JPH0523054U - 液面センサ - Google Patents

液面センサ

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JPH0523054U
JPH0523054U JP7045491U JP7045491U JPH0523054U JP H0523054 U JPH0523054 U JP H0523054U JP 7045491 U JP7045491 U JP 7045491U JP 7045491 U JP7045491 U JP 7045491U JP H0523054 U JPH0523054 U JP H0523054U
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JP
Japan
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liquid
liquid column
recesses
level sensor
column
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Application number
JP7045491U
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English (en)
Inventor
重川秀夫
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出部の検出精度を高めることを目的とす
る。 【構成】 内部に被測定液体7が導かれるようになって
いる液柱2の外周側に、液柱2を挟んで対向する一対の
発光素子4と受光素子5とからなる検出部3を、液柱2
の長手方向に対して所定の間隔ごとに同一線上に位置し
ないように複数対設ける。この検出部3の各素子4、5
が位置する液柱2の外周面は、凹部6、6に形成されて
おり、その凹部6、6内に各素子4、5の先端部が位置
するようになっている。液柱2の凹部6と凹部6との間
の内面側には、径方向外方に凹む凹部が形成されていな
いので、被測定液体7の液面8が低下した場合において
も、液柱2の内面に液滴が付着することはなく、検出部
3が誤動作する恐れは全くない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は液面センサに関し、特に、液柱内に導かれる被測定液体の液面を 、液柱を挟んで対向して設けられた発光素子と受光素子とからなる検出部で検出 するようにした液面センサに関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
一般に、この種の液面センサは、図5〜図7に示すように構成されていて、図 5は全体を示す概略図、図6は図5の部分説明図、図7は図6に示すもののB− B線に沿って見た説明図である。
【0003】 すなわち、この液面センサ21は、内部に被測定液体27が導かれるようにな っている光を透過させるガラス等から形成される液柱22と、この液柱22の外 周側に、液柱22を挟んで対向して設けられる一対の発光素子24と受光素子2 5とからなる検出部23とを具え、前記検出部23は、液柱22の長手方向の同 一線上に、極めて近接した間隔ごとに複数対設けられている。
【0004】 前記各検出部23の発光素子24または受光素子25が設けられる液柱22の 外周面は、検出精度を高めるために球面状の凹部26、26に形成されており、 この凹部26、26内に前記各検出部23の発光素子24または受光素子25の 球面状の先端部が位置するようになっている。
【0005】 そして、上記のように構成した液面センサ21の液柱22内に被測定液体27 を導き、被測定液体27の液面28を、その位置に対応する位置の検出部23で 検出することで、被測定液体27の液面28を検出することができるようになっ ている。
【0006】 しかしながら、上記のように構成される従来の液面センサ21にあっては、各 検出部23の発光素子24または受光素子25が設けられている液柱22の外周 面が、球面状の凹部26、26に形成されているとともに、これらの凹部26、 26は液柱22の長手方向の同一線上に極めて近接した間隔ごとに設けられてい るため、隣接する凹部26と凹部26との間の液柱22の内面側に、径方向外方 へ凹む凹部30が形成されしまう(図6参照)。
【0007】 そのため、液柱22内の被測定液体27の液面28が低下した場合に、表面張 力によって被測定液体27の一部が前記凹部30内に球状の液滴29(図7参照 )となって付着してしまい、この状態で被測定液体27の液面の検出をすると、 前記球状の液滴29がレンズ的な作用をして、本来、液柱22を透過すべき光が 前記球状の液滴29で拡散されてしまう。その結果、検出部23の発光素子24 から発した光の受光素子25への到達量が低下し、検出部23が誤動作をしてし まう。
【0008】 すなわち、実際の被測定液体27の液面28の位置よりも上方に付着している 球状の液滴29の位置が、あたかも被測定液体27の液面の位置であるかのよう に検出部23が誤動作してしまい、正確な検出値を得ることができず、検出精度 が著しく低下してしまうという問題点を有していた。
【0009】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、被 測定液体の液面が変化して低下した場合においても、液柱の内面に液滴が付着す ることを完全に阻止することができて、常に正確な検出値を得ることのできる検 出精度に優れる液面センサを提供することを目的とするものである。
【0010】
【問題点を解決するための手段】
上記の問題点を解決するためにこの考案は、内部に被測定液体が導かれるよう になっている液柱の外周側に、液柱を挟んで対向する一対の発光素子と受光素子 とからなる検出部を、液柱の長手方向に所定の間隔をおいて複数対設けた液面セ ンサにおいて、前記各検出部の各素子を、液柱の長手方向に対して、同一線上に 位置しないようにしたという手段を採用した。 また、前記液柱の外周面には、長手方向に向かって同一線上に位置しないよう に、所定の間隔ごとに複数の凹部が形成されていて、この凹部内に前記検出部の 発光素子または受光素子の先端部が位置するようになっているという手段を採用 した。 また、前記液柱の外周面には、長手方向に向かって同一線上に位置しないよう に、所定の間隔ごとに複数の凹部が形成されていて、この凹部内と、隣接する凹 部と凹部との間の凹部でない部分とに前記検出部の発光素子または受光素子の先 端部が位置するようになっているという手段を採用したものである。
【0011】
【作用】
この考案は前記の手段を採用したことにより、検出部の各素子用の凹部と凹部 との間の液柱の内面側に径方向外方に凹む凹部が形成されることがなくなり、し たがって、液柱の内部に導いた被測定液体の液面が低下した場合においても、液 柱の内面側に被測定液体の一部が球状の液滴となって付着することがなくなる。 その結果、検出部が液滴の部分に反応して誤動作することがなくなり、検出部の 検出精度を高めることができることとなる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の一実施例について説明する。 図1〜図3にはこの考案による液面センサの第1の実施例が示されていて、図 1は全体を示す概略図、図2は図1に示すものの部分説明図、図3は図2に示す もののA−A線に沿って見た説明図である。
【0013】 すなわち、この液面センサ1は、前記従来と同様に、光に対する透過性を有す るガラス等から形成される内部に被測定液体7が導かれるようになっている柱状 の液柱2と、この液柱2の外周側に、液柱2を挟んで対向して設けられる一対の 発光素子4と受光素子5とからなる検出部3とを具えている。
【0014】 前記検出部3は、前記液柱2の長手方向に所定の間隔ごとに複数対設けられて いて、この場合、各検出部3の発光素子4または受光素子5は、液柱2の長手方 向に対して同一線に位置しないように設けられている。
【0015】 このような検出部3の各素子4または5が設けられる位置に対応する前記液柱 2の外周面は、前記従来と同様に、球面状の凹部6、6に形成されていて、この 凹部6、6内に球面状の各素子4または5の先端部が位置するようになっている 。
【0016】 前記凹部6は、液柱2の外周面の長手方向に対して同一線上に位置しないよう に所定の間隔ごとに形成されているので、前記従来のように、隣接する凹部6と 凹部6との間の液柱2の内面側に、径方向外方に凹む凹部が形成されることがな くなる(図3参照)。
【0017】 次に、前記に示すものの作用について説明する。 まず、被測定液体7を液柱2内に導き、被測定液体2の液面8の位置に対応す る位置の検出部3で被測定液体7の液面8を検出する。 この場合、被測定液体7の液面8よりも上方に位置する液柱2の内面には液滴 が付着していないので、検出部3が誤動作する恐れはなく、信頼性のある検出値 が得られることになる。
【0018】 次に、被測定液体7の液面8が変化して前記の位置よりも低下すると、液柱2 の内面側に表面張力により液滴9(図3参照)が付着しようとするが、この場合 、検出部3の各素子4または5用の凹部6と凹部6との間の液柱2の内面側には 、前記従来のように、径方向外方に凹む凹部が形成されていないので、液柱2の 内面に液滴が付着する恐れが全くなく、液面8の低下に追随して液滴9は液柱2 の内面を伝わって下方へ落下することになる。
【0019】 したがって、液柱2の内面に被測定液体7の一部が球状の液滴9となって付着 して検出部3の検出値に影響を及ぼすことがなくなり、これによって、信頼性の ある検出値を得ることができ、検出精度を著しく向上させることができることと なる。
【0020】 図4にはこの考案による液面センサの第2の実施例が示されていて、この液面 センサ11は、検出部13の各素子14、15が設けられる位置の液柱12の外 周面に、液柱12の長手方向に向かって所定の間隔ごとに、同一線上に位置しな いように複数の凹部16を形成して、各検出部13を構成する各素子14または 15を、前記凹部16内と、前記凹部16と凹部との間の凹部でない部分19と に交互に位置させたものであって、その他の構成は前記第1の実施例に示すもの と同様の構成を有している。
【0021】 そして、この実施例に示すものにあっても、前記第1の実施例に示すものと同 様に、液柱12内に導いた被測定液体17の液面18が低下した場合においても 、液柱12の内面側に球状の液滴が付着して検出部13の検出値に影響を及ぼす ことがなくなり、したがって、常に信頼性のある検出値を得ることができること となり、検出精度を著しく向上させることができることとなる。
【0022】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、液柱内に導かれる被測定液体の 液面が低下した場合においても、液柱の内面側に液体が球状の液滴となって付着 することがなくなり、したがって、液柱の内面に液滴が付着することにより検出 部が誤動作することがなくなり、検出部は真の液面の位置のみを確実に検出する ことができ、信頼性のある検出値を得ることができて、検出精度を著しく向上さ せることもできることになる。
【0023】 また、各検出部を構成する各素子を液柱の長手方向に対して所定のピッチで、 同一線上に位置しないように設けたことにより、極めて近接した間隔ごとに検出 部の各素子を位置させることができることとなり、したがって、検出精度を著し く高めることができることになる等の優れた効果を有するものである。
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 すなわち、この液面センサ21は、内部に被測定液体27が導かれるようにな っており、かつ光を透過させるガラス等から形成される液柱22と、この液柱2 2の外周側に、液柱22を挟んで対向して設けられる一対の発光素子24と受光 素子25とからなる検出部23とを具え、前記検出部23は、液柱22の長手方 向の同一線上に、極めて近接した間隔ごとに複数対設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 図4にはこの考案による液面センサの第2の実施例が示されていて、この液面 センサ11は、液柱12の外周面に、長手方向に向かって所定の間隔ごとに、同 一線上に位置しないように複数の凹部16を形成して、各凹部16内に各検出部 13の発光素子14を、各凹部16に対向する凹部でない部分19に各検出部1 3の受光素子15をそれぞれ位置させたものであって、 その他の構成は前記第1 の実施例に示すものと同様の構成を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による液面センサの第1の実施例を示
した概略図である。
【図2】図1に示すものの部分説明図である。
【図3】図2に示すものをA−A線に沿って見た説明図
である。
【図4】この考案による液面センサの第2の実施例を示
した概略図である。
【図5】従来の液面センサの一例を示した概略図であ
る。
【図6】図5に示すものの部分説明図である。
【図7】図6に示すものをB−B線に沿って見た説明図
である。
【符号の説明】
1、11、21……液面センサ 2、12、22……液柱 3、13、23……検出部 4、14、24……発光素子 5、15、25……受光素子 6、16、26、30……凹部 7、17、27……被測定液体 8、18、28……液面 9、29……液滴 19……凹部でない部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月13日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に被測定液体(7)(17)が導か
    れるようになっている液柱(2)(12)の外周側に、
    液柱(2)(12)を挟んで対向する一対の発光素子
    (4)(14)と受光素子(5)(15)とからなる検
    出部(3)(13)を、液柱(2)(12)の長手方向
    に所定の間隔をおいて複数対設けた液面センサにおい
    て、前記各検出部(3)(13)の各素子を、液柱
    (2)(12)の長手方向に対して、同一線上に位置し
    ないようにしたことを特徴とする液面センサ。
  2. 【請求項2】 前記液柱(2)(12)の外周面には、
    長手方向に向かって同一線上に位置しないように、所定
    の間隔ごとに複数の凹部(6)が形成されていて、この
    凹部(6)内に前記検出部(3)(13)の発光素子
    (4)(14)または受光素子(5)(15)の先端部
    が位置するようになっている請求項1記載の液面セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記液柱(2)(12)の外周面には、
    長手方向に向かって同一線上に位置しないように、所定
    の間隔ごとに複数の凹部(6)が形成されていて、この
    凹部(6)内と、隣接する凹部(6)と凹部(6)との
    間の凹部でない部分(19)とに前記検出部(3)(1
    3)の発光素子(4)(14)または受光素子(5)
    (15)の先端部が位置するようになっている請求項1
    記載の液面センサ。
JP7045491U 1991-09-03 1991-09-03 液面センサ Pending JPH0523054U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161426B2 (ja) * 1980-08-01 1986-12-25 Nippon Electric Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161426B2 (ja) * 1980-08-01 1986-12-25 Nippon Electric Co

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