JPH05231057A - 車載電装品の遠隔制御装置 - Google Patents

車載電装品の遠隔制御装置

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JPH05231057A
JPH05231057A JP3115092A JP3115092A JPH05231057A JP H05231057 A JPH05231057 A JP H05231057A JP 3115092 A JP3115092 A JP 3115092A JP 3115092 A JP3115092 A JP 3115092A JP H05231057 A JPH05231057 A JP H05231057A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己の車両を多くの車両の中から探し出すた
め遠距離から送信機を操作して照明灯を点灯させると共
にドアロックをアンロックさせる場合であっても自己の
車両が盗難される危険性をなくす。 【構成】 送信機からの遠隔操作信号を受けた受信機2
がアンロック信号を出力する。該アンロック信号を受け
て、照明灯点灯手段31がルームランプ4を点灯させる
と共に、ドアロック制御手段32がルームランプ4の点
灯時よりも所定の遅延時間遅れてドアロック5をアンロ
ックさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載電装品の遠隔制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔操作信号を出力する送信
機と、車体側に設けられ上記送信機からの遠隔操作信号
を受けてドアロックをロックさせるロック信号又はドア
ロックをアンロックさせるアンロック信号を出力する受
信機と、該受信機からのロック信号又はアンロック信号
に基づきドアロックをロック又はアンロックさせるドア
ロック制御手段とを備えた車載電装品の遠隔制御装置と
しては例えば実開昭64−27371号公報に記載され
るように、ドアロック制御手段が出力するドアロックを
ロックさせる信号又はドアロックをアンロックさせるた
めの信号に応じてルームランプを点灯又は点滅させ、こ
れにより、ドアロックのロックまたはアンロックが行わ
れたことを確認することができる車載電装品の遠隔制御
装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両が広い
駐車場等に駐車されている場合においては、自己の車両
を多くの車両の中から探し出すことは容易ではなく多大
な時間を要する。このため、車載電装品の遠隔制御装置
において送信機が出力するドアロックをアンロックさせ
るための遠隔操作信号によりドアロックをアンロックす
ると共に車両の所定の照明灯を点灯させることにより自
己の車両を探し出すことが考えられる。
【0004】ところが、上記のような車載電装品の遠隔
制御装置においてはドアロックのアンロックと自己の車
両を探し出すための上記照明灯の点灯とが同時に行われ
たのでは、遠距離から送信機を操作する場合には操作者
よりも車両の近くにいる者に車両のアンロック状態を気
付かれ、この近くにいる者により自己の車両が盗難され
る危険性がある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、自己の車両を多くの車両の中から探し出す際に遠距
離から送信機を操作する場合であっても自己の車両が盗
難される危険性をなくすことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、送信機の遠隔操作信号を受けた
受信機が出力するアンロック信号により車両の所定の照
明灯を点灯させた時から所定の遅延時間遅れてドアロッ
クをアンロックするものである。
【0007】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、遠隔操作信号を出力する送信機と、車体側に設けら
れ上記送信機からの遠隔操作信号を受けてドアロックを
ロックさせるロック信号又はドアロックをアンロックさ
せるアンロック信号を出力する受信機と、該受信機から
のロック信号又はアンロック信号に基づきドアロックを
ロック又はアンロックさせるドアロック制御手段とを備
えた車載電装品の遠隔制御装置を対象とし、上記受信機
からのアンロック信号を受けて車両の所定の照明灯を点
灯させる照明灯点灯手段を備えており、上記ドアロック
制御手段は上記照明灯の点灯時よりも所定の遅延時間遅
れてドアロックをアンロックさせる構成とするものであ
る。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において送信機からの遠隔操作信号に応じて上記所定の
遅延時間を設定できるようにするものであって、具体的
には請求項1の構成に、上記ドアロック制御手段は上記
送信機からの遠隔操作信号に応じて上記所定の遅延時間
を設定する構成を付加するものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成により、送信機からの遠
隔操作信号を受けた受信機がアンロック信号を出力する
と、照明灯点灯手段が車両の所定の照明灯を点灯させる
と共に、ドアロック制御手段が該照明灯の点灯時よりも
所定の遅延時間遅れてドアロックをアンロックさせる。
このため、送信機の操作者が自己の車両における上記照
明灯の点灯により自己の車両の位置を確認してから該車
両に接近するまでの間、ドアロックをロックした状態が
保持されている。
【0010】また、請求項2の発明の構成により、ドア
ロック制御手段が送信機からの遠隔操作信号に応じて上
記所定の遅延時間を設定することにより、送信機の操作
者が、自己の車両における上記照明灯の点灯により自己
の車両の位置を確認してから該車両に接近するまでの適
切な上記所定の遅延時間を設定することができる。
【0011】
【実施例】まず、本発明の一実施例に係る車載電装品の
遠隔制御装置の構成を図1及び図2に基づいて説明す
る。ここで、車両のドアロックをロックさせるための車
載電装品の遠隔制御装置の構成及び機能は、以下に説明
する車両のドアロックをアンロックさせるための車載電
装品の遠隔制御装置の構成及び機能と同様のものである
ので説明は省略する。
【0012】図1は上記車載電装品の遠隔制御装置にお
ける送信機1の構成を示し、同図において、アンロック
スイッチ11は可動接点11a、固定接点11b及び押
しボタン11cを有する手動操作自動復帰型の押しボタ
ン式スイッチであり、押しボタン11cを押すことによ
り可動接点11aと固定接点11bとが接触してアンロ
ックスイッチ11がON状態となり、押しボタン11c
から手を離すことにより可動接点11aが固定接点11
bから離れてアンロックスイッチ11がOFF状態とな
る。アンロックスイッチ11の可動接点11aは直流電
圧V[V]が印加されているA点と電気抵抗Rを介して
結合されており、アンロックスイッチ11の固定接点1
1bは電位が0[V]であるB点と結合されている。ア
ンロックスイッチ11と電気抵抗Rとの接続点Cにおけ
る電位は、アンロックスイッチ11がOFF状態の場合
にはA点と同電位のV[V]となり、アンロックスイッ
チ11がON状態の場合には接続点CはB点と短絡され
るためB点と同電位の0[V]となる(図5及び図6参
照)。
【0013】変位検出部12は接続点Cの電位を入力
し、接続点Cの電位がV[V]から0[V]に変位した
(即ちアンロックスイッチ11がOFF状態からON状
態に変化した)場合には立ち下がり信号S1をエンコー
ダ13に出力し、接続点Cの電位が0[V]からV
[V]に変位した(即ちアンロックスイッチ11がON
状態からOFF状態に変化した)場合には立ち上がり信
号S2をエンコーダ13に出力する。
【0014】図3は送信機1のエンコーダ13における
処理の流れを示し、同図に示すように、まずプロセスP
11では立ち下がり信号S1が入力されているか否かが
判定され、立ち下がり信号S1が入力されていない場合
には立ち下がり信号S1がエンコーダ13に入力される
までプロセスP11の判定が繰り返される一方、立ち下
がり信号S1が入力されている場合にはプロセスP12
に移る。
【0015】プロセスP12では立ち下がり信号S1の
コード化が図られカーファインディングコードC1が変
調回路14に出力されプロセスP13に移る。
【0016】プロセスP13では立ち上がり信号S2が
入力されているか否かが判定され、立ち上がり信号S2
が入力されていない場合には立ち上がり信号S2がエン
コーダ13に入力されるまでプロセスP13の判定が繰
り返される一方、立ち上がり信号S2が入力されている
場合にはプロセスP14に移る。
【0017】プロセスP14では立ち上がり信号S2の
コード化が図られアンロックコードC2が変調回路14
に出力されプロセスP11に戻り以上の処理が繰り返さ
れる。
【0018】従って、エンコーダ13は、立ち下がり信
号S1を受けて該立ち下がり信号S1をコード化してカ
ーファインディングコードC1を変調回路14に出力す
ると共に、立ち上がり信号S2を受けて該立ち上がり信
号S2をコード化してアンロックコードC2を変調回路
14に出力する。
【0019】変調回路14は、高周波発振回路15から
出力される搬送波を入力して、該搬送波をカーファイン
ディングコードC1及びアンロックコードC2により変
調し、発信アンテナ16を介して遠隔操作信号RCSを
発信する。
【0020】図2は上記車載電装品の遠隔制御装置にお
ける受信機2及びコントローラ3の構成を示し、同図に
おいて、受信機2は送信機1から発信された遠隔操作信
号RCSを受信する受信アンテナ21と復調回路22と
で構成される。
【0021】復調回路22は、発信アンテナ21により
受信された遠隔操作信号RCSを受けて遠隔操作信号R
CSからカーファインディングコードC1及びアンロッ
クコードC2を取り出して、カーファインディングコー
ドC1をコントローラ3の照明灯点灯手段31に出力す
ると共にアンロックコードC2をコントローラ3のドア
ロック制御手段32に出力する。
【0022】図4は照明灯点灯手段31及びドアロック
制御手段32を備えているコントローラ3における処理
の流れを示し、同図に示すように、まずプロセスP21
では照明灯点灯手段31にカーファインディングコード
C1が入力されているか否かが判定され、カーファイン
ディングコードC1が入力されていない場合には照明灯
点灯手段31にカーファインディングコードC1が入力
されるまでプロセスP21の判定が繰り返される一方、
カーファインディングコードC1が入力されている場合
にはプロセスP22に移る。
【0023】プロセスP22では照明灯点灯手段31が
ルームランプ4を点灯させプロセスP23に移る。
【0024】プロセスP23ではドアロック制御手段3
2にアンロックコードC2が入力されているか否かが判
定され、アンロックコードC2が入力されていない場合
にはドアロック制御手段32にアンロックコードC2が
入力されるまでプロセスP23の判定が繰り返される一
方、アンロックコードC2が入力されている場合にはプ
ロセスP24に移る。
【0025】プロセスP24ではドアロック制御手段3
2がドアロック5をアンロックさせプロセスP21に戻
り以上の処理が繰り返される。
【0026】従って、照明灯点灯手段31はカーファイ
ンディングコードC1を入力した場合にはルームライト
4を点灯させるものである一方、ドアロック制御手段3
2はアンロックコードC2を入力した場合にはドアロッ
ク5をアンロックさせるものである。
【0027】上記車載電装品の遠隔制御装置を使用して
送信機1の操作者が自己の車両のドアロック5をアンロ
ックさせる場合のタイミングを図5及び図6に基づいて
説明する。
【0028】まず図5において、送信機1のアンロック
スイッチ11の押しボタン11cを押し、所定時間t1
の間押しボタン11cを押し続けた後押しボタン11c
から手を離すと、送信機1の発信アンテナ16から、カ
ーファインディングコードC1とカーファインディング
コードC1から所定時間t1 遅れているアンロックコー
ドC2とを重畳した遠隔操作信号RCSが発信される。
【0029】受信機2は、受信アンテナ21により遠隔
操作信号RCSを受信し、遠隔操作信号RCSからカー
ファインディングコードC1とカーファインディングコ
ードC1から所定時間t1 遅れているアンロックコード
C2とを取りだし、カーファインディングコードC1と
カーファインディングコードC1から所定時間t1 遅れ
ているアンロックコードC2とをアンロック信号ULS
としてコントローラ3に出力する。
【0030】アンロック信号ULSを受けたコントロー
ラ3は、照明灯点灯手段31によりアンロック信号UL
SのカーファインディングコードC1に基づきルームラ
ンプ4を点灯させ、さらに、ルームランプ4の点灯時よ
りも所定の遅延時間t1 だけ遅れてドアロック制御手段
32によりアンロック信号ULSのアンロックコードC
2に基づきドアロック5をアンロックさせる。ここでル
ームランプ4は、点灯してから送信機1の操作者がルー
ムランプ4の点灯を確認するのに十分である所定時間
(例えば3秒)経過後に、当該車載電装品の遠隔制御装
置以外の手段により消灯されるものとする。
【0031】このように、送信機1からの遠隔操作信号
RCSを受けた受信機2がカーファインディングコード
C1とカーファインディングコードC1から所定時間t
1 遅れているアンロックコードC2とで構成されるアン
ロック信号ULSをコントローラ3に出力すると、コン
トローラ3の照明灯点灯手段31がルームランプ4を点
灯させると共に、コントローラ3のドアロック制御手段
32がルームランプ4の点灯時よりも所定の遅延時間t
1 だけ遅れてドアロック5をアンロックさせる。このた
め、送信機1の操作者が自己の車両におけるルームラン
プ4の点灯により自己の車両の位置を確認してから該車
両に接近するまでの間、ドアロック5をロックした状態
が保持されている。
【0032】また図6のように、送信機1のアンロック
スイッチ11の押しボタン11cを押し続ける時間を所
定時間t2 (>t1 )としてカーファインディングコー
ドC1から所定時間t2 遅れているアンロックコードC
2を重畳した遠隔操作信号RCSを送信機1から発信す
ると、ドアロック制御手段32によりルームランプ4の
点灯時からドアロック5をアンロックさせるまでの所定
の遅延時間をt2 とすることができる。
【0033】このように送信機1から発信されるカーフ
ァインディングコードC1から所定時間遅れているアン
ロックコードC2を重畳した遠隔操作信号RCSに応じ
て、ドアロック制御手段32が、ルームランプ4の点灯
時からドアロック5をアンロックさせるまでの所定の遅
延時間を設定することができる。このため、送信機1の
操作者が、自己の車両におけるルームランプ4の点灯に
より自己の車両の位置を確認してから該車両に接近する
までの適切な上記所定の遅延時間を設定することができ
る。
【0034】次に、上記実施例の変形例に係る車載電装
品の遠隔制御装置について説明する。上記実施例の変形
例に係る車載電装品の遠隔制御装置は上記実施例に係る
車載電装品の遠隔制御装置においてコントローラ3を以
下説明するようなコントローラ(図示省略)に置き換え
た構成とするものである。
【0035】図7は該変形例におけるコントローラの処
理の流れを示し、同図に示すように、まずプロセスP3
1ではコントローラの照明灯点灯手段(図示省略)にカ
ーファインディングコードC1が入力されているか否か
が判定され、カーファインディングコードC1が入力さ
れていない場合には照明灯点灯手段にカーファインディ
ングコードC1が入力されるまでプロセスP31の判定
が繰り返される一方、カーファインディングコードC1
が入力されている場合にはプロセスP32に移る。
【0036】プロセスP32では照明灯点灯手段がルー
ムランプ4を点灯させプロセスP33に移る。
【0037】プロセスP33ではコントローラのドアロ
ック制御手段(図示省略)がカーファインディングコー
ドC1入力後の時間のカウントを開始しプロセスP34
に移る。
【0038】プロセスP34ではドアロック制御手段に
アンロックコードC2が入力されているか否かが判定さ
れ、アンロックコードC2が入力されていない場合には
ドアロック制御手段にアンロックコードC2が入力され
るまでプロセスP34の判定が繰り返される一方、アン
ロックコードC2が入力されている場合にはプロセスP
35に移る。
【0039】プロセスP35ではドアロック制御手段が
カーファインディングコードC1入力後アンロックコー
ドC2が入力されるまでの時間tが2秒未満であるか否
かを判定し、2秒未満である場合にはプロセスP36に
移る一方、2秒以上である場合にはプロセスP37に移
る。
【0040】プロセスP36ではドアロック制御手段が
直ちにドアロック5をアンロックさせプロセスP31に
戻り以上の処理が繰り返される。
【0041】一方プロセスP37ではドアロック制御手
段がアンロックコードC2の入力後所定時間(例えば1
0秒)経過後にドアロック5をアンロックさせプロセス
P31に戻り以上の処理が繰り返される。
【0042】従って、ドアロック制御手段はカーファイ
ンディングコードC1入力後アンロックコードC2が入
力されるまでの時間tが2秒未満である場合にはドアロ
ック5を直ちにアンロックさせる一方、2秒以上である
場合にはアンロックコードC2の入力後10秒経過後に
ドアロック5をアンロックさせるものである。
【0043】上記実施例の変形例に係る車載電装品の遠
隔制御装置を使用して送信機1の操作者が自己の車両の
ドアロック5をアンロックさせる場合のタイミングを図
8及び図9に基づいて説明する。
【0044】図8において、送信機1のアンロックスイ
ッチ11の押しボタン11cを押し続ける時間を所定時
間t3 (<2秒)とすると、カーファインディングコー
ドC1とカーファインディングコードC1から所定時間
3 遅れているアンロックコードC2とを重畳した遠隔
操作信号RCSが送信機1から発信される。送信機1か
らの遠隔操作信号RCSを受けた受信機2がカーファイ
ンディングコードC1とカーファインディングコードC
1から所定時間t3 遅れているアンロックコードC2と
で構成されるアンロック信号ULSをコントローラに出
力すると、コントローラの照明灯点灯手段がルームラン
プ4を点灯させると共に、カーファインディングコード
C1入力後アンロックコードC2が入力されるまでの時
間tはt3 (<2秒)となるのでコントローラのドアロ
ック制御手段がルームランプ4の点灯時よりも所定の遅
延時間t3 秒間だけ遅れてドアロック1をアンロックさ
せる。ここでルームランプ4は、点灯してから送信機1
の操作者がルームランプ4の点灯を確認するのに十分で
ある所定時間(例えば3秒)経過後に、当該車載電装品
の遠隔制御装置以外の手段により消灯されるものとす
る。
【0045】一方図9において、送信機1のアンロック
スイッチ11の押しボタン11cを押し続ける時間を所
定時間t4 (≧2秒)とすると、カーファインディング
コードC1とカーファインディングコードC1から所定
時間t4 遅れているアンロックコードC2とを重畳した
遠隔操作信号RCSが送信機1から発信される。送信機
1からの遠隔操作信号RCSを受けた受信機2がカーフ
ァインディングコードC1とカーファインディングコー
ドC1から所定時間t4 遅れているアンロックコードC
2とで構成されるアンロック信号ULSをコントローラ
に出力すると、コントローラの照明灯点灯手段がルーム
ランプ4を点灯させると共に、カーファインディングコ
ードC1入力後アンロックコードC2が入力されるまで
の時間tはt4 (≧2秒)となるのでコントローラのド
アロック制御手段がルームランプ4の点灯時よりも所定
の遅延時間t4 +10秒だけ遅れてドアロック5をアン
ロックさせる。
【0046】このように、送信機1の操作者が自己の車
両におけるルームランプ4の点灯により自己の車両の位
置を確認してから該車両に接近するまでの間、ドアロッ
クをロックした状態が保持されている。
【0047】また、送信機1から発信されるカーファイ
ンディングコードC1から所定時間遅れているアンロッ
クコードC2を重畳した遠隔操作信号RCSに応じて、
ドアロック制御手段が、ルームランプ4の点灯時からド
アロック5をアンロックさせるまでの所定の遅延時間
(t3 、又はt4 +10秒)を設定することができる。
このため、送信機1の操作者が、自己の車両におけるル
ームライト4の点灯により自己の車両の位置を確認して
から該車両に接近するまでの適切な上記所定の遅延時間
を設定することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る車載電装品の遠隔制御装置によると、車両の所定の
照明灯を点灯させると共に、該照明灯の点灯時よりも所
定の遅延時間遅れてドアロックをアンロックさせるの
で、ドアロックをロックした状態が、送信機の操作者が
該照明灯の点灯により自己の車両の位置を確認してから
該車両に接近するまでの間保持されている。このため、
自己の車両を多くの車両の中から探し出す際に遠距離か
ら送信機を操作する場合であっても自己の車両が盗難さ
れる危険性をなくすことができる。
【0049】さらに、請求項2の発明に係る車載電装品
の遠隔制御装置によると、送信機からの遠隔操作信号に
応じて上記所定の遅延時間を設定するので、送信機の操
作者が上記照明灯の点灯により自己の車両の位置を確認
してから該車両に接近するまでの適切な上記所定の遅延
時間を設定することができる。このため、送信機の操作
者が自己の車両との距離に応じて適切なドアロックのア
ンロックタイミングを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載電装品の遠隔制御
装置における送信機の構成を示すブロック図である。
【図2】上記車載電装品の遠隔制御装置における受信機
及びコントローラの構成を示すブロック図である。
【図3】上記送信機のエンコーダにおける処理の流れを
示すフローチャート図である。
【図4】上記コントローラにおける処理の流れを示すフ
ローチャート図である。
【図5】上記車載電装品の遠隔制御装置の送信機のアン
ロックスイッチ、送信機における接続点C、ルームラン
プ及びドアロックのそれぞれの状態を示すタイムチャー
ト図である。
【図6】上記車載電装品の遠隔制御装置の送信機のアン
ロックスイッチ、送信機における接続点C、ルームラン
プ及びドアロックのそれぞれの状態を示すタイムチャー
ト図である。
【図7】上記実施例の変形例に係る車載電装品の遠隔制
御装置のコントローラにおける処理の流れを示すフロー
チャート図である。
【図8】上記変形例に係る車載電装品の遠隔制御装置の
送信機のアンロックスイッチ、送信機における接続点
C、ルームランプ及びドアロックのそれぞれの状態を示
すタイムチャート図である。
【図9】上記変形例に係る車載電装品の遠隔制御装置の
送信機のアンロックスイッチ、送信機における接続点
C、ルームランプ及びドアロックのそれぞれの状態を示
すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 受信機 4 ルームランプ(車両の所定の照明灯) 5 ドアロック 31 照明灯点灯手段 32 ドアロック制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05B 49/00 J 2118−2E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作信号を出力する送信機と、車体
    側に設けられ上記送信機からの遠隔操作信号を受けてド
    アロックをロックさせるロック信号又はドアロックをア
    ンロックさせるアンロック信号を出力する受信機と、該
    受信機からのロック信号又はアンロック信号に基づきド
    アロックをロック又はアンロックさせるドアロック制御
    手段とを備えた車載電装品の遠隔制御装置であって、上
    記受信機からのアンロック信号を受けて車両の所定の照
    明灯を点灯させる照明灯点灯手段を備えており、上記ド
    アロック制御手段は上記照明灯の点灯時よりも所定の遅
    延時間遅れてドアロックをアンロックさせることを特徴
    とする車載電装品の遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 上記ドアロック制御手段は、上記送信機
    からの遠隔操作信号に応じて上記所定の遅延時間を設定
    することを特徴とする請求項1記載の車載電装品の遠隔
    制御装置。
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Cited By (3)

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JP2012102585A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Denso Corp 車両用キーレスエントリーシステム
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