JP3033249B2 - 機械走査式放射計 - Google Patents
機械走査式放射計Info
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- JP3033249B2 JP3033249B2 JP3139386A JP13938691A JP3033249B2 JP 3033249 B2 JP3033249 B2 JP 3033249B2 JP 3139386 A JP3139386 A JP 3139386A JP 13938691 A JP13938691 A JP 13938691A JP 3033249 B2 JP3033249 B2 JP 3033249B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- scanning
- optical system
- scanning mirror
- radiometer
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- Radiation Pyrometers (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工衛星等の飛行体に搭
載され地球面等の撮像を行う機械走査式放射計に関す
る。
載され地球面等の撮像を行う機械走査式放射計に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の機械走査式放射計は図4に示すよ
うに、操作ミラー1、走査ミラー1の反射光を受光し、
望遠鏡のように部分拡大し限られた画像に集光する光学
系2、この限られた画像を画素ごとに電気変換する光電
変換系4、走査ミラー1を所定の回転数で回転させる駆
動部10、駆動部10の走査制御系5から構成される。
ここで走査ミラー1が地上からの撮像信号光6を受光
し、走査ミラー1の回転により反射信号光6Aにより得
られる反射画像6Bの状態を図3により説明する。走査
ミラー1が回転している間に走査ミラーの一部で反射さ
れる反射画像6Bが光学系2の受光面で受光される回転
角度の範囲は、図3に示すように走査角の中心0度を中
心して±45度程度の範囲である。例えば図3の走査ミ
ラー1が0を中心として反時計廻りに回転している場合
に、−45度における反射画像6B−1、0度における
反射画像6B−2、+45度における各反射画像6B−
3の各反射画像は、下の図のように回転した画像が撮像
されることになる。
うに、操作ミラー1、走査ミラー1の反射光を受光し、
望遠鏡のように部分拡大し限られた画像に集光する光学
系2、この限られた画像を画素ごとに電気変換する光電
変換系4、走査ミラー1を所定の回転数で回転させる駆
動部10、駆動部10の走査制御系5から構成される。
ここで走査ミラー1が地上からの撮像信号光6を受光
し、走査ミラー1の回転により反射信号光6Aにより得
られる反射画像6Bの状態を図3により説明する。走査
ミラー1が回転している間に走査ミラーの一部で反射さ
れる反射画像6Bが光学系2の受光面で受光される回転
角度の範囲は、図3に示すように走査角の中心0度を中
心して±45度程度の範囲である。例えば図3の走査ミ
ラー1が0を中心として反時計廻りに回転している場合
に、−45度における反射画像6B−1、0度における
反射画像6B−2、+45度における各反射画像6B−
3の各反射画像は、下の図のように回転した画像が撮像
されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の機械走
査式放射計は走査ミラーを回転する方式なので、ミラー
の回転にともない像が回転してしまう欠点がある。した
がって多素子アレイを使った光電変換系では、その走査
ラインが直線からはずれるという欠点がある。さらに取
得データの画像化においてこの補正を行うためには、デ
ータ処理が複雑になる欠点もある。
査式放射計は走査ミラーを回転する方式なので、ミラー
の回転にともない像が回転してしまう欠点がある。した
がって多素子アレイを使った光電変換系では、その走査
ラインが直線からはずれるという欠点がある。さらに取
得データの画像化においてこの補正を行うためには、デ
ータ処理が複雑になる欠点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の機械走査式放射
計は、被撮像物体からの撮像信号光を受光し自身の回転
により走査する走査ミラーと、前記走査ミラーによる撮
像信号光の反射信号光を集光・分光する光学系と、この
撮像信号光を電気信号に変換する光電変換系とを有する
機械走査式放射計において、前記光学系の出力光を受光
して前記走査ミラーの走査による像の回転を相殺する像
回転補正光学系とを有する。
計は、被撮像物体からの撮像信号光を受光し自身の回転
により走査する走査ミラーと、前記走査ミラーによる撮
像信号光の反射信号光を集光・分光する光学系と、この
撮像信号光を電気信号に変換する光電変換系とを有する
機械走査式放射計において、前記光学系の出力光を受光
して前記走査ミラーの走査による像の回転を相殺する像
回転補正光学系とを有する。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例の構成図、図2(a),(b)
は本実施例の動作説明図である。図1において、図4と
同一の符号は同一の機能と構成を示す。すなわち、本実
施例では像回転補正光学系3を追加して走査制御系5の
制御信号9により制御される構成となっている。
図1は本発明の一実施例の構成図、図2(a),(b)
は本実施例の動作説明図である。図1において、図4と
同一の符号は同一の機能と構成を示す。すなわち、本実
施例では像回転補正光学系3を追加して走査制御系5の
制御信号9により制御される構成となっている。
【0006】次に本実施例の動作を説明する。本発明の
放射計では像回転補正光学系3により、この像の回転を
補正する。像回転補正光学系3は、一般にイメージロー
テータと呼ばれるもので、鏡又はプリズムの組み合わせ
で光軸まわりに回転することにより、この光学系の回転
角φに対し、像を2φだけ回転させる光学素子である。
走査ミラー1による像の回転は走査ミラーの走査角θに
対し、同じ角度θである。今図2(a)に示すように、
時間t1,t2,t3,t4ごとに走査ミラー1が36
0度(1回転)回転し、地上からの撮像光は各周期ごと
に0度から90度(点A,B,C,D)まで受光され
る。今走査制御系5から走査ミラー1の制御信号8に同
期して、像回転補正光学系3を図2(b)に示すよう
に、走査角θに対し−θ/2だけ回転することにより像
の方向が常に一定になるように補正を行うことができ
る。
放射計では像回転補正光学系3により、この像の回転を
補正する。像回転補正光学系3は、一般にイメージロー
テータと呼ばれるもので、鏡又はプリズムの組み合わせ
で光軸まわりに回転することにより、この光学系の回転
角φに対し、像を2φだけ回転させる光学素子である。
走査ミラー1による像の回転は走査ミラーの走査角θに
対し、同じ角度θである。今図2(a)に示すように、
時間t1,t2,t3,t4ごとに走査ミラー1が36
0度(1回転)回転し、地上からの撮像光は各周期ごと
に0度から90度(点A,B,C,D)まで受光され
る。今走査制御系5から走査ミラー1の制御信号8に同
期して、像回転補正光学系3を図2(b)に示すよう
に、走査角θに対し−θ/2だけ回転することにより像
の方向が常に一定になるように補正を行うことができ
る。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来の機
械走査式放射計に、像回転補正光学系を付加することに
より、走査ミラーの回転による画像の回転を相殺して常
に一定の方向を向いた画像を取得することが出来る効果
がある。したがって撮像信号の画像化処理における複雑
な後処理を削除できる効果もある。
械走査式放射計に、像回転補正光学系を付加することに
より、走査ミラーの回転による画像の回転を相殺して常
に一定の方向を向いた画像を取得することが出来る効果
がある。したがって撮像信号の画像化処理における複雑
な後処理を削除できる効果もある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本実施例の動作説明図である。
【図3】本実施例および従来例に共通の動作説明図であ
る。
る。
【図4】従来の機械走査式放射計の構成図である。
1 走査ミラー 2 光学系 3 像回転補正光学系 4 光電変換系 5 走査制御系 6 撮像信号光 7 電気信号 8,9 制御信号 10 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 5/48 B64G 1/66 G02B 26/10 101
Claims (2)
- 【請求項1】 被撮像物体からの撮像信号光を受光し自
身の回転により走査する走査ミラーと、前記走査ミラー
による撮像信号光の反射信号光を集光・分光する光学系
と、この撮像信号光を電気信号に変換する光電変換系と
を有する機械走査式放射計において、前記光学系の出力
光を受光して前記走査ミラーの走査による像の回転を相
殺する像回転補正光学系とを有することを特徴とする機
械走査式放射計。 - 【請求項2】 前記走査ミラーの回転角速度をθとする
と、前記像回転補正光学系による像回転角速度が−θ/
2になるように制御されることを特徴とする請求項1記
載の機械走査式放射計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139386A JP3033249B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 機械走査式放射計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3139386A JP3033249B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 機械走査式放射計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04364430A JPH04364430A (ja) | 1992-12-16 |
JP3033249B2 true JP3033249B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=15244104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3139386A Expired - Lifetime JP3033249B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 機械走査式放射計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033249B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP3139386A patent/JP3033249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04364430A (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000118 |