JPH0523281U - 紙幣保持クリツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】紙幣保持部１と取付部２は紙幣保持部１に設け
られたボス受けａと取付部２に設けられた回転支持ボス
ｂで回転自在に嵌合される。ボス受けａと回転支持ボス
ｂは、はめあいとしてきつく嵌合してあり、紙幣保持部
１と取付部２とは相対的に自在な角度設定が得られる。 【効果】取付面の角度にかかわらず紙幣保持部を任意の
角度に設定できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は販売時点情報管理装置（ＰＯＳ）に用いる紙幣保持クリップに関する 。

【０００２】

【従来の技術】

従来の紙幣保持クリップは、図２に示す様に、紙幣保持部１１と取付部１２が 一体で形成されており、取付部１２には両面接着テープ１３が貼られており、取 付面へ貼り付ける際ライナー紙１４を剥ぎ貼り付けていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述した従来の紙幣保持クリップでは、紙幣保持部と取付部が一体で形成され ているため、取付面の角度に対する融通性が無く、取付場所が限定されてしまう という欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の紙幣保持クリップは、紙幣保持部と、取付面に固着自在な取付部と、 前記紙幣保持部と前記取付部の継手部分において前記紙幣保持部と前記取付部と の相対角度を任意に設定自在な回転支持部とを備えている。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。

【０００６】 図１は本考案の一実施例を示し、同図（ａ）は斜視図、同図（ｂ）は分解斜視 図、同図（ｃ）及び（ｄ）は本実施例の取付状態を示す側面図である。

【０００７】 本実施例は紙幣保持部１と取付部２とに分解され、紙幣保持部１と取付部２は 紙幣保持部１に設けられたボス受けａと取付部２に設けられた回転支持ボスｂで 回転自在に嵌合される。ボス受けａと回転支持ボスｂは、はめあいとしてきつく 嵌合してあり、紙幣保持部１と取付部２とは相対的に自在な角度設定が得られる 。取付部２には両面接着テープ３が貼られており、取付面５へ貼り付ける際にラ イナー紙４を剥いで貼り付ける。

【０００８】 このような本実施例によれば、図１（ｃ）及び（ｄ）に取付状態を示すように 、取付面５の角度にかかわらず紙幣保持部１を任意の角度に設定することができ る。

【０００９】

【考案の効果】

以上説明したように本考案は、紙幣保持部と取付部が回転挙動ならしめる回転 支持ボスとこれに嵌合さるボス受け部を持つことにより、取付面の角度にかかわ らず、紙幣保持部を任意の角度に設定できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示し、同図（ａ）は斜視
図、同図（ｂ）は分解斜視図、同図（ｃ）及び（ｄ）は
本実施例の取付状態を示す側面図である。

【図２】従来の紙幣保持クリップを示し、同図（ａ）は
斜視図、同図（ｂ）は側面図である。

【符号の説明】

１，１１ 紙幣保持部 ２，１２ 取付部 ３，１３ 両面接着テープ ４，１４ ライナー紙 ５ 取付面 ａ ボス受け ｂ 回転支持ボス

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙幣保持部と、取付面に固着自在な取付
   部と、前記紙幣保持部と前記取付部の継手部分において
   前記紙幣保持部と前記取付部との相対角度を任意に設定
   自在な回転支持部とを備えることを特徴とする紙幣保持
   クリップ。