JPH0523223Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523223Y2 JPH0523223Y2 JP9480787U JP9480787U JPH0523223Y2 JP H0523223 Y2 JPH0523223 Y2 JP H0523223Y2 JP 9480787 U JP9480787 U JP 9480787U JP 9480787 U JP9480787 U JP 9480787U JP H0523223 Y2 JPH0523223 Y2 JP H0523223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- windshield
- stop ring
- shaft
- blood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 9
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 9
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 4
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 2
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 2
- 208000030507 AIDS Diseases 0.000 description 1
- 239000012503 blood component Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 1
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- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は血液銀行等で使用される血液成分分離
用の遠心分離機用ロータに関するものである。
用の遠心分離機用ロータに関するものである。
従来技術としては実公昭57−13180号がある。
しかし、前記従来方法では、ウインドシールドの
ふちが上向きで、ウインドシールド内の空気がロ
ータ回転時に排出しやすい構造になつているた
め、ロータ内の血液バツク等が破損したりして、
血液が飛び散つた場合、血液等のサンプルがウイ
ンドシールドの外部に飛び出し、病気感染などの
問題がある。とくに最近、エイズ等の検査、研究
等で特に問題になつてきている。
しかし、前記従来方法では、ウインドシールドの
ふちが上向きで、ウインドシールド内の空気がロ
ータ回転時に排出しやすい構造になつているた
め、ロータ内の血液バツク等が破損したりして、
血液が飛び散つた場合、血液等のサンプルがウイ
ンドシールドの外部に飛び出し、病気感染などの
問題がある。とくに最近、エイズ等の検査、研究
等で特に問題になつてきている。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、この種のロータの安全性を増し、併せてロ
ータカバの開閉操作を簡便にすることである。
くし、この種のロータの安全性を増し、併せてロ
ータカバの開閉操作を簡便にすることである。
本考案は、ストツプリングがロータ回転時遠心
力により広がる点に着目し、ロータ回転時にはロ
ータカバーがロータより離脱しないようにすると
ともに、万一ロータ内の血液バツクが破損して
も、血液がロータ外に飛散しないようにしたもの
である。
力により広がる点に着目し、ロータ回転時にはロ
ータカバーがロータより離脱しないようにすると
ともに、万一ロータ内の血液バツクが破損して
も、血液がロータ外に飛散しないようにしたもの
である。
本考案の実施例を第1図〜第3図で説明する。
1はロータで、2は遠心分離しようとする血液
バツク等の試料を装填するバケツトで、ロータに
連結されている。3は回転時の空気抵抗を少なく
するためのウインドシールド、4はロータカバ
で、やはり回転時の空気抵抗を少なくするととも
に、試料をセツト、取出すために取りはずし可能
になつている。5はロータの中央に設けられたシ
ヤフトで、6はロータカバの中央に設けられたハ
ンドルである。7は前記5のシヤフトの外周に設
けられたストツプリングで、板バネ又はプラスチ
ツク材等の弾性体で出来ている。通常、ストツプ
リングの外形は6のハンドルの孔より小さく、6
のハンドルは5のシヤフトにスムーズに挿入でき
る。しかし、ロータが高速回転すると7のストツ
プリングは遠心力により開き、ハンドルの中心孔
より大きくなり、ハンドルは抜けなくなる。
バツク等の試料を装填するバケツトで、ロータに
連結されている。3は回転時の空気抵抗を少なく
するためのウインドシールド、4はロータカバ
で、やはり回転時の空気抵抗を少なくするととも
に、試料をセツト、取出すために取りはずし可能
になつている。5はロータの中央に設けられたシ
ヤフトで、6はロータカバの中央に設けられたハ
ンドルである。7は前記5のシヤフトの外周に設
けられたストツプリングで、板バネ又はプラスチ
ツク材等の弾性体で出来ている。通常、ストツプ
リングの外形は6のハンドルの孔より小さく、6
のハンドルは5のシヤフトにスムーズに挿入でき
る。しかし、ロータが高速回転すると7のストツ
プリングは遠心力により開き、ハンドルの中心孔
より大きくなり、ハンドルは抜けなくなる。
本考案の実施例では、ストツプリングとして第
3図のような形状の弾性体を利用したが、一般に
市販されているゴム製のOリング等を利用しても
同様の効果が得られる。
3図のような形状の弾性体を利用したが、一般に
市販されているゴム製のOリング等を利用しても
同様の効果が得られる。
さらに、ウインドシールドとロータカバの接続
部を密閉構造にするため、パツキングを設けるこ
とにより試料の洩れを完全に防ぐことが出来、バ
イオハザード用ロータとして使用できる。
部を密閉構造にするため、パツキングを設けるこ
とにより試料の洩れを完全に防ぐことが出来、バ
イオハザード用ロータとして使用できる。
本考案によれば、ウインドシールドの開孔部を
ウインドシールドの外形部より小さくできるの
で、血液バツク破損等の事故が発生しても、血液
(試料)の飛散等がなく、安全である。
ウインドシールドの外形部より小さくできるの
で、血液バツク破損等の事故が発生しても、血液
(試料)の飛散等がなく、安全である。
また、ストツプリングが回転時の遠心力により
自動的にロータカバの保持を行う為、ロータカバ
の取付、取はずしに特別な操作を必要とせず、操
作が簡便である。
自動的にロータカバの保持を行う為、ロータカバ
の取付、取はずしに特別な操作を必要とせず、操
作が簡便である。
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2
図は第1図のハンドルおよびストツプリング部の
拡大図、第3図は上記ストツプリングの斜視図で
ある。 1はロータボデイ、2はバケツト、3はウイン
ドシールド、4はロータカバ、5はシヤフト、6
はハンドル、7はストツプリングである。
図は第1図のハンドルおよびストツプリング部の
拡大図、第3図は上記ストツプリングの斜視図で
ある。 1はロータボデイ、2はバケツト、3はウイン
ドシールド、4はロータカバ、5はシヤフト、6
はハンドル、7はストツプリングである。
Claims (1)
- 回転時の空気抵抗を減らすウインドシールドが
接続されている遠心分離機用ロータにおいて、前
記ウインドシールドは、前記ロータの周囲を覆い
ながら、上部に最外周より小さな開孔部を有して
おり、該開孔部に前記ウインドシールドの最外周
より小さな径のロータカバを載置してシヤフトを
回転させると、前記シヤフトに配設されたストツ
パが、遠心力によつて開くことにより前記ロータ
カバの固定を行うことを特徴とした遠心分離機用
ロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9480787U JPH0523223Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9480787U JPH0523223Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641745U JPS641745U (ja) | 1989-01-06 |
JPH0523223Y2 true JPH0523223Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=30958641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9480787U Expired - Lifetime JPH0523223Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523223Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3611294B2 (ja) * | 2000-03-08 | 2005-01-19 | 三菱重工業株式会社 | 遠心力実験装置 |
JP5212907B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2013-06-19 | 日立工機株式会社 | 遠心分離機 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP9480787U patent/JPH0523223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641745U (ja) | 1989-01-06 |
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