JPH0522594A - シエーデイング補正装置 - Google Patents

シエーデイング補正装置

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JPH0522594A
JPH0522594A JP3049368A JP4936891A JPH0522594A JP H0522594 A JPH0522594 A JP H0522594A JP 3049368 A JP3049368 A JP 3049368A JP 4936891 A JP4936891 A JP 4936891A JP H0522594 A JPH0522594 A JP H0522594A
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JP
Japan
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value
correction
shading
correction value
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP3049368A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hatashita
下 真 広 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3049368A priority Critical patent/JPH0522594A/ja
Publication of JPH0522594A publication Critical patent/JPH0522594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の先端部の白地部分、或いは原稿ガイド
の白地部分に、黒く汚れた部分が在ることに起因して生
じる不具合、即ち、画像部分の読み取りにおいて、黒い
部分を白と判断してしまう不具合を解消する。 【構成】 シェーディングRAM7とファクシミリのC
PU9とをインターフェイス8を介して接続し、上記の
CPU9によってシェーディングRAM7に格納されて
いる各素子についての補正値が異常な値か否かを判断
し、異常値と判断したときには、その素子についての補
正値を0に書き換えて補正を行わないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シェーディング補正装
置に関し、例えば、ファクシミリ装置などの画像読み取
り装置に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置などの画像
読取部を備える機器には、光源の両端部と中央部との間
での光量のばらつきや、CCDの各素子間でのばらつき
を補正して良好な画像を得るためのシェーディング補正
装置が備えられている。シェーディング補正装置は、C
CDにて原稿を読み取るときに、この原稿の先端部(先
端から数ミリの部分)の白地部分、或いは、原稿を読み
取る前に原稿ガイドの白地部分を読み取り、各素子でチ
ャージされた電圧のレベルを検出し、白レベル(例え
ば、0.3V)に満たない電圧レベルの素子については、
その出力を白レベルまで引き上げるべく補正値を算出す
る。各素子に対して必要な補正値は、シェーディング補
正RAMに記憶され、画像部分(前記先端から数ミリの
部分を越えた部分)の読み取りにおいて、各素子の電圧
レベルに前記補正値が加算されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
シェーディング補正装置では、原稿の先端部の白地部
分、或いは、原稿ガイドの白地部分に、黒く汚れた部分
が在るときにおいて、当該黒く汚れた部分を読み取ると
きには、その部分に対応した位置の素子の出力は、白レ
ベルである0.3Vよりずっと低いレベルである例えば
0.05 Vとなり、補正値は0.25 Vとなる。従って、画
像部分の読み取りにおいて、本来黒い部分を読み取った
ときの素子の出力に前記の補正値0.25 Vが加味される
結果、この補正値が加味された値は白黒判定のしきい値
を上回り、黒い部分を白と判定する不具合を生じること
になる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、原稿の先端
部の白地部分、或いは、原稿ガイドの白地部分に、黒く
汚れた部分が在ることに起因して生ずる不具合を解消で
きるシェーディング補正装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシェーディ
ング補正装置は、白地部分を読み取ったときのイメージ
センサの各素子の出力レベルを検出し、各素子について
レベルの補正値を算出して補正を行うシェーディング補
正装置において、各素子の出力レベル或いはこれに対す
る補正値が異常な値か否かを判断する手段と、異常値と
判断したときには、その素子についてのレベルの補正を
行わないか或いは適当な補正値に置き換える手段とが備
えられていることを特徴としている。
【0006】なお、レベルの補正を行わないとは、その
素子について補正処理を実行しないことの他、補正値と
して0を設定する場合などが含まれる。また、適当な補
正値に置き換えるとは、例えば、その素子の横に隣接す
る素子についての補正値をそのまま用いること等が挙げ
られる。
【0007】
【作用】上記の構成において、原稿の先端部の白地部
分、或いは、原稿ガイドの白地部分に、黒く汚れた部分
が在る場合には、その部分に対応した位置の素子の出力
レベル或いはこれに対する補正値は、白地部分について
素子の出力レベルと比べて極端に低い或いは高い値を示
す。この値は、適当なしきい値と比較されることにより
異常な値と判断され、異常値と判断されたときには、そ
の素子についてのレベルの補正を行わないか或いは適当
な補正値に置き換えられる。即ち、異常な値をそのまま
用いることはしないので、画像部分の読み取りにおい
て、黒い部分を白と判定するのが防止される。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図3に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。図1は、ファクシ
ミリ装置における画像読み取り部分の概略構成を示すブ
ロック図である。図において、1はCCD(Charg
e Coupled Device)、2はシャドー/
ハイライト調整部、3は量子化回路、4はシェーディン
グ補正部、5は二値化回路、6は符号化部、7はシェー
ディングRAM、8はインターフェイス、9はファクシ
ミリ装置のCPUである。そして、前記のシェーディン
グ補正部4とシェーディングRAM7とインターフェイ
ス8とCPU9とによって本発明に係るシェーディング
補正装置10が構成される。
【0009】CCD1は、画素分のホトダイオード(素
子)群と、シフトレジスタとを備えて成る。CCD1
は、図示しない原稿にて反射された反射光(情報光)を
前記のホトダイオード群にて受光し、ホトダイオード群
は反射光に応じた光信号電荷を蓄積し、この光信号電荷
(電圧レベル)は所定のタイミングで前記のシフトレジ
スタに転送される。そして、このシフトレジスタは、前
記の電圧レベルを画データとして所定のクロックに基づ
いて順に出力していく。
【0010】量子化回路3は、シャドー/ハイライト調
整部2を経た画データを量子化するものである。シェー
ディングRAM7には、白地部分を読み取ったときのイ
メージセンサの各素子の出力レベルが一旦格納される。
シェーディング補正部4は、シェーディングRAM7に
格納されている各素子の出力レベルを読み出してその補
正値を算出し、これを再びシェーディングRAM7に格
納すると共に、このシェーディングRAM7に格納され
ている補正値に基づき、画像部分の画像読み取りにおい
てシェーディング補正を行うようになっている。
【0011】CPU9は、インターフェイス8を介して
シェーディングRAM7に接続されており、このシェー
ディングRAM7に格納されている各素子についての補
正値を読み出して、各補正値が異常な値になっていない
かを判断するようになっている。シェーディングRAM
7に格納されている各素子の補正値が、図2に示すよう
に、例えば、第1素子aについて0.15 V、第2素子b
について0.12 V、第3素子cについて0.05 V、第4
素子dについて0.30 V、第5素子eについて0.03 V
であったとし、異常値か否かを判定するための基準電圧
が0.25 Vであったとすると、前記の第4素子dについ
ての補正値が異常であると判断することになる。
【0012】CPU9は、補正値が異常であると判断し
たときには、第4素子dについての補正値を0Vとし、
シェーディングRAM7に格納されている補正値0.30
Vを前記の0Vに書き換える処理を行う。図3は、シェ
ーディング補正装置10において行われる処理を示すフ
ローチャートである。まず、白地部分を読み込んだとき
の各素子の出力レベルをシェーディングRAM7に一旦
格納し(S1)、次に、このシェーディングRAM7に
格納されている出力レベルを読み出して補正値を算出し
た後にこの補正値をシェーディングRAM7に再び書き
込む(S2)。次に、CPU9はシェーディングRAM
7に格納されている各素子についての補正値を順に読み
出して異常な値か否かの判断を行う(S3)。異常値と
判断したときには、その補正値を0Vに書き換える処理
を行い(S4)、次に、全素子についての判定を終了し
たか否かを判断し(S5)、終了していなければステッ
プ3に進む一方、終了したならシェーディング補正処理
(S6)に移行する。一方、前記のステップ3で異常値
でないと判断されたなら、そのままステップ5に移行す
る。
【0013】上記の構成において、原稿の先端部の白地
部分、或いは、原稿ガイドの白地部分に、黒く汚れた部
分が在る場合には、その部分に対応した位置の素子の出
力レベル或いはこれに対する補正値は、白地部分につい
て素子の出力レベルと比べて極端に低い或いは高い値を
示す。この値は、適当なしきい値と比較されることによ
り異常な値と判断され、異常値と判断されたときには、
その素子についてのレベルの補正は行わない。即ち、異
常な値をそのまま用いることはしないので、画像部分の
読み取りにおいて、黒い部分を白と判定するのが防止さ
れる。
【0014】なお、本実施例では、補正値が異常な値で
あると判断したときには、その補正値を0Vに書き換え
る処理を行うことでその素子についてのレベルの補正を
行わないこととしたが、その素子について補正処理その
ものを実行しないことでその素子についてレベルの補正
を行わないこととしてもよい。また、その補正値を0V
に書き換えるのではなく、適当な補正値に置き換えるよ
うにしてもよい。即ち、その素子の両隣の素子の補正値
の平均値を算出してこれを当該素子の補正値として書き
換えてもよいし、或いは、当該素子の前の素子の補正値
を当該素子の補正値として書き換えてもよいものであ
る。
【0015】また、本実施例では、ファクシミリのCP
U9とシェーディングRAM7とをインターフェイス8
を介して接続することで上記CPU9に異常値判断を行
わせることとして、独自に異常判断用のCPUを設けな
い構成としたが、独自に異常判断用のCPUを設けるこ
ととしてもよいことは勿論である。なお、ファクシミリ
のCPU9による異常値判断は、原稿読み取りの始めの
段階で一回行えばよいので、CPU9に対する過負荷の
問題は生じない。
【0016】さらに、本実施例では、各素子についての
補正値が異常な値であるか否かを判断するようにした
が、シェーディングRAM7に一旦格納される各素子の
出力レベルが異常な値であるか否かを判断するようにし
てもよいものである。また、本実施例では、白レベルの
代表的値を0.3Vとし、これと実際の出力レベルとの差
を補正値としたが、実際の出力レベルの逆数を補正値と
する場合においても、同様に異常値判断を行って必要な
処理を実行すればよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、原稿の
先端部の白地部分、或いは、原稿ガイドの白地部分に、
黒く汚れた部分が在ることに起因して生ずる不具合、即
ち、画像部分の読み取りにおいて、黒い部分を白と判定
する不具合を防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてシェーディング補正装
置を示す構成図である。
【図2】各素子とRAMの内容との関係を示す説明図で
ある。
【図3】シェーディング補正装置で行われる処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
4 シェーディング補正部 7 シェーディングRAM 8 インターフェイス部 9 CPU 10 シェーディング補正装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 白地部分を読み取ったときのイメージセ
    ンサの各素子の出力レベルを検出し、各素子についてレ
    ベルの補正値を算出して補正を行うシェーディング補正
    装置において、各素子の出力レベル或いはこれに対する
    補正値が異常な値か否かを判断する手段と、異常値と判
    断したときには、その素子についてのレベルの補正を行
    わないか或いは適当な補正値に置き換える手段とが備え
    られていることを特徴とするシェーディング補正装置。
JP3049368A 1991-03-14 1991-03-14 シエーデイング補正装置 Pending JPH0522594A (ja)

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JP3049368A JPH0522594A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 シエーデイング補正装置

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JP3049368A JPH0522594A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 シエーデイング補正装置

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JPH0522594A true JPH0522594A (ja) 1993-01-29

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JP3049368A Pending JPH0522594A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 シエーデイング補正装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015091036A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 株式会社リコー 画像読取装置、画像読取方法および画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58223963A (ja) * 1982-06-22 1983-12-26 Konishiroku Photo Ind Co Ltd シエ−デイング補正装置
JPS6411472A (en) * 1987-07-03 1989-01-17 Ricoh Kk Original reader

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