JPH05226966A - 双方向光結合回路 - Google Patents

双方向光結合回路

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Publication number
JPH05226966A
JPH05226966A JP4057104A JP5710492A JPH05226966A JP H05226966 A JPH05226966 A JP H05226966A JP 4057104 A JP4057104 A JP 4057104A JP 5710492 A JP5710492 A JP 5710492A JP H05226966 A JPH05226966 A JP H05226966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
secondary side
output terminal
input
optical coupling
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Pending
Application number
JP4057104A
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English (en)
Inventor
Toshio Araki
俊雄 荒木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1次側、2次側において、入力端子、出力端
子をそれぞれ共通にし、端子数を削減するとともに信号
伝送線路を片側1本ずつで済むようにする。 【構成】 発光ダイオードとフォトトランジスタで構成
される光結合回路を2組有する。電源端子VCC−入出力
端子I/O1 、I/O2 間に負荷抵抗RL1、RL2を接続
し、入出力端子I/O1 、I/O2 −接地端子GND間
に発光ダイオードD1 、D2 と抵抗R1 、R2 との直列
回路と、フォトトランジスタPT1 、PT2 とを並列に
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2組の光結合デバイス
を備え、双方向に情報の伝達が可能な双方向光結合回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の双方向光結合回路は、図3に示す
ように、入力端子I1 、I2 −接地端子GND間に発光
ダイオードD1 、D2 を、電源端子VCC−出力端子O
1 、O2間に負荷抵抗RL1、RL2を、また出力端子O
1 、O2 −接地端子GND間にフォトトランジスタPT
1 、PT2 を接続し、1次側のフォトトランジスタPT
1 を2次側の発光ダイオードD2 と、また2次側のフォ
トトランジスタPT2 を1次側の発光ダイオードD1
光学的に結合したものであった。
【0003】即ち、従来の双方向光結合回路では、1次
側および2次側のそれぞれの側において、入力端子と出
力端子が別個の端子として設けられていた。そして、接
地端子GNDを共通にして、1次側および2次側の端子
は各3本ずつであるので全体で7本の端子を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の双方向
光結合回路では、信号を1次側から2次側へ伝送する場
合と、2次側から1次側へ伝送する場合で、それぞれ光
結合回路を構成しているので、1次側の入力端子と、2
次側からの信号を1次側で取り出す出力端子とが異なっ
ており、2次側の入、出力端子も同様に別々になってい
た。
【0005】従って、従来の双方向光結合回路を用いる
と、周辺回路も2本の信号伝送線路を設けなければなら
なかった。また、光結合回路を2つ1組で用いるので、
両者の接地端子を共通にしても、端子数は、1次側、2
次側全体で7端子となり、端子数が多くなるという問題
点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の双方向光結合回
路では、1次側、2次側のそれぞれの側において入出力
端子が共通になっている。そして、1次側および2次側
において、入出力端子−電源端子間には負荷抵抗が、ま
た入出力端子−接地端子間には、相手側の受光素子と光
学的に結合された発光素子と、受光素子または受光素子
のフォトカレントに応じた電流の流れる素子との並列回
路が接続される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す回路
図である。同図に示されるように、1次側および2次側
において、電源端子VCC−入出力端子I/O1 、I/O
2 には、負荷抵抗RL1、RL2が接続され、また入出力端
子I/O1 、I/O2 −接地端子GND間には、発光ダ
イオードD1 、D2 と抵抗R1 、R2 との直列回路と、
フォトトランジスタPT1 、PT2 とが並列に接続され
ている。
【0008】そして、1次側のフォトトランジスタPT
1 を2次側の発光ダイオードD2 と、また2次側のフォ
トトランジスタPT2 を1次側の発光ダイオードD1
光学的に結合している。
【0009】次に、本実施例回路の動作について説明す
る。動作は、信号が1次側から2次側へ伝達される場合
と、2次側から1次側へ伝達される場合とで同様である
ので、以下では1次側から2次側へ信号を伝達する場合
についてのみ説明する。
【0010】まず、入出力端子I/O1 に発光ダイオー
ドD1 の順方向電圧VF1より小さな入力信号電圧V1
加えたとき(V1 <VF )は、発光ダイオードD1 は発
光しないのでフォトトランジスタPT2 はOFF状態に
とどまる。従って、2次側の発光ダイオードD2 には、
次式の電流ID2が流れる。 ID2=(VCC−VF2)/(RL2+R2 ) ただし、VF2は発光ダイオードD2 の順方向電圧であ
る。このとき、入出力端子I/O2 には、次式の出力電
圧V2 が出力される。 V2 =VF2+R2D2 =VF2+(VCC−VF2)R2 /(R2 +RL2) ≒VF2 上記式において、近似式は、R2 がRL2より充分小さな
値であるとき、例えばR2 =50Ω、RL2=1kΩの場
合に成り立つ。
【0011】次に、入出力端子I/O1 にV1 ≫VF1
る入力信号電圧V1 を印加すると、発光ダイオードD1
が点灯し、フォトトランジスタPT2 はON状態になり
飽和する。このとき、出力電圧V2 、2次側の回路電流
は次式のようになる。 V2 =VCE(sat) ID2≒0 IRL2 =(VCC−VCE(sat))/RL2≒VCC/RL2 但し、VCE(sat)はフォトトランジスタPT2 の飽
和時のコレクタ−エミッタ間電圧であり、上式のIRL2
の近似式は、VCE(sat)がVCCより充分小さいとき
に成り立つ。
【0012】従って、入力信号電圧V1 をVF1の上下に
振動させると、出力電圧V2 は、VCE(sat)とVF2
との間で振動する。
【0013】図2は、本発明の第2の実施例を示す回路
図である。回路構成のうち、第1の実施例と相違する点
は、抵抗R1 、R2 の代わりにコレクタとベースを短絡
したトランジスタTr3 、Tr4 を用いている点と、フ
ォトトランジスタPT1 、PT2 に代えてフォトダイオ
ードPD1 、PD2 とトランジスタTr1 、Tr2 を用
いている点である。
【0014】抵抗R1 、R2 に代えてトランジスタTr
3 とTr4 を用いたことにより、入力信号電圧V1 に対
する出力電圧V2 は次式のように変わる。 V1 <VF1+VBEのとき: ID2=(VCC−VF2−VBE)/RL22 =VF2+VBE1 ≫VF1+VBEのとき: V2 =VCE(sat) ID2≒0 IRL2 ≒VCC/RL2 但し、VBEはトランジスタTr3 、Tr4 のベース−エ
ミッタ間電圧である。
【0015】即ち、入力信号電圧V1 を振動させたとき
の出力電圧V2 の振動は、VCE(sat)とVF2+VBE
との間で行われ、トランジスタTr4 のベース−エミッ
タ間電圧VBEだけ振動幅を拡げることができる。
【0016】また、本実施例では、フォトトランジスタ
PT2 の代わりに、フォトダイオードPD2 とトランジ
スタTr2 を用いているので、フォトダイオードを大型
化して受光感度を上げ、トランジスタTr2 を小型化し
て、応答速度を上げることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の双方向光
結合回路は、入出力端子−接地端子間に受光素子と、受
光素子または受光素子のフォトカレントに応じた電流を
流す素子とを並列に接続したものであるので、本発明に
よれば、1次側および2次側において、入力端子と出力
端子とを1本にまとめることができる。従って、本発明
によれば、周辺回路の信号伝送線路を各1本ずつで構成
することができ、また、端子数は片側につき接地端子、
入出力端子、電源端子の3端子となり、接地端子を共通
にすれば全体で5端子と、従来例と比較して2端子少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す回路図。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す回路図。
【図3】 従来例の回路図。
【符号の説明】
1 、D2 発光ダイオード PT1 、PT2 フォトトランジスタ PD1 、PD2 フォトダイオード Tr1 〜Tr4 トランジスタ RL1、RL2 負荷抵抗 R1 、R2 抵抗 I/O1 、I/O2 入出力端子 I1 、I2 入力端子 O1 、O2 出力端子 GND 接地端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次側、2次側の双方に発光素子と受光
    素子とが配置され、1次側の受光素子が2次側の発光素
    子に、2次側の受光素子が1次側の発光素子にそれぞれ
    光学的に結合されている双方向光結合回路において、 1次側および2次側の双方において、第1の電源と入出
    力端子との間には負荷抵抗が接続され、前記入出力端子
    と第2の電源との間には前記発光素子と、前記受光素子
    または前記受光素子のフォトカレントに応じた電流を流
    す素子とが並列に接続されていることを特徴とする双方
    向光結合回路。
JP4057104A 1992-02-07 1992-02-07 双方向光結合回路 Pending JPH05226966A (ja)

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JP4057104A JPH05226966A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 双方向光結合回路

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JP4057104A JPH05226966A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 双方向光結合回路

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JPH05226966A true JPH05226966A (ja) 1993-09-03

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ID=13046210

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JP4057104A Pending JPH05226966A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 双方向光結合回路

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