JPH05227447A - 水平同期再生回路 - Google Patents

水平同期再生回路

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JPH05227447A
JPH05227447A JP2388692A JP2388692A JPH05227447A JP H05227447 A JPH05227447 A JP H05227447A JP 2388692 A JP2388692 A JP 2388692A JP 2388692 A JP2388692 A JP 2388692A JP H05227447 A JPH05227447 A JP H05227447A
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JP
Japan
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circuit
horizontal
pulse
period
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2388692A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nakao
尾 敦 中
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの外乱に対して安定した動作を行うと
ともにVTRのスキューに対しても良好な応答性を得
る。 【構成】 複合映像信号から水平同期信号を分離する同
期分離回路2と、水平同期再生を行なうための発振周波
数を出力する発振回路5と、発振周波数に基づいて水平
同期パルス及び水平同期信号期間相当のパルスを生成す
るロジック回路6と、水平同期パルスと水平同期信号の
位相が一致しているかどうかを判別する判別回路7と、
水平同期信号を積分する積分回路3と、水平同期パルス
と水平同期信号の位相が一致している場合に、水平同期
信号期間相当のパルスの期間以外で積分回路を動作させ
るように制御する制御手段9と、積分回路の出力と水平
同期パルスの位相を比較し、この比較結果に基づいて発
振回路から出力される発振周波数を制御する位相検波回
路4と、を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像機に用いられる水平同期再生回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン受像機に用いられる
従来の水平同期再生回路の構成を図4に示す。図4にお
いて、入力端子31から同期分離回路32には複合映像
信号が供給される。同期分離回路32では同期分離が行
われ、分離された同期信号(SYN)は、同期信号通過
窓形成回路33及び水平ロック判別34に供給される。
【0003】同期信号通過窓形成回路33を通過した同
期信号(SYN)は、位相検波回路35に供給され、こ
こで電圧制御発振器36からの32fH(fH:水平周
波数)を分周して得られるfHパルスと位相比較され、
位相検波される。分周器は、ロジック回路37の内部に
設けられている。
【0004】位相検波出力は、電圧制御発振器36の制
御端子に供給される。これにより、電圧制御発振器36
の発振周波数は、同期信号(SYN)とfHパルスと
は、位相が一致するように制御される。つまり位相ロッ
クループ(PLL)回路が構成されている。さらに、ロ
ジック回路37は、32fHのパルスを用いて4μsの
幅のパルスと8μsの幅のパルスを水平周期で出力する
ように構成されている。以下、これらのパルスを4μs
パルスと8μsパルスと言うことにする。
【0005】図5は、水平同期信号(SYN)とfHパ
ルスとの位相が一致したときの各部の信号波形である。
4μsパルスと8μsパルスの位相センターは、同期信
号の中心と一致するように設定されている。
【0006】水平ロック判別回路34は、同期信号(S
YN)と4μsパルスの位相が一致しているときは、ハ
イレベルの判別出力を同期信号通過窓回路33に供給
し、又、同期信号(SYN)と4μsパルスの位相が不
一致のときはローレベルの判別出力を供給する。同期信
号通過窓回路33は、ハイレベルの判別出力が供給され
ている状態では、垂直期間及び同期信号(SYN)の期
間以外及び8μsパルスの期間以外は、入力信号を通過
させないように構成され、また8μsパルスの期間以内
は、全て通過させるように構成されている。又、この同
期信号通過窓回路33は、ローレベルの判別出力が供給
されているとき、入力信号のすべてを通過させるように
構成されている。
【0007】従って、一度、同期引込みが行われ、ロッ
ク状態が確立すると、同期が乱れて、8μsパルスの期
間以外に同期信号が到来しても、PLL回路は、自由発
振状態を維持して安定した同期再生を維持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般にビデオテープレ
コーダ(以下、VTRともいう)においては、通常の再
生モードにおいてもヘッドの切換えポイント(垂直ブラ
ンキング期間)ではスキューが発生している。したがっ
て、VTR使用時には図5に示すfHパルスと同期信号
(SYN)の位相が不一致となり、同期信号はロジック
回路37から得られた水平周期で8μsecの幅のパル
ス(図5(E)参照)の期間以内に位置しないことにな
る。このため図4に示す水平同期再生回路においては、
同期信号通過窓回路33は信号を通過させず、位相検波
回路35には同期信号が入力されないため電圧制御発振
器36はフリーラン状態となり、水平の引込み(前記水
平同期信号と前記水平同期パルスの位相が一致するまで
の時間)が遅れることになる。
【0009】そこで、VTR使用時にはノンロック判別
出力を強制的に出力できるようにスイッチを設けること
が考えられるが、この場合は必要に応じてユーザーが手
動で切換えを行わなくてはならないため、操作が複雑と
なって好ましくない。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、VTRの使用の有無にかかわらず、ノイズに
よる外乱に対して安定した動作を行うとともに、VTR
のスキューに対しても応答性が良好な水平同期再生回路
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による水平同期再
生回路は、複合映像信号から水平同期信号を分離する同
期分離回路と、水平同期再生を行なうための発振周波数
を出力する発振回路と、発振周波数に基づいて水平同期
パルス及び水平同期信号期間相当のパルスを生成するロ
ジック回路と、水平同期パルスと水平同期信号の位相が
一致しているかどうかを判別する判別回路と、水平同期
信号を積分する積分回路と、水平同期パルスと水平同期
信号の位相が一致している場合に、水平同期信号期間相
当のパルスの期間以外で積分回路を動作させるように制
御する制御手段と、積分回路の出力と水平同期パルスの
位相を比較し、この比較結果に基づいて発振回路から出
力される発振周波数を制御する位相検波回路と、を備え
ていることを特徴とする。
【0012】
【作用】このように構成された本発明による水平同期再
生回路によれば、水平同期パルスと水平同期信号の位相
が一致しているときは、水平同期信号期間相当のパルス
の期間以外では積分手段が動作する。このため、同期分
離出力の対ノイズ性能が向上する。又VTRのスキュー
が発生した時は積分手段が動作しないものの、同期分離
された水平同期信号は常に得られ、応答性が良好とな
る。
【0013】
【実施例】本発明による水平同期再生回路の一実施例の
構成を図1に示す。この実施例の水平同期再生回路は、
同期分離回路2と、積分回路3と、位相検波回路4と、
電圧制御発振器5と、ロジック回路6と、水平ロック判
別回路7と、反転回路8と、AND回路9とを備えてい
る。
【0014】次に本実施例の構成と作用を説明する。入
力端子1には複合映像信号が供給され、同期分離回路2
に入力される。同期分離回路2によって分離された同期
信号は水平ロック判別回路7に入力されるとともに、積
分回路3を介して、位相検波回路4に入力される。位相
検波回路4には、ロジック回路6から水平周波数のfH
パルスが供給されている。位相検波回路4は、両入力信
号の位相比較を行い、その位相差を32fHの発振出力
を得る電圧制御発振器5の制御端子へ供給している。
【0015】この電圧制御発振器5で得られた32fH
発振出力は、ロジック回路6に入力される。ロジック回
路6は32fHの信号を分周して水平周期信号fHを作
成し、水平偏向回路(図示せず)等に供給する。さらに
ロジック回路6からは32fHの信号を用いて4μse
c幅のパルスと8μsec幅のパルスが水平周期で出力
されている。4μsec幅のパルスは、水平ロック判別
回路7に供給され、8μsec幅のパルスは反転回路8
を介してAND回路9の一方の入力端子に供給されてい
る。このAND回路9のもう一方の入力端子には、水平
ロック判別回路7の判別出力が供給される。
【0016】水平ロック判別回路7は、同期分離回路2
で分離された水平同期信号と4μsec幅のパルスとの
位相が一致している場合(ロック状態)は、ハイレベル
を出力し、不一致の場合(ノンロック状態)はローレベ
ルを出力する。
【0017】これにより、8μsec幅のパルス期間内
で判別出力がハイレベル(ロック状態)であれば、AN
D回路9の出力はローレベルとなり、8μsec幅のパ
ルス期間以外で、判別出力がハイレベルであれば、AN
D回路9の出力はハイレベルとなる。
【0018】また、8μsec幅のパルス期間内で、判
別出力がローレベルであれば、AND回路9の出力はロ
ーレベルとなり、8μsec幅のパルス期間以外であっ
ても、判別出力がローレベルであれば、AND回路9の
出力はローレベルとなる。
【0019】そして、積分回路3は、例えば図2に示す
構成からなっており、制御端子にローレベルが入力され
た時は積分回路としては動作せずに、同期分離回路2か
ら出力された水平同期信号を位相検波回路4へそのまま
の状態で供給する。制御端子にハイレベルが入力された
時は積分回路として動作し、同期分離回路2から出力さ
れた水平同期信号を積分したものが、位相検波回路4へ
供給されことになる。
【0020】この積分回路3の動作による水平同期信号
出力の変化を図3(A),(B),(C)を参照して説
明する。
【0021】図3(A)は複合映像信号の変化を示して
おり、aは同期信号である。破線は同期分離回路2の同
期分離レベルである。図3(B)は同期分離回路2から
の水平同期信号出力の変化を示しており、この水平同期
信号は積分回路3へ入力される信号である。図3(C)
は水平同期がロック状態にあるときの積分回路3からの
出力信号を示している。すなわち、この積分回路3は8
μsec幅のパルス期間内では、積分回路としては動作
せず、8μsec幅のパルス期間以外では、積分回路と
して動作し、ノイズなどの不要成分を除去する。また、
ノンロック状態においては、積分回路3は動作しないの
で、VTRのスキューなどで同期信号の位相と不一致と
なっても図3(B)に示すような同期信号出力が位相検
波回路へ供給される。
【0022】以上説明したように本実施例によれば弱電
界などのノイズによる外乱があっても安定した動作を得
ることができるとともに、VTRを使用した場合に、V
TRのスキューに対しても応答性が良好となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、VTRの使用の有無に
かかわらずノイズによる外乱に対して安定した動作を行
うとともに、VTRのスキューに対しても応答性が良好
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明にかかる積分回路の一具体例を示す回路
図。
【図3】実施例の動作を説明する信号波形図。
【図4】従来の水平同期再生回路の構成を示すブロック
図。
【図5】従来の水平同期再生回路の動作を説明する信号
波形図。
【符号の説明】
2 同期分離回路 3 積分回路 4 位相検波回路 5 電圧制御発振器 6 ロジック回路 7 水平ロック判別回路 8 反転回路 9 AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合映像信号から水平同期信号を分離する
    同期分離回路と、水平同期再生を行なうための発振周波
    数を出力する発振回路と、前記発振周波数に基づいて水
    平同期パルス及び水平同期信号期間相当のパルスを生成
    するロジック回路と、前記水平同期パルスと前記水平同
    期信号の位相が一致しているかどうかを判別する判別回
    路と、前記水平同期信号を積分する積分回路と、前記水
    平同期パルスと前記水平同期信号の位相が一致している
    場合に、前記水平同期信号期間相当のパルスの期間以外
    で前記積分回路を動作させるように制御する制御手段
    と、前記積分回路の出力と前記水平同期パルスの位相を
    比較し、この比較結果に基づいて前記発振回路から出力
    される前記発振周波数を制御する位相検波回路と、を備
    えていることを特徴とする水平同期再生回路。
JP2388692A 1992-02-10 1992-02-10 水平同期再生回路 Pending JPH05227447A (ja)

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