JP3025988U - 移動式配膳台 - Google Patents

移動式配膳台

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JP3025988U
JP3025988U JP1995014274U JP1427495U JP3025988U JP 3025988 U JP3025988 U JP 3025988U JP 1995014274 U JP1995014274 U JP 1995014274U JP 1427495 U JP1427495 U JP 1427495U JP 3025988 U JP3025988 U JP 3025988U
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sliding plate
moving
movable
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JP1995014274U
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Inventor
裕子 浦木
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株式会社マル井本店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動床面を損傷しにくく、且つ移動床面が傾
斜している場合に配膳台を手離しても不測に移動するよ
うなことがなく、また、移動床面に多少の段差があって
も移動に支障を来たすことなく、静かに且つ円滑容易に
室内を移動できる移動式配膳台を提供すること。 【解決手段】 本考案の移動式配膳台は、移動式配膳台
本体1の底部に、少なくとも移動方向側の端面に底辺か
ら外側上方に向う傾斜面2cを形成した滑り板2を装設
して構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、移動式配膳台に関し、さらに詳しくは、主に畳、ジュータン等を敷 設したお座敷、廊下で使用する移動式配膳台の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動式配膳台は、配膳台本体の底部四隅に車輪を取付け、この車輪の回 転作用により、料理、皿、碗等を載置した配膳台を所要の場所に円滑に移動でき るように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
而して、上記のように構成された移動式配膳台は、その車輪の回転を利用した 円滑な移動性により営業用としては勿論、家庭用としても非常に重宝されて汎用 されているが、その反面、次のような不都合を生じる問題がある。
【0004】 即ち、車輪による移動であるため、例えば、移動使用個所が畳、ジュータンを 敷設した座敷、廊下等の場合は、畳、ジュータンを傷め易く、また、移動床面が 傾斜しているような場合に配膳台を不用意に手離すと、あらぬ方向に移動して他 物と衝突したり、転倒するなどの不測の支障をもたらす問題があり、さらに、移 動床面に段差があるような場合は円滑に移動できないことは勿論、下り段差の場 合は落輪して衝撃を受け、載置されている飲物、料理品類が散乱したり、容器類 が破損したりする問題があると共に、衝撃騒音及び移動騒音を発生する問題があ る。
【0005】 本考案は、上記のような問題を解決することを課題として研究開発されたもの で、移動床面を損傷しにくく、且つ移動床面が傾斜している場合に配膳台を手離 しても不測に移動するようなことがなく、また、移動床面に多少の段差があって も移動に支障を来たすことなく、静かに且つ円滑容易に室内を移動できる移動式 配膳台を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、移動式配膳 台本体の底部に、少なくとも移動方向側の端面に底辺から外側上方に向う傾斜面 を形成した滑り板を装設して構成した移動式配膳台を提供するものである。
【0007】 また、本考案は、上記のように構成した移動式配膳台において、滑り板の全周 側の端面に傾斜面を形成した移動式配膳台、及び傾斜面が膨出曲面により形成さ れている移動式配膳台、及び傾斜面が平らな面で形成されている移動式配膳台、 及び複数枚の滑り板を並列状に装設して構成した移動式配膳台並びに1枚の広巾 の滑り板を装設して構成した移動式配膳台を夫々提供するものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の第一の実施の形態を添付図面中の図1〜図5に基づいて説明 すれば、この実施の形態に係る移動式配膳台は、配膳台本体1と滑り板2とから 構成されている。
【0009】 而して、上記配膳台本体1は、従来品と同様にフレーム3と、該フレーム3に 架設した所要枚数の載置板4と、移動操作用の把手5とから構成されており、ま た、上記滑り板2は、図4及び図5の拡大断面図に示すように、約5〜10cm程 度の細巾で、約3〜6mm程度の厚みを備えた滑性の良い合成樹脂から成る滑り板 本体2aの上面に、該滑り板本体2aと略々同形、同大で、稍々肉厚の合成樹脂 から成る補強板2bを一体的に接着して構成されている。
【0010】 また、この実施の形態では、上記滑り板本体2aの全周側の端面には、底辺か ら外側上方に向う膨出曲面から成る傾斜面2cが形成してあり、上記補強板2b の上面には、配膳台本体1に滑り板2をより強固に取付けるための円形の嵌合用 の凹部2dが設けてある。
【0011】 而して、この実施の形態では、上記のように構成した滑り板2を二枚用いて、 配膳台本体1の一番下方の載置板4の下面に設けた円形の嵌合用の凸部(図示せ ず)を上記滑り板2の補強板2bに設けた嵌合用の凹部2dに嵌合すると共に、 該補強板2bの上面を接着剤を介して上記載置板4の下面に所要の間隔を保って 接着固設し、移動式配膳台を構成したものである。
【0012】 次に、上記第一の実施の形態に基づいて、その使用状態を作用、効果と共に説 明すれば、例えば、この移動式配膳台をホテル、旅館等で使用する際に、厨房か ら搬出された料理、飲物、各種容器類は配膳台に設けられた載置板4上に載せら れ、廊下に敷設されたジュータンの上を移動して客室内に搬入されるのであるが 、配膳台の移動部材として車輪を用いることなく、滑り板2を使用しているので 、配膳台は静かに且つ円滑容易に移動される。
【0013】 また、このとき、廊下に傾斜面が存在している場合に、不用意に配膳台を手離 すようなことがあっても、該傾斜面に沿って配膳台が不測に移動して他物に衝突 したりするおそれはなく、また、廊下と客室との間に敷居等の段部が存在してい ても、滑り板2の本体2aの全周側の端面には膨出曲面から成る傾斜面2cが形 成してあるので、配膳台は段部を円滑、確実に乗り越えることができ、衝撃や移 動騒音を全く発生することなく、この種の配膳台としての移動配膳機能を安全、 確実に発揮できるものであり、この効果は配膳台を前後に移動する場合のみでな く、左右に移動する場合にも発揮できる。
【0014】 また、図6及び図7は、本考案の第二の実施の形態における移動式配膳台の滑 り板2のみを示す拡大断面図であって、この実施の形態では、滑り板本体2aの 全周側の端面に平らな面から成る傾斜面2cを形成した点でのみ上記第一の実施 の形態と構造を異にしており、その他の点は材料、作用、効果を含めて上記第一 の実施の形態と全く同一である。
【0015】 さらに、図8は、本考案の第三の実施の形態を示しており、この実施の形態で は、滑り板2を一枚の広巾の板で構成した点でのみ上記第一の実施の形態と構造 を異にしており、その他の点は材料、作用、効果を含めて上記第一の実施の形態 と全く同一である。したがって、第一の実施の形態と同一の部分には同一の符号 が記してある。
【0016】 なお、図示していないが、第三の実施の形態の場合のように、一枚の広巾の滑 り板2を使用する場合は、該滑り板2の上面を載置板として利用できるので、下 方の載置板4は必ずしも必要ではなく、その分だけ構造を簡略化し得て資材の節 約を計ることができる。
【0017】 以上、本考案の主要な実施の形態を、その使用状態と共に説明したが本考案は 、これらの実施の形態に限定されるものではなく、考案の目的を達成でき、且つ 考案の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の設計変更が可能であることは当然であ る。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、前記のように構成され、上記のように使用されるものであるから次 の実用的諸効果を達成できる。
【0019】 (1) 移動部材として従来のように車輪を使用することなく、移動方向側の 端部を上方に屈曲した滑り板を使用しているので、移動騒音、移動衝撃を発生す ることなく、静かに且つ安全容易に配膳作業を行うことができる。
【0020】 (2) 移動床面に敷居等の段部が存在していても円滑、確実に乗り越えるこ とができ、配膳作業に支障を来たすことがなく、且つ畳、ジュータン等の移動床 面を損傷することもない。
【0021】 (3) 移動床面が傾斜している場合に、配膳台から手を離すようなことがあ っても、配膳台が勝手に滑り動くことはなく、他物に衝突したり、載置物を落損 したりするおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図2】その斜視図である。
【図3】滑り板の一部を省略した拡大平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】本考案の第二の実施の形態における滑り板の一
部を省略した長手方向の断面図である。
【図7】その巾方向の断面図である。
【図8】本考案の第三の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 移動式配膳台本体 2 滑り板 2a 滑り板本体 2b 補強板 2c 傾斜面 2d 凹部 3 フレーム 4 載置板 5 把手

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動式配膳台本体の底部に、少なくとも
    移動方向側の端面に底辺から外側上方に向う傾斜面を形
    成した滑り板を装設して構成した移動式配膳台。
  2. 【請求項2】 滑り板の全周側の端面に傾斜面を形成し
    た請求項1に記載の移動式配膳台。
  3. 【請求項3】 傾斜面が膨出曲面により形成されている
    請求項1または2に記載の移動式配膳台。
  4. 【請求項4】 傾斜面が平らな面で形成されている請求
    項1または2に記載の移動式配膳台。
  5. 【請求項5】 複数枚の滑り板を並列状に装設して構成
    した請求項1乃至4のいづれか一に記載の移動式配膳
    台。
  6. 【請求項6】 1枚の広巾の滑り板を装設して構成した
    請求項1乃至4のいづれか一に記載の移動式配膳台。
JP1995014274U 1995-12-18 1995-12-18 移動式配膳台 Expired - Lifetime JP3025988U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716633B2 (ja) * 1988-12-12 1995-03-01 岩田塗装機工業株式会社 2液用スプレーガン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716633B2 (ja) * 1988-12-12 1995-03-01 岩田塗装機工業株式会社 2液用スプレーガン

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