JPH05231234A - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関Info
- Publication number
- JPH05231234A JPH05231234A JP4032119A JP3211992A JPH05231234A JP H05231234 A JPH05231234 A JP H05231234A JP 4032119 A JP4032119 A JP 4032119A JP 3211992 A JP3211992 A JP 3211992A JP H05231234 A JPH05231234 A JP H05231234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- piston
- fuel
- internal combustion
- combustion engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/12—Other methods of operation
- F02B2075/125—Direct injection in the combustion chamber for spark ignition engines, i.e. not in pre-combustion chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビティ壁面からの燃料の蒸発を促進して
良好な燃焼を得る。 【構成】 ピストン２の中心に対して偏心してピストン
２頂部に形成されたキャビティ４内に燃料を噴射してキ
ャビティ４壁面からの蒸発燃料を点火栓５により着火す
る内燃機関において、ピストン２周囲のシリンダブロッ
ク１のうち、キャビティ４の偏心方向であってキャビテ
ィ４に接近する領域以外の領域のみにウォータジャケッ
ト８を形成する。
良好な燃焼を得る。 【構成】 ピストン２の中心に対して偏心してピストン
２頂部に形成されたキャビティ４内に燃料を噴射してキ
ャビティ４壁面からの蒸発燃料を点火栓５により着火す
る内燃機関において、ピストン２周囲のシリンダブロッ
ク１のうち、キャビティ４の偏心方向であってキャビテ
ィ４に接近する領域以外の領域のみにウォータジャケッ
ト８を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、ピストンの中心に対して偏
心してピストン頂部に形成されたキャビティ内に燃料を
噴射せしめてキャビティ壁面からの蒸発燃料を点火栓に
より着火せしめる内燃機関を提案している（実願平２−
４４６４８号参照）。
心してピストン頂部に形成されたキャビティ内に燃料を
噴射せしめてキャビティ壁面からの蒸発燃料を点火栓に
より着火せしめる内燃機関を提案している（実願平２−
４４６４８号参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの内燃機関
では、ピストン周囲のシリンダブロックのうち、キャビ
ティの偏心方向であってキャビティに接近する領域にお
いてもウォータジャケットが形成されているために、キ
ャビティ壁面の熱がウォータジャケットに逃げてしまう
ために、キャビティ壁面からの燃料の蒸発が悪化し、斯
くして燃焼が悪化するという問題を生ずる。
では、ピストン周囲のシリンダブロックのうち、キャビ
ティの偏心方向であってキャビティに接近する領域にお
いてもウォータジャケットが形成されているために、キ
ャビティ壁面の熱がウォータジャケットに逃げてしまう
ために、キャビティ壁面からの燃料の蒸発が悪化し、斯
くして燃焼が悪化するという問題を生ずる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明によれば、ピストンの中心に対して偏心してピ
ストン頂部に形成されたキャビティ内に燃料を噴射せし
めてキャビティ壁面からの蒸発燃料を点火栓により着火
せしめる内燃機関において、ピストン周囲のシリンダブ
ロックのうち、キャビティの偏心方向であってキャビテ
ィに接近する領域以外の領域のみにおいてウォータジャ
ケットを形成せしめるようにしている。
め本発明によれば、ピストンの中心に対して偏心してピ
ストン頂部に形成されたキャビティ内に燃料を噴射せし
めてキャビティ壁面からの蒸発燃料を点火栓により着火
せしめる内燃機関において、ピストン周囲のシリンダブ
ロックのうち、キャビティの偏心方向であってキャビテ
ィに接近する領域以外の領域のみにおいてウォータジャ
ケットを形成せしめるようにしている。
【０００５】
【作用】ピストン周囲のシリンダブロックのうち、キャ
ビティの偏心方向であってキャビティに接近する領域以
外の領域のみにおいてウォータジャケットを形成せしめ
るようにしているために、キャビティ壁面の熱がウォー
タジャケットに逃げることを防止することができる。こ
のため、キャビティ壁面からの燃料の蒸発を促進せしめ
ることができる。
ビティの偏心方向であってキャビティに接近する領域以
外の領域のみにおいてウォータジャケットを形成せしめ
るようにしているために、キャビティ壁面の熱がウォー
タジャケットに逃げることを防止することができる。こ
のため、キャビティ壁面からの燃料の蒸発を促進せしめ
ることができる。
【０００６】
【実施例】図１には、図２の４気筒内燃機関の１つの気
筒についてＩ−Ｉ線に沿ってみた断面図を示し、図２に
は４気筒内燃機関のシリンダブロックの平面図を示す。
図１および図２を参照すると、１はシリンダブロック、
２はシリンダブロック１内を往復動するピストン、３は
シリンダヘッドである。ピストン２頂部にはピストン２
の中心に対して偏心してほぼ円筒状のキャビティ４が形
成される。点火栓５はピストン２の中心と同心となるよ
うにシリンダヘッド３に固定され、ピストン上死点にお
いては、点火栓５先端の点火部はキャビティ４内に位置
する。また、インジェクタ９はキャビティ４内に燃料を
噴射せしめるようにシリンダヘッド３に配置されてい
る。
筒についてＩ−Ｉ線に沿ってみた断面図を示し、図２に
は４気筒内燃機関のシリンダブロックの平面図を示す。
図１および図２を参照すると、１はシリンダブロック、
２はシリンダブロック１内を往復動するピストン、３は
シリンダヘッドである。ピストン２頂部にはピストン２
の中心に対して偏心してほぼ円筒状のキャビティ４が形
成される。点火栓５はピストン２の中心と同心となるよ
うにシリンダヘッド３に固定され、ピストン上死点にお
いては、点火栓５先端の点火部はキャビティ４内に位置
する。また、インジェクタ９はキャビティ４内に燃料を
噴射せしめるようにシリンダヘッド３に配置されてい
る。
【０００７】ピストン頂部外周には３つのピストンリン
グ６が装着されている。ピストン２頂部外周とシリンダ
７内周との間のクリアランスＡは、キャビティの偏心方
向で最大となり、これと逆の方向で最小となり、これら
の間においては徐々に変化している。機関冷却水が流通
するウォータジャケット８は、ピストン２周囲のシリン
ダブロック１のうち、キャビティ４の偏心方向であって
キャビティ４に接近する領域（図２において斜線で示
す）以外の領域のみに形成されている。
グ６が装着されている。ピストン２頂部外周とシリンダ
７内周との間のクリアランスＡは、キャビティの偏心方
向で最大となり、これと逆の方向で最小となり、これら
の間においては徐々に変化している。機関冷却水が流通
するウォータジャケット８は、ピストン２周囲のシリン
ダブロック１のうち、キャビティ４の偏心方向であって
キャビティ４に接近する領域（図２において斜線で示
す）以外の領域のみに形成されている。
【０００８】インジェクタ９からキャビティ４内に噴射
された燃料はキャビティ４壁面の熱によって蒸発し、こ
の蒸発燃料が点火栓５によって点火せしめられて燃焼が
実行せしめられる。ところが従来の内燃機関のように、
ピストン２周囲のシリンダブロック１のうちキャビティ
４の偏心方向であってキャビティ４に接近する領域にお
いてもウォータジャケット８が形成されていると、キャ
ビティ４壁面の熱がピストンリング６を介してウォータ
ジャケット８に逃げてしまうために、キャビティ４壁面
からの燃料の蒸発が悪化し、この結果、燃焼が悪化する
という問題を生ずる。
された燃料はキャビティ４壁面の熱によって蒸発し、こ
の蒸発燃料が点火栓５によって点火せしめられて燃焼が
実行せしめられる。ところが従来の内燃機関のように、
ピストン２周囲のシリンダブロック１のうちキャビティ
４の偏心方向であってキャビティ４に接近する領域にお
いてもウォータジャケット８が形成されていると、キャ
ビティ４壁面の熱がピストンリング６を介してウォータ
ジャケット８に逃げてしまうために、キャビティ４壁面
からの燃料の蒸発が悪化し、この結果、燃焼が悪化する
という問題を生ずる。
【０００９】そこで、本実施例では、前述のように、ピ
ストン２周囲のシリンダブロック１のうちキャビティ４
の偏心方向であってキャビティ４に接近する領域におい
てウォータジャケットを形成しないようにしているため
に、キャビティ４壁面の熱が、ピストンリング６を介し
てウォータジャケット８に逃げることを防止することが
できる。このため、キャビティ４壁面からの燃料の蒸発
を促進せしめることができ、この結果、良好な燃焼を得
ることができる。
ストン２周囲のシリンダブロック１のうちキャビティ４
の偏心方向であってキャビティ４に接近する領域におい
てウォータジャケットを形成しないようにしているため
に、キャビティ４壁面の熱が、ピストンリング６を介し
てウォータジャケット８に逃げることを防止することが
できる。このため、キャビティ４壁面からの燃料の蒸発
を促進せしめることができ、この結果、良好な燃焼を得
ることができる。
【００１０】なお、キャビティ４の偏心方向であってキ
ャビティ４に接近する領域はウォータジャケット８がな
いため冷却されないが、熱膨張を考慮して、前述のよう
にキャビティ４偏心側のクリアランスＡを大きくとって
いるために、問題はない。なお、冷却水の流れは従来と
同様である。
ャビティ４に接近する領域はウォータジャケット８がな
いため冷却されないが、熱膨張を考慮して、前述のよう
にキャビティ４偏心側のクリアランスＡを大きくとって
いるために、問題はない。なお、冷却水の流れは従来と
同様である。
【００１１】
【発明の効果】キャビティ壁面からの燃料の蒸発を促進
することができ、このため、良好な燃焼を得ることがで
きる。
することができ、このため、良好な燃焼を得ることがで
きる。
【図１】図２の４気筒内燃機関のＩ−Ｉ線に沿ってみた
断面図である。
断面図である。
【図２】４気筒内燃機関のシリンダブロックの平面図で
ある。
ある。
１…シリンダブロック ２…ピストン ４…キャビティ ５…点火栓 ８…ウォータジャケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｂ 23/10 Ｈ 9039−3Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 ピストンの中心に対して偏心してピスト
ン頂部に形成されたキャビティ内に燃料を噴射せしめて
キャビティ壁面からの蒸発燃料を点火栓により着火せし
める内燃機関において、ピストン周囲のシリンダブロッ
クのうち、キャビティの偏心方向であってキャビティに
接近する領域以外の領域のみにおいてウォータジャケッ
トを形成せしめるようにした内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032119A JP2850626B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032119A JP2850626B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 内燃機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231234A true JPH05231234A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2850626B2 JP2850626B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12350012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4032119A Expired - Fee Related JP2850626B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2850626B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159665A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toyota Motor Corp | エンジン冷却装置 |
| JP2012241605A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Mitsubishi Motors Corp | 筒内直噴式火花点火内燃機関 |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP4032119A patent/JP2850626B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159665A (ja) * | 2009-01-07 | 2010-07-22 | Toyota Motor Corp | エンジン冷却装置 |
| JP2012241605A (ja) * | 2011-05-19 | 2012-12-10 | Mitsubishi Motors Corp | 筒内直噴式火花点火内燃機関 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2850626B2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |