JPH05232608A - 放射線画像の重ね合せ処理方法および装置 - Google Patents

放射線画像の重ね合せ処理方法および装置

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JPH05232608A
JPH05232608A JP4045529A JP4552992A JPH05232608A JP H05232608 A JPH05232608 A JP H05232608A JP 4045529 A JP4045529 A JP 4045529A JP 4552992 A JP4552992 A JP 4552992A JP H05232608 A JPH05232608 A JP H05232608A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線画像の重ね合せ処理方法および装置に
おいて、画像信号のノイズを最小とし、画質の良好な放
射線画像を得る。 【構成】 同一被写体の放射線画像情報を担持する2つ
の画像信号S1 、S2それぞれのノイズをN1 、N2
した際に、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1+(N1 2
/(N1 2 +N2 2 ))×S2 なる重み付け加算を行なって、加算信号Sを得る。また
2つの画像信号S1 、S2 の感度Sk1、Sk2を求め、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を行なうようにしてもよい。また、画
素毎に感度Sk1,Sk2を求めるようにしてもよく、画素
毎の感度Sk1,Sk2を画像信号S1 ,S2 のボケ信号に
より求めてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一被写体の放射線画
像情報を担持する2つの画像信号の加算処理を行う放射
線画像の重ね合せ処理方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】記録された放射線画像を読み取って画像
信号を得、この画像信号に適切な画像処理を施した後、
画像を再生記録することが種々の分野で行われている。
たとえば、後の画像処理に適合するように設計されたガ
ンマ値の低いX線フイルムを用いてX線画像を記録し、
このX線画像が記録されたフイルムからX線画像を読み
取って電気信号に変換し、この電気信号(画像信号)に
画像処理を施した後コピー写真等に可視像として再生す
ることにより、コントラスト,シャープネス,粒状性等
の画質性能の良好な再生画像を得ることの出来るシステ
ムが開発されている(特公昭61−5193号公報参照)。
【0003】また本出願人により、放射線(X線,α
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の
励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じた光量
の輝尽発光光を放射する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像を一旦シート
状の蓄積性蛍光体に撮影記録し、蓄積性蛍光体シートを
レーザ光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、
得られた輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を
得、この画像信号に基づいて被写体の放射線画像を写真
感光材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力さ
せる放射線記録再生システムがすでに提案されている
(特開昭55-12429号,同56-11395号,同55-0163472号,
同56-164645 号,同55-116340 号等)。
【0004】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露光域
にわたって画像を記録し得るという実用的な利点を有し
ている。すなわち、放射線露光量に対する、蓄積後に励
起によって発光する輝尽発光光の光量が極めて広い範囲
に渡って比例することが認められており、従って種々の
撮影条件により放射線露光量がかなり大幅に変動して
も、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽発光光を読
取りゲインを適当な値に設定して光電変換手段により読
み取って電気信号(画像信号)に変換し、この画像信号
を用いて写真感光材料、CRT等の表示装置に放射線画
像を可視像として出力することによって、放射線露光量
の変動に影響されない放射線画像を得ることができる。
【0005】一方、従来より放射線画像の重ね合せ処理
が公知となっている(例えば特開昭56-11399号参照)。
一般に、放射線画像は診断用その他の目的に使われる
が、その使用に当たっては被写体の微小な放射線吸収差
を良好に検出することが要求される。放射線画像におけ
るこの検出の程度をコントラスト検出能または単に検出
能と呼ぶが、この検出能の高いもの程診断性能も高く、
実用的価値が高い放射線画像であると言うことができ
る。したがって診断性能を高めるため、この検出能を高
くすることが望まれるが、その最も大きな障害要因は各
種ノイズである。
【0006】例えば、前述した蓄積性蛍光体シートを使
用する放射線画像記録方式においては、放射線画像を蓄
積性蛍光体シートに蓄積記録し、読み出すステップにお
いて次のようなノイズの存在が認められている。
【0007】(1) 放射線の量子ノイズ (2) 蓄積性蛍光体シートの蛍光体塗布分布もしくは蛍光
体粒子分布の不均一によるノイズ (3) 蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された画像を輝尽発
光させる励起光のノイズ (4) 蓄積性蛍光体シートから発せられ、集光、検出され
る輝尽発光光のノイズ (5) 電気信号を増幅、処理する系における電気的ノイズ 重ね合せ処理は、これらのノイズを大幅に減少させ、被
写体の僅かな放射線吸収差も最終画像において明確に観
察可能にする、すなわち検出能を大幅に向上させる方法
である。重ね合せ処理の一般的な手法および作用は、次
の通りである。
【0008】複数枚重ねた記録媒体に放射線画像を撮影
(記録)し、この複数枚の記録媒体を読取処理にかけて
得た複数の画像信号を重ね合わせる。このことにより、
前述の各種ノイズを減少させることができる。すなわ
ち、前述の蓄積性蛍光体シートのノイズ(1) 〜(5) は各
シートの画像毎に異なった分布を示す場合が多いので、
これらのシートの画像を重ね合わせることにより各ノイ
ズは平均化され、重ね合せ処理をした画像ではノイズが
目立たなくなる。つまり、S/Nの良い画像信号が得ら
れる。X線フイルムに記録された放射線画像を読み取っ
た場合にも、これと同様のことがいえる。さらに詳しく
は、ノイズ(1) 〜(5) には、ポアソン統計で近似できる
ノイズが多く、特に放射線画像のノイズの中で支配的な
要因の1つである(1) 放射線のノイズはその一例であ
る。ここで、ノイズがポアソン統計で近似できるとし、
2枚の放射線画像がそれぞれ同等の大きさの信号S1
2 およびノイズN1 、N2 を持つと考えた場合、2枚
の画像を重ね合せた場合の信号とノイズの大きさは、信
号がS1 +S2 、ノイズが
【0009】
【数1】
【0010】となる。一方、放射線画像の検出能を表わ
す一つの指標であるS/Nを考えた場合、重ね合せる前
の各画像のS/Nはそれぞれ、S1 /N1 、S2 /N2
であるが、重ね合せ処理を行なうことによりS/Nは、
【0011】
【数2】
【0012】となり、S/Nが向上する。また、重ね合
せ処理を行なう際に、それぞれの信号に重み付けを行な
うことにより、S/N向上の最適化が可能である。
【0013】従来、実際にこの重ね合せ処理を行なうた
めには、例えば、蓄積性蛍光体シートを用いた場合に
は、カセッテに蓄積性蛍光体シートを2枚重ねて入れて
被写体の撮影を行ない、2枚の蓄積性蛍光体シートに対
して通常の読取処理と同様の読取処理を逐次行なって、
2組の画像信号を得る、という方法が用いられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した放射線画像の
重ね合せ処理は、同一被写体の放射線画像情報を担持す
る2組の画像信号のそれぞれを適当な値で重み付けした
上で、対応する画素間で加算して、加算信号を求めてい
る。
【0015】ところが、この画像信号を重み付けする適
当な値は、画像信号毎にマニュアルで適宜設定した値ま
たは予め決められたある一定値であったため、重ね合せ
られる放射線画像に適した重み付けを行なうことができ
ず、得られた重ね合せ画像の画質を向上させることは困
難であった。
【0016】本発明は上記事情に鑑み、2組の画像信号
の最適な重み付けの係数を求め、重ね合せ画像の画質を
向上させることができる放射線画像の重ね合せ処理方法
および装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の放射
線画像の重ね合せ処理方法は、同一被写体の放射線画像
情報を担持する第1および第2の画像信号に対して相対
応する画素についての信号間で加算を行って加算信号を
得る放射線画像の重ね合せ処理方法において、前記第1
の画像信号をS1 、該第1の画像信号のノイズをN1
前記第2の画像信号をS2 、該第2の画像信号のノイズ
をN2 および前記加算信号をSとしたときに、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1+(N1 2
/(N1 2 +N2 2 ))×S2 なる重み付け加算により、前記加算信号Sを求めること
を特徴とするものである。
【0018】本発明による第1の放射線画像の重ね合せ
処理装置は、上述した本発明による第1の放射線画像の
重ね合せ処理方法を実施するための装置であって、同一
被写体の放射線画像情報を担持する第1および第2の画
像信号に対して相対応する画素についての信号間で加算
を行って加算信号を得る加算手段からなる放射線画像の
重ね合せ処理装置において、前記加算手段が前記第1の
画像信号をS1 、該第1の画像信号のノイズをN1、前
記第2の画像信号をS2 、該第2の画像信号のノイズを
2 および前記加算信号をSとしたときに、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1+(N1 2
/(N1 2 +N2 2 ))×S2 なる重み付け加算を行う加算手段であることを特徴とす
るものである。
【0019】本発明による第2の放射線画像の重ね合せ
処理方法は、同一被写体の放射線画像情報を担持する第
1および第2の画像信号に対して相対応する画素につい
ての信号間で加算を行って加算信号を得る放射線画像の
重ね合せ処理方法において、前記第1の画像信号を
1 、該第1の画像信号の感度をSk1、前記第2の画像
信号をS2、該第2の画像信号の感度をSk2、前記加算
信号をSとしたときに、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算により、前記加算信号Sを求めること
を特徴とするものである。
【0020】ここで、画像信号の感度とあるが、この感
度は、例えば蓄積性蛍光体シートから読み取った画像信
号の場合は、その画像信号の感度を意味し、またX線画
像が記録されたX線フイルム等から読み取った画像信号
の場合は、そのX線フイルムの感度を意味するものとす
る。
【0021】また、本発明による第2の放射線画像の重
ね合せ処理装置は、上述した本発明による第2の放射線
画像の重ね合せ処理方法を実施するための装置であっ
て、同一被写体の放射線画像情報を担持する第1および
第2の画像信号に対して相対応する画素についての信号
間で加算を行って加算信号を得る加算手段からなる放射
線画像の重ね合せ処理装置において、前記加算手段が前
記第1の画像信号をS1 、該第1の画像信号の感度をS
k1、前記第2の画像信号をS2 、該第2の画像信号の感
度をSk2および前記加算信号をSとしたときに、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を行う加算手段であることを特徴とす
るものである。
【0022】ここで、本発明による第1の重ね合せ処理
方法および装置において、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1 +(N1 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S2 …(1) なる重み付け加算により、加算信号Sを求めているが、
この式(1) における重み付け係数N2 2 /(N1 2 +N
2 2 )およびN1 2 /(N1 2 +N2 2 )は、以下のよ
うにして求めるものである。
【0023】すなわち、 S=a×S1 +(1−a)×S2 …(2) 但しaは任意の定数 なる重み付け加算により、加算信号Sを求めるとし、画
像信号S1 のノイズをN 1 、画像信号S2 のノイズをN
2 とすると、加算信号Sのノイズは、
【0024】
【数3】
【0025】で表わされる。
【0026】したがって、ノイズNを最小にするような
定数aを求め、この定数aを重み付け係数として式(2)
に代入すれば、加算信号Sにより得られる放射線画像は
最適なものとなる。
【0027】ここで、ノイズNを最小にするにはN2
最小にすればよいから、式(3) を変形して N2 =(a×N1 2 +((1−a)×N2 2 …(4) とし、式(4) を定数aで偏微分すると、
【0028】
【数4】
【0029】ノイズNの2乗を定数aで偏微分した値が
0となる点においてノイズN2 は最小となるから、式
(5) より、 2a×N1 2 −2(1−a)×N2 2 =0 …(6) となる定数aの値を求めると、 a=N2 2 /(N1 2 +N2 2 ), (1−a)=N1 2 /(N1 2 +N2 2 ) …
(7) となる。
【0030】この定数aの値を式(2) に代入する
と、式(1) が得られる。したがって、式(1) に示す重み
付け加算により、加算信号Sを求めれば、加算信号Sの
ノイズは最小となるのである。
【0031】また、本発明による第2の重ね合せ処理方
法および装置において、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1 +(Sk1/(Sk1+Sk2))×S2 …(8) なる重み付け加算により、加算信号Sを求めているが、
式(8) において、画像信号に画像処理等を施すためのパ
ラメータである感度Sk1およびSk2を用いているのは以
下の理由によるものである。
【0032】すなわち、画像信号のレベルが最も支配的
な領域においては、ノイズの2乗値が記録媒体に照射さ
れる放射線量とほぼ線形の関係にあり、さらに、感度
は、記録媒体に照射される放射線量との相関関係が強い
ものである。したがって、本発明による第1の重ね合せ
処理方法および装置におけるN1 2 およびN2 2 を感度
Sk1およびSk2で置き換えることにより、加算信号Sの
ノイズを最小となるようにしているのである。
【0033】また、ここにいうノイズの2乗値と線形の
関係にある感度とは、図4のグラフ30に示すように、画
像信号から求められる感度の対数をとったものであるた
め、上述した式(8) における感度とは、この対数値をと
った感度を表わすものとなる。したがって、対数値をと
る前の感度を使用して重み付け加算を行う場合、対数値
をとる前の感度をSk1′, Sk2′とすれば、式(8) は、 S=(log Sk2′/(log Sk1′+log Sk2′))×S1 +(log Sk1′/(log Sk1′+log Sk2′))×S2 …(8′) のように変形される。
【0034】また、本発明による第3の放射線画像の重
ね合せ処理方法は同一被写体の放射線画像情報を担持す
る第1および第2の画像信号に対して相対応する画素に
ついての信号間で加算を行って加算信号Sを得る放射線
画像の重ね合せ処理方法において、前記第1の画像信号
1 および前記第2の画像信号S2 に基づいて、前記各
画素毎の前記第1の画像信号の感度Sk1および前記第2
の画像信号の感度Sk2をそれぞれ求め、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行うことに
より前記加算信号Sを求めることを特徴とするものであ
る。
【0035】さらに、本発明による第3の放射線画像の
重ね合せ処理装置は、同一被写体の放射線画像情報を担
持する第1および第2の画像信号に対して相対応する画
素についての信号間で加算を行って加算信号Sを得る加
算手段からなる放射線画像の重ね合せ処理装置におい
て、前記加算手段が、前記第1の画像信号S1 および前
記第2の画像信号S2 に基づいて、前記画素毎に前記第
1の画像信号の感度Sk1および前記第2の画像信号Sk2
をそれぞれ求める演算部と、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行う加算部
とからなることを特徴とするものである。
【0036】さらに、本発明による第4の放射線画像の
重ね合せ処理方法は、同一被写体の放射線画像情報を担
持する第1および第2の画像信号に対して相対応する画
素についての信号間で加算を行って加算信号Sを得る放
射線画像の重ね合せ処理方法において、前記第1の画像
信号S1 および前記第2の画像信号S2 のボケ信号をそ
れぞれ求め、前記第1の画像信号S1 のボケ信号および
前記第2の画像信号S2 のボケ信号に基づいて、前記各
画素毎の前記第1の画像信号の感度Sk1および前記第2
の画像信号の感度Sk2をそれぞれ求め、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行うことに
より前記加算信号Sを求めることを特徴とするものであ
る。
【0037】また、本発明による第4の放射線画像の重
ね合せ処理装置は、同一被写体の放射線画像情報を担持
する第1および第2の画像信号に対して相対応する画素
についての信号間で加算を行って加算信号Sを得る加算
手段からなる放射線画像の重ね合せ処理装置において、
前記加算手段が、前記第1の画像信号S1 および前記第
2の画像信号S2 のボケ信号を求め、該第1の画像信号
1 のボケ信号および前記第2の画像信号S2のボケ信
号に基づいて、前記画素毎に前記第1の画像信号の感度
Sk1および前記第2の画像信号Sk2をそれぞれ求める演
算部と、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
+Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行う加算部
とからなることを特徴とするものである。
【0038】
【作用】本発明による放射線画像の重ね合せ処理方法お
よび装置は、加算信号を求める際の画像信号の重み付け
係数として、加算信号Sのノイズが最小となる重み付け
係数を用いるようにした。このため、加算信号を再生す
ることにより得られる画像のノイズが最小となり、画質
の良い画像を得ることができる。
【0039】また、加算信号Sのノイズが最小となる重
み付け係数を求めるための感度を各画素毎に求めるよう
にすれば、被写体を透過し記録シート等に到達した放射
線の線量の場所毎の違いに影響されず、各画素毎にノイ
ズを最小とすることができるため、より画質を向上させ
ることができる。
【0040】さらに、画像信号のボケ信号を求め、この
ボケ信号に基づいて画素毎の感度を求めるようにすれ
ば、ノイズに影響されない大域的な画素毎の感度を求め
て重み付け係数を決定することができる。
【0041】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0042】なお、本実施例においては記録媒体として
蓄積性蛍光体シートを用いるものとする。
【0043】図1は2枚の蓄積性蛍光体シート4A,4
Bに、同一の被写体1を透過した放射線2を照射する状
態を示す図である。
【0044】すなわち、第1の蓄積性蛍光体シート4A
および第2の蓄積性蛍光体シート4Bとを重ねて配置し
て放射線源3を駆動させて、放射線2を発せしめ、被写
体1を透過した放射線2は第1および第2の蓄積性蛍光
体シート4A,4Bに照射され、被写体1の放射線画像
情報が蓄積性蛍光体シート4Aおよび4Bに蓄積記録さ
れる。
【0045】次にこれら2枚の蓄積性蛍光体シート4
A,4Bから、図2に示すような画像読取手段によって
放射線画像を読み取り、放射線画像を表わす画像信号を
得る。まず蓄積性蛍光体シート4Aをエンドレスベルト
等の副走査手段9により矢印Yの方向に移動させなが
ら、レーザー光源10からのレーザー光(励起光)11を走
査ミラー12によって偏向させ、シート4A上をX方向に
主走査させる。この励起光走査により蓄積性蛍光体シー
ト4Aからは、蓄積記録されている放射線画像情報に応
じた光量の輝尽発光光13が発散する。輝尽発光光13は、
透明なアクリル板を成形して作られた光ガイド14の一端
面からこの光ガイド14の内部に入射し、その中を全反射
を繰返しながら進行して、フォトマルチプライヤー(光
電子増倍管)15に受光される。このフォトマルチプライ
ヤー15からは、輝尽発光光13の発光量に対応した、つま
り上記画像情報を示す出力信号SA が出力される。
【0046】この出力信号SA は、対数増幅器16により
対数増幅され、次いでA/D変換器17に通されて、デジ
タルの画像信号S1 に変換される。この画像信号S1
例えば磁気ディスク等の記憶媒体18に記憶される。次
に、全く同様にして、もう1枚の蓄積性蛍光体シート4
Bの記録画像情報が読み出され、その画像情報を示すデ
ジタルの画像信号S2 が同様に記憶媒体18に記憶され
る。
【0047】次に、上述のようにして得られた画像信号
1 ,S2 を用いて重ね合せ処理を行なう。図3はこの
重ね合せ処理を行なう装置を示している。まず記憶媒体
18内の画像ファイル18Aと、画像ファイル18Bから、前
記画像信号S1 ,S2 が読み出され、重ね合せ演算回路
19に入力される。重ね合せ演算回路19は、入力された2
つの画像信号S1 ,S2 それぞれの感度Sk1,Sk2が求
められる。ここで感度とは、所定の光量の輝尽発光光を
どのレベルの画像信号とするかを定める光電変換率をい
う。この感度は、画像信号を読み取る際の読取条件や、
画像信号に画像処理を施す際の画像処理条件を決定する
ためのパラメータであり、これを求める演算はあらかじ
め多数の放射線画像を統計的に処理した結果からそのア
ルゴリズムが定められている。このアルゴリズムのひと
つとして、画像信号のヒストグラムを求め、このヒスト
グラムに基づいて読取条件および/または画像処理条件
を求める方法が多数知られている(例えば、特開昭60-1
85944 号公報、特開昭61-280163 号公報等)。したがっ
て、ここでは感度を求めるための詳細な説明は省略す
る。また、ここで求められた感度Sk1,Sk2は、前述し
た図4のグラフ30に示すように、画像信号から求められ
た感度のSk1′,Sk2′の対数をとったものである。す
なわち Sk1=log Sk1′,Sk2=log Sk2′ となるものである。
【0048】感度Sk1,Sk2が求められると2つの画像
信号S1 ,S2 に対して感度Sk1,Sk2で重み付けをし
て、式 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1 +(Sk1/(Sk1+Sk2))×S2 …(8) により加算信号Sを求める。これは前述した式(1) にお
いて、N1 2 を感度Sk1で、N2 2 を感度Sk2で置換し
たものであるため、この加算信号Sはノイズが最小のも
のとなっている。
【0049】一方、感度Sk1,Sk2として対数値をとる
前の感度Sk1′,Sk2′を使用する場合は、 S=(log Sk2′/(log Sk1′+log Sk2′))×S1 +(log Sk1′/(log Sk1′+log Sk2′))×S2 …(8′) により加算信号Sを求めるようにしてもよい。
【0050】さらに、図4の感度Sk に対して、便宜上
の目盛りを使用する場合(例えば、図4の横軸Sk ″の
ように目盛りを使用する場合)は、Sk ″とSk ′との
関係は、
【0051】
【数5】
【0052】となるため、 S=(4−Sk2″)/((4−Sk1″)+(4−Sk2″))×S1 +(4−Sk1″)/((4−Sk1″)+(4−Sk2″))×S2 …(8″) によって加算信号Sを求めるようにしてもよい。
【0053】このように加算信号Sが求められると、加
算信号Sは、画像処理回路20において階調処理、周波数
処理等の画像処理を受けた後、画像再生装置21に送られ
て、放射線画像の再生に供せられる。この加算信号Sに
基づいて放射線画像を再生すれば、ノイズが最も少ない
画質の良好な放射線画像を得ることができる。
【0054】一方、上述した感度Sk1,Sk2を画像信号
が得られた各画素毎に求めるようにしてもよい。以下、
画像信号S1 について各画素毎の感度を求める方法につ
いて説明する。
【0055】まず、画像信号S1 から画像信号S1 の感
度Sk1およびラチチュードGp1を前述した特開昭60-185
944 号公報等に開示された方法により求める。ここでラ
チチュードとは、最も微弱な輝尽発光光に対する最も強
大な輝尽発光光の光量比に対応するものである。例え
ば、感度Sk1が2、ラチチュードGp1が2というように
求められたとすると、感度Sk1と画像信号S1 との関係
は図5に示すものとなる。ここで、画素値が10bit の場
合、Smin =0,Smax =1023となる。蓄積性蛍光体シ
ート4Aについて図6に示すようなx-y 座標を定め、蓄
積性蛍光体シート4A上の任意の点(x,y) における感度
をSk1(x,y) とすると、
【0056】
【数6】
【0057】ただし S1 (x,y) :蓄積性蛍光体シート
4A上の任意の点(x,y) における画像信号S1 の値 により求めることができる。
【0058】式(9) により各画素における感度Sk1(x,
y) が求められると、同様に画像信号S1 についても蓄
積性蛍光体シート4B上の各画素における感度Sk2(x,
y) が求められ、式 S(x,y) =Sk2(x,y) /(Sk1(x,y) +Sk2(x,y) )×S1 +Sk1(x,y) /(Sk1(x,y) +Sk2(x,y) )×S2 …(10) により加算信号Sが求められる。
【0059】このように、重み付け係数を各画素毎に求
めるようにすれば、被写体を透過し、蓄積性蛍光体シー
トに到達した放射線線量の場所毎の違いに影響されず、
画素毎にノイズを最小とすることができる。
【0060】また、画素毎の感度を、各画像信号のボケ
信号に基づいて求めるようにすれば、画像信号の細かい
変化やノイズに影響されずに、大域的な感度を求めるこ
とができるため、より好ましい。ここで、ボケ信号は、
ボケマスク信号を用いる方法やメジアンフィルタ、FF
Tフィルタ、V−フィルタを用いる方法等、各種平滑化
処理を用いて求められる。
【0061】上述した実施例においては、2つの画像信
号S1 ,S2 それぞれの感度Sk1,Sk2に基づいて重み
付けを行なう際の重み付け係数を定めているが、2つの
画像信号S1 ,S2 のそれぞれのノイズN1 ,N2 を検
出し、このノイズN1 ,N2に基づいて前述した式(1)
により重み付け加算を行なうようにしてもよい。
【0062】また、上述した実施例においては、特開昭
60-185944 号公報、特開昭61-280163 号公報等に開示さ
れた方法により感度を求めるようにしているが、これに
限定されるものではなく、ニューラルネットワークを用
いた方法等いかなる方法で求めるようにしてもよい。
【0063】また、上記実施例は蓄積性蛍光体シートか
ら読み取られた画像信号を用いた重ね合せ処理について
説明したが、本発明の対象とする同一被写体の2つの画
像信号はこれに限られるものではなく、X線フイルムか
ら読み取られた画像信号、イメージインテンシファイア
から得られた画像信号等、その他の記録媒体から得られ
た画像信号を用いるようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よる放射線画像の重ね合せ処理方法および装置は、重み
付け加算処理により得られる加算信号のノイズを最小に
することが可能である。したがって、この加算信号を再
生することにより、粒状性の向上した画質が良好な放射
線画像を得ることが可能となる。
【0065】また、重み付け加算処理の重み付け係数に
用いる感度を、各画素毎に求めるようにすれば、被写体
の場所毎の線量の変化に影響されず、より画質が良好な
放射線画像を得ることが可能となる。
【0066】さらに、画像信号のボケ信号を求め、この
ボケ信号に基づいて各画素毎の感度を求めるようにすれ
ば、画像信号の細かい変化やノイズに影響されない大域
的な感度を求めることができ、より好ましいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線画像の重ね合せ処理方法におけ
る、放射線画像の蓄積記録ステップを表す図
【図2】蓄積記録がなされた蓄積性蛍光体シートからの
放射線画像情報読取りを説明する概略図
【図3】重ね合せ処理を実施する装置の概要を示すブロ
ック図
【図4】感度とノイズとの関係を表わすグラフ
【図5】感度と画像信号との関係を表わすグラフ
【図6】蓄積性蛍光体シートをx,y座標として表わし
た図
【符号の説明】
1 被写体 2 放射線 3 放射線源 4A,4B 蓄積性蛍光体シート 10 レーザー光源 11 レーザー光 12 走査ミラー 13 輝尽発光光 14 光ガイド 15 フォトマルチプライヤー 16 対数増幅器 17 A/D変換器 19 重ね合せ演算回路 20 画像処理回路 21 画像再生装置 S1 ,S2 デジタル画像信号 S 加算信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 350 8420−5L H04N 1/40 101 C 9068−5C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号を得る放射線画像
    の重ね合せ処理方法において、 前記第1の画像信号をS1 、該第1の画像信号のノイズ
    をN1 、前記第2の画像信号をS2 、該第2の画像信号
    のノイズをN2 および前記加算信号をSとしたときに、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1+(N1 2
    /(N1 2 +N2 2 ))×S2 なる重み付け加算により、前記加算信号Sを求めること
    を特徴とする放射線画像の重ね合せ処理方法。
  2. 【請求項2】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号を得る加算手段か
    らなる放射線画像の重ね合せ処理装置において、 前記加算手段が前記第1の画像信号をS1 、該第1の画
    像信号のノイズをN1、前記第2の画像信号をS2 、該
    第2の画像信号のノイズをN2 および前記加算信号をS
    としたときに、 S=(N2 2 /(N1 2 +N2 2 ))×S1+(N1 2
    /(N1 2 +N2 2 ))×S2 なる重み付け加算を行う加算手段であることを特徴とす
    る放射線画像の重ね合せ処理装置。
  3. 【請求項3】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号を得る放射線画像
    の重ね合せ処理方法において、 前記第1の画像信号をS1 、該第1の画像信号の感度を
    Sk1、前記第2の画像信号をS2、該第2の画像信号の
    感度をSk2、前記加算信号をSとしたときに、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1+S
    k2))×S2 なる重み付け加算により、前記加算信号Sを求めること
    を特徴とする放射線画像の重ね合せ処理方法。
  4. 【請求項4】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号を得る加算手段か
    らなる放射線画像の重ね合せ処理装置において、 前記加算手段が前記第1の画像信号をS1 、該第1の画
    像信号の感度をSk1、前記第2の画像信号をS2 、該第
    2の画像信号の感度をSk2および前記加算信号をSとし
    たときに、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
    +Sk2))×S2 なる重み付け加算を行う加算手段であることを特徴とす
    る放射線画像の重ね合せ処理装置。
  5. 【請求項5】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号Sを得る放射線画
    像の重ね合せ処理方法において、 前記第1の画像信号S1 および前記第2の画像信号S2
    に基づいて、前記各画素毎の前記第1の画像信号の感度
    Sk1および前記第2の画像信号の感度Sk2をそれぞれ求
    め、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
    +Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行うことに
    より前記加算信号Sを求めることを特徴とする放射線画
    像の重ね合せ処理方法。
  6. 【請求項6】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号Sを得る加算手段
    からなる放射線画像の重ね合せ処理装置において、 前記加算手段が、前記第1の画像信号S1 および前記第
    2の画像信号S2 に基づいて、前記画素毎に前記第1の
    画像信号の感度Sk1および前記第2の画像信号Sk2をそ
    れぞれ求める演算部と、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
    +Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行う加算部
    とからなることを特徴とする放射線画像の重ね合せ処理
    装置。
  7. 【請求項7】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号Sを得る放射線画
    像の重ね合せ処理方法において、 前記第1の画像信号S1 および前記第2の画像信号S2
    のボケ信号をそれぞれ求め、 前記第1の画像信号S1 のボケ信号および前記第2の画
    像信号S2 のボケ信号に基づいて、前記各画素毎の前記
    第1の画像信号の感度Sk1および前記第2の画像信号の
    感度Sk2をそれぞれ求め、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
    +Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行うことに
    より前記加算信号Sを求めることを特徴とする放射線画
    像の重ね合せ処理方法。
  8. 【請求項8】 同一被写体の放射線画像情報を担持する
    第1および第2の画像信号に対して相対応する画素につ
    いての信号間で加算を行って加算信号Sを得る加算手段
    からなる放射線画像の重ね合せ処理装置において、 前記加算手段が、前記第1の画像信号S1 および前記第
    2の画像信号S2 のボケ信号を求め、該第1の画像信号
    1 のボケ信号および前記第2の画像信号S2のボケ信
    号に基づいて、前記画素毎に前記第1の画像信号の感度
    Sk1および前記第2の画像信号Sk2をそれぞれ求める演
    算部と、 S=(Sk2/(Sk1+Sk2))×S1+(Sk1/(Sk1
    +Sk2))×S2 なる重み付け加算を前記相対応する画素毎に行う加算部
    とからなることを特徴とする放射線画像の重ね合せ処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243470A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Toshiba It & Control Systems Corp Ct装置
JP2018202009A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

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JP2018202009A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

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