JPS6042381B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPS6042381B2 JPS6042381B2 JP51155231A JP15523176A JPS6042381B2 JP S6042381 B2 JPS6042381 B2 JP S6042381B2 JP 51155231 A JP51155231 A JP 51155231A JP 15523176 A JP15523176 A JP 15523176A JP S6042381 B2 JPS6042381 B2 JP S6042381B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermostat
- speed
- fan motor
- compressor
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気調和機、特にその制御回路の改良に関する
ものである。
ものである。
一般に空気調和機においてはコンプレッサ負荷等をその
設定温度に応じてオン−オフするサーモスタットが備え
られているが、従来室内ファンはこのサーモスタットの
オン−オフには関係なく、サーモスタットのオフ時にも
一定の回転数で回転するようになつていた。
設定温度に応じてオン−オフするサーモスタットが備え
られているが、従来室内ファンはこのサーモスタットの
オン−オフには関係なく、サーモスタットのオフ時にも
一定の回転数で回転するようになつていた。
そのため特に暖房運転においてサーモスタットがオフの
ときには室内を冷風が循環し、不快感を与えていた。ま
た、サーモスタットがオフになると補助ヒータおよびコ
ンプレッサ負荷が停止するので、サーモスタットの切換
わり時点に部屋を循環する風の吐出温度が急激に低下し
やはり不快感を与えるという問題があつた。第１図はそ
の従来例を示したものであり、この第１図において１は
電源、２は冷暖房用のサーモスタット、３は操作スイッ
チ、４は室内ファンモータ、５は補助ヒータ、６は室内
側の端子板、７は室内ユニット、８は室外側の端子板、
９は四方電磁弁コイルであつて暖房サイクルと冷房サイ
クルを切換える。
ときには室内を冷風が循環し、不快感を与えていた。ま
た、サーモスタットがオフになると補助ヒータおよびコ
ンプレッサ負荷が停止するので、サーモスタットの切換
わり時点に部屋を循環する風の吐出温度が急激に低下し
やはり不快感を与えるという問題があつた。第１図はそ
の従来例を示したものであり、この第１図において１は
電源、２は冷暖房用のサーモスタット、３は操作スイッ
チ、４は室内ファンモータ、５は補助ヒータ、６は室内
側の端子板、７は室内ユニット、８は室外側の端子板、
９は四方電磁弁コイルであつて暖房サイクルと冷房サイ
クルを切換える。
１０は室外ファンモータ、１１は・コンプレッサ、１２
は室外ユニットである。
は室外ユニットである。
この回路の動作について説明すると、操作スイッチ３を
停止ノッチにしておくと電源１からの回路が接続されず
運転は行われない。次に操作スイッチ３を送風ノッチに
すると電源１から室内ファフッモータ４に接続されて回
転して室内空気が循環する。このときその他のものは動
作しない。次に操作スイッチ３を冷房のノッチにセット
するとサーモスタット２の端子が共−Ｃ間に接続されて
いるとファンモータ１０、コンプレッサ１１が接続５さ
れて冷房運転を行う。この場合は部屋の温度がサーモス
タット２の設定値より高く冷房を必要とする場合である
が、部屋の温度が下つてきてサーモスタット２の設定値
より低くなるとサーモスタツト２の接点が共−Ｃから共
−Ｈに切り換わりファンモータ１０，コンプレッサ１１
が停止して冷房運転を中止する。このときファンモータ
４は回転している。そして部屋の温度が上昇するとサー
モスタット２が動作して接点が共−Ｃになり、再び冷房
運転が行なわれる。このような動作をくり返して部屋の
温度を常に一定に保つ。次に操作スイッチ３を暖房ノッ
チにセットするとファンモータ４は連続運転をし、サー
モスタット２の接点が共−Ｈになつていると補助ヒータ
５，およびファンモータ１０，コンプレッサ１１の回路
が形成され四方電磁弁コイル９も動作する。
停止ノッチにしておくと電源１からの回路が接続されず
運転は行われない。次に操作スイッチ３を送風ノッチに
すると電源１から室内ファフッモータ４に接続されて回
転して室内空気が循環する。このときその他のものは動
作しない。次に操作スイッチ３を冷房のノッチにセット
するとサーモスタット２の端子が共−Ｃ間に接続されて
いるとファンモータ１０、コンプレッサ１１が接続５さ
れて冷房運転を行う。この場合は部屋の温度がサーモス
タット２の設定値より高く冷房を必要とする場合である
が、部屋の温度が下つてきてサーモスタット２の設定値
より低くなるとサーモスタツト２の接点が共−Ｃから共
−Ｈに切り換わりファンモータ１０，コンプレッサ１１
が停止して冷房運転を中止する。このときファンモータ
４は回転している。そして部屋の温度が上昇するとサー
モスタット２が動作して接点が共−Ｃになり、再び冷房
運転が行なわれる。このような動作をくり返して部屋の
温度を常に一定に保つ。次に操作スイッチ３を暖房ノッ
チにセットするとファンモータ４は連続運転をし、サー
モスタット２の接点が共−Ｈになつていると補助ヒータ
５，およびファンモータ１０，コンプレッサ１１の回路
が形成され四方電磁弁コイル９も動作する。
この電磁弁コイル９の動作により冷凍サイクルが切り換
わり暖房サイクルとなり暖房運転が行われる。そして部
屋の温度が設定値より高くなるとサーモスタット２が動
作して接点が共−Ｈから共−Ｃに切り換わりファンモー
タ１０，コンプレッサ１１，補助ヒータ５がオフして暖
房運転が停止される。このくり返しにより室温がサーモ
スタット２の設定温度になるよう制御される。上記の如
く構成され、そして作動する従来の空気調和機は前述し
たように、特に暖房運転においてサーモスタットがオフ
のとき冷風が循環し、またその切換わり時に急激に吐出
温度が低下して不快感を与えるという問題があつた。
わり暖房サイクルとなり暖房運転が行われる。そして部
屋の温度が設定値より高くなるとサーモスタット２が動
作して接点が共−Ｈから共−Ｃに切り換わりファンモー
タ１０，コンプレッサ１１，補助ヒータ５がオフして暖
房運転が停止される。このくり返しにより室温がサーモ
スタット２の設定温度になるよう制御される。上記の如
く構成され、そして作動する従来の空気調和機は前述し
たように、特に暖房運転においてサーモスタットがオフ
のとき冷風が循環し、またその切換わり時に急激に吐出
温度が低下して不快感を与えるという問題があつた。
本発明は上記従来の空気調和機の問題点に鑑みてなした
ものであり、サーモスタットオフ時はファンの回転数を
高速から低速へなめらかに低下させ、また逆にサーモス
タットオン時は低速から高速になめらかに上昇させてサ
ーモスタット切換わり時の吐出温度の急激な変化を防止
すると共に、サーモスタットオフ時の不快感を除去し、
さらにこれに併せて暖房用補助ヒータを組み込むことに
より、暖房運転時の不快感を解消したものである。
ものであり、サーモスタットオフ時はファンの回転数を
高速から低速へなめらかに低下させ、また逆にサーモス
タットオン時は低速から高速になめらかに上昇させてサ
ーモスタット切換わり時の吐出温度の急激な変化を防止
すると共に、サーモスタットオフ時の不快感を除去し、
さらにこれに併せて暖房用補助ヒータを組み込むことに
より、暖房運転時の不快感を解消したものである。
以下、本発明空気調和機の制御回路を示した第２図およ
び本発明空気調和機の動作を示した第３図を参照して本
発明について詳細に説明する。
び本発明空気調和機の動作を示した第３図を参照して本
発明について詳細に説明する。
尚、第１図と同一部分は同記号を付して説明を省略する
。本発明は第２図に示す如く第１図に示した従来の回路
の一部で改良したものてあり、補助ヒータ５をサーモス
タット２を介さずに操作スイッチ３を介して直接電源１
側に接続すると共にサーモスタット２に直列に制御用リ
レー１３を挿入し、且つファンモータ４に直列に該ファ
ンモータ４の回転数を自動的に高速から低速、または低
速から高速へ無段階に制御する無段変速回路１４を挿入
し、前記リレー１３の接点１３ａのオン−オフにより該
回路１４を作動させるようにしたものである。
。本発明は第２図に示す如く第１図に示した従来の回路
の一部で改良したものてあり、補助ヒータ５をサーモス
タット２を介さずに操作スイッチ３を介して直接電源１
側に接続すると共にサーモスタット２に直列に制御用リ
レー１３を挿入し、且つファンモータ４に直列に該ファ
ンモータ４の回転数を自動的に高速から低速、または低
速から高速へ無段階に制御する無段変速回路１４を挿入
し、前記リレー１３の接点１３ａのオン−オフにより該
回路１４を作動させるようにしたものである。
尚、無段変速回路１４としては、例えば周知の抵抗及び
コンデンサを使用し出力を無段階に制御フし得る充放電
回路によつて構成してもよく、又電子的な制御回路やサ
ーミスタ等を使用した回路により容易に構成することが
できる。
コンデンサを使用し出力を無段階に制御フし得る充放電
回路によつて構成してもよく、又電子的な制御回路やサ
ーミスタ等を使用した回路により容易に構成することが
できる。
次に第２図に示した本発明空気調和機の制御回路の動作
について説明する。
について説明する。
室内ファンモータ４門は操作スイッチ３の送風ノッチで
は無段変速回路１４が作動せず低速運転で連続運転して
いる。次に冷房ノッチにしてサーモスタット２の接点が
共上につながり冷房運転するとリレー１３が動作してリ
レー接点１３ａがオンして無段変速回路１Ｊ４も動作し
ファンモータ４は低速から徐々に回転数が上ソー定時間
過ぎてから高速運転状態になる。この場合、単に低速か
ら高速にいきなり切り換えると変速時の音が大きくなり
不快感を与え、また気流の流れも急に変わるので好まし
くないが上記の如く無段変速回路１４によつて無段階に
制御することによりこの問題は解決できる。またサーモ
スタット２が動作して接点が共上から共一Ｈに切り換わ
ると上記と逆の動作が行われる。つまり高速から徐々に
ある一定時間後低速に切り換わる。次に操作スイッチ３
を暖房ノッチにセットすると室内ファンモータ４の動作
は冷房運転時と同様に動作して、サーモスタット２の接
点が共−Ｈに切り換わると低速から高速へ、また共上に
切り換わると高速から低速へ無段階にある時間後に変速
する。この場合も前記冷房運転の場合と同様に変速時の
騒音および気流の変化を最小限に抑えるが、次のような
ことも防止される。つまり暖房運転の場合暖房運転が停
止すると冷風がでてきて風速が速いと冷たく感じて不快
感を味わうが、上記第２図の制御回路の場合サーモスタ
ット２のオン−オフに関係なしに補助ヒータ５に通電さ
れ、且つサーモスタット２のオフ時にファンモータ４の
回転数が高速から低速へと徐々に減速されるので吐出温
度がそれ程下ることはなく冷風が吹き出しによる不快惑
を与えることはない。尚、上記補助ヒータ５への通電は
連続的あるいは補助ヒータ５の近辺にサーモスタットを
設けてこのサーモスタットにより制御するようにしても
良く、またはタイマーを使用して断続運転をさせて吹き
出し温度の低下を防止しても良い。
は無段変速回路１４が作動せず低速運転で連続運転して
いる。次に冷房ノッチにしてサーモスタット２の接点が
共上につながり冷房運転するとリレー１３が動作してリ
レー接点１３ａがオンして無段変速回路１Ｊ４も動作し
ファンモータ４は低速から徐々に回転数が上ソー定時間
過ぎてから高速運転状態になる。この場合、単に低速か
ら高速にいきなり切り換えると変速時の音が大きくなり
不快感を与え、また気流の流れも急に変わるので好まし
くないが上記の如く無段変速回路１４によつて無段階に
制御することによりこの問題は解決できる。またサーモ
スタット２が動作して接点が共上から共一Ｈに切り換わ
ると上記と逆の動作が行われる。つまり高速から徐々に
ある一定時間後低速に切り換わる。次に操作スイッチ３
を暖房ノッチにセットすると室内ファンモータ４の動作
は冷房運転時と同様に動作して、サーモスタット２の接
点が共−Ｈに切り換わると低速から高速へ、また共上に
切り換わると高速から低速へ無段階にある時間後に変速
する。この場合も前記冷房運転の場合と同様に変速時の
騒音および気流の変化を最小限に抑えるが、次のような
ことも防止される。つまり暖房運転の場合暖房運転が停
止すると冷風がでてきて風速が速いと冷たく感じて不快
感を味わうが、上記第２図の制御回路の場合サーモスタ
ット２のオン−オフに関係なしに補助ヒータ５に通電さ
れ、且つサーモスタット２のオフ時にファンモータ４の
回転数が高速から低速へと徐々に減速されるので吐出温
度がそれ程下ることはなく冷風が吹き出しによる不快惑
を与えることはない。尚、上記補助ヒータ５への通電は
連続的あるいは補助ヒータ５の近辺にサーモスタットを
設けてこのサーモスタットにより制御するようにしても
良く、またはタイマーを使用して断続運転をさせて吹き
出し温度の低下を防止しても良い。
さらにこの補助ヒータ５のヒータ容量を自動的に落すよ
うにしても良い。第３図はファンモータ４の回転数変化
とサーモスタット２のオン−オフ状況およびコンプレッ
サ１１，室外ファンモータ１０の動作状況とを関連的に
示した動作説明図である。
うにしても良い。第３図はファンモータ４の回転数変化
とサーモスタット２のオン−オフ状況およびコンプレッ
サ１１，室外ファンモータ１０の動作状況とを関連的に
示した動作説明図である。
本発明に係る空気調和機は上述したようにサーモスタッ
トのオン−オフに応答して室内ファンモータの回転数を
高速から低速へあるいは低速から高速へ無段階に変速す
るものであるから、サーモスタットの切換わり時吐出温
度が急激に変化することがなく、また暖房運転時には併
せて暖房補助ヒータが作動するので、サーモスタットが
オフした時でも吐出温度が大きく変化することがない。
トのオン−オフに応答して室内ファンモータの回転数を
高速から低速へあるいは低速から高速へ無段階に変速す
るものであるから、サーモスタットの切換わり時吐出温
度が急激に変化することがなく、また暖房運転時には併
せて暖房補助ヒータが作動するので、サーモスタットが
オフした時でも吐出温度が大きく変化することがない。
さらに暖房運転および冷房運転共サーモスタットがオフ
のとき室内側ファンモータの回転数が低速になるので節
電効果も得られる。
のとき室内側ファンモータの回転数が低速になるので節
電効果も得られる。
第１図は従来空気調和機の制御回路図、第２図は本発明
に係る空気調和機の制御回路図、第３図は本発明空気調
和機の動作説明図てある。 尚、２はサーモスタット，３は操作スイッチ，４は室内
ファンモータ，５は補助ヒータ，１３はリレー，１３ａ
はリレー接点，１４は無段変速回路である。
に係る空気調和機の制御回路図、第３図は本発明空気調
和機の動作説明図てある。 尚、２はサーモスタット，３は操作スイッチ，４は室内
ファンモータ，５は補助ヒータ，１３はリレー，１３ａ
はリレー接点，１４は無段変速回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ コンプレッサと、このコンプレッサをオン−オフ制
御するサーモスタットと、室内ファンモータと、前記サ
ーモスタットのコンプレッサオン−オフ制御に応答して
前記室内ファンモータの回転数を高速から低速へあるい
は低速から高速へ徐々に変速する無段変速回路と、前記
サーモスタットを介することなく電源側に接続され、暖
房運転時常時通電される暖房補助ヒータとを、具備して
なる空気調和機。 ２ コンプレッサと、このコンプレッサをオン−オフ制
御するサーモスタットと、室内ファンモータと、前記サ
ーモスタットのコンプレッサオン−オフ制御に応答して
前記室内ファンモータの回転数を高速から低速へあるい
は低速から高速へ徐々に変速する無段変速回路と、前記
サーモスタットを介することなく電源側に接続され、暖
房運転時その通電が制御される暖房補助ヒータとを具備
してなる空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51155231A JPS6042381B2 (ja) | 1976-12-22 | 1976-12-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51155231A JPS6042381B2 (ja) | 1976-12-22 | 1976-12-22 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5378649A JPS5378649A (en) | 1978-07-12 |
| JPS6042381B2 true JPS6042381B2 (ja) | 1985-09-21 |
Family
ID=15601387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51155231A Expired JPS6042381B2 (ja) | 1976-12-22 | 1976-12-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6042381B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5777219A (en) * | 1980-11-04 | 1982-05-14 | Nissan Motor Co Ltd | Air conditioner for vehicle |
| JPS60194245A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 空気調和機の制御装置 |
| JPH02267452A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機のファン駆動制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5436528Y2 (ja) * | 1973-02-21 | 1979-11-05 |
-
1976
- 1976-12-22 JP JP51155231A patent/JPS6042381B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5378649A (en) | 1978-07-12 |
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