JPH0522751A - 色信号処理回路 - Google Patents

色信号処理回路

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JPH0522751A
JPH0522751A JP3198304A JP19830491A JPH0522751A JP H0522751 A JPH0522751 A JP H0522751A JP 3198304 A JP3198304 A JP 3198304A JP 19830491 A JP19830491 A JP 19830491A JP H0522751 A JPH0522751 A JP H0522751A
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JP
Japan
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circuit
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color signal
signal processing
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JP3198304A
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Inventor
Makoto Hirayama
良 平山
Kaoru Kobayashi
薫 小林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色信号処理回路系の回路規模及び処理時間を
削減する。 【構成】 入力回路AAと色信号処理回路系3と出力回
路BBとによりなり、その概要は、色信号の周波数帯域
が輝度信号の周波数帯域に比較して略4分の1と狭いこ
とに着目して、入力回路AAで色信号の有するデータを
削減した後、色信号処理回路系3にて所定の色信号処理
を施して得た多重処理信号30bを、出力回路BBにて
上記入力回路AAで削減したデータを色信号の周期性を
用いて補完するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色信号処理回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の画像処理回路を説明する
ためのブロック図であり、これを用いて従来の技術を説
明する。
【0003】同図において、図示せぬ信号源より入力複
合映像信号ViがA/D変換回路1に供給され、基準ク
ロックCK0を用いてアナログデジタル変換されて得た
8ビットのデジタル値で表されるA/D変換回路出力信
号1aがYC分離回路2に供給される。ここで、上記基
準クロックCK0の周波数は、ナイキスト定理や色信号
の処理の容易性等の理由から色副搬送波周波数(以下、
「Fsc」と略す。)の4倍の周波数が用いられている。
そして、上記基準クロックCK0は後述するすべての構
成に供給されると共に、これに基づいて上記すべての構
成は動作し、同期関係を確保している。
【0004】そして、上記YC分離回路2にて、フレー
ム相関等を用いてA/D変換回路出力信号1aを8ビッ
トのデジタル値を有する第1の色信号C1と第1の輝度
信号Y1とに分離して、これらに所定の処理を施す色信
号処理回路系3と輝度信号処理回路系4とに夫々供給し
て得た8ビットのデジタル値を有する第2の色信号C2
と第2の輝度信号Y2とが、デジタルアナログ変換を施
す第1,第2のD/A変換回路5,6を夫々介して、出
力色信号COと出力輝度信号YOとして図示せぬテレビ
ジョンモニタ回路等に夫々出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記色
信号処理回路系3では、4倍のFscを有する基準クロッ
クCK0でサンプルされた8ビットのデジタル値を有す
る第1の色信号C1のすべてのデータを処理していたた
め、回路規模が大きくなる問題点があった。
【0006】また、8ビットの入出力端子を設ける必要
があるため、集積化に際して消費電力が大きくなると共
に、4ビットの入出力端子を有するメモリ等を色信号処
理回路系3中で使用した場合に入出力端子の数を一致さ
せる必要上、本来不要なメモリを備えなければならない
といった問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するべくな
されたものであり、回路規模を小さくすると共に入出力
端子を減らすことができる色信号処理回路を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0009】色副搬送波の自然数倍の周波数でサンプル
して得た1サンプル当りM×N(M,Nは自然数)ビッ
トのデータを有する色信号が供給される入力回路と、上
記入力回路の出力に色信号処理を施す色信号処理回路系
と、上記色信号処理回路系の出力が供給される出力回路
を有する色信号処理回路であって、上記入力回路は、上
記色信号のデータから上記色副搬送波の位相のずれが1
80度の自然数倍にあたらないサンプル位置でサンプル
された2サンプル分のデータを少なくとも分離出力する
と共に他のデータ削減する情報削減回路と、上記情報削
減回路より得られる1サンプル当りM×Nビットの上記
データをM分割して得た1サンプル当りNビットの分割
データを夫々分割出力するデータ分割回路と、上記分割
データを夫々多重する多重回路とを備え、上記出力回路
は、上記多重回路の出力にかかる1サンプル当りNビッ
トのデータを有する多重処理信号を遅延する遅延回路
と、上記遅延回路から出力される遅延回路出力信号と上
記多重処理信号とを同時化する同時化回路と、上記同時
化回路から出力される同時化回路出力信号より上記情報
削減回路にて削減された上記他のデータを補完する補完
回路とを備えることを特徴とする色信号処理回路。
【0010】
【実施例】(第1実施例)図1は本発明にかかる色信号
処理回路の一例が適用された画像処理回路を説明するた
めのブロック図、図2は本発明にかかる一実施例の要部
である入力回路のブロック図、図3は入力回路のブロッ
ク図の動作を説明するためのタイミングチャート、図4
は入力回路の回路図、図5は入力回路の回路図の動作を
説明するためのタイミングチャート、図6は本発明にか
かる一実施例の要部である出力回路のブロック図、図7
は出力回路のブロック図の動作を説明するためのタイミ
ングチャート、図8は出力回路の回路図である。以下図
面を参照しつつ、説明する。
【0011】図1において、前述した従来の画像処理回
路と相違するのは色信号処理回路系3の直前,直後に入
力,出力回路AA,BBを設けた点であり、他の構成は
図11の構成と同一であるので、同一の符号を付しその
説明を省略する。
【0012】ここで、本発明にかかる色信号処理回路
は、例えば、同図中の入力回路AAと色信号処理回路系
3と出力回路BBとによりなり、その概要は、色信号の
周波数帯域が輝度信号の周波数帯域に比較して略4分の
1と狭いことに着目して、入力回路AAで色信号の有す
るデータを削減した後、色信号処理回路系3にて所定の
色信号処理を施して得た多重処理信号30bを、出力回
路BBにて上記入力回路AAで削減したデータを色信号
の周期性を用いて補完するものである。以下、本発明の
要部の一例である入力,出力回路AA,BBについて詳
述する。
【0013】(入力回路)図2において、4倍のFscを
有する基準クロックCK0(図3(B)に図示)でサン
プルされた8ビットのデジタル値を有する第1の色信号
C1(図3(C)に図示)が情報削減回路10に供給さ
れ、ここでデータが1/2に削減された情報削減回路出
力信号10a(図3(D)に図示)がデータ分割回路2
0に供給される。
【0014】そして、データ分割回路20にて情報削減
回路出力信号10aを上位4ビットと下位4ビットとに
分割して得た第1,第2の分割データ20a,20bと
が多重回路30に供給され、ここで第1,第2の分割デ
ータ20a,20bとが時分割多重されて得た多重信号
30a(図3(E)に図示)が上記した色信号処理回路
系3に供給される。
【0015】図3において同図(A)は色副搬送波であ
り、同図(B)は4Fscの周波数を有する基準クロック
CK0である。そして、同図(C)は第1の色信号C1
のデータを示しており、A0〜D0,A1〜D1,…は
夫々8ビットのデータである。ここでは説明の都合上A
0〜D0,A1〜D1に限って説明するが、A2以降の
データについても同様であることは勿論である。
【0016】情報削減回路出力信号10aのデータは同
図(D)に示す如く、C0,D0(C1,D1)に相当
するデータが削減されている。ここで、A0L,B0L
(A1L,B1L)は、A0,B0(A1,B1)の下
位4ビットを表す第1の分割データ20aであり、A0
H,B0H(A1H,B1H)は、A0,B0(A1,
B1)の上位4ビットを表す第2の分割データ20bで
ある。そして、同図(E)に示す如く多重信号30a
は、同図(C)に示すC0,D0(C1,D1)に相当
する期間に第2の分割データ20bが多重される。
【0017】ここで、図4,図5を用いてより具体的な
回路構成例とその動作タイミングとを説明するに、図4
において第1のラッチ回路11は上記した情報削減回路
10の一例に、第2のラッチ回路21と第1のデータセ
レクタ22は上記したデータ分割回路20の一例に、第
2のデータセレクタ31は上記した多重回路30の一例
に相当する。
【0018】まず、図5(A)に示す基準クロックCK
0に同期した同図(B)に示す第1の色信号C1を構成
するデータA0の下位,上位4ビット(A0L,A0
H,A1L,A1H)が第1のラッチ回路11中の入力
端子D4〜D7,D0〜D3に夫々供給され、この後B
0,C0,D0の下位,上位4ビットが夫々供給され
る。そして、図5(C)に示す第1のクロックCK1に
よってA0,B0(A1,B1)のみがラッチされるた
め、C0,D0(C1,D1)に相当するデータが削減
される。
【0019】そして、第1のラッチ回路11中の出力端
子Q0〜Q3より出力される同図(D)に示すデータA
0H,B0H(A1H,B1H)が第2のラッチ回路2
1中の入力端子D0〜D3と第1のデータセレクタ22
の入力端子A0〜A3とに供給される。一方、第1のラ
ッチ回路11中の出力端子Q4〜Q7より出力される同
図(D)に示すデータA0L,B0L(A1L,B1
L)が第1のデータセレクタ22の入力端子A4〜A7
に供給される。
【0020】そして、第2のデータセレクタ31中の入
力端子A0〜A3には、同図(H)に示す第2のクロッ
クCK2の立ち上がりエッジでラッチする第2のラッチ
回路21によって得られる同図(I)に示すデータA0
H,A1Hが供給される。一方、第2のデータセレクタ
31中の入力端子B0〜B4には、同図(F)に示す第
3のクロックCK3がハイレベルの際は第1のラッチ回
路31中の出力端子Q4〜Q7より出力されるデータを
選択出力し、第3のクロックCK3がロ−レベルの際は
第1のラッチ回路31中の出力端子Q4〜Q7より出力
されるデータを選択出力する同図(G)に示す第1のデ
ータセレクタ22の出力A0L,B0L,B0H(A1
L,B1L,B1H)が供給される。
【0021】そして、第2のデータセレクタ31にて、
同図(J)に示す第4のクロックCK4がハイレベルの
際は、上記した第1のデータセレクタ22の出力が選択
出力され、一方、第4のクロックCK4がローレベルの
際は、上記した第2のラッチ回路21の出力が夫々選択
出力される。
【0022】このようにして、同図(K)に示す前述し
た多重信号30aを得ることができる。
【0023】(出力回路)図6において、多重信号30
aが図示せぬ色信号処理回路系3にて処理されて得た1
サンプル毎4ビットのデータを有する多重処理信号30
bが遅延回路40を介すると共に直接に同時化回路50
に供給され、ここで、上記した第1,第2の分割データ
20a,20bが同時化されて得た1サンプル毎8ビッ
トのデータを連続する2サンプルごとに有する同時化回
路出力信号50aが補完回路60に供給される。そし
て、補完回路60では後述する方法でデータを補完して
出力信号60aを得ている。
【0024】さて、図7は出力回路のタイミングチャー
トを示したものであり、同図(A)は色副搬送波、同図
(B)は4Fscの周波数を有する基準クロックCK0、
同図(C)は多重処理信号30bのデータを示してい
る。
【0025】そして、遅延回路40にて多重処理信号3
0bに2サンプル期間の遅延が施された信号と多重処理
信号30bとが同時化回路50を用いて同時化された同
時化回路出力信号50aを同図(D)に示す。
【0026】しかし、上述した情報削減回路10にて連
続する2サンプルごとにデータを削減したため、これら
の削減されたデータを上記同時化回路出力信号50aに
補完する必要がある。かかる役割を担うのが補完回路6
0であり、同図(E)に示す出力信号60a中のC0,
D0(C1,D1)は補完されたデータである。即ち、
色信号は周期性を有する色副搬送波で変調されている
め、CnとDnとは、次に示す式1,2の如く、180
度位相がずれているAnとBnとにより夫々得ることが
できる。但し、nは整数とする。 Cn=−An…式1 , Dn=−Bn…式2 尚、CnとDnとは前後のデータより求めても良く、か
かる場合は次に示す式により求めることができる。 Cn=−(An+An+1)/2…式3 Dn=−(Bn+Bn+1)/2…式4 さてここで、より具体的な構成の出力回路について図8
を用いて説明するに、上述した遅延回路は第3,第4の
ラッチ回路41,42に、同時化回路50は第5のラッ
チ回路51に、補完回路60は第6,第7のラッチ回路
61,62と反転回路63と第3,第4のデータセレク
タ64,65とに夫々相当する。また、第3〜第7のラ
ッチ回路には4Fscの周波数を有する基準クロックCK
0が供給されると共に、第3,第4のデータセレクタに
は第5のクロックCK5が供給されている。
【0027】まず、4ビットで表される上記多重処理信
号30bが2サンプル期間の遅延を施す第3,第4のラ
ッチ回路41,42を介して第5のラッチ回路51中の
入力端子D0〜D3に供給されると共に、第5のラッチ
回路51中の入力端子D4〜D7に供給される。
【0028】そして、第5のラッチ回路51にて下位4
ビットと上位4ビットとの同時化が図られて得た上記同
時化回路出力信号50aは、第6,第7のラッチ回路6
1,62により2サンプル遅延された後反転回路63に
て反転される。このようにして得た反転回路出力信号6
3aの下位,上位4ビットが第3,第4のデータセレク
タ64,65の入力端子中A0〜A3に夫々供給され、
また、上記第3,第4のデータセレクタ64,65の入
力端子中B0〜B3には上記同時化回路出力信号50a
の下位,上位4ビットが夫々供給される。
【0029】そして、2サンプルごとに反転する第5の
クロックCK5によって、上記第3,第4のデータセレ
クタ64,65の入力端子A0〜A3,B0〜B3に供
給されるデータが夫々選択されるため、補完された出力
信号60aを得ることができる。
【0030】このようにして、入力回路にて8ビットの
データを2サンプルごとに情報を削減して、4ビットの
データに変換すると共に出力回路にて削減された2サン
プルごとのデータを色信号の周期性を用いて補完するこ
とができる。そして、上記入出力回路に介在する色信号
処理回路は4ビットの入出力端子を有すれば足りるもの
となる。 (第2実施例)上述した第1実施例においては、入力回
路にて8ビットのデータを2サンプルごとにデータを削
減して、4ビットのデータに変換すると共に出力回路に
て削減された2サンプルごとのデータを色信号の周期性
を用いて補完して再び8ビットのデータを得た。
【0031】しかし、色信号の帯域をより制限してもよ
い場合には、更にデータを削減して色信号処理を施した
後、色信号の周期性を用いることにより削減したデータ
を補完して再び8ビットのデータを得ることができる。
【0032】そこで、以下に詳述する第2実施例は、入
力回路AAにて第1の色信号C1の有する情報を1/4
に削減して8ビットのデータを2ビットのデータに変換
した後、色信号処理を施すと共に、出力回路BBにて色
信号の周期性により再び8ビットのデータに補完するも
のである。
【0033】図9は第2実施例の入力回路のブロック図
の動作を説明するためのタイミングチャート、図10は
第2実施例の出力回路のブロック図の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。以下図面を参照しつつ
説明するに、入力回路のブロック図と出力回路のブロッ
ク図とは第1実施例と同一であるためその説明を省略
し、入力回路AAより説明する。 (入力回路)図9は図3に対応するものであり、図9
(A),(B)は色副搬送波と基準クロックCK0とを
夫々示している。そして、同図(C)は第1の色信号C
1であり、これが情報削減回路10に供給され、ここで
連続するデータA0〜H0,A1〜H1より連続するA
0とB0,A1とB1とを残して他のデータを削減して
得た情報削減回路出力信号10aを同図(D)に示す。
ここで、8ビットのデータA0は、最下位の2ビットを
表すA01と、下位ビットより順に2ビットごとのデー
タを表すA02,A03,A04とにより構成されてお
り、またデータA1,B0,B1も同様である。そし
て、データ分割回路20にて、情報削減回路出力信号1
0aを複数の分割データに分割してこれを多重回路30
を用いて多重した多重回路出力信号30aを同図(E)
に示す。
【0034】このようにして、入力回路にて第1の色信
号C1の有する情報を1/4に削減して8ビットのデー
タを2ビットのデータに変換している。 (出力回路)図10は図7に対応するものであり、図1
0(A),(B)は色副搬送波と基準クロックCK0と
を夫々示している。そして、同図(C)は多重処理信号
30bを示しており、これが、同時化回路50の一方の
入力に供給されると共に遅延回路40を介して他方の入
力に供給される。そして、これらを同時化回路50にて
同時化して得た同時化回路出力信号50aを同図(D)
に示す。そして、同時化回路出力信号50aより上記し
た情報削減回路10で削減されたデータを補完回路60
にて補完して同図(E)に示す出力色信号を得ることが
できる。ここで、同図(E)中のデータC0,D0,E
0,F0,G0,H0(C1,D1,E1,F1,G
1,H1)は削減されていない前後のデータの加重平均
より一般的に次に示す式5〜10で求めることができ
る。 Cn=−(3・An+An+1)/4…式5 Dn=−(3・Bn+Bn+1)/4…式6 En=(An+An+1)/2…式7 Fn=(Bn+Bn+1)/2…式8 Gn=−(An+3・An+1)/4…式9 Hn=−(Bn+3・Bn+1)/4…式10 このようにして、出力回路にて色信号の周期性により再
び8ビットのデータに補完することができる。
【0035】尚、上述した実施例においては、色信号処
理回路について説明したが、これは色信号の周波数帯域
が輝度信号と比較して略1/4と狭いことと色信号の周
期性とにより、データを削減すると共に補完できたので
あるから、これに限定されるものではなく、R−Y,B
−Y信号、I,Q信号等の2種類の色差信号を交互に時
分割多重した時分割多重色差信号に適用されても良く、
特許請求の範囲に記載した色信号処理回路には時分割多
重色差信号処理回路が含まれることは勿論である。但
し、R−Y,B−Y信号等にかかる時分割多重色差信号
おいては、2サンプルごとに信号が反転されているた
め、出力回路中の補完回路60にてCn,Dnを補完す
る際An,Bnを反転することは不要であり、上記した
式1,2は次に示す式11,12となる。 Cn=An…式11 , Dn=Bn…式12 また、同様の理由により、式3,4は次に示す式13,
14となる。 Cn=(An+An+1)/2…式13 Dn=(Bn+Bn+1)/2…式14 尚、上述した実施例において、データ分割回路20でデ
ータを分割する際、多重回路30にてデータを多重する
ため下位,上位4ビットに分割したが、これに限定され
るものではなく、例えば奇数ビットを第1の分割データ
20aとし、偶数ビットを第2の分割データ20bとし
ても良いことは勿論である。
【0036】また、1サンプル当りN×Mビットのデー
タの情報を削減して、N分割されたMビットのデータを
入力回路により得て、これに基づいて色信号処理を施し
た後、色信号の周期性を用いることにより削減したデー
タを補完して再びN×Mビットのデータを得ても良いこ
とは勿論である。
【0037】尚、上述した実施例において、情報削減回
路10にて情報を削減する際、連続するサンプルのデー
タを残して他のデータを削減したが、これは補完回路6
0にて色信号の周期性を用いて補完できるようにするた
めであるから、これに限定されるものではなく、色副搬
送波の位相が180度の自然数倍に当たるサンプル位置
でサンプルされたデータのみを出力しないものであれば
良いことは勿論である。
【0038】尚、上述した実施例において、情報削減回
路10にて情報を削減する際、入力される第1の色信号
の帯域が広いため折り返し歪みが発生するおそれがあ
る。そこで、削減する情報に応じて低域遮断周波数を選
択したローパスフィルタを介して情報削減回路10に第
1の色信号を入力しても良いことは勿論である。
【0039】上述したように本実施例によれば、色信号
の周波数帯域が輝度信号と比較して略1/4と狭いこと
と色信号の周期性とにより、データを削減すると共に補
完できるので、色,時分割多重色差信号処理回路にて
色,時分割多重色差信号の必要な帯域に応じた処理を行
うことができるため、回路規模を削減できると共に処理
時間を削減できるという効果を有する。
【0040】上述したように本実施例によれば、色,時
分割多重色差信号処理回路の集積化に際して、8ビット
の入出力端子を例えば4ビットあるいは2ビットに入出
力端子で消費される電力を削減ができるので、放熱効率
のよいセラミックパケージを使用する必要がなく一般的
なプラスチックパッケ−ジで足りるため、コスト低減に
寄与するという効果を有する。
【0041】上述したように本実施例によれば、入出力
回路に用いられるクロックは全て画像処理装置中の輝度
信号処理回路系に用いられる4Fscの周波数を有する
基準クロックCK0に基づいて得られるため、輝度信号
と同期関係を有する色信号を得ることができると共にク
ロック供給回路にかかる構成を簡易にできるという効果
を有する。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明の構成は特有の入
出力回路を有するため、色信号処理回路系の回路規模を
削減できると共に処理時間を削減できるという効果を有
する。
【0043】また、色信号処理回路系の集積化に際し
て、M×Nビットの入出力端子をNビットにできるため
入出力端子で消費される電力を削減ができるので、放熱
効率のよいセラミックパケージを使用する必要がなく一
般的なプラスチックパッケ−ジを用いることが可能とな
り、コスト低減に寄与するという効果を有する。
【0044】更に、M×Nビットの入出力端子をNビッ
トにできるため、色信号処理回路系中に例えばNビット
の入出力端子を有するメモリ等を用いた場合、その個数
を削減することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる色信号処理回路の一例が適用さ
れた画像処理回路を説明するためのブロック図
【図2】本発明にかかる一実施例の要部である入力回路
のブロック図
【図3】入力回路のブロック図の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】入力回路の回路図である。
【図5】入力回路の回路図の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明にかかる一実施例の要部である出力回路
のブロック図である。
【図7】出力回路のブロック図の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図8】出力回路の回路図である。
【図9】第2実施例の入力回路のブロック図の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図10】第2実施例の出力回路のブロック図の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図11】従来の画像処理装置を説明するためのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
3 色信号処理回路系 10 情報削減回路 20 データ分割回路 30 多重回路 40 遅延回路 50 同時化回路 60 補完回路 30a 多重処理信号 50a 同時化回路出力信号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】色副搬送波の自然数倍の周波数でサンプル
    して得た1サンプル当りM×N(M,Nは自然数)ビッ
    トのデータを有する色信号が供給される入力回路と、上
    記入力回路の出力に色信号処理を施す色信号処理回路系
    と、上記色信号処理回路系の出力が供給される出力回路
    を有する色信号処理回路であって、 上記入力回路は、 上記色信号のデータから上記色副搬送波の位相のずれが
    180度の自然数倍にあたらないサンプル位置でサンプ
    ルされた2サンプル分のデータを少なくとも分離出力す
    ると共に他のデータ削減する情報削減回路と、 上記情報削減回路より得られる1サンプル当りM×Nビ
    ットの上記データをM分割して得た1サンプル当りNビ
    ットの分割データを夫々分割出力するデータ分割回路
    と、 上記分割データを夫々多重する多重回路とを備え、 上記出力回路は、 上記多重回路の出力にかかる1サンプル当りNビットの
    データを有する多重処理信号を遅延する遅延回路と、 上記遅延回路から出力される遅延回路出力信号と上記多
    重処理信号とを同時化する同時化回路と、 上記同時化回路から出力される同時化回路出力信号より
    上記情報削減回路にて削減された上記他のデータを補完
    する補完回路とを備えることを特徴とする色信号処理回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122605A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 日本放送協会 ビット深度分解割当装置、ビット深度結合復元装置、画像符号化装置、画像復号装置、及びこれらのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015122605A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 日本放送協会 ビット深度分解割当装置、ビット深度結合復元装置、画像符号化装置、画像復号装置、及びこれらのプログラム

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