JPH05226731A - レーザ発振器 - Google Patents

レーザ発振器

Info

Publication number
JPH05226731A
JPH05226731A JP5708392A JP5708392A JPH05226731A JP H05226731 A JPH05226731 A JP H05226731A JP 5708392 A JP5708392 A JP 5708392A JP 5708392 A JP5708392 A JP 5708392A JP H05226731 A JPH05226731 A JP H05226731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
circulation passage
laser gas
pressure
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5708392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Oshima
正 大島
Ryoji Koseki
良治 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP5708392A priority Critical patent/JPH05226731A/ja
Publication of JPH05226731A publication Critical patent/JPH05226731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 循環通路1内のレーザガスは、ターボブロア
12によって矢印方向に循環されるようになっている。
ターボブロア12のハウジング13内は循環通路1と連
通しており、該ハウジング13内の大気は第2排気通路
14を介して外部に排出される。これにより、ハウジン
グ13内は循環通路1内よりも低圧となり、循環通路1
内のレーザガスは、わずかづつ第2排気通路14を介し
て外部に排出される。そして、上記ハウジング13内に
オリフィス24を設けるとともに第2排気通路14にコ
ントロールバルブ23を設けている。 【効果】 上記第2排気通路14を、循環通路1内の圧
力を一定に維持するための圧力調整通路として兼用でき
るので、それら両通路を別個に設けていた従来に比較す
ると流体通路の構成が簡略になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ発振器に関し、よ
り詳しくはレーザガスを循環させる循環通路とその付属
部分の改良に関する。
【従来の技術】従来、レーザ発振器として、内部にレー
ザガスを介在させる循環通路と、上記循環通路に一端を
接続するとともに他端を真空ポンプに接続して上記循環
通路内の大気を排出する第1排気通路と、上記循環通路
に一端を接続するとともに他端をレーザガス供給源に接
続して上記循環通路内にレーザガスを供給するガス供給
通路と、上記循環通路の所要位置に設けられて該循環通
路内に介在するレーザガスを循環させるブロアと、上記
循環通路と連通するブロアのハウジングに接続されて、
該ハウジング内の大気を排出して循環通路内よりもハウ
ジング内を低圧にする第2排気通路とを備えたものは知
られている(例えば、特開平2−1193号公報)。
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザ発振器では、先ず循環通路内を真空にしたの
ち該循環通路内にレーザガスを供給し、次に循環通路内
のレーザガスの圧力を所定圧力に維持して、上記ブロア
によってレーザガスを循環させるようにしている。この
ような従来の装置では、上記第1排気通路および第2排
気通路とは別に、循環通路内のレーザガスの圧力を一定
に維持するために圧力調整通路および圧力調整手段が必
須となっていた。したがって、上記従来の装置では、流
体通路の構成が複雑になり、メンテナンスが煩雑である
という欠点があった。
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、上述したレーザ発振器において、上記ブロア
のハウジング内あるいは第2排気通路に、上記循環通路
内のレーザガスの圧力を調整する圧力調整手段を設けた
ものである。
【作用】このような構成によれば、ブロアのハウジング
内あるいは第2排気通路に圧力調整手段を設けているの
で、該第2排気通路を循環通路内のレーザガスの圧力を
所定圧力に維持する圧力調整通路として兼用することが
できる。そのため、圧力調整通路および圧力調整手段
を、上記第1排気通路と第2排気通路とは別個に設ける
必要がない。したがって、従来に比較して流体通路の構
成を簡略化することができるので、メンテナンスも容易
なものとなる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1はレーザガスを循環させる循環通
路であり、この循環通路1は第1排気通路2を介して真
空ポンプ3に接続してあり、上記第1排気通路2には開
閉弁としての第1ソレノイドバルブ4を設けている。上
記真空ポンプ3を作動させた状態で第1ソレノイドバル
ブ4を開放することによって、循環通路1内の大気を排
出するようにしている。また、循環通路1はガス供給通
路5を介してレーザガスの供給源であるガスボンベ6に
接続してあり、ガス供給通路5には、その上流側から下
流側にむけてレーザガスを所定圧力に減圧するレギュレ
ータ7、ガスの流量を調整するメータリングバルブ8お
よび開閉弁としての第2ソレノイドバルブ9を設けてい
る。したがって、上記第1排気通路2を介して循環通路
1内から大気を排出した後に第2ソレノイドバルブ9を
開放すると、所定流量のレーザガスがガス供給通路5を
介して循環通路1内に供給されるようになっている。循
環通路1の所要位置には、後に詳述するターボブロア1
2を設けてあり、このターボブロア12を作動させるこ
とによって、循環通路1内に供給されたレーザガスを矢
印方向に循環流通させることができる。このターボブロ
ア12のハウジング13には、そのハウジング13内の
大気を排出する第2排気通路14を接続している。また
循環通路1の一部を構成する放電管15には一対の電極
16,16’を設けてあり、これら両電極16,16’
に高圧電源17から電圧を印加することによって、該放
電管15内でレーザ光線を励起するようにしている。さ
らに、上記循環通路1の所要位置には、循環通路1内を
循環流通するレーザガスを冷却する冷却器18と、循環
通路1内のレーザガスの圧力を計測する圧力計19を設
けている。上述した構成は基本的に従来公知のレーザ発
振器と変わるところはない。しかして、本実施例では、
上記第2排気通路14の下流側端部14aを上記第1排
気通路2に接続してあり、これにより上記真空ポンプ3
を第2排気通路14の大気排出手段として兼用するよう
にしている。また、本実施例では、第2排気通路14を
圧力調整通路として兼用できるようにしている。すなわ
ち、第2排気通路14における下流側の位置には、開閉
弁としての第3ソレノイドバルブ22を設けるととも
に、それよりも上流側の位置に圧力調整手段としてコン
トロールバルブ23を設けている。また、第2排気通路
14の上流側端部14bを接続したハウジング13内に
も、圧力調整手段としてのオリフィス24を設けてい
る。本実施例ではこのように構成することで、真空ポン
プ3の作動状態において第3ソレノイドバルブ22を開
放すると、ターボブロア12のハウジング13内と第2
排気通路14および第1排気通路2の一部を介して、循
環通路1内のガスが少量づつ排出されるようになり、そ
れによって、循環通路1内のレーザガスの圧力を常に一
定の圧力となるようにしている。また、このように循環
通路1内のレーザガスを排出することで放電管15の位
置でレーザ光線を励起することに伴って劣化したレーザ
ガスが排出される一方、上記ガス供給通路5を介して新
鮮なレーザガスが循環通路1内に供給されているので、
循環通路1内には常に所定の純度以上のレーザガスが流
通するようになっている。次に、図2に基づいてターボ
ブロア12の構成を説明すると、ターボブロア12は、
ターボ翼25とそれを回転させるモータ26とから構成
している。ターボ翼25は概略キャップ状のケーシング
27内に収納してあり、このケーシング27に上記モー
タ26のケーシング28を一体に連結し、これらによっ
て上述したハウジング13を構成するようにしている。
上記ターボ翼25を収納したケーシング27は、循環通
路1となる図示しない導管に連結してあり、それによっ
て、このケーシング27の内部空間を循環通路1の一部
としている。そして、モータ26が作動されるとターボ
翼25が高速回転されるので、循環通路1内に介在する
レーザガスは矢印方向に給送されるようになり、これに
よりレーザガスを循環通路1内で循環させることができ
る。モータ26のケーシング28の両端面には、貫通孔
28a,28bを穿設してあり、これら貫通孔28a,
28b内に設けた転がり軸受29によって回転軸30を
回転自在に軸支している。そして、この回転軸30のフ
ロント側端部は、ターボ翼25側のケーシング27の貫
通孔27aを貫通させてケーシング27内に位置させる
とともに、上記ターボ翼25を嵌着するようにしてい
る。一方、ケーシング28におけるリヤ側の貫通孔28
bを貫通させた回転軸30のリヤ側端部は、ケーシング
28の一部を構成する皿状のカバー31によって覆って
あり、このカバー31に電源ケーブル32を気密を保持
して貫通させている。また上記カバー31には、上記第
2排気通路14のフロント側端部14bを接続してい
る。さらに本実施例では、回転軸30を貫通させたケー
シング27の貫通孔27aにおけるフロント側開口の位
置に、薄板からなる環状部材33を取り付けてあり、こ
の環状部材33の内周部によって貫通孔27aのフロン
ト側の開口を絞るようにしている。このように本実施例
では、環状部材33の内周部によって上述したオリフィ
ス24を構成している。本実施例のターボブロア12
は、上述のように構成しているので、上記ケーシング2
7の貫通孔27a、ケーシング28の内部空間と両貫通
孔28a,28bおよびカバー31の内部空間が連通し
ている。そのため、それらを介して、つまりハウジング
13の内部空間を介して上記循環通路1と第2排気通路
14とが連通している。したがって、前述したように、
真空ポンプ3を作動させた状態で第3ソレノイドバルブ
22を開放すると、第2排気通路14を介してハウジン
グ13の内部空間の大気を排出することができるととも
に、ハウジング13の内部空間は循環通路1内よりも低
圧となる。これにより、循環通路1内のレーザガスがハ
ウジング13の内部空間と第2排気通路14を介して排
出されるようになる。そのため、モータ26の回転軸3
0が高速回転されることに伴って、転がり軸受29に充
填したグリースの蒸発物がケーシング28内に充満した
としても、そのような蒸発物が循環通路1内に侵入する
ことはない。したがって、循環通路1内のレーザガス
が、ケーシング28内に生じたグリースの蒸発物などに
よって汚染されることを防止することができる。さらに
本実施例では、循環通路1内のレーザガスをハウジング
13内と第2排気通路14とを介して排出することがで
き、しかも上記圧力調整手段としてのオリフィス24と
コントロールバルブ23とを備えているので、循環通路
1内を流通するレーザガスを所定圧力に調整することが
できる。このように本実施例では、上記第2排気通路1
4を、循環通路1内の圧力を一定に維持する圧力調整通
路として兼用できるので、第2排気通路14とは別に圧
力調整通路を設ける必要があった従来と比較すると、流
体通路の構成を簡略化することができる。しかも、第2
排気通路14の下流側端部14aは第1排気通路2に接
続されているので、真空ポンプ3は一個だけ設ければよ
い。なお、上記実施例では、ターボブロア12のハウジ
ング13内に圧力調整手段としてのオリフィス24を設
けるとともに第2排気通路14にも圧力調整手段として
のコントロールバルブ23を設けているが、いずれか1
つは省略しても良い。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して流体通路の構成を簡略化することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す全体の回路図
【図2】図1に記載した構成部材の断面図
【符号の説明】
1 循環通路 2 第1排気通路 3 真
空ポンプ 5 ガス供給通路 6 ガスボンベ 12
ターボブロア 13 ハウジング 14 第2排気通路 14a
下流側端部 23 コントロールバルブ 24 オリフ
ィス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にレーザガスを介在させる循環通路
    と、上記循環通路に一端を接続するとともに他端を真空
    ポンプに接続して上記循環通路内の大気を排出する第1
    排気通路と、上記循環通路に一端を接続するとともに他
    端をレーザガス供給源に接続して上記循環通路内にレー
    ザガスを供給するガス供給通路と、上記循環通路の所要
    位置に設けられて該循環通路内に介在するレーザガスを
    循環させるブロアと、上記循環通路と連通するブロアの
    ハウジングに接続されて、該ハウジング内の大気を排出
    して循環通路内よりもハウジング内を低圧にする第2排
    気通路とを備えたレーザ発振器において、 上記ブロアのハウジング内あるいは第2排気通路に、上
    記循環通路内のレーザガスの圧力を調整する圧力調整手
    段を設けたことを特徴とするレーザ発振器。
JP5708392A 1992-02-07 1992-02-07 レーザ発振器 Pending JPH05226731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5708392A JPH05226731A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 レーザ発振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5708392A JPH05226731A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 レーザ発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226731A true JPH05226731A (ja) 1993-09-03

Family

ID=13045595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5708392A Pending JPH05226731A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 レーザ発振器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05226731A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011222545A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Fanuc Ltd ガスレーザ発振器
JP2012017712A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Ihi Corp ターボ機械
JP2015213150A (ja) * 2014-04-14 2015-11-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガスレーザ発振装置
DE102015008739A1 (de) 2014-07-14 2016-01-14 Fanuc Corporation Gaslaseroszillator zum Steuern eines Gasdrucks und einer Gasverbrauchsmenge

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159795A (ja) * 1986-01-04 1987-07-15 フオルツナ−ベルケ・マシ−ネン フアブリ−ク・ゲ−エムベ−ハ− 送風機
JPH021193A (ja) * 1988-03-03 1990-01-05 Fanuc Ltd レーザ発振装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159795A (ja) * 1986-01-04 1987-07-15 フオルツナ−ベルケ・マシ−ネン フアブリ−ク・ゲ−エムベ−ハ− 送風機
JPH021193A (ja) * 1988-03-03 1990-01-05 Fanuc Ltd レーザ発振装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011222545A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Fanuc Ltd ガスレーザ発振器
JP2012017712A (ja) * 2010-07-09 2012-01-26 Ihi Corp ターボ機械
JP2015213150A (ja) * 2014-04-14 2015-11-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガスレーザ発振装置
DE102015008739A1 (de) 2014-07-14 2016-01-14 Fanuc Corporation Gaslaseroszillator zum Steuern eines Gasdrucks und einer Gasverbrauchsmenge
US9331449B2 (en) 2014-07-14 2016-05-03 Fanuc Corporation Gas laser oscillator capable of controlling gas pressure and gas consumption amount

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6200107B1 (en) Vacuum pumping systems
JP2003046286A (ja) 電子機器装置
EP0006120A1 (fr) Cabine de peinture
JPH05226731A (ja) レーザ発振器
JPS5879465A (ja) 超電導回転子の冷媒給排装置
JP2001115961A (ja) 真空発生装置の防音機構
US4718071A (en) Gas laser equipped with triple function valves
JPH10309069A (ja) 送風装置
JPH05215087A (ja) ロータリーコンプレッサー
US20020154990A1 (en) Cooling system and method for cooling a turbo-machine housing
JPH11166477A (ja) クライオポンプ
JP2000223757A (ja) ガスレーザ
JPH05187386A (ja) 電動ポンプ
CN111326941B (zh) 气密装置
JP2943207B2 (ja) 質量分析装置
JP4634295B2 (ja) 電子顕微鏡の真空排気装置
JPH0635483Y2 (ja) レーザ発振器用ファン
JPH01189974A (ja) レーザ発振装置
JPH1019138A (ja) 排気室を備えた磁気シール装置
JPH07324693A (ja) 油回転真空ポンプの冷却装置
JPH01189975A (ja) レーザ発振装置
JPH1182375A (ja) 圧縮機回転軸の軸封装置
JPH05133372A (ja) スクロール形真空ポンプ
JP2024024904A (ja) 炭酸ガスレーザ装置
JPH04369500A (ja) 放射線装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407