JPH0713865A - キャッシュメモリ制御システム - Google Patents

キャッシュメモリ制御システム

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Publication number
JPH0713865A
JPH0713865A JP5156553A JP15655393A JPH0713865A JP H0713865 A JPH0713865 A JP H0713865A JP 5156553 A JP5156553 A JP 5156553A JP 15655393 A JP15655393 A JP 15655393A JP H0713865 A JPH0713865 A JP H0713865A
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JP
Japan
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cache memory
processing unit
cpu
signal
data
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Application number
JP5156553A
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English (en)
Inventor
Atsushi Masuko
淳 益子
Eiko Abe
英光 阿部
Toshiyuki Tsunemoto
俊幸 常本
Yoshihisa Watanabe
誉央 渡辺
Hideyuki Washiyama
英之 鷲山
Kenichi Nagashima
賢一 長島
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】書き換えのできない読み出し専用メモリをキャ
ッシュメモリの対象にし得るキャッシュメモリ制御シス
テムを提供する。 【構成】デコーダ23はROM31への書込みを検出す
ると、論理和回路24を通してスヌーピング信号dをC
PU10へ出力する。すると、CPU10はROM31
のアドレスのデータが内蔵のキャッシュメモリ12に存
在するか検索し、存在する時にはそのキャッシュメモリ
12のアドレスのデータを無効化する。これにより、キ
ャッシュメモリ12とROM31の内容の不一致を防止
することができる。また、デコーダ23はROM31へ
の書込みを検出すると、割込みレジスタ35をセット
し、CPU10へ割込み信号gを出力させる。これによ
り、ROM31へ書込むという誤った動作をするプログ
ラムの実行を中断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリ制御
システムに係り、特に、コンピュータ装置の処理速度と
信頼性を向上させるのに好適なキャッシュメモリ制御シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来パーソナルコンピュータ等のコンピ
ュータ装置では、キャッシュメモリを用いて処理速度を
向上させることが広く行われている。図3は、従来のキ
ャッシュメモリ制御システムの一例の構成図を示す。
【0003】同図において、10は中央処理装置(以下
CPUと記す)で、CPUコア11、キャッシュメモリ
12およびライトバッファ13を少なくとも有してい
る。CPUコア11は、CPU10にあって、処理その
ものを行う。20はキャッシュ制御回路で、デコーダ2
1および22からなり、キャッシュメモリ12の動作を
制御する。また、リード・オンリ・メモリ(ROM)3
1、主記憶装置32は、アドレスバス41およびデータ
バス42をそれぞれ介してCPU10に接続されてお
り、また、アドレスバス41を介してダイレクト・メモ
リ・アクセス・コントローラ(以下、DMACと記す)
33に接続され、さらに、データバス42を介して入出
力装置(以下、I/O装置と記す)34に接続されてい
る。CPU10とキャッシュ制御回路20との間は、ス
テータスバス43を介して接続されており、CPU10
の動作状態を示すステータス信号が伝送される。
【0004】CPU10とDMAC33およびキャッシ
ュ制御回路20との間は、DMAC33によるDMA中
の読み出し、書き込み動作を示すDMA制御信号aが伝
送される。また、DMAC33とI/O装置34との間
は、DMA要求/許可信号bが伝送される。デコーダ2
1は、CPU10の現在のバスサイクルがキャッシュメ
モリ12の対象アドレスであることを示すキャッシュ対
象明示信号cを出力し、デコーダ22は、DMA動作中
にキャッシュメモリ12を無効化するスヌーピング信号
dを出力する。
【0005】次に、この従来方式の動作について簡単に
説明する。CPUコア11が命令やデータを読もうとす
る場合、CPU10内蔵のキャッシュメモリ12にその
命令やデータがあるかどうかを、まず検索する。このキ
ャッシュメモリ12に必要とする命令やデータがあれ
ば、ここから、CPUコア11に命令やデータが読み出
されて出力される。その命令やデータがキャッシュメモ
リ12にない場合には、CPU10は、必要とするメモ
リのアドレスをアドレスバス41に出力する。この時、
キャッシュ制御回路20のデコーダ21は、CPU10
の出力したアドレスが主記憶装置32のアドレスである
ことを検出し、CPU10に対してキャッシュメモリ1
2の対象となるアドレスであることを示すキャッシュ対
象明示信号cを出力する。また、主記憶装置32は、C
PU10による読み出しを検出して、データバス42に
命令やデータを出力する。このデータバス42上に読み
出された命令やデータは、CPUコア11に取り込まれ
ると同時に、キャッシュメモリ12にも書き込まれる。
このキャッシュメモリ12への書き込みは、キャッシュ
対象明示信号cがCPU10に入力された場合にのみ行
われる。この従来方式では、主記憶装置32がキャッシ
ュメモリ12の対象である。
【0006】また、いわゆるDMA動作の場合は、I/
O装置34がDMAC33にDMA要求を出力すると、
DMAC33がCPU10にバス開放を要求する。CP
U10がこれに応答してバスを開放し、これを認識した
DMAC33からI/O装置34にDMA許可が返され
る。これらの動作は、I/O装置34とDMAC33の
間ではDMA要求/許可信号b、DMAC33とCPU
10の間ではDMA制御信号aで行われる。DMA状態
になると、DMAC33がアドレスバス41にアドレス
を出力し、CPU10を介在させることなく、主記憶装
置32とI/O装置34の間でデータバス41を介して
データ転送が行われる。
【0007】ところで、このDMA動作の場合、CPU
内蔵のキャッシュメモリ12に、DMA動作で変更のあ
った主記憶装置32の変更前のデータが格納されている
可能性が考えられる。その場合は、キャッシュメモリ1
2と主記憶装置32との間で、それらの記憶内容が異な
ってしまうことになる。キャッシュメモリを用いたシス
テムでは、このようなキャッシュメモリ12と主記憶装
置32の両記憶内容の不一致は、プログラムの暴走、シ
ステムの誤動作につながるため、絶対に避けなければな
らない。
【0008】そこで、これを避けるために、スヌーピン
グと呼ばれる方法が用いられる。これは、DMA動作時
に、アドレスをCPU10にも供給する一方、DMAに
よる主記憶装置32への書込みのタイミングをデコーダ
22で検出し、その検出により、デコーダ22がスヌー
ピング信号dをCPU10に出力すると、このときのC
PU10の入力アドレスの内容がキャッシュメモリ12
に存在した場合に、キャッシュメモリ12のその記憶部
分を、CPU10内部で無効化してしまう方法である。
これによって、DMAによるキャッシュメモリ12と主
記憶装置32の内容不一致を避けることができるのであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コンピュータ装置では、主記憶装置32とは別にROM
31を備えている。このROM31には、電源投入時の
実行プログラムの他に、I/O装置34などの制御用プ
ログラム、つまり、一般にBIOS(基本入出力システ
ム:Basic Input Output Syst
em)と呼ばれる基本入出力プログラムが格納されてい
る。このBIOSは、プログラム上で入出力を行う際に
頻繁に実行されるため、コンピュータ装置としての処理
性能向上を図るためには、BIOSの高速化が重要であ
る。しかし、高速化を図るために、このROM31をキ
ャッシュメモリ12の対象とすると、プログラムの間違
いなどにより、誤ってROM31のアドレスに書込みを
行った場合、キャッシュメモリ12にたまたま同じアド
レスのデータがあると、キャッシュメモリ12の該当記
憶内容が書き換わってしまう、という不具合が発生す
る。
【0010】すなわち、キャッシュメモリ12への書込
み時には、CPU10の外部に対しても書込み動作が行
われるが、CPU10内には、ライトバッファ13が設
けられており、ここに、アドレス、データ等の情報を蓄
えた時点で、CPUコア11は書込み動作を終了する。
CPU10の外部に対しては、このライトバファ13か
ら書込み動作が行われるので、キャッシュメモリ12が
先に書き換わり、外部への書込み動作はその後となる。
しかし、ROM31に対する書込み動作では、ROM3
1が読み出し専用メモリであるから、その内容は変化せ
ず、実際の書込みはできない。このため、ROM31に
対する書込みアクセスがなされた時には、キャッシュメ
モリ12の内容と実際のROM31の内容に不一致が発
生してしまうのである。
【0011】そのため、このような読み出し専用メモリ
であるROM31はキャッシュメモリ12の対象にはし
ない、という設計が一般的に行われている。
【0012】しかし、上記の従来方式では、ROM31
をキャッシュメモリ12の対象にしないため、キャッシ
ュメモリ12を用いたBIOSの高速化ができず、コン
ピュータ装置の処理速度の高速化ができないという問題
がある。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、書き換えのできないROMをキャッシュメモリの対
象にしうるキャッシュメモリ制御システムを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、外部の記憶装置の読み出しデータを中央
処理装置内蔵のキャッシュメモリに書き込ませる第1の
制御手段と、外部の記憶装置の書込みアクセス時にスヌ
ーピング信号を中央処理装置へ供給する第2の制御手段
とを備えるキャッシュメモリ制御システムにおいて、中
央処理装置から読み出されるべく接続された読み出し専
用メモリに対する、中央処理装置からの書込みアクセス
を検出し、検出信号を前記スヌーピング信号として中央
処理装置へ供給し、中央処理装置に書き込みアドレスの
データがキャッシュメモリに存在するか否か検索させ
て、存在する時に、キャッシュメモリのそのアドレスの
内容を無効化させる第3の制御手段を設けたものであ
る。
【0015】また、読み出し専用メモリに対する、前記
中央処理装置からの書込みアクセスを検出した時に、割
り込み信号を発生して中央処理装置へ供給し、プログラ
ムの実行を中断させる第4の制御手段を設けたものであ
る。
【0016】
【作用】本発明によれば、基本入出力プログラムが格納
されている、書き換えができない読み出し専用メモリに
対する書込みアクセスが仮にあったとしても、前記第3
の制御手段により、読み出し専用メモリのアドレスに対
応したデータがキャッシュメモリに存在する場合に、こ
れが無効化されるため、読み出し専用メモリとキャッシ
ュメモリの間に内容の不一致が発生することを防止する
ことができる。これによって、読み出し専用メモリをキ
ャッシュメモリの対象とすることができる。
【0017】また、前記第4の制御手段により、読み出
し専用メモリに対して書込みを行う誤った動作をするプ
ログラムを中断させることができるため、読み出し専用
メモリの内容と異なるデータがキャッシュメモリから読
み出されてしまう可能性を排除することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図1は
本発明になるキャッシュメモリ制御システムの一実施例
の構成図を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一
番号を付し、その説明を適宜省略する。
【0019】図1において、キャッシュ制御回路20
は、デコーダ22、23および2入力論理和回路24よ
りなる。デコーダ23は、前記したキャッシュ対象明示
信号cの他に、ROMアドレスに対する書込みを表す信
号eと、リセット信号fとを出力する構成とされてい
る。2入力論理和回路24は、デコーダ22の出力信号
とデコーダ23の出力信号eとの論理和をとって得た信
号を、前記スヌーピング信号dとして、CPU10へ出
力する。
【0020】また、35は割り込みレジスタで、SRフ
リップフロップで構成される。この割り込みレジスタ3
5の出力信号gは、CPU10に割り込み信号として入
力される。また、デコーダ23により割り込みレジスタ
35の解除用に割り当てられたアドレスへのアクセスを
検出された時に、割込みレジスタ35は、デコーダ23
から出力される信号fによりリセットされる。また、キ
ャッシュ対象明示信号cは、CPU10が主記憶装置3
2またはROM31をアクセスした場合に出力される。
そのため、ここでは、主記憶装置32とROM31のデ
ータがキャッシュメモリ12に取り込まれることにな
る。
【0021】次に、本実施例の動作について図2のタイ
ミングチャートとともに説明する。CPUコア11が命
令やデータを読もうとする場合は、従来と同様に、キャ
ッシュメモリ12にその命令やデータがあるかどうか
を、まず検索する。キャッシュメモリ12に、必要とす
る命令やデータがあれば、ここからCPUコア11に命
令やデータが読み出される。その命令やデータがキャッ
シュメモリ12にない場合には、CPU10は、必要と
するメモリのアドレスをアドレスバス41に出力する。
【0022】この時、キャッシュ制御回路20のデコー
ダ23は、CPU10の出力したアドレスがROM31
または主記憶装置32のアドレスであることを検出する
と、CPU10に対してキャッシュ対象明示信号cを出
力する。また、CPU10による読み出しを検出したR
OM31または主記憶装置32は、データバス42に命
令やデータを出力する。このデータバス42上に読み出
された命令やデータは、CPUコア11に取り込まれる
と同時に、キャッシュメモリ12にも書き込まれる。
【0023】このように、本実施例では、主記憶装置3
2だけでなく、ROM31に格納されている命令やデー
タも、キャッシュメモリ12に書込まれる。
【0024】次に、プログラムなどの間違いなどによ
り、誤ってROM31のアドレスに書込みを行った場合
について説明する。この場合、キャッシュメモリ12
に、同じアドレスのデータがあると、CPUコア11
は、キャッシュメモリ12を書き換えると共に、CPU
10の外部に対する書込みのために、一旦、ライトバッ
ファ13にデータ等を書込む。CPU10の外部に対す
る書込みは、従来と同様にライトバッファ13に情報を
書込み終った後で開始されるから、CPU10が、図2
(A)に51で示す時点で、外部に対する書込みを、ラ
イトバッファ13から開始する時には、すでに、キャッ
シュメモリ12の内容は書き換わっている。
【0025】これに対して、CPU10の外部にあるキ
ャッシュ制御回路20では、CPU10がライトバッフ
ァ13からROM31への書込みサイクルを開始する上
記の51に示す時点で、デコーダ23がこのROMアド
レスの書込みを検出し、図2(B)に示す如く信号eを
出力する。この信号eは、論理和回路24を通して、図
2(C)に示す如く、スヌーピング信号dとしてCPU
10へ出力される。
【0026】CPU10は、このスヌーピング信号dが
入力されると、その時点のアドレスであるROMアドレ
スのデータがキャッシュメモリ12に存在するか否かを
検索し、存在する場合は、そのキャッシュメモリ12の
アドレスのデータを無効化する。これにより、キャッシ
ュメモリ12の内容と、ROM31の内容の不一致の発
生を防止することができる。
【0027】このようにして、本実施例では、ROM3
1をキャッシュメモリ12の対象とすることができるた
め、ROM31に格納されているBIOSの高速化を図
ることができる。
【0028】ところで、CPUコア11は、ライトバッ
ファ13にアドレスやデータ等を蓄えると、実際のRO
M31や主記憶装置32への書き込みバスサイクルの終
了を待たずに、直ちに次の動作に移る。そのため、前記
の無効化のための処理が実際に発生する前に、上記の次
の動作として、CPUコア11がROM31の内容を読
み出そうとしたときには、無効化される直前の書き換え
られたデータ、すなわち、ROM31の内容とは異なる
内容のデータがキャッシュメモリ12から出力されてし
まう場合がある。
【0029】そこで、本実施例では、上記の無効化とは
別に、プログラムの実行を中断させるために割り込み制
御を行う。すなわち、デコーダ23がROMアドレスの
書込みを検出して、図2(B)に示した信号eを出力す
ると、この信号eで割り込みレジスタ35がセットされ
る。このセットにより、割り込みレジスタ35から、図
2(D)に示すように、割り込み信号gがCPU10へ
出力される。CPU10は、この割り込み信号gの入力
を検出すると、現在実行中のプログラムの実行を中断す
る。
【0030】これにより、ROM31のアドレスに書き
込みを行うといった誤った動作をするプログラムの実行
を中断させることができ、また、キャッシュメモリ12
の無効化だけでは、ROM31の内容とは異なる内容の
データがキャッシュメモリ12から出力されてしまう可
能性を排除することができる。
【0031】なお、割り込み信号gの解除は、次の手順
で可能である。すなわち、CPU10が割り込み処理プ
ログラムの中で、割り込みレジスタ35への解除のため
のアクセスをすると、デコーダ23は、アドレスバス4
1がこのアクセス時の特定のアドレス(割り込み解除用
アドレス)であることを検出して、信号fを出力する。
この信号fは、割り込みレジスタ35にリセット信号と
して供給される。従って、CPU10が、図2(A)に
52で示す時点で、割り込みレジスタ35への解除アク
セスを開始した時に、同図(D)に示すように、割り込
み信号gが解除(クリア)される。
【0032】なお、割り込み処理プログラムは、この割
り込み信号gの解除後は、中断したプログラムを引き続
き実行するのか、あるいは、その中断したプログラムの
継続はあきらめ、例えば、オペレーティング・システム
(OS)に戻るなどの、あらかじめ定めた処理をする。
【0033】このようにして、本実施例によれば、RO
M31をキャッシュメモリ12の対象にしても、キャッ
シュメモリ12とROM31との間に内容の不一致は発
生せず、コンピュータ装置としての処理速度向上が図れ
る。また、仮に、ROM31へ書き込むといった誤った
処理が行われても、その処理を中断することが可能なの
で、コンピュータ装置としての信頼性が向上する。
【0034】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、基
本入出力プログラムが格納されている、書き換えのでき
ない読み出し専用メモリもキャッシュメモリの対象とす
ることができるため、コンピュータ装置としての処理速
度を向上することができる。また、本発明によれば、読
み出し専用メモリに対して書込みを行うという誤った動
作をするプログラムの実行を中断させることができるた
め、コンピュータ装置の信頼性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の動作説明用タイムチャートである。
【図3】従来の一例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…中央処理装置(CPU)、11…CPUコア、1
2…キャッシュメモリ、13…ライトバッファ、20…
キャッシュ制御回路、22、23…デコーダ、24…2
入力論理和回路、31…リード・オンリ・メモリ(RO
M)、32…主記憶装置、33…ダイレクト・メモリ・
アクセス・コントローラ(DMAC)、34…入出力
(I/O)装置、35…割り込みレジスタ、c…キャッ
シュ対象明示信号、d…スヌーピング信号、g…割り込
み信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常本 俊幸 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 渡辺 誉央 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 鷲山 英之 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 長島 賢一 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央処理装置が読もうとするデータや命令
    が、該中央処理装置に内蔵されたキャッシュメモリに存
    在しない時に、該中央処理装置が外部の記憶装置を読み
    出しアクセスしたことを検出して、キャッシュ対象明示
    信号を該中央処理装置へ供給し、該中央処理装置に入力
    された該記憶装置からの読み出しデータを該キャッシュ
    メモリに書込ませる第1の制御手段と、 前記外部の記憶装置に対して書込みアクセスがされたこ
    とを検出して、スヌーピング信号を該中央処理装置へ供
    給し、該中央処理装置に書込みアドレスのデータが該キ
    ャッシュメモリに存在するか否か検索させて、存在する
    時に、該キャッシュメモリのそのアドレスの内容を無効
    化させる第2の制御手段とを備えるキャッシュメモリ制
    御システムにおいて、 前記中央処理装置から読み出されるべく接続された読み
    出し専用メモリに対する該中央処理装置からの書込みア
    クセスを検出し、検出信号を前記スヌーピング信号とし
    て前記中央処理装置へ供給する第3の制御手段を有する
    ことを特徴とするキャッシュメモリ制御システム。
  2. 【請求項2】前記読み出し専用メモリに対する、前記中
    央処理装置からの書き込みアクセスを検出した時に、割
    り込み信号を発生して該中央処理装置に供給し、プログ
    ラムの実行を中断させる第4の制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載のキャッシュメモリ制御
    システム。
JP5156553A 1993-06-28 1993-06-28 キャッシュメモリ制御システム Pending JPH0713865A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044759A (ja) * 2001-10-30 2010-02-25 Keicy K Chung ネットワークを越えてファイルを配布するためのローカル化された読み込み専用記憶装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044759A (ja) * 2001-10-30 2010-02-25 Keicy K Chung ネットワークを越えてファイルを配布するためのローカル化された読み込み専用記憶装置

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