JPH05232222A - 海難救助システム - Google Patents
海難救助システムInfo
- Publication number
- JPH05232222A JPH05232222A JP3318783A JP31878391A JPH05232222A JP H05232222 A JPH05232222 A JP H05232222A JP 3318783 A JP3318783 A JP 3318783A JP 31878391 A JP31878391 A JP 31878391A JP H05232222 A JPH05232222 A JP H05232222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- search
- airplane
- sar
- corner reflector
- real
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】海難救助の有効性、迅速性を向上させる。
【構成】被捜索対象1にはコーナーリフレクタ11を装
備し、捜索用航空機2には、送受信部3アンテナ、及び
リアルタイム処理プロセッサを有する合成開口レーダを
備えて、捜索領域のSARデータを取得する。捜索用航
空機2の送信電波は、コーナーリフレクタ1で捜索用航
空機2の方向へ送り返され、SAR3で受信されて、リ
アルタイム処理プロセッサで画像再生が行なわれる。再
生画像には、反射波により輝点が鮮明に撮し出され、捜
索用航空機2の航法システムとの連係により被操作対象
物1の位置が判定される。
備し、捜索用航空機2には、送受信部3アンテナ、及び
リアルタイム処理プロセッサを有する合成開口レーダを
備えて、捜索領域のSARデータを取得する。捜索用航
空機2の送信電波は、コーナーリフレクタ1で捜索用航
空機2の方向へ送り返され、SAR3で受信されて、リ
アルタイム処理プロセッサで画像再生が行なわれる。再
生画像には、反射波により輝点が鮮明に撮し出され、捜
索用航空機2の航法システムとの連係により被操作対象
物1の位置が判定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海上での遭難者を発見す
る救助システムに関し、特にリアルタイムSAR技術を
利用した海難救助システムに関する。
る救助システムに関し、特にリアルタイムSAR技術を
利用した海難救助システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の海難救助システムは、船舶に装備
された無線通信装置によりSOS通信を捜索の手がかり
とし目視によって遭難者を発見する方法、または救命ボ
ート等に装備された遭難信号発信装置の送信電波を頼り
に捜索する方法、などである。
された無線通信装置によりSOS通信を捜索の手がかり
とし目視によって遭難者を発見する方法、または救命ボ
ート等に装備された遭難信号発信装置の送信電波を頼り
に捜索する方法、などである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の海難救助シ
ステムでは、非常に高価でかつ大規模なシステムであ
り、保守に要する経費や工数が膨大になるという問題点
がある。また使用頻度が低いのでいざ非常の際に動作し
ないこともあり、たとえ動作しても電池が消耗した時点
で手がかりが途絶えてしまい、以後の捜索に支障をきた
す恐れが多い。
ステムでは、非常に高価でかつ大規模なシステムであ
り、保守に要する経費や工数が膨大になるという問題点
がある。また使用頻度が低いのでいざ非常の際に動作し
ないこともあり、たとえ動作しても電池が消耗した時点
で手がかりが途絶えてしまい、以後の捜索に支障をきた
す恐れが多い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、捜
索用航空機に搭載されており送信部、受信部、送受信ア
ンテナ、及び送受信データを処理するリアルタイムSA
R処理プロセッサを有する合成開口レーダと、前記合成
開口レーダからの電波を反射させるため捜索対象物に取
付けられたコーナーリフレクタとを備えている。
索用航空機に搭載されており送信部、受信部、送受信ア
ンテナ、及び送受信データを処理するリアルタイムSA
R処理プロセッサを有する合成開口レーダと、前記合成
開口レーダからの電波を反射させるため捜索対象物に取
付けられたコーナーリフレクタとを備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。参照符号1は被捜索対象、2は捜索用航空機を示
す。捜索用航空機2内には、SAR送受信部、アンテ
ナ、及びリアルタイムSAR処理プロセッサをもつ合成
開口レーダ(SAR)3が搭載されている。被捜索対象
1は、コーナーリフレクタ11を装備している。
る。参照符号1は被捜索対象、2は捜索用航空機を示
す。捜索用航空機2内には、SAR送受信部、アンテ
ナ、及びリアルタイムSAR処理プロセッサをもつ合成
開口レーダ(SAR)3が搭載されている。被捜索対象
1は、コーナーリフレクタ11を装備している。
【0007】捜索用航空機2は、SAR送受信部及びア
ンテナ21によって、捜索対象領域のSARデータを取
得する。SAR送受信部及びアンテナからの送信波照射
ビーム23は10〜50kmの操作幅を有しているの
で、捜索対象領域付近を数回往復すれば被捜索対象1を
ビーム中に捉えることが出来る。
ンテナ21によって、捜索対象領域のSARデータを取
得する。SAR送受信部及びアンテナからの送信波照射
ビーム23は10〜50kmの操作幅を有しているの
で、捜索対象領域付近を数回往復すれば被捜索対象1を
ビーム中に捉えることが出来る。
【0008】コーナーリフレクタ11は、図2の斜視図
に示すような構造であり、電波(マイクロ波)を入射し
たのと逆方向に反射する。捜索用航空機2のSAR送受
信部及びSARアンテナからの電波は、このコーナーリ
フレクタ11により捜索用航空機2の方向へ反射され送
り返される。この反射波24は、SAR送受信部及びア
ンテナで受信され、リアルタイムSAR処理プロセッサ
で画像再生が行われる。処理済み画像(図3参照)に
は、コーナーリフレクタ11による反射波の輝点Sが暗
景中に鮮明に表示される。捜索用航空機2の航法システ
ムの連係動作により、直ちに被捜索対象の位置が判明す
る。
に示すような構造であり、電波(マイクロ波)を入射し
たのと逆方向に反射する。捜索用航空機2のSAR送受
信部及びSARアンテナからの電波は、このコーナーリ
フレクタ11により捜索用航空機2の方向へ反射され送
り返される。この反射波24は、SAR送受信部及びア
ンテナで受信され、リアルタイムSAR処理プロセッサ
で画像再生が行われる。処理済み画像(図3参照)に
は、コーナーリフレクタ11による反射波の輝点Sが暗
景中に鮮明に表示される。捜索用航空機2の航法システ
ムの連係動作により、直ちに被捜索対象の位置が判明す
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
AR処理を用いるため一度に広域の情報を高速に得るこ
とができ、かつ昼夜の区別なく天候に左右されることも
ないので、有効かつ迅速な海難救助を実現することが出
来る。
AR処理を用いるため一度に広域の情報を高速に得るこ
とができ、かつ昼夜の区別なく天候に左右されることも
ないので、有効かつ迅速な海難救助を実現することが出
来る。
【図1】本発明の実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例のコーナーリフレクタの構造例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図3】本発明の実施例での画像正面図。
1 被捜索対象 2 捜索用航空機 3 合成開口レーダ(SAR) 11 コーナーリフレクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 捜索用航空機に搭載されており送信部、
受信部、送受信アンテナ、及び送受信データを処理する
リアルタイムSAR処理プロセッサを有する合成開口レ
ーダと、前記合成開口レーダからの電波を反射させるた
め捜索対象物に取付けられたコーナーリフレクタとを備
えていることを特徴とする海難救助システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318783A JPH05232222A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 海難救助システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318783A JPH05232222A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 海難救助システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05232222A true JPH05232222A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=18102899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318783A Pending JPH05232222A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 海難救助システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05232222A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141815A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-25 | Nec Corp | 捜索救助用レーダトランスポンダの信号受信・処理装置及びその信号受信・処理方法 |
JP2006252444A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 監視装置 |
CN106681342A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-17 | 中航通飞研究院有限公司 | 一种飞机搜索救援方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170777A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> | 合成開口レ−ダ |
JPS60173903A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-07 | Yamagata Daigaku | 全方向性レ−ダリフレクタ装置 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP3318783A patent/JPH05232222A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60170777A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Natl Space Dev Agency Japan<Nasda> | 合成開口レ−ダ |
JPS60173903A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-07 | Yamagata Daigaku | 全方向性レ−ダリフレクタ装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001141815A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-25 | Nec Corp | 捜索救助用レーダトランスポンダの信号受信・処理装置及びその信号受信・処理方法 |
JP2006252444A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 監視装置 |
JP4625349B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-02-02 | 三菱重工業株式会社 | 監視装置 |
CN106681342A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-17 | 中航通飞研究院有限公司 | 一种飞机搜索救援方法 |
CN106681342B (zh) * | 2016-12-20 | 2022-05-27 | 中航通飞华南飞机工业有限公司 | 一种飞机搜索救援方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970715 |