JPH05230922A - 和風照明器具備付け天井板 - Google Patents

和風照明器具備付け天井板

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JPH05230922A
JPH05230922A JP4072365A JP7236592A JPH05230922A JP H05230922 A JPH05230922 A JP H05230922A JP 4072365 A JP4072365 A JP 4072365A JP 7236592 A JP7236592 A JP 7236592A JP H05230922 A JPH05230922 A JP H05230922A
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Kiyoshi Matsukawa
清 松川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 できる限り少ない照明器具で、十分な照明を
採ることができ、また、天井裏の狭い空間においても、
天井の施工が容易な和風照明器具備付け天井板を提供す
る。 【構成】 本発明の天井板は、目透き天井の規格幅の天
井板と同幅の枠体1と、該枠体1の下端面に形成した障
子2、3を支える保持材4と、枠体1の外側面に形成し
た目地板13を嵌める溝5を備えた和風照明器具備付け天
井板であって、枠体1の下端面が通常の天井板と実質的
に面一となる高さになっており、枠体1の上面に、その
内側面に反射面を形成し蛍光灯12を収納した台形の断面
を有する箱体6を組付けてあることを特徴とする。ま
た、障子2、3の下面が通常の天井板の下面から下側へ
出っ張った形状となっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、和風照明器具備付け天
井板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、和室の照明としては、天井の施工
と同時に照明器具の取付けが行え、天井空間を広く確保
するため、その下端面を通常の天井板と実質的に面一と
なる高さに形成した枠体の上面に、照明器具を収納した
箱体が組付けてある和風照明器具備付け天井板が考えら
れている(特願平3−262675号)。この和風照明器具備
付け天井板は、通常の天井板と共に天井に嵌め、目地板
で接続して組付けられるので、天井の施工と同時に照明
器具の取付けを行いうるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記箱体が
組付けてある和風照明器具備付け天井板を使用して部屋
の照明をする場合、照明器具からの直射光により照明を
採るときは、照度が不足するという問題がある。また、
最近ではマンション等の普及に伴ない、空間の合理的利
用のため一般的に天井裏の空間が狭くなっており天井の
施工が困難となっているという問題もある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑み、できる限り
少ない照明器具で、十分な照明を採ることができる和風
照明器具備付け天井板を提供することを目的とする。ま
た、天井裏の狭い空間においても、天井の施工が容易な
和風照明器具備付け天井板を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明の和風照明器具
備付け天井板は、目透き天井の規格幅の天井板と同幅の
枠体と、該枠体の下端面に形成した障子を支える保持材
と、枠体の外側面に形成した目地板を嵌める溝を備えた
和風照明器具備付け天井板であって、枠体の下端面が通
常の天井板と実質的に面一となる高さになっており、枠
体の上面に、その内側面に反射面を形成し照明器具を収
納したドーム形の断面を有する箱体を組付けてあること
を特徴とする。また、第2発明の和風照明器具備付け天
井板は、第1発明の和風照明器具備付け天井板におい
て、障子の下面が通常の天井板の下面から下側へ出っ張
った形状となっていることを特徴とする。
【0006】
【作用】第1発明の和風照明器具備付け天井板では、枠
体の上面に、その内側面に反射面を形成したドーム形の
断面を有する箱体を組付けてその内部に照明器具を取付
けているため、照明器具の光が反射面で有効に反射する
ので少ない照明器具で十分な照明を採ることができる。
また、第2発明の和風照明器具備付け天井板では、障子
の下面が通常の天井板の下面から下側へ出っ張った形状
となっているため、枠体の上面に組付けるドーム形の断
面を有する箱体の高さを低くすることができるので天井
裏の狭い空間においても容易に天井の施工をすることが
できる。
【0007】そして、本発明においても、特願平3−26
2675号発明と同様に、本発明の天井板を通常の天井板と
共に天井に嵌めて施工しうるので、天井の施工と同時に
照明器具を取付けうるという利点がある。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明の第1実施例および第2実施
例を図面に基づき説明する。 (1) 第1実施例 本実施例は第1発明についての実施例である。図1〜2
において、1は枠体であり、目透き天井の規格幅と同じ
幅寸法、たとえば470 mmに作られている。なお、特許請
求の範囲にいう「目透き天井の規格幅」というのはJI
S規格の他に天井施工業者が独自に制定したものも含む
概念である。また、その長さは任意であり、通常の天井
板の長さより短くてもよい。枠体1の下端面には障子
2,3を支える保持材4が取付けられており、枠体1の
内側面と保持材4の上面とで形成されるL字状の係止部
に障子2,3が係止する。また枠体1の外側面には目地
板13を嵌める溝5が形成されている。枠体1の下端面す
なわち保持材4との接合面は、通常の天井板と実質的に
面一となるように仕上げられている。なお、保持材4の
下面には見映えを良くするため、杉柾目板面張りなどに
するのが好ましい。
【0009】枠体1の上面にはドーム形の断面を有する
箱体6が固定されており、その天面6a には蛍光灯12が
取付けられている。そして、本実施例では、ドーム形の
断面を有する箱体6として光の反射率の大きいアルミ板
を使用しているが、光の反射率の小さい金属板、板材等
を使用するときは内面にアルミ箔等の反射材を貼ったも
のを使用するのが好ましい。なお、特許請求の範囲にい
う「ドーム形」というのは四角形を除く三角形、台形、
ドーム形およびドーム形に近い多角形をも含む概念であ
り、照明器具の光を十分反射できるものであることを意
味する。そして、本実施例では、前記ドーム形の断面と
して台形を使用している。
【0010】図2には、本発明の天井板Aと通常の天井
板Bとの接合部が示されており、図示のごとく目地板13
が溝5に嵌められ、天井板Aと天井板Bとの隙間が隠さ
れている。図3は、本発明の天井板Aの側面図(A)と
底面図(B)であり、天井板Aを単体で見ると上面に台
形の断面を有する箱体6が見えるが、下面から見たとき
は、障子2、3と保持材4だけが見えるものである。す
なわち、図4に示すように本発明の天井板Aを天井に取
付けた状態では、障子3と通常の天井板Bとが面一に見
え、台形の断面を有する箱体6は天井裏に隠れて全く見
えないものである。
【0011】本実施例の天井板Aは、図3に示すように
枠体1の略中央に下側の障子2を固定し、枠体1の長手
方向両側に上側の障子3を配置している。そして、上側
の障子3は、図4に示すように枠体1の内側面と保持材
4の上面とで形成されるL字状の係止部に形成した係止
材14および下側の障子2の枠部の上面を移動しうるよう
になっており、上側の障子3を移動することによって内
部の蛍光灯12等の照明器具の取替え作業ができるように
なっている。なお、本実施例では、枠体1の略中央に下
側の障子2を固定し、枠体1の長手方向両側に配置した
上側の障子3を移動しうるように形成したが、内部の蛍
光灯12等の照明器具の取替え作業ができるならば、枠体
1の両側の障子3を下側にして固定し、枠体1の略中央
の障子2を上側に配置して移動しうるようにすることも
可能である。
【0012】本発明の天井板Aは規格幅であり、目地板
13を嵌める溝5を形成しているため、通常の天井板Bと
同じ工法で天井に嵌めることができる。すなわち、図5
(A)、(B)に示すように、通常の天井板B1,B2,B3を
嵌め、目地板12を入れ、次に本発明の天井板A1,A2 を嵌
め、目地板13を入れ、次に通常の天井板B4,B5,B6を嵌め
るという順序で天井を施工していくことができ、天井板
A1,A2 を取付けるだけで、照明用電気工事も同時に行う
ことができるのである。そして、天井板A1,A2の長手方
向両端部には通常の天井板Bを適当な長さに切った天井
板bを嵌め込めば、隙間を作ることなく天井工事を完成
することができる。なお、本実施例では2個の天井板A
1,A2 を隣接して使用したが、使用する天井板A の数お
よび天井板A 相互の間隔は任意である。
【0013】以上のように、本実施例の和風照明器具備
付け天井板では、枠体1の上面に、アルミ板で形成した
台形の断面を有する箱体6を組付けてその内部に蛍光灯
12を取付けているため、蛍光灯12の光がアルミ板で反射
するので1本の蛍光灯12で十分な照明を採ることができ
経済的である。 (2) 第2実施例 本実施例は第2発明についての実施例である。図6にお
いて、1は枠体、4は保持材であり、その形状寸法等
は、第1実施例の場合と同様である。そして、枠体1の
内側面と保持材4の上面とで形成されるL字状の係止部
に障子7が係止する。障子7は、図6に示すように下側
に湾曲し、その下面が通常の天井板の下面(枠体1の下
端面)から下側へ出っ張った形状となっており、その両
端の長手方向に形成された係止材8によって前記L字状
の係止部に係止している。
【0014】枠体1の上面にはアルミ板で形成された台
形の断面を有する箱体6が固定されており、その天面6
a には蛍光灯12が取付けられているのは前記第1実施例
の場合と同様であるが、台形の断面を有する箱体6の天
面6a と枠体1の上端面との高さh2が第1実施例におけ
る台形の断面を有する箱体6の天面6a と枠体1の上端
面との高さh1よりかなり低くなっている。
【0015】図7は、本実施例の天井板Aの側面図
(A)と底面図(B)であり、天井板Aを単体で見ると
上面に台形の断面を有する箱体6が見えるが、下面から
見たときは、障子7と保持材4だけが見えるものであ
り、デザイン的に斬新な障子7を組込むことも可能であ
る。また、本実施例の天井板の施工方法は前記第1実施
例と同様である。
【0016】以上のように、本実施例の和風照明器具備
付け天井板では、障子7の下面が通常の天井板の下面か
ら下側へ出っ張った形状となっているため、台形の断面
を有する箱体6の天面6a と枠体1の上端面との高さh2
を低くすることができるので天井裏の狭い空間たとえば
マンション等においても容易に天井の施工をすることが
できる。
【0017】なお、第2発明についての別の実施例とし
ては、図8に示すように小さな障子10等を組込んだ障子
9を枠体1の内側面と保持材4の上面とで形成されるL
字状の係止部に係止したものである。すなわち、障子9
は、図8に示すように通常の天井板の下面(枠体1の下
端面)から下側へ出っ張った形状となっており、その両
端の長手方向に形成された係止材11によって前記L字状
の係止部に係止している。なお、本実施例の天井板の施
工方法は前記第1実施例と同様である。
【0018】図9は、本実施例の天井板Aの側面図
(A)と底面図(B)であり、障子9に組込んだ小さな
障子10等のデザインを適宜考慮することによりデザイン
的に斬新な天井板Aを形成することができると同時に、
前記実施例と同様に台形の断面を有する箱体6の天面6
a と枠体1の上端面との高さh2を低くすることができる
ので天井裏の狭い空間たとえばマンション等においても
容易に天井の施工をすることができる。
【0019】
【発明の効果】第1発明では、照明器具の光が反射面で
有効に反射するので少ない照明器具で十分な照明を採る
ことができ経済的である。
【0020】また、第2発明では、枠体の上面に組付け
るドーム形の断面を有する箱体の高さを低くすることが
できるので天井裏の空間が狭い場合でも天井の施工が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1実施例にかかわる天井板Aの断
面図である。
【図2】第1発明の天井板Aと通常の天井板Bの接続図
を示す拡大図である。
【図3】図1に示されたる天井板Aの側面図(A)およ
び底面図(B)である。
【図4】天井板Aを上から見た場合の状態斜視図であ
る。
【図5】第1発明の天井板施工方法の説明図であり、
(A)は断面図、(B)は底面図である。
【図6】第2発明の第2実施例にかかわる天井板Aの断
面図である。
【図7】図6に示されたる天井板Aの側面図(A)およ
び底面図(B)である。
【図8】第2発明の別の第2実施例にかかわる天井板A
の断面図である。
【図9】図8に示されたる天井板Aの側面図(A)およ
び底面図(B)である。
【符号の説明】
1 枠体 2 障子 3 障子 4 保持材 5 溝 6 台形の断面
を有する箱体 7 障子 9 障子 12 蛍光灯 13 目地板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目透き天井の規格幅の天井板と同幅の枠体
    と、該枠体の下端面に形成した障子を支える保持材と、
    枠体の外側面に形成した目地板を嵌める溝を備えた和風
    照明器具備付け天井板であって、枠体の下端面が通常の
    天井板と実質的に面一となる高さになっており、枠体の
    上面に、その内側面に反射面を形成し照明器具を収納し
    たドーム形の断面を有する箱体を組付けてあることを特
    徴とする和風照明器具備付け天井板。
  2. 【請求項2】障子の下面が通常の天井板の下面から下側
    へ出っ張った形状となっていることを特徴とする請求項
    1記載の和風照明器具備付け天井板。
JP4072365A 1992-02-22 1992-02-22 和風照明器具備付け天井板 Expired - Fee Related JP2511765B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107117A (en) * 1976-03-05 1977-09-08 Matsushita Electric Works Ltd Ceiling board
JPS5921507U (ja) * 1982-08-02 1984-02-09 ミサワホ−ム株式会社 天井用照明装置
JPS63169611U (ja) * 1987-04-23 1988-11-04
JPH0579120A (ja) * 1991-09-13 1993-03-30 Art Utsudo Matsukawa:Kk 和風照明器具備付け天井板およびそれを用いた和風照明器具施工方法

Patent Citations (4)

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