JPH05228263A - フライングスライダー及びフライングスライダーを使用した遊具、スポーツ施設 - Google Patents

フライングスライダー及びフライングスライダーを使用した遊具、スポーツ施設

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JPH05228263A
JPH05228263A JP7336492A JP7336492A JPH05228263A JP H05228263 A JPH05228263 A JP H05228263A JP 7336492 A JP7336492 A JP 7336492A JP 7336492 A JP7336492 A JP 7336492A JP H05228263 A JPH05228263 A JP H05228263A
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JP
Japan
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air
flying slider
course
seat
hull
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JP7336492A
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English (en)
Inventor
Minoru Asano
稔 浅野
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KURIEITEIBU POWER KK
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KURIEITEIBU POWER KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 山や岡などの傾斜地、ゲレンデ等の下り斜面
に、コブ、バンク、エア抜きを造成又は整地し、地表の
一部を芝生もしくは人工芝等で覆ったコースを作り、そ
のコースをスポーツ性を満喫して、運転できる簡易な乗
り物で、圧力空気による浮上力を利用したフライングス
ライダーを製作することである。 【構成】 フライングスライダーは、中央コントロール
部、船体部、空気室部からなり、コンプレッサーで圧縮
された圧力空気で浮上力を生じさせるエアバックと、傾
斜を利用して重力により前進するフライングスライダー
本体と、搭乗者の体重移動で減速方向コントロールでき
るエア抜き機構を有する。一方、フライングスライダー
用コースは、自然の斜面にコブ、バンク、エア抜き、減
速コーナー、溝等を造成したもので、同一コースでも容
易にコブ等を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミューズメントパー
ク等で山や岡等の傾斜地に作られたコースを搭乗者によ
る運転コントロールによって降下するスポーツ用乗り物
及びそのコースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明のスポーツ用乗り物(以下
「フライングスライダー」という。)はなく、類似の乗
り物としてフォーバークラフトカーがあるが、フォーバ
ークラフトカーは、平らな所で使用することを前提とし
て設計されているため、下り斜面においては、減速装置
のコントロールができず、使用することができない。
【0003】また、四輪駆動車(バキーカー)、モトク
ロス、マウンテンバイク等は、タイヤにてコース上を走
り回る為、コースが傷付き崩れやすい等の問題があるだ
けでなく、運転技術が異なる為スポーツ性が異なる。
【0004】さらに、スノーモービル、ボブスレー、ス
キー等は、雪を必要とする点で、ウォータースライダー
は、水を大量に必要とする点で施設の利用に制限を受け
る。ローラースライダー、滑り台等は、滑る場所が機械
的に固定される点で本発明の乗り物と異り、利用者に与
える楽しさ、スリルが異なる。
【0005】また、本発明のフライングスライダーのコ
ース及びフライングスライダーを組み合わせた遊具スポ
ーツ施設は従来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、フォーバーク
ラフトカーにあっては、下り斜面で運転コントロールで
きなかった減速装置を改良するか、または全く新たな機
構を作ることが要請される。
【0007】また、フライングスライダーの乗り心地と
スポーツ性を楽しめるコース造成又は整地が望まれる。
【0008】本発明は、下り斜面において、運転コント
ロールが可能でスポーツ性を楽しめるフライングスライ
ダーを製作することを目的とする。
【0009】また、フライングスライダー運転におい
て、スポーツ性が発揮でき、安全なコースの造成又は整
地及びフライングスライダーを使用した遊具スポーツ施
設の製作を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、フライングスライダーは、空気室部、中央コントロ
ール部、船体部の三つの構成からなる。
【0011】空気室部は、多数の独立した空気室が上部
で、連結金具で連結され、全体としてドーナツ状を形成
し、その独立した空気室は、若干上面が傾斜し、その上
面の中央に上面の面積の1/3以下の面積の空気入口
を、下部外縁にエアカーテン用多数の小さな穴を有し、
ドーナツ状全体の形状を短形、円、楕円形または卵形に
する構造とする。ドーナツ状であれば楕円形に限られな
い。流体抵抗が少ない方が望ましいが、浮上力が形状に
より影響を受ける。エアーバックは、全体を4分割し、
前後の二つと、左右の二つを同形にすれば取付、修理、
製作が容易になる。
【0012】中央コントロール部は、外部から空気を取
入れ、船体部に導く流路となる円筒状のドラム内にコン
プレッサー、その駆動機を有し、ドラムの外部で搭乗者
がハンドル操作ができる位置に座席を設け、座席にて操
作ができる位置に運転操作用スタートボタンを備えたハ
ンドルが取付けられ、座席が緩衝装置を介して船体部に
載置され、その座席下部が搭乗者の体重を左右に移動す
ることにより傾斜する構造とする。特に搭乗者の体重を
移動したときに、体重がかかった部分から圧力空気が抜
ける空気抜き装置が設けられている。
【0013】船体部は、中央コントロール部を支持する
骨組と、ドーナツ状エアバックの上面で楕円形等の全面
を覆い、空気を上部に逃がさない外装板部とエアバック
を釣り下げる取付具を有する。また、エアバックの上面
外装板部と地表面との中間に地表面と平行に空気導入板
を設け、空気導入板のエアバックに接する部分にリング
状に間隙を設けるとともに、当該空気導入板を支持する
骨組を取付けることもできる。
【0014】フライングスライダ用コースは、山や岡等
の傾斜地、スキー用に使用できない春から秋までのゲレ
ンデ等の下り斜面にコブ、バンク、エア抜きを造成又は
整地し、地表の一部を芝生若しくは人工芝等で覆う。
【0015】また、コース全体を溝状にする場合もあ
り、溝上部に水を流すこともできる。
【0016】さらに、コブ、バンク、エア抜きの造成
は、下から砂利、鉄筋コンクリートまたはコンクリート
ブロック、発泡スチロール(発砲ウレタン)、パット、
トップコートの順に行う。減速コーナーには、池、芝等
によりフライングスライダーと地面の接触をソフトに
し、平坦地の場合は、地表面を凸凹(幅1cm、深さ3
cm以上の溝)に造成し、エア抜きをつけるか、丈の高
い芝を植え込み抵抗とする。コース上の造成物の大きさ
は、高さ15cm以下とし、その間隔を15m以内に一
つ以上設け、一般的には、ゲレンデの凸凹を利用し、角
のない丸みを帯びさせ、芝または人工芝で覆うことによ
り造成又は整地すると安全上好ましい。
【0017】
【作用】本発明のフライングスライダーは、空気室の圧
力を安定させて、船体の浮游力を生じさせる。このた
め、中央コントロール部にあるコンプレッサーにより空
気圧力を上昇させ、フィンガータイプスカート状のエア
バックとエアカーテンにより圧力空気をドーナツ状リン
グ外に逃げるのを防止し、船体部平板により上部への圧
力空気の逃げるのを防止する。ここにドーナツ状とは、
閉じた周囲部材をいい、中央部が空間となるものであ
る。エアバックの独立した空気室は、ドーナツ状上面の
空気入口から圧力空気が入り、エアバックを膨らまし、
下部外縁の小口より空気が排出してエアカーテンを形成
する。エアバックは、乗り物と地表面、他の障害物との
接触時のクッションの役割をし、エアカーテンは、圧力
空気を外部に逃がさない役割をする。フライングスライ
ダーの運転操作は、ハンドルに取付けたスタートボタン
の操作によりコンプレッサーが作動し、圧力空気が空気
室部に導入され、船体が浮上する。また、搭乗者の体重
を左右に移動させることにより座席下部の支持部が左右
に傾斜し、座席下部の平板と船体部円弧状支持部との間
に隙間を生じ、その隙間から空気が抜けることにより浮
游力が減少し、エアバックが地表面と接触してスピード
を減速し、方向をコントロールできる。さらに、搭乗者
の体重による荷重が減ずると座席下部の支持部は船体部
との間に設けられた緩衝装置(例えばスプリング)によ
り復元する。乗り物の動力は、浮游に利用するだけで、
前進するスピードは、地表面の傾斜を利用した乗り物の
重力による。減速は、浮游力の減少によるエアバックの
地表面または造成物との接触摩擦による。エアバック上
面の空気入口は、地表面に接触時には、エアー抜きにも
なり、接触時のクッションとなる。そのために空気入口
の面積は上面の面積の1/3以下が良い。
【0018】本発明のコース状の造成物は、フライング
スライダーのスピードコントロールに利用され、角のな
い丸みを帯びた形状に芝若しくは人工芝等で覆うことに
より、乗り物の損傷を防ぐことができる。造成物の大き
さは、15cm以下とすれば、フライングスライダー本
体の損傷を防ぎ、フライングスライダーに急激な衝撃を
与えない。コース上には、15m以内に一つ以上コブ、
バンク平坦地(池)を造成することにより運転中適度の
減速ができ、フライングスライダーの運転を楽しめる。
このコブ、バンクの造成又は整地方法は、ゲレンデの凸
凹を利用し、芝、パット等で覆うことによりエアバック
の地表面との接触を軟らかくする。平坦地を減速コーナ
ーとするためには、地表面を凸凹(幅1cm、深さ3c
m以上の溝)に造成し、エア抜きを付けるか、丈の高い
芝を植え込み抵抗とすると安全なコースとなる。コース
の傾斜は、10%以下とし、スポーツタイプ、レースタ
イプは、それ以外とすることにより、初心者でも安全に
楽しむことができる。
【0019】
【実施例】
【0020】
【実施例1】図1は、本発明の実施例に係るフライング
スライダー1である。
【0021】フライングスライダー1は、上部から中央
コントロール部2、船体部3、空気室部4の三つの構成
からなる。
【0022】中央コントロール部2は、図2で示す通り
空気入口のメッシュカバー5、ファン6、空気の流路と
なる円筒部10と座席11からなり、円筒部10の上部
にハンドル7を取付け、ハンドル7の下部で円筒部10
の外部に燃料タンク8を設ける。また、燃料タンク8の
下部で円筒部10の内部にコンプレッサー9とその駆動
用エンジン(図示せず)を設置する。座席11の下部に
は、図3で示す通り回転板17を設け、座席下部の底面
中央線17′を軸に回転板17は回転可能である。ハン
ドル7には、エンジン駆動用スタートボタンを取付け
る。
【0023】船体部3は、図1に示す通り中央コントロ
ール部2を載置する骨組とともに、空気室部4のドーナ
ツ状エアバック4′上面で楕円形の全面を外装板12で
覆う構造とする。座席の前方には、足台13を取付け
る。
【0024】空気室部4は、図4に示す独立したエアバ
ック4″が上部で連結され、エアバック4′を形成し、
これらが全体としてドーナツ状4に作られる。ドーナツ
状全体の形状は、図1に示す通り楕円形となる。また、
空気室部4は、全体を4分割にし、図4に示す通り空気
入口18とエアカーテン用小孔19を設ける。エアバッ
ク4′の上面は、全体として楕円形状に組立てたとき、
外縁が高く、内縁が低くなるように適度に傾斜させる。
【0025】以上の如く構成をとるフライングスライダ
ーは、座席11に座った人がハンドル7のスタートボタ
ンを押すとエンジンが駆動し、ファン6、コンプレッサ
ー9が運転され、空気がメッシュカバー5より入り、空
気の圧力を上昇させて、圧力空気がエアバック4″の空
気入口18よりエアバック4″の小孔19より噴出し、
小孔19の下部にエアカーテンを作った。エアカーテン
により、圧力空気が船体部3の下部より外部に逃げるの
を防いだ。圧力空気により膨らんだエアバック4′は、
運転中は地表面とのクッションの役割をした。一方、船
体部3の外装板部12の下部に導入された圧力空気は、
地表面と衝突し、フライングスライダー全体の浮上力と
なり浮上した。また、フライングスライダーの浮上力を
調節する手段として、座席11に搭乗する者の体重を左
右に移動させると、座席11の底部回転板17が下部に
回転し、船体部3の平板12との間に隙間が生じ、そこ
から圧力空気が外部へ抜けて浮上力が減少した。そこ
で、本発明のフライングスライダーを岡の傾斜地頂部に
運搬し、上記順序で浮上させると、フライングスライダ
ーの重力により前進し、実験用に設けたコブ、バンク、
エア抜き等の造成物によりフライングスライダーは減速
した。かかる運転操作によって、フライングスライダー
の運転のスリルを楽しむことができ、かつ安全であるこ
とが分った。
【0026】コース上の造成物は、高さを12cmと
し、約12m以内に一つで4ヶ所設けた。
【0027】造成物は、人工芝で覆ったが、その2つは
砂利、鉄筋コンクリート、発泡スチロール(発砲ウレタ
ン)、パット、トップコートの順で造成した。また、別
に平坦地に凸凹の溝(幅2cm、深さ4cm)を造成
し、エア抜きとして円滑に減速されることを確認した。
さらに、全体を溝状にしたコースを作り、上記と同様の
造成物を作って、フライングスライダーを運転したとこ
ろ、スピードコントロールが強制できて、運転のスリル
が倍加した。
【0028】
【実施例2】実施例1のフライングスライダー空気室上
部平板12の下部でこれに平行にエアバック4′の内側
楕円部を覆う楕円状の空気導入板21を設置し、骨組2
2で保持したことを特徴とするフライングスライダーで
ある。
【0029】本実施例2によると、中央コントロール部
2から空気室部4に流入される圧力空気は、一旦空気導
入板21に衝突し、空気導入板21に外側に設けられた
リング状空気排出口より下部空気室に入り、地面に噴射
されて、フライングスライダーの浮上力となる。この空
気導入板21により、空気室上部の空気室の空気圧力が
保持され、エアバック4′へも円滑に空気が流入し、フ
ライングスライダーの浮上力が上昇した。
【0030】実施例1と同様に、テストコースで運転し
たが、浮上力の安定が良かった。
【0031】
【発明の効果】コースについては、コースは一年中使用
でき、遊休の期間がなく、遊休の傾斜地を活用でき、設
備が簡易である。コースの造成又は整地が、芝、パット
等を利用して容易にでき、造成又は整地企画でコースの
特徴付けができる。また、搭乗者の技術力に応じた多様
なコースを造成でき、コース幅が広いために搭乗者の自
由意思により運転コースを選択でき、同一のコースでも
異なる経験が得られる。さらに、コース上の凸凹を変化
させる造成にて、以前と違うコースとなるため、同一コ
ースで異なる経験が得られ、利用者に対するサービスと
なる。その結果、フライングスライダーの損傷減少及び
搭乗者の安全を図ったコースができる。コースは、搭乗
者の技術により、他の搭乗者との差をだせるため、スポ
ーツ性が楽しめる。
【0032】フライングスライダーについては、ホーバ
ークラフトではできない傾斜地での運転を搭乗者の自由
意思で体重の移動によるエア抜きを行い、浮游力の制御
を行い、コースコントロール、スピードコントロールが
できるので、搭乗者の技術力を発揮し、スポーツ性を楽
しむことができる。また、本発明のフライングスライダ
ー用のコース及び、フライングスライダーを使用した遊
具スポーツ施設を使用することにより、他の乗り物では
味わえない運転スリルを満喫できる。さらに、エアバッ
クを多数の空気室で連結することにより、一つの空気室
の破損があっても安全に運転することができる。又、全
体を溝状にしたコースに水を流すとスポーツ性が著しく
なる。
【0033】以上の如く、本発明のフライングスライダ
ーは、本発明のコースと一体となって、フライングスラ
イダーの運転を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のフライングスライダーを示す
平面図である。
【図2】本発明の実施例のフライングスライダーを示す
矢視II−II縦断面図である。
【図3】本発明の実施例のフライングスライダーを示す
正面図とその縦断面図である。
【図4】本発明の実施例のフライングスライダーのエア
バックを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例のフライングスライダーのエア
バック縦断面図である。
【図6】本発明の実施例2の空気導入板を示す平面図で
ある。
【図7】本発明の実施例2の空気導入板を示す側面の縦
断面図である。
【図8】本発明の実施例2の空気導入板のフライングス
ライダーへの取付状態を示す側面の矢視II−II縦断
面図である。
【符号の説明】
1 フライングスライダー 2 中央コントロール部 3 船体部(シャーシー) 4 空気室部 4′ エアバック 4″ 独立したエアバック 5 メッシュカバー 6 ファン 7 ハンドル 8 燃料タンク 9 コンプレッサー 10 空気取入れ円筒部 11 座席 12 空気室上部外装板 13 足台 14 船体部(シャーシー)骨組 15 全部エアバック 15′ 後部エアバック 16 右部エアバック 16′ 左部エアバック 17 座席下部回転板(エア抜き用) 18 エアバック空気入口 19 エアバック空気出口(エアカーテン用) 20 空気導入板 21 空気導入板曲面版 22 空気導入板骨組 23 リング状空気排出口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の独立した空気室が上部で連結金具
    で連結され、全体としてドーナツ状のエアバックを形成
    し、その独立した空気室は、若干上面が傾斜し、その上
    面の中央に上面の面積の1/3以下の面積の空気入口
    を、下部外縁にエアカーテン用多数の小さな穴を有し、
    ドーナツ状全体の形状を短形、円、楕円形または卵形に
    したエアバックからなる空気室部と、空気を取入れ船体
    内に導く流路となる円筒状のドラム内にコンプレッサ
    ー、駆動機を有し、ドラムの外部に運転操作用スタート
    ボタンを備えたハンドルが取付けられ、ハンドルを操作
    できる位置に座席を設け、その座席が緩衝装置を介して
    船体部に載置され、座席下部が搭乗者の体重を左右に移
    動することにより傾斜する中央コントロール部と、ドー
    ナツ状エアーバックの上面で、楕円形等の全面を覆い、
    下部に浮游力を生じさせる圧力空気の空間を作る外装板
    と、中央コントロール部を支持する骨組からなる船体部
    (シャーシー)からなり、搭乗者の体重を移動したとき
    に体重がかかった部分から圧力空気が抜ける空気抜き装
    置を設けたことを特徴とするフライングスライダー。
  2. 【請求項2】 空気室部のエアバックを4分割し、前後
    の二つと左右の二つが同形となることを特徴とする請求
    項1に記載のフライングスライダー。
  3. 【請求項3】 船体部のエアバック上面の外装板とは別
    に、当該外装板と地表面の中間に地表面と平行に空気導
    入曲面板を設け、空気導入曲面板のエアバックに接する
    リング部分にリング状に間隙を設けるとともに、当該空
    気導入曲面板を支持する骨組を取付ける請求項1または
    請求項2に記載のフライングスライダー。
  4. 【請求項4】 山や岡などの傾斜地、ゲレンデ等の下り
    斜面にコブ、バンク、エア抜きを造成又は整地し、地表
    の一部を芝生若しくは人工芝等で覆うことを特徴とする
    フライングスライダー用コースとフライングスライダー
    を組み合わせた遊具スポーツ施設。
  5. 【請求項5】 コース全体を溝状にすることを又は溝上
    部に水を流すこと特徴とする請求項4に記載のコースと
    フライングスライダーを組み合わせた遊具スポーツ施
    設。
  6. 【請求項6】 コブ、バンク、エア抜きの造成を下から
    砂利、鉄筋コンクリート(コンクリートブロック)、発
    泡スチロール(発砲ウレタン)、パット、トップコート
    により行う請求項4または請求項5に記載のコースとフ
    ライングスライダーを組み合わせた遊具スポーツ施設。
  7. 【請求項7】 減速コーナーには、池、芝等によりフラ
    イングスライダーと地面との接触をソフトにし、平坦地
    の場合は、地表面を凸凹(幅1cm、深さ3cm以上の
    溝)に造成し、エア抜きを付けるか、丈の高い芝を植え
    込み抵抗とする請求項4または請求項5に記載のコース
    とフライングスライダーを組み合わせた遊具スポーツ施
    設。
  8. 【請求項8】 コース上の造成物の大きさは、高さ15
    cm以下とし、その間隔を15m以内に一つ以上設け、
    一般的には、ゲレンデの凸凹を利用し、角のない丸みを
    帯びさせ、芝または人工芝で覆うことにより造成する請
    求項4または請求項5のコースとフライングスライダー
    を組み合わせた遊具スポーツ施設。
JP7336492A 1992-02-25 1992-02-25 フライングスライダー及びフライングスライダーを使用した遊具、スポーツ施設 Pending JPH05228263A (ja)

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