JPH05227531A - カメラ監視システム - Google Patents

カメラ監視システム

Info

Publication number
JPH05227531A
JPH05227531A JP4029448A JP2944892A JPH05227531A JP H05227531 A JPH05227531 A JP H05227531A JP 4029448 A JP4029448 A JP 4029448A JP 2944892 A JP2944892 A JP 2944892A JP H05227531 A JPH05227531 A JP H05227531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
moving object
information
microphone
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4029448A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamanaka
誠 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4029448A priority Critical patent/JPH05227531A/ja
Publication of JPH05227531A publication Critical patent/JPH05227531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人や車などの移動物体から発せられる音声
を、周りのノイズの影響を受けること無く、明瞭度の高
い音声として記録すること。 【構成】 移動物体の位置を位置検出部4で検出し、音
声合成部5は検出位置に基づいて各マイクロフォン6か
らの音声信号データを加工し合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視領域の映像を音声
と共に記録するカメラ監視システムに係り、特に撮影対
象として人や車などの移動物体を対象とするものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】撮影対象として人や車などの移動物体を
対象としているカメラ監視システムの構成は、映像を入
力するためのカメラ、音声を入力するためのマイクロフ
ォン、およびこれらの映像・音声を記録し再生する為の
記録再生装置から成るのが通常である。カメラは、所定
の設定位置に固定されていることが多く、マイクロフォ
ンの指向性もあらかじめ固定されているものが多い。映
像および音声の記録再生は、図4に示すようにして成さ
れる。即ち、記録時においては、映像は数秒(tf)毎
に1画面分が撮像されてVTRに記録される。音声はリ
アルタイムで継続して集音され、tf秒単位で1/(6
0×tf)に圧縮された後にVTRに記録される。再生
時においては、1画面分の映像を読み出し、これを再生
してtf秒間表示する。音声情報はtf秒毎に読み出
し、これを伸長および再生処理して連続した音声として
出力する。
【0003】かかるカメラ監視システムによれば、VT
Rに対して、長時間の映像および音声情報を記録できる
ようになる。ところが、その反面、映像情報はtf秒毎
に間引いた間欠的な情報となってしまう。従って、映像
の間欠期間は、監視情報としては音声情報のみとなり、
音声情報は重要な役割を果たすことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記カメラ監視システ
ムにおいて、マイクロフォンの指向性を広く設定してお
くと、監視の対象となる移動物体の音声のほかに周辺の
音声(ノイズ)も収録してしまい、所望とする音声の明
瞭度がかなり低下してしまう。逆に、マイクロフォンの
指向性を狭く設定すると、移動物体の動きによりマクロ
フォンの集音領域から外れた場合に、所望とする音声が
収録できないという問題が生じる。これに対し、移動物
体の位置を検出し、マイクロフォンの方向をその方向に
移動させる方法も考えられるが、この場合、複数の移動
物体が存在すると、全ての移動物体からの音声を収録で
きない危惧がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み本発明
は、監視領域の映像を音声と共に記録するカメラ監視シ
ステムにおいて、監視領域を撮像するカメラと、カメラ
からの映像情報に基づいて前記監視領域内を移動する移
動物体の位置を検出する位置検出手段と、監視領域から
の音声を集音するべく配された複数のマイクロフォン
と、前記位置検出手段の検出情報に基づいて複数のマイ
クロフォンからの音声情報を補正する補正手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】位置検出手段は、カメラからの映像情報に基づ
いて、移動物体の位置を検出する。補正手段は、このよ
うに検出された移動物体に位置に基づいて、各マイクロ
フォンからの音声情報を補正する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1において、1は監視すべき領域を撮像領域として設定
されたビデオカメラで、1/30秒毎に1フレームの輝
度信号を出力する。2はAD変換回路で、ビデオカメラ
1からの輝度信号を受信し、これをデジタル変換する。
AD変換回路2のサンプリング周期は、サンプリングデ
ータが1画素分の輝度信号データに対応するように設定
されている。このようにしてデジタル変換された1フレ
ーム分の輝度信号データは、メモリ3に書き込まれると
共に位置検出部4に送られる。この内、メモリ3に書き
込まれたデータは、次の1フレーム分のデータがAD変
換回路2から送られてくるのに同期して位置検出部4に
送られる。従って、位置検出部4には、1フレーム分の
輝度信号データと、それよりも1フレーム前の1フレー
ム分の輝度信号データが送られることになる。位置検出
部4では、これら両データを演算することによって、撮
像領域内の移動物体の位置を検出する。
【0008】図2に位置検出部4のデータ処理方法を示
す。即ち、位置検出部4に送られてくる1フレーム分の
各輝度信号データを、それぞれ撮像領域が12分割され
るようにマトリックス化する〔図2(a)および図2
(b)〕。マトリックス化された輝度信号データは、M
×L個の画素に対応するものであるが〔図2(c)およ
び図2(d)〕、次に、このようにマトリックス化され
た輝度信号データについて数1の演算を行い、各マトリ
ックス毎にEijを求める。
【0009】
【数1】
【0010】このように求められたEijは、移動物体の
移動量が大きい程、値が大きくなる。従って、かかるE
ijを監視することにより、移動物体の位置を、上述した
撮像領域の分割領域として検出することができる。かか
る移動物体の位置情報は、音声合成のための情報として
音声合成部5に送られる。
【0011】音声に関する情報は、撮像領域の音声を集
音できるように配された複数のマイクロフォン6によっ
て得られる。各マイクロフォン6は、一直線上に等間隔
で配されている。各マイクロフォン6からの音声信号
は、AD変換回路7によってそれぞれデジタルデータに
変換される。そして、各音声信号データはパラレルに音
声合成部5に送られ、前述した位置検出部4からの位置
情報に基づいて合成される。
【0012】音声合成の一例を図3を用いて説明する。
図において、1はカメラ、6はマイクロフォン、Tはマ
トリックス化された撮像領域である。上述したようにし
て移動物体の位置が検出されると、カメラ1およびマイ
クロフォン6はあらかじめ固定されているので、マイク
ロフォンと移動物体の位置との間の傾き角θが求まる。
ここで、各マイクロフォン6と移動物体の距離(l)
が、各マイクロフォン間の間隔(d)に比べて十分に大
きい(d≪l)場合には、図4(b)に示すように、音
声は各マイクロフォンに対してほぼ平行に入力されるも
のと見做せる。前述の如くしてマイクロフォンと移動物
体の位置との間の傾き角θが求まると、隣り合う2つの
マイクロフォンに到達する音声の時間差は、ΔT=dc
os(θ)/c(c:音速)で求まる。
【0013】音声合成部5は、位置検出部4からの位置
情報に基づき、複数のマイクロフォン6の内、移動物体
に最も近いマイクロフォンをまず決定する。そして、こ
のマイクロフォンからを基準とし、このマイクロフォン
からk番目に離れるマイクロフォンからの音声信号デー
タをk×ΔT時間だけ遅延させる。そして、このように
遅延された各マイクロフォンからの音声信号データを、
基準となるマイクロフォンからの音声信号データに加算
し、1チャンネルの合成音声信号データを作成する。
【0014】このように作成された音声信号データは、
DA変換回路8に送られ、アナログ音声信号に変換され
る。しかる後、このアナログ音声信号がカメラ1からの
輝度信号と共に図示しない記録部に送られ、ここでテー
プなどの記録媒体に記録される。記録・再生の方法は、
従来例において説明した方法を用いることができる。勿
論、他の方法を用いて記録・再生を行ってもよい。
【0015】以上、本実施例によれば、移動物体から発
せられた音声が強調され、音声の明瞭度を向上させるこ
とができる。しかしながら、移動物体から離れたマイク
ロフォンによっては移動物体から発せられる音声がそれ
程集音されず、ノイズの大きいものとなっていることが
多い。従って、このマイクロフォンからの音声信号を上
記実施例のようにして合成すれば、却ってノイズが強調
される虞れがある。そこで、移動物体から離れたマイク
ロフォンに対応する音声信号データは、レベルを小さく
して加算するようにすることもできる。また、上記実施
例では、マイクロフォンと移動物体との間の距離lがマ
イクロフォン間の間隔dに比べて十分に大きい場合に適
応できるものであるが、マイクロフォンと移動物体との
間の距離lがマイクロフォン間の間隔dに比べて十分に
大きく無い場合には、マイクロフォン毎に移動物体との
間の距離を求め、それぞれの距離差に応じて各マイクロ
フォンに音声が到達する時間差を求めるなどの方法を採
用する必要がある。
【0016】更に、マイクロフォンを上記マトリックス
化されたそれぞれの分割領域に指向するように複数準備
し、移動物体の位置に応じた分割領域に指向されたマイ
クロフォンからの音声信号データのみを選択して記録す
るようにすることもできる。
【0017】移動物体が撮像領域内に2つ以上存在する
場合には、各移動物体に対して上記と同様の処理を行
い、各移動物体に対して音声信号の補正をする必要があ
る。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明によれば、人や車などの移
動物体から発せられる音声を、周りのノイズの影響を受
けること無く、明瞭度の高い音声として記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の回路ブロック図である。
【図2】移動物体の位置検出方法を説明するための図で
ある。
【図3】音声補正の方法を説明するための図である。
【図4】映像・音声の記録再生方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 位置検出部 5 音声合成部(補正手段) 6 マイクロフォン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 K 8324−5C H04R 3/00 320 8622−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域の映像を音声と共に記録するカ
    メラ監視システムにおいて、監視領域を撮像するカメラ
    と、該カメラからの映像情報に基づいて前記監視領域内
    を移動する移動物体の位置を検出する位置検出手段と、
    前記監視領域からの音声を集音するべく配された複数の
    マイクロフォンと、前記位置検出手段の検出情報に基づ
    いて前記複数のマイクロフォンからの音声情報を補正す
    る補正手段とを有することを特徴とするカメラ監視シス
    テム。
JP4029448A 1992-02-17 1992-02-17 カメラ監視システム Pending JPH05227531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4029448A JPH05227531A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 カメラ監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4029448A JPH05227531A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 カメラ監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227531A true JPH05227531A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12276399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4029448A Pending JPH05227531A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 カメラ監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05227531A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157403A (en) * 1996-08-05 2000-12-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for detecting position of object capable of simultaneously detecting plural objects and detection method therefor
JP2003131683A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法、並びにプログラムおよび記録媒体
EP1526756A2 (en) 2003-10-20 2005-04-27 Sony Corporation Microphone apparatus, reproducing apparatus, and image taking apparatus
JP2007241304A (ja) * 2007-04-20 2007-09-20 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法、並びにプログラムおよび記録媒体
JP2008037419A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 車両周囲における音声指令を処理する方法およびシステム
JP2018523424A (ja) * 2015-08-14 2018-08-16 ノキア テクノロジーズ オーユー モニタリング
CN111034222A (zh) * 2017-08-30 2020-04-17 松下知识产权经营株式会社 拾音装置、拾音方法以及程序

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157403A (en) * 1996-08-05 2000-12-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for detecting position of object capable of simultaneously detecting plural objects and detection method therefor
JP2003131683A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法、並びにプログラムおよび記録媒体
US7321853B2 (en) 2001-10-22 2008-01-22 Sony Corporation Speech recognition apparatus and speech recognition method
EP1526756A2 (en) 2003-10-20 2005-04-27 Sony Corporation Microphone apparatus, reproducing apparatus, and image taking apparatus
EP1526756A3 (en) * 2003-10-20 2010-09-22 Sony Corporation Microphone apparatus, reproducing apparatus, and image taking apparatus
US8411165B2 (en) 2003-10-20 2013-04-02 Sony Corporation Microphone apparatus, reproducing apparatus, and image taking apparatus
JP2008037419A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 車両周囲における音声指令を処理する方法およびシステム
JP2007241304A (ja) * 2007-04-20 2007-09-20 Sony Corp 音声認識装置および音声認識方法、並びにプログラムおよび記録媒体
JP2018523424A (ja) * 2015-08-14 2018-08-16 ノキア テクノロジーズ オーユー モニタリング
US10402984B2 (en) 2015-08-14 2019-09-03 Nokia Technologies Oy Monitoring
CN111034222A (zh) * 2017-08-30 2020-04-17 松下知识产权经营株式会社 拾音装置、拾音方法以及程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0838947B1 (en) Producing and recording images
US20090110058A1 (en) Smart image processing CCTV camera device and method for operating same
JP2004201231A (ja) 監視用ビデオカメラシステム
JPH05227531A (ja) カメラ監視システム
KR20080109940A (ko) 화상 처리 장치, 카메라 장치 및 화상 처리 방법
JPH08223481A (ja) パノラマ静止画像作成装置
JPH06303562A (ja) 撮像記録装置
JPH01125068A (ja) ぶれ補正装置
JP3257948B2 (ja) 画像抽出装置
JP4164928B2 (ja) 画像信号処理装置
JP3421859B2 (ja) パノラマ画像作成装置の動きベクトル検出方法及び装置
JP3158735B2 (ja) 画像信号記録装置
JPH10108163A (ja) ビデオ装置
JPH0856323A (ja) ビデオ撮像記録再生表示方法及び装置
JP2004147205A (ja) 画像音声記録装置
JPH0918828A (ja) ディジタル画像データの記録装置および方法ならびに再生装置および方法
JPH08265740A (ja) カメラ監視装置
JP2006121320A (ja) 全方位監視カメラ装置
JPH06189176A (ja) 手ぶれ補正システムおよび方式
JP2742111B2 (ja) ビデオカメラ
JP3336085B2 (ja) 撮像記録再生装置
JP3395197B2 (ja) 映像信号記録装置
JPH05167976A (ja) 電子スチルカメラ
JP2003032627A (ja) 動画とセンサー信号との高分解能同時記録方法
JP2002237991A (ja) ビデオカメラ