JPH05227409A - 画像通信装置 - Google Patents
画像通信装置Info
- Publication number
- JPH05227409A JPH05227409A JP4027690A JP2769092A JPH05227409A JP H05227409 A JPH05227409 A JP H05227409A JP 4027690 A JP4027690 A JP 4027690A JP 2769092 A JP2769092 A JP 2769092A JP H05227409 A JPH05227409 A JP H05227409A
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- JP
- Japan
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- original
- mark
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- Character Discrimination (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿の任意部分を選択的に除いてファクシミ
リ送信する。 【構成】 読み取り搬送中の原稿から特定マークの検出
を行なわせるとともに、その検出区間での読取画情報を
選択的に無効化させる。 【効果】 マークにより原稿上で直接指定される部分の
読取画情報だけを無効化して送信することができる。
リ送信する。 【構成】 読み取り搬送中の原稿から特定マークの検出
を行なわせるとともに、その検出区間での読取画情報を
選択的に無効化させる。 【効果】 マークにより原稿上で直接指定される部分の
読取画情報だけを無効化して送信することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿から画像を読み取
ってファクシミリ送信する画像通信装置に関する。
ってファクシミリ送信する画像通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の装置は、原稿読取装置
（スキャナー）、符号化装置、通信制御装置などを有
し、副走査方向に搬送される原稿を主走査方向から順次
読み取って符号化し、所定の通信手順にしたがってファ
クシミリ送信させることが行なわれていた。
（スキャナー）、符号化装置、通信制御装置などを有
し、副走査方向に搬送される原稿を主走査方向から順次
読み取って符号化し、所定の通信手順にしたがってファ
クシミリ送信させることが行なわれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる構成に
よれば、原稿のある部分を除いて送信したいような場合
に、その部分を除いた原稿をコピーなどによって別に作
成しなければならなくなる、という問題があった。
よれば、原稿のある部分を除いて送信したいような場合
に、その部分を除いた原稿をコピーなどによって別に作
成しなければならなくなる、という問題があった。
【０００４】上述の問題は以下の理由で生じる。すなわ
ち、原稿を読み取りながら送信するこの種の装置では、
原稿からの読取画情報がそのまま送信されるため、当然
のことながら、原稿と異なる内容の画情報を送信するこ
とはできない。このため、たとえば原稿のある部分を空
白にして送信したい場合には、その部分に白紙を貼って
コピーすることにより、所望部分を空白にした送信用の
原稿を別に作成するか、あるいは大がかりな画像編集装
置を使って原稿からの読取画情報に編集を加えなければ
ならなかった。
ち、原稿を読み取りながら送信するこの種の装置では、
原稿からの読取画情報がそのまま送信されるため、当然
のことながら、原稿と異なる内容の画情報を送信するこ
とはできない。このため、たとえば原稿のある部分を空
白にして送信したい場合には、その部分に白紙を貼って
コピーすることにより、所望部分を空白にした送信用の
原稿を別に作成するか、あるいは大がかりな画像編集装
置を使って原稿からの読取画情報に編集を加えなければ
ならなかった。
【０００５】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
もので、送信用の原稿を別に作成したり、大がかりな装
置を使用したりすることなく、原稿の任意部分を選択的
に除いてファクシミリ送信することができる画像送信装
置を提供することを目的とする。
もので、送信用の原稿を別に作成したり、大がかりな装
置を使用したりすることなく、原稿の任意部分を選択的
に除いてファクシミリ送信することができる画像送信装
置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、読み取り搬送中の原稿から特定マークの検
出を行なわせるとともに、その特定マークが検出された
区間での読取画情報を選択的に無効化させる、という構
成を備えたものである。
決するため、読み取り搬送中の原稿から特定マークの検
出を行なわせるとともに、その特定マークが検出された
区間での読取画情報を選択的に無効化させる、という構
成を備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明は、上述の構成によって、特定マークに
よって原稿上で直接指定される部分の読取画情報だけを
無効化して送信することができるため、送信用の原稿を
別に作成したり、大がかりな装置を使用したりすること
なく、原稿の任意部分を選択的に除いてファクシミリ送
信させることが可能となる。
よって原稿上で直接指定される部分の読取画情報だけを
無効化して送信することができるため、送信用の原稿を
別に作成したり、大がかりな装置を使用したりすること
なく、原稿の任意部分を選択的に除いてファクシミリ送
信させることが可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
明する。
【０００９】なお、図において、同一符号は同一または
相当部分を示すものとする。図１は本発明の一実施例に
よる画像通信装置の概略構成を示すものであって、１は
原稿１０を副走査方向に搬送しながら主走査方向から順
次読み取る原稿読取装置（スキャナー）、１１はその読
み取りを行なうラインイメージセンサー部、２は原稿１
０からの読取画情報Ｐｒを情報圧縮のために符号化する
符号化部、３は符号化された画情報を所定の通信手順に
したがって回線Ｌからファクシミリ送信させる通信制御
部、４は各部の動作を集中的に制御する中央制御部、５
は操作部、６は読み取り搬送中の原稿１０から特定マー
クの検出を行うマークセンサー、７は上記マークセンサ
ー６の検出に基づいて動作する画情報伝達制御回路であ
る。
相当部分を示すものとする。図１は本発明の一実施例に
よる画像通信装置の概略構成を示すものであって、１は
原稿１０を副走査方向に搬送しながら主走査方向から順
次読み取る原稿読取装置（スキャナー）、１１はその読
み取りを行なうラインイメージセンサー部、２は原稿１
０からの読取画情報Ｐｒを情報圧縮のために符号化する
符号化部、３は符号化された画情報を所定の通信手順に
したがって回線Ｌからファクシミリ送信させる通信制御
部、４は各部の動作を集中的に制御する中央制御部、５
は操作部、６は読み取り搬送中の原稿１０から特定マー
クの検出を行うマークセンサー、７は上記マークセンサ
ー６の検出に基づいて動作する画情報伝達制御回路であ
る。
【００１０】ここで、上記マークセンサー６は、図２に
示すように、ラインイメージセンサー１１の手前にて、
副走査方向（矢印方向）に読み取り搬送中の原稿１０か
ら特定マーク６１の有無を検出する。
示すように、ラインイメージセンサー１１の手前にて、
副走査方向（矢印方向）に読み取り搬送中の原稿１０か
ら特定マーク６１の有無を検出する。
【００１１】特定マーク６１は、たとえば裏面に粘着剤
が塗布された任意長の磁性体テープを用いることによ
り、原稿１０の任意の位置に付すことができる。この場
合の上記マークセンサー６としては、たとえば磁気セン
サーが使用される。
が塗布された任意長の磁性体テープを用いることによ
り、原稿１０の任意の位置に付すことができる。この場
合の上記マークセンサー６としては、たとえば磁気セン
サーが使用される。
【００１２】なお、磁性体テープ以外の特定マーク６１
としては、たとえばアルミニウム箔などの導電性あるい
は光反射性の素材を用いることもできる。この場合は、
渦電流検出方式の金属センサーあるいは反射光検出方式
の光センサーを使って検出を行なわせる。
としては、たとえばアルミニウム箔などの導電性あるい
は光反射性の素材を用いることもできる。この場合は、
渦電流検出方式の金属センサーあるいは反射光検出方式
の光センサーを使って検出を行なわせる。
【００１３】画情報伝達制御回路７は、この実施例で
は、図２に示すように、上記特定マークセンサー６の検
出出力Ｓｏのタイミング調整を行なう遅延回路７１と、
この遅延回路７１でタイミング調整された検出出力Ｓｏ
によって上記読取画情報Ｐｒの伝達を制御するゲート回
路７２によって構成されている。なお、この画情報伝達
制御回路７の機能は、中央制御部４によってソフトウェ
ア的に構成してもよい。
は、図２に示すように、上記特定マークセンサー６の検
出出力Ｓｏのタイミング調整を行なう遅延回路７１と、
この遅延回路７１でタイミング調整された検出出力Ｓｏ
によって上記読取画情報Ｐｒの伝達を制御するゲート回
路７２によって構成されている。なお、この画情報伝達
制御回路７の機能は、中央制御部４によってソフトウェ
ア的に構成してもよい。
【００１４】上記遅延回路７１は、イメージセンサー１
１の読取位置と特定マークセンサー６との間の距離によ
って生じる上記検出出力Ｓｏの時間的ずれをシフトレジ
スタなどによって遅延調整する。上記ゲート回路７２
は、タイミング調整された上記特定マークセンサー６の
検出出力Ｓｏが非検出状態のときに上記読取画情報Ｐｒ
を通過伝達させる一方、その検出出力Ｓｏが検出状態に
なったときに、その検出区間での読取画情報Ｐｒを選択
的に無効にする。このとき、その無効となる部分は、ゲ
ート回路７２の出力が”１”または”０”に固定される
ことにより、全白の疑似画情報に置き換えられる。
１の読取位置と特定マークセンサー６との間の距離によ
って生じる上記検出出力Ｓｏの時間的ずれをシフトレジ
スタなどによって遅延調整する。上記ゲート回路７２
は、タイミング調整された上記特定マークセンサー６の
検出出力Ｓｏが非検出状態のときに上記読取画情報Ｐｒ
を通過伝達させる一方、その検出出力Ｓｏが検出状態に
なったときに、その検出区間での読取画情報Ｐｒを選択
的に無効にする。このとき、その無効となる部分は、ゲ
ート回路７２の出力が”１”または”０”に固定される
ことにより、全白の疑似画情報に置き換えられる。
【００１５】以上のように構成された画像通信装置につ
いて、以下その動作を説明する。上述した装置では、図
３に示すように、原稿１０からの読取画情報Ｐｒの中の
特定範囲ｈだけを選択的に無効化し、さらにこの無効化
した範囲ｈを全白画情報（または全黒画情報）に置き換
えた画面をファクシミリ送信することができる。
いて、以下その動作を説明する。上述した装置では、図
３に示すように、原稿１０からの読取画情報Ｐｒの中の
特定範囲ｈだけを選択的に無効化し、さらにこの無効化
した範囲ｈを全白画情報（または全黒画情報）に置き換
えた画面をファクシミリ送信することができる。
【００１６】このとき、その無効化する特定範囲ｈの指
定は、原稿１０に付す特定マーク６１の長さおよび位置
により、原稿１０の上で直接任意に指定することができ
る。また、原稿１０に付した特定マーク６１は、その特
定マーク６１の部分からの読取画情報が無効化されて送
信されないことにより、受信側で受信再生した文書に
は、特定マーク６１の部分がきれいな空白となって記録
される。
定は、原稿１０に付す特定マーク６１の長さおよび位置
により、原稿１０の上で直接任意に指定することができ
る。また、原稿１０に付した特定マーク６１は、その特
定マーク６１の部分からの読取画情報が無効化されて送
信されないことにより、受信側で受信再生した文書に
は、特定マーク６１の部分がきれいな空白となって記録
される。
【００１７】これにより、送信用の原稿を別に作成した
り、大がかりな装置を使用したりすることなく、原稿１
０の任意部分を選択的に除いてファクシミリ送信させる
ことができる。
り、大がかりな装置を使用したりすることなく、原稿１
０の任意部分を選択的に除いてファクシミリ送信させる
ことができる。
【００１８】なお、無効化部分での疑似画情報の置き換
えを行なわないようにすれば、図４に示すように、特定
マーク６１によって無効化を指示した区間ｈに相当する
長さ分を短縮した画面を送信することができ、これによ
り送信時間の短縮および受信側での記録紙の節約などが
はかれる。
えを行なわないようにすれば、図４に示すように、特定
マーク６１によって無効化を指示した区間ｈに相当する
長さ分を短縮した画面を送信することができ、これによ
り送信時間の短縮および受信側での記録紙の節約などが
はかれる。
【００１９】また、図示を省略するが、特定マークセン
サーを主走査方向に複数配設することにより、副走査方
向と主走査方向の両方で指定される区間内の読取画情報
を空白化して送信させるようにすることも可能である。
サーを主走査方向に複数配設することにより、副走査方
向と主走査方向の両方で指定される区間内の読取画情報
を空白化して送信させるようにすることも可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、読み取り搬送中の原稿から特定マークの検出を行な
わせるとともに、その特定マークが検出された区間での
読取画情報を選択的に無効化させることによって、特定
マークにより原稿上にて直接指定される部分の読取画情
報だけを無効化して送信することができるため、送信用
の原稿を別に作成したり、大がかりな装置を使用したり
することなく、原稿の任意部分を選択的に除いてファク
シミリ送信させることができる、という効果を有するも
のである。
は、読み取り搬送中の原稿から特定マークの検出を行な
わせるとともに、その特定マークが検出された区間での
読取画情報を選択的に無効化させることによって、特定
マークにより原稿上にて直接指定される部分の読取画情
報だけを無効化して送信することができるため、送信用
の原稿を別に作成したり、大がかりな装置を使用したり
することなく、原稿の任意部分を選択的に除いてファク
シミリ送信させることができる、という効果を有するも
のである。
【図１】本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成図
成図
【図２】同装置の一部を取り出して示す斜視図
【図３】同装置による原稿の読取画面と送信画面の一例
を示す図
を示す図
【図４】本発明の別の実施例の装置による原稿の読取画
面と送信画面の一例を示す図
面と送信画面の一例を示す図
１ 原稿読取装置（スキャナー） １０ 原稿 １１ ラインイメージセンサー部 Ｐｒ 読取画情報 ２ 符号化部 ３ 通信制御部 Ｌ 通信制御部 ４ 中央制御部 ５ 操作部 ６ 特定マークセンサー Ｓｏ 検出出力 ６１ 特定マーク ７ 画情報伝達制御回路
Claims (3)
- 【請求項１】 副走査方向に搬送される原稿を主走査方
向から順次読み取って符号化し、所定の通信手順にした
がってファクシミリ送信する画像通信装置であって、読
み取り搬送中の原稿から特定マークの検出を行うマーク
センサーと、このマークセンサーによって上記特定マー
クが検出された区間での読取画情報を選択的に無効にす
る制御手段とを備えた画像通信装置。 - 【請求項２】 副走査方向に搬送される原稿を主走査方
向から順次読み取って符号化し、所定の通信手順にした
がってファクシミリ送信する画像通信装置であって、読
み取り搬送中の原稿から特定マークの検出を行うマーク
センサーと、このマークセンサーによって上記特定マー
クが検出された区間での読取画情報を選択的に無効にす
るとともに、この無効部分を全白の疑似画情報に置き換
える制御手段とを備えた画像通信装置。 - 【請求項３】 副走査方向に搬送される原稿を主走査方
向から順次読み取って符号化し、所定の通信手順にした
がってファクシミリ送信する画像通信装置であって、読
み取り搬送中の原稿から磁性体テープの検出を行う磁気
センサーと、この磁気センサーによって上記磁性体テー
プが検出された区間での読取画情報を選択的に無効にす
る制御手段とを備えた画像通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027690A JPH05227409A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4027690A JPH05227409A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 画像通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05227409A true JPH05227409A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12227969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4027690A Pending JPH05227409A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05227409A (ja) |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4027690A patent/JPH05227409A/ja active Pending
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