JPH05227395A - 記録制御方法及び装置 - Google Patents

記録制御方法及び装置

Info

Publication number
JPH05227395A
JPH05227395A JP4025500A JP2550092A JPH05227395A JP H05227395 A JPH05227395 A JP H05227395A JP 4025500 A JP4025500 A JP 4025500A JP 2550092 A JP2550092 A JP 2550092A JP H05227395 A JPH05227395 A JP H05227395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image
recording head
head
start position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4025500A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Yamamoto
光洋 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4025500A priority Critical patent/JPH05227395A/ja
Publication of JPH05227395A publication Critical patent/JPH05227395A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドと記録媒体との副走査方向の相対
移動量を、その記録ヘッドによる記録幅単位とし、画像
記録開始位置の調整は記録ヘッドの記録要素を制御して
行うことにより、記録ヘッドの走査回数を固定にして記
録できる記録制御方法及び装置を提供することを目的と
する。 【構成】 記録媒体上の副走査方向の画像記録の開始位
置が設定されると、記録ヘッドによる記録幅単位に、そ
の設定された開始位置まで記録媒体に対する記録ヘッド
の相対位置を移動させる。こうして移動された状態で、
その開始位置に応じて記録ヘッドの有効とする記録要素
を決定して記録するように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドを主走査方
向に走査して記録ヘッドの記録幅単位に記録媒体に画像
の記録を行うように制御する記録制御方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドを主走査方向に走査し
て記録紙等の記録媒体に画像を記録するプリンタで画像
の記録を行う場合、その画像記録をの開始位置が外部機
器より与えられると、紙送り用モータ等を駆動して、そ
の画像の先頭が記録ヘッドの先頭の記録要素(インクジ
ェット式の記録ヘッドでは先頭ノズル)の位置にくるよ
うに記録紙を移動させていた。一般に、記録紙の副走査
方向の搬送長は、ステッピングモータ等で構成された紙
送り用モータの駆動ステップ数で規定されるため、記録
紙を任意の量だけ副走査方向に搬送することが可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】副走査方向に所定数の
記録要素を設けた記録ヘッドを用い、この記録ヘッドを
主走査方向に移動して記録を行う場合、その記録ヘッド
の1回の走査により記録される領域(バンドと呼ぶ)の
副走査方向の幅はその記録ヘッドの構成により予め定ま
ったものとなる。従って、記録される用紙サイズによっ
て、その用紙の1頁を記録するのに必要な記録ヘッドの
走査回数が予め決定される。このような走査回数は、特
にインクジェットプリンタ等におけるバンド処理や後端
処理などには重要な数値となっている。ところが前述し
たような紙送り制御を行うと、その頁全体を記録するの
に必要な記録ヘッドの走査回数が異なってしまい、前述
したようなバンド処理や後端処理が極めて難しくなって
しまう。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録ヘッドと記録媒体との副走査方向の相対移動量
を、その記録ヘッドによる記録幅単位とし、画像記録開
始位置の調整は記録ヘッドの記録要素を制御して行うこ
とにより、記録ヘッドの走査回数を固定にして記録でき
る記録制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録制御装置は以下の様な構成を備える。即
ち、記録ヘッドを主走査方向に走査して前記記録ヘッド
の記録幅単位に記録媒体に画像の記録を行うように制御
する記録制御装置であって、記録媒体上の副走査方向の
画像記録の開始位置を設定する設定手段と、前記記録ヘ
ッドによる記録幅単位に、前記設定手段により設定され
た開始位置まで前記記録媒体に対する前記記録ヘッドの
相対位置を移動させる移動手段と、前記移動手段により
移動された状態で、前記記録開始位置に応じて前記記録
ヘッドの有効とする記録要素を決定して記録する記録手
段とを有する。
【0006】上記目的を達成するために他の発明の記録
制御方法は以下の様な工程を備える。即ち、記録ヘッド
を主走査方向に走査して前記記録ヘッドの記録幅単位に
記録媒体に画像の記録を行うように制御する記録制御方
法であって、記録媒体上の副走査方向の画像記録の開始
位置を設定する工程と、前記開始位置に前記記録ヘッド
を位置付けた時、前記記録媒体が給紙用ローラ及び排紙
用ローラの少なくとも一方に挾持されなくなる場合、そ
の挾持されなくなる位置まで前記ローラにより前記記録
媒体を搬送する工程と、それ以降、前記記録ヘッドによ
る記録幅単位に、前記開始位置まで前記記録媒体に対し
て前記記録ヘッドの相対位置を移動させる工程と、この
移動された状態で、前記開始位置に応じて前記記録ヘッ
ドの有効とする記録要素を決定して記録する工程とを有
する。
【0007】
【作用】以上の構成において、記録媒体上の副走査方向
の画像記録の開始位置が設定されると、記録ヘッドによ
る記録幅単位に、その設定された開始位置まで記録媒体
に対する記録ヘッドの相対位置を移動させる。こうして
移動された状態で、その開始位置に応じて記録ヘッドの
有効とする記録要素を決定して記録するように動作す
る。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例における画像
処理システムを概略的に示す構成図である。
【0010】図1に示すように、この画像処理システム
は、デジタルカラー複写機101、ホストコンピュータ
103、そして外部操作装置109を、それぞれ画像メ
モリユニット102から延びるケーブルで接続した構成
である。107−1は画像メモリユニット102とデジ
タルカラー複写機101とを接続しているケーブル、1
07−2は画像メモリユニット102とホストコンピュ
ータ103とを接続するケーブル、107−3は画像メ
モリユニット102と外部操作装置109とを接続する
ケーブルをそれぞれ示している。
【0011】ここで、上記構成を具体的に説明する。図
1において、101はカラースキャナ及びインクジェッ
ト方式のプリンタを具備したデジタルカラー複写機(以
下、単に複写機と呼ぶ)である。この複写機101は、
圧板105の下に原稿を置きコピースタートキー104
を押すことにより単独でカラー複写画像を得ることがで
きる。また、複写機101のカラースキャナによって読
み取られた画像データは、同時にデジタルデータとして
ケーブル107−1を介して画像メモリユニット102
に送ることもできる。この送られた画像データは、例え
ばGP−IBなどの汎用I/F及びケーブル107−2
を介しホストコンピュータ103に送られ、様々な画像
編集処理が可能となっている。このホストコンピュータ
103で処理された画像データは、画像メモリユニット
102を介して複写機(スキャナプリンタ)101に送
られ、そこで編集画像を再生することができる。また、
外部操作装置109を接続することにより、複写機10
1を外部からより多機能に操作することができる。
【0012】図2は第1の実施例による複写機101の
内部構成を示す概略ブロック図であり、図3は第1の実
施例によるラインセンサ201の走査を説明するための
図である。
【0013】図2において、201はCCDラインセン
サ(以下、単にラインセンサと呼ぶ)であり、203は
その拡大図である。図2に示すように、このラインセン
サ201は走査方向にほぼ直交する方向にR,G,B,
R,G,B…というように各色のセンサが配置されてお
り、R,G,Bを1組として1画素としている。202
はA/D変換器、204はシェーディング補正回路、2
05,215は黒文字処理回路、206は変倍回路、2
07はスイッチユニット、208はデコード回路、20
9はLOG変換回路、210はマスキング回路、211
はエッジ処理回路、212はヘッドシェーディング回
路、213はγテーブル、214は2値化回路、216
は記録ヘッドをそれぞれ示している。
【0014】ラインセンサ201は、図3に示す様に、
原稿301に対して横方向のCCD主走査と、縦方向の
CCD副走査を順次行って、原稿301全体のスキャン
をBVE,VEなどの同期信号に従って、第1走査、第
2走査…の様に行う。ラインセンサ201の移動は、例
えばステッピングモータなどにより駆動され、図示しな
いCPUの制御によって、原稿画像301の任意の領域
をスキャンできる様になっている。ここで読み取ったデ
ータをプリンタに送る場合と、画像メモリユニット10
2に送る場合とで、スキャンの方法の違いを説明する。
【0015】図4は第1の実施例によるラインセンサ2
01の走査の詳細を説明する図である。
【0016】第1走査において、ラインセンサ201の
読取り幅は、ラインセンサ201の全画素(ここでは、
132画素としている)幅であり、画素1〜132の1
32画素を読み込んでいる。そして、この内、プリンタ
における第1走査による印刷幅として画素2〜129の
128画素を印刷し、他の画素は読み捨てている。これ
は、この複写機101がデータを印刷する際に誤差拡散
法等の印刷データの周辺データを用いて2値化する2値
化手法を採用しているためである。次に、第2走査の印
刷時には、ラインセンサ201を第2走査位置にまで移
動し、第1走査で走査した4画素分の領域(129〜1
32画素)を重複して再び読み込み、2値化の際のつな
ぎ処理及び印刷データとして用いている。このように、
プリンタに印刷する場合には、各走査ごとに数画素の重
ね読みを行っている。
【0017】ラインセンサ201により読取られた画像
信号は、A/D変換器202によってデジタル信号に変
換され、以下デジタル信号として処理される。
【0018】図5は第1の実施例における原稿読み取り
時のタイミングを示すタイミングチャートである。
【0019】上述した原稿読み取り時のタイミングにお
いて、図5(A)のBVEは原稿301に対するCCD
主走査のスタート点を示し、VEはCCD走査のタイミ
ングを決定している。ここで、ラインセンサ201(C
CD)は主走査方向に移動しながら各VEごとに画像デ
ータ(132画素)の読取りを行う。この画素データの
読取りタイミングを拡大して示したのが図5(B)で、
各画素はビデオクロックVCLKに同期してR,G,B
を1画素とする点順次でラインセンサ201より転送さ
れている。
【0020】この画像信号はA/D変換器202でデジ
タル信号に変換された後、次にシェーディング補正回路
204に入力され、CCD201の特性に合わせて白補
正・黒補正が行われる。このシェーディング補正回路2
04から出力された信号は、黒文字処理回路205に入
力される。ここでは原稿における黒文字を検出し、プリ
ント時に色にじみをなくし、黒文字の先鋭化を行うべく
処理を行う。この黒文字処理回路205に入力されたデ
ータは、黒文字を検出した後、1画素毎に、その処理を
決定するためのデータ“X”が、1画素(R,G,B)
の後に付加される。その様子を図5(C)に示す。
【0021】図6は第1の実施例によるデータ“X”の
データ構成を示す図である。黒文字処理については、ビ
ット0にその処理の有無が付加される。即ち、ビット0
が“1”であれば黒文字処理を行い、ビット0が“0”
であれば黒文字処理を行わないように設定される。さら
に、図6に示す様に他の画像処理に関する情報も付加さ
れる。
【0022】このように、データXが付加された画像デ
ータは、変倍回路206にて所望の大きさに変倍(拡大
/縮小)され、スイッチユニット207にて画像メモリ
ユニット102にケーブル107−1を介し転送され
る。また、スイッチユニット207は画像メモリユニッ
ト102が接続されていない場合、その選択によって変
倍回路206からの画像データを直接デコード回路20
8に転送することもできる。その結果、この複写機10
1を単独でカラーコピーマシンとして動かすことができ
る。なお、上記画像メモリユニット102は3バンド分
の画像データを格納できる容量を有している。
【0023】変倍回路206から、又はケーブル107
−1を介し画像メモリユニット102から出力される画
像信号は、スイッチユニット207を介しデコード回路
208に入力される。デコード回路208は付加されて
いるデータXの内容をデコードし、それぞれの処理ブロ
ックに対して図6に内容を示したデータXに対応する制
御信号(MIXDATA,NEGA,PHOTO,KB等) を出力する。そし
て、各処理ブロックはこれら制御信号に基づいて処理を
行う。
【0024】画像データは、LOG変換回路209、マ
スキング回路210にて濃度変換及びインクの特性に合
わせたマスキング演算処理が行われた後、エッジ処理回
路211にて画像の先鋭化が行われ、ヘッドシェーディ
ング回路212に入力される。ここでは、印刷ヘッド2
16のバラツキによりインクの吐出量、方向などが各画
素間で一定でないので、それらの補正を信号処理によっ
て行う。γテーブル213は印刷濃度を決める変換テー
ブルで、所望の濃度に調整できるようになっている。2
値化回路214では、制御信号(MIXDATA,NEGA,PHOTO)に
基づいて、多値の画像データから2値の画像データに変
換を行う。次に、黒文字処理回路215にて制御信号(K
B)に基づく制御で黒文字処理が行われ、インクジェット
方式の記録ヘッド216により印刷が行われる。この記
録ヘッド216の動作タイミングも、上述したラインセ
ンサ203と同様にBVE,VE等の同期信号に従って
いる。
【0025】図7は、第1の実施例の画像メモリユニッ
ト102の概略構成を示すブロック図である。同図によ
り、画像メモリユニット102における画像データの流
れを概略的に把握できる。
【0026】図7において、601は入力マスキング回
路、602はスムージング回路、604はγテーブル、
605、606はファースト・イン・ファースト・アウ
ト(FIFO)メモリ、607は画像メモリ、608は
アドレスカウンタ、609は水晶発振回路(以下、OS
C回路という)、610はγテーブル、611は拡大回
路、612はCPU、613は領域信号発生回路、61
4はビデオ/CPUインタフェース、615はI/Oを
それぞれ示している。
【0027】複写機101から転送された画像データ
は、ケーブル107−1を介し、入力マスキング回路6
01に入力される。送られてくる画像データは、CCD
201の色分解フィルタの特性のままであるため、ここ
で一般の規格、例えば、NTSCの規格の特性に適合さ
れるため演算を行う。この演算により、ホストコンピュ
ータ103での色データの扱いが統一でき、プリント時
の色再現の規格化も可能となる。この際、データXにつ
いては演算は行わずそのまま通過させる。
【0028】入力マスキング後の画像データは、スムー
ジング回路602に入力される。スムージング回路60
2では、モワレによる画像劣化を防止すべくスムージン
グ処理が行われる。この時スムージングに用いるマトリ
ックスは、2×1、2×2、3×3と3段階に選択でき
るようになっており、図示はしないが、CPU612か
らのデータセットにより選択できる。この際にも、デー
タXについて演算は行われない。
【0029】γテーブル回路604では、複写機101
よりのスキャナ入力画像を所望の階調特性にあった画像
に変調する。これも、前記同様にCPU612から自由
なテーブルがセットできるように構成されている。スム
ージング回路602、γテーブル回路604ともに、ホ
ストコンピュータ103からのコマンドによってCPU
612を介しユーザが自由に処理モードを選択できる。
【0030】γテーブル回路604によって補正された
画像データは、FIFO605を介して、アドレスを発
生するアドレス発生回路608によって指定される画像
メモリ607のアドレスに格納される。画像メモリ60
7及びアドレスカウンタ608は、複写機101からの
画像同期クロックVCLKによって制御を行うものでは
なく、画像メモリユニット102内のOSC回路609
から得られるクロックIVCLKによって制御、例えば
メモリリフレッシュのタイミング制御を行っている。こ
のクロック変換を行うため、画像データの入力、出力の
それぞれにFIFO605,606を設けている。従っ
て、もし、複写機101に異常があり、クロックVCL
Kが停止した場合等でも、画像メモリ607の内容を失
うことなく復帰ができる。
【0031】図8は第1の実施例による画像メモリ60
7を詳細に説明する図である。
【0032】同図において、画像メモリ607のアドレ
スは、CPU612から見てBVE方向にリニアなアド
レスとしている。複写機101のスキャナ及びプリンタ
で用いる画像データの形式と異なるため、この複写機1
01への入出力モード(以下ビデオ(Video) モードと示
す)の場合、アドレスの演算がより複雑になる。一方、
ホストコンピュータ103からI/O615を介して、
CPU612の制御の下に画像メモリ607に画像デー
タを転送する場合(以下、CPUモードと称す)、ホス
トコンピュータ103の画像ファイル形式は横方向に1
ラインごと線順次になっている場合が多く、アドレスの
演算が容易で有効となる。 <スキャナから画像メモリ607へのデータ書き込み>
図9は第1の実施例において、複写機101のスキャナ
から入力された画像データとアドレスカウンタ608か
ら出力されるアドレスデータのタイミングを示すタイミ
ングチャートであり、図10は第1の実施例によるデー
タXをサポートしない場合の画像メモリを説明するため
の図である。
【0033】BVE,VEのタイミング制御により、ク
ロックVCLKに同期して画像データがFIFO605
に順次書き込まれる。その後、少し時間をおいてアドレ
スカウンタ608からFIFORE信号(FIFO60
5の読出し信号)が出力され、FIFO605から画像
データがクロックIVCLKに同期して順次読み出され
る。これと同時に、アドレスカウンタ608も順次カウ
ントアップもしくは演算を行い、アドレス(図9)の
指定する番地にデータが書き込まれる。
【0034】ここで、ホストコンピュータ103のアプ
リケーションソフトがデータXをサポートしていない場
合は、アドレスの演算手段を変えるのみで対応がとれ
る。つまり、同図のアドレス(図9)に示すようなア
ドレスを順次出力すれば、データXの格納領域をつめて
他のデータを画像メモリ607に格納することにより対
応がとれる。VEの2ライン目以降は、データXの格納
されているアドレス(3,n+3、…)に対して再びR
データを書き込むため、図10に示すようにデータX
は、結果的にメモリ607から消えてしまう(格納され
ない)ことになる。これにより、ホストコンピュータ1
03がデータXをサポートしていない場合は、画像メモ
リ607を有効に使えることになる。この実施例では、
この画像メモリ607は、データXをサポートしない場
合、4バンド分のデータを格納することができる。
【0035】図11は、第1の実施例において、画像メ
モリ607のアドレスを生成するアドレスカウンタ60
8の構成を示す回路図であり、図12は図11に示す回
路における動作を示すタイミングチャートである。
【0036】図11において、901,907,91
0,913,915,916のそれぞれはレジスタを示
し、902,918,919のそれぞれはセレクタ、9
03,911のそれぞれはカウンタ、904,905,
908のそれぞれはフリップフロップを示している。ま
た、906,909,912のそれぞれは比較器、91
4,917のそれぞれは加算回路を示している。
【0037】図12に示すように、複写機101に対し
て原稿画像を読込むための起動がかかった場合等には、
BVE信号がロウレベルの間にCPU612から制御さ
れる信号SETにより、セレクタ919は予めレジスタ
901に設定しておいた読出し開始アドレスを選択して
出力する。この期間に、OSC回路609がVE信号に
基づいて作成するHS信号がロウレベルになると、セレ
クタ902により上記開始アドレスが選択され、クロッ
クIVCLKによりカウンタ903に、この開始アドレ
スがロードされる(時刻t1 )。このとき、フリップフ
ロップ904にも開始アドレスがセットされる。そし
て、BVE信号がハイレベルになると同時に、画像リク
エスト信号REQもロウレベルになる(時刻t2 )。
【0038】次に、1ラインの画像データ読出し期間を
規定するラインイネーブル信号LEの発生について説明
する。
【0039】HS信号によってリセットされたカウンタ
905の出力は、コンパレータ906に入力され、レジ
スタ907に予めセットされていたラインイネーブル・
スタート値と比較され、値が合致した場合に一致パルス
信号をフリップフロップ908に出力する(時刻t
3 )。また、同様にコンパレータ909はレジスタ91
0に予め設定されているラインイネーブル終了値と合致
した場合、一致パルスをフリップフロップ908に出力
する。フリップフロップ908はJ−Kフリップフロッ
プであり、これら2つの一致パルス信号の期間、即ちレ
ジスタ907とレジスタ910に設定される値で決まる
期間、ラインイネーブル信号LEを出力できる。このラ
インイネーブル信号LEは、カウンタ911,903及
びFIFO605のリードイネーブルとなり、FIFO
605より順次読出されたデータが、カウンタ903の
値で指定されたアドレスに格納される。
【0040】ここで、クロックIVCLKをカウントす
るカウンタ911とレジスタ913の設定値とをコンパ
レータ912が比較することによって、このコンパレー
タ912は、クロックIVCLKを4つ毎にロード信号
LDを発生する。このロード信号LDはカウンタ903
のロード信号となり、カウンタ903の出力アドレスと
予めレジスタ915に設定しておいた値とが加算回路9
14にて加算された値を、セレクタ902を介してカウ
ンタ903にロードする。ここで、このレジスタ915
に設定される値は、図8を例にとると、“m”となり
(図9のアドレス参照)、図10の場合は“n”なる
(図9のアドレス参照)。
【0041】カウンタ903におけるカウントが進み、
次のHSが入力されると、前述したフリップフロップ9
04に設定されている値とレジスタ916に設定されて
いる値とが加算回路917にて加算され、セレクタ91
8,919,902を通って次のライン先頭番地として
カウンタ903にロードされる。ここでレジスタ916
に設定される値は、前述した様にデータXのサポートの
有無に応じて変更される。図8の場合は“4”(図9の
アドレス参照)であり、図10の場合は“3”(図9
のアドレス参照)となる。
【0042】以上説明したように、カウンタ903から
出力されるアドレスが、セレクタ1201を介して画像
メモリ607に与えられ、これによって、スキャナより
読込まれた画像データが画像メモリ607に格納され
る。なお、セレクタ1201の詳細は後述する。 <画像メモリ607からホストコンピュータ103への
画像データ読み出し>画像メモリ607に格納された画
像データは、CPU612の制御の下にDMA転送によ
ってI/O615に送られ、ケーブル107−2を介し
てホストコンピュータ103に転送される。以下にその
動作について説明する。
【0043】図13は第1の実施例において、DAMに
より或いはCPU612から画像メモリ607をアクセ
スする場合の制御回路ブロック図である。
【0044】同図において、1201,1202のそれ
ぞれはセレクタ、1203,1205,1209のそれ
ぞれは加算回路、1204,1208のそれぞれはレジ
スタ、1206は開始アドレス、1207はフリップフ
ロップ、1210はレートマルチプライヤをそれぞれ示
している。
【0045】画像メモリ607は、複写機101との間
で画像データを転送する場合(ビデオモード)と、CP
U612もしくはホストコンピュータ103との間でデ
ータを転送する場合(以下、CPU・DMAモードと称
す)とで、アドレスの発生手段が異なる構成となってい
る。これは、ビデオモードの場合は転送レートが速く、
CPUモードと同じアクセス手段を採れないためであ
る。
【0046】セレクタ1201は、ビデオモードとCP
U・DMAモードとの切り換えセレクタで、所望するモ
ードに応じてCPU612より選択できる。セレクタ1
202は、CPU612から直接アクセスできるモード
(以下、CPUモードと称す)と、CMA転送を行うモ
ード(以下、DMAモードと称す)とを選択できる。例
えば、CPUモードを選択した場合、CPU612から
出力されるアドレスとレジスタ1204に設定される値
とを加算回路1203にて加算したアドレスが出力され
る。これは、この実施例では、画像メモリ607のメモ
リ容量は、データXをサポートする場合には3バンド分
の画像データを格納するのに相当する容量であるが、そ
れでも画像メモリ607の容量は大容量であるため、C
PU612がアクセスできるメモリ空間から逸脱してし
まう。このため、アドレスデータを加算することによ
り、CPU612がアクセスできるメモリ空間を広げて
いる。
【0047】DMAモードの場合、DMA開始アドレス
を設定するレジスタ1206と、読み出し信号IORD
もしくは書き込み信号IOWRをクロックとするフリッ
プフロップ1207の出力を加算したデータがアドレス
として出力される。フリップフロップ1207は、加算
回路1209の出力を信号IORD・IOWRのパルス
ごとにラッチし、その出力をレジスタ1208の設定値
と加算する加算回路1209に戻している。これによ
り、例えばレジスタ1208の設定が“3”の場合は3
の倍数、“4”の場合は4の倍数がフリップフロップ1
207の出力として得られる。この結果、加算記120
5から出力されるアドレスは、開始アドレスに信号IO
RD・IOWRのパルスごとにある整数の倍数を加算し
たアドレスとなる。これは、図8に示す様に、画像デー
タはリニアアドレス方向に対して点順次として格納され
ているため、例えばR(赤)のデータのみ所望する線順
次転送の場合、開始アドレス“0”に4の倍数を加算し
たアドレスを発生する必要があるからである。また、開
始アドレス設定時にはフリップフロップ1207はリセ
ットされている。
【0048】また、IOWRパルスはレートマルチプラ
イヤ1201に入力され、この出力によってIOWRパ
ルス自身を間引くことにより、ホストコンピュータ10
3からの画像データの転送時に画像データを縮小して転
送することも可能となる。これは、IOWRパルスを間
引くことにより、フリップフロップ1207から出力さ
れるアドレス値が更新されないため可能となる。
【0049】以上述べた手段により、各走査の終了ごと
にメモリ607に格納された画像データを、ホストコン
ピュータ103へ転送している。以上の説明は、複写機
101のスキャナからホストコンピュータ103へデー
タを転送する場合についてである。 <ホストコンピュータ103から画像メモリ607への
データ書き込み>次にホストコンピュータ103からプ
リンタまでの動作を図7に戻って説明する。ホストコン
ピュータ103で編集された画像データは、ケーブル1
07−2を介して順次I/O615に転送される。この
転送された画像データは、画像メモリユニット102内
ではDMA転送により画像メモリ607に格納される。
この時、前述した様に、信号IORDにより図13のス
タートレジスタ1206に設定されている開始アドレス
から順次アドレスを発生させる。例えば、線順次の場合
ならば“3”もしくは“4”ごとのアドレスを発生する
べくレジスタ1208の値を設定する。ここで、ホスト
コンピュータ103がデータXをサポートしているなら
ばレジスタ1208の設定値を“4”とすることによ
り、図8に示す様に格納し、逆にデータXをサポートし
てない場合にはレジスタ1208の設定値を“3”とす
ることにより、図10に示すようにデータXを含まない
画像データを格納していく。 <画像メモリ607からプリンタへのデータ読み出し>
ホストコンピュータ103からのデータ転送が終了する
と、図13に示すセレクタ1201によりカウンタ90
3の出力値を選択して、アドレスバスをビデオモードに
する。ビデオモードでの画像データの読出しは、書込み
時と同様に、図11のレジスタ901にセットする開始
アドレスからBVE,VE及びIVCLKのタイミング
制御により順次アドレスが演算され、このアドレスに従
って画像メモリ607よりの画像データの読出しが行わ
れる。
【0050】ここで、図10に示すように、ホストコン
ピュータ103がデータXをサポートしない場合の読み
出しタイミングチャートを図14に示す。
【0051】図14において、LE信号がロウレベルと
なる(時刻t11)と同時に図11のカウンタ903,9
11がカウントを開始し、アドレスを発生する。このと
き、図14のタイミングチャートに示す様に、常に余分
にデータRが読み出される。これと同時に、2ビットの
カウンタ927も動作させ、2ビットの信号γSELを
発生させる。このγSEL信号は、図7のγテーブル6
10に入力されて、色ごとにγテーブルとしての機能を
可能とするものである。即ち、γSEL信号が“0”の
時はRテーブル、“1”の時にはGテーブルに、“2”
の時にはBテーブルとなる。そして、γSEL信号が
“3”の時は、データX発生用テーブルが選択され、ホ
ストコンピュータ13がデータXをサポートしている場
合はデータスルーの設定をし、サポートしてない場合は
どんな入力データに対しても一定のデータをデータXと
して出力される様に設定している。よって、図14に示
す様に常にRを余分に読み出しておき、これをデータX
に変換している。
【0052】こうして第1走査分のデータ転送が終了す
ると、上述した様にアドレスを演算しながら順次読み出
して印刷を行う。第1走査分の印刷が終了すると、次に
第2走査分のデータ転送が行われ、上記を繰り返すこと
により、i画素のプリント出力を得る。
【0053】この時、図4(A)に示したような、つな
ぎ処理も必要であり、以下にその処理を説明する。
【0054】図15は、第1の実施例において、印刷画
素と画像メモリ607に格納されている画像データとの
関係を示す説明図である。
【0055】ホストコンピュータ103から画像メモリ
ユニット102の画像メモリ607へ第1走査分の画像
データ(第1転送画像)の転送が終了すると、VE方向
に画像メモリ607から132画素ずつ読出しが行われ
る。そのうち記録ヘッド216により第1走査で印刷が
行われるのは、画素2から画素129の128画素分で
ある。他の画素は、図4(A)を参照して説明した様
に、つなぎ処理として処理されるため印刷されない。
【0056】記録ヘッド216の第2走査時において、
画像メモリ607から読み出される画像データの読み出
し開始番地は、第1走査時の画素129に相当するが、
画素132までは第1転送画像としてホストコンピュー
タ103から画像メモリ607へデータが転送済である
ため、第2転送画像のデータ転送開始番地は画素133
以降の132画素分となる。こうして転送される第2転
送画像は、印刷終了した画像メモリ607の空領域に転
送されて記憶される。以上の様に、ホストコンピュータ
103から画像メモリ607へ順次画像データを転送す
ることによって、画像メモリ607を効率よく有効に使
え、そのメモリの転送回数も減らすことができる。
【0057】以上説明したように、画像メモリ607よ
り読出された画像データが、図7に示したγテーブル6
10、拡大回路611を通って所望の大きさに拡大され
た後FIFO606に入力される。
【0058】次に図16〜図18を参照して、本実施例
の画像処理システムにおける動作を説明する。ここでは
複写機101のスキャナで読取られ、或いはホストコン
ピュータ103より転送されて画像メモリユニット10
2の画像メモリ607に記憶されている画像データを、
ホストコンピュータ103のコマンドに基づいて複写機
101に出力する際の動作で説明する。
【0059】図16(A)は、複写機101において、
用紙1601の印刷可能領域1602の全てにプリント
する場合の、用紙1601に対する印刷可能領域160
2のサイズを示している。この場合は、原稿画像の全画
像領域が印刷可能領域に対応することになる。216は
前述したインクジェット法により記録を行う記録でヘッ
ドの位置を示している。また、図16(B)は印刷領域
1603が用紙1601の途中から開始している場合を
示し、この印刷領域1603を記録する先頭位置に記録
ヘッド216が位置した時の状態を示している。図16
(C)は、図16(B)の状態における記録ヘッド21
6の一部拡大図である。
【0060】図16(A)において、aは記録ヘッド2
16のy軸方向の長さを示し、bは用紙1601の先端
より印刷領域1602の先端までの余白長、cは同じく
用紙1601の後端余白長、dは用紙1601の左端余
白長、そしてeは右端余白長を示している。更に、fは
画像スタートポジション移動量(記録ヘッド216の用
紙1601に対する副走査方向への移動量)、gは印刷
可能領域1601の先端より実際に印刷する画像領域1
603の先端までの距離、hは記録ヘッド216の上部
先頭より実際に画像を記録する画像領域の先頭位置まで
の長さを示している。又、図16(A),(B)中、右
端に示された数字1,2,…n−3,n−2,n−1,
nのそれぞれは、記録ヘッド216の走査数(バンド
数)を示している。尚、図16において、記録ヘッド2
16はy軸方向(副走査方向)へは移動できないため、
用紙1601が副走査方向に移動されて記録が行われ
る。
【0061】図16(C)において、記録ヘッド216
の撮像素子の×印は画像データを読取らない素子を意味
を示し、○印は画像データの記録を行う素子を意味して
いる。
【0062】上記構成において、図16(B)に示すよ
うな印刷領域1603に画像を印刷する場合、画像メモ
リユニット102は、ホストコンピュータ103で設定
された用紙1601の先端より印刷領域1603の先頭
までの距離g、又、記録ヘッド216の副走査方向の長
さaと式(1)に基づいて、印刷領域1603の先頭が
記録ヘッド216による記録位置に到達するまでに行な
われる、記録ヘッド216による走査される走査回数m
を求める。
【0063】 [g/a]mod =m[走査数](mは整数) …(1) ここで[A]mod =mにおいて、mは、A≧m(Aは実
数)である整数を示している。
【0064】さらに下式(2)より、画像印刷開始位置
までの記録ヘッド216の移動量(副走査方向移動量:
実際は用紙1601の副走査方向の移動量)fを求め
る。
【0065】a×m=f …(2) こうして、fの値が求まると、次に図16(C)におけ
る記録ヘッド216における画像先頭位置hを下式
(3)により求める。
【0066】g−f=h …(3) 上記式(1),(2)により求められた記録ヘッド21
6(用紙1601)の副走査方向の移動量fと走査数m
とを複写機101に送信する。この時の画像メモリ10
2のCPU612による制御を図17のフローチャート
に示す。
【0067】図17において、まずステップS1でホス
トコンピュータ103よりのデータを受信するとステッ
プS2に進み、ホストコンピュータ103より指示され
る、用紙1601の先端より印刷領域1603の先頭ま
での距離gを入力する。次にステップS3に進み、[g
/a]mod =m(a:ラインセンサ長)より、走査回数
mを算出する。そしてステップS4で、この走査回数m
を基に用紙1601の副走査方向への移動量fを求め、
更にステップS5で、g−f=hより記録ヘッド216
における先頭画像までの長さを求める。こうして得られ
た値、m,f,hを複写機101に出力する。これによ
り複写機101では、画像を印刷する前に移動量fに基
づいて用紙1601を副走査方向に搬送し、記録ヘッド
216のhで示されたインクジェットノズルより以降の
ノズルを用いて最初のバンドを走査して記録し、以下順
次記録ヘッド216を走査して記録を行う。こうするこ
とにより、図16(B)に示すように、副走査位置のど
の地点から印刷領域が開始されても、図16(A)に示
すように、用紙1601の全面を走査して記録する時と
同一の切れ目に記録ヘッド216を移動して印刷を行う
ことができる。又、現在印刷しているバンド数も求める
ことができる。
【0068】このような関係を説明するための図を、図
18に示す。
【0069】図18(A),(B)は画像メモリユニッ
ト102内部の画像メモリ607の内容の一例を表した
図である。ここでは画像メモリ607に、文字“A”の
パターンデータが記憶されているものとする。又、図
中、X,Yのそれぞれは、画像メモリ607のx方向、
y方向のそれぞれの長さを表し、図18における“a”
は前述の図16における記録ヘッド216の長さを示し
ている。又、このaで示された間隔で、画像メモリ60
7内の画像データが画像メモリユニット102より複写
機101に送信される。
【0070】図18(A)は、図16(A)に示すよう
に記録ヘッド216の先頭位置と画像データの先頭とが
重なっている場合(h=0の場合)での画像メモリ60
7よりのデータの読出しを示し、図18(B)は図16
(B)に示すように、記録ヘッド216の先頭と画像の
先頭とが異なっている場合(h≠0の場合)における、
画像メモリ607よりの画像データの読み出し順序を示
す図である。こうして画像メモリ607より、図18
(A)(B)のそれぞれで示す画像データが読出されて
記録された例を、図19(A)(B)のそれぞれに対応
付けて示す。
【0071】図20は、本システム中の複写機101に
おける後端処理シーケンスの開始バンド及び、そのバン
ドからその頁の最終バンドまでの印刷処理を説明するた
めの図である。この後端処理は、用紙サイズに応じて、
画像を記録した後の用紙の後端余白部分の長さcを残し
て画像の印刷を停止させる処理を示している。このよう
に、使用する用紙サイズによって、後端処理を開始する
スタートバンド数、又、1バンド中の印刷画素数も異な
るため、画像メモリユニット102は複写機101よ
り、使用している用紙サイズ及び1バンド中の印刷画素
数の情報を得ている。例えば用紙がA4サイズの用紙の
時は、1ページ分の記録は、記録ヘッド216を36回
走査することにより終了する。この際、後端処理は32
バンド目より開始され、33バンド目では用紙は1バン
ド当たり96パルスで副走査方向に搬送駆動されて副走
査方向に128画素が記録され、34バンド目では用紙
は1バンド当たり95パルスで副走査方向に搬送駆動さ
れて127画素が、35バンド目では用紙は1バンド当
たり95パルスで副走査方向に搬送駆動されて128画
素が記録される。 <第2の実施例>図21は本発明の第3の実施例におけ
る画像印刷例を示す図である。
【0072】図21において、2001は記録用紙、2
002は用紙2001上に記録された第1画像、200
3は同じく用紙2001上に記録された第2画像を示し
ている。又、2004は第1画像2002の先頭に位置
している記録ヘッドを示し、2005は第2画像200
3の先頭に位置している記録ヘッドを示している。更
に、2006は記録ヘッドの走査数(バンド数)を示し
ている。
【0073】図21において、画像メモリユニット10
2から第1画像2002の位置情報がカラー複写機10
1に送られると、記録ヘッド216が2004で示す走
査開始位置(第1走査目)に移動する。この時の移動量
は、前述の実施例と同様に、記録ヘッド216の副走査
方向の記録幅(a)の整数倍である。次に、第1画像2
002の記録走査が行われて、この画像2002の記録
が終了すると(3バンド走査後)、第2画像2003の
位置情報がカラー複写機101に上記のように送られ
る。このとき記録ヘッド216は、用紙2001中の非
画像部(空白部)を空送りして、2005で示す位置ま
で移動する。従って、この位置2005は記録ヘッドの
長さa(各バンドの副走査方向長)の整数倍の部分に位
置している。
【0074】以上のように、この第2の実施例によれ
ば、2つ以上の画像データを1枚の用紙上にプリントす
るレイアウトプリントの時、その用紙の紙送り方向(副
走査方向)における画像間隔が生じた場合は、最初の画
像データを記録した後、次の画像データの先頭まで記録
ヘッドの長さ(a)の整数倍だけ用紙を副走査方向に移
動させることにより、次の画像データの先頭位置を決定
して記録することができる。これにより、コピー時間を
短縮することができる。 <第3実施例>次に、図22及び図23を参照して本発
明の第3実施例を説明する。
【0075】図22は本実施例のカラー複写機101に
おける記録媒体(用紙)の搬送機構を示す概略図であ
る。
【0076】図22において、222は用紙の後端を検
出する後端検知センサ、223は排紙ローラ、224は
副走査ローラを示し、216は記録ヘッドを示し、前述
の実施例と同様に、副走査方向に長さaを有している。
又、rは、記録ヘッド216の先頭より用紙の後端まで
の長さを示している。又、図22の矢印Fは、用紙の搬
送方向を示している。
【0077】次に図23を参照して、用紙230の図示
したような印刷領域231に画像を記録する場合につい
て説明する。232は記録ヘッド216がホーム位置に
ある時の位置を示し、233は記録ヘッド216が印刷
を開始する時の最大スタート位置を示している。また、
234は印刷領域231に画像を記録する時の印刷開始
位置を示している。
【0078】この時の複写機101の動作を図24のフ
ローチャートを参照して説明する。前述の第1実施例と
同様に、メモリユニット102より記録動作の開始位置
を移動するコマンドがカラー複写機101に入力される
と、この複写機101は、記録ヘッド216をホーム位
置に移動し、用紙230を印刷を開始する位置に位置付
ける(ステップS11)。その記録開始位置234が最
大スタート位置233以降かどうかを調べ(ステップS
12)、図23のように最大スタート位置233以降で
あれば、その最大スタート位置233に記録ヘッド21
6が位置するように用紙230を搬送する(ステップS
13)。この間の用紙230の搬送は、排紙ローラ22
3及び副走査ローラ224によって行われる。尚、この
最大スタート位置233は、用紙230が排紙ローラ2
23及び副走査ローラ224のいずれにも挾持されて搬
送された状態で画像を記録することができる最大スター
ト位置を示している。
【0079】次に、この最大スタート位置233より、
実際に記録を開始するスタート位置234までの距離q
間では、記録ヘッド216は記録を行うことなく空スキ
ャンされ、この空スキャンに応じて用紙230が副走査
方向に搬送される(ステップS14及びS15)。そし
てステップS16に進み、実際に記録を行うバンドに到
達すると、前述の図16(B)(C)に示した場合と同
様にして、長さhに相当する分のインクジェットノズル
による記録を禁止し、残りのノズルでそのバンドを記録
する。そして、それ以降は前述の第1実施例で説明した
ように、画像の印刷処理を行い(ステップS17)、次
にステップS18で後端処理を行って画像の記録を終了
する。尚、ステップS12で実際に記録を開始するスタ
ート位置234が最大スタート位置233の手前であれ
ばステップS14に進み、前述第1実施例のように、各
バンド幅に応じて記録ヘッド216の走査回数を求め、
そこまで記録ヘッド216を移動した後、実際の記録動
作を開始する。
【0080】次に図25を参照して、本発明の第4実施
例について説明する。図25は、複写機101によりメ
モリユニット102よりの画像をレイアウトプリントし
た例を示す図である。
【0081】3003は記録ヘッド216のホーム位置
を示し、3004は第1画像3001の印刷が終了した
時の記録ヘッド位置を示している。3005は前述した
最大画像記録開始位置、3006は実際に第2画像30
02の記録を開始するバンドにおける画像記録スタート
位置を示している。
【0082】いま、メモリユニット102より画像の位
置情報と複写動作の開始が指示されると、記録ヘッド2
16は3003に示す位置より記録のためのスキャンを
開始する。こうして第1画像3001の記録が終了する
と、記録ヘッド216は3004で示す位置に到達す
る。いま、図25に示すように、第1画像3001と第
2画像3002との間隔が長い時は、第2画像3002
の開始位置まで用紙送りを行う。そして、第2画像30
02が用紙の後端近くに位置している時は、図25の最
大画像記録開始位置3005まで紙送りを行う。そし
て、この最大開始位置3005以降は、前述第3実施例
と同様にして空スキャンにより画像記録開始位置300
6まで記録ヘッド216を移動する。
【0083】なお、前述の実施例では、メモリユニット
102にホストコンピュータ103から画像の開始記録
位置等が入力されるように説明したが、本発明はこれに
限定されるものでなく、例えば外部操作装置109又は
画像メモリユニット102のいずれかから指示されても
良い。
【0084】さて、本発明は、特にインクジェット記録
方式の中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
るインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置において
優れた効果をもたらすものである。
【0085】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,
740,796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行なうものが好ましい。この方式はいわゆるオ
ンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可
能であるが、特にオンデマンド型の場合には、液体(イ
ンク)が保持されているシートや液路に対応して配置さ
れて電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を
越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信
号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギ
ーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させ
て、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体(イン
ク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の
成長、縮小により吐出用開口を介して液体(インク)を
吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長縮小
が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(インク)
を吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆
動信号としては、米国特許第4,463,359号明細
書、同第4,345,262号明細書に記載されている
ようなものが適している。尚、上記熱作用面の温度上昇
率に関する発明の米国特許第4,313,124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行なうことができる。
【0086】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液露、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流露または直角液流露)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4,558,333号明細書米国特許
第4,459,600号明細書を用いた行為も本発明に
含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対
して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする
構成を開示する特開昭59年第123,670号公報や
熱エネルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応さ
せる構成を開示する特開昭59年第138,461号公
報に基づいた構成としても本発明は有効である。
【0087】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0088】又、本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手
段を付加することは本発明の効果を一層安定できるので
好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録
ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニング手
段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の
加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、
記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうこと
も安定した記録を行なうために有効である。
【0089】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも
よいが、異なる色の複数カラーまたは、混色によるフル
カラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極め
て有効である。
【0090】以上の説明においては、液体インクを用い
て説明しているが、本発明では室温で固体状であるイン
クであっても、室温で軟化状態となるインクであっても
適用できる。上述のインクジェット装置ではインク自体
を30℃以上70℃以下の範囲内で室温調整を行ってイ
ンクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するも
のが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであれば良い。加えて、積極的に熱エネ
ルギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への
態変化のエネルギーとして使用せしめることで防止する
か又は、インクの蒸発防止を目的として放置状態で固化
するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応じた付与によってインクが液化してイ
ンク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時点
ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギー
によって初めて液化する性質のインク使用も本発明には
適用可能である。このような場合のインクは、特開昭5
4−56847号公報あるいは特開昭60−71260
号公報に記載されるような、多孔質シート凹部又は貫通
孔に液体又は固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としても良い。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0091】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0092】又、本発明の外部装置としては、外部操作
装置としても良いし、またフィルムスキャナ等でも良い
し、ビデオ入力機器でも良い。
【0093】以上説明したように本実施例によれば、画
像の印刷開始位置までの距離が用紙の先頭より長い時
は、用紙がローラに挾持されて搬送される区間は紙送り
を行って搬送し、それ以降は記録ヘッドを空スキャンさ
せて記録開始位置に位置付けるようにしたので、用紙の
どの部分にもスタート位置を移動させて記録を行うこと
ができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッドと記録媒体との副走査方向の相対移動量を、そ
の記録ヘッドによる記録幅単位とし、画像記録開始位置
の調整は記録ヘッドの記録要素を制御して行うことによ
り、記録ヘッドの走査回数を固定にして記録できるた
め、例えばバンド処理や後端処理等が容易になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像処理システムを概
略的に示す構成図である。
【図2】本実施例による複写機の内部構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図3】本実施例によるCCDラインセンサの走査を説
明する図である。
【図4】本実施例によるラインセンサの走査の詳細を説
明する図である。
【図5】本実施例による原稿読み取り時のタイミングチ
ャートである。
【図6】本実施例によるデータXのビット内容を示す図
である。
【図7】本実施例の画像メモリユニットの概略構成を示
すブロック図である。
【図8】本実施例による画像メモリのデータ構成を詳細
に説明する図である。
【図9】本実施例において、スキャナから入力された画
像データとアドレス発生回路から出力されるアドレスと
のタイミングチャートである。
【図10】本実施例によるデータXをサポートしない場
合の画像メモリのデータ構成を説明する図である。
【図11】本実施例において、画像メモリのアドレスを
生成するアドレス発生回路の構成を示す回路図である。
【図12】図11に示すアドレス発生回路におけるタイ
ミングチャートである。
【図13】本実施例において、DMA及びCPUから画
像メモリをアクセスする場合の制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図14】本実施例において、ホストコンピュータがデ
ータXをサポートしない場合の読み出しタイミングチャ
ートである。
【図15】本実施例において、記録画素と画像メモリに
格納されている画像との関係を示す説明図である。
【図16】第1の実施例において画像をプリントアウト
した一例を示す図である。
【図17】第1の実施例における画像メモリユニットの
動作を示すフローチャートである。
【図18】第1の実施例において、画像メモリユニット
の画像メモリに記憶されている画像データの一例を表し
た図である。
【図19】図18に示す画像データを図16の印刷領域
に対応させて印刷した例を示す図である。
【図20】複写機のプリンタ部における後処理のための
副走査方向の送り量を示す図である。
【図21】本発明の第2実施例の印刷例を示す図であ
る。
【図22】実施例の複写機のプリンタ部の用紙搬送機構
を示す側面図である。
【図23】第3の実施例の画像印刷例を示す図である。
【図24】本発明の第3実施例における複写機の動作を
示すフローチャートである。
【図25】第4の実施例の画像印刷例を示す図である。
【符号の説明】
101 複写機 102 画像メモリユニット 103 ホストコンピュータ 104 コピースタートキー 201 CCDラインセンサ 216 記録ヘッド 607 画像メモリ 612 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを主走査方向に走査して前記
    記録ヘッドの記録幅単位に記録媒体に画像の記録を行う
    ように制御する記録制御装置であって、 記録媒体上の副走査方向の画像記録の開始位置を設定す
    る設定手段と、 前記記録ヘッドによる記録幅単位に、前記設定手段によ
    り設定された開始位置まで前記記録媒体に対する前記記
    録ヘッドの相対位置を移動させる移動手段と、 前記移動手段により移動された状態で、前記記録開始位
    置に応じて前記記録ヘッドの有効とする記録要素を決定
    して記録する記録手段と、 を有することを特徴とする記録制御装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドを主走査方向に走査して前記
    記録ヘッドの記録幅単位に記録媒体に画像の記録を行う
    ように制御する記録制御方法であって、 記録媒体上の副走査方向の画像記録の開始位置を設定す
    る工程と、 前記記録ヘッドによる記録幅単位に、その開始位置まで
    前記記録媒体に対する前記記録ヘッドの相対位置を移動
    させる工程と、 この移動された状態で、前記開始位置に応じて前記記録
    ヘッドの有効とする記録要素を決定して記録する工程
    と、 を有することを特徴とする記録制御方法。
  3. 【請求項3】 記録ヘッドを主走査方向に走査して前記
    記録ヘッドの記録幅単位に記録媒体に画像の記録を行う
    ように制御する記録制御方法であって、 記録媒体上の副走査方向の画像記録の開始位置を設定す
    る工程と、 前記開始位置に前記記録ヘッドを位置付けた時、前記記
    録媒体が給紙用ローラ及び排紙用ローラの少なくとも一
    方に挾持されなくなる場合、その挾持されなくなる位置
    まで前記ローラにより前記記録媒体を搬送する工程と、 それ以降、前記記録ヘッドによる記録幅単位に、前記開
    始位置まで前記記録媒体に対して前記記録ヘッドの相対
    位置を移動させる工程と、 この移動された状態で、前記開始位置に応じて前記記録
    ヘッドの有効とする記録要素を決定して記録する工程
    と、 を有することを特徴とする記録制御方法。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドはインクを吐出して記録
    を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴とす
    る請求項1に記載の記録制御装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを利用し
    てインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに熱を
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えているインクジェット記録ヘッドであることを
    特徴とする請求項4に記載の記録制御装置。
JP4025500A 1992-02-12 1992-02-12 記録制御方法及び装置 Withdrawn JPH05227395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4025500A JPH05227395A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 記録制御方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4025500A JPH05227395A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 記録制御方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05227395A true JPH05227395A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12167788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4025500A Withdrawn JPH05227395A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 記録制御方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05227395A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2980429B2 (ja) 画像形成装置
JP3308815B2 (ja) インクジェット記録方法及びその装置
JPH06164854A (ja) 複写装置及びその方法
JPH05227395A (ja) 記録制御方法及び装置
JPH06262818A (ja) 画像処理システム
US5812154A (en) Ink jet recording apparatus for determining a timing for a record scan in accordance with a time required to transfer one band of data, and recording the image data
JP3179667B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP3066928B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3135463B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP3262367B2 (ja) 画像処理方法
JP3359070B2 (ja) カラー画像形成装置及び方法
JP3780120B2 (ja) 記録方法及び記録装置
JPH05305733A (ja) 画像記録方法及び装置
US5984453A (en) Recording apparatus and method by time-division drive
JPH04259162A (ja) 画像処理装置
JPH04259161A (ja) 画像処理装置
JP2002240253A (ja) 記録装置、記録方法、プログラム、記録媒体
JPH05300285A (ja) 画像処理装置
JPH11261808A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3382452B2 (ja) 記録装置
JP3135464B2 (ja) 記録データ転送方法、記録装置及び記録システム
JP2000141768A (ja) 画像記録装置
JP3667085B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH11170574A (ja) カラーインクジェット記録装置
JPH05177835A (ja) 画像形成方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518