アド
レスバス111の値がデータをキャッシュに登録しない
領域であれば制御回路103は登録信号112をインア
クティブに、キャッシュに登録してよい領域であれば登
録信号112をアクティブにする。
【0016】登録信号112は登録情報ラッチ212に
保持される。保持されたデータはキャッシュメモリ21
1のデータ保持部221に送られる。データ保持部22
1ではそのデータを保持する。
【0017】一方、登録情報ラッチ212の値は登録信
号線233を介して有効ビット制御回路223に送られ
る。有効ビット制御回路は、送られてきたデータがキャ
ッシュに登録してよい場合、すなわち、登録情報ラッチ
の値がアクティブである場合は、対応する有効ビット2
22の1つをアクティブとする。その結果有効なデータ
がキャッシュメモリ211に記憶され、実行バス234
を通して実行部210に送られる。
【0018】一方、外部より送られてきたデータをキャ
ッシュに登録してはいけない場合、すなわち、登録情報
ラッチの値がインアクティブである場合は、有効ビット
制御回路223はキャッシュメモリの対応する有効ビッ
トの1つをアクティブとはしない。データバス230に
よって転送されるデータは直接実行部210へ渡され
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではキャッ
シュメモリを内蔵したマイクロプロセッサにおいて、バ
スサイクルごとに、読み込んだデータをキャッシュメモ
リに登録するか否かを指定できるようになる。
【0020】専用命令でキャッシュへの登録/非登録を
制御する必要がないため1回のメモリアクセスについて
2命令分の実行時間をかせぐことができるという効果が
ある。
【0021】また、データの有効性を割り込み等で後か
ら通知しなくて済むので、マイクロプロセッサが間違っ
たデータをもとに命令の実行またはデータの処理を行う
こともない。既に蓄えられた有効なデータを含めてすべ
てをクリアする必要もなく性能低下が発生しないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロプロセッサを使用したシステ
ムの構成図
【図2】本発明を実施したマイクロプロセッサの実施例
を示す図
【符号の説明】
101 マイクロプロセッサ 102 メモリ 103 制御回路 110 データバス 111 アドレスバス 112 登録信号 113 制御信号線群 210 実行部 211 キャッシュメモリ 212 登録情報ラッチ 213 データラッチ 214 アドレスラッチ 220 アドレスデコーダ 221 データ記憶部 222 有効ビット部 223 有効ビット制御回路 230 内部アドレスバス 231 内部データバス 232 登録信号線 233 内部制御信号線群 234 実行データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理対象の命令、またはデータと
    前記命令、または前記データに付加する冗長情報を提供
    する外部メモリまたは外部生成手段に接続されたマイク
    ロプロセッサにおいて、前記外部メモリより命令または
    データを受け取り保持するデータ保持回路と、前記命令
    またはデータに付加されている冗長データを前記マイク
    ロプロセッサ外部より受け取り保持する冗長データ保持
    回路と、前記データ保持回路より送られてきた転送デー
    タを記憶し、かつ前記転送データ毎に有効性を示す有効
    ビットが付加されているキャッシュメモリとを具備し、
    前記冗長データ保持回路の値にしたがって前記有効ビッ
    トを有効にするか否かを決定することを特徴とするキャ
    ッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ。
JP4029848A 1992-02-18 1992-02-18 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ Pending JPH05233445A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4029848A JPH05233445A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

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JP4029848A JPH05233445A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

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JPH05233445A true JPH05233445A (ja) 1993-09-10

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ID=12287408

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4029848A Pending JPH05233445A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 キャッシュメモリ内蔵マイクロプロセッサ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981104