JPH05228605A - 多機能鋳造装置 - Google Patents

多機能鋳造装置

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JPH05228605A
JPH05228605A JP6911192A JP6911192A JPH05228605A JP H05228605 A JPH05228605 A JP H05228605A JP 6911192 A JP6911192 A JP 6911192A JP 6911192 A JP6911192 A JP 6911192A JP H05228605 A JPH05228605 A JP H05228605A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の装置により低圧鋳造、吸引鋳造、吸引
加圧鋳造およびカウンタープレッシャ鋳造を実施可能と
する。 【構成】 減圧チャンバー18内に鋳型を配設し、溶湯
保持炉4内のルツボ5の金属溶湯6をストーク28を介
して鋳型キャビティ26と連結させた鋳造装置で、減圧
チャンバー内圧力と溶湯保持炉内圧力の差圧を第1制御
手段42にフィードバックし、同第1制御手段内で記憶
される差圧−時間パターン線図と比較演算し、チャンバ
ー18の減圧回路途中に配設した減圧用流量制御弁36
を制御可能とし、溶湯保持炉内圧力を第2制御手段43
にフィードバックし、同第2制御手段内で記憶されてい
る炉内圧力−時間パターン線図と比較演算し、同溶湯保
持炉内の加圧回路途中に配設した加圧用流量制御弁14
を制御可能とし、さらに、減圧チャンバー内圧力と溶湯
保持炉内圧力とを同圧にする回路39を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋳造における鋳造装
置に係り、詳しくは低圧鋳造、吸引鋳造、吸引加圧鋳造
およびカウンタープレッシャ鋳造を実施可能とする多機
能鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の例えばアルミニウム合金
等の鋳造装置としては低圧鋳造装置、吸引鋳造装置、吸
引加圧鋳造装置及びカウンタープレッシャ鋳造装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近時、
製品の生産が少量多品種生産となり、このため少量多品
種生産に対処しようとすると、その製品の形状により最
適な装置を適用するためには上記の各装置を用意する必
要があり、このため設備費が多くなり、また、設置面積
も多く必要とする等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、1台の装置により低圧鋳造、吸引鋳
造,吸引加圧鋳造およびカウンタープレッシャ鋳造を実
施可能とする多機能制御鋳造装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、減圧チャンバー内に鋳型を配設し、下
方に位置した溶湯保持炉に設置したルツボ内の金属溶湯
をストークを介して鋳型キャビティと連結させた鋳造装
置において、前記減圧チャンバー内圧力と前記溶湯保持
炉内圧力の差圧を第1制御手段にフィードバックし、同
第1制御手段内で記憶される差圧−時間パターンと比較
演算し、減圧チャンバーの減圧回路途中に配設した減圧
用流量制御弁を制御可能とし、前記溶湯保持炉内圧力を
第2制御手段にフィードバックし、同第2制御手段内で
記憶されている炉内圧力−時間パターンと比較演算し、
同溶湯保持炉の加圧回路途中に配設した加圧用流量制御
弁を制御可能とし、さらに、減圧チャンバー内圧力と溶
湯保持炉内圧力とを同圧にする回路を設ける構成とした
多機能鋳造装置に存する。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、第1制御手段およ
び第2制御手段にメモリーした各鋳造法のパターン線図
に基づいて各配管の器具が制御されて製品形状に最適な
鋳造が選択可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は多機能制御鋳造装置1の概略構成を
示すもので、同鋳造装置1は、下ダイベース17の下部
には溶湯保持炉4が配設され、上部には減圧チャンバー
18が配設されている。
【0008】この鋳造装置1の機枠2を構成する基台3
上には所定の容積を有する溶湯保持炉4が形成され、同
溶湯保持炉4のほぼ中央には例えばアルミニウム合金等
の金属溶湯6を封入可能にルツボ5が載置されている。
また、溶湯保持炉4の対応する炉壁には給気口7と圧力
取出し口8が形成され、圧力取出し口8は配管9を介し
て第1差圧センサー10に接続されるとともに、同配管
9は分岐されて分岐管9aは第2差圧センサー11に接
続されている。また、給気口7は配管12を介して外部
のコンプレッサー等の圧力源に接続され、同配管12に
は上流側より順次、減圧弁13、加圧用流量制御弁1
4、バルブ15,16がそれぞれ配設されている。
【0009】また、この溶湯保持炉4の上部は、機枠2
に沿って上下動可能に設けられた下ダイベース17によ
り密封状に閉蓋され、この下ダイベース17の上部には
減圧チャンバー18が形成されている。
【0010】この減圧チャンバー18は下部壁枠19と
上部壁枠20の組合わせにより形成され、下部壁枠19
は下ダイベース17に取付けられ、また、上部壁枠20
は機枠2の上部に下向きにして取付けられた昇降シリン
ダ21により昇降動される可動板22の下面に取付けら
れている。また、この減圧チャンバー18内には下型2
4と上型25とからなる鋳型23が配設され、この上下
型24,25の合せ面にはキャビティ26が形成され、
上型25は可動板22の下面に取付けられて上下動可能
に設けられ、下型24は下ダイベース17に対向配設さ
れるとともに、同下型24の所定の位置には湯口27が
形成され、同湯口27には下ダイベース17を貫通し、
かつ下方に垂設されて溶湯保持炉4に配設したルツボ5
の金属溶湯6内に浸漬可能な長さを有するストーク28
が垂設されて、同ストーク28を介して金属溶湯6をキ
ャビティ26内に導入可能に設けられている。
【0011】また、下部壁枠19の対応する壁部には排
気口29および圧力取出し口30が形成され、圧力取出
し口30は配管31を介して第1差圧センサー10に接
続され、また、排気口29は配管32を介して真空ポン
プ33に接続され、同配管32には上流側より順次バル
ブ34,35、減圧用流量制御弁36、バルブ37,3
8がそれぞれ配設されている。
【0012】また、溶湯保持炉4の圧力取出し口8と減
圧チャンバー18の圧力取出し口30に取付けた配管
9,31との間は接続管40により接続されるととも
に、同接続管40には同圧バルブ41が配設されて、溶
湯保持炉4と減圧チャンバー18とを同圧可能とする同
圧回路39が形成されている。
【0013】このように配設された第1差圧センサー1
0および減圧用流量制御弁36はマイクロコンピュータ
で構成される第1制御手段42に接続され、また、第2
差圧センサー11および加圧用流量制御弁14はマイク
ロコンピュータで構成される第2制御手段43に接続さ
れている。また、この第1、第2制御手段42,43内
には図2ないし図7に示す(チャンバー内圧力と炉内圧
力の差)−時間パターン線図および炉内圧力−時間パタ
ーン線図がメモリーされており、これらパターン線図に
したがって制御が行われ、以下、各鋳造法にしたがって
説明する。
【0014】(低圧鋳造法)次に、先ず上記装置1によ
る低圧鋳造法について説明すると、第2制御手段43内
には図2に示すような炉内圧力−時間パターン線図M1
がメモリーされており、この炉内圧力−時間パターン線
図M1にしたがって溶湯保持炉4内の加圧制御が行なわ
れる。すなわち、図2において低圧鋳造用スタートボタ
ンが押された時(S1)に、バルブ15が開かれて給気
口7からエア圧が加えられて金属溶湯6が押圧され、ス
トーク28を介してキャビティ26内に金属溶湯6が注
入される。その注入開始ポイントが図示P1で示す点で
あり、図中P2で示す時点においてキャビティ26内へ
の充填が完了し、この点P2から点P3に至り、さらに
エア圧が加えられて、キャビティ26内の金属溶湯6に
圧力が加わり押し湯工程となる。
【0015】その後、点P3から点P4間は押し湯圧が
保持された時間であり、この時間はAで示す押し湯保持
時間となっている。この押し湯保持時間Aが経過した後
に点P4から点P5において、バルブ15が閉じ、バル
ブ16が開かれてエアが排気され、この排気時間Bの時
間内に自然冷却され、その後に昇降シリンダ21により
可動板22が上動されて上型25も一体に上動され、キ
ャビティ26より製品が取り出されてワンショットが終
了する。
【0016】このように図2に示す炉内圧力−時間パタ
ーン線図M1に沿って制御が第2制御手段43により行
なわれる時には、圧力センサー11からの信号が第2制
御手段43に入力されており、この信号に基づいて第2
制御手段43内にて比較演算され、その結果を加圧用流
量制御弁14に電気信号として送り、加圧用流量制御弁
14の弁開度が調整され制御が行なわれる。
【0017】(吸引鋳造法)次に、吸引鋳造法の場合に
ついて説明すると、第1制御手段42内には図3に示す
(減圧チャンバー内圧力と保持炉内圧力の差圧)−時間
パターン線図M2がメモリーされており、この差圧−時
間パターン線図M2にしたがって吸引制御が行なわれ
る。すなわち、図3において吸引鋳造用スタートボタン
が押された時S2に、真空ポンプ33が作動すると同時
にバルブ34,37が開かれ、排気口29からエアが排
出され減圧チャンバー18内が減圧されることにより、
ストーク28を介してキャビティ26内に金属溶湯6が
注入される。この注入開始ポイントが図示P1で示す点
であり、点P2で示す時点においてキャビティ26内へ
の充填が完了し、この点P2から点P3に至る間でさら
に減圧されてキャビティ26内の金属溶湯6に吸引力が
加わり押し湯工程となる。その後、点P3から点P4の
間は押し湯圧が保持された時間であり、この時間はAで
示す押し湯圧保持時間となっている。
【0018】この押し湯圧保持時間Aが経過した後に点
P4から点P5においてバルブ37が閉じ、バルブ38
が開かれてエアが給気され、この給気時間Bの時間内に
自然冷却され、その後に上記と同様に昇降シリンダ21
を作動してキャビティ26より製品が取り出されてワン
ショットが終了する。
【0019】この図3に示す(チャンバー内圧力と炉内
圧力の差圧)−時間パターン線図M2に沿った制御が第
1制御手段42により行なわれる時には、差圧センサー
10からの信号が第1制御手段42に入力されており、
この信号に基づいて第1制御手段42内にて比較演算さ
れ、その結果を減圧用流量制御弁36に電気信号として
送り、同流量制御弁36の弁開度が調整されて制御が行
なわれる。
【0020】(吸引加圧鋳造法)次に、本例装置1によ
る吸引加圧鋳造法について説明する。この鋳造法の場合
においては、第2制御手段43内に図4に示す炉内圧力
−時間パターン線図M3aが、また、第1制御手段42内
に図5に示す(チャンバー内圧力と炉内圧力の差圧)−
時間パターン線図M3bがメモリーされており、この両パ
ターン線図M3a、M3bにしたがって溶湯保持炉4内の加
圧制御と減圧チャンバー18内の減圧制御が行なわれ
る。
【0021】すなわち、図5において吸引加圧鋳造用ス
タートボタンS3が押された時に、真空ポンプ33が作
動すると同時にバルブ34,37が開かれることによ
り、排気口29からエアが排出され、減圧チャンバー1
8内が減圧されることによりストーク28を介してキャ
ビティ26内に金属溶湯6が注入される。その注入開始
ポイントが図示点P1で示す点であり、図中P2で示す
時点においてキャビティ26内への充填が終了し、充填
終了と同時に溶湯保持炉4内の加圧が開始される。
【0022】すなわち、図4において点P2′からP
3′に亘り溶湯保持炉4内が加圧されて、キャビティ2
6内の金属溶湯6に圧力が加わり押し湯工程となる。そ
の後、点P3′から点P4′の間は押し湯圧が保持され
た時間であり、この時間はAで示す押し湯圧保持時間と
なっている。
【0023】一方、溶湯保持炉4内が加圧される間、溶
湯保持炉4内圧力と減圧チャンバー18内圧力の差圧は
図5で示す点P2→P3→P4を推移し、上記押し湯圧
保持時間A経過後に、点P4から点P5においてバルブ
37が閉じ、バルブ38が開かれてエアが給気されると
同時に、溶湯保持炉4内の圧力も図4に示す点P4′か
ら点P5′においてバルブ15が閉じ、バルブ16が開
かれてエアが排気され、この排気時間Bの時間内に自然
冷却され、その後にキャビティ26より製品が取り出さ
れてワンショットが終了する。
【0024】このように図5に示す(チャンバー内圧力
と炉内圧力の差圧)−時間パターン線図M3bに沿った減
圧チャンバー18内の減圧制御が第1制御手段42によ
り行なわれる時には、差圧センサー10からの信号が入
力されており、この信号に基づいて第1制御手段42内
にて比較演算され、その結果を減圧用流量制御弁36に
電気信号として送り、減圧用流量制御弁36の弁開度が
調整され制御が行なわれる。
【0025】また、図4に示す炉内圧力−時間パターン
線図M3aに沿った溶湯保持炉4内の加圧制御が第2制御
手段43により行なわれる時には、差圧センサー11か
らの信号が第2制御手段43に入力されており、この信
号に基づいて第2制御手段43内にて比較演算され、そ
の結果を加圧用流量制御弁14に電気信号として送り、
同流量制御弁14の弁開度が調整され制御が行なわれ
る。
【0026】(カウンタープレッシャ鋳造法)次に、同
装置1によるカウンタープレッシャ鋳造法について説明
する。このカウンタープレッシャ鋳造法においては、第
2制御手段43内に図6に示す炉内圧力−時間パターン
線図M4aが、また、第1制御手段42内には図7に示す
(チャンバー内圧力と炉内圧力の差圧)−時間パターン
線図M4bがメモリーされており、この両パターン線図M
4a、M4bにしたがって溶湯保持炉4内の加圧制御および
減圧チャンバー18内の減圧制御が行なわれる。
【0027】すなわち、図6において、カウンタープレ
ッシャ鋳造用のスタートボタンが押された時S4に、同
圧バルブ41が開かれると同時にバルブ15が開かれ、
給気口7よりエア圧が加えられて溶湯保持炉4内および
同圧回路39を介して減圧チャンバー18内が加圧され
同圧保持される。その同圧保持された時点が図示Paで
示す点であり、この点Paから同圧で一定時間保持され
た後、図示点Pbで示すポイントにおいて同圧バルブ4
1が閉となり、以後溶湯保持炉4の内圧力のみが点Pb
から点Pcにおいて保持される。
【0028】一方、点Pbより減圧チャンバー18の内
圧力が減圧される。すなわち、図7に示す点Pb′にお
いてバルブ37,34が開かれることにより、排気口2
9からエアが排気され、減圧チャンバー18内が減圧さ
れることによりストーク28を介してキャビティ26内
に金属溶湯6が注入される。その注入開始ポイントが図
示P1で示す点であり、図示P2で示す時点においてキ
ャビティ26内への充填が終了し、この点P2から点P
3に亘り、さらに減圧されて押し湯工程となる。
【0029】その後、点P3から点P4の間は押し湯圧
が保持された時間であり、この時間はAで示す押し湯圧
保持時間となっている。この押し湯圧保持時間Aが経過
した後に、点P4から点P5において、同圧バルブ41
が開き、バルブ16が開かれてエアが排気され、この排
気時間Bの時間内に自然冷却され、その後にキャビティ
26より製品が取り出されてワンショットが終了する。
【0030】このように図6に示す炉内圧力−時間パタ
ーン線図M4aに沿った溶湯保持炉4内及び減圧チャンバ
ー18内の加圧制御が第2制御手段43により行なわれ
る時には、第2差圧センサー11からの信号が入力され
ており、この信号に基づいて第2制御手段43内にて比
較演算され、その結果を加圧用流量制御弁14に電気信
号として送り、同流量制御弁14の弁開度が調整されて
制御が行なわれる。
【0031】また、図7に示す(チャンバー内圧力と炉
内圧力の差圧)−時間パターン線図M4bに沿った減圧チ
ャンバー18内の減圧制御が第1制御手段42により行
なわれる時には、差圧センサー10からの信号が第1制
御手段42に入力されており、この信号に基づいて第1
制御手段42内にて比較演算され、その結果を減圧用流
量制御弁36に電気信号として送り、同流量制御弁36
の弁開度が調整されて制御が行なわれる。
【0032】このように本例鋳造装置1によれば、1基
の装置により低圧鋳造、吸引鋳造、吸引加圧鋳造および
カウンタープレッシャ鋳造の実施が可能となり、これに
より製品形状により最適な鋳造法を選択することができ
るとともに、少量多品種生産に対処することができ、ま
た、設置スペースも減縮することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、減圧チャンバー内に鋳型を配
設し、下方に位置した溶湯保持炉に設置したルツボ内の
金属溶湯をストークを介して鋳型キャビティと連結させ
た鋳造装置において、前記減圧チャンバー内圧力と前記
溶湯保持炉内圧力の差圧を第1制御手段にフィードバッ
クし、同第1制御手段内で記憶される差圧−時間パター
ンと比較演算し、減圧チャンバーの減圧回路途中に配設
した減圧用流量制御弁を制御可能とし、前記溶湯保持炉
内圧力を第2制御手段にフィードバックし、同第2制御
手段内で記憶されている炉内圧力−時間パターンと比較
演算し、同溶湯保持炉の加圧回路途中に配設した加圧用
流量制御弁を制御可能とし、さらに、減圧チャンバー内
圧力と溶湯保持炉内圧力とを同圧にする回路を設ける構
成としたことにより、1基の装置により低圧鋳造、吸引
鋳造、吸引加圧鋳造およびカウンタープレッシャ鋳造の
実施が可能となり、これにより製品形状により最適な鋳
造法を選択することができるとともに、少量多品種生産
に対処することができ、また、設置スペースも減縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多機能鋳造装置の概略図である。
【図2】低圧鋳造における第2制御手段にメモリーされ
るパターン線図である。
【図3】吸引鋳造における第1制御手段にメモリーされ
るパターン線図である。
【図4】吸引加圧鋳造における第2制御手段にメモリー
されるパターン線図である。
【図5】吸引加圧鋳造における第1制御手段にメモリー
されるパターン線図である。
【図6】カウンタープレッシャ鋳造における第2制御手
段にメモリーされるパターン線図である。
【図7】カウンタープレッシャ鋳造における第1制御手
段にメモリーされるパターン線図である。
【符号の説明】
1 多機能鋳造装置 4 溶湯保持炉 5 ルツボ 6 金属溶湯 10 第1差圧センサー 11 第2差圧センサー 12 配管(加圧回路) 14 加圧用流量制御弁 18 減圧チャンバー 23 鋳型 26 キャビティ 32 配管(減圧回路) 36 減圧用流量制御弁 39 同圧回路 42 第1制御手段 43 第2制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧チャンバー内に鋳型を配設し、下方
    に位置した溶湯保持炉に設置したルツボ内の金属溶湯を
    ストークを介して鋳型キャビティと連結させた鋳造装置
    において、 前記減圧チャンバー内圧力と前記溶湯保持炉内圧力の差
    圧を第1制御手段にフィードバックし、同第1制御手段
    内で記憶される差圧−時間パターン線図と比較演算し、
    減圧チャンバーの減圧回路途中に配設した減圧用流量制
    御弁を制御可能とし、 前記溶湯保持炉内圧力を第2制御手段にフィードバック
    し、同第2制御手段内で記憶されている炉内圧力−時間
    パターン線図と比較演算し、同溶湯保持炉の加圧回路途
    中に配設した加圧用流量制御弁を制御可能とし、 さらに、減圧チャンバー内圧力と溶湯保持炉内圧力とを
    同圧にする回路を設ける構成とした多機能鋳造装置。
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