JPH0523196A - ヒトグリセンチンのモノクローナル抗体およびそれを用いるヒトグリセンチンの定量法 - Google Patents

ヒトグリセンチンのモノクローナル抗体およびそれを用いるヒトグリセンチンの定量法

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JPH0523196A
JPH0523196A JP3175683A JP17568391A JPH0523196A JP H0523196 A JPH0523196 A JP H0523196A JP 3175683 A JP3175683 A JP 3175683A JP 17568391 A JP17568391 A JP 17568391A JP H0523196 A JPH0523196 A JP H0523196A
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glicentin
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glycenchin
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JP3175683A
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Tomoko Aramaki
智子 荒巻
Takeya Satou
岳哉 佐藤
Kazuyuki Sasaki
一幸 佐々木
Naohito Iwata
尚人 岩田
Hiroshi Sakai
博 坂井
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Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒトグリセンチンに対するモノクローナル抗
体の調製と、ヒトグリセンチンの定量法に関する。 【構成】 ヒトグリセンチンで免疫感作させた抗体産生
細胞と骨髄腫細胞とを細胞融合させて得られるハイブリ
ドーマから目的のモノクローナル抗体が得られる。この
ようにして得られるモノクローナル抗体または別途調製
したポリクローナル抗体を固相化し、グリセンチン検体
と反応させ、さらに固相化した抗体とは認識部位を異に
する抗体であって標識化されたものを反応させることに
より、グリセンチン検体中のグリセンチンを定量するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒトグリセンチンと特
異的に反応するモノクローナル抗体、そのモノクローナ
ル抗体を分泌するハイブリドーマ細胞、およびグリセン
チンに対する抗体を用いる免疫定量法に関する。
【0002】
【従来の技術】動物の膵臓中のランゲルハンス島A細胞
から分泌され、肝臓などの細胞膜のアデニル酸シクラー
ゼ系を活性化することが知られている29個のアミノ酸
残基から構成されるポリペプチドホルモンであるグルカ
ゴンの研究から、Sundby, F.らはブタ小腸抽出物よりグ
ルカゴン抗体に対する抗原性を有する大分子量のポリペ
プチドを単離し、これをグリセンチンと命名した〔Sund
by,F. et. al., Horm.Metab. Res., Vol. 8,366
〜371(1976)〕。続いて Thim. L. および Moo
dy, A. J. はその構造決定を行なってこのグリセンチン
が69個のアミノ酸残基から構成され、その33〜61
番のアミノ酸配列はグルカゴンと同一の配列であること
を解明した〔Regulatory Peptides, Vol. 2:139
(1981)〕。このようにしてブタのグリセンチンの
精製と構造の解明はなされたが、ブタのグリセンチンが
ブタの小腸に存在することからヒトにも存在することが
予想されるヒト型グリセンチンについては抽出のための
原材料すなわちヒトの腸管の材料の入手の困難性からこ
れまでに精製物として生体由来のものは単離されたこと
はなく、そしてこの単離が困難であった事情などから、
ヒト型グリセンチンの生理活性はいまだ解明されていな
い。
【0003】ところで、Bell, G.I. らはハムスターの
プレプログルカゴンのcDNAをヒト遺伝子のEcoR
I分解物とハイブリダイズする手法でヒトプレプログル
カゴン遺伝子の配列を推定し、同遺伝子のエクソン部分
の構造からヒト型グリセンチンのアミノ酸配列を解明し
た〔Nature, Vol. 304,368〜370(198
3)〕。
【0004】このような経緯によってその化学構造が解
明された、腸管グルカゴンの1種であるヒトグリセンチ
ンは、その構造内にグルカゴンの全構造を含むアミノ酸
残基69のポリペプチドである。そして一般的にグルカ
ゴンと呼ばれる膵グルカゴンは、糖代謝に重要な作用を
持つホルモンで、インシュリンに拮抗して血糖値を上昇
させる事が古くから知られている。
【0005】空腸切除ラットでは腸絨毛が代償的に肥厚
することが知られており、この時に血中エンテログルカ
ゴン値の上昇がみられる。また摂食による腸細胞増殖の
際にもエンテログルカゴン値が上昇することから、細胞
増殖因子または栄養因子の可能性が考えられている。一
方グルカゴンと同様に血中インシュリン濃度を調節して
いる可能性も報告されている。そこで生体でのグリセン
チンの作用および消化器疾患または糖尿病との関わりを
理解するために、グリセンチンを特異的に定量する事は
医学上非常に重要である。
【0006】従来行われているグリセンチンの定量法と
して、グリセンチンまたはその一部の構造に対する抗血
清を用いたラジオイミュノアッセイ(RIA法)があ
る。この方法では、一種類の抗血清(ポリクローナル抗
体)を単独に使用しているために、抗体と交差反応を示
すすべての物質が検出されたり、あるいは非特異的干渉
の影響が大きく、グリセンチンを正確に定量することが
できない難点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した抗血清を用い
るヒトグリセンチンのRIA法による定量法では、用い
た抗血清と共通の抗原認識部位、あるいは類似の構造を
持つグルカゴン類縁物質が交差反応を起こすために、必
ずしも正確な検出および定量が行われなかった。さらに
は放射性物質を使用しなければならず、施設や廃棄物等
の問題があった。これらとは別に、ヒトグリセンチンに
対する力価の高い抗血清を安定して得ることの困難さが
あった。すなわち、抗N末端抗体を用いた場合では、グ
リセンチンのN末端領域1−30と構造が同じGlicenti
n-related pancreatic peptide(GRPP)が反応する
ことになりその定量結果に正確性を欠く他にRIA法固
有の上記した問題点があった。
【0008】またヒトグリセンチンの定量に抗C末端抗
体を用いようとする場合には、グリセンチン33−69
に相当する構造のオキシントモジュリンが抗体と反応す
ることになり、その定量結果の信頼性を低下させる他
に、グリセンチンとオキシントモジュリンには共通であ
るが、グルカゴンには含まれていないC末端領域に対す
る抗血清を得ることは極めて困難である事情があり、抗
C末端抗体を用いる定量法にも問題があった。
【0009】ところでヒトグリセンチンが生体内におい
て果たしているであろう作用を理解するためには、生体
内におけるヒトグリセンチンを他のグルカゴン類縁物質
と区別して定量することが必須な課題であり、しかして
この定量法が簡便なものであり、また放射性物質を使用
することなく、そしてヒトグリセンチンを特異的に定量
することが求められるのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記した課
題を解決するために鋭意研究した結果、ヒトグリセンチ
ンの各領域を認識するモノクローナルおよびポリクロー
ナル抗体を作成し、それらを組み合わせることによって
ヒトグリセンチンを特異的に定量しうることを見出して
本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明の第1の発明はヒトグリ
センチンに対するモノクローナル抗体に関し、また第2
の発明はヒトグリセンチンの免疫測定法に関するもので
ある。
【0012】本発明者らは、ヒトグリセンチンの特異的
な免疫測定法の過程において、グリセンチンに対するモ
ノクローナル抗体を得たが、これまでC末端領域に対す
る抗血清は偶然に任せる以外得ることが出来なかったも
のが、その領域に対するモノクローナル抗体を産生する
ハイブリドーマ細胞を用いることによって、抗体が安定
して得られるようになった。
【0013】本発明のモノクローナル抗体は、いわゆる
細胞融合法によって製造される。すなわち、抗体産生細
胞と骨髄腫細胞との間に、融合ハイブリドーマを形成さ
せ、該ハイブリドーマをクローン化し、ヒトグリセンチ
ンに対し特異性を示す抗体を産生するクローンを選択す
ることによって製造される。ここで使用される抗体産生
細胞には、例えばグリセンチンによって免疫された動物
からの脾細胞、リンパ節細胞、Bリンパ球などがある。
【0014】抗体産生細胞に免疫感作させるために用い
る抗原には、ヒトの消化管から精製されたヒトグリセン
チンを用いてもよいが、遺伝子操作技術または化学合成
により製造されたヒトグリセンチンの全領域を持つもの
あるいは化学合成されたヒトグリセンチンの一部の断片
を用いることが可能である。例えば、固相化法のFMO
C法によるグリセンチンのペプチド合成で得られたもの
でありうる。このペプチド合成は、他の固相化法あるい
は液相化法でもよい。
【0015】このようにして得られたヒトグリセンチン
の断片は、次に、マレイミド法あるいはグルタルアルデ
ヒド法等の方法でキャリアー例えば Keyhole Limpet ヘ
モシアニンとの結合体にし、フロイントアジュバントと
混合される。この場合のキャリアーとしてアルブミンの
ようなタンパク質を用いてもよい。
【0016】抗原として全構造のグリセンチンを用いる
場合には、キャリアーを使用しなくてもよい。また、遺
伝子操作により大腸菌に生産させたヒトグリセンチンを
使用する場合には、βガラクトシダーゼのようなタンパ
ク質との融合タンパク質の形で用いることが可能であ
る。
【0017】抗体産生細胞すなわち上記の抗原により免
疫感作された動物の脾臓細胞と骨髄腫細胞は、一般的な
方法〔Nature, Vol.256, 495〜497 (1975)〕に従って細
胞融合することが出来る。得られたハイブリドーマは、
酵素抗体法等によってスクリーニングを行い、限界希釈
法によってクローン化される。
【0018】得られたクローンは、生育に適した培地中
で培養される。あるいは、例えばプリスタンを予め投与
したマウスの腹腔内に移植して、モノクローナル抗体を
高濃度に含む腹水を採取する。このようにして製造され
た培養液またはマウス腹水からのモノクローナル抗体
は、硫安塩析、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルク
ロマトグラフィー、プロテインAを用いたアフィニティ
ークロマトグラフィー等によって精製される。
【0019】このようにして得られた抗ヒトグリセンチ
ンモノクローナル抗体は、生体由来のグリセンチン、ま
たは抗原として認識される領域を含む他のグルカゴン類
縁物質を特異的に測定するために極めて適している。
【0020】この抗ヒトグリセンチンモノクローナル抗
体に関する第1の本発明の完成により、このモノクロー
ナル抗体と別途作成した認識部位を異にするポリクロー
ナル抗体またはモノクローナル抗体とを組み合わせるこ
とによって第2の本発明のヒトグリセンチンの特異的な
定量法が完成された。この場合またモノクローナル抗体
と抗血清を組み合わせることによっても特異的測定が行
えるのである。
【0021】すなわち、この第2の発明はエピトープの
異なる2種以上の抗体を組み合わせることを特徴とする
ELISA法(サンドイッチ法)によるグリセンチンを
特異的に測定する方法に関するものである。
【0022】すなわち、マイクロプレート、ビーズ等に
固相化した抗体に被検液を反応させ、固相に結合したヒ
トグリセンチンを、別の抗体を用いた酵素免疫法で測定
する。例えば、抗ヒトグリセンチンモノクローナル抗体
を固相化したマイクロプレートに、一定の量のグリセン
チンまたは未知量の水性試料(例えば血清、血漿、組織
抽出液等)を反応させ、標識した第2の抗体を用いて発
色反応または蛍光反応にて定量を行う。
【0023】抗体の組み合わせは、例えばヒトグリセン
チンC末端のヘプタペプチドに対する抗体を固相化して
おけば、被検液中のグリセンチンとオキシントモジュリ
ンが結合し、グリセンチンN末端の32アミノ酸からな
るペプチドに対する抗体を用いてグリセンチンのみを測
定する事が出来る。グルカゴン領域に対する抗体を用い
ると、両者を他の腸管グルカゴンと区別して測定する事
も出来る。N末端に対する抗体を固相化に使用した場合
には、次にグルカゴン領域またはC末端領域に対する抗
体を使用することによって、ヒトグリセンチンのみを測
定することが出来る。あるいは、N末端領域に対するポ
リクローナル抗体またはエピトープの異なるモノクロー
ナル抗体を使用すれば、ヒトグリセンチンとGRPPと
の両者を測定することが可能である。
【0024】抗体の固相化は、公知の化学結合法または
物理結合法を用いて行う。あるいは、先に被検出物質と
エピトープの異なる2種類の抗体を反応させて形成され
た複合体を、抗体に対する第3の抗体を上記の方法で固
相化させておいて捕捉することも可能である。
【0025】抗体の標識は、抗体にβガラクトシダー
ゼ、西洋わさびペルオキシダーゼ等の酵素を直接結合す
る方法がある。あるいは、抗体をビチオンで標識してお
いて、次にアビシンの結合した酵素を用いることが可能
である。または酵素標識した抗体、例えばモノクローナ
ル抗体に対して抗マウスIgG標識抗体を使用すること
が可能である。さらに、放射性同位元素で標識した抗体
を使用しうることは勿論である。
【0026】次に実施例によって本発明を具体的に説明
することにするが、この実施例は単に説明のためのもの
で、これによって本発明が限定されるものと解してはな
らない。
【0027】〔実施例1〕 免疫用抗原(ヒトグリセンチン)の調製 1) グリセンチン全領域(1−69)・・・大腸菌を
用いて生産した組換えグリセンチンを用いた。N末端に
はMet残基が余分に付加されている点が天然型と異な
り、アミノ酸残基数は70(Met.1−69)であ
る。この組換えグリセンチンは次のアミノ酸配列を有す
る。
【0028】 Met Arg Ser Leu Gln Asp Thr Glu Glu Lys Ser Arg Ser Phe Ser Ala Ser Gln Ala Asp Pro Leu Ser Asp Pro Asp Gln Met Asn Glu Asp Lys Arg His Ser Gln Gly Thr Phe Thr Ser Asp Tyr Ser Lys Tyr Leu Asp Ser Arg Arg Ala Gln Asp Phe Val Gln Trp Leu Met Asn Thr Lys Arg Asn Arg Asn Asn Ile Ala これをグルタルアルデヒドを用いてキャリアーとして
の Keyhole Limpet のヘモシアニン(KLH)と結合さ
せた。
【0029】2) グリセンチンN末端断片(1−3
2)・・・ヘプチド合成機を用いてN末端には天然型と
同様にメチオニンを持っていない断片を合成した。この
断片は次のアミノ酸配列を有する。
【0030】 Arg Ser Leu Gln Asp Thr Glu Glu Lys Ser Arg Ser Phe Ser Ala Ser Gln Ala Asp Pro Leu Ser Asp Pro Asp Gln Met Asn Glu Asp Lys Arg 33番目には天然型グリセンチンにはないアミノ酸のシ
ステインを付け、マレイミド法でキャリアーのヘモシア
ニンと結合させた。グルタルアルデヒド法で抗原とキャ
リアーを結合させた場合、キャリアーが抗原のアミノ基
全てと結合し得るので、免疫感作に用いた抗原の構造が
天然型のそれとは大きく変化してしまう欠点がある。マ
レイミド法で調製したこの免疫原はグリセンチン32断
片のC末端だけにキャリアーが結合しているので、抗原
となる領域は天然型ヒトグリセンチンに近い状態で呈示
される。
【0031】3) グリセンチンC末端断片(63−6
9)・・・アミノ酸7残基の断片を合成した。この断片
は次のアミノ酸配列を有する。
【0032】Lys Arg Asn Arg Asn Asn Ile Ala これにグルタルアルデヒド法でヘモシアニンを結合し
た。この断片のアミノ基はN末端のαアミノ基だけであ
るので、N末端にのみキャリアーが結合する。特別な工
夫なしでグリセンチンC末端領域が免疫原として呈示さ
れる。
【0033】ウサギ抗血清の調製 体重約2kgのウサギ日本白色種雌を以下の方法で免疫感
作し、抗血清を得た。グリセンチン量として200μg
の全領域グリセンチン・KLH複合体、または各断片量
として500μgのN末端断片またはC末端断片のKL
H複合体を0.5mlのPBS緩衝液に懸濁した。それら
を等量のフロイント完全アジュバントと混合しエマルジ
ョンにして皮下投与した。その後約2週間の間隔でそれ
ぞれ1回目に投与したのと同じ複合体をフロイント不完
全アジュバントとのエマルジョンにして2〜3回投与し
た。
【0034】免疫マウス脾細胞の調製 6週齢の雄BALB/cマウスの腹腔内に、グリセンチ
ン量30μgの全領域グリセンチン・KLH複合体、ま
たは各断片量として100μgのN末端断片またはC末
端断片のKLH複合体とフロイント完全アジュバントの
エマルジョンを2週間の間隔で2回投与した。その後約
2週間の間隔でそれぞれ最初に投与したのと同じ複合体
とフロイント不完全アジュバントとのエマルジョンを2
〜3回腹腔内に投与した。さらに2週間後に最終免疫と
して生理的食塩水に懸濁した抗原を投与した。次いで3
日後に脾臓を摘出し、RPMI−1640培地で洗浄し
た後、注射針を用いて単一細胞の懸濁液とし、細胞数1
×108/mlに調製した。
【0035】細胞融合 得られたマウス脾細胞をマウス骨髄種細胞NS−1と細
胞融合して抗体産生ハイブリドーマを作成した。
【0036】10%牛胎児血清、40μg/mlゲンタマ
イシンを含むRPMI−1640培地中で対数増殖期
(約2×105CELLS/ml)にあるNS−1細胞を
遠心して集めた。血清を含まないRPMI−1640で
洗浄したNS−1細胞1×10 7と脾細胞1×108を混
合し、遠心して培地を除き、ペレットに50%PEG
4,000溶液を1ml加えて融合を行った。さらにRP
MI−1640を20ml加えて遠心し、100mlのHA
T培地に懸濁して24穴プレートに各ウェル1.5mlず
つ分注し、インキュベーションを行った。
【0037】スクリーニング 4〜5日後に検鏡を行いハイブリドーマの生育が認めら
れたウェルの培養上清を用い、酵素抗体法によってスク
リーニングを行った。
【0038】グリセンチンの全領域とC末端断片に対す
るモノクローナル抗体のスクリーニングには、予めグリ
センチンを固相化した96ウェルマイクロプレートを使
用した。N末端断片に対するモノクローナル抗体のスク
リーニングには、同様のプレートとさらには予め抗マウ
スIgG抗体を固相化した96ウェルマイクロプレート
を用いて行った。それぞれのプレートにハイブリドーマ
の培養上清50μlを加えた。室温に1時間放置した
後、0.05%ツイーン20を含むPBS緩衝液で3回
洗浄し、0.1%牛血清アルブミンを含むPBS緩衝液
で希釈したグリセンチン5ngを添加して室温に1時間放
置した。次に、ツイーン20添加PBS緩衝液で洗浄
後、グリセンチン全領域に対するウサギ抗血清を適当に
希釈したものを50μl加え、室温に1時間放置した。
次に、ツイーン20添加PBS緩衝液で洗浄後、西洋わ
さびパーオキシダーゼで標識したヤギ抗ウサギIgGを
適当に希釈したものを50μl加え、室温で1時間放置
した。ツイーン20添加PBS緩衝液で洗浄後、西洋わ
さびパーオキシダーゼ基質溶液(オルトフェニレンジア
ミン1mg/ml、30%過酸化水素0.4μl/mlを含む
0.1Mクエン酸緩衝液、pH4.5)を100μl加え
て発色させた。室温で5分反応後2規定の硫酸100μ
lを加えて反応を停止させた後、各穴の吸光度を測定し
た。コントロールより有意の呈色反応をしたものを陽性
とし、グリセンチンに対する抗体を産生するハイブリド
ーマを限界希釈法により単一細胞までクローン化し、ク
ローンGW17、GN4−1、GN4−2、GC15−
A、GC15−Eを得た。
【0039】サブクラスの決定 モノクローナル抗体のサブイソタイプの決定はクローニ
ング後のハイブリドーマ培養上清より、ザイメット社の
抗マウスIgGサブクラスセット(MONOAb−ID
TM EIA KIT)を用いたELISA法により行っ
た。その結果は以下の表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】本発明モノクローナル抗体の調製 得られた各クローンを2×105cells/mlの濃度まで培
養して、遠心分離で細胞を集めた。2×106の細胞を
生理的食塩水0.5mlに懸濁し、7〜10日前にプリス
タン0.5mlを腹腔内に投与した雄性BALB/cマウ
スに腹腔内投与した。10〜14日後、蓄積した腹水を
採取し、これを1,000rpm3分間遠心分離して細胞成
分を除いた。次に3,000rpm 15分間遠心分離して
脂肪層を除いた。
【0042】抗体を含む腹水はバイオラッド社製のMA
PS−TMIIキットを用い、供給者の指示にしたがってI
gG分画を精製した。
【0043】抗体の特異性 グリセンチンの全領域及び部分断片を濃度を変えてマイ
クロプレートに固相化し、これらの断片に対する反応性
から得られたモノクローナル抗体の特異性を決定した。
結果を以下の表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】〔実施例2〕 ELISA(サンドウイッチ)法による検出 抗体プレートの調製 ヒトグリセンチンC末端断片に対して得られたモノクロ
ーナル抗体GC15−AまたはGC15−EのIgG分
画を50mMリン酸緩衝液pH7.0を用いてタンパク質
あたり10μg/mlの濃度にする。96穴プレート(ヌ
ンク社製)の各ウェルあたりこの溶液を50μlずつ分
注し、4℃に一晩放置して抗体をプレートに固相化し
た。PBS緩衝液でウェルを3回洗浄した後、蒸留水で
4倍に希釈したブロックエース(大日本製薬製)を各ウ
ェルに300μl加え、4℃に一晩または37℃に2時
間放置してブロッキングを行った。
【0046】抗体のビオチン化 ヒトグリセンチンN末端断片に対して得られたモノクロ
ーナル抗体GN4−1またはGN4−2またはウサギ抗
血清のIgG分画を50mMホウ酸ナトリウム水溶液pH
8.6に対して平衡化し、タンパク質あたり1mg/mlの
濃度に調製した。この抗体溶液1.5mlを用いてアマー
シャム社製ビオチン化キットにより供給者の指示にした
がってビオチン化を行った。反応終了後、反応液を0.
1%BSAを含むPBS緩衝液で平衡化したナップカラ
ム(ファルマシア社製)に通して、抗体を未反応のビオ
チン化試薬と分離した。調製したビオチン化抗体は、溶
液に最終0.01%となるようにチメロサールを加え4
℃で保存した。
【0047】測 定 上記の方法にしたがって調製したプレートをPBS洗浄
を3回繰り返した後、0.1%BSAを含むPBS緩衝
液で精製ヒトグリセンチン標品を200ng/mlから2ng
/mlまで段階希釈して各ウェルに50μl載せて、室温
で2時間反応した。再びPBS緩衝液でよく洗浄した
後、BSAを含むPBS緩衝液で600〜1200倍に
希釈したビオチン化抗体と6000倍に希釈したアビジ
ン・ペルオキシダーゼ(ベクター社製を)の混合液を1
00μl加えて室温に1時間放置した。次に、オルトフ
ェニレンジアミンを0.1Mクエン酸・水酸化カリウム
緩衝液pH4.5に1mg/mlの濃度に溶解し、最終0.0
12%となるように過酸化水素水を加えて発色試薬を調
製し、プレートを0.05% Tween 20を含むPBS緩
衝液でよく洗浄した後に発色試薬を100μl加え、室
温で発色させた。等量の2規定硫酸を加えて反応を停止
させて、波長490nmの吸光度を測定した。結果を図1
に示す。
【0048】20ng/mlから200pg/mlまで段階希釈
したグリセンチンをプレートに載せた場合は、上記発色
試薬を用いずに、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオン酸を5mg/mlの濃度になるように0.1Mリン酸
緩衝液pH7.0に溶解し、最終0.015%となるよう
に過酸化水素水を加えて調製した蛍光試薬を用いた。蛍
光試薬100μlをプレートに添加して30℃に90分
間放置した後、反応液を2.5mlの0.1Mグリシン・水
酸化ナトリウム緩衝液pH10.3に移して、波長32
0nmの紫外光で励起して波長405nmの蛍光を測定し
た。結果を図2に示す。
【0049】〔実施例3〕 ペルオキシダーゼ標識Fab′の調製 石川らの方法(酵素免疫測定法、第3版、医学書院)によ
り行った。すなわち、グリセンチンN末端断片に対して
得られたウサギ抗血清のIgG分画を、0.1M NaC
lを含む0.1M酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)中5
mg/mlの濃度に調製した。その液3.5mlにペプシン
(BMY社製)0.2mgを加え37℃で24時間反応さ
せた。反応後1Mトリスを加えてpH7.0に調整し、
3,000rpm(TOMY RS−20IV遠心機、TS−
7ローター)で10分間遠心して不溶化物を除いた後、
0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)で平衡化
したSuperdexTM200カラム(ファルマシア社製)でゲ
ル濾過を行った。溶出してきたフラクションの280nm
のピークのうちF(ab′)2に相当する分画を集め、4m
g/mlとなるように濃縮した。
【0050】このようにして調製されたF(ab′)2
溶液の内1.8mlを0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(p
H6.0)に対して平衡化し、100mM 2−メルカプト
エチルアミン、5mM EDTA、0.1Mリン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH6.0)を含む液75μlを加え、37℃
で90分間インキュベーションした。反応液を0.1M
リン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)で平衡化したナッ
プカラムに通して脱塩し、Fab′サンプルとした。
【0051】2.8mgの西洋ワサビ・ペルオキシダーゼ
(Boehringer Mannheim GmbH社製)を300μlの0.1
Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)に溶解し、これ
にN,N−ジメチルホルムアミド30μlに0.35mgの
N−サクシニミジル−6−マレイミドヘキサン酸を溶か
した溶液を加え、30℃で30分間反応してペルオキシ
ダーゼにマレイミド基を導入した。反応後0.1Mリン
酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)で平衡化したナップカ
ラムを通し、マレイミド・ペルオキシダーゼサンプルと
した。
【0052】Fab′サンプルとマレイミド・ペルオキ
シダーゼサンプルとを合わせ、4℃20時間反応させた
後、20μlの0.1M N−エチルマレイミドを加えて
30℃10分間放置することにより反応を停止させた。
反応液を3,000rpmで10分間遠心分離した後0.1
Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6.5)で平衡化したS
uperdexTM200カラムでゲル濾過を行った。各分画の
280nmと403nmの吸光度から、ペルオキシダーゼ標
識Fab′に相当するピークを集めて、測定に用いた。
【0053】測定は、前記の方法と同様に行った。但
し、ビオチン化抗体とアビジン・ペルオキシダーゼの代
わりに、100倍に希釈したペルオキシダーゼ標識Fa
b′を50μl加えて室温で2時間反応させ、発色は室
温暗所で30分間行った。490nmの吸光度を測定し
た。結果を図3に示す。
【0054】比較のために、Fab′の調製を行ったウ
サギ抗血清を用いて従来のRIA法によるグリセンチン
の定量結果を図4に示す。ペルオキシダーゼ標識Fa
b′を用い、本発明のELISA法による定量法では、
測定感度が10倍以上優れている。
【0055】
【発明の効果】本発明によるハイブリドーマを適当な生
産用培地を用いて培養して得られた培養液より、または
動物の腹腔内に移植して得られた腹水よりモノクローナ
ル抗体を精製する事によって、グリセンチンに対する抗
体が安定して得られるようになった。
【0056】さらに第1の発明によるモノクローナル抗
体を組み合わせ、あるいは抗血清と組み合わせるところ
の第2の発明により、グリセンチンを特異的に検出、定
量する事が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒトグリセンチンC末端断片に対して得られた
モノクローナル抗体を固相化し、これにヒトグリセンチ
ン標本を反応させ、更にヒトグリセンチンN末端断片に
対して得られた標識化されたモノクローナル抗体(ビオ
チン化抗体)を反応させ、反応物を発色させた場合のグ
リセンチン量と吸光度の関係を示す図。
【図2】図1の場合と同様の操作であるが、段階希釈し
たヒトグリセンチンを反応させ、更にこれと反応させた
標識化モノクローナル抗体との反応物の蛍光を測定する
場合のグリセンチン量と蛍光強度の関係を示す図。
【図3】ペルオキシダーゼ標識Fab′を用いる場合の
グリセンチン量と吸光度の関係を示す図。
【図4】従来のRIA法によるグリセンチンの定量結果
を示す図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 rg Asn Arg Asn Asn Ile Ala これにグルタルアルデヒド法でヘモシアニンを結合し
た。この断片のアミノ基はN末端のαアミノ基だけであ
るので、N末端にのみキャリアーが結合する。特別な工
夫なしでグリセンチンC末端領域が免疫原として呈示さ
れる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】グリセンチンの全領域とC末端断片に対す
るモノクローナル抗体のスクリーニングには、予めグリ
センチンを固相化した96ウェルマイクロプレートを使
用した。N末端断片に対するモノクローナル抗体のスク
リーニングには、同様のプレートとさらには予め抗マウ
スIgG抗体を固相化した96ウェルマイクロプレート
を用いて行った。それぞれのプレートにハイブリドーマ
の培養上清50μlを加えた。室温に1時間放置した
後、0.05%ツイーン20を含むPBS緩衝液で3回
洗浄し、0.1%牛血清アルブミン(0.1%BSA)
を含むPBS緩衝液で希釈したグリセンチン5ngを添
加して室温に1時間放置した。次に、ツイーン20添加
PBS緩衝液で洗浄後、グリセンチン全領域に対するウ
サギ抗血清を適当に希釈したものを50μl加え、室温
に1時間放置した。次に、ツイーン20添加PBS緩衝
液で洗浄後、西洋わさびパーオキシダーゼで標識したヤ
ギ抗ウサギIgGを適当に希釈したものを50μl加
え、室温で1時間放置した。ツイーン20添加PBS緩
衝液で洗浄後、西洋わさびパーオキシダーゼ基質溶液
(オルトフェニレンジアミン1mg/ml、30%過酸
化水素0.4μl/mlを含む0.1Mクエン酸緩衝
液、pH4.5)を10Oμl加えて発色させた。室温
で5分反応後2規定の硫酸100μlを加えて反応を停
止させた後、各穴の吸光度を測定した。コントロールよ
り有意の呈色反応をしたものを陽性とし、グリセンチン
に対する抗体を産生するハイブリドーマを限界希釈法に
より単一細胞までクローン化し、クローンGW17、G
N4−1、GN4−2、GC15−A、GC15−Eを
得た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】2.8mgの西洋ワサビ・ペルオキシダー
(BMY社製)を300μlの0.1Mリン酸ナトリ
ウム緩衝液(pH7.0)に溶解し、これにN,N−ジ
メチルホルムアミド30μlに0.35mgのN−サク
シニミジル−6−マレイミドヘキサン酸を溶かした溶液
を加え、30℃で30分間反応してペルオキシダーゼに
マレイミド基を導入した。反応後0.1Mリン酸ナトリ
ウム緩衝液(pH6.0)で平衡化したナップカラムを
通し、マレイミド・ペルオキシダーゼサンプルとした。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C07K 7/06 Z 8318−4H 7/10 ZNA 8318−4H C12N 5/20 15/06 (C12P 21/08 C12R 1:91) C07K 99:00 (72)発明者 坂井 博 埼玉県入間郡大井町鶴ケ岡1丁目17番10号 高山マンシヨン303号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトグリセンチンの全領域、ヒトグリセ
    ンチンのC末端領域またはヒトグリセンチンのN末端領
    域に対するモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 ヒトグリセンチン抗体を固相化し、これ
    にグリセンチン含有の検体を反応させ、はじめに固相化
    したヒトグリセンチン抗体とは別のヒトグリセンチンま
    たはその断片の領域を認識する抗体であって標識化され
    たものを反応させ、反応した標識化された抗体の量を測
    定することからなる、ヒトグリセンチンの定量法。
JP3175683A 1991-07-17 1991-07-17 ヒトグリセンチンのモノクローナル抗体およびそれを用いるヒトグリセンチンの定量法 Pending JPH0523196A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0709455A1 (en) * 1994-10-31 1996-05-01 Nisshin Flour Milling Co., Ltd. Monoclonal antibody to human glicentin, hybridoma for producing said antibody and assay method for human glicentin using said antibody

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Title
ANAL BIOCHEM=1988 *
BIOLCHEM=1986 *
CAN J PHYSIOL PHARMACOL SUPPL=1986 *

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