JPH0522738U - 建物用ガードレール - Google Patents

建物用ガードレール

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JPH0522738U
JPH0522738U JP9490691U JP9490691U JPH0522738U JP H0522738 U JPH0522738 U JP H0522738U JP 9490691 U JP9490691 U JP 9490691U JP 9490691 U JP9490691 U JP 9490691U JP H0522738 U JPH0522738 U JP H0522738U
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JP
Japan
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synthetic resin
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elastic cover
soft foam
resin body
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JP9490691U
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Inventor
秀雄 後藤
Original Assignee
株式会社アトラス
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 弾性カバー体と基板との間に軟質の発泡合成
樹脂体を設け、緩衝性機能の向上と軽量化を計ると共に
施工作業能率のよい建物用ガードレールを提供しようと
するものである。 【構成】 建物の壁面１等に固定される基板３の垂直板
部４の表面側長手方向に沿って軟質の発泡合成樹脂体５
が接着され、弾性カバー体７はこの軟質の発泡合成樹脂
体５を覆い、基板３の上下端部の背面側に突設されてい
る係止突起部６と係合している建物用ガードレール。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は建物の壁面、エレベーターの腰まわり等に取付けて壁面等を保護する と共に歩行者の手摺として利用される建物用ガードレールに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
建物、特に病院、養護老人施設、ホテル等において、車椅子、移動運搬車等の 衝突から壁面を保護し、且つ歩行者の手摺として利用される建物用ガードレール としては、例えば、図２に示すような基板の外側に弾性カバー体を嵌合させる形 式のものがよく知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする問題点】
基板の外側に弾性カバー体を嵌合する図２のような建物用ガードレールは、移 動運搬車等の衝突から壁面を保護するためには、弾性カバー体の肉厚を少なくと も５〜６ｍｍ以上としなければ、緩衝効果と一定の強度が確保されない。従って 、弾性カバー体の材料費が高くつくと共にこれを基板に嵌合させるとき弾性カバ ー体を加熱、加温して柔らかくしなければ基板に嵌合が困難であり、特に寒い冬 季においては、上記弾性カバー体の嵌合に手数と時間がかかるという問題点があ った。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記従来品の問題点を解消するために、建物の壁面等に固定すべく形 成されている基板を、垂直板部と、この垂直板部の表面側長手方向に接着された 軟質の発泡合成樹脂体と、該垂直板部の上下端部を背面側長手方向へ水平に突出 形成した係止突起部とにより構成し、前記基板に嵌合する弾性カバー体を、軟質 の発泡合成樹脂体の外表面を覆い前記係止突起部に係合する係合部とから構成し てなるものである。
【０００５】
【作用】
基板の表面側に接着されている軟質の発泡合成樹脂体は、弾性カバー体と協同 して外部から加わる衝撃を緩和吸収する作用を有する。また、この軟質の発泡合 成樹脂体が衝撃を緩和吸収する作用を有するので弾性カバー体の肉厚を薄くする ことができ、該弾性カバー体の取付け、取外しを容易に行い得る。
【０００６】
【実施例】
本考案の実施例に示す図１について説明すると、建物の壁面１等に固定具２を もって固定されるように構成されている基板３は、垂直板部４の表面側長手方向 に接着されている軟質の発泡合成樹脂体５と、前記垂直板部４の上下端部から背 面側長手方向に水平に突出形成されている係止突起部６とによって構成されてい る。
【０００７】 前記基板３に嵌合する弾性カバー体７は、２〜３ｍｍ程度の肉厚を有するポリ 塩化ビニル製であって、前記軟質の発泡合成樹脂体５の外表面を覆っている部分 と前記係止突起部に係合する係合部８とによって構成されている。
【０００８】 上記軟質の発泡合成樹脂体５は、ポリエチレンの１５倍発泡のものを使用して いるが、使用の合成樹脂材は上記に限定されるものではなく、塩化ビニル樹脂等 一般に使用されているものが使用できると共に発泡倍率も使用場所、使用態様に 対応して適宜調整して使用されるものであることはいうまでもない。
【０００９】
【考案の効果】
本考案は前記のように、基板の垂直板部の表面側長手方向に軟質の発泡合成樹 脂体を接着したから、弾性カバー体の肉厚を従来品の半分以下の肉厚としても、 該軟質の発泡合成樹脂体が移動運搬車、車椅子等による衝撃を緩和吸収する効果 を発揮して壁面等を保護する。また、弾性カバー体は、肉厚が薄くなったので、 冬季においても弾性カバー休の係合部を加熱、加温して柔らかくしなくとも基板 に対して簡易迅速に取付け、取外し得るので建物用ガードレールの取付け施工、 あるいは弾性カバー体の破損による補修作業等を簡易迅速に実施することができ る。その他、弾性カバー体の資材使用量も半減し、軽くなったので持ち運びに便 利であるなど、総じて、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】壁面へ取付けた状態を示した本考案の断面斜視
図である。
【図２】従来品を示した断面図である。
【符号の説明】
１ 壁面 ２ 固定具 ３ 基板 ４ 垂直板部 ５ 軟質の発泡合成樹脂体 ６ 係止突起部 ７ 弾性カバー体 ８ 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 建物の壁面等へ固定すべく形成されてい
    る基板を、垂直板部と、この垂直板部の表面側長手方向
    に接着された軟質の発泡合成樹脂体と、該垂直板部の上
    下端部を背面側長手方向へ水平に突出形成した係止突起
    部とにより構成し、前記基板に嵌合する弾性カバー体
    を、軟質の発泡合成樹脂体の外表面を覆い前記係止突起
    部に係合する係合部とから構成してなるを特徴とする建
    物用ガードレール。
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JPH0522738U true JPH0522738U (ja) 1993-03-26
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57185809U (ja) * 1981-05-22 1982-11-25
JPS5821606U (ja) * 1981-08-03 1983-02-10 株式会社ナカ技術研究所 建物用ガ−ドレ−ル
JPH0183850U (ja) * 1987-11-26 1989-06-05

Patent Citations (3)

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JPH0183850U (ja) * 1987-11-26 1989-06-05

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