JPH0523137Y2 - - Google Patents

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JPH0523137Y2
JPH0523137Y2 JP1986129873U JP12987386U JPH0523137Y2 JP H0523137 Y2 JPH0523137 Y2 JP H0523137Y2 JP 1986129873 U JP1986129873 U JP 1986129873U JP 12987386 U JP12987386 U JP 12987386U JP H0523137 Y2 JPH0523137 Y2 JP H0523137Y2
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rotation center
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は繰り出し容器に係り、特に内部に収容
された化粧用品を容易に露出し得るようにしたも
のに関する。
〔従来の技術〕
従来より、口紅等を収容する容器としては所謂
回転式のものが一般的であるが、近年は、実開昭
60−129209号公報、及び、実開昭60−137911号公
報に記載されている形式のものが提案されてい
る。
実開昭60−129209号公報に示すものは第11図
に示すように、容器本体30内にホルダ31を摺
動自在に収容するとともに、このホルダ31から
キヤタピラ型に形成したラツク32を延設し、一
方、容器本体30の中程にはこのラツク32にか
み合うピニオンギヤ33を枢支したものであり、
ピニオンギヤ33を回転させることによつてホル
ダ31に取り付けた化粧料34を繰り出し得るよ
うにしたものである。
また、実開昭60−137911号公報に記載されてい
るものは、第12図及び第13図に示すように、
容器本体30内に内容器35を摺動自在に設け、
この内容器35の中にホルダ31を摺動自在に収
容したものである。このホルダ31及び内容器3
5には夫々ラツク32,36が延設されており、
これらラツク32,36は同軸で支持され相互に
径の異なるピニオンギヤ33,37(ピニオンギ
ヤ37の方が小径となつている)で駆動されるよ
うになつている。
使用に際して、ピニオンギヤ33,37を回す
と、第13図に示すように、内容器35が少し繰
り出る間にホルダ31が大きく繰り出て化粧料3
4が外部に露出するようになつている。
また、実開昭52−126076号公報、実開昭54−
160438号公報、及び実開昭56−148312号公報に記
載された繰り出し形の容器がある。
前記繰り出し形の容器はいずれも、筒状の容器
にホルダを上下摺動自在に嵌入し、このホルダに
剛性を有する帯板の一端部を固定し、前記帯板の
他端部を回転軸に巻き付けたものである。
そして、前記回転軸を逆向きに回転させて前記
帯板を直線状に伸長させ、前記ホルダを繰り出す
ようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記第11図ないし第13図に示し
た従来のものにおいては、ラツクとピニオンを用
いて化粧料を繰り出すものであるため作動に円滑
を欠く虞れがあり、また、ラツクを駆動する構造
上、ピニオンギアを容器の中央付近に配置せざる
を得ないため、容器を押さえながら操作する必要
があり、繰り出しがしにくくなるという問題があ
る。
そして、前記繰り出し形の従来のものは、帯板
が一杯に伸長すると、帯板が屈曲する虞れが生じ
る。そこで、帯板を伸長しても屈曲しないように
剛性を備えた帯板にしなければならない。
そうすると、帯板を回転軸に巻き付けると大き
な力を必要とし、帯板の巻き付け操作がし難くな
る。
本考案は前記した点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは円滑に化粧料等を繰
り出すことができるとともに操作がし易い繰り出
し容器とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以
下のような構成とした。
即ち、筒状に形成した容器1の底部1aに回転
体2を回動自在に枢支するとともに、この回転体
2の外周2aを容器1の外部に露出せしめ、回転
体2の回転中心軸3からオフセツトした位置にそ
の回転中心軸3を囲むように湾曲せしめた第1の
リンク4の一端4aを枢支する。
この第1のリンク4の他端4bに前記第1のリ
ンク4と同様に湾曲せしめられかつ、硬直性を有
するとともに可撓性をもたせた第2のリンク5の
一端5aを屈曲自在に連結し、この第2のリンク
5の他端5bにはホルダ6を連結し、このホルダ
6は前記容器1の内に上下摺動自在に配置されて
いるとともに化粧用品7の基部7aを支持する支
持部6aを具備して繰り出し容器とした。
〔作用〕
容器1を一方の手で持ち、第8図に示すように
他方の手の親指で回転体2を回転させる。
または、第9図に示すように容器1を一方の手
でつまみながら他方の手の平上で回転体2を転が
すと、回転体2が回転し、第1のリンク4が第2
のリンク5を押し上げ、第4図に示すようにホル
ダ6が押し上げられて化粧用品7が外部に露出す
る。
化粧用品7を収容するときは回転体2を逆回転
させればよい。
そして、回転体2を回動して、第1のリンク4
と第2のリンク5を、容器1の底部1aに収容す
るとき、或は、第1のリンク4と第2のリンク5
を繰り出すときに大きく変形するのは、第1のリ
ンク4の他端4bと第2のリンク5の一端5aを
連結した部分であり、第1のリンク4及び第2の
リンク5自身は、大きくは変形しない。
そして、前記回転体2を回動させる操作で、大
きく変形する他端4bと一端5bの連結部は、屈
曲自在に連結されているので、この連結部を大き
く変形させても、それに要する力は小さい。
したがつて、前記回転体2を回動させて、化粧
料等を繰り出し、或は収容する操作がし易い。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第10図に基づ
いて説明する。
容器1は角型筒状に形成されており、その底部
1aには円形の貫通孔1bが穿設されている。
この貫通孔1bには回転体2が回動自在に枢支
されており、この回転体2の外周2aは容器1の
外部に露出するよう容器1の横幅よりも直径が大
になつているとともに滑り止め用のローレツトが
形成されている。
この回転体2は容器1の前後から2枚対向的に
接合して形成されており、一方の回転体2と他方
の回転体2とは夫々雄型雌型となつていて両者が
嵌合して一体化するようになつている。
さらに、この回転体2,2は容器1との各接触
面側に環状壁部2bが形成されており、この環状
壁部2bが前記貫通孔1bに嵌合して、回転体
2,2が容器1の底部1aに回動自在に枢支さ
れ、そして、回転体2,2の中心に回転中心軸3
が形成される。
この回転体2には前記回転中心軸3からオフセ
ツトした位置2cにその回転中心軸3を囲むよう
に湾曲せしめた第1のリンク4の一端4aが支持
軸2dにより枢支されている。なお、回転中心軸
3には突起3aが設けられており、繰り出し動作
の過程において前記第1のリンク4の内側に位置
して、リンク4が内側に折れ曲がることを防止す
るようになつている。この第1のリンク4の他端
4bには前記第1のリンク4と同様に湾曲せしめ
られかつ、硬直性を保有するとともに可撓性をも
たせた第2のリンク5の一端5aが屈曲自在に連
結されている。
この第2のリンクの他端5bはホルダ6に連結
されており、このホルダ6は前記容器1の内に上
下摺動自在に配置されているとともに化粧用品7
の基部7aを支持する化粧料支持部6aを有して
いる。
前記容器1にはキヤツプ8が嵌合されるように
なつており、このキヤツプ8の口縁部には容器1
への装着時に前記滑り止め用のローレツトに係合
して回転体2をロツクする突起8aが形成されて
いる。
前記した構成においてその動作例を説明する。
繰り出しに際しては、まず、容器1を一方の手
で持ち、第8図に示すように他方の手の親指で回
転体2を回転させる。
または、第9図に示すように容器1を一方の手
でつまみながら他方の手の平上で回転体2を転が
す。
以上のような操作をすると、回転体2が矢示F
方向に回転し、第1のリンク4が第2のリンク5
を押し上げ、第4図に示すようにホルダ6が押し
上げられて化粧用品7が外部に露出する。
化粧用品7を収容するときは回転体2を逆回転
させればよい。
前記化粧用品7は口紅等の化粧料であつてもよ
いのは勿論、第10図に示すように、大形または
小形の化粧ブラシ、あるいは、スポンジの塗布体
であつても良い。
〔考案の効果〕
本考案は、回転体2の回転中心軸3からオフセ
ツトした位置に、その回転中心軸3を囲むように
湾曲せしめた第1のリンク4の一端4aを枢支
し、この第1のリンク4の他端4bに、前記第1
のリンク4と同様に湾曲せしめられ、かつ、硬直
性を保有するとともに可撓性をもたせた第2のリ
ンク5の一端5aを屈曲自在に連結し、この第2
のリンク5の他端5bにホルダ6を連結した。
したがつて、本考案は、化粧用品7を収容する
とき、或は化粧用品7を繰り出すときに大きく変
形するのは、第1のリンク4の他端4bと第2の
リンク5の一端5aを連結した屈曲自在の部分で
あり、第1のリンク4と第2のリンク5自身は大
きく変形しない。
よつて、本考案は、回転体2を容器1の底部1
aに設けた繰り出し容器において、化粧用品7を
繰り出し、そして、収容する操作を小さな力で円
滑に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本考案の実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は正面方向の縦
断面図、第3図は側面方向の縦断面図、第4図は
繰り出した状態を示す正面方向の縦断面図、第5
図は収容状態を示す斜視図、第6図は繰り出した
状態を示す斜視図、第7図はキヤツプをした状態
を示す斜視図、第8図および第9図は使用状態を
示す斜視図、第10図は他の実施例を示す斜視
図、第11図ないし第13図は従来の繰り出し容
器を示す断面図である。 1……容器、2……回転体、3……回転中心
軸、4……第1のリンク、5……第2のリンク、
6……ホルダ、7……化粧用品、1a……底部、
2a……回転体2の外周、4a……第1のリンク
の一端、4b……第1のリンクの他端、5a……
第2のリンクの一端、5b……第2のリンクの他
端、6a……支持部、7a……基部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形成した容器1の底部1aに回転体2を
    回動自在に枢支するとともに、この回転体2の外
    周2aを容器1の外部に露出せしめ、回転体2の
    回転中心軸3からオフセツトした位置にその回転
    中心軸3を囲むように湾曲せしめた第1のリンク
    4の一端4aを枢支し、この第1のリンク4の他
    端4bに前記第1のリンク4と同様に湾曲せしめ
    られかつ、硬直性を保有するとともに可撓性をも
    たせた第2のリンク5の一端5aを屈曲自在に連
    結し、この第2のリンク5の他端5bにはホルダ
    6を連結し、このホルダ6は前記容器1の内に上
    下摺動自在に配置されているとともに化粧用品7
    の基部7aを支持する支持部6aを有しているこ
    とを特徴とする繰り出し容器。
JP1986129873U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0523137Y2 (ja)

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JP1986129873U JPH0523137Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP1986129873U JPH0523137Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JPS6337119U JPS6337119U (ja) 1988-03-10
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JPS54160438U (ja) * 1978-04-27 1979-11-09
JPS56148312U (ja) * 1980-04-07 1981-11-07

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JPS6337119U (ja) 1988-03-10

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