JPH0523266A - 遅延機能付き位相制御回路 - Google Patents

遅延機能付き位相制御回路

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JPH0523266A
JPH0523266A JP18094591A JP18094591A JPH0523266A JP H0523266 A JPH0523266 A JP H0523266A JP 18094591 A JP18094591 A JP 18094591A JP 18094591 A JP18094591 A JP 18094591A JP H0523266 A JPH0523266 A JP H0523266A
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JP
Japan
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circuit
voltage
capacitor
bidirectional
triac
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JP18094591A
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English (en)
Inventor
Teruo Okauchi
照男 岡内
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Yashima Denki Co Ltd
Original Assignee
Yashima Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手元スイッチをOFFした後も一定時間、動作
し続ける交流電源の位相制御回路を提供する。 【構成】漏洩形3脚トランス5を用いる位相制御回路に
おいて、トライアック3の電流値を検出するピックアッ
プ回路9と、ピックアップ回路9の出力が低下した場合
にフォトカプラPHをON状態にするコンパレータ12
を設ける。手元スイッチSWがOFFになるとフォトカ
プラPHがONしてトライアック4のゲート回路13が
動作する。しかし、一定時間後、コンデンサC2 が充電
されてフォトカプラPHをOFFにするのでトライアッ
ク4も非動作状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電源の位相制御
回路に関し、詳細にはセントラル掃除機などに使用する
遅延機能付きの位相制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】セントラル掃除機などの電力機器の位相
制御をする場合、従来は、例えば図3のような回路を使
用していた。すなわち、図3は、セントラル掃除機など
の電力制御回路の原理図を示しており、交流電源41
と、負荷42と、負荷42と直列に接続されて負荷電流
をON/OFF制御するトライアック43と、漏洩形3
脚トランス44と、制御回路45によって制御されるス
イッチSとで構成されている。ここで漏洩形3脚トラン
ス44は、3脚鉄心のうちの1脚をギャップGのある開
口脚としたトランスであって、非開口脚に巻着される一
次コイルL1 と、他の非開口脚に巻着される第1の二次
コイルL2 と、開口脚に巻着される第2の二次コイルL
3 とで構成されている(図4参照)。そして、第1の二
次コイルL2 がスイッチSによって開放されている場合
は、一次コイルL1 からの磁束φ1 の大部分は、磁束φ
1 ' として、非開口脚に巻着されている第1の二次コイ
ルL2 に鎖交し、磁気抵抗の高い第2の二次コイルL3
には微量の漏洩磁束φ1 ''しか鎖交しない。その為、第
2の二次コイルL3 に誘起する電圧は微少値であり、ト
ライアック43はON状態にならず、負荷42にも負荷
電流が流れない。
【0003】一方、スイッチSがON状態になり、第1
の二次コイルL2 が短絡されると、二次コイルL2には
短絡電流が流れ、一次磁束φ1とほぼ逆位相の2次磁束
φ2 が発生し、一次コイルL1 と第2の二次コイルL3
には、それぞれφ2 ' ,φ2 ''の磁束が鎖交する(図4
の点線参照)。ところで、二次コイルL2 の短絡電流に
よる磁束φ2 ' が発生すると、一次コイルL1への電流
が増加して、一次磁束φ1も増加する。その為、第2の
二次コイルL3 に鎖交する磁束φ1 ''も増加して、第2
の二次コイルL3 に誘起する電圧が増加し、結局、トラ
イアック43はON状態となり負荷電流が流れることに
なる。
【0004】以上説明したように、スイッチSがON状
態であれば、トライアック43はON状態になり、スイ
ッチSがOFF状態であれば、トライアック43はOF
F状態である。ところが、スイッチSのON/OFFの
タイミングは、制御回路45で制御されているので、結
局、図3の回路は、制御回路45の制御に従って、負荷
電流の位相制御がされることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3で説明した従来の
回路においては、スイッチSを手動でOFF状態にする
と、負荷電流は強制的に遮断され、回路はOFF状態に
なる。しかし、家屋全体にゴミ吸引用の配管を設置し、
その配管に手元操作部を装着して使用するセントラル掃
除機のような場合は、ゴミを吸引する配管が長いため、
掃除終了後、直ちにモータをOFF状態にしてしまう
と、配管内にゴミ等が残存してしまうという問題点があ
る。また、従来の回路を電気照明の調光装置に使用した
場合は、スイッチSのOFF動作と共に照明が消えるの
で室外に退出する際に不便が生じる。更に、従来の回路
を浴室などの換気装置に使用した場合は、スイッチSの
OFF動作と共に換気が止まるので湿気を有効に排出で
きないという問題点もある。
【0006】この発明はこれらの問題点に着目したもの
であって、手元スイッチをOFF状態にした後、一定の
時間、一定の電力で運転状態を維持する電力制御回路を
提供することを目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、この発明では、漏洩形3脚トランスの非開口脚に
巻着される1次コイルの両端には交流電源が接続され、
非開口脚に巻着される第1の2次コイルの両端には、可
変抵抗と第1のコンデンサの値によってON/OFFの
タイミングが決まるスイッチング回路が接続され、開口
脚に巻着される第2の2次コイルの両端には、負荷と直
列接続される第1の双方向性3端子サイリスタのゲート
回路が接続される交流電源の位相制御回路において、前
記第1の双方向性3端子サイリスタ回路に流れる負荷電
流に比例した電圧を出力するピックアップ回路と、この
ピックアップ回路の出力電圧を第2のコンデンサを介し
て一方の入力端子に受け、他方の入力端子には基準電圧
を受けるコンパレータ回路と、このコンパレータ回路の
一方側の入力端子に接続され、前記第2のコンデンサに
直流電圧を供給するインピーダンス素子と、前記コンパ
レータ回路の出力端子に接続されるフォトカプラの発光
素子と、前記第1の双方向性3端子サイリスタと並列に
接続され、前記第1の双方向性3端子サイリスタ回路の
ゲート回路が非動作状態となり前記フォトカプラの発光
素子がON状態となった場合にだけ動作する第2の双方
向性3端子サイリスタ回路とで構成されている。
【0008】
【作用】通常の動作状態では、第1の双方向性3端子サ
イリスタ回路のゲート回路は、可変抵抗と第1のコンデ
ンサで決まるタイミングに従って第1の双方向性3端子
サイリスタ回路を位相制御して、第1の双方向性3端子
サイリスタに負荷電流を流している。この状態では、ピ
ックアップ回路は所定の電圧値を出力しており、その
為、第2のコンデンサは、このピックアップ回路の出力
電圧と、インピーダンス素子を介して供給されている直
流電圧の差の電圧値まで充電されて安定している。従っ
て、コンパレータ回路の一方側の電圧値は、インピーダ
ンス素子を介して供給されている直流電圧と同じ値とな
り、他方側に加わっている基準電圧より高い値となる。
その為、コンパレータ回路の出力はHレベルであり、フ
ォトカプラの発光素子は発光せず、第2の双方向性3端
子サイリスタ回路は非動作状態となる。
【0009】次に、漏洩形3脚トランスの第1の2次コ
イルに接続されているスイッチング回路を強制的に開放
状態した場合を説明する。漏洩形3脚トランスの第1の
2次コイルが開放状態になったことによって、第2の2
次コイルには、双方向性3端子サイリスタ回路をON状
態にするに必要なゲート電圧を発生しなくなる。その
為、第1の双方向性3端子サイリスタ回路は、全く負荷
電流を流さなくなり、ピックアップ回路の出力は0ボル
トとなる。この電圧の変化は、第2のコンデンサに伝達
されるので、第2のコンデンサはインピーダンス素子を
介した直流電圧によって充電されることになる。そし
て、第2のコンデンサが充電されている一定の時間は、
コンパレータ回路の一方側の電圧が他方側の基準電圧よ
り低いので、コンパレータ回路の出力はLレベルとな
り、フォトカプラの発光素子が発光することになる。フ
ォトカプラの発光素子が発光すると、これに対応して受
光素子もON状態となるので、受光素子などで構成され
ている第2の双方向性3端子サイリスタ回路のゲートト
リガ回路が動作状態となり、第2の双方向性3端子サイ
リスタ回路が負荷電流を流し始める。
【0010】ところが、一定の時間が経過すると前記第
2のコンデンサの充電がすすみ、コンパレータの一方側
の電圧が他方側の基準電圧より高くなり、コンパレータ
回路の出力はHレベルに戻る。そして、コンパレータ回
路の出力がHレベルに戻るとフォトカプラの発光素子は
OFF状態になり、第2の双方向性3端子サイリスタ回
路のゲートトリガ回路が非動作状態となるので負荷電流
は完全に遮断される。
【0011】つまり、第1の双方向性3端子サイリスタ
回路をOFF状態にしても、第2のコンデンサの電圧が
所定値まで充電されるまでの間、第2の双方向性3端子
サイリスタ回路が負荷電流を流すが、その後、第2のコ
ンデンサの電圧が基準電圧より高くなると負荷電流は全
く流れなくなる。
【0012】
【実施例】図1と図2は、この発明の一実施例を示す回
路図である。この回路の主要部は、交流電源1と、負荷
2と、負荷2の電流をON/OFF制御する第1のトラ
イアック3と、第1のトライアック3と並列に接続され
る第2のトライアック4と、漏洩形3脚トランス5とで
構成されている。
【0013】漏洩形3脚トランス5は、非開口脚に巻着
される1次コイルL1 と非開口脚に巻着される第1の2
次コイルL2 と開口脚に巻着される第2の2次コイルL
3 とで構成され、1次コイルL1 には交流電源1が接続
され、第2の2次コイルL3 にはゲート回路6が、また
第1の2次コイルL2 にはスイッチング回路7が接続さ
れている。スイッチング回路7はトランジスタQ1 ,Q
2 の回路で構成されており、トランジスタQ1 には、ベ
ース電位を定める分圧用の抵抗R1 とR2 が接続されて
いる。またトランジスタQ1 のエミッタには第1のコン
デンサC1 の両端電圧が加わっており、このコンデンサ
1 は抵抗R3 と可変抵抗VRを介して充電される。ま
た、可変抵抗VRには、回路のON/OFF切替え用の
手元スイッチSWが直列に接続されており、可変抵抗V
Rと手元スイッチSWの両端は、サージ電圧保護用のバ
リスタVA1 が接続されている。尚、スイッチング回路
7がON状態になると第1の2次コイルL2 は、ダイオ
ードブリッジ8とトランジスタQ2 を通して短絡され
る。
【0014】第1のトライアック3にはピックアップ回
路9が接続されており、ピックアップ回路9は、トライ
アック3の電流を検出する検出用コイルL0と、検出用
コイルL0 の電圧を整流するダイオードブリッジ10
と、ダイオードブリッジ10の出力電圧を非反転増幅す
る非反転アンプ11とで構成されている。ピックアップ
回路9(すなわち、非反転アンプ11)の出力は、第2
のコンデンサC2 に接続される。このコンデンサC2
は抵抗Rを介して直流電圧VC が加わっており、この直
流電圧VC は、交流電源1を抵抗R6 とダイオードDと
コンデンサC3 とで整流し、ツェナーダイオードZDで
安定化することによって作成されている。コンデンサC
2 と抵抗Rの接続点はコンパレータ12の非反転端子
(+)に接続されており、コンパレータ12の反転端子
(−)には、直流電圧VC を抵抗R4 と抵抗R5 で分圧
した基準電圧VR が加わっている。また、コンパレータ
12の出力端子と直流電圧VC の間にはフォトカプラP
Hの発光素子が接続されている。
【0015】第2のトライアック4は、負荷2と直列に
接続されており、トライアック4のゲート端子にはゲー
ト回路13が接続されている。このゲート回路13は、
位相制御のタイミングを定める抵抗R7 とコンデンサC
4と、コンデンサC4 の両端電圧をトライアック4のゲ
ート端子に加えるダイアックDIとダイオードブリッジ
14とで構成されている。また、ダイオードブリッジ1
4の中間接続点には、抵抗R8 とフォトカプラPHの受
光素子が並列に接続されている。なお、抵抗R 8 の抵抗
値は、例えば120KΩ程度の高抵抗値であるので、フ
ォトカプラPHの受光素子がOFF状態のときは、この
ゲート回路13が非動作の状態になる。
【0016】以上のように構成されている図1、図2の
回路の回路動作を、手元スイッスSWがONの場合とO
FFの場合に分けて説明する。 〔手元スイッチSWがON状態の場合〕手元スイッチS
WがON状態であると、コンデンサC1 は、可変抵抗V
R等を介して充電される。そして、コンデンサC1 の両
端電圧が抵抗R1 と抵抗R2 の分圧比で決まるトランジ
スタQ1 のベース電位より高くなると、コンデンサC1
の電荷がトランジスタQ1 ,Q2 を介して放電され、漏
洩形トランス5の第1の2次コイルL2 がダイオードブ
リッジ8とトランジスタQ2 を通して短絡される。漏洩
形トランス5の第1の2次コイルL2 が短絡されると、
第2の2次コイルL3 には十分のゲート電圧が誘起する
ので、トライアック3はON状態となり、負荷2に負荷
電流が流れる。ところで、コンデンサC1 の両端電圧が
トランジスタQ1 のベース電圧を越えるまでに要する時
間はコンデンサC1 と可変抵抗VRなどの積の値で決ま
るので、可変抵抗VRを可変することによって負荷電流
の位相制御、すなわち、負荷2のパワーコントロールが
行われる。
【0017】トライアック3が負荷電流を流している状
態では、検出用コイルL0 には所定の電圧が誘起してお
り、この電圧はダイオードブリッジ10で整流された
後、非反転アンプ11で増幅されて出力電圧VH とな
る。この電圧VHはコンデンサC2の一方の端子に加わる
が、他方の端子には抵抗Rを介して直流電圧VC が加わ
っている。従って、コンデンサC2 はVC −VH の電圧
値に充電されて安定している。尚、直流電圧VC は、ツ
ェナーダイオードZDで決まる所定の値である。
【0018】前述したように、トライアック3が動作状
態である場合は、非反転アンプ11の出力電圧がVH
安定しているので、抵抗Rには電流が流れず、従ってコ
ンパレータ12の非反転入力端子の電圧はVC である。
一方、コンパレータ12の反転入力端子の電圧VR はV
C ×R5 /(R5 +R4 )であり、VR<VC よりコン
パレータ12の出力はHレベルとなり、フォトカプラP
Hの発光素子には電流が流れない。そして、フォトカプ
ラPHの発光素子がOFF状態であることから、フォト
カプラPHの受光素子もOFF状態であり、その為トラ
イアック4のゲート回路13は抵抗R8 の高抵抗値のた
めに非動作状態となる。
【0019】つまり、手元スイッチSWがON状態の場
合は、トライアック3が可変抵抗VRの値に応じて位相
制御されるが、一方、トライアック4は、フォトカプラ
PHのOFF動作の為に非動作状態となっている。 〔手元スイッチSWをOFFにした場合〕手元スイッチ
SWをOFF状態にすると、もはやコンデンサC1 は充
電されないのでトランジスタQ2はOFF状態のままで
ある。従って、漏洩形トランス5の第1の2次コイルL
2 が短絡されなくなり、第2の2次コイルL3 にはトラ
イアック3をONする程の電圧が誘起しない。つまり、
手元スイッチSWをOFFにするとトライアック3が非
動作状態となる。
【0020】このようにトライアック3の電流が遮断す
ると、検出用コイルL0 には電圧が現れないので、非反
転アンプ11の出力電圧はVH から0ボルトに低下す
る。この電圧の低下は、そのままコンデンサC2に伝え
られるのでコンパレータ12の非反転入力端子(+)の
電圧も低下する。この為、コンパレータ12の非反転入
力端子(+)の電圧の方が反転入力端子(−)の電圧V
R より低くなり、コンパレータ12の出力はLレベルに
変化する。この変化の結果、フォトカプラPHの発光素
子に電流が流れることになり、トライアック4のゲート
回路13を構成しているフォトカプラPHの受光素子も
ON状態となる。フォトカプラPHの受光素子がON状
態となったことによって、抵抗R8 がフォトカプラPH
の受光素子で短絡されることになり、トライアック4
は、抵抗R7 とコンデンサC4 で決まるタイミングに従
って位相制御される。
【0021】このように、手元スイッチSWがOFF状
態にされるとトライアック3が非動作状態となり、一
方、トライアック4が動作状態となる。しかし、時間の
経過と共にコンデンサC2 の充電がすすむので、やがて
コンパレータの非反転入力端子(+)の電圧が基準電圧
R より高くなり、コンパレータの出力がHレベルに戻
ることになる。コンパレータの出力がHレベルに変わる
とフォトカプラPHの発光素子がOFF状態となるの
で、トライアック4のゲート回路13を構成しているフ
ォトカプラPHの受光素子もOFF状態となり、トライ
アック4が非動作状態となる。つまり、手元スイッチS
WをOFF状態にすると、トライアック3は非動作状態
になるが、トライアック4は一定時間だけ動作してその
後、非動作状態になる。そしてトライアック4の動作す
る時間は抵抗RやコンデンサC2 の値で定まる。
【0022】尚、手元スイッチSWがOFF状態になり
トライアック4が動作している状態で、手元スイッチS
Wを再びON状態に戻すと、ピックアップ回路9の出力
電圧はVH となりフォトカプラPHはOFF状態となる
ので、トライアック4は非動作状態に変わり、またトラ
イアック3も動作状態に変わって、通常の動作が開始さ
れる。
【0023】また、この実施例ではトライアック3を位
相制御する場合の回路(図2の可変抵抗VR、コンデン
サC1 参照)について説明したが、例えば漏洩形トラン
ス5の第1の2次コイルL2 を単にON/OFF制御す
る回路の場合にも、本発明をそのまま利用することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この回路では、手
元スイッチSWをOFFにしてから、コンデンサC2
抵抗R9 の積で決まる所定の時間の間、負荷電流を所定
のパワーで維持することができる。その為、例えば、セ
ントラル掃除機等の場合でも配管内にゴミなどが残るこ
とがなく機器の動作を円滑に停止させることができる。
また、本発明を電灯照明の調光装置に使用した場合であ
れば手元スイッチをOFFにしてから一定時間後に照明
が消えるので、安全に室外などに退出できる。さらに、
本発明を厨房室、浴室、またはトイレ等の風量コントロ
ール付きの換気装置に使用した場合であれば、手元スイ
ッチをOFFにしても一定時間は換気し続けるという利
点もある。なお、本発明は、上記した具体例に限定され
るものではなく、交流電源を位相制御する全ての回路に
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の一部を示す回路図であ
る。
【図2】図1に示す一実施例の別の一部を示す回路図で
ある。
【図3】従来の回路の一例を示す回路図である。
【図4】図3の回路の一部を詳細に示す図面である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 負荷 3 第1の双方向性3端子サイリスタ 4 第2の双方向性3端子サイリスタ 5 漏洩形3脚トランス 6 第1の双方向性3端子サイリスタのゲート
回路 7 第1の双方向性3端子サイリスタのスイッ
チング回路 9 ピックアップ回路 12 コンパレータ回路 L1 漏洩形3脚トランスの一次コイル L2 漏洩形3脚トランスの第1の二次コイル L3 漏洩形3脚トランスの第2の二次コイル VR 可変抵抗 C1 第1のコンデンサ C2 第2のコンデンサ R9 インピーダンス素子 PH フォトカプラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】漏洩形3脚トランスの非開口脚に巻着され
    る1次コイルの両端には交流電源が接続され、非開口脚
    に巻着される第1の2次コイルの両端には、可変抵抗と
    第1のコンデンサの値によってON/OFFのタイミン
    グが決まるスイッチング回路が接続され、開口脚に巻着
    される第2の2次コイルの両端には、負荷と直列接続さ
    れる第1の双方向性3端子サイリスタのゲート回路が接
    続される交流電源の位相制御回路において、 前記第1の双方向性3端子サイリスタ回路に流れる負荷
    電流に比例した電圧を出力するピックアップ回路と、こ
    のピックアップ回路の出力電圧を第2のコンデンサを介
    して一方の入力端子に受け、他方の入力端子には基準電
    圧を受けるコンパレータ回路と、このコンパレータ回路
    の一方側の入力端子に接続され、前記第2のコンデンサ
    に直流電圧を供給するインピーダンス素子と、前記コン
    パレータ回路の出力端子に接続されるフォトカプラの発
    光素子と、前記第1の双方向性3端子サイリスタと並列
    に接続され、前記第1の双方向性3端子サイリスタ回路
    のゲート回路が非動作状態となり前記フォトカプラの発
    光素子がON状態となった場合にだけ動作する第2の双
    方向性3端子サイリスタ回路とを備えることを特徴とす
    る遅延機能付き位相制御回路。
JP18094591A 1991-07-22 1991-07-22 遅延機能付き位相制御回路 Pending JPH0523266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10625282B2 (en) 2010-07-20 2020-04-21 Sulzer Mixpac Ag Static spray mixer

Cited By (1)

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US10625282B2 (en) 2010-07-20 2020-04-21 Sulzer Mixpac Ag Static spray mixer

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