JPH0522613U - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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Publication number
JPH0522613U
JPH0522613U JP079529U JP7952991U JPH0522613U JP H0522613 U JPH0522613 U JP H0522613U JP 079529 U JP079529 U JP 079529U JP 7952991 U JP7952991 U JP 7952991U JP H0522613 U JPH0522613 U JP H0522613U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
attached
reflection sheet
peripheral surface
guardrail
Prior art date
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Pending
Application number
JP079529U
Other languages
English (en)
Inventor
剛弘 田畑
▲隆▼ 渡▲邊▼
Original Assignee
小坂建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小坂建設株式会社 filed Critical 小坂建設株式会社
Priority to JP079529U priority Critical patent/JPH0522613U/ja
Publication of JPH0522613U publication Critical patent/JPH0522613U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガードレールの支柱への装着をワンタッチと
成して作業性を向上させると共に、バネ作用によって確
実に固定し、又反射シートの周辺縁の剥離を無くすと共
に、外的要因による位置ズレを防止する。 【構成】 弾性を具有する材質から成る筒状の本体2の
長手方向にわたって開口部3を形成すると共に、本体2
の内径を自由状態にてガードレールの主柱の外径より小
径と成し、又本体2の外周面5に反射シート4を貼着す
るか、或いは深さを反射シートの厚み以上と成す貼着部
に反射シートを貼着し、又本体2の内周面に滑止部材を
貼着している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は運転者に道路の線形認識情報を与えるための誘導標であって、ガード レールの支柱への着脱を簡易にする視線誘導標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高速道路および一般道路での夜間の事故は速度の出しすぎによってカーブ等を 曲り切れずに、フェンス、ガードレール等に衝突して起きる事故が非常に多く、 この事故の要因としてはカーブ等の道路線形の認識の遅れによってハンドル操作 も遅れるためである。
【0003】 このため、カーブ等の道路の線形を運転者にいち早く与えるために、ガードレ ールの支柱の外周面に反射シートを貼付けている。
【0004】 ところが、この反射シートは裏面側に付いている接着剤によって貼らなければ 成らず、このためガードレールの支柱接着面の洗浄作業を必要とすると共に、か かるガードレールの支柱は低い部位であることにより、作業姿勢が非常に悪く貼 着作業が甚だ面倒であるために長時間に及び、且つ高速道路等においては作業の 安全性を確保するため道路規制を必要とする欠点を有している。
【0005】 又、すでに貼付された反射シートが埃、泥、雨水等で、その効力を失った時の 清浄並びに交換時にも同様以上の手段をとらなければならない欠点を有していた 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はガードレールの支柱への装着をワンタッチと成して作業性を向上させ ると共に、バネ作用によって確実に固定し、又反射シートの周辺縁の剥離を無く すと共に、外的要因による位置ズレを防止する視線誘導標を提供せんとするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来技術に基づくガードレールの支柱への貼着及び交換時の作業 性等の課題に鑑み、筒状の本体の側面に開口部を設け、該開口部よりガードレー ルの支柱を嵌合させて被包装着することを要旨とする視線誘導標を提供して上記 欠点を解消せんとしたものである。
【0008】 以下本考案の視線誘導標は、筒状の本体の側面の長手方向に所定幅の開口部を 形成すると共に、本体表面に反射シートを貼着している。
【0009】 又、本体は弾性を具有する材質からなり、本体の内径をガードレールの支柱の 外径より自由状態にて小径と成している。
【0010】 又、本体の表面に反射シートの厚み以上の貼着部を陥没形成し、該貼着部に反 射シートが貼着される。
【0011】 又、本体の裏面に滑止部材が貼着され、かかる滑止部材を軟質ゴム、スポンジ 等の材質と成している。
【0012】
【作用】
本考案にあっては、本体の開口部をガードレールの支柱に当てた状態にて本体 を支柱側へ押し込むことによって、開口部が拡径し、本体によって支柱を被包す ると共にバネ作用により装着固定する。
【0013】 又、貼着部に反射シートを貼着することにより、反射シート周辺縁の剥離を防 止出来、又本体内周面に滑止部材を貼着することにより、位置ズレ等を規制する のである。
【0014】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は本考案に係る視線誘導標であり、弾性を具有する材質により筒状に形成す る本体2の側面を、長手方向(軸方向)にわたって所定幅の開口部3を切欠形成 している。
【0015】 尚、本体2の材質としては、曲げ強さを500Kg/cm2 以上、曲げ弾性率 を15000Kg/cm2 以上であって、温度80℃乃至ー30℃の範囲にて良 好なる耐候性を有する合成樹脂を使用しているも、かかる材質には何ら限定され ず、例えばバネ材などの適宜金属であっても良い。
【0016】 又、本体2の内径φ1は道路の路肩等に沿って設けるガードレールGの主柱P の外径φ2より、その自由状態にて小径と成し、かかる自由状態以外における拡 径時にて縮径方向にバネ作用を具有させている。
【0017】 又、本体2の開口部3の幅寸法としてはガードレールGの主柱Pに装着した際 に、支柱Pの外周面P1の半円以上を本体2によって被包すべき寸法とし、本実 施例においては開口部3における円弧の中心角θを70乃至110度と成してい る。
【0018】 尚、図3に示す様に本体2の長手方向の長さは作業者が片手で持てる寸法(1 60mm程度)と成し、反射シート4を1枚貼着するものとしても良く、又図4 に示す様にガードレールGの主柱Pの長さより多少短い寸法(350mm程度) とし、反射シート4を2枚貼着するものとしても良い。
【0019】 4は反射シートであり、該反射シート4は面積を規格値である80cm2 以上 とし、裏面には接着剤が塗着されており、かかる反射シート4を本体2の外周面 5に貼着している。
【0020】 又、反射シート4の貼着状態の他の実施例としては、該反射シート4の外形寸 法より若干大形と成すと共に、反射シート4の厚み以上の深さにて本体2の外周 面5に貼着部6を陥没形成し、該貼着部6に反射シート4を貼着している。
【0021】 尚、本実施例の反射シート4としては、住友スリーエム株式会社製、スコッチ ライト(商標)を使用している。
【0022】 7は滑止部材であり、該滑止部材7は軟質ゴム、スポンジ等の材質によりシー ト状に形成し、本体2の内周面8若しくは該内周面8に形成した凹部9に貼着し ている。
【0023】 次に本考案に係る視線誘導標の作用について説明すると、 本体2の開口部3をガードレールGの支柱に当てた状態にて本体2を支柱側へ 押し込むことによって、開口部3が拡径し、本体2によって支柱を被包すると共 にバネ作用により装着固定する。
【0024】 又、貼着部6に反射シート4を貼着することにより、反射シート4周辺縁の剥 離を防止出来、又本体内周面8に滑止部材7を貼着することにより、位置ズレ等 を規制するのである。
【0025】
【考案の効果】
要するに本考案は、弾性を具有する材質から成る筒状の本体2の側面における 長手方向にわたって所定幅の開口部3を形成すると共に、本体2の内径内径φ1 を自由状態にてガードレールGの主柱Pの外径外径φ2より小径と成したので 、ガードレールGの主柱Pに本体2の開口部3を当てがって押し込む様に力を加 えると、開口部3が本体2の材質のもつ弾性変形内にて拡径することにより、本 体2が主柱Pにワンタッチで装着することが出来ると共に、ワンタッチにて取り 外すことが出来、又本体2の内径φ1を主柱Pの外径φ2より小径と成している ことにより、バネ作用によって本体2を主柱Pに確実に固定することが出来る。
【0026】 又、本体2の外周面5に反射シート4を貼着したので、運転者の視線が道路上 にあるため、いち早く反射シート4の反射光にて道路の線形を認識出来ることに より、安全運転対策には有効的となる。
【0027】 又、本体2の外周面5に、深さを反射シート4の厚み以上と成す貼着部6を陥 没形成し、該貼着部6に反射シート4を貼着したので、反射シート4の周辺縁が 他の物と接触しないため、周辺縁より剥離したりすることがなく、良好な貼着状 態が維持出来る。
【0028】 又、本体2の内周面8に軟質ゴム、スポンジ等の材質からなる滑止部材7を貼 着したので、主柱Pに本体2を装着した後における強風や振動等の外的要因によ っても、回転したり、ズリ落ちることがなく、初期の装着位置を維持出来る等そ の実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る視線誘導標の平面図である。
【図2】同上視線誘導標の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図3】視線誘導標の正面図である。
【図4】視線誘導標の側面図である。
【図5】図3のAーA断面図である。
【図6】反射シートの貼着の部分拡大図である。
【図7】ガードレールの主柱に視線誘導標を装着する前
の実施例を示す斜視図である。
【図8】ガードレールの主柱に視線誘導標を装着した実
施例の断面図である。
【図9】ガードレールの主柱に視線誘導標を装着した状
態の斜視図である。
【符号の説明】
2 本体 4 反射シート 5 外周面 6 貼着部 7 滑止部材 8 内周面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を具有する材質から成る筒状の本体
    の側面における長手方向にわたって所定幅の開口部を形
    成すると共に、本体の内径を自由状態にてガードレール
    の主柱の外径より小径と成し、又本体の外周面に反射シ
    ートを貼着したことを特徴とする視線誘導標。
  2. 【請求項2】 請求項1の本体の外周面に、深さを反射
    シートの厚み以上と成す貼着部を陥没形成し、該貼着部
    に反射シートを貼着したことを特徴とする視線誘導標。
  3. 【請求項3】 本体の内周面に軟質ゴム、スポンジ等の
    材質からなる滑止部材を貼着したことを特徴とする請求
    項1又は2記載の視線誘導標。
JP079529U 1991-09-03 1991-09-03 視線誘導標 Pending JPH0522613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP079529U JPH0522613U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 視線誘導標

Applications Claiming Priority (1)

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JP079529U JPH0522613U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 視線誘導標

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522613U true JPH0522613U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13692518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP079529U Pending JPH0522613U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 視線誘導標

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JP (1) JPH0522613U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7168924B1 (ja) * 2021-09-11 2022-11-10 株式会社エー・ピー・エス 注意喚起用安全点灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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