JP3011490U - 自動車用バインダー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車内で運転手自らが何かものを書くときに片
方の手でバインダーを支え片方の手でものを書くという
ように両手を使わずに、右手あるいは左手の一方でもの
を書けるようにしようとするものである。 【構成】 裏面の中央部にマジックテープ（登録商標）
が貼られたバインダーとそれを受けるやはりマジックテ
ープが貼られた回転板付き固定板とよりなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、自動車の運転手が自ら車内で何かメモをしておきたい時や、又タク シーのドライバーが領収書を発行する時に便利にしようとするものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、運転手自らが車内で何かメモをとったり又何か書いたりする時は、片手 でバインダーを支え、片方の手でメモをとったり物を書いたりしなければならな かったので非常に不便であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、両手を使わなくても右手一本あるいは左手一本で運転手自らが車 内でメモをとったり物を書いたりできるようにしようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図１のごとくプラスチックでできた固定板の上に回転が自在の回転板を貼り付 け、回転板の上部にマジックテープを貼り付ける。 一方バインダーの裏面の中央部にもマジックテープを貼り付け、両方をこのテ ープでくっつける。 更にこの固定板を自動車のハンドルの中央部のどこか平らな面に接着剤あるい は両面テープ等で固定する。

【０００５】

【作用】

バインダーと回転板とはマジックテープで、回転板と固定板とは接着剤で、固 定板とハンドルの中央部とも接着されている為、これをつけたままで走行しても バインダーは落ちないし、又回転が自在であるからハンドルをどうまわそうがバ インダーは元の位置でじっとしたままである。

【０００６】

【実施例】

図２のようにバインダーの下の部品をハンドルの中央部に取り付けバインダー をこの部品に押しつける。この際、マジックテープはあまり大き過ぎても小さす ぎても用をなさない。 なお、バインダーは透明でできているので、上からのぞきこんでやれば両者の マジックテープの位置は一目瞭然である。

【０００７】

【考案の効果】

この考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。この バインダーは既に述べたごとく固定されているので、つけたまま走行しても落ち ないし、又横１３ｃｍ縦１８ｃｍと小さいためにハンドルのワッパの中におさま ってしまい、何ら邪魔にならない。 又自由に回転するので、ハンドルがどんな位置で止まってもメモを取る上で支 障をきたさない。更にバインダーの脱着がマジックテープで容易にできるためバ インダーごと車外に簡単に持って行けるという効果も備えている。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動車用バインダーの断面図

【図２】このバインダーの取り付け図

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】自動車のハンドルの中心部に図１のように
   回転が自在で、かつ脱着が容易にできる様取り付けられ
   たバインダーである。