JPH05227473A - テレシネ装置 - Google Patents

テレシネ装置

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JPH05227473A
JPH05227473A JP4025367A JP2536792A JPH05227473A JP H05227473 A JPH05227473 A JP H05227473A JP 4025367 A JP4025367 A JP 4025367A JP 2536792 A JP2536792 A JP 2536792A JP H05227473 A JPH05227473 A JP H05227473A
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JP
Japan
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film
shutter
frame
odd
field
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JP4025367A
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Inventor
Masaharu Tonomura
雅治 外村
Soichi Komatsu
聰一 小松
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH05227473A publication Critical patent/JPH05227473A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/253Picture signal generating by scanning motion picture films or slide opaques, e.g. for telecine
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/36Scanning of motion picture films, e.g. for telecine
    • H04N3/40Scanning of motion picture films, e.g. for telecine with intermittently moving film

Abstract

(57)【要約】 【目的】 等間隔プルダウン方式のテレシネ装置でフィ
ルムの掻き落としを1駒に1回で済ませる様にして照射
時間を長くし、フィルムを傷つけない様にし、よい画像
のビデオ信号を得る。 【構成】 テレシネ装置の撮像に1フレーム読出し型C
CD25R,25G,25Bを用いて、このCCD25
R,25G,25Bの奇数(偶数)フィールド信号の蓄
積開始タイミングと偶数(奇数)フィールド信号の読み
出しタイミング期間内でテレシネ内のシャッタ4を制御
して、1駒1回の割合の掻き落としで標準のビデオ信号
を得る様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレシネ(telecine) 装
置に係わり、特に、等間隔ブルダウン方式で且つ低速掻
き落とし可能なテレシネ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般にテレシネはtelevisionとcine
maの合成語で映画等のフィルム画像をテレビ信号に変換
する装置を云うが本発明では中間素材に蓄えられた画像
情報をビデオ信号に変換する装置と定義して説明を進め
る。
【0003】従来のテレシネ装置は例えば特開昭58−
182384号公報等に詳記されていて広く知られてい
る。図5は従来の3管式のフィルム撮像装置としてのテ
レシネ装置の系統図を示すものである。
【0004】図5で映写機1には例えば撮影済の16m
mフィルム及び後述するフィルム掻き落とし機構等を有
し、その画像情報がレンズ2を介して分光系路3に投影
される。分光系路3中には映写機1からのフィルムの画
像情報を遮断するシャッタ4を有する。5はこのシャッ
タ4を駆動させる駆動モータである。更にこの分光系路
3内にはダイクロイックミラーを有し、入射光をR,
G,Bの三原色に分解してR,G,B用のサチコン等の
撮像管6の管面上に投射させる。
【0005】三原色R,G,B用の撮像管6R,6G,
6Bで光電変換されたフィルムの画像情報はプリアンプ
7R,7G,7Bに加えられて、高S/N比を得た後に
プロセスアンプ8R,8G,8Bに供給され、プロセス
アンプ8内ではブランキング混合、黒クリップ、利得制
御、ペデスタに調整、シュージング補正、ガンマ補正等
が行われて、エンコーダ等に供給され、NTSC方式の
テレビジョン映像信号に変換される。
【0006】上述の例えば16ミリフィルム等の標準速
度は毎秒24駒であり、NTSC方式のテレビジョンに
よる毎秒像数30枚(フィールド数60)に比べ少ない
ので、このままフィルム駒数をテレビジョン画面に変換
すればシャッターバー等が表れる。
【0007】この為に、テレシネ装置では特殊な間歇駆
動方法をとっている。即ち、フィルムが移動中はシャッ
タ4を閉じて映写機1からの光を遮断し、フィルムが静
止しているときにシャッタ4を開く様にフィルムの走行
を行いフィルムの静止画像情報を撮像管6で撮像する様
に成されている。依って、フィルムへの光の照射とテレ
ビのフィールドとの関係は、1/24(秒)×2駒=1
/60×5フィールド=1/12(秒)となり1/12
秒間でフィルム2駒を5フィールドに対応させる様にし
ている。
【0008】又、フィルムを掻き落とす(移動)間歇移
動を行なうための掻き落とし方式としては等間隔プルダ
ウン方式と2−3プルダウン方式が知られている。
【0009】等間隔プルダウン方式を図6A,Bで説明
する。図6AはNTSC方式等の標準テレビジョンの走
査状態を示すもので1/12秒の第1乃至第5フィール
ド内でフィルムの2駒が掻き落とされる。即ち、図6B
に示す様に、テレビジョン映像信号の2.5フィールド
毎に掻き落としP区間があり、同時にフィルム静止時光
源からの光はシャッタ4の円盤に設けた切欠或いはスリ
ットによって1駒に例えば5回の照射が成され、フィル
ムの24駒と標準テレビジョン方式の毎秒像数30枚と
を一致させている。
【0010】この方式の欠点は照射時間が短いのと、フ
ィルムの掻き落とし速度が早いのでフィルムのパーフォ
レーションを破損し易い等の問題があった、この点を改
善するために2−3プルダウン方式が提案されている。
【0011】この2−3プルダウン方式はフィルムの掻
き落としは1/12周期のうち、図6Cに示す様に、奇
数番目の駒を1/30秒で、偶数番目の駒を1/20秒
で送る方式である。即ち、斜線部分Pは掻き落とし動作
をする部分、C部分は掻き落とし動作後の振動期間、空
白部分eは照射部分を示すものでフィルムの奇数駒1,
3,5‥‥はNTSC方式等のテレビの2フィールドに
対応し、偶数駒2,4,6‥‥はNTSC方式等のテレ
ビの3フィールドに対応してフィルムは毎秒24駒で掻
き落とされる。
【0012】即ち図6Dはテレビフィールド読出し状態
を示すものでフィルムの奇数番目の1駒目Aはテレビの
奇数フィールドAOと偶数フィールドAEに偶数番目の
2駒目Bはテレビの奇数フィールドBOと、偶数フィー
ルドBEと奇数フィールドBOに、以下奇数番目の3駒
目Cはテレビの偶数フィールドCEと奇数フィールドC
Oに、偶数番目の4駒目Dはテレビの偶数フィールドD
Eと、奇数フィールドDOと偶数フィールドDEにプル
ダウンされることになる。
【0013】上述の2−3プルダウン方式によれば等間
隔プルダウン方式に比べて光の利用率は向上するが、フ
ィルムを2:3で掻き落とすためにフィルム掻き落とし
機構は極めて複雑となり、振動が大きくなる欠点があっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に2−3プル
ダウン方式及び等間隔プルダウン方式では共に長所、短
所を有するが本発明では掻き落とし機構の構造をよりシ
ンプルにするため等間隔プルダウン方式を採用し、滑ら
かに間歇駆動させる様にする。又、従来の等間隔プルダ
ウン方式は1フィールドに一回、光の照射を行って、電
荷の読出しを行なうのでフィルムの掻き落としとシャッ
タのオープンは必ず1フィールド内に行われなければな
らず、フィルムの掻き落としスピードは早くなりフィル
ムを破損する弊害が生ずる。そこで、本発明ではフレー
ム読出し型のCCDとフレームメモリを用いることでフ
ィルムの掻き落としスピードを遅くてフィルムに掛る負
担(傷応力)を軽くする様に成す。
【0015】更に、撮像管7R,7G,7Bを用いてフ
ィルムの画像情報の撮像を行なう場合を考えると、電子
ビームを光電変換膜上で走査して電荷を読み出すために
走査開始点(画面上部)と走査終了点(画面下部)では
蓄積時間に1フィールド(1/60秒)弱の時間差があ
るためシャッタと電子ビーム走査の微妙なタイミング調
整を必要とする問題があった。
【0016】本発明は叙上の問題点を解消したテレシネ
装置を提供しようとするもので、その目的とするところ
は等間隔プルダウン方式でフィルムの掻き落としを行い
掻き落としスピードを1フレームに1回で済む様にして
フィルムを傷つける可能性や画面振れを減らし、画質の
よいテレシネ装置を得る様にしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のテレシネ装置は
その例が図1に示されている様に、フィルム19を移送
する移送手段20,21と、フィルム19に光を照射す
る光源14と、光源14からの光を選択的に遮断するシ
ャッタ4と、フィルム19を透過して入射された光を映
像信号に変換する撮像手段25R,25G,25Bを備
えたテレシネ装置において、撮像手段25R,25G,
25Bを奇偶同時露光順次読出し方式のCCD撮像素子
で構成し、CCD撮像素子の出力信号を記憶するメモリ
26,27と、シャッタ4の動作及びCCD撮像素子の
動作及びメモリ26,27の書込み及び読出し動作を制
御する制御手段29とを備え、制御手段29は、CCD
撮像素子の奇数フィールドの信号の蓄積開始タイミング
と偶数フィールドの信号の読出しタイミングの間の期間
またはCCD撮像素子の偶数フィールドの信号の蓄積開
始タイミングと奇数フィールドの信号の読出しタイミン
グの間の期間において光源14からの光がCCD撮像素
子に入射するようにシャッタ4を制御し、かつフィルム
19の間歇移動のタイミングが等間隔となるように移送
手段20,21を制御すると共に、標準テレビジョン方
式のフィールド周波数に応じたアドレス信号をメモリに
供給することによりメモリ26,27から標準テレビジ
ョン方式のフィールド周波数のビデオ信号を得るように
なされたものである。
【0018】
【作用】本発明のテレシネ装置は撮像素子としてフレー
ム読出し型CCD25R,25G,25Bと共に等間隔
プルダウン方式を用いているのでシャッタ4のオープン
とフィルム19の掻き落とし動作を1フレームに1回だ
け行なえばよいのでフィルム19の掻き落としにかける
時間が長くなり、フィルム19のパーフォレーション部
分の破損も減少し、電荷の読み出しタイミングがフレー
ム読出し型CCD25R,25G,25Bでは1フィー
ルド内で時間差がないのでシャッタタイミングの微調整
も極めて容易なものが得られる。
【0019】
【実施例】以下、本発明のテレシネ装置の一実施例を図
1乃至図4について詳記する。図1は本発明のテレシネ
装置の全体的系統図を示すもので、1は映写機或いはプ
ロジェクタであり、映写機の筐体内には光源14を有す
るこの光源14にはハロゲンランプ等が用いられライト
電源15によって点灯される。
【0020】光源14の光は反射鏡13で反射されレン
ズ2に集光される。レンズ2と光源14間にはシャッタ
4とアパチャ18を有し、シャッタ4は例えば円盤状に
形成され円盤に設けた切欠き或いは窓を介して光源14
の光をアパチャ18の面に沿って間歇移動されるフィル
ム19に現像された画像情報をレンズ2を介して分光系
路3に映写する。フィルム19は上スプロケット20及
び下スプロケット21を介して図示しない供給及び巻取
り用リールに巻回されている。
【0021】シャッタ4は掻き落とし機構16内に設け
たモータ等で回転駆動される。17はフィルム19のパ
ーフォレーション等に挿入されてフィルムを間歇移動さ
せる掻き落とし爪である。
【0022】レンズ2を通過した光源14からの出射光
は分光系路3内に配設されたダイクロック部に入射して
R,G,Bの三原色に分解されてR,G,B用のフレー
ム読み出し型CCD25R,25G,25Bに入射す
る。
【0023】ダイクロックプリズム22はB反射面を有
して、B色をCCD25Bに照射し、ダイクロックプリ
ズム23はR反射面を有し、R色をCCD25Rに照射
し、ダイクロックプリズム24はG色を透過して、この
G色をCCD25Gに照射することで三原色R,G,B
に分解される。
【0024】CCD25R,25G,25Bはフレーム
読み出し型のイメージャであり、少なくとも奇数及び偶
数フィールドに同時露光が可能で順次読出し可能なもの
である。即ち、CCDからの読出しは1フレームに1回
行われ、そのタイミングは奇数ラインのCCDセンサと
偶数ラインのCCDセンサとの間に1フィールド即ち1
80度の位相差を持っている。このセンサの蓄積時間
は、センサゲートパルスによって制御される。
【0025】上述のフレーム読出し型のR,G,B用C
CDで光電変換された映像情報信号はフレーム単位で読
み出され、奇数及び偶数フレームメモリ26及び27に
格納される。この奇数及び偶数フレームメモリ回路26
及び27はマイクロコンピュータ(以下CPUと記す)
29で制御される書込み読出し制御回路30からの書込
み制御信号W及び読出し制御信号Rによって書込み及び
読出しが成され、必要に応じてフィルム駒数の24駒を
30駒に変換させてプロセス処理回路28を経てNTS
C方式等のビデオ信号に変換するエンコーダに供給され
る。
【0026】CPU29は通常のROM31,RAM3
2を有し、CCD25R,25G,25Bを駆動制御す
るCCD駆動回路33、シャッタ4を駆動するシャッタ
モータ等を駆動するシャッタ駆動回路34、ライト電源
15並びにフィルム19の間歇駆動等を行なうフィルム
駆動回路35を制御している。
【0027】上述の本例のテレシネ装置における動作を
以下に説明する。先ず本例の1フレーム読出し型CCD
を用いることでフィルム19の掻き落としシャッタ4を
オープンにして光源14から光を照射することが1フレ
ームで1回行われればよいことの理由を図4を用いて説
明する。
【0028】図4Aは30駒→30枚の映像に変換する
場合を示すものでフィルム19上に現像された第1駒か
ら第5駒までの画像情報A,B,C,D,E,A,B,
C,D,E‥‥を示す。
【0029】又、図4Bの斜線部分10は掻き落とし機
構16によってフィルム19の掻き落とし及びシャッタ
4のクローズが行われる区間aを示し、空白部分12は
シャッタ4がオープンされて露光が行われる区間bを示
している。
【0030】更に、図3Cは奇偶フィールドゲートを示
し図3Cの黒丸位置はフレーム読出し型CCDのセンサ
ゲートパルスを示し、Eは偶数センサゲートを、Oは奇
数センサゲートを示す。奇偶ラインのセンサ間には先に
述べた様にして1フィールド即ち180度の位相差があ
って、これら奇偶ラインのセンサの蓄積時間は各々のセ
ンサの黒丸位置で示すゲートパルス位置から次のゲート
パルス位置までであり、今、仮りに、このセンサゲート
パルスを挟まないようなタイミングで1フィールド以下
の時間例えば1駒目の画像情報に光源14から光を照射
し、奇偶両方のセンサゲートパルスを挟む1フィールド
以上の時間、斜線部分10,10に示す様にシャッタ4
を入れると、シャッタ4のオープン区間bの間に偶数ラ
インセンサ及び奇数ラインセンサは37及び38に示す
位置で同時に露光される。
【0031】ここでCCD25R,25G,25Bの出
力は図Dの様に偶数フィールド時間に蓄積したフィルム
19の1駒目の画像情報AをAEに示す様に、次の1フ
ィールド期間に読み出し、奇数フィールド時間に偶数フ
ィールド時間と同時に蓄積されたフィルム19の1駒目
の画像情報AはAOに示す様に1フィールド遅れて読み
出され、1フレーム分の読み出しが行われる。
【0032】即ち、この様に構成させれば掻き落としシ
ャッタオープンを従来の様に1フィールド(1/60
秒)内で行われなくても1フレーム(1/30秒)内に
1回行なうだけで済むことになる。
【0033】即ち図4Bで区間a+bが1フレームと成
る様にすればよく、フィルムの掻き落としに掛ける時間
を長くとることができる。
【0034】以下、本例の動作を図2のタイミングチャ
ートに基づいて説明する。本例ではフィルムの掻き落と
しは等間隔プルダウン方式で行われる。図2には図6で
説明したテレビの走査波形(図2A)及び従来の等間隔
プルダウン方式の波形(図2B)を参考のために記載し
てある。
【0035】即ち、本例では図2Cに示す様に標準テレ
ビジョン方式の2.5フィールドをフィルム19の1駒
に対応させ、掻き落とし期間Pの周期は等間隔となって
等間隔の掻き落としとなる。即ち、図2Cで斜線部分1
0の掻き落とし部分は期間Pだけフィルムを間歇移動さ
せる。又、40は掻き落とし動作後の不安定部分で期間
Cの間振動している部分である。
【0036】12は光源14からの光が照射される部分
で、この露光が行われる照射期間eは各駒毎に1回行わ
れる。
【0037】他の区間f及びgはシャッタ4がクローズ
されている区間を示す。即ち、本例ではシャッタ4のク
ローズ期間が不等間隔となるが、図3に示す様に例えば
円盤状に形成されたシャッタ4の180度の羽根41a
及び41bと切欠き部42a及び42bとの関係を10
8度と72度に分割し、108度を3等分し、72度を
2等分して各々36度の範囲の切欠き42a,42bを
設ける様にすれば図2Cのf及びgで示すシャッタ不等
間隔期間を周期的に閉じることが出来る。
【0038】図2Dは図4Cと同様の奇数及び偶数のセ
ンサゲート(O及びE)を示すもので各駒の照射期間e
の間にO及びEセンサゲートに同時に電荷が蓄積され
て、Oセンサゲートからは図2EのCCD出力に示され
る様に第1駒目及び第4駒目の画像は1フィールド遅れ
て、Eセンサゲートからは同じく図2Eに示す様に1フ
レーム遅れて出力される。又、第2駒目及び第3駒目の
Eセンサゲートからの画像は1フィールド遅れ、Oセン
サゲートからの画像は1フレーム遅れて出力される。
【0039】更にCCD25R,25G,25Bから出
力された図2Eに示す各駒の画像情報は奇数及び偶数用
の例えば2個のフレームメモリ26及び27に供給され
図2Fに示すタイミングで読出し及び書込みが行われ
る、その結果図2Gに示す様なタイミングで駒変換が奇
数及び偶数フレームメモリ26及び27で行われてフィ
ルム19の24駒/秒がNTSC方式のテレビジョン信
号の60フィールド/秒に変換されることになる。
【0040】上述のフィルム19の等間隔での掻き落と
し動作は図1に示したフィルム駆動回路35が掻き落と
し機構16を駆動すると共に、上下スプロケット20及
び21並びに供給及び巻取リール等を駆動する。このフ
ィルム駆動回路35はCPU29によって制御されて、
等間隔でフィルム19の掻き落としが行われる。
【0041】又、映写機1内の光源14はライト電源1
5で点灯される。ライト電源15は動作時に点灯させ続
ける場合は特にCPU29で制御する必要もない。又、
1駒毎に図2Cに示す周期で点灯させる様にしてもよ
い。
【0042】シャッタモータをシャッタ駆動回路34が
駆動することで、シャッタ4は回動し、図3で説明した
f及びg期間でシャッタがクローズされる。勿論シャッ
タ駆動回路34はCPU29で制御される。
【0043】CCD駆動回路33もCPU29で制御さ
れ、フレーム読出し型CCD25R,25G,25Bの
奇数及び偶数のセンサゲートO及びEに照射期間同時に
各駒毎の画像情報が蓄積されて、1フィールド及び1フ
レーム遅れてCCDに出力される。
【0044】CCDから出力されて奇数フレームメモリ
26及び偶数フレームメモリ27に格納された第1乃至
第4の駒の画像情報は書込み読出し制御回路30で書込
み読出しが行われる。この制御は図2Fに示す様に、奇
数フレームメモリ26と偶数フレームメモリ27で読出
し及び書込みが交互に行われ、フィルム19の24駒/
秒がNTSC方式のテレビジョン60フィールド/秒の
画像に変換される。
【0045】即ち、本例ではCPU29は、CCD25
R,25G,25Bの奇数フィールドの信号蓄積開始タ
イミングと偶数フィールドの信号の読出しタイミングの
間の期間またはCCD25R,25G,25Bの偶数フ
ィールドの信号の蓄積開始タイミングと奇数フィールド
の信号の読出しタイミングの間の期間において光源14
からの光がCCD25R,25G,25Bに入射するよ
うにシャッタ4を制御し、フィルム19の間歇移動のタ
イミングが等間隔となるように移送手段20,21を制
御すると共に標準テレビジョン方式フィールド周波数に
応じたアドレス信号を奇数及び偶数フレームメモリ26
及び27に供給することによりこれらメモリからNTS
C方式のフィールド周波数のビデオ信号を得るようにす
ればよい。
【0046】プロセス処理回路28ではブランキング混
合、黒クリップ、利得制御、ペデスタル調整、シュージ
ング補正並にガンマ補正等が行われ、エンコーダに供給
されNTSC方式の如き標準テレビジョン方式のビデオ
信号に変換されることになる。
【0047】本発明は叙上の如く構成させたのでフィル
ム4の掻き落とし時間間隔が等間隔でありながら照射期
間eを長くとることが出来、掻き落とし時間も長く、フ
ィルムを傷つける可能性が減少し、フィルムの画質を傷
めず画質のよいテレシネ装置が得られる。掻き落とし速
度が遅くなり且つ等間隔の掻き落としのため光学系の振
動も少なく画面振れや解像度の低下も防げるものが得ら
れる。更に掻き落とし機構もシンプルに構成出来る。
【0048】又、従来の撮像管を用いたテレシネ装置の
場合、電子ビームを光電変換膜上を走査して電荷を読出
すので走査の開始点(画面上部)を終了点(画面下部)
では蓄積時間に1フィールド弱の時間差がある。このた
め、シャッタと電子ビームの走査との微妙なタイミング
調整が必要であったが、本例ではフィールド読出し型C
CD及びフィールドメモリを用いて駒変換を行っている
ので電荷を読出すタイミングはフィールド内では時間差
がないのでシャッタのタイミングを微調整する必要もな
く、等間隔プルダウンが得られる。
【0049】
【発明の効果】本発明のテレシネ装置によればフィルム
の掻き落としを1駒に1回とすることで掻き落とし機構
を簡単にし照射時間を長く出来ると共にフィルムを破損
させる可能性や面振れを減らし、画質のよいものが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレシネ装置の系統図である。
【図2】本発明のテレシネ装置のタイミングチャートで
ある。
【図3】本発明のテレシネ装置に用いるシャッタの平面
図である。
【図4】本発明の原理説明用のフレーム読出しCCDの
説明図である。
【図5】従来のテレシネ装置の系統図である。
【図6】従来のテレシネ装置のフィールド読出しタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 映写機 2 レンズ 3 分光系路 4 シャッタ 14 光源 25R,25G,25B フレーム読出しCCD 26,27 奇偶フレームメモリ 29 CPU 30 書込み読出し制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを移送する移送手段と、上記フ
    ィルムに光を照射する光源と、上記光源からの光を選択
    的に遮断するシャッタと、上記フィルムを透過して入射
    された光を映像信号に変換する撮像手段を備えたテレシ
    ネ装置において、 上記撮像手段を奇偶同時露光順次読み出し方式のCCD
    撮像素子で構成し、上記CCD撮像素子の出力信号を記
    憶するメモリと、 上記シャッタの動作及び上記CCD撮像素子の動作及
    び、上記メモリの書込み及び読出し動作を制御する制御
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記CCD撮像素子の奇数フィールド
    の信号の蓄積開始タイミングと偶数フィールドの信号の
    読出しタイミングの間の期間または上記CCD撮像素子
    の偶数フィールドの信号の蓄積開始タイミングと奇数フ
    ィールドの信号の読出しタイミングの間の期間において
    上記光源からの光が上記CCD撮像素子に入射するよう
    に上記シャッタを制御し、かつ上記フィルムの間歇移動
    のタイミングが等間隔となるように上記移送手段を制御
    すると共に、標準テレビジョン方式のフィールド周波数
    に応じたアドレス信号を上記メモリに供給することによ
    り上記メモリから標準テレビジョン方式のフィールド周
    波数のビデオ信号を得るようになされていることを特徴
    とするテレシネ装置。
JP4025367A 1992-02-12 1992-02-12 テレシネ装置 Pending JPH05227473A (ja)

Priority Applications (5)

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