JPH05228777A - 各種自動機におけるワーク供給取出装置 - Google Patents

各種自動機におけるワーク供給取出装置

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JPH05228777A
JPH05228777A JP7353692A JP7353692A JPH05228777A JP H05228777 A JPH05228777 A JP H05228777A JP 7353692 A JP7353692 A JP 7353692A JP 7353692 A JP7353692 A JP 7353692A JP H05228777 A JPH05228777 A JP H05228777A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 未加工品及び加工済品を工作機械に対し供給
あるいは取り出すようにした供給取出手段と、未加工品
及び加工済品を蓄えるストッカー手段との間に受渡中継
手段を設けることにより、異形のワークあるいはあらゆ
るストッカー手段との対応を可能にすることを目的とす
る。 【構成】 未加工品aを保持する未加工品専用ストッカ
ー321と加工済品a'を収納保持する加工済品専用ストッ
カー322とからなるストッカー手段Cと、工作機械のチ
ャック部へ未加工品aを供給する供給専用チャック161
チャック部から加工済品を取り出す取出専用チャック16
2とを有し、 且つ工作機械のチャック部に対して揺動す
るようにした供給取出手段Aと、供給取出手段Aのチャ
ック161及びチャック162にそれぞれ対応し且つストッカ
ー手段Cのストッカー321及びストッカー322にもそれぞ
れ対応するようにした供給専用フィンガー251と返送専
用フィンガー252とを有する受渡中継手段Bとからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は別の成形手段によって得
られた一次加工のままの未加工品を旋盤や研磨盤、ボー
ル盤その他各種の自動機へ供給したり、或は取り出した
りするためのワーク供給取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動供給取出装置は、ワークを掴
持するフィンガー自体が1つの関節で幾通りかの動作方
向をもつと共に、複数個の関節を連設して複雑な動作が
できるように構成すると共に、ワーク供給取出装置によ
ってワークストッカーから工作機械へワークを直接供給
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、1つの関節で幾通りかの動作をさせると共
に、このような関節を複数個連設しているために動作誤
差が順次に加わって先端のフィンガー部の位置や動作精
度が容易に得られず、精度を十分に高めるには各部の加
工精度が決め手となり、その結果製作は高度の熟練が必
要となるなどの問題がある。これと同時にワークストッ
カーと供給取出装置との間に受渡中継装置を介在させて
ないために型式の異なるワークストッカーへの対応がで
きないばかりでなく、ワークの形状に対しても特定のも
のに限られる欠点があった。そこで、本発明は、製作も
容易で、しかもあらゆるワークストッカーへの対応やワ
ークの形状の異なるものへの対応が容易であると共に、
動作や位置の割出しが簡単、且つ精度良く行える装置を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】未加工品と加工済品とを
収納するストッカー手段Cと、該ストッカー手段Cから
1個宛未加工品を取り出したり、加工済品を該ストッカ
ー手段Cに返納したりするそれぞれのフィンガーを有す
るワーク受渡中継手段Bと、各種工作機械のチャック部
へ前記ワーク受渡中継手段Bからの未加工品を供給した
り、該工作機械のチャック部から加工済品を取り出して
ワーク受渡中継手段Bへ返送したりするチャックをそれ
ぞれ有する移行可能な供給取出手段Aとからなる。
【0005】
【作用】ワーク受渡中継手段Bの供給専用フィンガーを
前傾させ(この場合、返送専用フィンガーも共に前傾す
るが最初の1回目には加工済品はない)ストッカーの未
加工品を掴持し、該受渡中継手段Bを上昇させて起立し
た後(返送専用フィンガーも同じ)、供給取出手段Aによ
り供給専用のフィンガーから未加工品を受け取り工作機
械のチャック部へ供給すると共に、未加工品の供給が終
わった時点で供給取出手段Aは原位置へ復帰し、再び上
記同様の動作を行い、次の未加工品を工作機械Eのチャ
ック部へ移行させて、先ず該供給取出手段Aの取出専用
チャック(手すき状態)にて加工済品を掴持すると同時に
供給専用チャックにて持ち込まれた次の未加工品を工作
機械のチャック部へ挿入保持させてから供給取出手段A
を前記同様原位置へ復帰する動作を反復して未加工品と
加工済品の交換を自動的に継続させる。
【0006】
【実施例】以下、本発明装置について図面に示す実施例
により詳細に説明すると、本発明は、供給取出手段A
と、ワーク受渡中継手段Bと、ストッカー手段Cとから
なり、先ず供給取出手段Aは、装置本体1の側面上下に
平行横設したガイドレール3,3によって摺動子4,4…
を介してスライド部材2を水平に移動するように支持す
ると共に、該ガイドレール3,3間にこれと平行にその
両端部で枢支し、且つその一端にサーボモータ7を連接
した1本の螺杆5に前記スライド部材2の裏面に定着し
たナット6を螺合する。次に該スライド部材2の上部に
外端に減速機9(ハーモニック)を介して揺動腕杆10の下
端を定着したサーボモータ8を定設し、該サーボモータ
8を駆動することにより該揺動腕杆10を所定速度で反復
揺動せしめるようにし、 更に該揺動腕杆10の先端には減
速機12(ハーモニック)の出力軸端に略V字状をなす二股
揺動アーム11を定設すると共に、 該減速機12の軸内端と
該揺動腕杆10の下部寄りに定設したサーボモータ17の出
力軸端とにそれぞれプーリ13,14を嵌着して両プーリ13,
14間にタイミングベルト15を張架し、前記揺動アーム11
の両アーム111,112端にそれぞれ未加工品を掴持する供
給専用チャック161と加工済品を掴持する取出専用チャ
ック162をそれぞれ取付け、 流体又はばねでチャックの
開閉動作ができるようにすると共に、該揺動アーム11は
前記サーボモータ17の駆動により揺動するようにしてい
る。
【0007】次にワーク受渡中継手段Bは、前記装置本
体1の先端部つまりスライド部材2の摺動方向と直面す
る位置に定置したシリンダーその他の昇降機構を収納し
た機筐21の上面左右位置を貫通する1対の昇降杆191,19
2の上端に水平支持板18を定着し、 該水平支持板18の両
端に立設した支持側板201,202間に亘って横杆22を横架
して、 該横杆22の支持側板201,202との出会部において、
該横杆22を支持側板201,202の上端内部に取付けた駆動
装置によって回動するようにし、 該横杆22上に互いに間
隔が調節できる2個の支持部材231,232を設置し、 片方
の支持部材231上には上端に未加工品を挟持する一対の
供給専用フィンガー251を有するフィンガー駆動部241
定設すると共に他方の支持部材232上には、加工済品を
挟持する一対の返送専用フィンガー252を有するフィン
ガー駆動部242を前裏反転(180°)できるように取付けて
なる。
【0008】次にストッカー手段Cは、未加工品aを多
数縦方向に重ねて収納するようにした未加工品専用スト
ッカー321と、加工済品a'を縦方向に重ねて収納するよ
うにした加工済品専用ストッカー322とを前記両フィン
ガー251,252と同一ピッチで対応させ、最上段のものか
ら取り出したり或は最上段へ積層収納するように支持架
台を上昇及び下降するようにしており、更に未加工品専
用ストッカー321の前側には機筐21の前面に取付けた支
持板26の面に駆動シリンダー(ロータリーアクチェタ)27
を有するクランプ装置Dを取付けており、該クランプ装
置のクランプ操作機構28の上面には、 該機構28の2本の
出力軸301,302端にアーム291,292を嵌着し、該アーム29
1,292の先端には前記ストッカー321の最上段から2段目
の未加工品に対応するようにクランプ爪311,312を定設
しており、最上段の未加工品を取り出す場合、下位の未
加工品が加工時の油の付着により密着して共に持ち上が
るのを防止したり、あるいは動揺したりしないように仮
保持する。
【0009】次に上記装置の動作について説明すると、
先ずストッカー手段Cの未加工品専用ストッカー321
例えば、 旋盤加工(中間加工あるいは仕上げ加工等何れ
でも良い)しようとする未加工品a,a…を予め多数収納し
ておき、 加工済品専用ストッカー322には動作の最初は
加工済品が収納されていない状態であり、 しかも、各動
作部の初期姿勢は図1の状態にあるものと仮定して、こ
れより動作を開始するものとし、最初に未加工品を供給
するためのローダー側動作を中心に述べる。先ず、制御
部33を操作してスタートすると、 ワーク受渡中継手段B
の供給専用フィンガー251は開き、 返送専用フィンガー2
52は閉じた状態で支持側板201,202の上部にある駆動装
置によって該ワーク受渡中継手段Bの支持部材231,232
は何れも横杆22と共に90°前傾姿勢となる。 つまり両フ
ィンガー251,252は水平状態となりこれと同時に機筐21
内の昇降機構の動作で昇降杆191,192と共にワーク受渡
中継手段Bは下降し、フィンガー251は開いたままスト
ッカー321における最上位の未加工品aの両側部に対応
し、 これと同時に他方のフィンガー252は閉じた状態で
ストッカー322の直上位置に対応する。 次の瞬間フィン
ガー251は最上位の未加工品aを両側から挟持すると同時
にクランプ装置Dのクランプ爪311,312は駆動シリンダ
ー27の動作で上位から2段目の未加工品aを掴持し、上
位の未加工品aを摘出する際、油などにより密着して共
に上がったりあるいは、 動揺しないように仮保持する。
又、他方のフィンガー252は前記フィンガー251の閉じる
動作と同時に開いた状態となり、両フィンガー251,252
はそのままの姿勢(水平状態)で再び前記機筐21内の昇降
機構の動作で上昇してから横杆22を支持側板201,202
上部の駆動装置によって90°回動し、 各フィンガー251,
252を直立姿勢(図1)に復帰する。この時のフィンガー2
52は空の状態である。
【0010】次に前記ワーク受渡中継手段Bの受け渡し
動作終了信号を供給取出手段Aが受けると同時に、該供
給取出手段Aのサーボモータ7は回転を開始し、該サー
ボモータ7の出力軸上に連接した螺杆5の回動でスライ
ド部材2はナット6の螺進によりガイド3,3に案内さ
れて実線矢印方向へ移動し、揺動腕杆10と揺動アーム11
はそのままの姿勢で前記ワーク受渡中継手段Bの方向へ
移動して、該揺動アーム11の供給専用チャック161は開
き、 同時に取出専用チャック162は閉じた状態で、ワー
ク受渡中継手段Bの供給専用フィンガー251と返送専用
フィンガー252の直前位置でそれぞれ対応して停止し、
該チャック161はフィンガー251が掴持して待機している
未加工品aを掴持できる姿勢である。 この動作と同時に
他方のチャック162とフィンガー252とは初回の動作であ
るために、加工済品がないので受け渡し動作はできない
が、 しかし受け渡し可能な姿勢を取っている。次の瞬間
チャック161は作動部が実線矢印の方向に回動してチャ
ック爪を閉じ、 フィンガー251は実線矢印の方向へそれ
ぞれ開いて未加工品を釈放する。これと同時に他方のチ
ャック162が開き、フィンガー252は閉じた状態となる。
こうして未加工品aはフィンガー251からチャック161
受け継がれ、加工済品がある場合はチャック162からフ
ィンガー252へ受け継がれ、 この動作が終了した時点で
前記サーボモータ7を駆動(逆転)してスライド部材2を
点線矢印の方向へ後退して未加工品aとフィンガー251
の掛り合い及び加工済品とチャック162との掛り合いを
十分に回避する。
【0011】上記摺動部材2の後退動作が終了した時点
で、サーボモータ8が駆動して揺動腕杆10を工作機械E
(図3)の方向へ揺動させ、予め設定した所定の振角にお
いて該サーボモータ8の回動を停止すると共に、該揺動
腕杆10上のサーボモータ17を駆動することにより、プー
リ14、タイミングベルト15及びプーリ13を介して減速機
(ハーモニック)12の軸を回動し、 この動作により該減速
機12の出力軸上に定着した揺動アーム11を実線矢印方向
へ揺動させて、 先ず取出専用チャック162を前記工作機
械Eのチャック部eの軸線上に一致した時点で該揺動ア
ーム11を一旦静止させて、 そのままの状態でサーボモー
タ7を駆動し、供給取出手段Aを前進即ち該チャック16
2をチャック部eの直前(加工済品の受け渡し可能な位置)
まで移動させて停止し、次の瞬間、該チャック162を閉
じてからチャック部eを開き、 更に再び供給取出手段A
を、加工済品はまだないがあると仮定してチャック部e
から完全に加工済品が外れる位置まで後退してから、サ
ーボモータ17を駆動して前記揺動アーム11を更に前記揺
動方向へ揺動させることにより供給専用チャック161
中心線を前記工作機械Eのチャック部中心線と符合した
時点で揺動を停止する。次に前記サーボモータ7が駆動
して供給取出手段Aは再び工作機械Eの方向へ、チャッ
ク161上の未加工品がチャック部eへ供給できる位置まで
移動して停止し、 先にチャック部eが未加工品aを掴持し
てからチャック161が開き、 この動作の終了と同時に再
び供給取出装置Aは、チャック161が未加工品aから完全
に離れる位置まで後退して、 サーボモータ8の逆転動作
で揺動腕杆10が図1に示す位置まで復帰することで未加
工品aを工作機械へ供給する動作は終了するが、ここで
先に供給された未加工品は、ワーク受渡中継手段Bが前
述のように動作してストッカー321から次の未加工品aを
取り出して供給取出手段Aのチャック161へ供給し、再
び該供給取出手段Aの動作で工作機械Eに送り込むまで
の間に所定の作業つまり、研磨あるいは旋盤その他によ
る切削加工、ボーリング作業等の加工が行なわれるよう
に予めタイミングが設定されている。
【0012】今度はアンローダーの動作について述べる
と、次に供給する未加工品の供給は上述した通りで行な
われるのでその一連動作は省略し、既に工作機械Eのチ
ャック部eには加工済品が待機しており、しかも供給専
用チャック161には次の未加工品aが掴持された状態で、
揺動腕杆10は工作機械側に傾動し、取出専用チャック16
2の中心線が工作機械Eのチャック部eの軸線上に一致し
た位置にあるものとすると(一部動作は前記と重複する)
供給取出手段Aのサーボモータ7を駆動して揺動腕杆10
を工作機械Eの方向へ移動させ、該チャック162が(先の
ローダーにおける説明においても述べたようにこの場合
チャック162は開となっている。 )加工済品を掴持できる
位置に達した時停止し、該チャック162により加工済品
a'を掴持し、同時にチャック部eは開いて受け継がれる
と同時に、サーボモータ7の回動で加工済品a'がチャッ
ク部eから完全に離脱できるまで後退してから、サーボ
モータ17が回動して、 チャック161の中心線がチャック
部eの中心線と一致するまで揺動アーム11を揺動させ、
その後再びサーボモータ7の回動により未加工品aがチ
ャック部eで掴持できる位置まで前進し、先ずチャック
部eが閉じることにより、未加工品を掴持すると同時
に、チャック161を開いたままの状態で後退し、サーボ
モータ8の回動で揺動腕杆10は図1の姿勢に復帰すると
共に、サーボモータ17の動作で揺動アーム11は各チャッ
ク161,162がワーク受渡中継手段Bのフィンガー251,252
とそれぞれ対応する位置まで回動するが、 この時のチャ
ック161は開いており、 チャック162は加工済品を掴持し
た状態であり、 ここで前記ローダーの際の説明と連続し
て考えると、この時点でワーク受渡中継手段Bの供給専
用フィンガー251には未加工品が掴持され、返送専用フ
ィンガー252は開いた状態で待機中である。 従って、サ
ーボモータ7の回動で揺動腕杆10を前進させるとチャッ
ク161はフィンガー251が掴持している未加工品aに対応
し、又、チャック162が掴持している加工済品a'はフィ
ンガー252に対応するので、この時点でそれぞれが互い
に持ち変えることにより未加工品と加工済品の交換が行
なわれる。その後は前記ローダー側について述べた通り
の動作でフィンガー252に挟持された加工済品はストッ
カー322に順次回収される。 上記説明は、ある種のワー
クを工作機械のチャック部へ自動的に供給し且つ取り出
す一連の動作を述べたものであるが、ワークの形状や工
作機械の位置や種類等によって任意に対応できるよう
に、揺動腕杆10、揺動アーム11の揺動角を変更したり、
該揺動腕杆10の前進あるいは後退距離を自由に設定でき
るようにし、あるいは上記各部相互間の動作タイミング
を変えられるようにしており、更に又、返送専用フィン
ガー252を180°回動可能にしたことにより加工済品の収
納方向を変えたい場合や、反対側にも同様の加工を施し
たりする場合持ち変えることなく、フィンガー252を回
動することで簡単に向きが変えられるようにしている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように供給取出手段が
ローダー側のチャックとアンローダー側のチャックとを
有し、それぞれの動作タイミングを制御プログラムの変
更によって自由に変えたり、揺動腕杆と二股揺動アーム
の各揺動軸部に減速機(ハーモニック)とサーボモータを
使用しているので高精度と高剛性が得られ、又、繰返精
度が飛躍的(±0.02m/m)に高められると共に該両揺動軸
を平行にしているので、工作機械に対する偏位幅が任意
にとることができる共に、該揺動腕杆及び揺動アームを
スライド部材によって移動するようにしているので不使
用時に嵩張らないように姿勢を変えられるので作業スペ
ースを大きく取ることができる。又、ワーク受渡中継手
段には前記供給取出手段の各チャックに対応するローダ
ー側のフィンガーとアンローダー側に対応するフィンガ
ーとを設けているので未加工品と加工済品の交換動作が
同時に行え時間的ロスが少なく、しかもアンローダー側
のフィンガーは180°旋回できるので両側に同様加工を
要する場合持ち変える手段がいらず、 返納された片側加
工品をそのままローダー側のストッカーへ回送すれば再
び残る片側の加工作業を推進できるので構成も著しく簡
単となる。更にはストッカー手段と供給取出手段の間に
前記ワーク受渡中継手段を設けたことによりあらゆる形
態のストッカーとの対応が可能であると共に、異形ワー
クの供給取出しも容易であり、更にストッカーのローダ
ー側にフィンガーにて取り出す際、下位の未加工品を仮
保持するクランプ装置を設けたことにより上下のワーク
間が油で密着していて最上位のワークのみの取り出しが
困難な場合でも、完全に分離することができると共にス
トッカーを、クランプ装置や、フィンガーによる所定取
り出し高さに適合するまで上昇するようにしているの
で、ワークの大きさ(高さ方向)が異なる場合でも容易に
対応できるなど多くの本発明特有の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の要部切欠斜視図。
【図2】同上要部切欠縦断面図。
【図3】同上平面図。
【図4】同上の右側面図。
【図5】図1におけるクランプ装置の正面図。
【図6】同上平面図。
【符号の説明】
1 装置本体 10 揺動腕杆 11 揺動アーム 161,162 チャック 251,252 フィンガー 321,322 ストッカー A 供給取出手段 B 受渡中継手段 C ストッカー手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加工品を多数整列収納するようにした
    未加工品用ストッカー及び、加工済品を多数整列収納す
    るようにした加工済品用ストッカーからなるストッカー
    手段と、該ストッカー手段の未加工品用ストッカーから
    未加工品を1個宛取り出すフィンガー及び、加工済品を
    前記加工済品用ストッカーへ返送するフィンガーを備え
    たワーク受渡中継手段と、側方に設置した任意工作機械
    のチャック部まで揺動する揺動腕杆上に、該揺動腕杆の
    揺動軸と平行な軸にて枢設した揺動アーム上に前記未加
    工品のフィンガーから未加工品を受け取るチャック及び
    加工済品を前記返送フィンガーへ返送するチャックをそ
    れぞれ設置してなる供給取出手段とからなり、前記工作
    機械に対し未加工品と加工済品とを交換するようにした
    ことを特徴とする各種自動機におけるワークの供給取出
    装置。
JP4073536A 1992-02-24 1992-02-24 工作機械に対するワーク供給取出装置 Expired - Lifetime JP2610745B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178950A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Nsk Ltd ワーク給排装置及びワーク給排方法

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