JPH05231119A - エンジンの潤滑油供給制御装置 - Google Patents

エンジンの潤滑油供給制御装置

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JPH05231119A
JPH05231119A JP4037940A JP3794092A JPH05231119A JP H05231119 A JPH05231119 A JP H05231119A JP 4037940 A JP4037940 A JP 4037940A JP 3794092 A JP3794092 A JP 3794092A JP H05231119 A JPH05231119 A JP H05231119A
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JP
Japan
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oil
lubricating oil
temperature
engine
piston body
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JP4037940A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Harada
靖裕 原田
Taku Fuse
卓 布施
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンへの潤滑油の供給制御を行う際に、
過渡状態での冷却応答性の向上と燃費の向上を図ること
ができるようにする。 【構成】 エンジン1へ潤滑油を供給する潤滑油通路1
0にオイルクーラー19を介挿した第1バイパス通路1
8を設け、また、第3リリーフバルブ16をバイパスす
る第2バイパス通路20を設ける。そして、ロータ4の
冷却後の落とし部の油温を検出し、落とし油温の検出値
と目標値との偏差が小さいときには、油圧制御用切替バ
ルブ15をオフにして油量を少なくした状態で、油温制
御用切替バルブ13の制御によって潤滑油をオイルクー
ラー19を通過もしくはバイパスして油温制御を行い、
一方、偏差が大きいときには、上記油温制御に加えて油
圧制御用切替バルブ15の制御による油圧(流量)制御
も行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピストンの冷却と潤滑の
ための潤滑油の供給を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ピストンを潤滑油により冷却するように
した例えばロータリピストンエンジンにおいて、その潤
滑油供給系は、オイルパン内の潤滑油を圧送するオイル
ポンプと、該オイルポンプの下流側に配設されるととも
に潤滑油を所定の油圧に調整する油圧調整弁と、該油圧
調整弁の下流側に配設されたオイルフィルターを備え、
また、このような供給経路の途中のバイパス通路にオイ
ルクーラーを備えてなる構成のものが一般的である。こ
のような潤滑油供給系では、オイルポンプによって油圧
調整弁等を介してエンジンに供給された潤滑油は、エキ
セントリックシャフト内のコントロールジェットから吐
出されるとともにロータメタル等に供給され、それによ
ってロータ,ロータメタル等が冷却,潤滑される。ま
た、上記のような潤滑油供給系においては、エンジン負
荷の増大に応じてピストン温度が上昇することから、例
えば実公昭53−5924号公報に記載されているよう
に、エンジン負荷の増大に伴って潤滑油の油量(油圧)
を増加させるよう油圧調整弁を制御することが従来から
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にエンジン負荷に応じて油圧の制御を行うようにしたも
のにおいては、特に過渡状態での燃焼室内の急激な温度
上昇によるノッキングの発生等を考慮し、温度上昇に対
して最も厳しい運転状態を基準にして油圧〜油温特性を
設定することが必要となる。しかしながら、このように
最も厳しい条件を基準にした場合には、他の運転状態で
は冷却され過ぎるという状況が生じて燃費の悪化が避け
られない。そこで、出来るだけ低油圧で潤滑油の供給制
御を行うことができれば、燃費の悪化に対処することは
できるが、常時低油圧で制御していたのでは、エンジン
が急激に高負荷領域に入った場合に、冷却応答性を確保
するのが困難となってしまう。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、過渡状態での冷却応答性の向上を図るととも
に燃費の向上を図ることのできるエンジンの潤滑油制御
装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的には、
潤滑油をオイルクーラー等により冷却しながら低油圧で
制御するようにし、冷却容量の不足時に油量の増量方向
への切替制御を行うことによって上記目的を達成したも
のである。すなわち、本発明に係るエンジンの潤滑油供
給制御装置は、少なくとも高負荷時に潤滑油によりピス
トン本体を冷却するエンジンの潤滑油供給制御装置であ
って、ピストン本体へ潤滑油を供給する潤滑油供給経路
に該経路内の潤滑油を冷却する潤滑油冷却手段を設ける
とともに、ピストン本体へ供給する潤滑油の油量を変化
させる油量変化手段を設け、かつ、ピストン本体の冷却
時ピストン本体へ供給する潤滑油の油量が少ない状態で
先に潤滑油冷却手段を作動させ、その後ピストン本体の
冷却容量が不足した時に油量変化手段を増量方向に作動
させる供給制御手段を設けたことを特徴とする。
【0006】ここで、上記油量変化手段は、オイルパン
へのリリーフ量を変化させることにより油量を変化させ
るものとし、また、この油量変化手段の上流側に冷却手
段を配設するようにするのがよい。
【0007】また、上記エンジンの潤滑油供給制御装置
は、ピストン本体の温度を検出する温度検出手段と、運
転状態に応じた前記ピストン本体の目標温度を設定する
目標温度設定手段を設けたものとし、その場合、上記供
給制御手段は、ピストン本体の温度の目標温度に対する
偏差が所定範囲内にある時には冷却手段を作動させ、偏
差が所定範囲を越える時には冷却手段と油量変化手段の
双方を作動させるものとするのが好適である。
【0008】ここで、上記温度検出手段は、ピストン本
体冷却後の潤滑油の落とし部における潤滑油の温度を検
出するものとするのがよい。
【0009】
【作用】潤滑油は、ピストン本体へ供給する油量が少な
い状態で潤滑油冷却手段により積極的に冷却され、それ
によってオイルポンプの背圧が低くされて燃費向上が図
られ、かつピストン本体へ供給する油量の増加が最小限
に抑えられてターボチャージャー等の他の潤滑系の潤滑
性能の向上が図られる。そして、この冷却手段の作動に
よっても冷却容量が不足する時には、油量変化手段が増
量方向に作動され、温度の低い潤滑油がピストン本体へ
供給されることによって過渡時の冷却応答性が確保され
る。
【0010】ここで、油量変化手段を、オイルパンへの
リリーフ量を変化させることにより油量を変化させるも
のとし、また、この油量変化手段の上流側に冷却手段を
配設するようにすると、オイルポンプの吐出量を変えず
に、冷却手段へ供給する潤滑油自身の冷却容量を上げる
ことが可能となる。
【0011】また、供給制御手段を、ピストン本体の温
度の目標温度に対する偏差が所定範囲内にある時には冷
却手段を作動させ、偏差が所定範囲を越える時には冷却
手段と油量変化手段の双方を作動させるものとすると、
ピストン本体の温度をノッキングの発生を防ぎつつ燃費
の良い温度に制御することが可能となる。
【0012】その場合、ピストン本体の温度を、ピスト
ン本体冷却後の潤滑油の落とし部における潤滑油の温度
により推定することで、温度検出精度が向上し、その分
潤滑油供給経路における油圧の低下が限界域まで確保で
き、燃費向上が図れる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の全体システム図
である。この実施例において、エンジン1は、3ロータ
式のロータリピストンエンジンであって、2節トロコイ
ド状の内周面を有するロータハウジング2と、該ロータ
ハウジング2の内部をエキセントリックシャフト3を中
心として偏心運動する略三角形のロータ4の組み合わせ
からなるものである。そして、ロータハウジング2の一
側には、短軸を挟んで吸気ポート5と排気ポート6が形
成され、また、これらポート5,6と対向する側の短軸
近傍にトレーリング側とリーディング側の二つの点火プ
ラグ7,8が設けられている。
【0015】9はオイルパンであって、このオイルパン
9からエンジン1の冷却および潤滑のための潤滑油が供
給される。オイルパン9からエンジン1に至る潤滑油通
路10には、上流側から順に、オイルポンプ11,第1
リリーフバルブ12,油温制御用切替バルブ13,第2
リリーフバルブ14,油圧制御用切替バルブ15,第3
リリーフバルブ16およびオイルフィルター17がそれ
ぞれ設けられている。そして、上記第1リリーフバルブ
12と油温制御用切替バルブ13の間の通路10には、
終端が上記油温制御用切替バルブ13の位置で合流する
第1バイパス通路18が分岐され、該第1バイパス通路
18の途中にはオイルクーラー19が設けられている。
また、上記油圧制御用切替バルブ15には、該油圧制御
用切替バルブ15の位置で分岐し第3リリーフバルブ1
6をバイパスするとともにオイルフィルター17との間
の通路で合流する第2バイパス通路20が接続されてい
る。また、上記オイルクーラー19と油温制御用切替バ
ルブ13の間の第1バイパス通路には、途中に絞り21
を介してターボチャージャー22に至る分岐通路23が
接続されている。
【0016】上記各リリーフバルブ12,14,16
は、オイルパン9へ還流する潤滑油のリリーフ量の調整
によって潤滑油通路10内における潤滑油の吐出圧(す
なわち油量)を所定圧力(流量)に調整するものであ
る。ここで、潤滑油の吐出圧は、第1リリーフバルブ1
2によって11kg/cm2に、第2リリーフバルブ1
4によって8kg/cm2に、また、第3リリーフバル
ブ16によって2kg/cm2にそれぞれ調圧される。
【0017】また、上記油温制御用切替バルブ13およ
び油圧制御用切替バルブ15はオンオフ式の電磁切替バ
ルブであって、コントロールユニット24からの制御信
号によって作動される。コントロールユニット24に
は、各切替バルブ13,15の切替制御を実行するため
の情報として、エンジン1のロータハウジング2に取り
付けられたノックセンサ25からのノッキング信号,後
述のエンジン1の冷却後の潤滑油の落とし通路29にお
ける潤滑油温度(落とし油温)信号等が入力される。油
温制御用切替バルブ13のオフ時には、潤滑油はオイル
クーラー19をバイパスする通路10を流れることによ
って冷却が行われず、一方、油温制御用切替バルブ13
がオン作動すると、潤滑油は第1バイパス通路18を流
れてオイルクーラー19によって冷却される。また、油
圧制御用切替バルブ15のオフ時には、潤滑油は第3リ
リーフバルブ16を経由する通路10を流れることによ
ってその油圧は2kg/cm2に調圧され、一方、油圧
制御用切替バルブ15がオン作動すると、潤滑油は第2
バイパス通路20を流れてその油圧は8kg/cm2
調圧される。
【0018】エンジン1に供給された潤滑油は、エキセ
ントリックシャフト3内のコントロールジェットから吐
出されるとともにロータメタルに供給され、それによっ
てロータ4およびロータメタルが冷却,潤滑される。
【0019】図2は同実施例のロータリピストンエンジ
ンにおけるインターミディエイトハウジングの縦断面
図、図3は図2のA−A線断面図である。図示のよう
に、インターミディエイトハウジング26には、略中央
に軸受部27が形成されるとともに、この軸受部27を
取り囲むように、その上方から一側方にかけての部分と
他側方から下方にかけての部分に上記軸受部27と一体
の隔壁28a,28bがそれぞれ形成され、これらの隔
壁28a,28bに囲まれた部分にブローバイ通路を兼
ねる潤滑油落とし通路29が形成されている。そして、
この潤滑油落とし通路29の最下部には、該通路29内
の潤滑油の油温(落とし油温)を検出する温度センサ3
0が取り付けられている。
【0020】この実施例では、潤滑油落とし通路29内
の油温(落とし油温)を検出することによってロータ温
度を精度良く推定計算するようにし、この落とし油温の
実測値をノッキング頻度に対応して設定された落とし油
温の目標値と比較することにより、油温をフィードバッ
ク制御するようにしている。その場合、落とし油目標温
度と実際の落とし油温度との偏差が小さいときには、エ
ンジン1へ供給する潤滑油の油量を少なくした状態で、
油温制御用切替バルブ13のオンオフ制御によって潤滑
油をオイルクーラー19を通過させるかバイパスさせる
かの切替制御(油温制御)を行うようにし、一方、上記
偏差が大きくなったときには、上記油温制御に加えて油
圧制御用切替バルブ15のオンオフ制御による油圧(流
量)の切替制御を行うようにしている。
【0021】図4は油温制御用切替バルブ13および油
圧制御用切替バルブ15の切替制御によって油温制御を
実行するためのフローチャートである。以下、これを説
明する。なお、S1〜S5は各ステップを示す。
【0022】このフローでは、スタートすると、まず、
S1で、ノックセンサ25で読み込んだ検出値に基づい
てノッキング頻度に対応するロータの目標温度TRをマ
ップにより算出する。なお、このマップ値はノッキング
頻度が大きくなるにしたがってロータ目標温度TRが低
めになるような設定とされている。そして、次に、S2
で、上で求めたロータ目標温度TRに対応する落とし油
目標温度tiを図5に示すテーブルによって設定する。
ここで、ti〜TRのテーブル値は実験によって得られる
ものであり、図示のように、落とし油目標温度tiは、
同じロータ目標温度TRに対して潤滑油の流量が大のと
きの値(t2)より小のときの値(t1)の方が大きくな
っている。
【0023】そして、次のS3では、落とし油目標温度
iと温度センサ30によって実測された落とし油温度
(tR)との偏差(et=ti−tR)の絶対値が所定値K
より大きいかどうかを判定し、|et|がK以下である
(NO)というときには、S4へ進み、油圧制御用切替
バルブ15(V1)は常時オフにした状態で、油温制御
用切替バルブ13(V2)のみによって制御を行う。そ
の場合、偏差etが正もしくはゼロのときにはV2をオフ
にし、また、偏差etが負のときにはV2をオンにして、
リターンする。このS4の制御によれば、潤滑油通路1
0を流れる油圧は第3リリーフバルブ16によって2k
g/cm2に調圧されて流量は少な目に設定される。そ
して、実際の落とし油温度tRが目標温度tiより低いか
等しい(et≧0)ときには、油温制御用切替バルブ1
3(V2)がオフとされて潤滑油はオイルクーラー19
を経由せずに送油され、また、実際の落とし油温度tR
が目標温度tiより高い(et<0)ときには、油温制御
用切替バルブ13(V2)がオン作動されることにより
潤滑油はオイルクーラー19を経由する第1バイパス通
路18に流れてその温度が下げられる。
【0024】一方、S3の判定がYESすなわち|et
|がKより大きいというときには、S5へ進み、油圧制
御用切替バルブ15(V1)と油温制御用切替バルブ1
3(V2)の双方によって制御を行う。その場合、偏差
tが正のときにはV1とV2を共にオフにし、また、偏
差etが負のときにはV1とV2を共にオンにして、リタ
ーンする。このS5の制御によれば、実際の落とし油温
度tRが目標温度tiより低い(et>0)ときには、潤
滑油通路10を流れる油圧は第3リリーフバルブ16に
よって2kg/cm2に調圧されて流量は少なめに設定
され、潤滑油はオイルクーラー19を経由せずに送油さ
れる。また、実際の落とし油温度tRが目標温度tiより
高い(et<0)ときには、潤滑油はオイルクーラー1
9を経由する第1バイパス通路18に流れてその温度が
下げられるとともに、第2のバイパス通路20に流れる
ことにより油圧が8kg/cm2に調圧されて流量が多
めに設定される。
【0025】本実施例によれば、エンジンの運転状態が
急激に例えば高負荷領域に入ってロータ温度が上昇した
場合でも、応答性良くかつ精度良く温度制御を行ってノ
ッキングを回避することができ、しかも燃費の良いベス
トポイントに制御することができる。
【0026】なお、上記実施例では、ロータ目標温度T
Rに対応する落とし油目標温度tiを図5に示すテーブル
により設定するようにしたが、このようなテーブルに代
えて、過渡状態でのロータ温度を精度良く推定すること
のできる2次遅れモデル等の手法により作成したものを
用いてもよい。
【0027】また、上記実施例では、ロータリピストン
エンジンに適用したものを説明したが、本発明は、レシ
プロエンジンに対しても適用することができる。レシプ
ロエンジンの場合、シリンダの内壁面の下部に、オイル
ジェットによりピストン下部の内壁面等に吹き付けられ
た後滴下する潤滑油を受けるプレート部材を取り付ける
ようにし、このプレート部材の上面に溜まった潤滑油の
温度を計測することによって落とし油温を得るようにす
るのがよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、過渡状態での冷却応答性の向上を図ることができる
とともに、燃費の向上を図ることができ、また、潤滑性
能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体システム図
【図2】上記実施例のロータリピストンエンジンにおけ
るインターミディエイトハウジングの縦断面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】上記実施例の制御を実行するフローチャート
【図5】上記実施例の制御に用いるロータ目標温度に対
する落とし油目標温度の関係を示すテーブル
【符号の説明】
1 エンジン 4 ロータ 9 オイルパン 10 潤滑油通路 13 油温制御用切替バルブ 14 第2リリーフバルブ 15 油圧制御用切替バルブ 16 第3リリーフバルブ 19 オイルクーラー 24 コントロールユニット 29 潤滑油落とし通路 30 温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも高負荷時に潤滑油によりピス
    トン本体を冷却するエンジンの潤滑油供給制御装置であ
    って、前記ピストン本体へ潤滑油を供給する潤滑油供給
    経路に該経路内の潤滑油を冷却する潤滑油冷却手段を設
    けるとともに、前記ピストン本体へ供給する潤滑油の油
    量を変化させる油量変化手段を設け、かつ、前記ピスト
    ン本体の冷却時該ピストン本体へ供給する潤滑油の油量
    が少ない状態で先に前記潤滑油冷却手段を作動させ、そ
    の後前記ピストン本体の冷却容量が不足した時に前記油
    量変化手段を増量方向に作動させる供給制御手段を設け
    たことを特徴とするエンジンの潤滑油供給制御装置。
  2. 【請求項2】 油量変化手段は、オイルパンへのリリー
    フ量を変化させることにより油量を変化させるものとさ
    れ、該油量変化手段の上流側に冷却手段が配設された請
    求項1記載のエンジンの潤滑油供給制御装置。
  3. 【請求項3】 ピストン本体の温度を検出する温度検出
    手段と、運転状態に応じた前記ピストン本体の目標温度
    を設定する目標温度設定手段を設け、供給制御手段は、
    前記ピストン本体の温度の目標温度に対する偏差が所定
    範囲内にある時には冷却手段を作動させ、前記偏差が所
    定範囲を越える時には冷却手段と油量変化手段の双方を
    作動させるものとされた請求項1または2のいずれかに
    記載のエンジンの潤滑油供給制御装置。
  4. 【請求項4】 温度検出手段は、ピストン本体冷却後の
    潤滑油の落とし部における潤滑油の温度を検出するもの
    とされた請求項3記載のエンジンの潤滑油供給制御装
    置。
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