JPH0523343B2 - - Google Patents

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JPH0523343B2
JPH0523343B2 JP61039622A JP3962286A JPH0523343B2 JP H0523343 B2 JPH0523343 B2 JP H0523343B2 JP 61039622 A JP61039622 A JP 61039622A JP 3962286 A JP3962286 A JP 3962286A JP H0523343 B2 JPH0523343 B2 JP H0523343B2
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JP
Japan
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blade
blower
switch
air
airflow
Prior art date
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Application number
JP61039622A
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English (en)
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JPS62196547A (ja
Inventor
Hideaki Ishioka
Hiroyuki Umemura
Kenji Matsuda
Katsuyuki Aoki
Kyoichi Tawara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS62196547A publication Critical patent/JPS62196547A/ja
Publication of JPH0523343B2 publication Critical patent/JPH0523343B2/ja
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空気調和機に関し、特に空気調和機
における吹出気流の流れ方向制御に関するもので
ある。
〔従来の技術〕 第6図は例えば特公昭57−15296号公報に示さ
れた天井吊りまたは壁掛形の空気調和機における
室内ユニツトの要部断面図である。同図におい
て、1は室内ユニツトにおける吹出口の要部断面
図であつて、図示しない吸入口から熱交換器を介
して室内空気を吸引する図示しない送風機から供
給される熱交換された空気を案内する案内板2
a,2bによつて構成されている。3は吹出口1
の出口部分に設けられた軸4を中心として回転す
る羽根であつて、吹出口1から排出される気流の
向きをその回転位置によつて制御する。
第7図は第6図に示す羽根3の駆動機構を示す
正面図であつて、5は羽根3が固定された軸4に
連結された電動機、6,7は羽根3によつてオ
ン・オフ駆動されるスイツチであつて、通常時は
オフとなつている。つまり、スイツチ6,7は第
7図を−線に沿つて切断した要部を第8図に
示すように、羽根3の左回転時にスイツチ6のア
クチユエータが羽根3により押し込まれてオフと
なり、また羽根3の右回転時にスイツチ7のアク
チユエータが押し込まれてオフとなる。
第9図は第7図、第8図に示す電動機5の駆動
系を示す回路図であつて、電動機5はそのコモン
端子が交流電源8に直接的に接続されており、正
転および逆転端子にはスイツチ6,7がそれぞれ
接続されている。9はスイツチ6,7の他端を選
択して交流電源8の他端に接続するリレー10の
接点であつて、通常時は例えばスイツチ7を選択
している。なお、11は例えば吹出口1の一部に
設けられて、吹出温度を検出するサーミスタであ
つて、吹出温度が設定値を越えるとリレー10を
駆動させることによつて、接点9をスイツチ6側
に切り換えさせて電動機5を前と逆の方向に回転
させる。
次に動作について説明する。気流を上向きにす
る場合には、第8図の状態において交流電源8を
供給する。すると、電流は接点9とスイツチ7の
直列体を介して電動機5の正転端子に流れること
から、電動機5は第7図において時計方向に回転
する。電動機5が時計方向に回転すると、この電
動機5の回転軸に連結されている軸4も回転して
羽根3が時計方向に移動する。そして、この羽根
3の時計方向の回転に伴なつてスイツチ7のアク
チユエータが押し込まれることにより開となるこ
とから、電動機5への電源が断たれて停止する。
この結果、羽根3はスイツチ7をオフさせた位
置、つまり上向きの状態で固定されていることに
なる。
次に、吹出口1の温度が上昇して、サーミスタ
11の出力が設定値以上に上昇すると、リレー1
0が励磁されて接点9が図示と逆の状態に切り替
わる。すると、接点9とスイツチ6の直列体を介
して電動機5の逆転端子に電流が流れることか
ら、電動機5が前述した場合と逆の反時計方向に
回転する。この結果、羽根3も反時計方向に回転
し、やがてこの羽根3がスイツチ6のアクチユエ
ータを押し込んでオフにさせる。スイツチ6がオ
フになると、電動機5への電流が断たれることか
ら、回転が停止されて、羽根3がスイツチ6をオ
フさせた位置、つまり下向きの状態で固定され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の空気調和機は以上のように構成されてい
るので、吹出気流の下流側が常に羽根の片面でし
か制御されていないことから、吹出方向の変化範
囲を大きくしようとする場合、あるいは羽根の位
置変更時に気流が乱れて騒音が大きくなる問題点
があつた。
この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、吹出し方向の範囲拡大が容
易に行なえるとともに、羽根位置の変更時あるい
は固定時に生ずる騒音を低減することができる空
気調和機を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和機は、室内ユニツトの
吹出口に360°回転可能な円弧状をなした羽根を設
け、この羽根の角度位置を制御することによつて
吹出し気流の方向を制御するものである。
〔作用〕
この発明における空気調和機においては、吹出
口に設けられた気流制御用の羽根を360°回転可能
な円弧状としたことから、吹出口における気流の
上流側を羽根の内側と外側に使いわけることが可
能になり、これに伴なつて最適な気流方向が設定
されることから、騒音の低減が計れることにな
る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図は空気調和機の室内ユニツトを示す要
部断面図であつて、12は室内ユニツトの外箱、
13は外箱12の前面上部に設けられた吸入口、
14は吸入口13と対向する部分に設けられた熱
交換器、15は熱交換器14に固定されたサーミ
スタ、16は送風機であつて、前記熱交換器14
を介して吸引することにより熱交換した室内空気
を吹出口1から再び室内に排出する。17は吹出
口1から排出される空気の気流方向を制御する羽
根であつて、吹出口1に設けられている軸18に
固定されて360°回転するようになつている。
第2図は第1図に示す吹出口1の第5図相当図
であつて、19は羽根17を回転させる羽根駆動
部としての電動機である。そして、この様に構成
された羽根17を固定して回転する軸18の一部
には、第3図に示すようにその一部に羽根17の
角度位置を示す切欠きを有するカム20が固定さ
れている。21はカム20の外周に接することに
より、このカム20の形状から羽根17の位置を
検出する位置検出部を構成するスイツチである。
第4図は電動機19の駆動系を示す回路図であ
つて、同図において22は送風機16を駆動する
送風電動機、23は送風機スイツチであつて、送
風電動機22を介して交流電源8の両端に接続さ
れている。24は羽根駆動制御部であつて、位置
検出用のスイツチ21の出力信号と、外部から供
給される位置設定入力により羽根17の位置を決
定するとともに、電動機19を介して交流電源8
の両端に接続された羽根駆動用の接点25を制御
する。
次に動作を説明する。まず、送風機スイツチ2
3が閉じられると、交流電源8の出力が送風電動
機22に供給されることから、この送風電動機2
2が駆動されて送風機16が回転される。送風機
16が回転すると、室内空気が吸入口13から熱
交換器14を介して吸引することになり、この熱
交換器14部分を通過する時に流入する空気が熱
交換される。そして、この送風機16によつて吸
引された空気は、吹出口1から再び室内に戻され
ることによつて循環する。
ここで、外部から位置設定入力が羽根駆動制御
回路24に供給されると、この羽根駆動制御回路
24は一旦接点25を閉じることによつて羽根駆
動用の電動機19を駆動させる。すると、羽根1
7が固定されている軸18と一体に回転するカム
20の羽根位置を示す切欠き部分をスイツチ21
が検出して出力信号を発生する。羽根駆動制御回
路24は、スイツチ21によつて検出された羽根
位置と位置設定入力との関係から、羽根17の最
適位置を求め、この最適位置に羽根17が位置す
るように接点25を制御する。つまり、吹出口1
から吹き出される気流を下向きにする場合には、
円弧状をなした羽根17の内側が気流の下面側に
なるように、つまり第1図、第2図に示す羽根1
7の位置に固定することにより、気流の流れを乱
すことなく、下向きにすることができる。逆に吹
出口1から吹き出される気流を上向きにする場合
には、円弧状をなした羽根17の内側が気流の上
面側となるように、つまり第1図、第2図に示す
羽根17aの位置に固定することにより、気流の
流れを乱すことなく、上向きにすることができ
る。
第5図はこの発明による他の実施例を示す制御
系の回路図である。同図において26は接点25
に対して直列に接続されたリレー、27はリレー
26の接点であつて、リレー26が励磁されると
固定接点aから固定接点bに切り替わることによ
り、送風電動機22の回転を低速状態に切替え
る。
このように構成された空気調和機においては、
羽根駆動制御回路24によつて接点25が閉じら
れることにより、羽根駆動用の電動機19が駆動
されると、リレー26が励磁されることから、接
点27が固定接点b側に切り替えられる。接点2
7が固定接点b側に切り替えられると、送風電動
機22が低速回転となることから、吹出口1から
排出される風量が低下して、羽根位置の変更時に
おける騒音を低減させることができる。そして、
接点25の開放によつて羽根17が最適位置に固
定されると、リレー26の励磁が解かれることか
ら、接点27が固定接点aに接続されて送風電動
機22の回転が高められて通常の送風量に戻され
る。
なお、上記実施例においては、羽根17の位置
を検出するのにカム20とスイツチ21を用いた
が、回転抵抗体等の他の位置検出手段を用いても
良いことは言うまでもない。また、外部入力とし
ては、吹出温度を検出するサーミスタの出力信号
とすることもできる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、360°回転可能
な円弧状をなした羽根を室内ユニツトの吹出口に
設け、この羽根の角度位置を制御することによつ
て気流の流れ方向を制御するものであるために、
気流の吹出方向を広範囲にわたつて容易に変化さ
せることができるとともに、気流の乱れが低下し
て騒音が低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による空気調和機
の室内ユニツト部分の要部断面図、第2図は第1
図に示す吹出口部分の断面図、第3図は羽根駆動
部の要部側面図、第4図は第1図、第2図に示す
羽根の駆動制御系を示す回路図、第5図は他の実
施例を示す回路図、第6図は従来の空気調和機に
おける室内ユニツトの吹出口を示す要部断面図、
第7図は第6図に示す羽根の駆動機構を示す要部
側面図、第8図は第7図に示す−線に沿う断
面図、第9図は第7図、第8図に示す羽根の駆動
制御系を示す回路図である。 1は吹出口、17,17aは羽根、18は軸、
19は電動機、20はカム、21はスイツチ、2
2は送風電動機、23は送風スイツチ、24は羽
根駆動制御回路、25,27は接点、26はリレ
ー。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に熱交換器と送風機を有し、前記送風機
    により吸引した室内空気を前記熱交換器により熱
    交換して吹出口から再び室内に戻す室内ユニツト
    を有する空気調和機において、前記吹出口部分に
    360°回転可能に設けられた円弧状の羽根と、この
    羽根を回転駆動して角度位置を可変する羽根駆動
    部とを設けることにより、前記羽根の角度位置に
    より羽根の上面および下面を利用して、吹出気流
    の方向を制御することを特徴とする空気調和機。 2 羽根駆動部の作動時に送風機の回転を下げる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空
    気調和機。
JP61039622A 1986-02-25 1986-02-25 空気調和機 Granted JPS62196547A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61039622A JPS62196547A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 空気調和機

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JP61039622A JPS62196547A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPS62196547A JPS62196547A (ja) 1987-08-29
JPH0523343B2 true JPH0523343B2 (ja) 1993-04-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9201002B2 (en) 2009-12-29 2015-12-01 Koninklijke Philips N.V. Gas measurement module for use in therapeutic settings having a microspectrometer with a shortened optical path

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JPS62196547A (ja) 1987-08-29

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