JPH05226865A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

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JPH05226865A
JPH05226865A JP2866392A JP2866392A JPH05226865A JP H05226865 A JPH05226865 A JP H05226865A JP 2866392 A JP2866392 A JP 2866392A JP 2866392 A JP2866392 A JP 2866392A JP H05226865 A JPH05226865 A JP H05226865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
housing
filter
cooling
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP2866392A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Asada
謙 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2866392A priority Critical patent/JPH05226865A/ja
Publication of JPH05226865A publication Critical patent/JPH05226865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器筺体に冷却外気と共に侵入する浮遊
塵埃が多い場合を検出し、フィルタの設置をうながし、
塵埃が電子部品に付着することによりおきる故障や誤動
作を防ぐ。 【構成】 筺体の冷却外気が通過する吸気口に赤外線発
光ダイオード7とフォトトランジスタ8を対峙して設置
し、吸気口を通過する冷却外気の塵埃量9を計数し、既
定値以上の場合フィルタを取り付けるようにアラーム出
力10を出す。 【効果】 フィルタをとりつけることにより塵埃の侵入
を防ぎ電子部品をまもる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、電子機器
筺体内部の強制空冷において悪影響を及ぼす外気の浮遊
塵埃の吸込防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電子機器筺体を示す内部
斜視図であり図において、1は電子部品を搭載した基
板、2は固定磁気ディスク装置、3はフロッピー磁気デ
ィスク装置、4は排気用ファン、5は排気用ファン4を
実装している電源、6は筺体の外気を吸気する吸気口、
7は吸気口から入る外気に含まれる塵埃を除去するため
のフィルタである。
【0003】次に動作について説明する。電子機器装置
の電源装置5内に実装されている排気ファン4を動作さ
せることにより電子機器筺体外の空気が吸気口6より吸
気され、フィルタ7により塵埃を除去されたあと、発熱
体である基板1上の素子、固定磁気ディスク装置2、フ
ロッピー磁気ディスク装置3、電源装置5等の熱を奮っ
て冷却し外部へ排気される。しかし、フィルタ7は設置
されていない場合もあり、その場合は外気は塵埃等を除
去されずに、筺体内を流れ排気される。電子機器筺体の
冷却方法の中で、冷却ファンによって、冷却する方法を
強制冷却法という。詳しく述べると、電子機器筺体内部
の要冷却物(電子部品)を、冷却ファンによって筺体の
吸気口から吸気した空気(冷却空気)で冷却し、その空
気に熱電子部品の熱を与え、筺体の排気口から、その空
気をすてる方法である。この方法は、冷却ファンによっ
て筺体内に冷却空気を強制的に通すために、筺体の設置
場所の環境が悪く塵埃が多いところでは、冷却空気の中
に浮遊塵埃が多く含まれた状態で、筺体内に吸気され
る。吸気された冷却空気内の塵埃が筺体内の電子部品に
付着し、これが装置の故障や誤動作の原因となってい
る。このように、設置場所の環境が悪く、筺体内に塵埃
が多く入りそうな時には、対策として、冷却空気を筺体
内に吸気する部分(吸気口)に、フィルタを設置し、冷
却空気中の塵埃を除去する。もっとも設置場所の環境が
良く、塵埃が少ないところでは(一般的には、こういう
場所が多い)、冷却空気に含まれる塵埃も少なく筺体内
に塵埃が吸気されることも少ない。このように、良い環
境では、フィルタの設置は不要なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器筺体
は、以上のように構成されているので、浮遊塵埃量が多
くない環境で使う時、あるいは、多い環境で使う時、外
気に関係なくあらかじめフィルタが付いていたり、ある
いは、付いていなかったりし、不必要である場合や、必
要である場合がある。不必要な場合は、フィルタは無駄
であり空気を流しにくくしており、又必要な場合は、フ
ィルタがないと空気中の浮遊塵埃が筺体内の電子部品に
付着して、故障の原因となったり、誤動作の原因となっ
たりしている。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、吸気口より吸気される外気の
浮遊塵埃の状態を認識し、ある設定値以上の値のときは
アラーム信号を出力して、塵埃を除去するためのフィル
タの設置をうながすことができる装置を得ることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
装置は、装置の冷却外気の吸気口6の空気通過部に赤外
線発光ダイオードとフォトトランジスタ等による検出部
を設置し、上記赤外線発光ダイオードとフォトトランジ
スタ等の検出部により吸気口を通過する冷却外気内に含
まれる塵埃を計数し、その程度により、筺体の表面部
に、塵埃を除去するためのフィルタの取付要求アラーム
を出すアラーム出力手段を備えたものである。
【0007】
【作用】この発明における電子機器装置は、上記、赤外
線発光ダイオードとフォトトランジスタ等の検出部によ
り吸気口から入る塵埃量を検出し、ある設定値以上の時
にはアラームを出す。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、10は赤外線発光ダイ
オード、8はフォトトランジスタであり電子機器筺体の
吸気口より内部に入ったところの冷却外気の通過部に設
置されている。又9は冷却外気中の塵埃を示す。
【0009】電子機器筺体の吸気口の内部に設置された
赤外線発光ダイオード10とフォトトランジスタ8は、
次のように冷却外気中の塵埃のセンサーとして働く。赤
外線発光ダイオード10からビーム状に発射された赤外
線は、塵埃9が通過する時にさまたげられ、フォトトラ
ンジスタ8に到着する赤外線量が変化する。この変化分
を取り出し波形整形して、パルスに変換する。このパル
スを単位時間ごとに計数することによって、通過する冷
却外気中の浮遊塵埃量を推定する。図2は、塵埃量セン
サの構成図である。浮遊塵埃量が、ある設定値を越えた
場合、その冷却外気をそのまま吸気すると電子機器筺体
内部の電子部品に悪影響が出るので筺体の表面のアラー
ム、LEDが点燈したりアラーム音が出るようなアラー
ム信号11が出る。
【0010】また、この場合の検出方法として赤外線の
微分的変化を検出するようにしており、塵埃によってセ
ンサーの表面が汚れることによって、赤外線の透過率が
小さくなってしまうことになっても、塵埃を検出するこ
とができる。従来例で述べたように、電子機器筺体に、
フィルタをつけると、コスト・アップとなりかつ、筺体
内に冷却空気を吸気するための冷却ファンへの抵抗(負
荷)が増し、冷却ファンの騒音値が大きくなる。よっ
て、悪い設置環境で使うことを考えて、フィルタをあら
かじめ全ての機器につけておくことはマイナスである。
よって、この実施例では、筺体自身が、塵埃の状態を感
知し、もし、設置場所の環境が悪く塵埃が多いところで
は故障や誤動作の原因となる塵埃が入りこんでくること
を防止するため”フィルタを取り付けなさい”というア
ラームを出すことを特徴としている。
【0011】実施例2.上記実施例では、卓上タイプの
電子機器筺体について適用を示したが、図3のような床
置きタイプの電子機器筺体についても同様であり、筺体
の外気の吸気口に、赤外線発光ダイオードとフォトトラ
ンジスタを設置することによって外気の塵埃量を計量推
定して、ある値以上の浮遊塵埃を含んでいる時には、ア
ラームを出すことができる。以下、図3の説明をする。
図3は、床置きタイプの一例である電子機器筺体の内部
透視図である。1はPCA基板であり、2は固定磁気デ
ィスク装置、3はフロッピー磁気ディスク装置、4はフ
ァン、5は電源、6は吸気口、12は排気口である。冷
却外気はファン4が動作することにより吸気口6より吸
気され、筺体内部の基板1、電源5、固定磁気ディスク
装置2、フロッピー磁気ディスク装置3等を冷却し、排
気口12より排気される。浮遊塵埃の検出機構は、図3
の底面部の吸気口を入ってすぐのところに設置されてお
り実施例1と同様に浮遊塵埃量を検出し、既定値以上で
あればアラーム出力を出すようにしてある。
【0012】実施例3.上記実施例ではアラームを出力
する場合を示したが、アラームに基づいてフィルタを交
換する場合に、筺体を開けることによって平易にフィル
タを設置できるような機構をもつようにしてもよい。図
4、図5はそれぞれフィルタの設置機構を示す斜視図
と、上透視図であり、13は電子機器筺体のフロント・
パネルであり吸気口6が設けられている。14は電子機
器筺体の本体板金にあけられた小孔である。フィルタが
必要な場合、フロント・パネル13の吸気口と板金小孔
14の空間にフィルタ7をはさみ込んで設置するだけで
よい。フロント・パネルと筺体本体とは、くり返し開閉
ができるように、ボールキャッチや磁石等により接続さ
れている。
【0013】以上のように、上記実施例では、電子部品
を複数個搭載した電子機器筺体の冷却において、冷却外
気の吸気口に、外気に含まれる塵埃量を検出する検出器
を備えたことを特徴とし、検出器として、冷却外気の吸
気口に赤外線発光ダイオードとフォトトランジスタを設
置し、上記設置した赤外線発光ダイオードとフォトトラ
ンジスタにより、筺体の吸気口を通過する冷却外気の塵
埃量を計数し、その程度により、電子機器筺体の外表面
に塵埃を除去するためにフィルタの取付要求アラームを
出すことを特徴とする電子機器筺体を説明した。また、
検出時赤外線発光ダイオードから発光される赤外線の微
分的変化をフォトトランジスタで検出することを特徴と
するセンサを有する電子機器筺体を説明した。なお、特
開平2−102434号、特開平2−7926号、特開
昭59−118126号によれば、発光ダイオードとフ
ォトトランジスタにより塵埃を検出する技術が開示され
ているが、塵埃を検出した結果、フィルタを取り付ける
ためのアラームを出す点についてはなんらの開示がな
く、この発明と異なる技術である。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば冷却外気
の吸気口に外気に含まれる塵埃量を検出する検出器を備
えたので吸気口より吸気される外気の浮遊塵埃を計数す
ることができ、既定値以上の塵埃量のときにはアラーム
を出すことにより、フィルタ設置が必要であることを、
警告し塵埃が侵入して電子部品に付着し、故障したり誤
動作しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電子機器筺体を示す
部分透視図である。
【図2】この発明の塵埃センサの構成図である。
【図3】この発明の他の実施例による電子機器筺体を示
す透視図である。
【図4】この発明のフィルタの設置機構を示す斜視図で
ある。
【図5】この発明のフィルタの設置機構を示す上透視図
である。
【図6】従来の電子機器筺体の内部実装透視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 固定磁気ディスク装置 3 フロッピー磁気ディスク装置 4 排気用ファン 5 電源装置 6 吸気口 7 フィルタ 8 フロント・パネル 9 板金小孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する電子機器装置 (a) 電子機器内部を冷却するための冷却媒体を吸い
    込む吸込口、 (b) 上記吸込口から吸い込まれた冷却媒体に含まれ
    る不要物の含有量を検出する検出部、 (c) 上記検出部により検出された不要物の含有量に
    基づいて、不要物の除去を指示するアラームを出力する
    アラーム出力手段。
JP2866392A 1992-02-15 1992-02-15 電子機器装置 Pending JPH05226865A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2866392A JPH05226865A (ja) 1992-02-15 1992-02-15 電子機器装置

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ID=12254750

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006109411A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Pioneer Corporation ディスク装置
JP2020098448A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 Necプラットフォームズ株式会社 システム起動時制御方法、システム起動時制御プログラム、およびコンピュータシステム

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