JPH05227485A - 赤外線撮像装置 - Google Patents

赤外線撮像装置

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JPH05227485A
JPH05227485A JP4028683A JP2868392A JPH05227485A JP H05227485 A JPH05227485 A JP H05227485A JP 4028683 A JP4028683 A JP 4028683A JP 2868392 A JP2868392 A JP 2868392A JP H05227485 A JPH05227485 A JP H05227485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane mirror
rotation mechanism
optical system
solid
imaging device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4028683A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Tanaka
寿和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの少ない画像を出力できる赤外線撮像
装置を得る。 【構成】 光学系1と固体撮像素子2の間に回転機構8
によって回転できるデローテーションプリズム7を設け
る。このデローテーションプリズム7を回転することに
より撮像目標から固体撮像素子2が蓄積する受光量を各
画素で等しくし、その際の各画素の出力値を記憶装置4
に記憶して感度補正を行うことにより、適正な感度補正
が行われ、ノイズの少ない画像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体撮像素子によっ
て撮像する赤外線撮像装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の赤外線撮像装置の構成例で
あり、図において、1は光学系、2は上記光学系1によ
って集光された光線を受光する固体撮像素子、3は上記
固体撮像素子2から出力された電気信号を増幅する増幅
器、4は上記増幅器3によって増幅された電気信号を記
憶する記憶装置、5は上記増幅器3から出力される電気
信号と上記記憶装置4によって記憶された電気信号を演
算処理する処理装置、6は上記処理装置5によって処理
された電気信号を画像として表示する表示装置、12は
上記固体撮像素子2の前面に位置するシャッタである。
【0003】従来の赤外線撮像装置は上記のように構成
され、以下のように動作する。光学系1によって集光さ
れた光線は、固体撮像素子2で受光され、その画像を電
気信号として外部に出力する。出力された電気信号は増
幅器3によって増幅された後、表示装置6によって画像
として表示される。固体撮像素子2は、均一な光線を入
射させても出力値は画素ごとにばらつきを持っている。
そのため、このばらつきを補正する感度補正が以下のよ
うに行われる。まず、固体撮像素子2の前面に設置した
シャッタ12を閉じて固体撮像素子2に均一な光線を入
射させ、その時の画素ごとの出力信号を記憶装置4にあ
らかじめ記憶させておく。次に、目標物を撮像する際
に、シャッタ12を開いて目標物からの光線を固体撮像
素子2で受光し電気信号を出力する。処理装置5におい
てこの出力された電気信号から記憶装置4にあらかじめ
記憶させておいた電気信号を減算して感度補正を行い、
表示装置6に画像として表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の赤
外線撮像装置においては、感度補正を行う際にシャッタ
12を用いて均一な光線を得ているが、この光線は撮像
目標輝度と異なっており、さらに、シャッタ12は赤外
線撮像装置の使用中に温度が上昇するのでますますこの
光線は撮像目標輝度と異なってしまう。そのため、感度
補正が十分に行われず、表示装置6によって表示される
画像にノイズが生じるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、固体撮像素子の各画素が撮
像目標から受光し蓄積する受光量を各画素で等しくし、
その際の各画素の出力値を記憶装置に記憶して感度補正
を行うことにより、適正な感度補正を行い、ノイズの少
ない画像を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の発
明の赤外線撮像装置は、光学系と固体撮像素子の間にデ
ローテーションプリズムを設け、そのデローテーション
プリズムを回転させるものである。
【0007】またこの発明に係る第2の発明の赤外線撮
像装置は、平面ミラーをミラー面上の1軸を中心に回転
させると共に、光学系の光軸を中心に回転させるもので
ある。
【0008】
【作用】この発明の第1の発明においては、デローテー
ションプリズムを回転することにより撮像目標から固体
撮像素子が蓄積する受光量を各画素で等しくし、その出
力信号を基に感度補正が行われるので出力画像のノイズ
が減少する。
【0009】この発明の第2の発明においては、平面ミ
ラーを回転することにより撮像目標から固体撮像素子が
蓄積する受光量を各画素で等しくし、その出力信号を基
に感度補正が行われるので出力画像のノイズが減少す
る。
【0010】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、1〜6は従来例と同一の名称と機能を有する
部分、7は上記光学系1が集光した光線の光路上に位置
するデローテーションプリズム、8は上記光学系1の光
軸を中心に上記デローテーションプリズム7を回転させ
る回転機構である。
【0011】この発明における赤外線撮像装置は上記の
ように構成され、以下のように動作する。感度補正を行
う際には、光学系1の視野内に撮像目標を入れた状態で
デローテーションプリズム7を光学系1の光軸を中心に
回転機構8により回転させる。上記回転は、デローテー
ションプリズム7の回転角速度をω、固体撮像素子2の
蓄積時間をtとした時、(4)式の関係を満足するよう
に回転機構8を制御して行う。デローテーションプリズ
ム7を回転させた状態で撮像目標からの光線を固体撮像
素子2で受光して各画素ごとの出力値を記憶装置4に記
憶する。
【0012】
【数4】
【0013】図2のようにデローテーションプリズムを
光軸を中心に回転すると、デローテーションプリズムを
透過する像はデローテーションプリズム7の回転角の2
倍回転する。よって、(4)式の関係を満足するように
デローテーションプリズム7を回転させると、固体撮像
素子2の蓄積時間内に像が1回転以上回転する。像が回
転する状態で受光光線を蓄積すると、像の持つ光強度分
布が均一化され、固体撮像素子2の各画素が蓄積する受
光量は等しくなる。記憶装置4に記憶した各画素ごとの
出力値は撮像目標からの光線を各画素が等しく一定量受
光した値なので、その出力信号を基に感度補正を行うと
ノイズが少ない出力画像を表示装置6に表示できる。デ
ローテーションプリズム7の回転量が不十分あるいは回
転しない状態で感度補正を行うと、記憶装置4に記憶す
る固体撮像素子2の各画素ごとの出力値は像の持つ不均
一な光強度分布を記憶することになる。その出力値を基
に感度補正を行うと、出力画像に記憶装置4に記憶した
像が残像として生じてしまい、かえって出力画像が劣化
してしまう。そのために、(4)式の関係を満足するよ
うにデローテーションプリズム7を回転させる必要があ
る。感度補正が上記の方法で行われる以外は従来の赤外
線撮像装置と同様に動作する。
【0014】実施例2 この発明の実施例2を図について説明する。図3におい
て、1〜6は従来例と同一の名称と機能を有する部分、
9は外部の目標物が反射もしくは放射する光線を上記光
学系1へ反射して導く平面ミラー、10は上記平面ミラ
ー9のミラー面上の1軸を中心に上記平面ミラー9を回
転させるエレベーション回転機構、11は上記光学系1
の光軸を中心に上記平面ミラー9を回転させるアジマス
回転機構である。
【0015】この発明における赤外線撮像装置は上記の
ように構成され、以下のように動作する。感度補正を行
う際には、平面ミラー9を撮像目標に向けた状態でミラ
ー面上の1軸を中心にエレベーション回転機構10によ
り回転させると共に、アジマス回転機構11により光学
系1の光軸を中心に回転させる。上記回転は、固体撮像
素子2の蓄積時間をt、エレベーション回転機構10に
よる平面ミラー9の回転角速度をφ、エレベーション回
転機構10による平面ミラー9の回転可能角度をθ、ア
ジマス回転機構11による平面ミラー9の回転角速度を
ξとした時、(5)式及び、(6)式の関係を満足でき
るようにエレベーション回転機構10及びアジマス回転
機構11を制御して行う。平面ミラー9を回転させた状
態で撮像目標からの光線を固体撮像素子2で受光して各
画素ごとの出力値を記憶装置4に記憶する。
【0016】
【数5】
【0017】
【数6】
【0018】上記のようにミラーを回転させると、撮像
素子2が受光する像は連続的に変化する。像が連続的に
変化する状態で受光光線を蓄積すると、像の持つ光強度
分布が均一化され、固体撮像素子2の各画素が蓄積する
受光量はそれぞれ等しくなる。記憶装置4に記憶した各
画素ごとの出力値は撮像目標からの光線を各画素が等し
く一定量受光した値なので、その出力信号を基に感度補
正を行いノイズが少ない出力画像を表示装置6に表示で
きる。平面ミラー9の回転量が不十分あるいは回転しな
い状態で感度補正を行うと、記憶装置4に記憶する固体
撮像素子2の各画素ごとの出力値は像の持つ不均一な光
強度分布を記憶することになる。その出力値を基に感度
補正を行うと、出力画像に記憶装置4に記憶した像が残
像として生じてしまい、かえって出力画像が劣化してし
まう。そのために、(5)、(6)式の関係を満足する
ように平面ミラー9を回転させる必要がある。感度補正
が上記の方法で行われる以外は従来の赤外線撮像装置と
同様に動作する。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によればデロー
テーションプリズムを回転機構により回転させることに
より、撮像目標から固体撮像素子が蓄積する受光量を各
画素で等しくし、その際の各画素の出力値を記憶する。
その記憶した出力値を基に感度補正が行われるので、ノ
イズの少ない出力画像が得られる。
【0020】またこの発明の別の発明によれば平面ミラ
ーをエレベーション回転機構とアジマス回転機構により
回転させることにより、撮像目標から固体撮像素子が蓄
積する受光量を各画素で等しくし、その際の各画素の出
力値を記憶する。その記憶した出力値を基に感度補正が
行われるので、ノイズの少ない出力画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す赤外線撮像装置の構
成図である。
【図2】デローテーションプリズムの特性を示す図であ
る。
【図3】この発明の実施例2を示す赤外線撮像装置の構
成図である。
【図4】従来の赤外線撮像装置の一実施例を示す構成図
である。
【符号の説明】
1 光学系 2 固体撮像素子 3 増幅器 4 記憶装置 5 処理装置 6 表示装置 7 デローテーションプリズム 8 回転機構 9 平面ミラー 10 エレベーション回転機構 11 アジマス回転機構 12 シャッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の目標物が反射もしくは放射する光
    線を集光する光学系と、上記光学系が集光した光線の光
    路上に位置するデローテーションプリズムと、上記光学
    系とデローテーションプリズムを透過した光線を受光す
    る位置にある固体撮像素子からなる赤外線撮像装置にお
    いて、上記光学系の光軸を中心に上記デローテーション
    プリズムを回転させる回転機構を有し、上記デローテー
    ションプリズムの回転角速度をω、上記固体撮像素子の
    蓄積時間をtとした時、(1)式の関係を満足できるよ
    うに上記回転機構を制御することを特徴とする赤外線撮
    像装置。 【数1】
  2. 【請求項2】 外部の目標物が反射もしくは放射する光
    線を反射する平面ミラーと、上記平面ミラーから反射し
    た光線を集光する光学系と、集光位置に配置される固体
    撮像素子からなる赤外線撮像装置において、上記平面ミ
    ラーのミラー面上の1軸を中心に上記平面ミラーを回転
    させるエレベーション回転機構と、上記光学系の光軸を
    中心に上記平面ミラーを回転させるアジマス回転機構を
    有し、上記固体撮像素子の蓄積時間をt、上記エレベー
    ション回転機構における上記平面ミラーの回転角速度を
    φ、上記エレベーション回転機構における上記平面ミラ
    ーの回転可能角度をθ、上記アジマス回転機構における
    上記平面ミラーの回転角速度をξとした時、(2)式及
    び、(3)式の関係を満足できるように上記エレベーシ
    ョン回転機構及び、上記アジマス回転機構を制御するこ
    とを特徴とする赤外線撮像装置。 【数2】 【数3】
JP4028683A 1992-02-15 1992-02-15 赤外線撮像装置 Pending JPH05227485A (ja)

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JPH05227485A true JPH05227485A (ja) 1993-09-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009107471A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 日本電気株式会社 赤外線撮像装置および固定パターンノイズ補正方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009107471A1 (ja) * 2008-02-29 2009-09-03 日本電気株式会社 赤外線撮像装置および固定パターンノイズ補正方法
JP2009207072A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Nec Corp 赤外線撮像装置および固定パターンノイズ補正方法

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